JP4286233B2 - 携帯端末装置およびその情報取得方法 - Google Patents
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たとえば、車載用として広く普及しているGPS(Global Positioning System)を利用したナビゲーション機能が、携帯電話機に搭載されつつある。
携帯電話機等の携帯端末装置における基地局からの時刻情報の取得条件は、電源起動時、圏内復帰時,終話時、メール送信時、などの通信形態の切り替え時であって、基地局から随時更新されつつ常に報知されており、通信形態を切り替える際にこの時刻情報の報知される周波数を携帯端末装置の無線通信部が同期を取る様に構成されている。
携帯端末装置は、この取得した時刻情報に基づいて内部時計を更新し、正確な時刻を把握することによりGPS衛星から放出される信号の送信時刻と受信時刻との差を求め、この処理を複数(たとえば3つ)の衛星に対して行うことで、電波伝搬速度と衛星軌道から三角測量の応用により、端末の緯度経度を求めることができる。
このように、システム時刻はGPS機能に関連付けて用いられる場合もあることから、GPS時計(時刻)と呼ばれる場合もある。
この補正機能は、ユーザにより機能のオン・オフを切り替える(変更する)ことができる。
携帯端末装置内部においては、RTCによる時計カウント機能自体は一つのみであり、システム時刻でも、ユーザ設定時刻でも、基準とする時刻が具なるに過ぎず、更新自体は同じルーチンにて行われる。ユーザによる操作で自動補正オンである場合はユーザの採用する時刻はすなわちシステム時刻でもある。しかし、例えば数分早めの時刻を表示させたいユーザなどは、システム時刻との同期を望まない場合も多く、これに対応して補正機能をオフすることができる。
一般的に、この補正機能オフ時には、システム時刻は端末装置内に残さないように制御される。
このサービスは、特定の日時になるとサーバに接続し、自動的にデータを更新して上書きし、それによりユーザは定期的に最新情報を知ることができるサービスである。
そして、このデータ更新の日時は様々であるが、トラフィック的に空いている時間帯がよく用いられる。
他に、同じようなサービスとして、携帯端末装置のプログラムバージョンアップなどのファームウエアを更新する際に、通信ネットワーク経由で書替えを行うOTA(Over The Air)と呼ばれるサービスも存在し、同様にトラフィック的に空いている時間帯が用いられることが好ましい。
つまり、これらのサービスにおいては、ダウンロードを許可したシステム時刻にアクセスしたときのみ、ダウンロードさせるようにシステム構築がなされる。
したがって、蓄積配信サービスやOTAサービスにおいては、実際にダウンロードするときには、システム時刻を確認するような仕様となっている。
図1は、一例として蓄積配信機能の概要について説明するための図である。
また、中間層1は、データベース3を監視して、次回更新時刻を参照し、更新時刻に達したかどうかを判断している。
蓄積配信機能部2は、中間層1からの起動指示を受けると、自動起動チェック、すなわち起動可否(起動できるか否か)のチェックを行い、起動可能である場合には蓄積配信の自動更新機能を起動する。圏外・電源オフなどで起動できない場合には、リトライ時刻(再度自動更新をトライする時刻)を設定し、現在の時刻に加算して、次回の更新時刻の再設定をデータベース3に対して行う。すなわち、次回自動更新時刻をデータベース3領域に記憶する。
例えば、自動更新時刻が到来したが、先に述べたような通信圏外や電源オフなどの理由によって自動更新を行うことに失敗したならば、ユーザには「失敗した」旨を通知することが必要となる。さらに、リトライ時刻を設定してリトライしたにもかかわらず再度失敗した場合には、失敗の通知はより必要である。
(1)通信圏外であった場合、
(2)電源が落ちている場合、
である。
条件(1)に関しても、条件(2)に関しても、ユーザ設定時刻の自動補正機能をオフにしていた場合は、自動更新機能の起動時に、システム時刻を確認する必要があるが、確認動作を行うことができない。これにより、以下の不利益がある。
しかし、電源オンの直後は通常最優先で携帯端末装置が待ち受け登録動作を行うため、この待ち受け登録に必要な時間(例えば20秒程度)は基地局からの時刻情報を取得してシステム時刻を算出することができない。
ユーザが設定した日時(ユーザ設定時刻)に基づき、自動更新機能の更新時刻を判別はできるが、蓄積配信やOTAサービスの場合はトラフィックの空いている時間としてサーバが指定した時間帯にのみ受付許可している場合があり、サーバも含めたシステム全体の共通のシステムタイムが、この時間帯であるか否かを確認しなければシステム全体としてのまとまりを欠いてしまうこととなるため、システム時刻の確認が必要である。
本実施形態においては、携帯端末装置として携帯電話機10を、自動更新サービスとして蓄積配信サービスを例に説明する。
図2の通信システムは、携帯電話機10、GPS衛星20、基地局30、サーバ装置40、および通信網(通信ネットワーク)50を含んで構成されている。
また、基地局30は、例えば通信圏内にある携帯電話機10に対して、基地局30と移動機である携帯電話機10との送受信フレームの同期をとらなければならないというプロトコル上の必要性から、時刻情報であるシステム時刻(システムタイム)を報知する。
また、サーバ装置40は、蓄積配信サービスに対応して、テレビジョンや雑誌の感覚で楽しむことのできる番組配信サービスとして、大容量のマルチメディアコンテンツを通信網50、基地局30を通して携帯端末装置としての携帯電話機10に配信する機能を有する。提供されるコンテンツの一例としては、毎週決まった曜日に、デジタルデータで情報誌を提供したり、毎晩更新される天気予報やニュース、など様々なものが可能である。
たとえば、制御部110から出力される送信データに所定の変調処理を施して無線信号に変換し、アンテナ1011aから送出する。また、アンテナ1011aにおいて受信された無線信号に所定の復調処理を施して受信データを再生し、制御部110に出力する。
無線通信部1011は、基地局30からの時刻情報であるシステム時刻(システムタイム)情報を受信して復調処理を施して制御部110に出力する。
無線通信部1011が使用できない状態となった場合であっても、制御部110は動作可能であり、データ更新時刻が到来したか否かを知ることができる。
なお、本発明の説明に用いられる電源オフとは、一般に言われる電源オフ状態を想定しており、つまり、電源のオフの状態とは電源供給が継続されており、表示部105や音声処理部106や通信部101などを使用不可な状態にするとともに、制御部110が消費電流の非常に低くなるスリープモ一ドに設定することを指している。制御部110は、スリープモ一ドであっても操作部103からの電源オンを意図するキー入力の割り込み監視と、時刻更新程度は制御可能な状態である。極論すれば、本発明における電源オフとは、RTCの動作とクロック回数のカウントさえ可能であれば、電源供給が完全にカットされた状態であっても実現は可能である。
ユーザは、キー操作部104の操作によりユーザ設定時刻を入力することができる。
また、表示部105は、制御部110の制御の下、更新された端末時刻を表示し、また後述する自動更新を失敗したことなどの各種メッセージを表示する。
たとえば、電話機の機能に関連する処理として、キー操作部103におけるキー入力操作に応じて無線通信1011の発呼、着信のシーケンスを制御する処理や、音声処理部106において入出力される音声データを無線通信部1011において送受信させる処理を行う。
制御部110は、撮像機能に関連する処理としては、キー操作部103におけるキー入力操作に応じて撮像部107に静止画や動画の撮像処理を実行させる処理や、この撮像処理によって生成される画像データに圧縮符号化等の画像処理を施して記憶部102に格納する処理を行う
また、制御部110は、ナビゲーション機能に関連する処理として、地理的位置と地図の情報を位置情報計算サーバから取得する処理等も行う。
端末時刻は常に更新されているが、自動補正機能がオフの場合、システム時刻は把握できない。そこで、少なくとも自動補正機能がオフに設定される場合には、ユーザ設定時刻の更新を行わずとも、システム時刻の時刻情報を最新の取得した時刻については残しておく。すなわち、当該最新の時刻情報に、移行圏外や電源オフになるときまでのクロック数を加算してシステム時刻を暫定的に求め、この暫定的なシステム時刻を記憶部102に記憶する。電源オフの場合は、ユーザによる操作部103のキー操作で電源オフの指示がされると即制御部をスリープモードに移行させるのではなく、少なくとも当該暫定的なシステム時刻の計算および保存が完了してからスリープモードに移行させるようにすることで実現可能である。
(1)電源起動時、
(2)圏内への復帰時、
(3)終話時、
(4)CDMA2000 1x EVDOとCDMA2000 1xの切り替え時、
である。つまり、システムの切り替えの発生したときに、サーチャー(同期周波数を検索する通信処理部1011の一部)が同期チャネルを捕捉して取得する。
また、システム時刻は、圏内にいるときしか取得できず、電源が切れているときも取得できない。
また、電波送出をオフする電源オフモード(病院などで用いられる通信部101だけを停止させるモード)などにおいても電源オフのときと同様、当然に受信することができない。
取得する時刻の情報は「xx秒(クロック△△パルス分)」という形式で送信されてくる。これはGPS衛星も含めた無線通信システム全体の基準となる時刻からどれだけ経過しているかを示す情報として規定される。
基準となる時刻がたとえば「1970年1月1日0時0秒」であるならば、時刻情報を取得した携帯電話機10の制御部110は、「1970年1月1日0時0秒からxx秒(クロック△△パルス分)経過した」と理解でき、このxx秒を年月日時秒に変換し、基準時に加算してシステム時刻を求める。
携帯電話機10で参照される時刻には、システム時刻の他にユーザ設定時刻がある。ユーザ設定時刻はユーザの目に触れる時刻でもあり、アラームなどに用いられる。ユーザ設定時刻は端末単独で持てる時計の時刻であるが、システム時刻から補正を受ける機能を持っている。
この補正機能はユーザのキー操作部103の操作により機能のオン、オフを変更することができる。
RTC部104は、クロックを発振し続けているが、電源の精度などもあり、僅かながらもシステム時刻とズレが生じる。そこで補正が必要となる。
携帯電話機10の時刻の算出方法にもかかわるが、基本的に「基準とした時間からクロックが何パルス入力されたか」に基づき時刻を算出する。たとえば「0時0分0秒」と同期チャンネルから時刻情報を得た場合であって、以降にクロック10秒部入力された場合、そのときの時間は「0時0分10秒」である。
補正機能がオンであればこの取得した時間に基づいた時刻がそのままユーザ設定時刻として表示部105に表示され、アラーム等に用いられる。
したがって、補正機能オンであっても、圏外や電源オフの場合は、補正のための同期チャンネル取得ができないことから、システム時刻とユーザ設定時刻の正確さはRTC部104の性能に負うところが大きい。
補正機能オフの場合、システム時刻がわからなくなってしまうが、通常の通信においては、送受信のスロット幅レベルの同期が取れていれば時間までわかる必要がないことから、システム時刻とユーザ設定時刻との両方について常に算出するような処理は行わずとも良い。
基本的には、制御部110は、ユーザ設定時亥(端末時刻)を参照して、サーバ装置40から指定されている更新時刻(アクセス許可の時間帯)になったときに、無綿通信部1011を通してサーバ装置40と接続して番朝情報等のダウンロードを行う。この接続処理の直前にシステム時刻の確認処理を行う。すなわち、このとき新たに同期チャンネルを捕捉して時刻情報を取得し、現在のシステム時刻を算出する。これにより、ユーザ設定時刻の補正機能がオフになっていたとしても、サーバ装置40にアクセスしても良い時間であるかどうかがわかる。
図4は、番組情報(コンテンツ)の取得(更新)シーケンスを説明するためのフローチャートである。
制御部110は、無線通信部1011により通信網50を介してサーバ装置40に接続すると、まず、自動更新可能な番組のリストを取得し、このリストを表示部105に表示する。次に、ユーザが表示部105を見ながら自動更新すべき番組をユーザが指定してサーバ装置40に新規に自動更新の登録をしたとき、あるいは前述したような自動更新機能により、指定された時刻が到来して、以前に登録した番組を自動更新するためにサーバ装置40にアクセスしたとき、サーバ装置40から次回の更新日時(自動更新時間)を含む情報を無線通信部1011により受信信する(ST11)。このとき制御部110は、受信した情報の中から、次回の更新日時を記憶部102に記憶させる(ST12)。
ところで、ST11にて受信した情報の中に、ユーザの登録した番組に関して番組内容の更新が示されていなかった場合、すなわち、更新時刻になって情報更新のためにサーバ装置40との接続処理を行ったものの、特に情報が更新されていなかった場合は、次回のアクセス日時を指定するだけの処理であったとして終了し、記憶させた次回の更新日時(更新時刻)が到来するまで待つこととなる。
また、ステップST11にて更新番組が有る場合には、当該番組をダウンロードし、記憶部102内の古くなった(前回の)番組の領域に上書き記憶する(ST13)。
このように、蓄積配信機能の自動更新を行うための更新時刻は、番組更新(もしくは番組登録)時に、番組自体のサーバ装置40内での更新が有ったかどうかに関わらず、サーバ装置40から送信されてくる。
その他に、ステップST11にて受信する情報には、前述したように更新時刻に自動更新を行えなかったときなどに、改めてリトライを許可する時刻を指定するリトライ情報が含まれており、これを取得すると、ステップST12にて制御部110は、次回の更新時刻とともに記憶部102に記憶させる。
以上により、番組の更新時刻に関連する情報を、番組更新時に電源オフの影響を受けないように記憶処理する。
図5は、電源オン時の自動更新シーケンスを説明するためのフローチャートである。
制御部110は、−常に端末時刻を監視しており、サーバ装置40より指定された時刻(前述の更新時刻)になると、システム時刻でも同じく更新時刻に達したかどうかを確認する(ST21)。具体的には、自動補正機能がオフの場合は、一旦サーチャーを起動して基地局30との同期をとる動作を行い直し、基地局30からのシステム時刻に関する時刻情報を取得し、このときのシステム時刻がやはり更斬時刻に達しているかを判別し、達していると判断した場合だけステップS122に進む。なお、自動補正機能がオンであればそのままステップST22に進む。すなわち、ユーザが携帯電話機10内のユーザ設定時刻の設定を行っていても、最終的にはこれに従うのではなく、基地局30の時刻に従うことになる。
次にステップST22において、端末の設定が、いくつかの条件に該当するかを確認する(ST22)。確認事項としては、「インターネット閲覧制限がなされていないか?」、「圏外ではないか?」、「電波オフモードになっていないか?」、「自動更新機能自体の設定がオンされているか?」といった制限事項の確認を行い、全てがYesであれば自動更新を行い、一つでも制限があれば自動更新を行わない。なお、確認事項としては他にも「電波状況が良好か?」、「電池残量が所定量以上か?」なども確認させても良い。また、このとき合わせて更新する番組の数をチェックしておく。
これらの確認事項のYesと判定する閾値は、OTAなどのファームウェア書替えに本発明を転用する際には通常の蓄積配信よりも高い閾値を与えることが好ましい。
図6は、電源オフ時のシーケンスを説明するためのフローチャートである。
制御部110は、操作部103の操作により電源オフが指示されると、記憶部102に対し、ユーザ設定時刻の保存(ST31)を行うとともに、前述したようにシステム時刻を最新の時刻情報から算出して記億部102に保存(ST32)し、その上で電源オフを行う(ST34)。
図7は、電源オン時の自動更新シーケンスを説明するためのフローチャートである。
制御部110は、電源オフ中も端末時刻を更新し続けており、自動更新時刻を迎えたかどうか判定することも設計次第では可能であるが、いずれにせよ電源オフ状態であった場合、自動更新は失敗として扱われる。
図7に示すように、電源がオンされるとユーザ設定時刻を取得し(ST41)、記憶部102に保存した電源オフ時のシステム時刻およびユーザ設定時刻を取得する(ST42)。電源オフ、オン時のユーザ設定時刻より両者の差分をとり、電源がオンとなっていない時間を算出し、記憶部102から取得した電源オフ時のシステム時刻に電源オフとなっていた時間を加算することにより、暫定システム時刻を生成する(ST43)。
そして、更新時刻と生成した暫定システム時刻を比較し(ST44)、生成した暫定システム時刻が更新時刻を超過している場合には更新チェック失敗のメッセージを表示(ST45)して待ち受け画面に戻る(ST46)。なお、超過していない場合には、更新チェック失敗の設定を行うことなく待ち受け画面の表示を行う(ST46)。これにより、電源オンすると20秒もの時間をかけてシステム時刻を取得することなくとも、すぐに更新が朱敗した旨の表示を行うことが可能となる。もしもシステム時刻を取得するならば、取得待ち時間の間に他の着信処理などの割り込み事象が生じるなどした場合、更新失敗の通知を行う機会をさらに逸してしまうこととなる。
また、電源がオンしてから携帯電話機10が待ち受けるまでの間、蓄積配信機能以外にも正確な時刻を取得した場合、電源オンと同時に得ることが可能となる。
また、失敗の報知を表示部への表示による通知を例に説明したが、この他にもスピーカ1062によるエラー音の出力や、バイブレータによる振動等によっても行うことができてもよい。
Claims (7)
- 外部からの時刻情報を取得する通信部と、
前記時刻情報を記憶する記憶部と、
報知部と、
計時部と、
前記時刻情報と前記計時部とに基づきシステム時刻を算出するとともに、前記計時部によりあらかじめ設定した時刻を計時すると、前記通信部により更新時刻が含まれる所定情報を取得して前記記憶部に記憶する情報取得処理を行うよう制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記通信部が使用できない状態になると、前記システム時刻を前記記憶部に記憶し、
前記通信部が使用できる状態になり、使用できる状態になったときの前記計時部における時刻が前記更新時刻を超えていた場合に、前記通信部が使用できなくなったときから使用できる状態になったときまでの経過時間に前記記憶部に記憶したシステム時刻を加算して暫定システム時刻を算出し、更に当該暫定システム時刻が前記更新時刻を超えている場合には、前記情報取得処理の失敗を前記報知部により通知する
ことを特徴とする携帯端末装置。 - リアルタイムクロックと、端末時刻を入力する入力部と、を更に備え、
前記報知部は、表示部を含み、
前記端末時刻は、前記表示部に表示される時刻である
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記所定情報は、リトライ時刻を含み、
前記制御部は、前記情報取得処理の失敗を通知した後に、前記計時部が前記リトライ時刻を計時すると、前記通信部に再度情報取得処理を行うよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記通信部が使用できる状態は圏内、
前記通信部が使用できない状態は圏外または電源オフ状態である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の携帯端末装置。 - 前記通信部は、通信ネットワークに接続される基地局と通信を行う無線通信部と、GPS衛星からの衛星時刻を受信するGPS受信部と、を含み、
前記時刻情報は、当該時刻情報と前記衛星時刻との差分に基づき現在位置を前記制御部が算出する際に用いられる情報である
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記載の携帯端末装置。 - 前記制御部は、
前記通信部が使用できない状態になると、当該通信部が使用できなくなったときの端末時刻を前記記憶部に記憶し、
前記通信部が使用できる状態になると、当該通信部が使用できる状態での端末時刻と、前記記憶部に記憶した前記使用できなくなったときの端末時刻との時刻の差に基づき、前記経過時間を算出する
ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。 - 外部からの時刻情報を取得する通信部と、
前記時刻情報を記億する記憶部と、
計時部と、
報知部と、
制御部と、を備える携帯端末装置における情報取得方法であって、
前記制御部は、
前記時刻情報と前記計時部とに基づきシステム時刻を算出するステップと、
前記計時部によりあらかじめ設定した時刻を計時すると、前記通信部により更新時刻が含まれる所定情報を取得して前記記憶部に記憶する情報取得処理ステップと、
前記通信部が使用できない状態になると、前記システム時刻を前記記憶部に記憶するステップと、
前記通信部が使用できる状態になり、使用できる状態になったときの前記計時部により計時される時刻が前記更新時刻を超えているか判断するステップと、
前記通信部が使用できなくなったときから使用できる状態になったときまでの経過時間を算出するステップと、
前記経過時間に、前記記億部に記憶したシステム時刻を加算して暫定システム時刻を算出するステップと、
前記暫定システム時刻が前記更新時刻を超えている場合には、前記情報取得処理の失敗を前記報知部により通知するステップと、
を有することを特徴とする携帯端末装置における情報取得方法。
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