JP2008147787A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末装置内のHDDに保存されたデータを携帯端末装置外部のサーバに送信してデータをバックアップする際に、バックアップ時間を短縮し、かつ、消費電力と通信コストとを低減することができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】データを保存するHDD5と、HDD5に保存されたデータを無線により定期的に送信することが可能な無線LAN通信制御部4b及びアンテナ3bとを備え、無線LAN通信制御部4b、アンテナ3bを介して最後に送信された送信済みデータから更新されており、かつ、バックアップ対象として指定された、HDD5に保存されている保存データのみを送信することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】データを保存するHDD5と、HDD5に保存されたデータを無線により定期的に送信することが可能な無線LAN通信制御部4b及びアンテナ3bとを備え、無線LAN通信制御部4b、アンテナ3bを介して最後に送信された送信済みデータから更新されており、かつ、バックアップ対象として指定された、HDD5に保存されている保存データのみを送信することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯端末装置に関し、特に、内蔵するハードディスクに登録したデータを定期的かつ選択的にサーバに送信して蓄積する携帯端末装置に関する。
従来、無線電波の送受信を行う携帯端末装置は、電話網、インターネット網、またはローカルエリアネットワーク網などを使用して様々なデータ(テキストデータ、画像データ、音声データなど)のダウンロードを行うことが可能である。同時に、それらダウンロードしたデータを携帯端末装置内のメモリやハードディスク(以下、HDDと示す)に保存することが可能である。
一方、携帯端末装置の可搬性の高さから、携帯端末装置を誤って落下させたり、水没させたりする事故が多数生じるようになっている。このような状況になると、携帯端末装置内のHDDが破損してしまう場合が多いため、HDDに保存されているデータが壊れてしまい、データを復旧することが困難になってしまうという問題があった。
このような問題を回避するために、インターネットを介して接続されたデータベースが構築されたサーバに、携帯端末装置に保存された情報を定期的に送信して保存し、自動的にデータのバックアップを行う携帯端末装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された提案によれば、携帯端末装置に保存された全てのデータを自動的かつ定期的にサーバにバックアップするように構成されている。しかしながら、携帯端末装置内のHDDの容量の増大に伴い、HDDに保存されるデータ量も増加の一途を辿っており、全てのデータをバックアップしていると、データのバックアップに要する時間が増大してしまい、消費電力の増大を招くという問題があった。また、HDDの全てのデータを携帯電話経由でサーバに送信すると、通信時間が長くなるために通信料金が高くなってしまい、通信コストの増大を招くという問題もあった。
特開2003−78636号公報(図1)
本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、携帯端末装置内のHDDに保存されたデータを携帯端末装置外部のサーバに送信してデータをバックアップする際に、バックアップ時間を短縮し、かつ、消費電力と通信コストとを低減することができる、携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る携帯端末装置は、データを保存するハードディスクと、前記ハードディスクに保存された前記データを無線により定期的に送信することが可能な無線LAN通信部とを備え、前記無線LAN通信部から最後に送信された送信済みデータから更新されており、かつ、バックアップ対象として指定された前記ハードディスクに保存されている保存データのみを前記無線LAN通信部から送信することを特徴とする。
携帯端末装置内のHDDに保存されたデータを携帯端末装置外部のサーバに送信してデータをバックアップする際に、バックアップ時間を短縮し、かつ、消費電力と通信コストとを低減することができる携帯端末装置を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
始めに、本発明の第1の実施の形態に係わる携帯端末装置1の構造について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる携帯端末装置1の構造を説明する概略ブロック図である。
始めに、本発明の第1の実施の形態に係わる携帯端末装置1の構造について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる携帯端末装置1の構造を説明する概略ブロック図である。
本実施の形態における携帯端末装置1は、携帯端末装置1全体の制御を行う携帯端末制御部2と、アンテナ3a〜3fを介して外部機器とのデータ通信を行う送受信部4と、送受信部4で受信したデータなどを保存するHDD5とを有している。また、携帯端末装置1は、入力装置としてのキーボード6と、表示装置としてのディスプレイ7と、計時装置としてのリアルタイムクロック(以下、RTCと示す)8と、スピーカ9と、マイク10と、カメラ11と、メモリ部12とも有しており、これらは携帯端末制御部2と電気的に接続されている。
送受信部4は、通常の通話などセルラ方式で音声データの送受信を行うセルラ通信制御部4aと、無線LAN基地局21内に設けられたサーバ22との間で画像データなど種々のデータの送受信を行う無線LAN通信制御部4bと、Bluetooth(登録商標)通信機能を用いて相手の端末との間で電子決済などを行うBT制御部4cとを有する。また、送受信部4は、デジタルTVの画像データを受信するデジタルTV受信制御部4dと、自身の位置情報を取得するためにGPS(Global Positioning System)信号を受信するGPS制御部4eと、ラジオの音声データを受信するラジオ受信制御部4fとも有する。
送受信部4を構成する各制御部4a〜4fは、携帯端末制御部2と電気的に接続されており、HDD制御部13を介して携帯端末制御部2と電気的に接続されたHDD5に対し、アンテナ3a〜3fを介して外部から受信したデータを送信して蓄積できるように構成されている。なお、携帯端末制御部2にはメモリ部12も電気的に接続されているので、アンテナ3a〜3fを介して外部から受信したデータは、各制御部4a〜4f、携帯端末制御部2を介してメモリ部12に蓄積することもできる。
ただし、メモリ部12は、SDRAMやFlashメモリなど記憶容量の小さい半導体メモリで構成されているため、音声データなど容量の小さいデータしか蓄積することができない。一方、HDD5は記憶容量が大きいため、アンテナ3f、デジタルTV受信制御部4d、携帯端末制御部2を介して外部から受信したデジタルTV画像データや、アンテナ3b、無線LAN通信制御部4b、携帯端末制御部2を介して無線LAN基地局21内に設けられたサーバ22から受信した各種画像データ、カメラ11で撮影され、カメラ制御部14、携帯端末制御部2を介して受信したカメラ画像データなど、容量の大きなデータを蓄積することができる。
HDD5に蓄積したデータは、定期的に、HDD制御部13、携帯端末制御部2を介して無線LAN通信制御部4bへ送信される。無線LAN通信制御部4bで受信したデータは、定期的にアンテナ3bを介して無線LAN基地局21に送信され、アンテナ25を介して無線LAN基地局21内に設けられたサーバ22に保存される。なお、無線LAN通信制御部4bとアンテナ3bとは、無線LAN通信部に相当する。サーバ22に保存されたデータは、無線LAN基地局21と電気的に接続されたインターネット網23を介してパソコン24から取り出すことができる。
すなわち、本実施の携帯の携帯端末装置1は、HDD5に蓄積されたデータを外部の無線LAN基地局21内に設けられたサーバ22に保存・バックアップすることができ、携帯端末装置1を落下させるなどしてHDD5を破損してしまった場合にも、サーバ22からデータを取得することができるため、データの復旧を容易に行うことができる。
キーボード6は、携帯端末制御部2と電気的に接続されており、数字キーや文字キー、各種機能キーなどを有して構成され、電話番号や文字などの入力など、使用者が携帯端末装置1に対して各種の操作指示を行うために主に使用される。ディスプレイ7は、キーボード6から入力されたデータや、動作中の機能の状態、HDD5やメモリ部12に蓄積された各種データなどを表示するものであり、携帯端末制御部2と電気的に接続されている。
スピーカ9は、スピーカ制御部15を介して携帯端末制御部2と電気的に接続されており、携帯端末制御部2を介して受信した音声データを音に変換して出力する。マイク10はマイク制御部16を介して携帯端末制御部2と電気的に接続されており、使用者などにより外部から入力された音を音声データに変換して携帯端末制御部2に送信する。
次に、上述した携帯端末装置1において、HDD5に蓄積されたデータを無線LAN基地局21内に設けられたサーバ22に保存・バックアップする具体的な方法について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態に係わるHDD5に蓄積されたデータを無線LAN基地局21内に設けられたサーバ22に送信する手順を説明するフローチャートである。
まず、ステップS1において、HDD5にデータを蓄積する。このとき、蓄積するデータには、携帯端末装置1外部の無線LAN基地局21内に設けられたサーバ22に送信し、バックアップ・保存するデータだけでなく、一時的に保存が必要なデータや、HDD5が破損した場合には復元する必要までは至らない、重要度の低いデータが含まれていてよい。
次に、ステップS2に進み、携帯端末装置1から無線LAN基地局21に対し、最後にバックアップ・保存用のデータを送信してから、所定の設定時間が経過したか否かを判定する。所定の設定時間が経過していないと判定した場合、ステップS2の処理を繰り返し行う。所定の設定時間が経過したと判定した場合、ステップS3に進む。
なお、ステップS2における所定の設定時間は、使用者が事前に任意の時間を携帯端末装置1に登録することができる。設定時間が短いほど、無線LAN基地局21に対するデータの送信頻度が高くなるため、データの紛失をより確実に防ぐことができる。
続いて、無線LAN基地局21内のサーバ22にバックアップするデータを抽出するために、HDD5に保存されているデータについて、バックアップ要否を検討する。本実施の形態においては、ファイル単位でバックアップ要否が判定され、バックアップが必要であると判定されたファイルについてはHDD5からHDD制御部13、携帯端末制御部2、無線LAN通信制御部4b、無線回線アンテナ3bを介して無線LAN基地局21のアンテナ25へ送信される。
まず、ステップS3において、HDD5に保存されているファイルから、バックアップ要否未検討のファイルを1つ選択する。次に、ステップS4において、ステップS3で選択されたファイルが、最後にデータをバックアップした日時よりも後に更新されているか否かを判定する。例えば図3に示すような、ファイルの基本情報を保持するメタファイルをHDD5に作成しておき、HDD5に新たにファイルが追加・保存される、もしくは既存のファイルが更新されるたびに、メタファイルにレコードを追加する。図3は、HDD5に保存されたファイルの基本情報を保持するメタファイルの一例を示す図である。
図3に示すメタファイルは、ファイル名、重要度、更新日時の3項目からなるファイルであり、重要度は、バックアップが必要であることを示す丸印、もしくはバックアップが不要であることを示すバツ印のいずれかが選択されて登録される。まず、メタファイルから、ステップS3で選択されたファイルを抽出する。複数のレコードが抽出された場合、更新日時が最も新しいレコードのみを更に抽出する。
抽出したレコードの更新日時と、最後にデータをバックアップした日時を比較し更新日時が最終バックアップ日時より前である場合、ステップS8に進む。一方、ステップS4において、抽出したレコードの更新日時が最終バックアップ日時以降である場合、ステップS5に進み、ステップS3で選択したファイルの重要度が高い、すなわち、バックアップが必要であるか否かを判定する。
具体的には、例えば、ステップS4において抽出したレコードの重要度が丸印である場合、当該ファイルはバックアップ必要であると判定し、重要度がバツ印である場合、当該ファイルはバックアップ不要であると判定する。なお、ファイルの重要度は随時変更することができ、重要度が変更された場合はファイルが更新されたものとして新規にメタファイルにレコードが追加される。
ステップS5において、ファイルの重要度が低いと判定された場合、ステップS8に進む。一方、ステップS5において、ファイルの重要度が高いと判定された場合、ステップS6に進み、無線LANの基地局21のあるホットスポットを探査する。続くステップS7において、携帯端末装置1が基地局21のホットスポットに入っている場合、ステップS8に進み、HDD5に保存されている当該ファイル、すなわち、ステップS3で選択されたファイルのデータを無線LAN基地局21へ送信する。送信されたデータは、続くステップS9において、無線LAN基地局21内のサーバ22に保存される。一方、ステップS7において、携帯端末装置1がホットスポットに入っていない場合、ステップS6に戻り、ホットスポットの探査を継続する。
ファイルの保存・バックアップを終了すると、ステップS10に進み、HDD5に保存されている全てのファイルに関してバックアップ要否を検討したか否かを判定する。ステップS10において、バックアップ要否未検討のファイルがあると判定された場合、ステップS11に進み、未検討ファイルから1つのファイルを次の検討対象として選択し、ステップS4に戻ってバックアップ要否を検討する。
一方、ステップS10において、全てのファイルに関してバックアップ要否を検討したと判定された場合、HDD5から無線LAN基地局21へのデータの送信・バックアップを終了する。
このように、本実施の形態においては、HDD5に保存されているファイルについて、それぞれのファイルごとにバックアップ要否を表す重要度が設定されており、重要度が高いファイルのみ無線LAN基地局21に設けられたサーバ22に送信してデータをバックアップすることで、バックアップ時間を短縮し、消費電力の低減を図ることができる。また、HDD5に保存されているファイルを携帯電話経由でなく、無線LANを利用してサーバ22に送信してバックアップすることで、通信コストの低減を図ることができる。
なお、上述のように、ファイルの順序を問わず、重要度の高いファイルが抽出される都度バックアップを行うのではなく、HDD5に保存されたファイルの基本情報としてバックアップの優先度が設定できるようにしておき、優先度の高いファイルから順次無線LAN基地局21に送信するように構成してもよい。優先度はファイルごとに設定してもよいし、アプリケーションごとに設定してもよい。(例えば、画像ファイル、音声ファイルの優先度を高く、テキストファイルの優先度を低く設定する、など。)
ファイルごとに優先度を設定する場合、メタファイルの項目に追加してもよいし、優先度とファイルとの関連を表すファイルを新たに作成してもよい。なお、例えばメールソフトにおけるメッセージのフラグのように、ファイルごとに優先度に対応する属性が付与され、すでに情報として保持している場合、優先度に関する項目やファイルとの対応関係を表すファイルを作成する必要はなく、この情報を優先度として使用してもよい。アプリケーションごとに優先度を設定する場合、メタファイルの項目にアプリケーションを示す項目を追加し、アプリケーションと優先度との関連を表すファイルを新たに作成してもよい。
ファイルごとに優先度を設定する場合、メタファイルの項目に追加してもよいし、優先度とファイルとの関連を表すファイルを新たに作成してもよい。なお、例えばメールソフトにおけるメッセージのフラグのように、ファイルごとに優先度に対応する属性が付与され、すでに情報として保持している場合、優先度に関する項目やファイルとの対応関係を表すファイルを作成する必要はなく、この情報を優先度として使用してもよい。アプリケーションごとに優先度を設定する場合、メタファイルの項目にアプリケーションを示す項目を追加し、アプリケーションと優先度との関連を表すファイルを新たに作成してもよい。
また、本実施の形態においては、あらかじめ設定された時間間隔でバックアップを行うようにしたが、具体的なバックアップ日時を予め指定しておき、RTC8の計時機能を用いて設定された日時になった場合にデータをバックアップするようにしてもよい。すなわち、最後にデータをバックアップしてから、例えば6時間経過する都度次のバックアップを行うのではなく、例えばYY年MM月DD日12時00分00秒になったらバックアップを行うように設定することも可能である。更に、バックアップの時間間隔と、具体的なバックアップ時間との両方を設定することも可能である。
また、本実施の形態においては、無線LANを用いてデータをバックアップしているが、バックアップ対象ファイルを抽出し、データを基地局21に送信するときのみ無線LAN機能をONにするようにしてもよい。
具体的には、図4のフローチャートに示すように、ステップS21〜ステップS25において、図1のステップS1〜ステップS5と同様にしてバックアップ対象ファイルを抽出した後、ステップS26において、無線LAN機能をONにする。図4は、本発明の第1の実施の形態に係わるHDD5に蓄積されたデータを無線LAN基地局21内に設けられたサーバ22に送信する別の手順を説明するフローチャートである。
続いてステップS27〜ステップS30において、図1のステップS6〜ステップS9と同様にして基地局21に対象ファイルのデータをバックアップする。続くステップS31において、全てのファイルに関してバックアップ要否を検討したと判定された場合、ステップS33において無線LAN機能をOFFにし、HDD5から無線LAN基地局21へのデータの送信・バックアップを終了する。なお、引き続き別の目的・用途で無線LANを使用する場合、ステップS33は省略し、無線LAN機能をONにしたままでバックアップを終了してもよい。
このように、データをバックアップする間のみ無線LAN機能をONにすることで、消費電力の更なる低減を図ることができる。
更に、図5に示すように、無線LAN基地局21と電気的に接続されたインターネット網23に、コンテンツバックアップデータベースを併設した携帯電話網の個人データベース(位置情報並びにユーザ情報に関するデータベース)25を接続すれば、携帯端末装置1のデータを、無線LANからIP網経由でコンテンツバックアップデータベースにバックアップしたり読み出したりすることも可能である。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係わる携帯端末装置について説明する。本実施の携帯端末装置の構成は、図1を用いて説明した第1の実施の形態の携帯端末装置1と同様であるため、同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施の形態に係わる携帯端末装置について説明する。本実施の携帯端末装置の構成は、図1を用いて説明した第1の実施の形態の携帯端末装置1と同様であるため、同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
第1の実施の形態の携帯端末装置1では、HDD5に保存されているファイルのうち、前回のバックアップ時よりも後にデータが更新されており、かつ重要度の高いファイルをすべてバックアップしているが、本実施の形態においては、前回のバックアップ時におけるデータと、次のバックアップ時点においてHDD5に保存されているデータとを比較し、差分データのみをバックアップする点が異なっている。
すなわち、本実施の形態では、前回のバックアップ時点からデータが更新されたファイルについて、次のバックアップにおいてファイル全体を送信するのではなく、差分のみを送信するように構成しているため、送信するデータ量を更に削減することができるため、バックアップ時間をより短縮することができ、消費電力をより低減することができる。
本実施の携帯における携帯端末装置において、HDD5に蓄積されたデータを無線LAN基地局21内に設けられたサーバ22に保存・バックアップする具体的な方法について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係わるHDD5に蓄積されたデータを無線LAN基地局21内に設けられたサーバ22に送信する手順を説明するフローチャートである。
まず、ステップS41においてHDD5にデータを蓄積し、引き続きステップS42において、携帯端末装置1から無線LAN基地局21に対し、最後にバックアップ・保存用のデータを送信してから、所定の設定時間が経過したか否かを判定する。所定の設定時間が経過していないと判定した場合、ステップS12の処理を繰り返し行う。所定の設定時間が経過したと判定した場合、ステップS13に進む。なお、ステップS41,ステップS42の処理は、図2を用いて説明した第1の実施の形態におけるステップS1,ステップS2の処理と同様の処理である。
続いて、無線LAN基地局21内のサーバ22にバックアップするデータを抽出するために、HDD5に保存されているデータについて、バックアップ要否を検討する。本実施の形態においては、ファイル単位でバックアップ要否が判定され、バックアップが必要であると判定されたファイルについては、最後にデータをバックアップしてから更新されたデータ部分、すなわち差分データのみが、HDD5からHDD制御部13、携帯端末制御部2、無線LAN通信制御部4b、無線回線アンテナ3bを介して無線LAN基地局21のアンテナ25へ送信される。
まず、ステップS43において、HDD5に保存されているファイルから、バックアップ要否未検討のファイルを1つ選択する。次に、ステップS14において、ステップS43で選択されたファイルのデータ(以下、保存データと示す)が、当該ファイルに関し、最後に無線LAN基地局21のサーバ22へ送信されバックアップされたデータ(以下、最終バックアップ済みデータと示す)と一致するか否かを判定する。
なお、保存データと比較される最終バックアップデータは、サーバ22から取得してもよいし、無線LAN基地局21にデータを送信する際にHDD5にも同じデータを保存しておき、該データを用いてもよいが、後者のほうがよりバックアップ時間を短縮し、消費電力をより低減することができるため、望ましい。
ステップS44において、ステップS43で選択されたファイルに関し、保存データと最終バックアップ済みデータとが一致すると判定された場合、ステップS51に進む。一方、ステップS44において、保存データと最終バックアップ済みデータとが一致しないと判定された場合、ステップS45に進み、ステップS43で選択したファイルの重要度が高い、すなわち、バックアップが必要であるか否かを判定する。具体的には、例えば図2を用いて説明した第1の実施の形態におけるステップS5と同様に、メタファイルの重要度を参照してバックアップ要否を判定することができる。
ステップS45において、ファイルの重要度が低いと判定された場合、ステップS51に進む。一方、ステップS45において、ファイルの重要度が高いと判定された場合、ステップS46に進み、無線LANの基地局21のあるホットスポットを探査する。続くステップS47において、携帯端末装置が基地局21のホットスポットに入っている場合、ステップS48に進み、HDD5に保存されている当該ファイル、すなわち、ステップS43で選択されたファイルの保存データと、当該ファイルに関する最終バックアップ済みデータとの差分データを無線LAN基地局21へ送信する。送信されたデータは、続くステップS49において、無線LAN基地局21内のサーバ22に保存される。一方、ステップS47において、携帯端末装置1がホットスポットに入っていない場合、ステップS46に戻り、ホットスポットの探査を継続する。
次に、ステップS50に進み、無線LAN基地局21内のサーバ22に保存されているデータ、すなわち、その時点においてHDD5に保存されているデータ(保存データ)を、最終バックアップ済みデータとしてアップデートする。なお、ステップS43において、最終バックアップデータを逐次サーバ22から取得する場合、本ステップは省略される。
ファイルの保存・バックアップを終了すると、ステップS51に進み、HDD5に保存されている全てのファイルに関してバックアップ要否を検討したか否かを判定する。ステップS51において、バックアップ要否未検討のファイルがあると判定された場合、ステップS52に進み、未検討ファイルから1つのファイルを次の検討対象として選択し、ステップS44に戻ってバックアップ要否を検討する。
一方、ステップS51において、全てのファイルに関してバックアップ要否を検討したと判定された場合、HDD5から無線LAN基地局21へのデータの送信・バックアップを終了する。
このように、本実施の形態においては、HDD5に保存されているファイルについて、重要度が高いファイルのみ、最後にバックアップしたデータとの差分データのみを抽出して無線LAN基地局21に設けられたサーバ22に送信し、データをバックアップすることで、バックアップ時間を更に短縮し、消費電力の更なる低減を図ることができる。
なお、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、重要度の高いファイルが抽出される都度バックアップを行うのではなく、優先度の高いファイルから順次無線LAN基地局21に送信するように構成してもよい。また、あらかじめ設定された時間間隔でバックアップを行うようにしたが、具体的なバックアップ日時を予め指定しておき、RTC8の計時機能を用いて設定された日時になった場合にデータをバックアップするようにしてもよい。更に、バックアップ対象ファイルを抽出し、データを基地局21に送信するときのみ無線LAN機能をONにするようにしてもよい。
1…携帯端末装置、2…携帯端末制御部、3a〜3f…アンテナ、4…送受信部、4a…セルラ通信制御部、4b…無線LAN通信制御部、4c…BT制御部、4d…TV受信制御部、4e…GPS制御部、4f…ラジオ受信制御部、5…HDD、6…キーボード、7…ディスプレイ、8…リアルタイムクロック、9…スピーカ、10…マイク、11…カメラ、12…メモリ部、13…HDD制御部、14…カメラ制御部、15…スピーカ制御部、16…マイク制御部、
Claims (5)
- データを保存するハードディスクと、
前記ハードディスクに保存された前記データを無線により定期的に送信することが可能な無線LAN通信部とを備え、
前記無線LAN通信部から最後に送信された送信済みデータから更新されており、かつ、バックアップ対象として指定された前記ハードディスクに保存されている保存データのみを前記無線LAN通信部から送信することを特徴とする、携帯端末装置。 - 前記保存データの最終保存時間と、前記無線LAN通信部から最後に前記データを送信した時間とを比較することで、前記送信済みデータから前記保存データが更新されているか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末装置。
- 前記保存データと前記送信済みデータとの差分のデータのみを、前記無線LAN通信部から送信することを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末装置。
- 前記保存データには優先度が設定されており、前記優先度が高く設定された前記保存データから順に、前記無線LAN通信部から送信することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
- 前記優先度は随時変更可能であることを特徴とする、請求項4に記載の携帯端末装置。
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JP2016071494A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 株式会社バッファロー | 通信装置、通信システム、通信装置における動作方法及びプログラム |
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2006
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