JP4285732B2 - サック切断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直管形蛍光管等の長尺物を包むサックを切断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
実開平6−87282号公報に開示されているように、直管形蛍光管を断面正方形のサックで包むことにより、搬送,保管時の蛍光管を保護することは周知である。このサックは、蛍光管とほぼ等しい長さを有している。
【0003】
本出願人は、次のようにして上記サックを蛍光管に装着していた(特許文献はない)。すなわち、帯状の包装紙をロールから引き出すようにして間欠搬送する。この包装紙を搬送の過程で成形装置により断面正方形のサックに成形する。この成形装置には包装紙と同期して蛍光管を送り込むことにより、この蛍光管をサックで包む。蛍光管が全長にわたってサックに包まれ、成形装置の近傍の切断位置を越えた段階で、包装紙および蛍光管の搬送を一時停止する。この時、切断位置より手前の成形装置に位置する蛍光管は、部分的に成形途中のサックに包まれた状態にある。この一時停止時に、隣接する蛍光管すなわち切断位置を越えた蛍光管と切断位置の手前の蛍光管との間でサックの一辺を切断する。
【0004】
包装紙には上記成形装置に入る前に、幅方向に延びるスリットを形成する。このスリットは、成形されたサックの3辺に対応する部位に形成される。その結果、上記切断装置でサックの残りの1辺を切断することにより、サックが全周にわたって切断されることになる。このようにして蛍光管毎にほぼ等しい長さのサックが装着される。
【0005】
【特許文献1】
実開平6−87282号公報(図8)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の工程では、サック切断のためにスリット形成と切断装置によるサックの1辺切断の2工程を必要とし、また切断装置による1辺の切断位置とスリットの位置がずれることがあり、切断痕跡が醜くなることがあった。また、帯状の包装紙の段階でサックの3辺に対応する部位にスリットを形成するので、包装紙の強度が低くなり搬送速度を上げることができず、サック装着工程に要する時間を短縮することができなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、直線状に延び少なくとも一端に突起を有する長尺物を、その長手方向に連ねるようにして包んだサックを、隣接する長尺物間で切断する装置において、回転駆動される円盤形状の第1,第2の一対のカッタと、カッタ移動手段とを備え、上記カッタ移動手段は、サック切断の度に、上記サックの一方側の第1位置から他方側の第2位置までの第1カッタの移動と、第2位置から第1位置までの第1カッタの移動とを、交互に繰り返し実行し、第2カッタを第1カッタと同期して第1カッタと逆方向に第1,第2位置間で移動させ、上記第1カッタは上記移動の際に上記長尺物の突起を避けつつ上記サックの少なくとも半分を切断する軌跡を描き、上記第2カッタは上記移動の際に上記長尺物の突起を避けつつ上記サックの少なくとも他の半分を切断する軌跡を描くようにしたことを要旨とする。
【0008】
上記構成によれば、一対のカッタにより1工程でサックを切断できる。しかも、一対のカッタを同期させてサックの切断を行うので、簡単な構造で短時間で切断を行うことができる。さらに、カッタが長尺物の突起を避ける軌跡を描くので、カッタ同士が当たるのを避けることができるとともに、長尺物が近接して配置されていてもカッタによって突起が傷つけられるのを防ぐことができる。また、包装紙の搬送を伴うサック装着ラインで用いれば、包装紙にスリットを形成せずに済み、包装紙の強度が低下しないので搬送速度を挙げることができる。その結果、長尺物へのサック装着時間を短縮することができる。
【0009】
好ましくは、上記第1,第2のカッタが一対のカッタホルダにそれぞれ回転可能に支持され、各カッタホルダには、上記カッタを回転駆動する回転駆動手段が設けられ、上記カッタ移動手段は、サック切断の度に上記一対のカッタホルダを同期して逆方向に移動させる往復移動手段と、上記一対のカッタホルダの移動の際に上記第1,第2のカッタが上記軌跡を描くようにカッタホルダをその移動方向と交差する方向に揺動させるカム手段とを備えている。この構成によれば、カッタが長尺物の突起を避ける軌跡を確実に描くことができる。
【0010】
好ましくは、上記一対のカッタホルダは、互いに近づく方向に突出する突出部を有し、この突出部の先端部に上記カッタが支持されている。これにより、カッタホルダが離れていてもカッタがサックを切断する構造を簡単に得ることができる。
【0011】
好ましくは、上記カム手段は、所定位置に支持されて上記カッタホルダの対峙方向に離れた一対のカム溝を有する板カムと、各カッタホルダに設けられて上記カム溝に嵌る突起とを有し、一対のカム溝は外側に膨らむ湾曲部を有していることを特徴とする。これにより、簡単な構造でカッタが長尺物の突起を避ける軌跡を得ることができる。
【0012】
好ましくは、上記往復移動手段は、所定位置に回動可能に支持されて上記サックの長手方向と平行に延びる回動シャフトと、中央部がこの回動シャフトに相対回動不能に連結されたリンクと、回動シャフトを所定角度範囲で往復回動させる往復回動手段を備え、上記一対のカッタホルダの端部が上記リンクの両端部に連携されて互いに逆方向に移動する。これにより、簡単な構造で一対のカッタホルダを同期して逆方向に移動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態をなすサック切断装置を組み込んだサック装着ラインについて、図面を参照しながら説明する。この装着ラインは、両端にそれぞれ2本の電極81(突起)を有する直管形の蛍光管80(長尺物)を、サック95で包むためのものである。図4に示すように、電極81は蛍光管80の周面より内側に位置している。図1に示すように、サック95は帯形状のコルゲート紙90(包装紙)を成形することにより得られる。コルゲート紙90は図3,図4に示すように外層紙91と内層紙92の2層構造をなしている。内層紙92は幅方向に延びる波部を有し長手方向に連続した波形状をなしている。
【0014】
図1に示すようにサック装着ラインは、筋付けローラ1と折り返しローラ2と成形装置3と切断装置4とを、コルゲート紙90の搬送方向に沿って順に備えている。コルゲート紙90は、巻かれてロール90xになっており、成形装置3またはその近傍に配置された搬送装置(図示しない)により引き出されて搬送されるようになっている。
【0015】
ロール90xから引き出されたコルゲート紙90は内層紙92を上にして折り返しローラ2に向かい、その過程で筋付けロ―ラ1によって内層紙92に長手方向に延びる4本の筋92a(凹み線)が付けられる。折り返しローラ2で折り返されたコルゲート紙90は内層紙92を下にして成形装置3に向かいここで断面正方形に成形されてサック95となる。
【0016】
上記成形装置3は、コルゲート紙90の搬送方向に延びる2本の成形部材3a,3aからなり、これら成形部材3a,3aはコルゲート紙90を挟んで対峙している。成形部材3a,3aは、図2(A)に示す始端形状から図2(B)に示す終端形状まで徐々に断面形状が変化しており、コルゲート紙90がこれら成形部材3a,3aを通過する過程で、図3および図4(A),(B)に示すように下側に折り曲げられ、帯形状から断面正方形へと断面形状が変化する。なお、この折り曲げは上述した4本の筋92aのところでなされる。
【0017】
上記成形装置3と切断装置4の間には、テープ貼付装置(図示しない)が配置されており、図4(B)に示すように断面正方形に折り曲げられたコルゲート紙90の両側縁部にテープ99を貼り付けてサック95を完成させる。
【0018】
さらにサック装着ラインは蛍光管80を搬送するための搬送装置(図示しない)を備えている。この搬送装置は、蛍光管80をコルゲート紙90の下側に沿わせコルゲート紙90の搬送方向と平行に維持しながら、コルゲート紙90と同期して上記成形装置3まで搬送するものである。したがって、コルゲート紙90は蛍光管80と一緒に搬送されながら成形装置3により蛍光管80を包むようにして折り曲げられてサック95となる。
【0019】
コルゲート紙90は蛍光管80を包むようにして折り曲げられる途中の段階で蛍光管80とともに一時停止される。この段階で図1,図3に示すように、装着途中の蛍光管80が切断位置Sの手前に位置し、もう1本の蛍光管80が完全にサック95に包まれた状態で切断位置Sを越えている。これら蛍光管80は互いに長手方向に連なるようにして配置され、その電極81同士は接近している。
【0020】
上記停止状態で、サック95は、切断装置4により切断位置Sを越えた蛍光管80と切断位置Sの手前の蛍光管80との間で切断される。そして、切断位置Sを越えた蛍光管80はほぼ同じ長さのサック95に包まれた状態で他の搬送装置により搬出される。切断位置Sの手前の蛍光管80は成形途中のサック95とともに残される。続いて、コルゲート紙90と蛍光管80の搬送が再開されると、切断位置Sの手前にあった蛍光管80の全長サック95により全長を包まれる。そして、この蛍光管80の終端が切断位置を越えた直後にこれら蛍光管80とコルゲート紙90の送りが停止され、再び切断が実行される。
【0021】
次に、上記切断装置4の詳細な構造と作用を、図5〜図8を参照しながら説明する。図5は切断装置4を蛍光管80およびサック95の送り方向と直交する方向から見た側面図であり、図6〜図8は同切断装置4を蛍光管80およびサック95の送り方向に沿って見た正面図である。なお、以下の説明で「左右」とは、図6〜図8における左右を意味する。
【0022】
図5,図6に示すように切断装置4は、上記蛍光管80の送り方向と直交した平板形状をなすベースプレート10を備えている。このベースプレート10は、図5に示すようにXYステージ11およびZ軸ステージ12により、水平2軸方向および垂直方向に位置調節可能に支持されているが、実質的に固定系を構成している。
【0023】
切断装置4は、上記ベースプレート10の近傍に配置された左右一対のカッタホルダ20を備えている。カッタホルダ20は、垂直方向に延びる細長い板形状をなしベースプレート10と平行をなしている。このカッタホルダ20の上端部は屈曲形状をなし、上方に向かうにしたがって互いに近づくように傾斜した突出部21を有している。一対のカッタホルダ20の突出部21の先端に、円盤形状のカッタ22(第1,第2のカッタ)が回転可能に支持されている。
【0024】
上記カッタホルダ20にはカッタ22を回転駆動する回転駆動手段25が設けられている。この回転駆動手段25は、モータ26と3つのプーリ27a,27b,27cと2つのベルト28a,28bとを有している。モータ26はカッタホルダ20の下端近傍に固定されており、その出力軸にプーリ27aが固定されている。プーリ27bはカッタホルダ20の突出部21の基端部に回転可能に支持されている。プーリ27cは、カッタ22と相互回転不能に連結されて、突出部21の先端部に回転可能に支持されている。プーリ27a,27b間にはベルト28aが掛けられており、プーリ27b,27cにもベルト28bが掛けられている。したがって、上記モータ26の回転は、プーリ27a,ベルト28a,プーリ27b,ベルト28b,プーリ27cを順に経てカッタ22に伝達されるようになっている。
【0025】
上記左右一対のカッタホルダ20は、カッタ移動手段15により、同期して左右に揺動しながら昇降されるようになっている。この昇降に際して、一方のカッタホルダ20が上昇する際、他方のカッタホルダ20が下降するようになっており、移動方向は逆である。
【0026】
カッタ移動手段15は、昇降手段30(往復移動手段)とカム手段40とを備えている。昇降手段30はカッタホルダ20の下端部(一端部)に連携されていて、カッタホルダ20を昇降させる役割を担う。この昇降手段30は、回動シャフト31と、リンク32と、往復回動手段35と、一対のロッド36と、一対のスライダ37と、一対の垂直ガイド38とを有している。
【0027】
上記回動シャフト31は、上記ベースプレート10の下端部に回動可能に支持されている。この回動シャフト31にはリンク32の中央部が相対回動不能に取り付けられている。
上記往復回動手段35は、この回動シャフト31を所定角度範囲例えば約90°の角度範囲で往復回動するものであり、一端部が回動シャフト31に相対回動不能に連結されたレバー35aと、レバー35aの他端部に回動可能に連結されたロッド35bを有し、このロッド35bの基端部はモータにより回転されるカムにより、その長手方向,すなわち図6における左右方向に往復動するようになっている。このロッド35bの往復動により、レバー35aおよび回動シャフト31が往復回動し、ひいてはリンク32が往復回動するようになっている。
【0028】
上記リンク32の両端部には左右一対のロッド36の下端部が回動可能に連結されており、これらロッド36の上端部にはスライダ37が回動可能に連結されている。このスライダ37は、上記ベースプレート10の中間部に固定された左右一対の垂直ガイド38に昇降可能に支持されている。上記左右一対のスライダ37に、上記左右一対のカッタホルダ20の下端部が回動可能に連結されている。
【0029】
上記カム手段40は、上記ベースプレート10の上端部に固定された板カム41と、左右一対のカッタホルダ20にそれぞれ設けられた短円柱形状の突起45とを備えている。板カム41はベースプレート10とカッタホルダ20との間に位置し、これらベースプレート10およびカッタホルダ20と平行をなしている。この板カム41には、同一形状をなして左右に離れた一対のカム溝42が形成されている。このカム溝42は、外側に膨らむ湾曲部を有している。上記左右一対の突起45は板カム41の左右一対のカム溝42に嵌り込んでいる。
【0030】
上記構成をなす切断装置4の作用を説明する。まず、1つの切断工程を例にとって説明する。蛍光管80とコルゲート紙90を搬送している最中は、図6に示すようにリンク32が右肩上がりの姿勢にあり、左側のカッタホルダ20が下方位置にあり、右側のカッタホルダ20が上方位置にある。その結果、左側のカッタ22が蛍光管80とサック95のほぼ真下(第1位置)に位置し、右側のカッタ22が蛍光管80とサック95のほぼ真上(第2位置)に位置している。
【0031】
蛍光管80とサック95が一時停止された時に、往復回動手段35が作動して、図7に示すようにロッド35bが後退し、レバー35aが時計回り方向に90°回動する。その結果、リンク32が右肩上がりの姿勢から左肩上がりの姿勢に変わる。この過程で、左側のカッタホルダ20が上昇して左側のカッタ22がサック95の真上に至り、右側のカッタホルダ20が下降して右側のカッタ22がサック95の真下に至る。
【0032】
仮に、上記左右のカッタホルダ20が垂直に上昇,下降すると、左右のカッタ22同士が当たり、またカッタ22が蛍光管80の電極81を傷つける可能性がある。しかし本実施形態では、左右のカッタホルダ20が昇降に際してカム手段40により下端部を中心にして左右に揺動するので、上記の不都合を回避できる。
【0033】
詳述すると、左側のカッタホルダ20の突起45は左側のカム溝42の下端近傍から上端近傍に移動する際、外側に湾曲したカム溝42に沿って移動するため、カッタホルダ20は最初は下端部を支点として左側に揺れ途中から右方向に揺れる。その結果、左側のカッタ22の周縁は、図4,図8に示すように外側に湾曲した軌跡Lを描く。これにより、左側のカッタ22は蛍光管80の電極81を避けながら、サック95のほぼ左半分を切断することができる。同様に、右側のカッタホルダ20の突起45は右側のカム溝42の下端近傍から上端近傍に移動する際、外側に湾曲したカム溝42に沿って移動するため、カッタホルダ20は最初は右側に揺れ途中から左方向に揺れる。その結果、右側のカッタ22の周縁は、外側に湾曲した軌跡Rを描く。これにより、右側のカッタ22は蛍光管80の電極81を避けながら、サック95のほぼ右半分を切断することができる。
【0034】
上記切断工程の後、再び蛍光管80とサック95の搬送が行われた後、再び一時停止する。この停止状態で、再び往復回動手段35が作動し、ロッド35bを前進させて、レバー35aを反時計回り方向に90°回動させる。その結果、リンク32は図7の左肩上がりの姿勢から図6の右肩上がりの姿勢に変わる。この過程で、左側のカッタホルダ20が下降することにより、左側のカッタ22は上記軌跡Lを描いてサック95の真上の位置から真下の位置に至り、これと同時に右側のカッタホルダ20が上昇することにより、右側のカッタ22が上記軌跡Rを描いてサック95の真下の位置から真上の位置に至る。これにより、前回の切断と同様に左側のカッタ22がサック95のほぼ左半分を切断し、右側のカッタ22がサック95のほぼ右半分を切断する。
【0035】
上述したようにして、搬送の一時停止の度にロッド35bの引き動作,押し動作を交互に繰り返して切断を繰り返す。一対のカッタ22により同時に1工程でサック95を切断することができるので、作業効率を高めることができる。
【0036】
本発明は上記実施形態に制約されず、種々の形態を採用可能である。例えば、一対のカッタホルダが左右方向に移動することにより、カッタがサックの上半分,下半分をそれぞれ切断するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、一対のカッタにより1工程でサックを切断できる。しかも、一対のカッタを同期させてサックの切断を行うので、簡単な構造で短時間で切断を行うことができる。さらに、カッタが長尺物の突起を避ける軌跡を描くので、カッタ同士が当たるのを避けることができるとともに、長尺物が近接して配置されていてもカッタによって突起が傷つけられるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サック装着ラインを概略的に示す側面図である。
【図2】同サック装着ラインにおいてコルゲート紙からサックを成形する成形装置を示す断面図で、(A)は始端側,(B)は終端側をそれぞれ示す。
【図3】同成形装置による蛍光管へのサック装着の工程を示す断面図である。
【図4】(A)は成形前のコルゲート紙と蛍光管の拡大断面図、(B)は成形後のサックと蛍光管の拡大断面図、(C)はカッタの軌跡を示す拡大断面図である。
【図5】上記サック装着ラインに装備され本発明の一実施形態をなすサック切断装置の側面図である。
【図6】ある切断工程において上記切断装置の切断直前の状態を示す正面図である。
【図7】同切断装置の切断終了後の状態を示す正面図である。
【図8】上記切断装置において、カッタの軌跡を示す要部拡大正面図である。
【符号の説明】
10 ベースプレート
15 カッタ移動手段
20 カッタホルダ
21 突出部
22 カッタ
25 回転駆動手段
30 昇降手段(往復移動手段)
31 回動シャフト
32 リンク
35 往復回動手段
40 カム手段
41 板カム
42 カム溝
45 突起
80 蛍光管
90 コルゲート紙(包装紙)
95 サック

Claims (4)

  1. 直線状に延び少なくとも一端に突起を有する長尺物を、その長手方向に連ねるようにして包んだサックを、隣接する長尺物間で切断する装置において、
    ア.円盤形状の第1,第2の一対のカッタと、
    イ.上記第1,第2のカッタを回転可能に支持する一対のカッタホルダと、
    ウ.各カッタホルダに設けられ、上記カッタを回転駆動する回転駆動手段と、
    エ.カッタ移動手段とを備え、
    上記カッタ移動手段は、サック切断の度に上記一対のカッタホルダを同期して逆方向に移動させる往復移動手段と、上記一対のカッタホルダの移動の際に上記第1,第2のカッタの各々が上記長尺物の突起を避けつつ上記サックの少なくとも半分を切断する軌跡を描くように、カッタホルダをその移動方向と交差する方向に揺動させるカム手段とを有し、サック切断の度に、上記サックの一方側の第1位置から他方側の第2位置までの第1カッタの移動と、第2位置から第1位置までの第1カッタの移動とを、交互に繰り返し実行し、第2カッタを第1カッタと同期して第1カッタと逆方向に第1,第2位置間で移動させるようにしたことを特徴とするサック切断装置。
  2. 上記一対のカッタホルダは、互いに近づく方向に突出する突出部を有し、この突出部の先端部に上記カッタが支持されていることを特徴とする請求項に記載のサック切断装置。
  3. 上記カム手段は、所定位置に支持されて上記カッタホルダの対峙方向に離れた一対のカム溝を有する板カムと、各カッタホルダに設けられて上記カム溝に嵌る突起とを有し、一対のカム溝は外側に膨らむ湾曲部を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のサック切断装置。
  4. 上記往復移動手段は、所定位置に回動可能に支持されて上記サックの長手方向と平行に延びる回動シャフトと、中央部がこの回動シャフトに相対回動不能に連結されたリンクと、回動シャフトを所定角度範囲で往復回動させる往復回動手段を備え、上記一対のカッタホルダの端部が上記リンクの両端部に連携されて互いに逆方向に移動することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のサック切断装置。
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