JP4284653B2 - 自動工具交換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ロボット側に取り付けられる第1ユニットと、前記第1ユニットに分離可能に接続される第2ユニットから成る自動工具交換装置に関するものである。
この種の自動工具交換装置では、一般に、連結に必要な駆動部や位置決めに必要なガイドピンは、第1・第2ユニット相互の接合面から突出して配置されている(例えば、特許文献1、特許文献2。)。
上記のような自動工具交換装置では、第1・第2ユニット相互の連結や分離動作を行うにあたって、ロボットは工具交換装置のガイドピン先端部の干渉、極度のコジリ、若しくは接合面から突出した駆動部ケースの干渉等による過負荷を防止するため、速度を相当落として干渉、コジリを避けながら侵入、退避動作をとる必要がある。
これらのロボット動作速度の低下により発生する時間は、工具の交換に要する時間の大半を占め、ロボットが本来作業すべき総作業時間を延長させるという問題があった。
また、ロボット教示作業においても、作業者は上記と同じように、工具交換装置へのロボットの侵入、退避位置を教示する際、慎重な作業を要し、教示作業の困難さ、教示作業時間延長が必要となる要因にもなるという問題があった。
特開平5−301187号公報 特開平5−301188号公報
そこで、この発明では、工具側の第2ユニットに対するロボット側の第1ユニットの進入・退避の経路を単純化でき、且つ減速頻度を少なくできる自動工具交換装置を提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明の自動工具交換装置は、工具側の第2ユニットに対してロボット側の第1ユニットが連結・分離できる自動工具交換装置において、第1・第2ユニットの接合面が共に平面であると共に、第1ユニット側の接合面を非磁性体で、第2ユニットの接合面を磁性体で、それぞれ構成し、前記第1ユニット内に非磁性体から離反する方向にバネ付勢された電磁石を設け、第1・第2ユニット相互が接合状態において電磁石が励磁されると、当該電磁石はバネによる付勢方向と反対側に移動して非磁性体を介して第2ユニットの接合面と吸着するものである。
(請求項2記載の発明)
この発明の自動工具交換装置は、上記請求項1記載の発明に関し、第1・第2ユニットの接合面のうちいずれか一方に、第1・第2ユニットの接合面相互の滑りを抑える摩擦板で構成してある。
この発明の自動工具交換装置では、工具側の第2ユニットに対するロボット側の第1ユニットの進入・退避の経路を単純化でき、且つ減速頻度を少なくできる。
以下にこの発明の自動工具交換装置を実施するための最良の形態としての実施例について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施例の自動工具交換装置Sにおいてロボット側の第1ユニット1に対して工具側の第2ユニット2が分離した状態を示す断面図、図2は第1・第2ユニット1,2の接合面相互が接触した状態であって電磁石42が励磁状態にあるときを示す断面図、図3は第1・第2ユニット1,2の接合面相互が接触した状態であって電磁石42が非励磁状態にあるときを示す断面図である。
(この自動工具交換装置Sの構成について)
この自動工具交換装置Sは、図1に示すように、ロボット(マニュプレータ)の先端部に取付けられる第1ユニット1と、溶接機等の工具が取付けられる第2ユニット2とから構成され、前記第1ユニット1に対して第2ユニット2を連結又は分離できるようになっている。
第1ユニット1は、図1に示すように、ユニット本体3と、前記ユニット本体3の内部空間に上下動可能に収容された移動体4と、前記移動体4を上方に付勢するコイルバネ8と、前記ユニット本体3の下面(接合面)に設けた非磁性板5とから構成されている。
ユニット本体3は、図1や図4に示すように、非磁性体で構成された二つの円板状のハウジング30,31をボルト32で結合して成るものであり、その内部には上面から下面に向かって小径孔部33、大径孔部34、中径孔部35が繋がった空間Kを形成している。なお、前記ハウジング30の小径孔部33の内周面には滑り軸受け36を嵌め込んであり、また、ハウジング31には電磁石42が励磁位置(上位置)にあるのか、非励磁位置(下位置)にあるのかを検出する近接センサ6を設けてある。
移動体4は、図1に示すように、小径孔部33に挿入された非磁性体製のピストン部40と、大径孔部34に遊挿されたフランジ部41と、中径孔部35に挿入された電磁石42とを同軸上で一体化して成るものであり、上記滑り軸受け36にピストン部40を嵌め込むことにより移動体4はユニッタ本体3に対して進み対遇状態になっている。ここで、この移動体4は図1に示すように、ハウジング31とフランジ部41との間に介在させたコイルバネ8の付勢力により、通常、電磁石42は後述する樹脂板51から離反した位置(分離位置)で維持されている。
非磁性体5は、図2に示すように、大きな摩擦係数を有する環状の摩擦板50と、前記摩擦板50の孔部を塞ぐ樹脂板51とから成るもので、前記樹脂板51を摩擦板50よりも薄く設定してある。このように摩擦板50を有するものとしているのは、電磁力は垂直方向と比較して剪断力について耐力が小さいからであり、剪断力の耐力の向上のため(接合面の摩擦係数を大きくさせるため)、接合面にはブレーキ板、クラッチ板、砥石に代表される、表面に小さな凹凸があるものを配置固定している。特に砥石に代表される表面に微小な凹凸がある円盤には表面に油等の潤滑油がかかった場合も著しい摩擦係数の変化がないことから油分の多い雰囲気でも使用できる利点がある。
第2ユニット2は、図1に示すように、基板70と、第1ユニット1との接合面となる磁性体7とを、ボルト結合させて形成したた厚肉板状のものである。
(第1・第2ユニット1,2相互の連結、分離について)
(1) 第1・第2ユニット1,2相互の連結 ロボットに取り付けられている第1ユニット1が、前記ロボット自身の位置精度で図1から図2の如く第2ユニット2に接合すると、ロボットからの信号により電磁石42は励磁状態になる。すると、電磁石42と磁性金属板7との間に吸着力が発生し、電磁石42はコイルバネ8の付勢力に打ち勝って図3に示すように樹脂板51と当接するまで移動する。つまり第1・第2ユニット1,2相互は「連結状態」となる。近接センサ6が「連結状態」を検知すると、ロボットは第2ユニットを連結した状態を維持しながら次の動作を行う。
(2) 第1・第2ユニット1,2相互の分離
ロボットに取り付けられている第1ユニット1が、前記ロボット自身の位置精度で第2ユニット2を分離する位置に至ると、ロボットからの信号により電磁石42は励磁を中止し、且つ電極を入れ替えた一定電流の消磁のため通電した後電流を遮断する(ここでは正確に残留磁力を0にする必要はない)。
励磁電流が遮断されたことにより工具交換装置は連結力はなくなり第1ユニット1から第2ユニット2が分離可能となる。次に、励磁電流が遮断された電磁石は連結力がなくなり(正確には消磁後、電流誤差により僅かに残った磁力による吸着力は存在する)、コイルバネ8の付勢力により図3に示す「連結位置」から図1に示す「分離位置」に移動する。この際、接合面と電磁石42は大きく距離をとることとなり、連結面上の磁石吸着力は、著しく減少し、接合面での残留磁石は消滅することになる。
(この自動工具交換装置Sの優れた機能について)
(1) この自動工具交換装置Sでは、第1・第2ユニット1,2相互の接合面が平面であるから、多くの場合、最短距離(直線距離)で第1・第2ユニット1,2相互の接合ができる。したがって、工具側の第2ユニットに対するロボット側の第1ユニットの進入・退避の経路を単純化できることが明らかであり、これに伴い全体の減速頻度を少なくできる。
これに対して、背景の技術の欄に記載した自動工具交換装置では、ガイドピンとこれが挿入される孔との軸芯方向を合わす作業等が必ず必要であり、このため、工具側の第2ユニットに対するロボット側の第1ユニットの進入・退避の経路が複雑であり、全体の減速頻度が多くなっている。
(2) 電磁石2は第1ユニット1の空間K内に収容されているが、空間Kは樹脂板51で閉蓋されている。したがって、大気中に浮遊している磁性粉が電磁石2に吸着することはなく、よって、大気中に浮遊している磁性粉が原因となって電磁石2の動きが悪くなような事態は生じない。
(他の実施の形態)
上記実施例では非磁性体5を第1ユニット1側に設けてあるが、これに限定されず、第2ユニット2側に設けるようにしてもよい。
上記実施例における樹脂板51を、非磁性金属板に変えることができる。
この発明の実施例の自動工具交換装置においてロボット側の第1ユニットに対して工具側の第2ユニットが分離した状態を示す断面図。 第1・第2ユニットの接合面相互が接触した状態であって電磁石42が励磁状態にあるときを示す断面前。 第1・第2ユニットの接合面相互が接触した状態であって電磁石が非励磁状態にあるときを示す断面図。 前記自動工具交換装置の平面図。
符号の説明
1 第1ユニット
2 第2ユニット
5 非磁性体
7 磁性体
8 コイルバネ
42 電磁石
50 摩擦板
51 樹脂板

Claims (2)

  1. 工具側の第2ユニットに対してロボット側の第1ユニットが連結・分離できる自動工具交換装置において、第1・第2ユニットの接合面が共に平面であると共に、第1ユニット側の接合面を非磁性体で、第2ユニットの接合面を磁性体で、それぞれ構成し、前記第1ユニット内に非磁性体から離反する方向にバネ付勢された電磁石を設け、第1・第2ユニット相互が接合状態において電磁石が励磁されると、当該電磁石はバネによる付勢方向と反対側に移動して非磁性体を介して第2ユニットの接合面と吸着することを特徴とする自動工具交換装置。
  2. 第1・第2ユニットの接合面のうちいずれか一方に、第1・第2ユニットの接合面相互の滑りを抑える摩擦板で構成してあることを特徴とする請求項1記載の自動工具交換装置。
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