JP4282843B2 - 箱詰め装置及び箱詰め方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パウチ特に口栓付パウチを対象とし、パウチを容易に箱詰めすることができるパウチの箱詰め装置及び箱詰め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、食品等の内容物が充填された製品(以下パウチと称す)、特に口栓付のパウチを対象とした従来の箱詰め方法を示す。図に示すように、パウチaは供給コンベア42b上を連続的に送られ、搬送コンベア42c上にパウチaが規定数を複数列に集積される。次いで、集積されたパウチaは、中仕切りマガジン43から送られた中仕切り44で仕切りをした後、段ボールケースマガジン40から送られ、排出コンベア42a上を流れる段ボールケース41内にこの規定数のパウチaを一度に充填し、パンフレット43などを収めて包装して完成品41Aとして出荷される。
【0003】
図13は、上記の従来の箱詰め工程におけるパウチaの集積方法を示し、供給コンベア42bから送られたパウチaを、バケットコンベア45へ受け渡してバケット47に個別に収納する。そして、このバケット47内の規定数のパウチaを、受けシリンダ49aで作動する受け板49でガイドしながら、押し出しシリンダ48aで作動するプッシャー48で押し出して、搬送コンベア42c上(図12参照)に集積し、次いで幅寄せシリンダ50aで作動する幅寄せプレート50で幅寄せした後、段ボールケース41内(図12参照)に充填するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の従来の方法はパウチaをバケット47内から押し出す際、パウチaがデッドプレート上を擦りながら押し出されるので、デッドプレート面に内容物等が付着すると、滑りが悪くなってパウチaの姿勢が乱れ易くなる。その結果、パウチaの姿勢が乱れて奇麗に配列されず、段ボールケース41内へ充填する際の支障となるため、人手によって手直しが必要となることがある。
さらに、パウチaの集積工程,幅寄せ工程および充填工程がそれぞれ分かれているため、機器構成が複雑で操作ミスが起こり易く、作業効率が低下するなどの課題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、箱詰め装置の機器構成を単純化することができ、人手を必要としないパウチの箱詰め装置及び箱詰め方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の箱詰め装置は上記目的を達成するために、内容物を充填するための柔軟性を有する本体と、該本体の頂部に設けられる口栓部と、上記本体および上記口栓部の間に設けられるパウチ把持部とを備えるパウチを箱詰めするために、多軸方向の動作が自由に実施できる多軸ロボットと、上記パウチを所定数把持しまたは開放するチャック機構および上記チャック機構で把持された上記パウチ同士を一定間隔に幅寄せする幅寄せ機構より成り、上記多軸ロボットに取り付けられたロボットハンドと、上記パウチを個別に供給するバケットコンベアとで構成され、上記ロボットハンドが、上記パウチ供給速度に同調しており、上記パウチの本体の頂部で上記口栓部および上記パウチ把持部の周囲に位置する上記本体の肩部を押し下げることによって上記本体を所定の高さに変形させながら上記パウチ把持部を把持して、所定数の上記パウチを一度に上記バケットコンベア上から取り上げ、幅寄せしながら箱詰め位置へ移送して箱詰めするようにしている。
【0006】
本発明は、上記ロボットハンドを構成する上記チャック機構と幅寄せ機構とが、一組のフレームによって機構的に集約されると共に、上記ロボットハンドが、上記フレームを介して上記多軸ロボットの作動部先端に取付けることができる。また、本発明は上記チャック機構が、複数組の一対の把持アームと把持シリンダとにより構成され、上記把持アームが一対の水平方向軸部材にそれぞれ軸まわりの回転は拘束され、軸方向の移動は許容して垂設されると共に、先端に上記パウチを把持するチャックを備え、上記把持シリンダが伝達機構を介して各一対の把持アームを開閉させ、上記パウチを把持または開放することができる。
【0007】
さらに、本発明は上記幅寄せ機構が、水平に設置された一対のスライド軸,上記一対のスライド軸と摺動可能に支持されると共に、上記チャック機構の各把持アームの頭部とそれぞれ係合する複数の摺動ブロックと、先端が上記摺動ブロックと任意方向に回動可能に連結されたそれぞれ長さの異なる複数のタイロッドと、上記各タイロッドの基端と任意方向に回動可能に連結され、中央部に回動支点を有する幅寄せレバーと、上記幅寄せレバーを作動して把持アームを移動し、上記チャックで把持された各パウチの間隔を一定距離に幅寄せする幅寄せシリンダより構成することができる。
【0008】
さらにまた、本発明は上記ロボットハンドが上記チャック機構と上記幅寄せ機構とで構成されると共に、上記チャック機構が、一対の水平軸に、軸まわりの回転は拘束し軸方向の移動は許容して垂設され、先端にチャックを備えた一対の把持アームと、伝達機構を介して一対の把持アームを開閉させ、上記パウチを把持または開放する把持シリンダより成り、上記幅寄せ機構が、その先端が上記一対の把持アームの頭部と任意方向に回動可能に連結されたそれぞれ長さの異なる複数組の一対のタイロッドと、同タイロッドの基端と任意方向に回動可能に連結され、中央部に回動支点を有する幅寄せレバーと、同幅寄せレバーを作動して一対のタイロッドを移動し、上記チャックで把持された各パウチの間を一定間隔に幅寄せする幅寄せシリンダより成るように構成することができる。
【0009】
本発明の箱詰め方法は、内容物を充填するための柔軟性を有する本体と、該本体の頂部に設けられる口栓部と、上記本体および上記口栓部の間に設けられるパウチ把持部とを備えるパウチを箱詰めする箱詰め方法であって、左右、前後および上下方向の作動のうち少なくとも1つを実施できるロボットと、上記パウチを所定数把持しまたは開放するチャックを有するチャック機構および該チャック機構で把持された上記パウチ同士を一定間隔に幅合わせする幅調整機構より成る、上記ロボットに取り付けられたロボットハンドと、上記パウチを個別に供給するバケットコンベアとで構成され、上記ロボットハンドが、上記パウチの供給速度に同調しており、上記パウチの本体の頂部で上記口栓部および上記パウチ把持部の周囲に位置する上記本体の肩部を押し下げることによって上記本体を所定の高さに変形させながら上記パウチ把持部を把持して、所定数の上記パウチを、一度に上記バケットコンベア上から取り上げ、幅合わせしながら箱詰め位置へ移送して、箱詰めするように構成されている、箱詰め装置を用いて、上記把持動作に先立って、上記バケットコンベアに設けられるバケットに収納された各パウチの肩部を、上記チャックで押し下げて上記パウチの本体の底部から上記パウチ把持部までの高さを一定に揃え、同時に上記口栓部をセンタリングした後、各チャックを閉作動してそれぞれの上記パウチ把持部を把持するステップを含む。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態による箱詰め装置の構成について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明が適用される箱詰め工程の概略を図1を用いて説明する。
図示するように、前工程で内容物が充填されたパウチaは供給コンベア3上を連続的に供給され、段ボールケース2は途中で中仕切り5が装着されて搬送コンベア4上を連続的に供給される。そして、所定の箱詰め位置に送られたパウチaは、本発明の箱詰め装置1を介して供給コンベア3上から規定数が一度に取り上げられ、搬送コンベア4上の段ボールケース2内に充填された後、包装されて完成品2Aとして出荷される。
【0011】
次に、本箱詰め装置1によって箱詰めされるパウチaについて、図2を用いて説明する。
パウチaは長さl,幅w,厚さtの偏平形状を成し、本体a2内に内容物を充填するための口栓部a1を備えている。そして、口栓部a1にはパウチ把持部a3が設けられており、本実施の形態ではこのパウチ把持部a3を介してパウチaを支持する。また、パウチaの材質については特に問わないが、通常は柔軟性材料例えばプラスチック材料が使用される。
【0012】
図3に箱詰め装置1の全体構成を示す。図示するように、箱詰め装置1は、多軸方向(本実施の形態では四軸方向)の動作を自由に行うことができる多軸ロボット11と、パウチaを複数個一度に把持するチャック機構(後述)およびチャック機構に把持されたパウチa同士の間を一定間隔に幅寄せする幅寄せ機構(後述)が集約され、多軸ロボット11の作動部先端に取り付けられたロボットハンド10と、パウチaを個別に仕切って供給するバケットコンベア32とで構成されている。
この箱詰め装置1は、供給コンベア3からバケットコンベア32へ受け渡されたパウチaを、複数個(本例では10個)把持して取り上げ、移送しながら幅寄せして別途送られてきた段ボールケース2内に充填することができる。
【0013】
多軸ロボット11は、基台33に立設された支柱11aを配設し、支柱には多軸機構が設けられている。多軸機構は支柱11aの先端に、水平にかつ回動可能に軸支されたアーム11bの基端を取付け、アーム11bの先端には、水平にかつ回動可能に軸支されたアーム11cの基端を取付けている。また、アーム11cの先端には、垂直にかつ回動可能に軸支されたロッド11dを設け、ロッド11dの先端には、これに伸縮可能に取り付けられた伸縮装置(形式は限定せず)11eを設けている。それらは、各々内蔵した公知の図示しない駆動源によって、任意に回動または伸縮動作を行うことができる。
【0014】
ロボットハンド10の要部構成を図4〜図6を用いて詳細に示す。
ロボットハンド10は、フレーム20を介して多軸ロボット11(図3参照)の伸縮装置11eの先端に取り付けられている。図示するようにロボットハンド10は、チャック機構13および幅寄せ機構12より成り、両者はフレーム20を介して機構的に集約されている。
チャック機構13は、ボールスプライン軸18,把持アーム13b、リンク機構13c及びチャックシリンダ19を備え、ボールスプライン軸1はフレーム20に一対が、水平方向に支持されている。把持アーム13bは、ボールスプライン外筒39を介して、一対のボールスプライン軸18にそれぞれ軸まわりの回転が拘束されると共に、軸方向の摺動は許容して垂設され、先端に一対のチャック13aを備えており、この一対の把持アーム13bは図6の(b)に示すように、ボールスプライン軸18に複数組が併設されている。リンク機構13cは、一対のボールスプライン軸18の端部に連結され、チャックシリンダ19はリンク機構13cを作動し、ボールスプライン軸18を介して、一対の把持アーム13bを開閉する構成になっている。
【0015】
幅寄せ機構12は、スライド軸17,摺動ブロック21、タイロッド16、幅寄せレバー15及び幅寄せシリンダ14を備え、一対設けられているスライド軸17はフレーム20に水平に支持されている。摺動ブロック21は、図6の(b)に示すように、その一対のスライド軸17に複数個が設けられ、それぞれ軸方向へ摺動可能に支持されると共に、上記チャック機構13の各把持アーム13bの頭部と係合させている。タイロッド16は、その先端が、摺動ブロック21と軸受(例えばエルボール)37を介して任意方向に回動可能に連結され、各摺動ブロック21毎にそれぞれ長さの異なっている。
【0016】
幅寄せレバー15は、フレーム20に軸支された回動支点15aを有し、各タイロッド16の基端が、軸受(例えばエルボール)37を介して任意方向に回動可能に連結され、幅寄せ委シリンダ14は幅寄せレバー15の基端と連結されている。
また、バケットコンベア32(図3参照)は、無限軌道上を回動する複数のバケット32aを備えており、供給コンベア3により偏平部分を上下にして連続的に供給されるパウチaを、グリップコンベア31を介して受け取り、その複数個を一個ずつバケット32a内に起立状態に収納して走行する。
【0017】
次に、本実施の形態の箱詰め装置の作用について説明する。
パウチaは、上流側の供給コンベア3、グリップコンベア31で移送された後、ロボットハンド10のチャック機構13に把持される。図7(a)および(b)に、チャック機構13によるパウチ把持状況を示す。
図示するように、パウチaは本体a2部分をバケット32aで支持されて走行しており、グリップコンベア31の所定位置で、図4に示すチャックシリンダ19を作動し、リンク機構13cを介して一対の把持アーム13bを開閉する。これにより、バケット32aより上に出ている口栓部a1の把持部a3をチャック13aで把持または開放することができる。なお、チャック13aの先端には面取り13dが施されており、これによってチャック13aは把持部a3部分へスムーズに挿入されて正確に把持することができる。
【0018】
図8は、上記したパウチ把持動作の前に行う把持部高さ調整動作を示す。バケット32a内に起立状態で収納された各パウチaは、柔軟性を有するので内容物の状態,バケット32aの支持状態などによってその把持部a3の高さがまちまちである。そこで、把持動作に先立って伸縮装置11e(図3参照)を作動し、把持アーム13bを介してチャック13aでパウチ肩部a4の高さを、m1からm2までmだけ押し下げて各パウチaの把持部a3を一定高さに揃える(この操作によって口栓部a1は、前後のバケット32aの中心位置にセンタリングされる)。その後チャック13aを閉作動させることにより、すべてのパウチaをチャック13aで正確に把持することができる。
【0019】
図6(a),(b)は幅寄せ機構12によるパウチ幅寄せ状況を示す。
幅寄せ機構12は、チャック機構13のチャック13aで把持され、把持アーム13bを介して取り上げられた複数のパウチaを箱詰めに適切な間隔を保持させるものである。幅寄せ機構12は、幅寄せシリンダ14を作動して幅寄せレバー15を回動支点15aを中心に回動させることにより、各タイロッド16を介して摺動ブロック21をスライド軸17に沿って適宜移動させ、この動作と連動して把持アーム13bをボールスプライン軸18に沿って移動させている。これにより、幅狭であったパウチaの間隔d1(図6の中心線X−Xの右に示す)を、箱詰めに適切な間隔d2(図6の中心線X−Xの左に示す)にして、幅寄せすることができる。
【0020】
以下、図9(a)〜(d)を参照しながら本発明の箱詰め装置1によるパウチaの箱詰め手順を説明する。なお、図9の(a)〜(d)中の上が平面図、下が側面図である。
供給コンベア3により偏平部分を上下にした状態で連続的に送られてきたパウチaは箱詰め位置において、グリップコンベア31を経てバケットコンベア32へ受け渡されるが、その際各パウチaは起立した姿勢で個別に各バケット32a内に収納されて走行している(図3〜図5参照)。
この時、多軸ロボット11の先端に取付けられたチャック機構13の位置は、図9の(a)に示すように、バケットコンベア32の直上方、すなわちパウチ取り上げ位置Mにあり、また伸縮装置11eは短縮して各チャック13aは引き上げられ、開状態にある。
【0021】
次いで、図9の(b)に示すように、伸縮装置11eが伸長し、各チャック13aが降下してパウチaの把持部高さ調整を行った後閉作動し、複数(本例では10個)のバケット32a内のパウチaを把持した後、伸縮装置11eが短縮し、パウチaはバケット32a内から取り上げられる。
次いで図9の(c)に示すように、多軸ロボット11の各部が作動し、また幅寄せ機構12(図4〜図5参照)が作動し、各パウチaは一定間隔d2に幅寄せされてチャック機構13毎箱詰め位置Nへ移送された後、伸縮装置11eが伸長して降下し、チャック13aを開作動することにより、ファンネル8を介して段ボールケース2内に充填される。
【0022】
この後、図9の(d)図に示すように、多軸ロボット11の各部を作動し、チャック機構13を引き上げてパウチ取り上げ位置Mへ戻した後、以下(a)図〜(d)図の操作を繰返すことにより、段ボールケース2内への規定数(本例では30個)のパウチaの箱詰めが完了する。
上記箱詰め工程において、バケットコンベア32のバケット32aにはパウチaが連続的に供給されており、従って本箱詰め装置1では、多軸ロボット11およびロボットハンド10の各部をバケット速度に同調して作動させることにより、連続的な箱詰め操作を行うことができる。
【0023】
以上説明したように、本実施の形態の箱詰め装置によると、バケットコンベア32のバケット32a内のパウチaを、その口栓部を把持して取り上げ箱詰め位置へ移送するので、移送時に姿勢の乱れが起こらず、従って従来のように人手による手直しが不要となる。また多軸ロボット11およびチャック機構と幅寄せ機構を集約させたロボットハンド10を使用することによって、機器構成が単純化されて操作ミスが少なくなり、作業効率が向上するなどの効果がある。
【0024】
次に、本発明の第2の実施の形態による箱詰め装置について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同じ部分については、同実施の形態で用いた図面を参照して説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態とロボットハンドの構成が異なっている。図10に示すように、ロボットハンド50は上記実施の形態と同様、チャック機構53および幅寄せ機構52より成り、両者はフレーム60を介して機構的に集約されている。またロボットハンド50は、フレーム60を介して多軸ロボット11(図3参照)の作動部先端に取付けられている。
チャック機構53は、ボールスプライン軸38、把持アーム53b、図4に示すリンク機構13c、及び同じく図4に示すチャックシリンダ19を備えている。一対のボールスプライン軸38は、フレーム60に水平に支持され、把持アーム53bは、その一対のボールスプライン軸38にボールスプライン外筒39を介してそれぞれ軸まわりの回転が拘束されると共に、軸方向の移動は許容して垂設され、先端にチャック53aを備えている。この一対の把持アーム53bは、ボールスプライン軸38に複数組設けられている。
リンク機構13cは、各ボールスプライン軸38の端部に連結され、チャックシリンダ19は、そのリンク機構を作動し、ボールスプライン軸38を介して一対の把持アーム53bを開閉する。
【0025】
幅寄せ機構52は、タイロッド36、幅寄せレバー55及び幅寄せシリンダ54からなる。一対のタイロッド36はそれぞれ長さの異なるものが複数組設けられ、その先端がチャック機構53の一対の把持アーム53bの頭部とエルボール37とを介してそれぞれ任意の方向に、回動可能に連結されている。幅寄せレバー55は、フレーム60に軸支された回動支点55aを有し、各一対のタイロッド36の基端が軸受(例えばエルボール)37を介して任意方向に回動可能に連結されている。幅寄せシリンダ54は、幅寄せレバー55の基端と連結されている。
【0026】
次に、本第2の実施の形態の作用について説明する。
本実施の形態のロボットハンド50のチャック機構53は、上記実施の形態と同様、チャックシリンダを作動しリンク機構を介して一対の把持アーム53bを開閉し、チャック53aでパウチaの把持部a3(図7参照)を把持または開放することができる。その際、第2の実施の形態と同様の操作により、パウチaの把持部高さを調整した後、把持動作を行う。
また幅寄せ機構52は、幅寄せシリンダ54を作動して幅寄せレバー55を回動支点55aを中心に回動させることにより、各一対のタイロッド36を介し、各一対の把持アーム53bを適宜ボ−ルスプライン軸38に沿って移動させることにより、チャック53aで把持されて取り上げられたパウチa同士の間を適切な間隔に幅寄せすることができる。
【0027】
上記したように、本実施の形態のロボットハンド50によると、チャック機構53により、バケットコンベアのバケット内のパウチaを正確に把持して取り上げることができ、また幅寄せ機構52によりチャック53aで把持されたパウチaを適切に幅寄せして箱詰め位置へ送ることができる。
そして、本実施の形態の幅寄せ機構52は、把持アーム53bの把持動作時の回動軸と幅寄せ動作時の移動軸とを兼用させた構成なので、箱詰め装置の構成がさらに簡略化されて誤操作が少なくなるという効果がある。その他の効果は第1の実施の形態と同様である。
【0028】
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
本第3の実施の形態は、本発明に適用するバケットコンベアのバケットの他の構成に関する。
上記第1の実施の形態に示したように、パウチaはバケットコンベア32のバケット32aに支持されて走行している。このパウチaの口栓部の把持部a3を、把持アーム13bを閉動作させてチャック13aで把持する際に、チャック13aとバケット32aとが干渉(図7の(a)の紙面に鉛直方向への両者の速度差に基ずく干渉)しないよう、第1の実施の形態ではバケット32a高さをパウチ本体a2に合わせて低くしている(図7の(a)及び(b)参照)。
【0029】
これに対して、本第3の実施の形態では、パウチaの背が高い場合や、搬送速度が速くパウチaの内容物が流動し易い場合に、口栓部a1が倒れないようにバケット32bの高さを高くしたものである。
図11の(a)及び(b)に本実施の形態に係るバケットの構成とその把持状況を示す。図示するように、バケット32bの高さhを略パウチaの長さlに合わせて形成すると共に、パウチaの口栓部a1を支持する中央部分32cを残して、その両側縁の上部分を切除した構成である。
【0030】
バケット32bの高さhをパウチaの長さlと略同じに形成しているので、バケット32b内のパウチaの口栓部a1は、バケット中央部分32cで仕切られることにより、チャック13aの把持可能範囲に支持される。したがって、把持する際の安定化につながる。また、バケット32bの両側縁の上部分が切除されているので、把持動作前(開放状態)のチャック13aとバケット32bとの機械干渉対策上有効である。したがって、口栓部a1の倒れを防止することができ、把持動作がスムーズかつ正確に実施されるという効果がある。
【0031】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の箱詰め装置によると、バケットコンベアのバケット内のパウチを、その口栓部を把持して取り上げ箱詰め位置へ移送するので、移送時に姿勢の乱れが起こらず、人手による手直しが不要となる。また多軸ロボットおよびチャック機構と幅寄せ機構を集約させたロボットハンドを使用することによって、機器構成が単純化されて操作ミスが少なくなり、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による箱詰め装置の箱詰め工程の概略を示す斜視図である。
【図2】同箱詰め装置に適用されるパウチの形状を示す斜視図である。
【図3】同第1の実施の形態による箱詰め装置の全体構成を示す斜視図である。
【図4】同箱詰め装置のロボットハンドの全体斜視図である。
【図5】同箱詰め装置のロボットハンドの要部を示す斜視図である。
【図6】(a)は、同箱詰め装置のロボットハンドの幅寄せ機構の全体構成を示す平面図であり、(b)は側面図である。
【図7】(a)は、同箱詰め装置のロボットハンドのパウチ把持状況を示す正面図であり、(b)同斜視図である。
【図8】同実施の形態のロボットハンドで把持されるパウチの把持高さ調整動作を示す正面図である。
【図9】(a)〜(d)は、同実施の形態のロボットハンドでパウチを箱詰めするための手順を示す概略図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における箱詰め装置のロボットハンドの構成を示す斜視図である。
【図11】(a)は、本発明の第3の実施の形態における箱詰め装置に用いられるバッケット形状とパウチ把持状況を示す正面図であり、(b)は斜視図である。
【図12】従来例による箱詰め装置の箱詰め工程の概略を示す斜視図である。
【図13】従来のパウチの箱詰め工程におけるパウチの集積方法を示す図である。
【符号の説明】
1 箱詰め装置
2 段ボールケース
3 供給コンベア
4 搬送コンベア
5 中仕切
10,50 ロボットハンド
11 多軸ロボット
11b,11c アーム
11d ロッド
11e 伸縮装置
13,53 チャック機構
13a,53a チャック
13b,53b 把持アーム
13c リンク機構
14,54 幅寄せシリンダ
15 幅寄せレバー
16,36 タイロッド
17 スライド軸
18,38 ボールスプライン軸
19 チャックシリンダ
20,60 フレーム
21 摺動ブロック
31 グリップコンベア
32 バケットコンベア
32a バケット
37 軸受
39 ボールスプライン軸外筒
52 幅寄せ機構

Claims (6)

  1. 内容物を充填するための柔軟性を有する本体と、該本体の頂部に設けられる口栓部と、上記本体および上記口栓部の間に設けられるパウチ把持部とを備えるパウチを箱詰めするための箱詰め装置であって、左右、前後および上下方向の作動のうち少なくとも1つを実施できるロボットと、上記パウチを所定数把持しまたは開放するチャック機構および該チャック機構で把持された上記パウチ同士を一定間隔毎に幅合わせする幅調整機構より成る、上記ロボットに取り付けられたロボットハンドと、上記パウチを個別に供給するバケットコンベアとで構成され、上記ロボットハンドが、上記パウチ供給速度に同調しており、上記パウチの本体の頂部で上記口栓部および上記パウチ把持部の周囲に位置する上記本体の肩部を押し下げることによって上記本体を所定の高さに変形させながら上記パウチ把持部を把持して、所定数の上記パウチを一度に上記バケットコンベア上から取り上げ、幅合わせしながら箱詰め位置へ移送して箱詰めするように構成されていることを特徴とする箱詰め装置。
  2. 上記ロボットハンドを構成する上記チャック機構と上記幅調整機構とが、一組のフレームによって機構的に集約されると共に、該ロボットハンドが、上記フレームを介して上記多軸ロボットの作動部に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の箱詰め装置。
  3. 上記チャック機構は、複数組の一対の把持アームと把持シリンダとにより構成され、上記把持アームが一対の水平方向軸部材にそれぞれ軸まわりの回転は拘束され、軸方向の移動は許容して設けられると共に、先端に上記パウチを把持するチャックを備え、上記把持シリンダが伝達機構を介して各一対の把持アームを開閉させ、上記パウチを把持または開放するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の箱詰め装置。
  4. 上記幅調整機構が、横方向に設置された一対のスライド軸と、一対のスライド軸に摺動可能に支持されると共に、上記チャック機構の各把持アームの頭部にそれぞれ係合する複数の摺動ブロックと、先端が上記摺動ブロックに対し任意の方向に回動可能に連結されたそれぞれ長さの異なる複数のタイロッドと、該各タイロッドの基端に対し任意方向に回動可能に連結され、中央部に回動支点を有する幅合わせレバーと、該幅合わせレバーを作動して把持アームを移動し、上記チャックで把持された各パウチの間隔を一定距離に幅合わせする幅合わせシリンダとにより成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の箱詰め装置。
  5. 上記ロボットハンドが上記チャック機構と上記幅調整機構とで構成されると共に、上記チャック機構が、一対水平方向軸部材に、軸まわりの回転は拘束し軸方向の移動は許容して垂設され、先端にチャックを備えた一対の把持アームと、伝達機構を介して上記一対の把持アームを開閉させ、上記パウチを把持または開放する把持シリンダとにより成り、上記幅調整機構が、その先端が上記一対の把持アームの頭部に対し任意方向に回動可能に連結されたそれぞれ長さの異なる複数組の一対のタイロッドと、該タイロッドの基端に対し任意方向に回動可能に連結され、中央部に回動支点を有する幅合わせレバーと、該幅合わせレバーを作動して上記一対のタイロッドを移動し、上記チャックで把持された各パウチの間を一定間隔に幅合わせする幅合わせシリンダとにより成ることを特徴とする請求項2に記載の箱詰め装置。
  6. 内容物を充填するための柔軟性を有する本体と、該本体の頂部に設けられる口栓部と、上記本体および上記口栓部の間に設けられるパウチ把持部とを備えるパウチを箱詰めする箱詰め方法であって、左右、前後および上下方向の作動のうち少なくとも1つを実施できるロボットと、上記パウチを所定数把持しまたは開放するチャックを有するチャック機構および該チャック機構で把持された上記パウチ同士を一定間隔に幅合わせする幅調整機構より成る、上記ロボットに取り付けられたロボットハンドと、上記パウチを個別に供給するバケットコンベアとで構成され、上記ロボットハンドが、上記パウチの供給速度に同調しており、上記パウチの本体の頂部で上記口栓部および上記パウチ把持部の周囲に位置する上記本体の肩部を押し下げることによって上記本体を所定の高さに変形させながら上記パウチ把持部を把持して、所定数の上記パウチを、一度に上記バケットコンベア上から取り上げ、幅合わせしながら箱詰め位置へ移送して、箱詰めするように構成されている、箱詰め装置を用いて、上記把持動作に先立って、上記バケットコンベアに設けられるバケットに収納された各パウチの肩部を、上記チャックで押し下げて上記パウチの本体の底部から上記パウチ把持部までの高さを一定に揃え、同時に上記口栓部をセンタリングした後、各チャックを閉作動してそれぞれの上記パウチ把持部を把持するステップを含む箱詰め方法。
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