JP4282543B2 - 車両用走行試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャシーダイナモ等を用いて、2輪車等の走行試験を自動で行なうことができる車両用走行試験装置に関するものである。
図1〜図5は、従来の2輪車用走行試験装置(例えば、特許文献1)の一例を示す図であって、図1は、全体図、図2及び図3は、アクセル操作機,クラッチ操作機及びチェンジ操作機の取付部のフレーム構造を示す図、図4は、車体への取付固定部のフレーム構造を示す図、図5は、車体への取付固定部の原理及びアクセル操作機の構造を示す図である。
従来の2輪車用走行試験装置50は、全体が人間の形状に基づいてアレンジした形状の薄肉のカバー51,52,53(図1参照)によって覆われており、内部がフレーム(骨組み)構造10(図2,図3参照)によって構成されている。
フレーム構造10は、図2に示すように、アクセル操作機20,クラッチ操作機30,チェンジ操作機40を連結できる構造になっている。このフレーム構造10は、図2,図3に示すように、各関節(ひざの関節,足首の関節,腰の関節等)に、簡単に調節して固定できるロック機構10H,10E,10J,10T,10A,10B等を備えている。
車体への取付固定部は、図1,図4に示すように、人間と同じように、(1)ステップへ足をのせる動作、(2)タンクをひざで挟む動作、(3)ハンドルを手でつかむ動作を模した構造にしてある。
アクセル操作機20,クラッチ操作機30,チェンジ操作機40は、各々の操作対象物(アクセル101R,不図示のクラッチ,チェンジペダル104)の近くに設置する構造(図4,図5,図6参照)となっている。
カバーは、図1に示すように、胴頭部51と、大腿部52と、脛部53と、腕部54等とからなり、前述したように、ステップ103へ足(脛部53の先端)をのせる動作、タンクをひざ(大腿部52,脛部53の連結部52a)で挟む動作、及び、ハンドルを手(腕部54の先端)でつかむ動作等によって取付固定されるが、さらに、補助フレーム55等によっても固定されている。
また、胴頭部51は、大腿部52に対して、傾斜可能にしてあり、運転者の姿勢を可変することができる(胴頭部51A)。
次に、図2を参照して、アクセル操作機20とクラッチ操作機30及びチェンジ操作機40の取付部のフレーム構造を説明する。
フレーム構造10には、各々の操作機(アクセル,クラッチ,チェンジペダル)が連結できるようになっている。
フレーム構造10は、メインフレーム10Mの先端に、左右方向のバー10Wが設けられている。このバー10Wの両端には、ロック機構10A,10Bを介して、ロッド10C,10Dが設けられている。
ロッド10Cは、その先端にアクセル操作機20が取付固定されている。そして、ロック機構10Aは、x,y方向にスライド可能で、かつ、Ax,Ay,Az方向に回転可能であり、位置調節して、アクセルグリップ101R(図4参照)に取付固定できるようになっている。
ロッド10Dは、その先端にグリッパ32が設けられており、このグリッパ32を用いて、2輪車100のグリップ101L(図4参照)をつかむことができる。従って、ロッド10Dは、ロック機構10Bと、グリッパ32の部分の両方で固定されることになる。
また、このロッド10Dは、その中間部分にクラッチ操作機30の取付部が設けられており、クラッチ操作機30が取り付けられるようになっている。
そして、クラッチ側のロック機構10Bは、同様に、これを緩めて、ロッド10Dをx,y方向にスライドさせ、Cx,Cy,Cz方向に回転させることにより、グリップ101Lに対して位置調節して、取付固定することができる。
フレーム10Sは、胴頭部51を支えるためのものであり、支点10Tによって、傾斜自在に位置調節ができ、しかも、ロックすることができる。また、アクチュエータ10Uによって、速度に応じて、自動的に傾斜させるようにしてもよい。
図3に示すように、左右のロック機構10Eは、2輪車50の左右のステップ103L,103Rに、はさみ込む方式で固定することができる。ロック機構10Eは、ロッド10Fに対して、Z方向の回転が調節可能である。
また、ロッド10F,10Gは、支点10Hによって、回転自在に調節でき、しかも、ロックすることができる。
ロッド10Fには、図2(b)に示すように、チェンジ操作機40の取付部が設けられている。
両側にあるロッド10Gは、支点10Jともつながっており、荷重を与えるシリンダやネジなどのアクチュエータ10Kを動作させることにより、ジョイント10Nを経由して、ロッド10Gを広げたり、締めたりすることができる。そして、ロッド10Gを内側へ締めることによって、車両のタンクを締め付けることになる。
フレーム10Lは、支点10Jに対して、y方向に回転自在に調節でき、しかも、ロックすることができる。メインフレーム10Mは、フレーム10Lに対して、y方向に回転自在であり、任意の角度で固定することができる。
メインフレーム10Mの端には、前述したバー10Wが設けられており、そこにシリンダやネジなどのアクチュエータ10Pが連結されている。
アクチュエータ10Pの可動部10Qを、ロッド10Gへ当てて作動させると、バー10Wとロッド10G間に力が作用し、その結果、ロック機構10Eを左右のステップ103L,103Rへ押し付ける。
つまり、図4に示すように、アクチュエータ10Pを作用させると、その先端の可動部10Qが、ロッド10Gの方へ伸びて、ロッド10Gを押しつける。そして、ロッド10Gと連結しているロック機構10Eが、ステップ103L(103R)へ押しつけられ、固定が行なわれることになる。
図5に示すように、アクセル操作機20は、ベース21と,ベース21に回転自在に設けられたアーム22と,アーム22に回転自在に設けられたロッド23と、ロッド23にジョイント24を介して回転自在に取り付けられ、ベース21のローラ26に接するグリッパ25とからなる平行リンクを構成している。
グリッパ25は、2輪車100のアクセルグリップ101Rへ取り付ける部分であり、顎部25a,25bがノブ25cを回転することにより閉じて、グリップ101Rがつかめるようになる。
アクセル操作機20は、ロッド10Cの先端に設置されており、ベース21の先端には、2個のローラ26が設けられている。アーム22とグリップ25とは、ロッド23によって連結されている。また、ロッド23は、ボールジョイント24にも連結されている。従って、アーム22が回転すると、グリッパ25も回転する。
2個のローラ26は、アクセルグリップ101Rが回転したときの偏芯を抑えるためと、アクセルグリップ101Rと、アクセル操作機20とを平行にセットするために設けられている。
これらにより、取付け作業がスピーディに行なえ、各操作機との応答や検出感度がよく、また、人間の代わりに運用できるので省力化が図れ、さらに実際の走行状態との相関がよい2輪車用走行試験装置が提供されていた。
しかし、近年需要が高まってきているATV(All Terrain Vehicle)は、走行中に前後左右からの反動を強く受け、グリップ式アクセルではATVの加減速のコントロールが難しく暴走する恐れがあるので、グリップを捻る従来のタイプのアクセルと異なりレバーを回すタイプのアクセルによって駆動する。
このため、従来の2輪車用走行試験装置や4輪車用走行試験装置では、このレバーを操作できず走行試験を行えなかったことから、ATVのアクセル部を分解してワイヤーを引き出し、このワイヤーを別途用意した走行試験装置に接続して走行試験を行っていたため、走行試験装置の取り付けに時間や労力を要し、さらに、この分解によってATVにトラブルが生じるおそれがあった。
また、ATVには、4輪車と同じような丸型ハンドルのものも存在し、この丸型ハンドルのものは、ペダルによってアクセル操作を行っている。このため、上述した従来の2輪車用走行試験装置は、このままでは使用できない。
4輪車用走行試験装置を使用することも考えられるが、大型のものが多く、ATVには取り付けることができない(特許文献2)。
一方、これらレバータイプやペダルタイプのアクセルを有するATVごとに対応する車両用走行試験装置を別々に設計,製造等することはコストがかかり、さらに、各走行試験装置間での測定誤差が生じる問題があった。
特開2001−281107号公報 特開2000−352548号公報
本発明の課題は、アクセル部の形式が異なる車両であっても、別途アクセルアクチュエータを設計,開発等することなく、また、アクセル部を分解することなく直接操作して走行試験を行え、コストアップ及び測定誤差を抑えることができる車両用走行試験装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、車両のアクセル部,チェンジ部,クラッチ部及びブレーキ部の少なくとも1つの操作対象部を駆動操作する操作手段(20,30,40)によって、前記操作対象部を駆動操作しながら走行試験を行なう車両用走行試験装置(50)において、前記操作対象部は、棒状のハンドルのグリップ部の基部付近に設けられたアクセルレバー(301)であり、前記操作手段は、前記アクセルレバーと接触しながら直線移動する可動部(232)を持つアクセルアクチュエータ(231)を有すること、を特徴とする車両用走行試験装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用走行試験装置において、前記アクセルアクチュエータは、前記アクセルレバーの表面と滑動可能に接触し、前記レバーの表面に対して略垂直方向に操作力を作用させる滑動可能接触部(233)を備えること、を特徴とする車両用走行試験装置である。
請求項3の発明は、車両のアクセル部,チェンジ部,クラッチ部及びブレーキ部の少なくとも1つの操作対象部を駆動操作する操作手段(20,30,40)によって、前記操作対象部を駆動操作しながら走行試験を行なう車両用走行試験装置(50)において、前記操作対象部は、床状のステップ部の前方に設けられたアクセルペダル(501)であり、前記操作手段は、前記アクセルペダルと接触しながら直線移動する可動部を持つアクセルアクチュエータ(431)を有すること、を特徴とする車両用走行試験装置である。
請求項4の発明は、請求項3に記載の車両用走行試験装置において、前記アクセルアクチュエータは、前記アクセルペダルの表面と滑動可能に接触し、前記アクセルペダルの表面に対して略垂直方向に操作力を作用させる滑動可能接触部(433)を備えること、を特徴とする車両用走行試験装置である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の車両用走行試験装置において、前記アクセルアクチュエータは、同一構造のものを使用すること、を特徴とする車両用走行試験装置である。
以上説明したように、本発明によれば、棒状のハンドルのグリップ部の基部付近に設けられたアクセルレバーの場合には、アクセルレバーと接触しながら直線移動する可動部を持つアクセルアクチュエータを用い、床状のステップ部の前方に設けられたアクセルペダルの場合には、アクセルペダルと接触しながら直線移動する可動部を持つアクセルアクチュエータを用いるので、別途専用のアクセルアクチュエータを開発する必要がなく、省力化が実現できる。
本発明は、アクセル部の形式が異なる車両を、それぞれ直接アクセル操作して、走行試験を行うという目的を、アクセルレバーやアクセルペタルと接触しながら直線移動する可動部をもつ同一構造のアクセルアクチュエータを共用することにより実現する。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図6から図9は、本発明による車両用走行試験装置の実施例1を示す図であって、図6は、側面図、図7、図8は、アクセル操作機200の部分を抜き出した斜視図、図9は、アクセル操作機200のアクセル操作を説明する図である。
なお、前述した基本構成と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
まず、実施例1のアクセル操作機200の構造とその取り付け手順を説明する。
図6は、ATV300及び車両用走行試験装置250の構造を、ATV300が左手用ハンドルを有する側から透かしてみた図である。実施例1による車両用走行試験装置250は、着脱可能な調節フレーム70によって、ATV300の車体に位置調節して固定され、アクチュエータ部230は、アクセルレバー301(図9参照)を操作可能な近接した位置にある。
図7に示すように、アクセル操作機200は、車体固定部210でグリップ101Rをクランプし、メインフレーム10M(図2,図3参照)に連結する調節フレーム70に位置調節部220で固定されている。そして、図7,図8,図9に示すように、アクセル操作機200は、アクチュエータ部230と、車体固定部210と、位置調節部220等とから構成されている。なお、図9(a)は、アクセル操作機200の左側面図、図9(b)は、アクセル操作機200の上面図で、車体固定部210を透かしてアクチュエータ部230を示した図である。
車体固定部210は、図8,図9に示すように、上顎部211aと、上顎部211aを貫通する引き上げ軸211cによって上顎部211aと連結する下顎部211bと、上顎部211aの上面に固定され、操作することで上顎部211aと下顎部211bとの距離を収縮させてグリップ101Rをクランプするクランプレバー212と、上顎部211aに固定され、調節フレーム70と連結する棒状の連結フレーム222等とから構成される。これにより、車体固定部210は、車両と、調節フレーム70を介してメインフレーム10Mとに固定される。
位置調節部220は、連結フレーム222を自在にスライド,回転,固定できる調節部224と、調節部224に取り付けられ、位置調節して連結フレーム222を調節部224に固定するクランプレバー226と、調節部224を貫通し、調節部224に対して自在にスライド,回転,固定ができる棒状の位置調節フレーム223と、位置調節フレーム223に貫通され、位置調節フレーム223に対して自在にスライド,回転,固定ができる調節部225と、調節部225を貫通し、アクセルアクチュエータ231に固定され、調節部225に対して自在にスライド,回転ができ、調節部225に取り付けられたクランパー227を操作することで位置調節して調節部225に固定される位置調節フレーム221等とから構成されている。これにより、位置調節部220は、アクチュエータ部230をアクセルレバー301に近接するように位置調節して車体固定部210に固定することができる。
アクチュエータ部230は、丸形状ローラを有し、アクセルレバー301に接触するアクセルレバー可動部233と,アクセルレバー可動部233を有し、アクセルレバー可動部233に直動動作をさせるスライド部232等とを備えるアクセルアクチュエータ231等から構成されている。これにより、アクセルレバー可動部233は、アクセルレバー301の表面上で丸形状ローラが滑動可能に接触する滑動可能接触部によって、アクセルレバー301に向かって垂直方向に力を作用させてこのアクセルレバー301を滑動操作することができる。
また、安全装置234は、アクセルレバー301を開放し、アクセルの駆動操作を停止する装置であって、アクセルアクチュエータ231のスライド部232に連結されており、停止信号が入力されたときや、停電時には、内蔵されているスプリングにより、スライド部232をD方向に戻すように構成されている。
この安全装置234は、車両用走行試験装置250及びシャシーダイナモメータを含むシステム全体を制御するコントローラにより制御されており、このコントローラが各所に設けた荷重センサなどのセンサにより、アクセルアクチュエータ231を含む車両用走行試験装置250又はATV300にトラブルが生じている場合及びトラブルが生じているか正常な状態や動作であるかの判断が困難な場合などを集中監視して、停止信号を生成する。
本実施例によれば、ATV300のアクセルレバー301を操作してアクセル部を駆動させるので、アクセル部を分解せずに取付作業の効率化を図り走行試験を行えることとなった。
また、ATV300の車体に固定された車両用走行試験装置250によって、ATV300のハンドル部が容易かつ強固に固定されるので、ハンドル105を固定する必須の固定機構を別途備える必要がなくなった。
さらに、アクセルレバー301近くにアクチュエータ部230を設置して操作するので、駆動部の慣性が少なくなり走行試験の応答性が向上した。
さらにまた、丸形状ローラによってアクセルレバー301がスムーズに安定して操作されるので、長時間にわたる高精度の走行試験が可能となった。
図10、図11は、本発明による車両用走行試験装置の実施例2を示す図であって、図10(a)は、平面図、図10(b)は、側面図、図11は、位置調節部の一部分を抜き出した拡大図である。
実施例2による車両用走行試験装置のアクセル操作機400は、車体取付部410と、位置調節固定部420と、アクチュエータ部430等とを備え、丸型ハンドル502を備え、車両シート503の前方のステップ部にアクセルペタル501を有するATV500に適用されるものである。
車体取付部410は、ATV500の車両シート503に、このアクセル操作機400を取り付けるためのものであり、車両シート503に取付フレーム411を載置して、ベルト412によって、取付フレーム411を車両シート503に固定する。
位置調節部420は、車体取付部410にアクチュエータ部430を位置調整して固定するためのものであり、取付フレーム411に固定されたレール421と、レール421を上顎部422aと下顎部422bとで上下から挟んで運転席の左右方向に移動可能であり、固定ねじ422cのグリップを締めることにより、位置決め固定される顎部422と、顎部422を支持し、摺り割り423a付きの挿入孔423bを有し、固定レバー423cで締め付け固定する支持ブロック423と、支持ブロック423の挿入孔423bに回転軸部424aが挿入され、アクチュエータ部430が取り付けられるT字型の取付脚424と、取付脚424の先端に設けられた調整ボルト425と、支持ブロック423を車両のステップ部に位置調整して支持する支持脚426などとを備えている。
アクチュエータ430部は、位置調節部420に取り付けられ、ATV500のアクセルペタル501を操作可能な近接した位置に配置されており、アクセルアクチュエータ431と、アクセルアクチュエータ431によって駆動される可動部432と、可動部432に取り付けられ、先端半球状の接触部433aでアクセルペタル501に接触して操作する操作ロッド433と、アクセルアクチュエータ431に設けられた取付軸434と、取付脚424に取り付けられ、取付軸434を揺動、スライド、固定可能なブラケット435などを備えている。
実施例2によれば、実施例1の効果に加えて、アクセルアクチュエータ431は、実施例1のアクセルアクチュエータ231をそのまま利用することができるので、専用のアクチュエータを開発する必要がなく、省力化が実現できる。
つまり、従来は、それぞれ2種類のアクセルアクチュエータを準備するか、もしくは、車両のエンジン付近を分解して、アクセルアクチュエータを設置する必要があった。
しかし、実施例2によれば、車体取付部410の取付フレーム411を使い、位置調節固定部420で、アクチュエータ部430を位置調節固定することにより、2輪車と同じような棒状ハンドルでアクセルレバー301をもつATV300と、4輪車と同じような丸型ハンドル502でアクセルペダル501をもつATV500とを、同一構造で1種類のアクセルアクチュエータ431(231)によって操作できるようになった。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
アクセルアクチュエータ231(431)は、丸形状ローラや先端半球状部分といった曲面部分によって、アクセルレバー301(アクセルペダル501)に接触しているが、アクセルレバー301(アクセルペダル501)をスムーズに安定して操作できれば、アクセルアクチュエータ231(431)がどのような機構を備えるかには制限されない。
従来の2輪車用走行試験装置の一例を示す図である。 従来の2輪車用走行試験装置のアクセル操作機,クラッチ操作機及びチェンジ操作機の取付部のフレーム構造を示す図である。 従来の2輪車用走行試験装置のチェンジ操作機の取付部のフレーム構造を示す図である。 従来の2輪車用走行試験装置の車体への取付固定部のフレーム構造を示す図である。 従来の2輪車用走行試験装置のアクセル操作機の構造を示す図である。 本発明による車両用走行試験装置の実施例1を示す側面図である。 実施例1による車両用走行試験装置のアクセル操作機200の部分を抜き出した斜視図である。 実施例1による車両用走行試験装置のアクセル操作機200の部分を抜き出した斜視図である。 アクセル操作機200のアクセル操作を説明する図である。 本発明による車両用走行試験装置の実施例2を示す図であって、図10(a)は、平面図、図10(b)は、側面図である。 実施例2による車両用走行試験装置のアクセル操作機400の位置調節部の一部分を抜き出した拡大図である。
符号の説明
200 アクセル操作機
210 車体固定部
211a 上顎部
211b 下顎部
211c 引き上げ軸
212 クランプレバー
220 位置調節部
221,223 位置調節フレーム
222 連結フレーム
224,225 調節部
226,227 クランプレバー
230 アクチュエータ部
231 アクセルアクチュエータ
232 スライド部
233 アクセルレバー可動部
234 安全装置
250 車両用走行試験装置
300 ATV
301 アクセルレバー
400 アクセル操作機
410 車体取付部
420 位置調節固定部
430 アクチュエータ部
500 ATV
501 アクセルペタル

Claims (2)

  1. 車両のアクセル部、チェンジ部、クラッチ部及びブレーキ部の少なくとも一つの操作対象部を駆動操作する操作手段によって、前記操作対象部を駆動操作しながら走行試験を行なう車両用走行試験装置において、
    前記操作対象部は、棒状のハンドルのグリップ部の基部付近に設けられたアクセルレバーであり、
    前記操作手段は、所定の方向に延びるスライドが形成されたアクセルアクチュエータを有し、前記アクセルアクチュエータは前記スライドに案内されて前記所定の方向に直線移動するスライド部と、前記スライド部に連結され前記所定の方向に直交する方向に突出するローラ状の可動部と、前記スライド部に連結され外部停止信号が入力された際前記スライド部を強制的に予め規定された位置に戻す安全装置とを有し、
    前記可動部が前記アクセルレバーに滑動可能に接触して前記アクセルレバーを操作するようにしたことを特徴とする車両用走行試験装置。
  2. 車両のアクセル部、チェンジ部、クラッチ部及びブレーキ部の少なくとも一つの操作対象部を駆動操作する操作手段によって、前記操作対象部を駆動操作しながら走行試験を行なう車両用走行試験装置において、
    前記操作対象部は、床状のステップ部の前方に設けられたアクセルペダルであり、
    前記操作手段は、所定の方向に延びるスライドが形成されたアクセルアクチュエータを有し、前記アクセルアクチュエータは前記スライドに案内されて前記所定の方向に直線移動するスライド部と、前記スライド部に連結され前記所定の方向に直交する方向に突出するローラ状の可動部と、前記スライド部に連結され外部停止信号が入力された際前記スライド部を強制的に予め規定された位置に戻す安全装置とを有し、
    前記可動部が前記アクセルペダルに滑動可能に接触して前記アクセルペダルを操作するようにしたことを特徴とする車両用走行試験装置。
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