JP4281458B2 - カフサ開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ等の回転電機に備えられるステータコアにコイルを組み付けるコイル組み付け工程において使用されるコイル組み付け装置に関するものであり、特に、コイル組み付け工程においてステータコアを搬送する搬送パレットに備えられるカフサ部のカフサ開閉装置に関するものである。
特許文献1に開示されている従来技術を図12および13に示す。図12において、固定子鉄心(ステータコア)100を支持する固定子保持体(搬送パレット)900は、枠300と、上側支持板320および下側支持板340によって構成されている。上側板320の環状溝路440にはカム・リング460が入っている。カム・リング460は、ステータコア100の中心軸線の円周方向に相等しい角度に配置された複数個の溝孔700を持っている。下側板340には、半径方向の向きに設けられた複数個の溝孔580に摺動自在にカフス支持部材(カフサ)600が入っている。また図13において、カフサ600に備えられたカム・ローラ720は、カム・リング460における夫々の溝孔700に入って、転がり運動をする。ピストンおよびシリンダ480は、下側板340に固定されると共に、連接棒520およびボルト540によってカム・リング460に接続されている。
これにより、ピストンおよびシリンダ480が後退すると、カム・リング460が時計回りに回転し、その溝孔700も同じ方向に移動し、カム・ローラ720、従ってカフサ600が半径方向内向きに移動する。ピストンおよびシリンダ480が押出すと、カム・リング460が反時計回りに回転し、溝孔700に対応する移動により、カム・ローラ720、従ってカフサ600が半径方向外向きに移動する。ステータコアへのコイル組み付け時に、カフサ600を半径方向内向きに移動して隣り合ったコイル収納スロットの間の位置に配置させることにより、コイルがコイル収納スロットの尖った角ではなくカフサ600に圧接されることとなり、コイルワイヤの絶縁皮膜の破損等を防止してステータコアへのコイルの組み付けを容易にする。
尚、その他の関連技術として特許文献2が開示されている。
特開昭57−52354号公報(第(17)欄−第(22)欄、第1図−第3図) 特開平7−222411号公報
コイル組み付け工程は、搬送パレット900へのステータコア100の搬入・搬出工程、ステータコア100へのコイルの挿入工程、ステータコア100に挿入されたコイルについて巻線ワイヤの成形処理工程、ステータコア100が多相コイル構成である場合に次相コイルの挿入容易化のための既挿入コイルの内径拡張工程、コイル間の絶縁確保のための相間絶縁紙の挿入工程など、複数の工程により構成されており、ステータコア100は、搬送パレット900に支持されて搬送パレット900が移動することにより工程間を移動する。この場合、コイル組み付け工程の生産性を向上させるために、搬送パレットを複数備え複数の工程において組み付け作業を並列処理することが一般に行われる。
一方、特許文献1に開示されているように、搬送パレット900は多数の部品で構成されており、ステータコア100を支持する以上の機能を備えている。すなわち、上側板320には環状溝路440が形成され、環状溝路440にはカム・リング460が備えられ、下側板340にはピストンおよびシリンダ480が固定されている。そして、ピストンおよびシリンダ480とカム・リング460とは、連接棒520およびボルト540によって接続され、カフサ600の摺動機能を自立的に備えている。
コイル組み付け工程において本来必要とされるステータコアの搬送機能に加えてカフサ600の摺動機能をも備えた搬送パレット900は、多数の構成部品を備え機構も複雑であるため、サイズおよび重量共に大きな搬送パレットとならざるを得ず、コイル組み付け工程の設備が大型化すると共に、生産コストが増大してしまうおそれがあり問題である。
本発明は前記従来技術の課題を解消するためになされたものであり、コイル組み付け工程において、ステータコアを搬送する搬送パレットが備える機能を簡略化することにより、搬送パレットを小型・軽量化して設備の小型化や生産コストの低減を図ることが可能なコイル組み付け装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係るカフサ開閉装置は、円周方向に所定ピッチで配置され、中心方向に向かって形成されてなる第1溝と、第1溝ごとに摺動可能に収納されてなるカフサ部とを備える環状パレットにステータコアを載置する際、カフサ部をステータコアに向けて突出、後退させるカフサ開閉装置において、第1溝ごとに円周方向に対して所定角を有してカム溝が形成されてなるカム溝板と、カム溝板を回転駆動させるアクチュエータ部とを有するヘッド部を備え、カフサ部は、カム溝板のカム溝に係合する第1カムフォロアを備え、環状パレットは、カフサ部が環状パレットの中心方向へ突出している位置でカフサ部の後退を規制する第1ストッパ部と、カフサ部が環状パレットの外周方向へ後退している位置でカフサ部の突出を規制する第2ストッパ部とを備えることを特徴とする。
カム溝板に形成されたカム溝と、カフサ部が備える第1カムフォロアとが係合され、カム溝板がアクチュエータ部によって回転駆動される。これによりカフサ部は第1溝を摺動し、ステータコアに向けて突出、後退される。
また請求項2に係るカフサ開閉装置は、円周方向に対して所定ピッチで配置され、中心方向に向かって形成されてなる第1溝と、第1溝ごとに摺動可能に収納されてなるカフサ部とを備える環状パレットにステータコアを載置する際、カフサ部をステータコアに向けて突出、後退させるカフサ開閉装置において、第1溝ごとに円周方向に対して所定角を有してカム溝が形成されてなるカム溝板と、カム溝板を回転駆動させるアクチュエータ部と、カム溝板のカム溝に係合される第2カムフォロアとフックピンとを備えるカフサ案内部材とを有するヘッド部を備え、カフサ部は、フックピンが係合されるフック孔を備え、環状パレットは、カフサ部が環状パレットの中心方向へ突出している位置でカフサ部の後退を規制する第1ストッパ部と、カフサ部が環状パレットの外周方向へ後退している位置でカフサ部の突出を規制する第2ストッパ部とを備えることを特徴とする。
カム溝板に形成されたカム溝と、カフサ案内部材が備える第2カムフォロアとが係合される。またカフサ案内部材が備えるフックピンと、カフサ部が備えるフック孔とが係合される。カム溝板がアクチュエータ部によって回転駆動されることにより行われるカフサ案内部材の動作に応じて、カフサ部は第1溝を摺動し、ステータコアに向けて突出、後退される。
また請求項3に係るカフサ開閉装置は、請求項1または2に記載のカフサ開閉装置において、第1および第2ストッパ部の少なくとも何れか一方は、環状パレットの円周方向であって、少なくとも第1溝の底面に開口されてなる第2溝と、第2溝に摺動可能に収納され、第1溝のピッチで第1溝に突出する規制部を有するリング部とを備えて構成されることを特徴とする。
第2溝をリング部が摺動することにより、リング部に備えられた規制部が第1溝に突出する状態としない状態を実現できる。規制部が第1溝に突出する場合は、規制部が第1溝の経路を塞ぎ、カフサ部の摺動を規制する。また規制部が第1溝に突出しない場合は、規制部が第1溝の経路を塞がないため、カフサ部が第1溝を自在に摺動する。
また請求項4に係るカフサ開閉装置は、請求項1または2に記載のカフサ開閉装置において、第1および第2ストッパ部の少なくとも何れか一方は、環状パレットの第1溝に形成されてなる突起部と、カフサ部に形成されてなるストッパ孔とを備え、突起部がストッパ孔に係合することによりカフサ部の摺動が規制されることを特徴とする。
また請求項5に係るカフサ開閉装置は、請求項4に記載のカフサ開閉装置において、突起部は、カフサ部方向に所定の弾性力により付勢される構造を有することを特徴とする。
突起部がカフサ部方向に所定の弾性力により付勢され、突起部とカフサ部に形成されてなるストッパ孔との位置が一致する場合には、突起部とストッパ孔とが係合することでカフサ部の摺動を規制する。また突起部とストッパ孔との位置が一致しない場合には、突起部とストッパ孔とは係合せずカフサ部の摺動を規制しない。
また請求項6に係るカフサ開閉装置は、請求項4に記載のカフサ開閉装置において、カフサ部を貫通し、フック孔およびストッパ孔として兼用される貫通孔を備え、突起部は、プランジャ機構を有しており、フックピンによる突起部の押下げにより突起部のストッパ孔への係合が解除されることを特徴とする。カフサ部の摺動に際し、カフサ案内部材のフックピンがカフサ部の貫通孔へ係合される動作に合わせて突起部の押し下げも行われ、突起部の貫通孔への係合が解除される。
本発明の請求項1にかかるカフサ開閉装置によれば、カム溝板、アクチュエータ部等の部材を、環状パレットからヘッド部へ移載することができるため、環状パレットを小型化・軽量化することができる。また第1ストッパ部によりカフサ部の後退を規制し、第2ストッパ部によりカフサ部の突出を規制するため、コイル巻回等の作業中にカフサがステータコアから抜けたり、環状パレットの搬送中の振動等によりカフサが動くことを防止することが可能である。また請求項2に係るカフサ開閉装置によれば、カム溝板、アクチュエータ部、カフサ案内部材等の部材を、環状パレットからヘッド部へ移載することができるため、環状パレットを小型化・軽量化することができる。また第1ストッパ部によりカフサ部の後退を規制し、第2ストッパ部によりカフサ部の突出を規制するため、コイル巻回等の作業中にカフサがステータコアから抜けたり、環状パレットの搬送中の振動等によりカフサが動くことを防止することが可能である。また請求項3に係るカフサ開閉装置によれば、カフサ部の第1溝での摺動を規制することが自在となる。また請求項4に係るカフサ開閉装置によれば、突起部がストッパ孔に係合することによりカフサ部を固定することが可能となる。また請求項5に係るカフサ開閉装置によれば、突起部とストッパ部孔の位置合わせを行うことにより自立的にカフサ部の摺動が規制される。またカフサ部の固定を解除するには、カフサ部に所定の力を加えるだけでよく、固定解除のための特別な機構は不要である。また請求項6に係るカフサ開閉装置によれば、フックピンと貫通孔の係合を行うことにより自立的にカフサ部の摺動の規制が解除され、解除のための特別な機構は不要である。
以下、本発明の搬送パレットに備えられるカフサ部のカフサ開閉装置について具体化した実施形態について、図1乃至図7において第1実施形態を、図8乃至図11において第2実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず第1実施形態について説明する。図1は、ステータパレット15とカム溝板2aとの関係を示す斜視図である。丸パレット部1aと1bとはステータコア(不図示)の積厚調整用カラー41を介して接合される。また丸パレット部1bの外周部は取り扱いを容易にするため平板状に形成され、パレット固定部3が備えられている。ステータパレット15は複数のカフサスロット4を備え、カフサスロットごとに摺動自在にカフサ5が収納される。カフサ5は各々カムフォロア6を備える。またカム溝板2aはカフサ5ごとに対応してカム溝7を備えている。
図2においてヘッド11とステータパレット15の構成及び作用について説明する。ステータパレット15は丸パレット部1aと、一体に成形されたパレット固定部3を備える丸パレット部1bとが積厚調整用カラー41を介して接合されることにより構成される。また上ヘッド部11a、下ヘッド部11bにはそれぞれカム溝板2a、2bがカム溝板固定リング21によって備え付けられる。これらの構造はステータパレット15に対して上下対称のため、上側のみを説明する。上ヘッド部11aは軸12と装置基礎部14とによって支えられ、シリンダ13によって上下動可能に構成されている。ステータパレット15は他工程から搬送されて、図2中で示すカフサ開閉装置20の所定位置に設置され、パレット固定部3を介して固定される。その後上ヘッド部11aは下降、下ヘッド部11bは上昇することにより、ステータパレット15はカム溝板2a、2bによって挟まれる。この時カム溝板2a、2bに備えられたカム溝7(図1)がカフサ5に備えられたカムフォロア6に係合する。またステータコア10がステータコア着脱装置16によってカフサ開閉装置20の上方より下降してステータパレット15の中心部へ載置される。
図3においてカム溝板2aの構造と作用について説明する。図3は上ヘッド部11aに備えられたカム溝板2aをステータパレット15から見た時の下面図である。カム溝板2aは丸パレット部1aに備えられたカフサ5(図1)ごとに対応して、中心軸40(紙面に垂直な軸)の円周方向に対して所定角を有してカム溝7を備えている。カム溝板2aはカム溝板固定リング21によって回転可能に上ヘッド部11aに固定される。また回転用取手22を備え、上ヘッド部11aに備えられたアクチュエータ23(図2)により回転用取手22に回転力F1、F2が加えられることによりカム溝板2aは中心軸40を中心として回転する。
図4はステータパレット15の上面図であり、左半分はカフサ開状態(カフサ5がステータパレット15の外周側に所定量突出した状態)、右半分はカフサ閉状態(カフサ5がステータパレット15の内周側に所定量突出した状態)を示している。カフサ5はステータパレット15のカフサスロット4に摺動自在に収納され、カフサ押さえプレート36により外れない様に構成されている。またカフサ押さえプレート36にはカムフォロア移動孔37が備えられ、その中をカムフォロア6が摺動する。カムフォロア6にはカム溝板2aが備えるカム溝7が係合され、図4に示す様にカフサ押さえプレート36の上側にカム溝板2aが重なる。
カム溝7にカムフォロア6が係合している場合の作用を図3,4を用いて説明する。図3において回転力F1が回転用取手22に加えられると、図4においてステータパレット15上面から見て反時計方向にカム溝板2aが回転し、カム溝7に係合するカムフォロア6に円周方向内向きの力がかかるため、カフサ5も円周方向内向きに移動する。そして図4の右側に示すようにカフサ閉状態でカフサ5の移動は終了する。逆にカフサ閉状態の際に、図3において回転力F2が回転用取手22に加えられると、図4においてカム溝板2aがステータパレット15上面から見て時計方向に回転し、カム溝7に係合するカムフォロア6に円周方向外向きの力がかかるため、カフサ5も円周方向外向きに移動する。そして図4の左側に示すようにカフサ開状態でカフサ5の移動は終了する。またカム溝7とカムフォロア6とが係合している限り、カフサ5の位置はカム溝板2aの回転角度によって一義に定まり、自由にカフサスロット4内を動くことなく固定される。
図5はステータパレット15およびヘッド11の、線AA(図4)における断面図である。図5の中心軸40に対して左側はカフサ開状態、右側はカフサ閉状態を示している。その他の構成については既に述べたためここでは省略する。カフサ開状態でのストッパの構成について説明する。ステータパレット15は、カフサスロット4の各々にストッパ30を、カフサ5の各々にストッパ孔31を有する。ストッパ30はボール形状を有しており、バネによりカフサ5に付勢されている。そしてカフサ開状態(図5左側)においてストッパ30はストッパ孔31に係合し、カフサ5は固定される。またストッパ30はボール形状を有しており、ストッパ孔31はくさび状の断面を持っているため、カフサ5にステータパレット15の内周側に摺動する方向への所定の力がかかったときにストッパ30の付勢力に抗してストッパ30が押し下げられるため両者の係合は解かれ、カフサ5は再び摺動可能になる。
これにより、ストッパ30とストッパ孔31の位置合わせを行うことにより自立的にカフサ部の摺動が規制される。そしてステータパレット15がカフサ開閉装置20(図2)から取り外され、カム溝7とカムフォロア6との係合が解かれている場合においても、カフサ5は固定される。よってステータパレット15の搬送時などにおいてもカフサ5が自由に動くことを防止し、カフサ開状態を保つ事ができる。またカフサ5の固定を解除するには、カム溝7とカムフォロア6とを再度係合させ、カムフォロア6に半径方向内向き方向の所定の力を加えるだけでよく、特に固定解除のための特別な機構は不要である。
またステータパレット15は円周方向に摺動可能な円筒形状のストッパリング32と、ストッパリング32を収納するストッパリング溝35を備える。ストッパリング32にはカフサ5の位置および数に対応したストッパブロック33が固定され、またストッパリング取手34が備えられる。図6、7においてストッパリング32の構造および作用について説明する。図6はカフサ開状態(図5左側)、図7はカフサ閉状態(図5右側)に対応している。また図6、7の左図は図5と同様にステータパレット15の断面図を表し、図6、7右図はステータパレット15の側面図(図6、7の矢印Xから見た図)を表している。図6、7右図の側面図において、ストッパブロック33はカフサ5が構成されるピッチ値P1と同ピッチ値で構成され、ネジ止め(不図示)によってストッパリング32に固定されている。図6のカフサ開状態では、ストッパブロック33は隣り合うカフサスロット4の間の領域4dに存在し、カフサスロット4の経路である領域4cを塞ぐことがないため、カフサ5はカフサスロット4内を自由に摺動できる。すなわちストッパ解除状態である。
次にストッパ設定状態への移行を説明する。図6の状態からカフサ5が半径方向内向きに移動しカフサ閉状態になった状態で、図5のストッパリング取っ手34にアクチュエータ等によってステータパレット15の上面から見て時計周り方向の力を加えると、ストッパリング32は図6の矢印R方向へストッパリング溝35内を円周方向に摺動する。このときカフサ5のピッチ値P1の半分だけストッパリング32を摺動させると、図7に示すようにストッパブロック33がカフサスロット4の経路である領域4cを塞ぐことになり、カフサ5は外周部へ摺動できない。これによりカフサ5はステータパレット15の内周方向へ突出している位置に固定され、外周部への後退が規制されることでストッパ設定状態となる。
これによりステータパレット15の搬送時など、ステータパレット15がカフサ開閉装置20から取り外され、カム溝7とカムフォロア6との係合が解かれている場合においても、カフサ5は自由に動くこと無く固定される。すなわち従来技術ではカム溝板をステータパレット側に備えるため常にカム溝とカフサのカムフォロアが係合しており、カフサの位置はカム溝板の回転角度によって一義に定まるため、カム溝板がストッパの役割を果たしていた。しかし本発明ではカム溝板2aがヘッド11側に備えられ、ステータパレット15の搬送時などにおいてカム溝7とカムフォロア6の係合が解かれる場合がある。そこでカフサ開状態で係合が解かれた場合にはストッパ30により、またカフサ閉状態で係合が解かれた場合にはストッパブロック33によりカフサ5を固定するようにしている。
また図6において、丸パレット部1aの円環の幅をカフサ保持距離と定義する。ここで従来技術の場合においては、カフサ5が丸パレット部1a外周からはみ出さないだけのカフサ保持距離M2が丸パレット部1aに必要であった。すなわち従来技術ではカフサ部の上部にカム溝板などが備えられるため、その荷重がカフサ5や丸パレット部1aにかかる。このとき丸パレット部1aの円環の幅がカフサ保持距離M1であり、カフサ5が丸パレット部1a外周から距離Mだけはみ出していると、丸パレット部1aの外周端部Sを支点としてカフサ5に曲げ応力がかかるなどの現象が発生する。よってカフサ5が丸パレット部1a外周からはみ出さないように、丸パレット部1aの円環の幅にはカフサ保持距離M2が必要であった。それに対し本発明では、カム溝板、アクチュエータ部等の部品をヘッド11(図2)側に移動できるため、カフサ5や丸パレット部1aにかかる荷重負荷を減少させることができる。よって丸パレット部1aの外周端部Sを支点としてカフサ5にかかる曲げ応力なども小さくなり強度的には問題ないため、カフサ保持距離をM2からM1へ短縮することができる。これにより本発明では丸パレット部1aの径を小さくすることでステータパレット15の小型化が可能となる。
よって以上によりカム溝板、アクチュエータ部等の部品を、ステータパレットからヘッド部へ移載することができるため、ステータパレット15を軽量化することができる。また軽量化に伴い丸パレット部1aの径を小さくすることでステータパレット15を小型化する事ができる。またステータパレット15がカフサ開閉装置20から取り外された場合でもストッパ30またはストッパブロック33によりカフサ5を固定できるため、ステータパレット15の搬送時などの振動等でカフサ5が動くことを防止できる。
なお、カフサスロット4は第1溝の、カムフォロア6は第1カムフォロアの、ストッパリング溝35は第2溝の、ストッパブロック33は規制部の、ストッパリング32はリング部の、ストッパ30は突起部の一例である。またストッパリング溝35、ストッパリング32、ストッパブロック33からなるストッパ機構は第1ストッパ部の一例であり、ストッパ孔31とストッパ30からなるストッパ機構は第2ストッパ部の一例である。
第2実施形態について説明する。図8は、第2実施形態におけるステータパレット15b、カム溝板62a、カフサ案内部材50の関係を示す斜視図である。ステータパレット15bにはカフサスロット4ごとに摺動自在にカフサ5fが収納され、カフサ5fは各々フック孔53を備える。丸パレット部1aにはカフサ押さえプレート36fが装着され、カフサ押さえプレート36fにはフック孔53ごとに対応してフックピン移動孔37fが形成される。またカフサ案内部材50はフックピン51およびカムフォロア52を備え、カム溝板62aはカムフォロア52ごとに対応してカム溝7を備えている。フックピン51は組み立て線L1に示す様にフック孔53に係合し、カムフォロア52は組み立て線L2に示す様にカム溝7に係合する。その他の構造については第1実施形態と同様のため、ここでは説明を省略する。
図9においてヘッド60とステータパレット15bの構成及び作用について説明する。ステータパレット15bは丸パレット部1aと1bとが積厚調整用カラー41を介して接合されることにより構成される。またヘッド60はそれぞれアームスロット65を有するアームスロットプレート64を備え、アームスロット65ごとに摺動自在にカフサ案内部材50が収納される。またカム溝板62a、62bがカム溝板押さえ板61によって上下ヘッド部60a、60bに備え付けられる。その他の構造は第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を説明する。またこれらの構造はステータパレット15bに対して上下対称のため、上側のみを説明する。
ステータパレット15bは他工程から搬送されて、図9中で示すカフサ開閉装置20bの所定位置に設置され、パレット固定部3を介して固定される。その後上ヘッド部60aは下降、下ヘッド部60bは上昇することにより、ステータパレット15bは上下ヘッド部60a、60bによって挟まれる。この時ヘッド60に備えられたカフサ案内部材50のフックピン51が、各々対応する丸パレット部1aに収納されるカフサ5fのフック孔53に係合する。またステータコア10がステータコア着脱装置16によってカフサ開閉装置20bの上方より下降してステータパレット15bの中心部へ載置される。
図10においてカム溝板62aを備えるヘッド60の構造と作用について説明する。図10(A)はステータパレット15から上ヘッド部60aを見た時の下面図であり、図10(B)は線C−C(図10(A))における側面図である。上ヘッド部60aはカフサに対応した数のアームスロット65を有するアームスロットプレート64を備え、アームスロット65ごとに摺動自在にカフサ案内部材50が収納される。図10(B)に示すようにアームスロットプレート64の下面にはカム溝板62aが接するように配置され、カム溝板62aはカム溝板押さえ板61とアームスロットプレート64とによって挟まれることで摺動自在に保持される。そして図10(A)に示すように、カム溝板62aは丸パレット部1aに備えられたカフサ5fごとに対応して、中心軸40の半径方向に対して所定角を有してカム溝67を備えており、カム溝67にはそれぞれ対応したカフサ案内部材50のカムフォロア52が係合されている。またカム溝板62aは回転用取手22fを備える。
図11はステータパレット15bおよびヘッド60の中心軸40における断面図である。図5の中心軸40に対して左側はカフサ開状態、右側はカフサ閉状態を示している。ステータパレット15bにはカフサ押さえプレート36fが装着され、カフサ5fはステータパレット15bから外れない様に構成されている。その他の構成については既に述べたためここでは省略する。
図10、11を用いて作用を説明する。カフサ開状態(図10左側、図11左側)においてフックピン51がカフサ5fのフック孔53に係合している場合に、アクチュエータ23fにより回転力F1がカム溝板62aの回転用取手22fに加えられると、中心軸40(紙面に垂直な軸)を中心として時計方向にカム溝板62aが回転する。このときカム溝67に係合するカムフォロア52に半径方向内向きの力がかかるため、カフサ案内部材50が半径方向内向きに移動する。このときカフサ案内部材50とカフサ5fとはフックピン51とフック孔53とを介して係合されているため、カフサ案内部材50の移動に応じてカフサ5fも半径方向内向きに移動する。そしてカムフォロア52がカム溝67の内径側終点67aに当接することによりカフサ案内部材50およびカフサ5fの移動が停止し、カフサ閉状態(図10右側、図11右側)となる。逆にカフサ閉状態においてフックピン51がカフサ5fのフック孔53に係合している場合には、回転力F2がカム溝板62aの回転用取手22fに加えられると、カム溝板62aが反時計方向に回転しカム溝7に係合するカムフォロア52に半径方向外向きの力がかかるため、カフサ案内部材50およびカフサ5fが半径方向外向きに移動し、カフサ開状態(図10左側、図11左側)にすることができる。
次に、カフサ5fを固定するストッパの構成について説明する。カフサ5fは各々フック孔53を備え、フック孔53はカフサ5fの裏面まで貫通しており、裏面フック孔53bを形成する。ステータパレット15bのカフサスロット4の各々の内周側には内周プランジャ71が、外周側には外周プランジャ72が備えられる。そして内周プランジャ71、外周プランジャ72はそれぞれプランジャ機構を有するプランジャ突起部を備える。ここでプランジャ機構とは、プランジャ突起部が突出している状態と格納されている(突出しない)状態の2状態をそれぞれ維持できる機構である。そしてプランジャ突起部が突出している状態から所定量押し下げられると突出状態から格納状態へ遷移し、逆にプランジャ突起部が格納されている状態から所定量押し下げられた後に押し下げられた状態から開放されるとプランジャ突起部が格納状態から突出状態へ遷移する機構のことである。
カフサ5fの固定のためのストッパの動作について説明する。カフサ開状態(図11左側)において外周プランジャ72のプランジャ突起部は裏面フック孔53bに係合している。これにより、カフサ5fはステータパレット15bの外周方向へ後退している位置に固定され、内周部への突出を規制されている。次にカフサ閉状態にするための動作を説明する。まず上ヘッド部60aを下降、下ヘッド部60bを上昇させることにより、フックピン51を各々対応するカフサ5fのフック孔53に係合させる。この係合時にフックピン51の先端部に設けられたフックピン先端部51bにより外周プランジャ72のプランジャ突起部は押し下げられ、プランジャ突起部が突出状態から格納状態へ遷移することにより、外周プランジャ72のプランジャ突起部と裏面フック孔53bとの係合が解かれ、カフサ5fの固定が解除状態とされる。次にカム溝板62aを回転させることでカフサ案内部材50を半径方向内向きに移動させ、カフサ閉状態(図11右側)までカフサ5fを移動させる。このカフサ閉状態でフックピン51とフック孔53との係合を解く(上ヘッド部60aは上降、下ヘッド部60bは下昇)と、フックピン先端部51bが内周プランジャ71の突起部から離間するため、内周プランジャ71のプランジャ突起部は格納状態から突出状態へと遷移し、プランジャ突起部が裏面フック孔53bと係合するため、カフサ5fは固定状態とされる。これにより、カフサ5fはステータパレット15bの内周方向へ突出している位置に固定され、外周部への後退を規制される。
これにより、ステータパレット15bがカフサ開閉装置20bから取り外され、フックピン51とカフサ5fのフック孔53との係合が解かれている場合においても、カフサ5fはカフサ開状態または閉状態で固定され、ステータパレット15bの搬送時などの振動等でカフサ5fが動くことを防止できる。またカフサ5fの固定は、フックピン51とフック孔53との係合を行うことにより自立的にカフサ5fの固定が解除され、解除のための特別な機構は不要である。すなわちカフサ部の摺動に際し、カフサ案内部材50のフックピン51がカフサ5fのフック孔53へ係合される動作に合わせて、内周プランジャ71または外周プランジャ72のプランジャ突起部の押し下げも行われ、プランジャ突起部の裏面フック孔53bへの係合が解除される。
なお、カムフォロア52は第2カムフォロアの、カフサ5fの裏面まで貫通し裏面フック孔53bを形成するフック孔53は貫通孔の、裏面フック孔53bはストッパ孔の一例である。また内周プランジャ71の突起部と裏面フック孔53bとからなるストッパ機構は第1ストッパ部の一例であり、外周プランジャ72の突起部と裏面フック孔53bとからなるストッパ機構は第2ストッパ部の一例である。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。例えば、本実施形態においては、環状ステータコアに使用されるコイルを構成するコイルセグメントについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ロータ用のコイルを構成するコイルセグメントの整列にも同様に適用することができることは言うまでもない。また突起部は本実施形態のストッパ30の様にボール形状に限られず、円柱形状等でもよい。また突起部はバネでカフサに付勢されるとしたが、板バネ、スプリングコイル等の弾性体を用いることができることは言うまでもない。また突起部は、弾性体によって付勢される機構に限られずプランジャ機構を用いてもよい。また積厚調整用カラー41の厚さを変更することにより、ステータコア10の中心軸40方向への厚さが異なる場合にも対応が可能であることは言うまでもない。またストッパブロック33はストッパリング32にネジ止めにより固定されているため、ネジ位置の調整により、ストッパブロック33の位置をステータパレット15の構成に併せて変更可能であり、たとえばステータコア10の中心軸40方向への厚さが厚くなる場合にも対応が可能である。
また第1実施形態におけるカフサ5に備えられるストッパ孔31は1箇所に限られず、ステータパレット15の半径方向に複数備えてもよい。これにより、カフサ5がステータパレット15の内周側に突出する量をストッパ孔の数だけ段階的に調節した位置で固定することが可能となり、ステータコア10の径が変化する場合にも対応することができる。またストッパブロック33でカフサスロット4の経路を塞ぐことによりカフサ5を固定する場合は、本実施形態に示すようにカフサ5の端部とストッパブロック33が当接することでカフサ5を固定する様態に限られない。例えばカフサ5の底面に、ステータパレット15の円周方向にストッパブロック溝を備え、該溝にストッパブロック33が係合することによりカフサ5を固定する様態も可能である。またストッパブロック溝をカフサ5に複数備えれば、カフサ5がステータパレット15の内周側に突出する量を溝の数だけ段階的に調節した位置で固定することが可能となり、ステータコア10の径が変化する場合にも対応することができる。なお第2実施形態において、カフサスロット4に備えられるプランジャは内周プランジャ71および外周プランジャ72に限られず、プランジャをステータパレット15の半径方向に複数備えれば、ステータコア10の径が変化する場合にも対応できることは言うまでもない。
第1実施形態のパレットとカム溝板との関係を示す斜視図である。 第1実施形態のヘッド部とパレットとの関係を示す図である。 第1実施形態のカム溝板の構造を示す図である。 第1実施形態のパレットの上面図である。 第1実施形態のステータパレット、上下ヘッド部の中心軸における断面図である。 第1実施形態のストッパリングの解除時の作用を示す図である。 第2実施形態のストッパリングのセット時の作用を示す図である。 第2実施形態のパレットとカム溝板とカフサ案内部材との関係を示す斜視図である。 第2実施形態のヘッド部とパレットとの関係を示す図である。 第2実施形態のカム溝板を備えるヘッド部の構造を示す図である。 第2実施形態のステータパレット、上下ヘッド部の中心軸における断面図である。 従来技術における搬送パレットの断面図である。 従来技術における搬送パレットの上面図である。
符号の説明
1a、1b パレット
2a カム溝板
5 カフサ
6 カムフォロア
7 カム溝
15 ステータパレット
11a 上ヘッド部
10 ステータコア
20 カフサ開閉装置
30 ストッパ
32 ストッパリング
33 ストッパブロック
40 中心軸

Claims (6)

  1. 円周方向に所定ピッチで配置され、中心方向に向かって形成されてなる第1溝と、該第1溝ごとに摺動可能に収納されてなるカフサ部とを備える環状パレットにステータコアを載置する際、前記カフサ部を前記ステータコアに向けて突出、後退させるカフサ開閉装置において、
    前記第1溝ごとに円周方向に対して所定角を有してカム溝が形成されてなるカム溝板と、該カム溝板を回転駆動させるアクチュエータ部とを有するヘッド部を備え、
    前記環状パレットは、前記ヘッド部から分離または係合でき、(A)前記環状パレットを前記ヘッド部から分離させたとき、前記カフサの位置を所定位置に保持する保持部材と、(B)前記第1溝ごとに対応し、中心方向に向かっている移動溝を有する押さえプレートとを備え、
    前記カフサ部は、前記カム溝板の前記カム溝及び前記押さえプレートの前記移動溝に係合する第1カムフォロアを備え、
    前記保持部材は、(A)前記カフサ部が前記環状パレットの中心方向へ突出している位置で該カフサ部の後退を規制する第1ストッパ部と、(B)前記カフサ部が前記環状パレットの外周方向へ後退している位置で該カフサ部の突出を規制する第2ストッパ部とを備えることを特徴とするカフサ開閉装置。
  2. 円周方向に対して所定ピッチで配置され、中心方向に向かって形成されてなる第1溝と、該第1溝ごとに摺動可能に収納されてなるカフサ部とを備える環状パレットにステータコアを載置する際、前記カフサ部を前記ステータコアに向けて突出、後退させるカフサ開閉装置において、
    前記第1溝ごとに円周方向に対して所定角を有してカム溝が形成されてなるカム溝板と、該カム溝板を回転駆動させるアクチュエータ部と、前記カム溝板の前記カム溝に係合される第2カムフォロアとフックピンとを備えるカフサ案内部材とを有するヘッド部を備え、
    前記環状パレットは、前記ヘッド部から分離または係合でき、(A)前記環状パレットを前記ヘッド部から分離させたとき、前記カフサの位置を所定位置に保持する保持部材と、(B)前記第1溝ごとに対応し、第2カムフォロアに係合し、中心方向に向かっている移動溝を有する押さえプレートとを備え、
    前記カフサ部は、前記フックピンが係合されるフック孔を備え、
    前記保持部材は、(A)前記カフサ部が前記環状パレットの中心方向へ突出している位置で該カフサ部の後退を規制する第1ストッパ部と、(B)前記カフサ部が前記環状パレットの外周方向へ後退している位置で該カフサ部の突出を規制する第2ストッパ部とを備えることを特徴とするカフサ開閉装置。
  3. 前記第1および第2ストッパ部の少なくとも何れか一方は、
    前記環状パレットの円周方向であって、少なくとも前記第1溝の底面に開口されてなる第2溝と、
    該第2溝に摺動可能に収納され、前記第1溝のピッチで該第1溝に突出する規制部を有するリング部とを備えて構成されることを、特徴とする請求項1または2に記載のカフサ開閉装置。
  4. 前記第1および第2ストッパ部の少なくとも何れか一方は、
    前記環状パレットの前記第1溝に形成されてなる突起部と、
    前記カフサ部に形成されてなるストッパ孔とを備え、
    前記突起部が前記ストッパ孔に係合することにより前記カフサ部の摺動が規制されることを特徴とする請求項1または2に記載のカフサ開閉装置。
  5. 前記突起部は、前記カフサ部方向に所定の弾性力により付勢される構造を有することを特徴とする請求項4に記載のカフサ開閉装置。
  6. 前記カフサ部を貫通し、前記フック孔および前記ストッパ孔として兼用される貫通孔を備え、
    前記突起部は、プランジャ機構を有しており、前記フックピンによる前記突起部の押下げにより前記突起部の前記ストッパ孔への係合が解除されることを特徴とする請求項4に記載のカフサ開閉装置。

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