JP2007135295A - コイル形成装置 - Google Patents

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Norihisa Mishina
徳久 三品
Shingo Hashimoto
伸吾 橋本
Nobumitsu Kondou
展充 近藤
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

【課題】巻取治具から受取治具へ巻線コイルを容易に受け渡すことができ、この受渡の際に、巻線コイルに損傷が発生することを防止できるコイル形成装置を提供すること。
【解決手段】コイル形成装置1は、巻取治具2に形成した巻線コイル7を、受取治具4へ受け渡すよう構成してある。巻取治具2は、内側巻枠部と外側巻枠部212とに分割形成した複数のコイル巻枠21と、外側巻枠部212を電線の巻回を行う巻回位置201に維持するトグルクランプ22とを有している。巻取治具2には、スライドプレート32及び回動アーム33を備えたクランプ解除治具3が配設してある。巻取治具2は、スライドプレート32のスライドによって回動する回動アーム33がトグルクランプ22のクランプ状態を解除することにより、外側巻枠部212を離脱位置へ回動させ、巻線コイル7を受取治具4へ受け渡すよう構成してある。
【選択図】図6

Description

本発明は、巻線コイルを形成し、この巻線コイルを受取治具へ受け渡すよう構成したコイル形成装置に関する。
例えば、特許文献1においては、巻線コイルを形成するためのコイル巻枠を複数配設してなる巻取治具と、この巻取治具から巻線コイルを受け取り、巻線コイルをステータコアにおけるスロットに挿入配置するインサータ治具とを有するコイル形成挿入装置が開示されている。
そして、各コイル巻枠に巻線コイルを形成する際には、電線(絶縁被膜を有するマグネットワイヤ)の巻回を行うコイル巻枠の巻回軸を、回転装置における旋回アームの旋回中心軸に合わせた状態で、巻取治具の全体を回転させて、巻線コイルを形成している。また、残りのコイル巻枠についても、その巻回軸を上記旋回中心軸に順次合わせて巻線コイルを形成している。
次いで、上記巻取治具に形成した巻線コイルをステータコアにおけるスロットに挿入配置する際には、インサータ治具をステータコアの内周側に配置し、インサータ治具に保持した巻線コイルをステータコアにおけるスロットに挿入配置している。
特許文献1によれば、巻取治具において捩りの発生がほとんどない巻線コイルを形成することができ、かつ巻線コイルの形成状態をほとんど変えることなく、巻取治具からインサータ治具へこの巻線コイルを移載することができる。
また、巻取治具においては、各コイル巻枠を、内側巻枠部と外側巻枠部とに分割形成し、外側巻枠部を、内側巻枠部に対して、電線の巻回を行って巻線コイルを形成するための巻回位置と、形成した巻線コイルを離脱するための離脱位置とに回動可能にしている。
ところで、電線の巻回を行う際に、外側巻枠部を巻回位置に維持しておくために、各コイル巻枠にトグルクランプを設けることが考えられる。そして、このトグルクランプは、電線の巻回を行う際にはクランプ状態にしておき、巻取治具からインサータ治具へ巻線コイルの移載を行う際に、アンクランプ状態にすることが考えられる。
しかしながら、上記トグルクランプを用いると、巻取治具からインサータ治具へ巻線コイルの移載を行う際に、当該トグルクランプを手動でクランプ状態からアンクランプ状態に変更する必要が生じる。
また、トグルクランプをクランプ状態からアンクランプ状態に変更するために、インサータ治具側に、トグルクランプにおけるクランプ操作部に当接する支柱を単純に設けると、移載を行う巻線コイルが、この支柱に接触し、巻線コイルに傷等の損傷が発生するおそれがある。
特開2004−328817号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、巻取治具から受取治具へ巻線コイルを容易に受け渡すことができ、この受渡の際に、巻線コイルに損傷が発生することを防止することができるコイル形成装置を提供しようとするものである。
本発明は、複数のコイル巻枠を巻取治具ベースに対して仮想円上に並列配置してなる巻取治具を備え、該巻取治具における上記各コイル巻枠を残りの上記コイル巻枠に対して順次突出させ、該突出状態の上記コイル巻枠に電線を巻回して巻線コイルを形成するよう構成してなると共に、該巻線コイルを上記巻取治具から受取治具へ受け渡すよう構成してなるコイル形成装置において、
上記コイル巻枠は、内側巻枠部と、該内側巻枠部の外周側に配設する外側巻枠部とに分割形成してなり、該外側巻枠部は、上記電線の巻回を行うための巻回位置と、上記内側巻枠部との間の間隔を縮小し、当該コイル巻枠に巻回した上記電線を離脱する離脱位置とに移動可能であり、
かつ上記コイル巻枠には、上記外側巻枠部を上記巻回位置に維持するクランプ状態と、上記外側巻枠部を上記離脱位置へ移動させるアンクランプ状態とを形成可能なトグルクランプが配設してあり、
上記巻取治具ベースには、上記トグルクランプを上記クランプ状態から上記アンクランプ状態に変更するクランプ解除治具が配設してあり、
該クランプ解除治具は、上記巻取治具ベースに配設した解除治具ベースと、
該解除治具ベースの下方に、上下方向に向けてスライド可能に配設したスライドプレートと、
上記巻取治具における上記コイル巻枠の配設数に対応して上記解除治具ベースに配設し、該解除治具ベースに設けた各回動支点部を中心に回動する複数の回動アームとを有しており、
該回動アームは、上記コイル巻枠の上記トグルクランプにおけるクランプ操作部に係合するよう上記回動支点部から一方向に向けて形成したクランプ解除アーム部と、上記スライドプレートに当接するよう上記回動支点部から他方向に向けて形成したスライド当接アーム部とを有しており、
かつ上記回動アームは、上記クランプ解除アーム部の先端部に設けたクランプ解除部を上記クランプ操作部の下方から退避させ、上記外側巻枠部を上記巻回位置に維持したまま、当該コイル巻枠を残りの上記コイル巻枠に対して突出させることができる退避位置と、上記クランプ解除部を上記クランプ操作部の下方に配置させる解除位置とに回動可能であると共に、上記解除治具ベースに配設した退避用バネによって上記退避位置に付勢してあり、
上記スライドプレートは、上記受取治具に向けた上記巻取治具の相対移動に伴って、上記受取治具側から上方に向けて伸びる立設部材に当接して上方向へスライドすることにより、上記スライド当接アーム部に当接して当該回動アームを上記退避位置から上記解除位置へ回動させるよう構成してあり、
上記巻取治具は、上記受取治具に向けて相対移動した後、上記クランプ解除治具に対して移動し、上記クランプ操作部の下方に配置された上記クランプ解除部が、上記トグルクランプを上記クランプ状態から上記アンクランプ状態に変更して、上記外側巻枠部を上記巻回位置から上記離脱位置へ移動させた状態で、当該巻取治具に形成した上記巻線コイルを上記受取治具へ受け渡すよう構成してあることを特徴とするコイル形成装置にある(請求項1)。
本発明のコイル形成装置は、巻線コイルを形成する巻取治具において、各コイル巻枠における外側巻枠部をトグルクランプを用いて巻回位置に維持し、その後、巻取治具から受取治具へ巻線コイルを受け渡す際に、クランプ解除治具を用いてトグルクランプを操作し、巻線コイルの受渡(移載)を容易にする工夫を行っている。
すなわち、巻取治具において巻線コイルを形成する際には、各コイル巻枠においては、トグルクランプをクランプ状態にして外側巻枠部を巻回位置に維持する。そして、電線の巻回を行うコイル巻枠を残りのコイル巻枠に対して突出させ、突出状態のコイル巻枠に対して電線の巻回を行う。次いで、別のコイル巻枠についても順次残りのコイル巻枠に対して突出させ、各コイル巻枠に対して順次電線を巻回して、巻線コイルを形成する。
上記各コイル巻枠を順次突出させる際には、クランプ解除治具においては、各回動アームは、退避用バネによって退避位置に付勢されている。そして、回動アームのクランプ解除アーム部に設けたクランプ解除部は、トグルクランプにおけるクランプ操作部の下方から退避している。
そのため、各コイル巻枠を順次突出させる際に、各回動アームが障害になることを防止することができる。
次いで、巻取治具に形成した巻線コイルを受取治具に受け渡す際には、巻取治具を受取治具に向けて相対移動させる。この相対移動は、巻取治具を受取治具に向けて移動させることによって行うことが好ましいが、受取治具を巻取治具に向けて移動させることによっても行うことができる。
次いで、受取治具に向けた巻取治具の相対移動に伴って、クランプ解除治具におけるスライドプレートが、受取治具側から上方に向けて伸びる立設部材に当接する。このとき、スライドプレートが上方向へスライドし、スライドプレートの一部が、各回動アームにおけるスライド当接アーム部に当接する。これにより、各回動アームが退避用バネによる付勢力に打ち勝って退避位置から解除位置へ回動し、各回動アームのクランプ解除アーム部に設けたクランプ解除部は、トグルクランプにおけるクランプ操作部の下方に配置される。
次いで、巻取治具をクランプ解除治具に対して移動させると、各クランプ解除部が、各トグルクランプを持ち上げ、各トグルクランプをクランプ状態からアンクランプ状態に変更する。このとき、各コイル巻枠における外側巻枠部は、巻回位置から離脱位置へ移動し、外側巻枠部と内側巻枠部との間の間隔が縮小される。
これにより、巻取治具における各コイル巻枠に形成した巻線コイルを、受取治具へ受け渡す状態が形成される。そして、巻線コイルは、例えば、仮想円上に配列した複数のコイル巻枠における中心部分に配設したプッシャーを、受取治具に向けて移動させることによって、各コイル巻枠から離脱させることができる。
このように、各コイル巻枠に配設したトグルクランプのアンクランプ状態への変更は、受取治具側から上方に向けて伸びる立設部材を直接トグルクランプに当接させるのではなく、クランプ解除治具におけるスライドプレート及び各回動アームを用いて行う。そのため、巻取治具を受取治具に対して相対移動させるだけで、すべてのコイル巻枠における外側巻枠部を同時に巻回位置から離脱位置へ移動させることができる。
これにより、各コイル巻枠における外側巻枠部を容易に離脱位置へ移動させることができ、巻取治具から受取治具へ巻線コイルを容易に受け渡すことができる。
また、各コイル巻枠に配設したトグルクランプのアンクランプ状態への変更を、クランプ解除治具におけるスライドプレート及び各回動アームを用いて行うことにより、コイル巻枠の配設位置に対する立設部材の配設位置を容易に遠くすることができる。
これにより、巻取治具から受取治具へ巻線コイルを受け渡す際に、上記立設部材が巻線コイルに干渉してしまうことを防止することができ、巻線コイルに傷等の損傷が発生することを防止することができる。
それ故、本発明のコイル形成装置によれば、巻取治具から受取治具へ巻線コイルを容易に受け渡すことができ、この受渡の際に、巻線コイルに損傷が発生することを防止することができる。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記クランプ解除治具における上記解除治具ベースは、圧縮バネを介して上記巻取治具における上記巻取治具ベースに配設してあり、上記コイル形成装置は、上記クランプ解除治具における上記スライドプレートが上記立設部材に当接した状態で、上記巻取治具を上記受取治具に向けて移動させることにより、上記圧縮バネを弾性変形させながら上記巻取治具を上記クランプ解除治具に対して移動させるよう構成することが好ましい(請求項2)。
この場合には、巻取治具を受取治具に向けて移動させる1ストローク動作によって、巻取治具をクランプ解除治具に対して移動させることができる。そのため、巻取治具から受取治具へ一層容易に巻線コイルを受け渡すことができる。
また、上記スライドプレートの下面には、上記立設部材と係合する係合部材を配設し、当該スライドプレートにおける上記係合部材の配設数は、上記巻取治具における上記コイル巻枠の配設数よりも少なくすることが好ましい(請求項3)。
この場合には、係合部材を用いることにより、立設部材によってスライドプレートを上方向にスライドさせることが容易になる。また、係合部材の配設数をコイル巻枠の配設数よりも少なくすることにより、巻取治具から受取治具へ巻線コイルを受け渡す際に、立設部材が巻線コイルに干渉してしまうことを一層容易に防止することができる。
また、上記スライドプレートは、上記解除治具ベースの下方に配設したスライド付勢用バネを介して下方向へ付勢しておくことが好ましい(請求項4)。
この場合には、スライド付勢用バネによって、スライドプレートを解除治具ベースの下方に安定して維持することができ、各回動アームを退避位置に安定して維持することができる。
また、上記クランプ解除部は、上記クランプ解除アーム部の先端部に設けたローラであることが好ましい(請求項5)。
この場合には、各コイル巻枠における外側巻枠部を巻回位置から離脱位置へ移動させる際に、トグルクランプにおけるクランプ操作部に、クランプ解除部としてのローラを当接させ、このローラを回転させながら外側巻枠部を離脱位置へ移動させることができる。
また、上記受取治具は、ステータコアにおけるスロットに上記巻線コイルを挿入配置するためのインサータ治具であり、該インサータ治具は、上記各コイル巻枠から上記巻線コイルを受け取るコイル受取部を仮想円上に複数配列してなることが好ましい(請求項6)。
この場合には、巻取治具から受取治具としてのインサータ治具へ受け渡した巻線コイルを、ステータコアにおけるスロットに容易に挿入配置することができる。
以下に、本発明のコイル形成装置にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
本例のコイル形成装置1は、図1〜図4に示すごとく、複数のコイル巻枠21を巻取治具ベース20に対して仮想円上に並列配置してなる巻取治具2を備えており、この巻取治具2に形成した巻線コイル7を、受取治具4へ受け渡すよう構成してある。また、コイル形成装置1は、巻取治具2における各コイル巻枠21を残りのコイル巻枠21に対して順次突出させ、突出状態のコイル巻枠21に電線(絶縁被覆してなるマグネットワイヤ)71を巻回して巻線コイル7を形成するよう構成してある。
図1に示すごとく、各コイル巻枠21は、内側巻枠部211と、この内側巻枠部211の外周側に配設する外側巻枠部212とにそれぞれ分割形成してある。各外側巻枠部212は、図1、図3に示すごとく、電線71の巻回を行うための巻回位置201と、図4に示すごとく、内側巻枠部211との間の間隔を縮小し、当該コイル巻枠21に巻回した電線71を離脱する離脱位置202とにそれぞれ移動可能である。また、各コイル巻枠21には、図1、図3に示すごとく、外側巻枠部212を巻回位置201に維持するクランプ状態203と、図4に示すごとく、外側巻枠部212を離脱位置202へ移動させるアンクランプ状態204とを形成可能なトグルクランプ22がそれぞれ配設してある。
図1に示すごとく、巻取治具2における巻取治具ベース20には、トグルクランプ22をクランプ状態203からアンクランプ状態204に変更するクランプ解除治具3が配設してある。このクランプ解除治具3は、巻取治具ベース20に配設した解除治具ベース31と、この解除治具ベース31の下方に、上下方向に向けてスライド可能に配設したスライドプレート32と、解除治具ベース31に設けた各回動支点部311を中心に回動する複数の回動アーム33とを有している。
図1、図5に示すごとく、回動アーム33は、巻取治具2におけるコイル巻枠21の配設数と同じ配設数で解除治具ベース31に配設してあり、各コイル巻枠21におけるトグルクランプ22に対向する位置に配設してある。
また、図6、図7に示すごとく、各回動アーム33は、各コイル巻枠21のトグルクランプ22におけるクランプ操作部221にそれぞれ係合するよう各回動支点部311から一方向に向けて形成したクランプ解除アーム部331と、スライドプレート32に当接するよう各回動支点部311から他方向に向けて形成したスライド当接アーム部332とをそれぞれ有している。
さらに、各回動アーム33は、図6に示すごとく、クランプ解除アーム部331の先端部に設けたクランプ解除部333をクランプ操作部221の下方から退避させ、外側巻枠部212を巻回位置201に維持したまま、当該コイル巻枠21を残りのコイル巻枠21に対して突出させることができる退避位置301と、図7に示すごとく、クランプ解除部333をクランプ操作部221の下方に配置させる解除位置302とにそれぞれ回動可能である。各回動アーム33は、解除治具ベース31に配設した各退避用バネ34によって退避位置301にそれぞれ付勢してある。
図7に示すごとく、クランプ解除治具3におけるスライドプレート32は、受取治具4に向けた巻取治具2の相対移動に伴って、受取治具4側から上方に向けて伸びる立設部材5に当接して上方向へスライドすることにより、スライド当接アーム部332に当接して当該回動アーム33を退避位置301から解除位置302へ回動させるよう構成してある。
また、図4に示すごとく、巻取治具2は、受取治具4に向けて相対移動した後、クランプ解除治具3に対して移動し、クランプ操作部221の下方に配置されたクランプ解除部333が、トグルクランプ22をクランプ状態203からアンクランプ状態204に変更して、外側巻枠部212を巻回位置201から離脱位置202へ移動させた状態で、当該巻取治具2に形成した巻線コイル7を受取治具4へ受け渡すよう構成してある。
以下に、本例のコイル形成装置1につき、図1〜図11と共に詳説する。
図8に示すごとく、コイル形成装置1は、複数のコイル巻枠21を配列した仮想円の中心を回動中心C1にして、巻取治具2を回動させるインデックス機構11と、各コイル巻枠21を残りのコイル巻枠21に対して突出させる突出機構12と、突出状態のコイル巻枠21における巻回中心軸線C3を回転中心C2にして、巻取治具2の全体を回転させる回転機構13とを有している。
そして、同図に示すごとく、インデックス機構11により巻取治具2を回動させて、電線71の巻回を行う巻回コイル巻枠21Aにおける巻回中心軸線C3を、回転機構13における回転中心C2に合わせると共に、当該巻回コイル巻枠21Aを残りのコイル巻枠21に対して突出させる。次いで、回転機構13によって、巻回コイル巻枠21Aにおける巻回中心軸線C3を中心にして巻取治具2の全体を回転させて、巻回コイル巻枠21Aに巻線コイル7を形成する。また、別のコイル巻枠21についても、回転機構13における回転中心C2に巻回中心軸線C3を逐次合わせ、巻線コイル7を形成する。
また、図1に示すごとく、コイル形成装置1は、仮想円上に配列した複数のコイル巻枠21における中心部分に、各コイル巻枠21から巻線コイル7を離脱させるプッシャー23を有している。このプッシャー23は、図4に示すごとく、巻取治具2を受取治具4に係合させ、各コイル巻枠21における外側巻枠部212が離脱位置202にある状態において、受取治具4に向けてスライドするよう構成してある。これにより、巻取治具2から受取治具4へ容易に巻線コイル7を受け渡すことができる。
図1に示すごとく、各コイル巻枠21における外側巻枠部212は、内側巻枠部211の上端部に形成した回動支点部213を中心に回動可能である。外側巻枠部212は、電線71を巻回するための巻回面214に、巻回中心軸線C3に平行な方向に向けて電線71を複数回巻回するための段差部を形成してなる。また、外側巻枠部212は、その回動支点部311よりも径方向内側へ向けて突出形成した突出部215を有している。
同図に示すごとく、トグルクランプ22は、クランプ操作部221、クランプ部222及び他のリンクに生ずるモーメントを利用し、クランプ操作部221に加える小さな力によって、クランプ部222に大きなクランプ力を発生させることができるものである。そして、クランプ部222によるクランプ力により、コイル巻枠21の外側巻枠部212における突出部215を押さえ付けた状態で、トグルクランプ22はクランプ状態203に維持される。
また、各トグルクランプ22におけるクランプ操作部221の先端は、各コイル巻枠21における外側巻枠部212よりも径方向外方に向けて突出している。
図1に示すごとく、クランプ解除治具3における解除治具ベース31は、圧縮バネ24を介して巻取治具2における巻取治具ベース20に配設してある。そして、図3、図4に示すごとく、コイル形成装置1は、巻取治具2を受取治具4に向けて移動させる1ストローク動作によって、巻取治具2をクランプ解除治具3に対して移動させるよう構成してある。すなわち、コイル形成装置1は、クランプ解除治具3のスライドプレート32における係合部材321が立設部材5に当接した状態で、巻取治具2を受取治具4に向けて移動させることにより、圧縮バネ24を弾性変形させながら巻取治具2をクランプ解除治具3に対して移動させるよう構成してある。
図5に示すごとく、本例の複数のコイル巻枠21及び複数のトグルクランプ22は、巻取治具2において放射状に配列されている。
また、図9に示すごとく、本例の巻取治具2において形成する巻線コイル7は、各コイル巻枠21に形成した巻線コイル7としての単極コイルを、渡線(電線71)により連ねてなる連極コイルである。
図5に示すごとく、クランプ解除治具3における解除治具ベース31及びスライドプレート32は、円盤形状を有しており、コイル形成装置1の中心部の回りに配設してある。
図6、図7に示すごとく、スライドプレート32は、その上面から立設させたガイド部35によって、上下方向へのスライドが案内されている。また、スライドプレート32は、ガイド部35の先端に形成した鍔部351によって、解除治具ベース31からの落下防止がなされている。
また、スライドプレート32の上面には、各回動アーム33におけるスライド当接アーム部332に当接する当接突出部322が形成してある。この当接突出部322は、スライドプレート32が解除治具ベース31に当接するまで上方向にスライドしたときに、解除治具ベース31の上面から突出して、スライド当接アーム部332に当接する。
また、図6、図7に示すごとく、解除治具ベース31とスライドプレート32との間には、スライドプレート32を下方向(解除治具ベース31から離れる方向)へ付勢するスライド付勢用バネ36が配設してある。本例のスライド付勢用バネ36は、回動アーム33の配設位置に対応して複数配設してある。そして、スライドプレート32が下方向に付勢してあることにより、このスライドプレート32を解除治具ベース31の下方に安定して維持することができ、各回動アーム33を退避位置301に安定して維持することができる。
また、クランプ解除治具3におけるスライドプレート32の下面には、受取治具4側から立設する立設部材5と係合する係合部材321が配設してある。この係合部材321は、スライドプレート32の下面に配設したシャフト321によって構成してある。
また、図5に示すごとく、係合部材321は、スライドプレート32の周方向における複数箇所に、略等間隔に配設してある。また、スライドプレート32における係合部材321の配設数は、巻取治具2におけるコイル巻枠21の配設数よりも少なくなっている。
具体的には、本例のコイル巻枠21は、巻取治具2に対して放射状に8つ配設してあり、本例の係合部材321は、スライドプレート32に対して放射状に3つ配設してある。
また、係合部材321は、各回動アーム33の径方向の配設位置よりも外方に配設してあり、上記ガイド部35は、係合部材321の配設位置の上方位置に配設してある。
図2に示すごとく、本例の立設部材5は、受取治具4側から上方に向けて立設させたシャフト5から構成してある。この立設部材5は、係合部材321の配設位置に対応して放射状に3つ配設してある。
立設部材5は、図2に示すごとく、受取治具4の下方に向けて下降した下降位置501と、図3、図4に示すごとく、受取治具4の上方に向けて上昇した上昇位置502とにスライド可能である。そして、立設部材5は、巻取治具2において巻線コイル7の形成を行うときには、下降位置501に退避させておき、巻取治具2から受取治具4へ巻線コイル7を受け渡すときには、上昇位置502にスライドさせておく。
また、図6、図7に示すごとく、本例のクランプ解除部333は、クランプ解除アーム部331の先端部に設けたローラ333である。このローラ333は、クランプ解除アーム部331の先端部において、支軸によって片持ち状態で取り付けてある。そして、各コイル巻枠21における外側巻枠部212を巻回位置201から離脱位置202へ移動させる際に、トグルクランプ22におけるクランプ操作部221に、ローラ333を当接させ、このローラ333を回転させながら外側巻枠部212を離脱位置202へ移動させることができる。
図6、図7に示すごとく、本例の各回動アーム33は、クランプ解除アーム部331とスライド当接アーム部332とによる略L型形状を有している。クランプ解除アーム部331は、解除治具ベース31に配設した回動支点部311から下方に向けて形成されており、スライド当接アーム部332は、解除治具ベース31に配設した回動支点部311から径方向内方に向けて形成されている。
各回動アーム33をそれぞれ退避位置301に付勢する各退避用バネ34は、その一端がクランプ解除アーム部331に取り付けてあり、他端が解除治具ベース31における回動支点部311よりも径方向外方の位置に取り付けてある。
図2、図9〜図11に示すごとく、本例の受取治具4は、ステータコア6の内周面に形成した複数のスロット61に、巻線コイル7を挿入配置するためのインサータ治具4である。このインサータ治具4は、各コイル巻枠21から巻線コイル7を受け取るコイル受取部41を仮想円上に複数配列してなる。そして、巻取治具2を受取治具4に係合させた状態においては、各コイル巻枠21と各コイル受取部41とが係合し、各コイル巻枠21から各コイル受取部41へそれぞれ巻線コイル7を受け渡すことができる。
また、インサータ治具4は、仮想円上に配列した複数のコイル受取部41における中心部分に、コイル受取部41に受け取った巻線コイル7をステータコア6におけるスロット61へ挿入するためのストリッパ42を有している。そして、図10、図11に示すごとく、インサータ治具4における各コイル受取部41をステータコア6の内周面と対向させ、ストリッパ42を上昇させることにより、各コイル受取部41に保持する巻線コイル7をステータコア6における各スロット61へ挿入配置することができる。
次に、上記コイル形成装置1を用いて巻線コイル7の形成及び受渡(移載)を行う方法、及びコイル形成装置1における作用効果につき説明する。
巻取治具2において巻線コイル7を形成する際には、図1に示すごとく、各コイル巻枠21においては、トグルクランプ22をクランプ状態203にして外側巻枠部212を巻回位置201に維持する。そして、図8に示すごとく、電線71の巻回を行うコイル巻枠21Aを残りのコイル巻枠21に対して突出させ、突出状態のコイル巻枠21Aに対して電線71の巻回を行う。次いで、別のコイル巻枠21についても順次残りのコイル巻枠21に対して突出させ、各コイル巻枠21に対して順次電線71を巻回して、巻線コイル7を形成する。
上記各コイル巻枠21を順次突出させる際には、図1に示すごとく、クランプ解除治具3においては、各回動アーム33は、退避用バネ34によって退避位置301に付勢されている。そして、回動アーム33のクランプ解除アーム部331の先端部に設けたクランプ解除部333としてのローラ333は、トグルクランプ22におけるクランプ操作部221の下方から退避している。
そのため、各コイル巻枠21を順次突出させる際に、各回動アーム33が障害になることを防止することができる。
次いで、巻取治具2に形成した巻線コイル7を受取治具4としてのインサータ治具4に受け渡す際には、まず、各立設部材5を上昇位置502に上昇させ、次いで、巻取治具2を受取治具4に向けて移動(下降)させる。このとき、インサータ治具4のコイル受取部41が、巻取治具2の各コイル巻枠21における内側巻枠部211に形成した間隙内に挿入される。
そして、図3、図7に示すごとく、受取治具4に向けた巻取治具2の移動に伴って、クランプ解除治具3のスライドプレート32における各係合部材321が、上昇位置502にある各立設部材5に当接する。このとき、スライドプレート32がスライド付勢用バネ36による付勢力に打ち勝って上方向へスライドし、スライドプレート32における各当接突出部322が、各回動アーム33におけるスライド当接アーム部332に当接する。そして、各回動アーム33は、当接突出部322によって上方へ押され、退避用バネ34による付勢力に打ち勝って、各回動支点部311を中心にして退避位置301から解除位置302へ回動する。
こうして、各回動アーム33のクランプ解除アーム部331に設けたローラ333は、トグルクランプ22におけるクランプ操作部221の下方に配置される。
次いで、図4に示すごとく、巻取治具2をインサータ治具4に向けてさらに移動(下降)させると、クランプ解除治具3は各立設部材5によって下降することができず、巻取治具2が圧縮バネ24の付勢力に打ち勝って、クランプ解除治具3に対して下降する。
このとき、各回動アーム33におけるクランプ解除部333が、各トグルクランプ22を持ち上げ、各トグルクランプ22をクランプ状態203からアンクランプ状態204に変更する。そして、各コイル巻枠21における外側巻枠部212は、巻回位置201から離脱位置202へ回動し、外側巻枠部212と内側巻枠部211との間の間隔が縮小される。
そして、インサータ治具4のコイル受取部41が、巻取治具2の各コイル巻枠21における内側巻枠部211の間隙内にさらに挿入され、各コイル受取部41は、各コイル巻枠21における巻線コイル7のループ内に挿通される。これにより、巻取治具2における各コイル巻枠21に形成した巻線コイル7を、受取治具4へ受け渡す状態が形成される。
次いで、複数のコイル巻枠21の配列の中心部分に配設したプッシャー23を、インサータ治具4に向けて移動(下降)させ、各コイル巻枠21から巻線コイル7を離脱し、この巻線コイル7を各コイル受取部41へ巻線コイル7を受け渡すことができる。
その後は、図11に示すごとく、インサータ治具4にステータコア6を対向配置し、インサータ治具4におけるストリッパ42を上昇させることにより、各コイル受取部41に保持する巻線コイル7をステータコア6における各スロット61へ挿入配置することができる。
このように、各コイル巻枠21に配設したトグルクランプ22のアンクランプ状態204への変更は、受取治具4側から上方に向けて伸びる立設部材5を直接トグルクランプ22に当接させるのではなく、クランプ解除治具3におけるスライドプレート32及び各回動アーム33を用いて行う。そのため、巻取治具2を受取治具4に対して移動(下降)させるだけで、すべてのコイル巻枠21における外側巻枠部212を同時に巻回位置201から離脱位置202へ移動させることができる。
これにより、各コイル巻枠21における外側巻枠部212を容易に離脱位置202へ移動させることができ、巻取治具2から受取治具4へ巻線コイル7を容易に受け渡すことができる。
また、各コイル巻枠21に配設したトグルクランプ22のアンクランプ状態204への変更を、クランプ解除治具3におけるスライドプレート32及び各回動アーム33を用いて行うことにより、コイル巻枠21の配設位置に対する立設部材5の配設位置を容易に遠くすることができる。これにより、巻取治具2から受取治具4へ巻線コイル7を受け渡す際に、上記立設部材5が巻線コイル7に干渉してしまうことを防止することができ、巻線コイル7に傷等の損傷が発生することを防止することができる。
また、上記のごとく係合部材321の配設数はコイル巻枠21の配設数よりも少なくなっており、巻線コイル7の受渡の際に、立設部材5が巻線コイル7に干渉してしまうことを一層容易に防止することができる。
それ故、本例のコイル形成装置1によれば、巻取治具2から受取治具4へ巻線コイル7を容易に受け渡すことができ、この受渡の際に、巻線コイル7に損傷が発生することを防止することができる。
実施例における、コイル形成装置における巻取治具及びクランプ解除治具を示す説明図。 実施例における、受取治具を示す説明図。 実施例における、巻取治具を受取治具と係合させ、クランプ解除治具を動作させた状態を示す説明図。 実施例における、巻取治具から受取治具へ巻線コイルを受け渡す状態を示す説明図。 実施例における、巻取治具及びクランプ解除治具を示す平面図。 実施例における、回動アームが退避位置に退避する状態を示す説明図。 実施例における、回動アームを解除位置に回動させた状態を示す説明図。 実施例における、コイル形成装置を示す説明図。 実施例における、受取治具を示す平面図。 実施例における、受取治具をスタータコアの内周面に配置した状態を示す平面図。 実施例における、受取治具からステータコアにおけるスロットに巻線コイルを挿入配置する状態を示す説明図。
符号の説明
1 コイル形成装置
2 巻取治具
20 巻取治具ベース
21 コイル巻枠
201 巻回位置
202 離脱位置
211 内側巻枠部
212 外側巻枠部
22 トグルクランプ
203 クランプ状態
204 アンクランプ状態
221 クランプ操作部
3 クランプ解除治具
31 解除治具ベース
311 回動支点部
32 スライドプレート
321 係合部材
33 回動アーム
301 退避位置
302 解除位置
331 クランプ解除アーム部
332 スライド当接アーム部
333 クランプ解除部
34 退避用バネ
4 受取治具(インサータ治具)
41 コイル受取部
5 立設部材
6 ステータコア
7 巻線コイル
71 電線

Claims (6)

  1. 複数のコイル巻枠を巻取治具ベースに対して仮想円上に並列配置してなる巻取治具を備え、該巻取治具における上記各コイル巻枠を残りの上記コイル巻枠に対して順次突出させ、該突出状態の上記コイル巻枠に電線を巻回して巻線コイルを形成するよう構成してなると共に、該巻線コイルを上記巻取治具から受取治具へ受け渡すよう構成してなるコイル形成装置において、
    上記コイル巻枠は、内側巻枠部と、該内側巻枠部の外周側に配設する外側巻枠部とに分割形成してなり、該外側巻枠部は、上記電線の巻回を行うための巻回位置と、上記内側巻枠部との間の間隔を縮小し、当該コイル巻枠に巻回した上記電線を離脱する離脱位置とに移動可能であり、
    かつ上記コイル巻枠には、上記外側巻枠部を上記巻回位置に維持するクランプ状態と、上記外側巻枠部を上記離脱位置へ移動させるアンクランプ状態とを形成可能なトグルクランプが配設してあり、
    上記巻取治具ベースには、上記トグルクランプを上記クランプ状態から上記アンクランプ状態に変更するクランプ解除治具が配設してあり、
    該クランプ解除治具は、上記巻取治具ベースに配設した解除治具ベースと、
    該解除治具ベースの下方に、上下方向に向けてスライド可能に配設したスライドプレートと、
    上記巻取治具における上記コイル巻枠の配設数に対応して上記解除治具ベースに配設し、該解除治具ベースに設けた各回動支点部を中心に回動する複数の回動アームとを有しており、
    該回動アームは、上記コイル巻枠の上記トグルクランプにおけるクランプ操作部に係合するよう上記回動支点部から一方向に向けて形成したクランプ解除アーム部と、上記スライドプレートに当接するよう上記回動支点部から他方向に向けて形成したスライド当接アーム部とを有しており、
    かつ上記回動アームは、上記クランプ解除アーム部の先端部に設けたクランプ解除部を上記クランプ操作部の下方から退避させ、上記外側巻枠部を上記巻回位置に維持したまま、当該コイル巻枠を残りの上記コイル巻枠に対して突出させることができる退避位置と、上記クランプ解除部を上記クランプ操作部の下方に配置させる解除位置とに回動可能であると共に、上記解除治具ベースに配設した退避用バネによって上記退避位置に付勢してあり、
    上記スライドプレートは、上記受取治具に向けた上記巻取治具の相対移動に伴って、上記受取治具側から上方に向けて伸びる立設部材に当接して上方向へスライドすることにより、上記スライド当接アーム部に当接して当該回動アームを上記退避位置から上記解除位置へ回動させるよう構成してあり、
    上記巻取治具は、上記受取治具に向けて相対移動した後、上記クランプ解除治具に対して移動し、上記クランプ操作部の下方に配置された上記クランプ解除部が、上記トグルクランプを上記クランプ状態から上記アンクランプ状態に変更して、上記外側巻枠部を上記巻回位置から上記離脱位置へ移動させた状態で、当該巻取治具に形成した上記巻線コイルを上記受取治具へ受け渡すよう構成してあることを特徴とするコイル形成装置。
  2. 請求項1において、上記クランプ解除治具における上記解除治具ベースは、圧縮バネを介して上記巻取治具における上記巻取治具ベースに配設してあり、
    上記クランプ解除治具における上記スライドプレートが上記立設部材に当接した状態で、上記巻取治具を上記受取治具に向けて移動させることにより、上記圧縮バネを弾性変形させながら上記巻取治具を上記クランプ解除治具に対して移動させるよう構成したことを特徴とするコイル形成装置。
  3. 請求項1又は2において、上記スライドプレートの下面には、上記立設部材と係合する係合部材が配設してあり、当該スライドプレートにおける上記係合部材の配設数は、上記巻取治具における上記コイル巻枠の配設数よりも少なくなっていることを特徴とするコイル形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記スライドプレートは、上記解除治具ベースの下方に配設したスライド付勢用バネを介して下方向へ付勢してあることを特徴とするコイル形成装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記クランプ解除部は、上記クランプ解除アーム部の先端部に設けたローラであることを特徴とするコイル形成装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、上記受取治具は、ステータコアにおけるスロットに上記巻線コイルを挿入配置するためのインサータ治具であり、
    該インサータ治具は、上記各コイル巻枠から上記巻線コイルを受け取るコイル受取部を仮想円上に複数配列してなることを特徴とするコイル形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108335903A (zh) * 2017-12-30 2018-07-27 浙江埃能德电气有限公司 一种用于线圈绕卷的载具装置
CN109075674A (zh) * 2016-04-27 2018-12-21 Smz卷轴和装配技术股份公司 缠绕机

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