JP4281400B2 - 通信装置、その表示方法、コンピュータプログラム、および通信方法 - Google Patents

通信装置、その表示方法、コンピュータプログラム、および通信方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に携帯型の通信装置(本明細書ではコマンダという)、およびこのコマンダに搭載され、ポインティングデバイス(マウス、ペン、タッチパネルなど)によって操作されるGUI(Graphical User Interface)の表示方式と制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、制御対象の機器に対して離れた位置から何らかの命令(指示)を発行する場合、リモートコントローラ(単にリモコンともいう)を対象となる機器に向けて、リモコン上のボタンを押す動作を行うユーザインタフェースが用いられている。例えば、テレビに対して「チャンネルを変える」という命令を発行する場合、赤外線リモコンをテレビの方向に向けて数字のボタンを押すことで命令を発行する。
【0003】
通常、リモコンとその制御対象機器との対応付けは製造時に決定されるので、機器Aを操作する場合にはリモコンA、機器Bを操作する場合にはリモコンB、というように複数の使い分ける必要がある。すなわち、ユーザがリモコンを手にした時点でどの機器に命令を発行するかは決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ユビキタス環境ではユーザの周囲に多数の情報機器が存在するので、一つのリモコンで複数の情報機器に命令を発行する可能性も出てくる。すなわち、すべての制御対象機器がネットワークに接続された環境ではユーザの周囲に多数の制御対象機器が存在するだけでなく、無線化により制御対象機器同士の接続性を確認することが困難であるため、近傍の制御対象機器を簡易的に特定する仕組みが必要になってくる。
【0005】
従来の赤外線リモコンでは、そのような要望に対して、1つのリモコン上にスイッチを表示させることで例えばテレビとビデオなどの制御対象機器を別々に操作することが可能であるが、このような場合でも、同様の属性の機器が同方向に存在する場合(例えば、同じテレビが二つある場合)、選択のためのユーザインタフェースとして機器を区別する手段はない。
【0006】
さらには、リモコンの近くにある機器に命令を発行する、あるいは、リモコンを向けていない方向にある機器に命令を発行するなど、多様な要望に応える必要がある。従来のリモコンのユーザインタフェースでは、周囲に存在する多種の機器を自由に指定することができない。
【0007】
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、単一の装置の表示画面上で周囲の機器の位置情報を直感的に取得でき、かつ、複数の制御対象機器に対して無線インタフェースを介して比較的自由な指示操作を行うことができるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を備えた通信装置、その表示方法、コンピュータプログラム、および通信方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による通信装置は、周囲に存在する複数の機器に対して無線インタフェースを介して指示を発行する通信装置であって、表示画面を有する表示部と、ユーザの入力操作を受け付ける入力部と、周囲に存在する機器の方向を含む物理位置を検出する位置検出手段と、検出された物理位置を前記表示部の表示画面上の仮想位置に変換し、この仮想位置に当該機器を表すアイコンを表示し、前記検出された方向に応じて当該通信装置の正面にある機器を表すアイコンについては強調して表示する表示制御手段と、表示されたアイコンに対する前記入力部からの指示操作に応じて当該アイコンで表された機器に対して無線インタフェースを介して命令を発行する無線通信手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
ユーザにより保持される通信装置は、位置検出手段により、ユーザの周囲の制御対象の複数の機器の物理位置を検出し、表示制御手段により、検出された物理位置を前記表示部の表示画面上の仮想位置に変換し、この仮想位置に当該機器を表すアイコンを表示する。ユーザは、表示されたアイコンに対する入力部からの指示操作により機器に対して無線インタフェースを介して命令を発行することができる。ユーザは表示画面上に表示されたアイコンによって、機器の存在および通信装置に対する各機器の位置関係を一目で認識することができる。
【0010】
前記位置検出手段は、少なくとも、通信装置から当該機器までの距離および通信装置から当該機器の方向を検出する。これにより、各機器の距離および方向を表示画面上の各機器のアイコンの表示に反映させることができる。
【0011】
前記表示制御手段は、物理位置と仮想位置とを対応づける表示ポリシを管理する表示ポリシ管理部を有し、前記表示ポリシに従って物理位置を仮想位置に変換するようにしてもよい。表示ポリシの採用により、グラフィカルユーザインタフェースを柔軟に変更することができる。
【0012】
前記表示制御手段は、前記位置検出手段の検出結果に応じて、特定の機器の前記アイコンに対して表示上の特殊効果を付与するよう制御するようにしてもよい。これにより、当該機器の属性がより容易に認識される。
【0013】
所定の条件を満たす機器を自動的に選択状態とし、前記表示制御手段は、前記特殊効果として、当該機器に対して選択状態にあることを示す表示形態を付与するようにしてもよい。これにより、迅速かつ容易な機器の選択が行える。
【0014】
あるいは、前記表示制御手段は、前記特殊効果として、所定の距離より離れた機器についてその旨を示す表示形態を付与することも可能である。
【0015】
前記表示制御手段は、前記無線通信手段を介して前記機器から現在のステータス情報を取得し、このステータス情報を前記アイコンに付随して表示するようにしてもよい。これにより、ユーザは表示画面から各機器の現在の状態を認識することができる。
【0016】
前記表示制御手段は、通信装置から機器までの距離に応じて当該機器のアイコンのサイズを変更したり、機器の方向に応じて当該機器のアイコンの表示画面での1座標軸上の位置を変更したりすることも可能である。
【0017】
さらには、前記位置検出手段は機器の高度をも検出し、前記表示制御手段は検出された高度に応じて当該機器のアイコンの表示画面での他の座標軸上の位置を変更したり、検出された高度に応じて当該機器のアイコンの色を変更することも可能である。
【0018】
前記表示制御手段は、表示画面を複数の領域に分割し、機器の方向に応じて当該機器のアイコンを表示すべき領域を変更することも可能である。例えば、機器の方向を正面方向から背面方向まで3分割し、各分割領域内の方向を画面の上段、中段、下段に割り当てることができる。あるいは、表示画面を上段および下段の領域に分割し、一方の領域においては、ユーザの正面にある機器を画面中央に割り当てるとともに正面から外れるほど画面の左右端に近い位置に割り当て、他方の領域においては、画面下段の一端にユーザを示すアイコンを表示するとともにユーザの近傍にある機器ほどユーザの近くの位置を割り当てることも可能である。
【0019】
本発明による表示方法およびこの表示方法を実現するコンピュータプログラムは、周囲に存在する複数の機器に対して無線インタフェースを介して指示を発行する通信装置の表示画面上で前記複数の機器を表すアイコンを表示する通信装置の表示方法であって、周囲に存在する機器の方向を含む物理位置を検出するステップと、検出された物理位置を前記表示画面上の仮想位置に変換するステップと、この変換により得られた仮想位置に当該機器を表すアイコンを表示し、前記検出された方向に応じて当該通信装置の正面にある機器を表すアイコンについては強調して表示するステップとを備えたことを特徴とする。
【0020】
本発明による通信方法は、周囲に存在する機器の方向を含む物理位置を検出し、検出された物理位置を表示画面上の仮想位置に変換し、この仮想位置に当該機器を表すアイコンを表示し、前記検出された方向に応じて当該通信装置の正面にある機器を表すアイコンについては強調して表示し、表示されたアイコンに対する指示操作に応じて当該アイコンで表された機器に対して無線インタフェースを介して命令を発行する通信装置を用いた通信方法であって、前記複数の機器のうちの第1の機器のアイコンに対して第1の操作を指示する第1の命令を発行するステップと、前記複数の機器のうちの第2の機器のアイコンに対して第2の操作を指示する第2の命令を発行するステップとを備え、前記第1および第2の命令に応じて、前記第1の機器と前記第2の機器との間でデータの転送が行われることを特徴とする。例えば、前記通信装置により、前記第1の機器に対して動画コンテンツ情報を取り出す指示を行うとともに、前記第2の機器に対して当該動画コンテンツを再生する指示を行うことにより、これらの指示に従って前記第1の機器から前記第2の機器に前記動画コンテンツが転送され前記第2の機器で再生される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
まず、本実施の形態におけるシステムの概要を説明する。
【0023】
1.1.装置全体
本発明は、周囲に存在する複数の制御対象の機器に対して、選択的に制御命令を発行することができる単一の携帯型の通信装置を提供する。この通信装置を本明細書ではコマンダという。本発明は、主として、このコマンダに搭載されポインティングデバイス(マウス、ペン、タッチパネルなど)によって操作されるGUI(Graphical User Interface)の表示方式と制御方法に関連する。
【0024】
図1に、本実施の形態のコマンダ10と、このコマンダ10により無線インタフェースを介して制御される複数の制御対象の機器30とからなるシステムの概略構成を示す。
【0025】
コマンダ10は、ユーザの操作を受けるポインティングデバイス100、このポインティングデバイス100からの操作入力情報を受けてグラフィックユーザインタフェースを司るGUI部101、外部の機器30との間で無線通信を行うための無線インタフェース(I/F)105、この無線インタフェース105の各機器30からの受信情報に基づいて、コマンダ10を基準としたそれぞれ機器30の方向(方角)、距離、高度を検出し、GUI部101に報告する方向検出ユニット102、距離検出ユニット103および高度検出ユニット104と、これらの各部を制御する主制御部106とを備えている。主制御部106は、無線インタフェース105を介して機器30に発行する命令の生成も行う。主制御部106はマイクロプロセッサ等の中央処理装置を有し、記憶装置108に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)を実行することにより、コマンダに必要な処理を実現する。記憶装置108には、あらかじめ定められた固定的なデータ(文字フォントやアイコンデータ等)を記憶する不揮発性のメモリ(ROM)、データの一時記憶領域や作業領域を提供するメモリ(RAM)やレジスタ等を含んでよい。ROMの全体または一部は再書き込み可能なEEPROM等であってもよい。
【0026】
無線インタフェース105としては、無線LANやBluetooth(商標)、UWB(Ultra Wide Band)、赤外線デバイスなどを使用することが可能である。なお、UWBは、無線通信の方式の一つであり、データを1GHz程度の極めて広い周波数帯に拡散して送受信を行うものであり、同じ周波数帯を用いる無線機器と混信することがなく、消費電力も少ない、さらに、GPS(Global Positioning System:全地球側位システム)よりも正確な位置測定機能を有することで知られている。
【0027】
一方、制御対象の機器30は、コマンダ10と無線通信を行うための無線インタフェース301、および、個々の機器特有の動作を行うための主制御部303等を備えている。制御部303は、定期、要求受信時、必要時等、所定の時点で、自己の機器の識別子である機器ID(例えば、ホスト名やMACアドレス)とともに、現在のステータス等の情報を無線インタフェース301を介してコマンダに送信する。また、機器30は、コマンダ10からの命令を受信して、その命令に応じた動作を行う。
【0028】
無線インタフェースを利用した、コマンダから機器までの距離の検出方法としては、例えば、無線LANでは無指向性のアンテナにより得られた各機器の発生する信号の電波強度の値を参考にすることができる。本実施の形態では、コマンダから各機器までの距離は必ずしも高精度に測定する必要はなく相対的な距離関係が分かれば足りる。UWBを利用する場合には、さらに精度の高い測距機構を利用することができる。
【0029】
機器の方向を検出する方法としては、例えば、指向性を有するアンテナを向けた方向の電波強度を測定するとともに、無指向性のアンテナの電波強度(距離を求める際に検出済み)との比で判定することができる。赤外線は放射角度が限定されている特性を利用することができる。
【0030】
機器の高度は距離と同様、指向性を有するアンテナを用いる方法で測定することができる。ただし、同じ高度であっても方向の違いによって測定結果が変わりうるので、方向の検出結果で補正を行うことができる。各機器の高度も相対的な関係が分かれば足りるので、必ずしも高精度に測定する必要はない。床や地面にビーコン発生器等を設置すれば、その高さを基準とした測定を行うことも可能である。
【0031】
無線インタフェース105が取得した受信情報は、方向検出ユニット102、距離検出ユニット103、および高度検出ユニット104に与えられ、これらのユニットで意味のある位置情報(方向、距離、および高度)に置き換えられる。これらの位置情報はすべてGUI部101に転送される。
【0032】
なお、コマンダ側で各機器の位置を検出するようにしたが、各機器が自己の位置情報を検出し、この検出結果をコマンダに送信するようにしてもよい。例えば、各機器が本実施の形態で利用可能な程度(数10cm〜数m単位)の検出精度の位置検出機能を有すれば、その測定結果をコマンダで受信して利用することができる。ただし、機器が測定したこの位置情報は絶対座標(緯度、経度、および高度)なので、コマンダにもGPS機能を備えて機器から受信した位置情報をコマンダからみた相対座標に変換する必要がある。
【0033】
GUI部101は、コマンダの周囲にある機器のすべて(もしくはユーザの要求を満たすもの)を、コマンダの移動に拘わらず(むしろ、移動に伴って)ユーザが直感的に理解しやすいように仮想的に表示するものであり、この表示方式と制御の部分が、本発明で主として特徴的な部分である。
【0034】
本実施の形態におけるコマンダはこのような本発明特有のGUIを有するため、コマンダはユーザが手に持って移動でき、簡単に機器の方向へ向けることができる程度の軽量なものとすることが望ましい。すなわち、例えば携帯電話機や携帯情報端末PDA(Personal Digital Assistant)のようなものが想定される。また、ノートPCのようなものであっても、図15に示すようにモバイルグリップスタイルで持つことが可能であれば、本発明のコマンダとして用いることも可能である。図の例ではユーザの右手でポインティングデバイス(例えばトラックボール)を操作し、左手でクリックボタンを操作するようなユーザインタフェースの例を示している。
【0035】
なお、本発明では、コマンダを向けた方向がユーザが向いている方向であると想定している。以下では、上述したようなコマンダの周囲の機器の位置情報を用いて本発明のGUIシステムの詳細について説明する。
【0036】
1.2. GUI部全体
図2に、図1のGUI部101の細部を、点線で挟まれている部分に示す。図2で点線の内側にある部分はソフトウェアだけで構成されるモジュールであり、点線上にある部分はソフトウェアモジュールではあるがシステム内のハードウェアと何らかのインタラクションを持つものである。ユーザは表示部201の表示画面で周囲の機器の状態を確認するとともに、入力部202を用いて機器の動作を制御することができる。方向保持部205、距離保持部206、高度保持部207は、それぞれ、上述した方向検出ユニット102、距離検出ユニット103および高度検出ユニット104からの信号を検知し、これらの位置情報を蓄えておく記憶装置(記憶領域)である。これらに保持されている位置情報を基に、表示位置制御部204が実際に表示部201に出力する際の画面上の仮想的な位置(以下、仮想位置という)を計算する。(表示位置制御部204は図1の主制御部106が兼ねてもよい。)そのとき、表示ポリシ管理部208が管理している機器の物理的位置(以下、物理位置という)と仮想位置とをマッピング(対応付け)するための情報(本明細書では表示ポリシという)を参照して、正確な仮想位置を決定する。なお、本明細書において特に断りがない場合、位置情報という用語は物理位置を示す。表示ポリシ管理部208はユーザからの情報を反映するように入力部202とも連携する。すなわち、入力部202からの情報に従って、表示ポリシの一部を修正したり、全体を交換、選択したりすることができる。
【0037】
次に、本実施の形態のシステムの動作について詳細に説明する。
【0038】
2.1. 動作概要
本実施の形態におけるGUI部101は、基本的には、位置情報を基に現実世界を画面上に投影する形で表示する。例えば、コマンダを保持しているユーザから見て右側に存在する制御対象の機器は画面の右側に、左側に存在する機器は画面の左側に表示される。また右に向ければ右側に存在する機器が、左に向ければ左側に存在する機器が画面中央に移動して表示され、近くにあるものが大きく、遠くにあるものは小さく表示される。同様にして、機器が存在する位置が相対的に高いものを画面の上部に、低いものを画面下部に表示する。表示される機器は、各機器の種別または名称等を示すアイコンや文字のようにその機器を識別することができる情報である。
【0039】
図3に、コマンダと各機器との間で授受される信号のフォーマットの例を示す。図3(a)は機器がコマンダに対して送信する機器信号のフォーマットの一例を示す。この機器信号フォーマットは、自機器の識別子である機器IDと、現在の機器の状態を示すステータス情報と、個々の機器に応じたその他任意の情報を含んで構成される。ステータス情報とは機器のオン/オフ状態(オフ状態でも通信は可能とする)、再生動作を行う機器については「再生中」、PC等については「スリープ」、「ダウンロード中」、等の種々の現在の状態を示す情報である。図3(a)の機器信号フォーマットは、この機器信号の受信電力強度をコマンダが測定することを想定している。
【0040】
図3(b)は機器がコマンダに対して送信する機器信号のフォーマットの他の例を示す。この機器信号フォーマットは図3(a)のフォーマットに対して「位置情報」を追加したものである。この機器信号フォーマットは、機器自身が自己の位置(緯度・経度や高度)の情報を取得できる場合に、機器が取得した位置情報をコマンダに送信することを想定している。
【0041】
なお、図3(a)と図3(b)のフォーマットは混在して用いられてもよい。
【0042】
図3(c)はコマンダが機器に対して送信するコマンダ信号のフォーマットの一例を示している。このコマンダ信号フォーマットは、制御対象の機器の識別子である機器ID、この機器に対する指示内容(命令)を示すコマンド、およびその他機器に応じて必要な情報を含んで構成される。
【0043】
図4にユーザ上部から見た機器とユーザの位置関係を、表1のようにユーザの周辺にA,B,Cの3種類の機器がそれぞれ存在しているものとして、示す。
【表1】
Figure 0004281400
【0044】
ユーザが例えば家庭やオフィスにおいて、図4のような状態に置かれた場合を想定する。この例では、ユーザの右側の比較的近く低い位置に制御対象の機器Aが存在し、前方の中くらいの近さで中くらいの高さに機器Bが存在し、左前方の比較的遠く高い位置に機器Cが存在している。
【0045】
図5に、図4の状態に対応するコマンダのGUI画面表示例を示す。この例では、ユーザの右方にある機器Aが画面右側下部に大きく表示され、前方中部にある機器Bが中央に、左前方上部にある機器Cが小さく表示されている。この機器の表示は、予め定められた規則に則って行われている。この例では、機器の方向(例えば周囲8方向)を画面のX軸(横軸)方向に対応させ、機器のユーザからの遠近をサイズに対応させ、機器の高低を画面のY軸(縦軸)方向の位置に対応させている。このように、機器の遠近、高低、方向という実世界の位置情報を画面上に反映する方式が本発明の特長的な部分である。(ただし、高低は必須ではない。)
【0046】
本発明の動作は、ユーザの周囲に存在する各機器の物理位置を取得する第1のフェーズと、位置制御部204により物理位置を仮想位置に変換する第2のフェーズと、仮想位置に機器の情報を表示する第3のフェーズの三つのフェーズに分かれる。以下、それぞれを「物理位置情報取得フェーズ」「仮想位置情報制御フェーズ」「仮想位置表示フェーズ」として、その動作について詳細に説明する。また、最後に本発明の変形例として、通信開始時のユーザインタフェースとして利用する場合の動作フローに言及する。
【0047】
2.2. 物理位置情報取得フェーズの動作
図1で示したように、各検出ユニット102,103,104が無線インタフェース105から物理位置情報を取得し所定の処理を行うことにより、機器の画面表示に必要な仮想位置情報をGUI部101に発行する。無線インタフェース105が各検出ユニットに発行するのは、周囲の機器から取得する数値情報である。周囲の機器には、制御対象となる機器だけでなく、位置の基準となるための所定の信号を発生する機器を含んでもよい。
【0048】
ここで、例えば無線インタフェース105が無線LANデバイスであった場合の対象物の位置情報測定方法を以下に示す。
【0049】
無線LANデバイスが、アンテナとして全方位(無指向性)のアンテナと、それぞれ水平面と垂直面内の方向に指向性を持たせた二枚のアンテナとを装備しているもの仮定とする。ただし、高度について他の方法で検出する場合や高度を利用しない場合等には垂直面内での指向性を持たせたアンテナは不要である。
【0050】
周囲の機器までの距離は全方位アンテナの電波強度により判定することができる。例えば、距離検出ユニット103は機器Aからの受信信号に基づいて「機器Aからの電波強度が32」といった情報を得て、この情報に基づいてコマンダから機器Aまでの距離を決定する。
【0051】
方向検出ユニット102は指向性アンテナを用いて「アンテナを前方向に向けた状態で機器Aからの電波強度は15」という情報を得て、上記全方位アンテナの電波強度と比較して機器Aの方向を決定する。例えば、この方向の決定は、全方位アンテナと指向性アンテナの電波強度の比に基づいて行うことができる。そのためには、予め試験的にまたは経験的に得られたデータテーブルや計算式を用いることができる。
【0052】
高度検出ユニット104は、他の指向性アンテナを用いて方向検出ユニット102と同様の処理を実行し、当該機器の高度情報を得る。この際、距離検出ユニット103と方向検出ユニット102の検出結果を考慮する。
【0053】
GUI部101が各検出ユニットから取得する機器の物理位置情報リストの例を表2に示す。
【表2】
Figure 0004281400
【0054】
GUI部101は表2に示したような物理位置情報リストを、ユーザの周囲に存在する機器の台数分だけ取得することになる。表2の例では、機器IDはホスト名やMACアドレスなどであり、48〜128ビットで表される。方向は、レベル0が前方、レベル2が右方、レベル4が後方、レベル6が左方を示し、3〜8ビットで表される。レベル1,3,5,7は隣接するレベルの方向の中間の方向を示す。距離は、レベル0が最も近く、レベル15が最も遠い位置を示し、4〜8ビットで表される。レベル0から15の間はその中間段階の距離に対応する。高度はレベル0が最も低く、レベル15が最も高い位置を示し、4〜8ビットで表される。
【0055】
この例では、GUI部が一回に取得する位置情報のサイズは最大で152ビット×n台ということになる。機器ID以外の値に関しては、相対的なものであり、ユーザの感覚に近づけるべく、様々な尺度で数値にマッピングするべきである。また位置情報サイズに関しては、センサが正確に位置を判定できる限り、大きくすればそれだけ精度を上げることができる。一方で、ユーザインタフェースである画面の大きさや、ユーザが認識可能な範囲は限定されるので、必要以上に精度を上げる必要はなく、適度な精度に設定することが望ましい。以下では、GUI部が各機器について逐次、表2に示したような物理位置情報リストを取得するものとして説明を行う。この取得のタイミングについては後述する。
【0056】
2.3. 仮想位置情報制御フェーズの動作
各検出ユニット102,103,104が取得した物理位置情報は、GUI不101内の方向保持部205、距離保持部206、高度保持部207(図2)にそれぞれ格納される。これらの各保持部としては図1に示した記憶装置108を利用することができ、この記憶装置に、周囲にある機器の台数分程度の物理位置情報を格納できる領域を用意しておく。表示位置制御部204は、保持部の情報に更新があった場合、保持部からのハードウェア割り込みによって即座に更新分を取得するか、定期的なポーリングによって内容を取得する。
【0057】
図6に各保持部の時系列チャートの例を示す。検出ユニットが取得した物理位置情報が更新されると保持部に格納して、表示位置制御部204に割り込みを上げる。割り込みのタイミングは、物理位置情報の値の範囲や表示ポリシにも依存するが、レベルに所定量以上の変化があったとき、例えば表2のような属性と値が設定されている場合、方向が変わったとき(方向のレベルが1以上増減があったとき)、距離や高度にレベル3以上の増減あったとき、などになる。ポーリング周期は、物理位置情報の更新の頻度や、表示部201の画面書き換え頻度に依存するため、両者の更新頻度により調整する。
【0058】
物理位置情報を表示位置制御部204が取得すると、表示ポリシを基に仮想位置を決定する。表示位置制御部204は、表示ポリシと物理位置情報とを入力として仮想位置情報を出力する関数(変換式)を用いて位置変換処理を実現する。表示ポリシとは、どのような物理位置にある機器をどのような仮想位置に対応づけるかを決定するための規則である。予め固定的な表示ポリシを用いることもできるが、本実施の形態では柔軟な設定ができるように表示ポリシをファイルとして表示ポリシ管理部208が管理し、ユーザがこのファイルを自由に変更できるようにしておく。動的にユーザの要求を反映する場合には、入力部202からのユーザイベントを表示ポリシ管理部が受け取り、設定を反映させる。そのため、ファイルのフォーマットは任意であるが、変更がしやすいものにしておく必要がある。フォーマットの例としては、プレインテキストで記述したXMLなどが挙げられる。
【0059】
表3に表示ポリシの内容例を示す。
【表3】
Figure 0004281400
【0060】
これは人間に分かりやすく記載したものであり、実際にはシステムが理解しやすいフォーマット(例えば前記XML等)での記述を用いることができる。この例では、方向はX軸上の位置で表現するものとし、「レベル0(正面)のときは中央に表示、レベル2のときは最右端、レベル6のときは最左端になるように表示する。レベル0のときはアイコンに外枠を表示する。」となっている。レベル1,レベル7についてはそれぞれの両隣の中間の位置となる。レベル3,5についてはそれぞれの方向にあった左右端、レベル4(後方)についてもいずれかの端の位置となる。すなわち、表3に定義された機器の方向については、「正面にある機器を画面中央に、左右にある機器ほど画面端に表示する」ようになっている。これに対して、ユーザの要求を反映させて表示ポリシを変更させた例として「正面にある機器は画面中央に、それ以外は画面下段に」なども挙げられる。前者は物理位置情報に対して仮想位置情報が線形的に変化するもので関数として変換式を記述しておくこともできるが、後者は離散的なふるまいが入るため物理位置と仮想位置のマッピングテーブルで変換式を記述することになる。また、表3では、方向がある一定の条件(レベル0、すなわち正面にある)を満たしたときにアイコンに表示上の特殊効果(強調)を与える例として、アイコンに外枠を付与する効果を示している。
【0061】
表3に定義された機器の距離は、アイコンの大きさで表現するものとし、「レベル0のときは通常アイコン、レベル15のときはアイコンを4分の1に縮小して表示する。レベル12以上のときは、アイコンを点滅させる。」と規定している。距離がある一定の条件(例えばレベル12以上)を満たしたときにアイコンに特殊効果(強調)を与える例として、点滅の効果を示している。
【0062】
表3に定義された機器の高度は、Y軸上の位置で表現するものとし、「レベル0のときは最上段に、レベル7のときは中央に、レベル15のときは最下段に表示する。」と規定している。中間のレベルについては中間のY軸方向位置に割り当てられる。
【0063】
仮想位置は表示領域(ディスプレイの座標系や解像度等)によって異なりうるが、ここでは説明のため、図7に示すような座標系と解像度を持つものとする。これは、VGA相当であり、画面左上角を原点(0,0)として、X軸方向が0から639までの640ドット、Y軸方向が0から479までの480ドットの解像度を有する。この場合、表3の表示ポリシにおいて、距離の変換式は例えば、(表示するアイコンの大きさ)=(任意の定数)×(レベル+補正値)×(通常アイコンの大きさ)となる。方向については、方向レベル値(0〜7)とX軸座標値とがリニアな関係とならないので、マッピングテーブルで定める。高度の変換式は、距離の場合と同様、(Y軸座標)=(任意の定数)×(レベル+補正値)×480となる。
【0064】
図8に、コマンダが各機器の位置(物理位置)を検出してから、機器のアイコンを表示するまでの処理のフローチャートを示す。コマンダは、検出ユニットにより各機器の物理位置を検出する(S11)。ついで、上記表示ポリシに従ってこの検出された物理位置を仮想位置に変換する(S12)。これによって得られた仮想位置に各機器のアイコンを表示する(S13)。また、上記表示ポリシに従って所定のアイコンについては所定の表示上の特殊効果を与える。
【0065】
図9に、図8のステップS12に対応する処理、すなわち、表示位置制御部204が物理位置情報を受け取ってから仮想位置を計算し表示部201に結果を渡すまでの処理のフローチャートを示す。この処理では、表示位置制御部がポーリングを行うか、もしくは各保持部からの割り込みが発生すると(S21)、ポーリングや割り込みにより取得した物理位置情報と表示ポリシを照らし合わせながら(S22,S24,S26,各Yes)、アイコンサイズや仮想位置(X軸およびY軸)を順に計算する(S23,S25,S27)。もしそれぞれの物理位置が更新されていない場合は、前回の値をそのまま使用し計算は省略する。また特殊効果が指定されていれば(S28,Yes)、その特殊効果の付与を決定する(S29)。特殊効果が指定されていない場合はステップS29の実行は省略する。このようにして仮想表示位置等を決定し、その情報を表示部に渡す(S30)。
【0066】
このような処理を、ポーリングや割り込みにより検出結果を取得する毎に繰り返す。なお、各属性に対して計算を行う順番は入れ替わってもよく、本発明は必ずしも図示の具体的な処理手順に限定されるものではない。
【0067】
前述のように、表示位置制御部204が仮想位置情報を計算すると、結果を表示部201に対して発行する。表示部に発行する仮想位置情報は、機器一つにつき、方向と距離、高度に関してそれぞれ2Byte、効果に関して1Byteの情報、また表示する内容物の情報(例えば、アイコンが保存されているパス、もしくはアイコンのイメージデータそのもの)を含む。このような情報を機器の数だけ発行するため、表示部に発行する仮想位置情報の量は合計で7Byte×(機器の台数)+(表示内容の情報)になる。表示領域が極めて広大な場合や、厳密な位置の精度を必要とする際には、仮想位置情報の量が非常に大きなものとなることもある。表4は、個々の機器A〜Eについて、ある変換式またはマッピングテーブルにより表左側の「物理位置」を、表右側の「仮想位置」に変換している例を示している。図10は表4のように機器が配置された環境でのユーザ上部から見た鳥瞰図である。括弧内は、方向、距離、高度の各レベルを示している。
【表4】
Figure 0004281400
【0068】
表4において、機器Aの物理位置の方向はレベル0の正面なので、効果として「外枠」の効果を付与している。レベル0の機器が複数存在する場合にはそのうちの1つの機器のみ(例えば近い方の機器)外枠を付与するようにする。物理位置の距離が所定値(レベル12)以上の機器C,Eについては「点滅」の効果が付与されている。
【0069】
2.4. 仮想位置表示フェーズの動作
表示部201は仮想位置情報を取得すると、画面書き換えを行うタイミングにあわせて、周囲の機器の情報として表示領域にアイコンやテキストを描画する。書き換え間隔はユーザの移動速度や、機器の移動頻度などに依存するが、通常はユーザが機器の状態を把握できる程度の時間間隔で、例えば500msから5sの間の所定の時間に設定しておく。この時間はユーザが可変設定できるようにしてもよい。ユーザの入力する何らかのイベントを入力部202が受け取り、そのタイミングで画面書き換えを行うことも考えられる。例えば、周囲の機器の変化や、ユーザの移動が少ない環境では、「ボタンを押す」などのイベントによってユーザから明示的に画面更新要求を発行するようにしてもよい。
【0070】
図11に、表4と図10の機器配置における表3の表示ポリシに基づく画面表示例を示す。方向、距離、高度のそれぞれの物理位置レベルが、仮想位置情報のX軸位置、アイコンサイズ、Y軸位置に対応している。図では便宜上、各機器を単なる丸印で表しているが、実際には機器の種別や機種等に応じて異なるイメージのアイコン(および必要に応じてその機器を表すテキスト)を利用することができる。
【0071】
この例では距離についてはユーザに近い方から、機器B,A,D,C,Eの順に大きいサイズのアイコンで表示している。アイコンのサイズ変更のためには、各機器についてすべてのサイズのアイコンを予め用意しておくことも可能であるが、最大サイズのアイコンのみを用意し、最大サイズ以外のアイコンについてはその都度最大サイズのアイコンを縮小して用いるようにしてもよい。
【0072】
方向については、ユーザ正面にある機器AはX軸上画面中央に、ユーザ前方にある機器CとEは画面内中央寄りに、ユーザ後方もしくは左右にある機器BとDは画面端に表示している。高度についても同様に、コマンダよりも高い位置にある機器A,C,EはY軸上画面上部に、低い位置にある機器B,Dは画面下部に表示されるようになっている。
【0073】
また、特に機器Aについては正面方向にあるので効果として外枠を表示させることで強調し、機器CとEについては物理的な距離がユーザから離れているので点滅させる効果を加えている。外枠が表示されたことは、その機器が現在選択状態(直ちにユーザの指示を受け付けうる状態)にあることを示す。なお、正面方向に複数の機器が存在する場合には、所定の条件(例えば近い方)に従って、外枠を付与する対象としていずれか1つを自動的に選択する。
【0074】
このように表示部201が描画する画面は、すべて表示ポリシ管理部208で設定する表示ポリシによるものである。表示ポリシ管理部208は必須の要素ではないが、これを設けることによって、本発明の表示位置制御部204を使用しながら表示ポリシを変更するだけで、外観が全く異なるグラフィカルユーザインタフェースにすることが可能であり、同時に様々な形状の表示系を持つハードウェアにも対応することができる。
【0075】
本発明の変形例として、インタフェースの外観に変更を加えた表示ポリシ例と画面表示例をそれぞれ表5、図12に示し、形状の異なるハードウェアに対応したものを表6、図13に示す。ともに、機器の配置は、図10がベースになっているものとする。
【表5】
Figure 0004281400
【0076】
表5に示した表示ポリシでは、距離については表3の表示ポリシと同様であるが、方向についてはレベルに応じて表示領域を分け、高度についてはアイコンの色を変化させることで表現している。すなわち方向については、機器の方向を正面方向から背面方向まで3分割し、各分割領域内の方向を画面の上段、中段、下段に割り当てている。具体的には、「レベル0(正面)のときは表示領域I、レベル1,2,6,7のときは表示領域IIに、それ以外のときは表示領域IIIに表示する。」と規定している。この例では、表示領域Iは画面の上段(ここではほぼ上側半分)、表示領域IIについては画面の中段、表示領域IIIについては画面の下段としている。高度については、「レベル0のときは明るい色で、レベル15のときは暗い色、レベル7のときはその中間色でアイコンを表示する。」と規定している。
【0077】
より具体的には図12に示すように、表示領域を画面内で三種類に分け、正面方向にある機器を画面上部の比較的目立ちやすい表示領域Iに、前方(横もしくは斜め前、ユーザの視覚内)にある機器を表示領域IIに、後方にある機器を画面下部の目立ちにくい表示領域IIIに表示することで、方向を表現する。機器Bはユーザの視覚に入りそうな位置(左方)に存在するので、表示領域IIとIIIの中間的な位置に表示される。高度については、高い位置にあるほど明るい色で表示しているので、高さの順に、機器C,A,E,D,Bとなっているのが一目瞭然である。
【0078】
表6にさらに別の表示ポリシの例を示す。表6の表示ポリシは、横長のディスプレイを持つ表示系を想定した表示ポリシである。この表示ポリシでは、方向については、画面上段において「レベル0(正面)のときは中央に表示、レベル2のときは最右端、レベル6のときは最左端になるよう表示する。」と規定している。距離については、画面下段において「レベル0のときは最もユーザアイコン寄り(右端)、レベル15のときは画面左端になるように表示する。」と規定している。
【表6】
Figure 0004281400
【0079】
図13に表6の表示ポリシに適した表示系の一例を示す。このように表示領域の形態が限られている場合は、位置情報の一つの属性を削ってしまう処置も考慮すべきである。ここでは「高度」を除いて、残りの「方向」と「距離」の属性を、図13のように表示領域をそれぞれ上段および下段に分けて表現する(上述した実施の形態においても必ずしも「高度」が必須の構成要素であるという訳ではない。)。図13の例では、画面上段は方向をX軸成分のみで表示しているものであり、ユーザの正面にある機器はアイコンが画面中央に、ユーザの視界から外れそうになると徐々に画面の端に移動する。画面下段の最右端にはユーザのアイコンを表示する。その際、ユーザの近傍にある機器ほどアイコンをユーザの近くに表示し、ユーザから遠い機器ほど左端近くにアイコンを表示する。ユーザに隣接する機器を瞬時に判断する必要がある場合は、アイコンの大きさで距離を表示するよりも、こうした方が便利なことがある。
【0080】
以上のように、一般的な表示例に加えて、変形例を二種類示したが、これらの表示ポリシはすべて表示ポリシ管理部208によって管理されているファイルなので、使用状況によって表示方法を変更する場合は、特にプログラムを変更することなく、表示ポリシを書き換えるまたは複数の表示ポリシから利用する表示ポリシを切り替える等により、表示態様を切り替えることができる。また、特にコンテクストアウェアネス機能によりユーザ環境の変化が察知可能な状況においては、変化の察知結果に応じて自動的に画面表示を切り替えることも可能である。
【0081】
図14に、本実施の形態におけるコマンダのより具体的な表示例を示す。例えば、コマンダを手に持ったユーザがある部屋に入ってきたときのGUI部の画面表示が図14のようになっていた場合を考える。このコマンダの表示例は表3の表示ポリシに準拠したものであり、複数の機器としてテレビ、PDA、スピーカ、コンポ(オーディオ機器)、PCを示している。これらの機器はいずれもコマンダにより位置情報が検出可能であるとともに、コマンダによって無線通信により指示を与えることが可能なものである。この表示例では、機器のアイコンの近傍に、その機器の現在のステータス(ダウンロード中、再生中、スタンバイ、スリープ)をテキストで表示している。
【0082】
このような表示によりユーザは画面を見るだけで、部屋の中にテレビ、スピーカ、PDA等が存在することが直ちにわかる。特にテレビは正面方向にあり、「Lock On」の文字とともに枠で囲まれて表示され、選択状態(直ちにユーザの指示を受け付けうる状態)にあることがわかる。また、コンポやPCはユーザの後ろ側(例えば部屋の外)にあることがわかり、さらにPCが少し離れた位置にあるということも直感的にわかる。正面以外の機器を選択したい場合には、ユーザの操作によってその選択を行うことが可能である。この際はユーザの手動選択の方が自動選択に優先する。自動選択への復帰は、ユーザの明示的な指示または手動選択(キー操作やタッチ操作)からの所定時間の経過等によって行える。また、ユーザによる機器の選択は所定の操作(例えばポインティングデバイスの同一キーの繰り返し押下)によって、順次サイクリックに行わせるようにすることもできる。電源オン/オフの対象を選択するような場合、複数の機器を同時に選択した状態とすることも可能である。
【0083】
ここでテレビに映像を出力したいという要求があった場合には、まず再生対象の映像のファイルを事前に何らかの手段で選択しておいて、テレビの方向にコマンダを向けて再生コマンドを発行する。もしテレビが複数存在した場合でも、コマンダを明示的に所望のテレビに向けることで、そのテレビが画面上で「Lock On」の文字とともに強調して表示されるので、簡単に出力先を特定することができる。また、ステータスの表示により、PDAやスピーカなどの部屋の中にある機器が、現在どのようなタスクを実行中でどのようなステータスなのかを判断することができる。さらには部屋の外、もしくはユーザから離れた位置にあるPCがスリープ状態にあることも確認することができるので、PCに対して電源オフの命令を発行する、といった使い方が可能になる。(図中の「再生→」および「電源オフ→」は説明のための表記であり、実際に画面に表示されるものではない。)複数の機器に対して同時に同じ操作(例えば電源オフ)を指示する場合には、当該複数の機器のアイコンを選択状態にしておいて同じ命令を発行することも可能である。GUI部によりこのような表示を行いユーザが自由に命令を発行することにより、キーボードやマウス等の煩雑な操作を必要とせずに、様々な機器に命令を送る多機能なリモコンとしてコマンダを用いることができる。
【0084】
もう一つの例として、図13の表示例を考える。
【0085】
この表示領域の下段では、ユーザの近傍にある機器ほどユーザアイコンの近くに集中的に表示される。このため、ユーザの近くにある機器(例えば、部屋の中にある機器)をすべて電源オンしたい、という要求があった場合にも、ポインタのドラッグ操作などですべての機器を選択し、選択した機器すべてに対して同時に命令を発行することが可能である。同様に、画面左端に表示されているユーザから離れた場所にある機器に対して電源オフしたいという要求にも応じることができる。
【0086】
また表示領域上段にあるアイコンを選択してその機器に命令を発行することも可能である。特に表示領域上段では、正面にある機器を中心にして、視界から外れるほど左右方向にアイコンが移動するようになっている。このため、ユーザを中心にしてコマンダの向きを360度回転させると、正面にある機器が次々に中央に表示されるようなパノラマビューで周囲機器の状態を取得することができ、視覚的にも楽しめるユーザインタフェースを提供することが可能となる。
【0087】
2.5.通信開始時の動作フロー
本発明によりユーザが直感的に機器を指定できるようになるので、次のような操作方法も可能である。すなわち、第1の機器のアイコンに対して第1の操作を指示する第1の命令を発行した後、第2の機器のアイコンに対して第2の操作を指示する第2の命令を発行することにより、第1の機器と前記第2の機器との間でデータの転送が行われる。例えば、機器Aにあるコンテンツを機器Bで再生したいという要求があった場合、コマンダの向きを変えながら(あるいは明示的にアイコンを指定して)簡単なボタン操作をするだけで所望の要求を実現できるようになる。具体的には、機器Aをコマンダで指定して動画コンテンツ情報を取り出し、機器Bをコマンダで指定して、その動画コンテンツを再生するための表示画面として設定すると、機器Aから機器Bにデータが転送され、機器Aでデータを閲覧できることになる。
【0088】
このような操作の動作フローを図16に示す。図16では、まずコマンダからコンテンツサーバである情報機器Aにコンテンツ情報を取得するための命令(コンテンツ情報取得要求)を発行する(S41)。コマンダは、その返答としてコンテンツサーバからコンテンツ情報を含むコンテンツリストを取得する(S42)。その後、コマンダは再生用ディスプレイである情報機器Bに対して、指定したコンテンツの情報を付けた再生命令を発行する(S43)。その命令を受け取った機器Bは、機器Aに対してコンテンツ情報を含むコンテンツ送信要求を発行する(S43)。これにより、情報機器Bから情報機器Aに対してコンテンツ送信要求を発行する(S44)。これに応じて、情報機器Aは情報機器Bに動画をストリームで配信する(S45)。これによってユーザは情報機器Bで、コンテンツを閲覧することができる。
【0089】
図16のフローにおいて、ステップS41およびS43の指示をユーザが順次個別に機器を選択して指示してもよいが、両機器を同時に選択しておき、予め定められた単一の指示を行うことにより、図16の処理を自動的に実行させることも可能である。このように何かの通信を開始する際の機器やコンテンツ指定するためのユーザインタフェースとしても本発明を利用することができる。
【0090】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、種々の変形、変更が可能である。例えば、制御対象機器には、音響映像機器やPC等の情報機器の他、各種の家電製品等も含んでよい。機器の位置検出とコマンダからの指示とはいずれも同じ無線インタフェースを用いて行う例を説明したが両者が異なってもよい。例えば、距離、方向、高度の各位置検出、および指示に、電波や赤外線を混在して用いる、等の形態をとることも可能である。
【0091】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザの周囲に存在する複数の制御対象機器が、機器の物理位置に対応づけられた、通信装置(コマンダ)の画面上の仮想位置にアイコンとして表示される。これによって、制御対象となる機器が多く存在しても、それらの存在およびコマンダとの位置関係を容易に認識することができ、かつ、アイコンを介してそれらの機器への指示操作が比較的容易に行える。
【0092】
特に、すべてが無線化されたユビキタス環境では、従来ケーブルで明示的に接続されていた制御対象機器間も無線で接続されてしまう可能性があるが、このような状況でも単一のコマンダを用いることにより、明示的に入力機器や出力機器を選択することができるので指示操作が非常に簡単になる。
【0093】
また、所定の条件(例えば正面にある)を満たす機器を自動的に選択状態とすることにより、例えばコマンダの向きを変えるだけで複数の機器の中から制御対象を容易に選択し、迅速な指示操作を行うことが可能となる。
【0094】
物理位置と仮想位置とを対応づける表示ポリシを管理する表示ポリシ管理部を設ければ、表示ポリシの修正、交換や選択によって、通信装置のグラフィックユーザインタフェースを柔軟に変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態のコマンダと、このコマンダにより無線インタフェースを介して制御される複数の制御対象の機器とからなるシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したコマンダ内のGUI部の細部を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるコマンダと各機器との間で授受される信号のフォーマットの例を示す図である。
【図4】ユーザ上部から見た機器とユーザの位置関係を示す図である。
【図5】図4の状態に対応するコマンダのGUI画面表示例を示す図である。
【図6】図2に示したGUI部内の各保持部の時系列チャートの例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における表示領域(ディスプレイの座標系や解像度等)の一例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態においてコマンダが各機器の位置(物理位置)を検出してから機器のアイコンを表示するまでの処理のフローチャートである。
【図9】図8のステップS12に対応する処理の処理のフローチャートである。
【図10】表4のように機器が配置された環境でのユーザ上部から見た鳥瞰図である。
【図11】表4と図10の機器配置における表3の表示ポリシに基づく画面表示例を示す図である。
【図12】表5に示した表示ポリシに適した表示領域を有するディスプレイの説明図である。
【図13】表6の表示ポリシに適した表示系の一例を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態におけるコマンダのより具体的な表示例を示す図である。
【図15】本発明のコマンダとして用いることができるノートPCのような携帯端末装置の構成を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態における通信開始時の動作例を表すフローチャートである。
【符号の説明】
10…コマンダ、30…機器、100…ポインティングデバイス、101…GUI部、102…方向検出ユニット、103…距離検出ユニット、104…高度検出ユニット、105…無線インタフェース、106…主制御部、108…記憶装置、201…表示部、202…入力部、204…表示位置制御部、205…方向保持部、206…距離保持部、207…高度保持部、208…表示ポリシ管理部

Claims (19)

  1. 周囲に存在する複数の機器に対して無線インタフェースを介して指示を発行する通信装置であって、
    表示画面を有する表示部と、
    ユーザの入力操作を受け付ける入力部と、
    周囲に存在する機器の方向を含む物理位置を検出する位置検出手段と、
    検出された物理位置を前記表示部の表示画面上の仮想位置に変換し、この仮想位置に当該機器を表すアイコンを表示し、前記検出された方向に応じて当該通信装置の正面にある機器を表すアイコンについては強調して表示する表示制御手段と、
    表示されたアイコンに対する前記入力部からの指示操作に応じて当該アイコンで表された機器に対して無線インタフェースを介して命令を発行する無線通信手段と
    具備する通信装置。
  2. 前記表示制御手段は、当該通信装置の正面にある機器を表すアイコンについては中央に配置し、他の機器を表すアイコンよりも大きく表示し、外枠で囲んで表示し、選択状態として表示し、または、点滅させることにより強調して表示する
    請求項1記載の通信装置。
  3. 前記位置検出手段は、少なくとも、通信装置から当該機器までの距離および通信装置から当該機器の方向を検出する請求項1記載の通信装置。
  4. 前記表示制御手段は、物理位置と仮想位置とを対応づける表示ポリシを管理する表示ポリシ管理部を有し、前記表示ポリシに従って物理位置を仮想位置に変換する請求項1記載の通信装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記位置検出手段の検出結果に応じて、特定の機器の前記アイコンに対して表示上の特殊効果を付与するよう制御する請求項1記載の通信装置。
  6. 所定の条件を満たす機器を自動的に選択状態とし、前記表示制御手段は、前記特殊効果として、当該機器に対して選択状態にあることを示す表示形態を付与する請求項記載の通信装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記特殊効果として、所定の距離より離れた機器についてその旨を示す表示形態を付与する請求項記載の通信装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記無線通信手段を介して前記機器から現在のステータス情報を取得し、このステータス情報を前記アイコンに付随して表示する請求項1記載の通信装置。
  9. 前記表示制御手段は、通信装置から機器までの距離に応じて当該機器のアイコンのサイズを変更する請求項記載の通信装置。
  10. 前記表示制御手段は、機器の方向に応じて当該機器のアイコンの表示画面での1座標軸上の位置を変更する請求項記載の通信装置。
  11. 前記位置検出手段は機器の高度をも検出し、前記表示制御手段は検出された高度に応じて当該機器のアイコンの表示画面での他の座標軸上の位置を変更する請求項10記載の通信装置。
  12. 前記位置検出手段は機器の高度をも検出し、前記表示制御手段は検出された高度に応じて当該機器のアイコンの色を変更する請求項記載の通信装置。
  13. 前記表示制御手段は、表示画面を複数の領域に分割し、機器の方向に応じて当該機器のアイコンを表示すべき領域を変更する請求項記載の通信装置。
  14. 機器の方向を正面方向から背面方向まで3分割し、各分割領域内の方向を画面の上段、中段、下段に割り当てる請求項13記載の通信装置。
  15. 前記表示制御手段は、表示画面を上段および下段の領域に分割し、一方の領域においては、ユーザの正面にある機器を画面中央に割り当てるとともに正面から外れるほど画面の左右端に近い位置に割り当て、他方の領域においては、画面下段の一端にユーザを示すアイコンを表示するとともにユーザの近傍にある機器ほどユーザの近くの位置を割り当てる請求項13記載の通信装置。
  16. 周囲に存在する複数の機器に対して無線インタフェースを介して指示を発行する通信装置の表示画面上で前記複数の機器を表すアイコンを表示する通信装置の表示方法であって、
    周囲に存在する機器の方向を含む物理位置を検出するステップと、
    検出された物理位置を前記表示画面上の仮想位置に変換するステップと、
    この変換により得られた仮想位置に当該機器を表すアイコンを表示し、前記検出された方向に応じて当該通信装置の正面にある機器を表すアイコンについては強調して表示するステップと
    具備する表示方法。
  17. 周囲に存在する複数の機器に対して無線インタフェースを介して指示を発行する通信装置の表示画面上で前記複数の機器を表すアイコンを表示するコンピュータプログラムであって、
    周囲に存在する機器の方向を含む物理位置を検出するステップと、
    検出された物理位置を前記表示画面上の仮想位置に変換するステップと、
    この変換により得られた仮想位置に当該機器を表すアイコンを表示し、前記検出された方向に応じて当該通信装置の正面にある機器を表すアイコンについては強調して表示するステップと
    を実行するコンピュータプログラム。
  18. 周囲に存在する機器の方向を含む物理位置を検出し、検出された物理位置を表示画面上の仮想位置に変換し、この仮想位置に当該機器を表すアイコンを表示し、前記検出された方向に応じて当該通信装置の正面にある機器を表すアイコンについては強調して表示し、表示されたアイコンに対する指示操作に応じて当該アイコンで表された機器に対して無線インタフェースを介して命令を発行する通信装置を用いた通信方法であって、
    前記複数の機器のうちの第1の機器のアイコンに対して第1の操作を指示する第1の命令を発行するステップと、
    前記複数の機器のうちの第2の機器のアイコンに対して第2の操作を指示する第2の命令を発行するステップとを備え、
    前記第1および第2の命令に応じて、前記第1の機器と前記第2の機器との間でデータの転送が行われる通信方法。
  19. 前記通信装置により、前記第1の機器に対して動画コンテンツ情報を取り出す指示を行うとともに、前記第2の機器に対して当該動画コンテンツを再生する指示を行い、これらの指示に従って前記第1の機器から前記第2の機器に前記動画コンテンツが転送され前記第2の機器で再生される請求項18記載の通信方法。
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