JP4280183B2 - 装置内蔵タイプバッテリ電源の起動方法、および同装置 - Google Patents

装置内蔵タイプバッテリ電源の起動方法、および同装置 Download PDF

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Description

本発明は、電気装置に内蔵されている電源バッテリボックスを起動させて充電を開始する技術に関するものである。
図3は、電源バッテリボックス9を内蔵した電気装置4のブロック図である。
電気装置4は電源プラグ5を介して商用電源(交流100ボルト)の供給を受け、AC−DCコンバータ6によって整流し、DC−DCコンバータ7により所望の形態の直流電源に変換して負荷8に与える。
前記の商用電源が停電する場合に備えて、バッテリボックス9が内蔵されている。
商用電源が供給されているときは、AC−DCコンバータ6で整流された直流電力の一部をバッテリボックス9に与えて充電(矢印c)しておき、商用電源を失ったときは、充電電力を蓄えてあったバッテリボックス9から直流電力を放電(矢印d)して負荷8に供給する。これにより、例えばメモリ機構などのように消費電力の小さい電気機器は相当長時間に亙って機能を保持することができる。
図4は、公知のバッテリボックスの1例を示すブロック図である。バッテリBは、メインスイッチ10および充放電制御回路11を直列に介してAC−DCコンバータ6から充電電力を与えられて充電(矢印c)され、必要に応じて放電(矢印d)し、DC−DCコンバータ7を介して負荷8に直流電力を供給する。
特開2000−197347号公報 特開2003−309937号公報
前掲の図4に示した従来例によると、このバッテリボックス8を内蔵した電気装置を商用電源に接続し起動・停止させるたびに、その電気装置のメインスイッチを操作する他に、バッテリボックス8のメインスイッチ10を操作して開閉しなければならないので非常に面倒である。特に、1台の電気装置に複数台のバッテリボックスが内蔵されている場合はさらに面倒である。
のみならず、メインスイッチ10の操作には知識を必要とし、操作を誤るとバッテリBを劣化させてしまう虞れが有る。
例えば、長時間の放電によってバッテリ電圧が低下したとき、メインスイッチ10を開かずに放置しておくと、過放電によってバッテリの劣化が早まる。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたものであって、その目的とするところは、
手動操作を必要とせず、自動的に適正な充電動作が行なわれる技術を提供するにある。
請求項1に係る発明方法の構成は、(図1参照)装置内蔵タイプバッテリ電源を起動させる方法において、
予め、バッテリBの充放電回路中に充放電制御回路11を接続介挿するとともに、該充放電制御回路の入力電源を供給する補助電源回路B12を設け、
かつ上記補助電源回路B12の作動開始・停止を制御する補助電源スイッチ13を設けておき、
前記バッテリに充電電力を供給しているAC−DCコンバータ6の電圧Vadが規定値
(V1)になったとき、補助電源回路A20が起動して起動回路(14)を作動させスタンバイ(VadがV3になることを待っている状態)となり、次にVadが規定値(V3)となったとき、AC−DCコンバータ出力電圧センス15によって検出して、その出力信号を起動回路14に入力させ、
起動回路14は、前記補助電源スイッチ13を閉じて、補助電源回路B12から充放電制御回路11に対して入力電源を与えることにより、
上記充放電制御回路11を作動させてバッテリ電源を起動させることを特徴とする。
以上に説明した請求項1の発明方法によると、AC−DCコンバータの出力電圧Vadが所定値V3に達したとき、これを検知したAC−DCコンバータ出力電圧センスの出力信号によって起動回路が作動して補助電源スイッチを閉じる。
これにより、補助電源回路Bが電源を得て機能し、充放電制御回路に対して入力電源を与える。
すると充放電制御回路が入力電源を得て作動し、バッテリ電源の状態に応じてバッテリへの充電動作が自動的に開始される。
請求項2に係る発明方法の構成は、(図1参照)前記補助電源スイッチ(13)を、予め「一度閉じたら、起動回路(14)が停止しない限り開かない構造」にしておいて、停電などによって前記の電圧Vadが規定値(V3)以下になっても、該補助電圧スイッチを閉じた状態に保持して補助電源回路B(12)の出力を継続させることを特徴とする
以上に説明した請求項2の発明方法によると、AC−DCコンバータの出力電圧Vadが規定電圧V3に達してバッテリ電源が起動し充電が開始された後、停電など何らかのトラブルで上記AC−DCコンバータ6の出力電圧Vadが低下して規定電圧V3を下回っても、補助電源スイッチは閉じた状態に保たれる。これによって、補助電源回路Bの出力が維持される。
補助電源回路Bの出力維持によって、充放電制御回路11の機能が維持され、停電中もバッテリBから供給されるエネルギーによって、バッテリボックスの完全停止を回避することができる(バッテリの過放電防止のためのバッテリボックス完全停止は、請求項3の発明方法によって行なわれる)。
請求項に係る発明装置の構成は、(図1参照)装置内蔵タイプバッテリ電源を起動させる装置において、
バッテリ(B)の充放電回路中に介挿接続された充放電制御回路(11)と、該充放電制御回路に対してその入力電源を供給している補助電源回路B(12)と、上記補助電源回路の作動開始・停止を制御する補助電源スイッチ(13)とが設けられており、
かつ、前記バッテリに充電電力を供給するAC−DCコンバータ(6)の電圧Vadを検出するAC−DCコンバータ出力電圧センス(15)と、その出力信号を入力される起動回路(14)および該起動回路に電源を供給する補助電源回路A(20)とが設けられていて、
前記AC−DCコンバータ出力電圧センス(15)の検出電圧Vadが規定値(V3)まで上昇すると、起動回路(14)が作動して前記補助電源スイッチ(13)を閉じるようになっていて、該補助電源スイッチが閉じられると補助電源回路B(12)が充放電制御回路(11)に対して入力電源を供給してバッテリ電源を起動させる構造であることを特徴とする。
以上に説明した請求項の発明装置によると、AC−DCコンバータの出力電圧Vadが所定値V3に達したとき、AC−DCコンバータ出力電圧センスがこれを検知し、その出力信号により起動回路が作動して補助電源スイッチが閉じられる。
これにより、補助電源回路Bが電源を得て機能し、充放電制御回路に対して入力電源を与える。
すると充放電制御回路が入力電源を得て作動し、バッテリ電源の状態に応じてバッテリへの充電動作が自動的に開始される。
請求項に係る発明装置の構成は、(図1参照)前記補助電源スイッチ13が、「一度閉じたら、起動回路14が停止しない限り開かない構造」であることを特徴とする。
以上に説明した請求項の発明装置によると、AC−DCコンバータの出力電圧Vadが規定電圧V3に達して充電が開始された後、停電など何らかのトラブルで上記AC−DCコンバータ6の出力電圧Vadが低下して規定電圧V3を下回っても、補助電源スイッチは閉じた状態に保たれ、これにより補助電源回路Bの出力が維持される。
補助電源回路Bの出力維持によって、充放電制御回路11の機能が維持され、停電中もバッテリBから供給されるエネルギーによって、バッテリボックスの完全停止を回避することができる。
請求項1の発明方法によると、AC−DCコンバータの出力電圧Vadが所定値V3に達したとき、これを検知したAC−DCコンバータ出力電圧センスの出力信号によって起動回路が作動して補助電源スイッチを閉じる。
これにより、補助電源回路Bが電源を得て機能し、充放電制御回路に対して入力電源を与え、該充放電制御回路の作動によってバッテリ電源の状態に応じて、バッテリへの充電が自動的に開始される。
請求項2の発明方法によると、AC−DCコンバータの出力電圧Vadが規定電圧V3に達して充電が開始された後、停電など何らかのトラブルで上記AC−DCコンバータ6の出力電圧Vadが低下して規定電圧V3を下回っても、補助電源スイッチは閉じた状態に保たれる。これによって、補助電源回路Bの出力が維持される。
補助電源回路Bの出力維持によって、充放電制御回路11の機能が維持され、停電中もバッテリBから供給されるエネルギーによって、バッテリボックスの完全停止を回避することができる
請求項の発明装置によると、AC−DCコンバータの出力電圧Vadが所定値V3に達したとき、AC−DCコンバータ出力電圧センスがこれを検知し、その出力信号により起動回路が作動して補助電源スイッチが閉じられる。
これにより、補助電源回路Bが電源を得て機能し、充放電制御回路に対して入力電源を与える。
すると充放電制御回路が入力電源を得て作動し、バッテリ電源の状態に応じてバッテリへの充電動作が自動的に開始される。
請求項の発明装置によると、AC−DCコンバータの出力電圧Vadが規定電圧V3に達して充電が開始された後、停電など何らかのトラブルで上記AC−DCコンバータ6の出力電圧Vadが低下して規定電圧V3を下回っても、補助電源スイッチは閉じた状態に保たれ、これにより補助電源回路Bの出力が維持される。
補助電源回路Bの出力維持によって、充放電制御回路11の機能が維持され、停電中もバッテリBから供給されるエネルギーによって、バッテリボックスの完全停止を回避することができる。
図1は、本発明に係る装置内蔵タイプバッテリ電源の起動・停止装置の実施形態を示すブロック図である。
AC−DCコンバータ6とDC−DCコンバータ7とを接続している電気回路上の点Pに、バッテリボックス19が接続されている。
上記の接続点PとバッテリBとを結ぶ充放電線路に、充放電制御回路11とバッテリラインスイッチ16とが直列に介挿接続されている。
符号12を付して示したのは、上記充放電制御回路11の入力電源を供給している補助電源回路Bである(本例では直流5Vおよび直流12Vを供給している)。
この補助電源回路B12は、補助電源スイッチ13を直列に介してAC−DCコンバータ6から給電されている。
従って、この補助電源スイッチ13が開かれると補助電源回路B12は電源を失ってその機能を喪失し、充放電制御回路11に対する電源供給が断たれる。これにより、バッテリの充電動作が行なわれなくなり、バッテリ電源は停止する。
上記の補助電源回路B12は、後に詳しく述べる放電終止回路17に対しても電源を供給している。
前記AC−DCコンバータ6の出力電圧を検出するAC−DCコンバータ出力電圧センス15が設けられ、その出力信号は起動回路14に入力される。
この起動回路14は、AC−DCコンバータ出力電圧センス15の出力信号と、補助電源回路Aの出力電源とを受けて作動し、補助電源スイッチ13を開閉駆動する。
前記のAC−DCコンバータ出力電圧センス15は、AC−DCコンバータ6の出力電圧Vadが所定値に達すると起動回路14を作動させて、補助電源スイッチ13を閉じさせるようになっている。
このため、AC−DCコンバータ6の出力電圧Vadが所定値V3に達するまでは、起動回路14が補助電源スイッチ13を閉じさせず、補助電源回路B12に給電しないので充放電制御回路11が作動しない。このためバッテリ電源が起動せず、バッテリへの充電が開始されない。
前記の補助電源スイッチ13は、一旦閉じられると、起動回路14が停止しない限り開かないようになっている。その理由は次のとおりである。
停電その他のトラブルによって、コンバータ6の出力電圧Vadが消失したとき、(V4以下になったとき)、バッテリボックス19はバッテリBに蓄えられたエネルギーによってDC-DCコンバータ7に電力を供給する。この時、当該バッテリボックス19はバッテリBによって蓄えられたエネルギーの供給を受けて、当該バッテリボックス19自身の作動を維持しなければならない。このため、充放電制御回路11の作動に必要な電源(例えば5v,12v)を補助電源回路Bから与えなければならない。このため、前記の補助電源スイッチ13を閉じたままに保持する。
ただし、これだけではバッテリを過放電させてしまう虞れが有るので、次に述べるようにして、バッテリが過放電しないうちに放電を遮断する。
バッテリBと充放電制御回路11との間にバッテリラインスイッチ16が介挿接続されるとともに、バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧センス18が設けられている。
上記バッテリ電圧センス18は、バッテリの電圧が所定値V2以下になると放電終止回路17を作動させてバッテリラインスイッチ16を開かせる。これにより、バッテリの放電が行われなくなる。
上記のように構成された本発明装置の機能について次に述べる。
図2は、起動/終止電圧値を表したグラフであって、横軸に時間をとり、縦軸に電圧をとってある。
縦軸(電圧)が0の点は、商用電源が停電し、またはAC-DCコンバータ6が故障するなどのトラブルが有った場合である。なお、バッテリボックスが組み込まれている電気装置自身が停止している場合も電圧が0になっている。
縦軸に示した電圧V1は、補助電源回路Aが出力を開始する電圧である(詳細後述)。 同じく電圧V2は、バッテリの放電を終止させる電圧であり(詳細後述)。
電圧V3は、バッテリ電源が起動し、バッテリ電源の状態に応じて充電を開始する電圧、V4はバッテリに放電を開始させる電圧である。
次に、詳しく説明する。
(図1と図2とを併せて参照)時間軸上で、時刻T0以前は電圧ゼロ、すなわちAC−DCコンバータ6の出力電圧Vadが0である。この状態でバッテリボックス19は、その作動を完全停止している。
時刻T1で、電圧がV1まで上昇すると(条件 Vad>V1)、補助電源回路A20がライン(e)で出力を開始し(例えば5v)、起動回路14はスタンバイ状態となる。
時刻T2で、AC−DCコンバータ出力電圧センス15が電圧上昇を検知して、その出力信号を起動回路14に与える。検出電圧がV3に達すると(条件 Vad>V3)、該起動回路14は補助電圧スイッチ13を閉じる。
これにより、AC−DCコンバータ6の出力電圧Vadはライン(b)を介して補助電源回路B12に給電を開始する。該補助電源回路Bは出力(例えば5v,12v)をライン(c)で充放電制御回路11に給電するとともにライン(d)で放電終止回路17に給電する。
放電終止回路17はバッテリラインスイッチ16を閉じる。
このようにして、AC−DCコンバータ6の出力電圧Vadは、ライン(f)−充放電制御回路11ーライン(g)−バッテリラインスイッチ16ーバッテリBの経路で充電が開始され、バッテリボックス19は充電モードになる。
時刻T3で停電すると、実線で示したAC/DC出力電圧(Vad)カーブは急激に低下してゼロになる。バッテリボックス19は、充放電制御回路11の作用で自動的に放電モードとなり、DC-DCコンバータ7にはバッテリBに蓄えられていたエネルギーが供給される。
すなわち、バッテリB−バッテリラインスイッチ16−ライン(g)−充放電制御回路11ーライン(f)の経路で、矢印dのように,DC−DCコンバータ7に給電される。 これと同時に、バッテリB−バッテリラインスイッチ16−ライン(g)−充放電制御回路11ーライン(f)−ライン(a)を経て補助電源回路A20に給電されるとともに、バッテリB−バッテリラインスイッチ16−ライン(g)−充放電制御回路11ーライン(b)−補助電源スイッチ13を経て補助電源回路B12にも給電される。
このようにして電源喪失(Vad=0)に耐えている間に電源が回復すると、本図2の時刻T1におけると同様の作動に戻り、さらに自動的に時刻T2におけると同様の作動が行なわれて充電モードに復元する。しかし、問題は停電が長時間継続した場合である。
本図2に鎖線で描いてあるように、時刻T3で停電した後、放電中のバッテリ電圧は次第に低下する。これを放置しておくと、停電が長時間に及んだ場合、該バッテリが過放電して劣化を早める虞れが有る。
バッテリ電圧が次第に低下して、時刻T4でV2に達すると、バッテリ電圧センス18の検出信号によって、放電終止回路17がバッテリラインスイッチ16を開く。
バッテリラインスイッチ16が開かれると、図においてライン(g)よりも上の方に在る回路には給電されなくなる。
給電を失った補助電源回路A20は出力を止める。これにより起動回路14が停止し、補助電源スイッチ13が開かれる。
補助電源スイッチ13が開かれると補助電源回路Bが出力を止めるので、充放電制御回路11および放電終止回路17が停止する。このようにして、バッテリボックス19は完全停止の状態になる。
本発明を実施する場合、補助電源回路A20が起動・停止する電圧V1、および補助電源回路Bが起動・停止する電圧を、放電終止電圧V2よりも低く設定しておかねばならない。その理由は次のとおりである。
もし仮に、補助電源回路Aの起動・停止電圧を放電終止電圧V2よりも高く設定しておくと、放電モードの状態においてバッテリ電圧が次第に低下したとき、バッテリ電圧センス18が放電終止電圧を検知して放電終止回路17を作動させる以前に、該補助電源回路Aが停止して、バッテリボックスが完全停止してしまう。補助電源回路B12についても同様である。
このようにして、バッテリBの電圧が放電終止電圧V2まで低下しないうちにバッテリボックス19が完全停止してしまうと、バッテリの充電量に余裕を残して放電を停止することになり、その結果、停電時におけるバッテリのバックアップ能力が充分に発揮されない。
本発明の実施例を描いたブロック図 上記実施例における作動を説明するための、入力電圧/バッテリ電圧の経時変化を表した図表 バッテリボックスを備えた電気装置の従来例を示すブロック図 従来例のバッテリボックスを説明するためのブロック図
符号の説明
4…電気装置
5…電源プラグ
6…AC−DCコンバータ
7…DC−DCコンバータ
8…負荷
9…バッテリボックス
10…メインスイッチ
11…充放電制御回路
12…補助電源回路B
13…補助電源スイッチ
14…起動回路
15…AC−DCコンバータ出力電圧センス
16…バッテリラインスイッチ
17…放電終止回路
18…バッテリ電圧センス
19…バッテリボックス
20…補助電源回路A

Claims (4)

  1. 装置内蔵タイプバッテリ電源を起動させる方法において、
    予め、バッテリ(B)の充放電回路中に充放電制御回路(11)を接続介挿するとともに、該充放電制御回路(11)の入力電源を供給する補助電源回路B(12)を設け、
    かつ上記補助電源回路B(12)の作動開始・停止を制御する補助電源スイッチ(13)を設けておき、
    前記バッテリに充電電力を供給しているAC−DCコンバータ(6)の電圧Vadが、
    規定値(V1)となったとき、補助電源回路A(20)が起動して起動回路(14)を作動させスタンバイ(Vadが規定値V3になることを待っている状態)となり、
    次にVadが規定値(V3)になったとき、AC−DCコンバータ出力電圧センス(15)により、これを検出して、その出力信号を起動回路(14)に入力させ、
    起動回路(14)は、前記補助電源スイッチ(13)を閉じて、補助電源回路B(12)から充放電制御回路(11)に対して入力電源を与えることにより、
    上記充放電制御回路(11)を作動させてバッテリ電源を起動させることを特徴とする、装置内蔵タイプバッテリ電源の起動方法。
  2. 前記補助電源スイッチ(13)を、予め「一度閉じたら、起動回路(14)が停止しない限り開かない構造」にしておいて、停電などによって前記の電圧Vadが規定値(V3)以下になっても、該補助電圧スイッチを閉じた状態に保持して補助電源回路B(12)の出力を継続させることを特徴とする、請求項1に記載した装置内蔵タイプバッテリ電源の起動方法。
  3. 装置内蔵タイプバッテリ電源を起動させる装置において、
    バッテリ(B)の充放電回路中に介挿接続された充放電制御回路(11)と、該充放電制御回路に対してその入力電源を供給している補助電源回路(12)と、上記補助電源回路の作動開始・停止を制御する補助電源スイッチ(13)とが設けられており、
    かつ、前記バッテリに充電電力を供給するAC−DCコンバータ(6)の電圧Vadを検出するAC−DCコンバータ出力電圧センス(15)と、その出力信号を入力される起動回路(14)および該起動回路に電源を供給する補助電源回路A(20)とが設けられていて、
    前記AC−DCコンバータ出力電圧センス(15)の検出電圧Vadが規定値まで上昇すると、起動回路(14)が作動して前記補助電源スイッチ(13)を閉じるようになっていて、該補助電源スイッチが閉じられると補助電源回路(12)が充放電制御回路(11)に対して入力電源を供給して充電動作を始めとして、停電時には放電を可能ならしめる構造であることを特徴とする、装置内蔵タイプバッテリ電源の起動装置。
  4. 前記補助電源スイッチ(13)は、「一度閉じたら、起動回路(14)が停止しない限り開かない構造」であることを特徴とする、請求項3に記載した装置内蔵タイプバッテリ電源の起動装置。
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