JP4280137B2 - 補修塗装工法 - Google Patents

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Description

本発明は、補修塗装工法に関し、特に塗膜が形成された自動車車体の補修に適する補修塗装工法に関するものである。
近年、環境対策の点から自動車外板等の補修塗装分野においても水性化が進められている。補修塗装の上塗り塗装は、一般に着色ベース塗料及びトップクリヤー塗料による塗装仕様であるが、かかる着色ベース塗料に水系の塗料を使用するには、未だ多くの問題があるのが現状である。
一般に基材に設けられた塗膜に補修塗装を施すと、補修した箇所と未補修の箇所とで最終的な仕上がり外観が異なり、補修した箇所が目立ってしまうという現象が起きる。このような現象は、例えばアルミニウム顔料などの光輝性顔料を含有するメタリック塗膜などに顕著に起こることが知られている。
かかる現象を解決する方策として例えば特許文献1には、不良部位を切削除去し、該部に水溶性アクリル樹脂及び水溶性メラミン樹脂を主成分とする水性ボカシクリヤーを塗布し、その上に水性着色ベース塗料を塗り重ねた後、該水性ボカシクリヤーを塗り重ね、最後にトップクリヤー塗料を塗布する補修方法が記載されている。
この方法によれば補修した箇所と未補修の箇所とで色、メタリック感の一致性が乾燥後だけでなくウェット時においても容易に判断することができるが、工程数が多く、簡易な補修方法、特に常温乾燥もしくは強制乾燥で塗膜を形成する塗料系に適する補修工程が求められていた。
特開平7−236856
本発明の目的は、塗膜面の補修塗装において、補修塗装用の着色ベース塗膜と未補修部位との仕上がり性差を目立たせなくすることができる簡易な補修塗装工法を提供することである。
本発明者らは、上記不具合を解消すべく鋭意検討した結果、下塗り材による補修部位を有する塗膜面上に、補修塗装用の着色ベース塗膜を形成する前にあらかじめアンダーコートによる塗膜を設けること、且つ上記着色ベース塗膜を、塗膜面における補修部位上の膜厚を隠蔽膜厚以上に、未補修部位に形成される着色ベース塗膜の膜厚を該補修部位から離れるに従って膜厚が薄くなるようにぼかし塗装することにより、本発明に到達した。即ち本発明は
1. 塗膜面を下塗り材にて補修塗装した後、該補修部位を含む塗膜面全体にアンダーコート塗料(I)を塗装し、該アンダーコート塗膜上に、水性着色ベース塗料(II)を、該補修部位上に形成される着色ベース塗膜の膜厚を隠蔽膜厚以上の膜厚になるように塗装し、未補修部位上に形成される該着色ベース塗膜の膜厚を該補修部位から離れるに従って膜厚が薄くなるようにぼかし塗装をした後、該着色ベース塗膜上にトップクリヤー塗料(III)を塗装することを特徴とする補修塗装工法、
2. アンダーコート塗料(I)と水性着色ベース塗料(II)との樹脂成分が実質的に同一である1項に記載の補修塗装工法、
3. 樹脂成分が、アクリル樹脂(A)及びウレタン樹脂(B)を含有する2項に記載の補修塗装工法、
4. トップクリヤー塗料(III)が、水酸基含有アクリル樹脂及びポリイソシアネート硬化剤を含有する1項ないし3項のいずれか1項に記載の補修塗装工法、
5. 1項ないし4項のいずれか1項に記載の方法により得られる塗装物品、
に関する。
本発明の補修塗装工法は、塗膜面を下塗り剤にて補修塗装した後、該補修部位を含む塗膜面全体にアンダーコート塗料をあらかじめ塗装し、次いで補修部位上の着色ベース塗膜の膜厚が隠蔽膜厚以上に、未補修部位上に形成される着色ベース塗膜の膜厚が該補修部位から離れるに従って薄膜になるように塗装をすることにより、塗膜の乾燥条件が常温乾燥もしくは強制乾燥であっても、補修塗装後の最終的な仕上がり外観において、かかる補修塗装用の水性着色ベース塗料による着色ベース塗膜と未補修部位との色、光輝感の差を目立たせなくすることができる。しかも、アンダーコート塗膜を設けることにより該水性着色ベース塗料のヌレ性が向上することができるので、該水性着色ベース塗料の添加剤や有機溶剤の量を削減することができる。また、水性着色ベース塗料の仕上がり外観におよぼす乾燥温度、湿度等の塗装条件の影響も最小限にでき、着色ベース塗膜が薄膜であっても良好な仕上がり外観とすることができる。特に、水性着色ベース塗料及び未補修部位が、顔料として光輝性顔料を含む場合においても、仕上がり外観の差を目立たせないようにすることができ、薄膜部においても良好な顔料配向性を確保することができる。
本発明の補修塗装工法は、塗膜面を下塗り材にて補修塗装した後、該補修部位を含む塗膜面全体にアンダーコート塗料(I)を塗装し、該塗膜上に水性着色ベース塗料(II)を、該補修部位上に形成される着色ベース塗膜の膜厚を隠蔽膜厚以上に、未補修部位上に形成される着色ベース塗膜の膜厚が該補修部位から離れるに従って膜厚が薄くなるように塗装をした後、トップクリヤー塗料(III)を塗装してなる。
本発明の補修塗装工法が適用される塗膜面は、着色ベース塗料によるベース塗膜及びトップクリヤー塗膜から形成されてなる複層塗膜を挙げることができ、該ベース塗膜の下層にプライマー塗膜、電着塗膜、中塗り塗膜等の塗膜が適宜設けられたものであってもよい。
着色ベース塗料によるベース塗膜とは一般に、被塗面に美粧性を与える目的で塗装される着色顔料を含有する塗料により設けられる塗膜を表し、トップクリヤー塗膜とは一般に、透明な塗膜を形成することができる最上層に設けられる塗膜を表す。
プライマー塗膜とは一般に、付着性向上等の理由で基材面に直接設けられる塗料を表し、電着塗膜とは一般に、電着塗装に使用される塗料による塗膜を表し、中塗り塗膜とは一般に、プライマー塗膜あるいは電着塗膜のような下塗り塗膜による塗膜とベース塗膜あるいはトップクリヤー塗膜のような上塗り塗膜の間に設けられる塗膜を表す。
本発明の補修塗装工法が好適に適用される塗膜面として、具体的には、例えば自動車車体上に形成された塗膜面を挙げることができる。
本明細書において今後、本発明の補修塗装工法が適用される上記した塗膜面のことを「塗膜面」と呼ぶ。
本発明の補修塗装工法においては、上記塗膜面に生成した欠損部を下塗り材により補修塗装をする。補修塗装の方法下塗り材の材質及び乾燥条件については、従来公知の方法、組成であってよく、特に制限はない。
下塗り材とは、通常の補修塗装用に用いられるパテ材、プライマーサーフェーサー塗料等を挙げることができ、これらは単独であってもよいし2種以上の複層となるように選択されたものであってもよい。パテ材とは、一般に欠損部などを埋めて、面を平らにするために使う肉盛り用の塗布材を表し、ここでいう補修塗装用のプライマーサーフェーサー塗料とは一般に、上記塗膜面と補修塗装用の上塗り塗料による塗膜との付着性を向上させ、面を平らにするために塗布される塗料を表す。
本明細書において、塗膜面の欠損部を上記下塗り材により補修塗装せしめた部分を「補修部位」という。また、上記塗膜面において前記補修部位以外の部分を「未補修部位」という。
本発明の補修塗装工法においては、補修部位を含む塗膜面全体に、アンダーコート塗料(I)を塗装することを特徴としている。アンダーコート塗料(I)は、補修部位と未補修部位とで、表面の性状をあわせるために塗布されるものであり、上塗り塗装される後述の水性着色ベース塗料(II)の種類や塗装環境により適宜選択されるものである。
上記アンダーコート塗料(I)により形成されたアンダーコート塗膜は、後述の水性着色ベース塗料(II)を塗装する前に硬化乾燥させてもよいし、該アンダーコート塗膜上に水性着色ベース塗料(II)をウェットオンウェットで塗装し、ついで乾燥することもできる。
水性着色ベース塗料(II)は、下塗り材による補修部位を隠蔽するために塗布されるものであり、上記塗膜面と同様の外観を有する着色ベース塗膜を形成しうる塗料から適宜選択される。本明細書において、上記水性着色ベース塗料(II)により設けられる塗膜を「着色ベース塗膜」という。
該水性着色ベース塗料(II)の塗装方法としては、上記補修部位上に形成される着色ベース塗膜を隠蔽膜厚以上となるように塗装し、未補修部位上に形成される着色ベース塗膜を、該補修部位から離れるに従って膜厚が薄くなるようにぼかし塗装する。
上記塗装方法においては、補修部位上に形成された水性着色ベース塗料(II)による着色ベース塗膜の膜厚が隠蔽膜厚以上となるように塗装する。具体的には、乾燥膜厚で5μm以上、好ましくは5〜40μm、さらに好ましくは10〜25μmの範囲内であることが望ましい。補修部位上に形成される着色ベース塗膜の膜厚が5μm未満では、補修部位に対する隠蔽性が不十分となりやすい。
本発明においては、未補修部位上に形成される着色ベース塗膜の膜厚は、該補修部位から離れるに従って膜厚が薄くなるようにぼかし塗装するものである。
未補修部位上に形成される着色ベース塗膜の最小膜厚は、補修部位から距離が最も離れた周辺箇所であって、乾燥膜厚で0.1〜5μm、好ましくは0.1〜1.2μm範囲内となるようにすることが望ましい。未補修部位上に形成される着色ベース塗膜の最小膜厚が5μmを超えると、着色ベース塗膜と未補修部位との仕上がり性差が目立つことがある。
未補修部位上に形成される着色ベース塗膜において、上記補修部位から最小膜厚部に達するまでの距離としては、補修部位と未補修部位との境界部から最小膜厚部に達するまでの距離で、10〜100cm、好ましくは20〜80cmが好適である。補修部位と未補修部位との境界部から最小膜厚部に達するまでの距離が10cm未満では、着色ベース塗膜と未補修部位との仕上がり性差が目立つことがある。
上記水性着色ベース塗料(II)を隠蔽膜厚以上の膜厚から上記最小膜厚となるように塗装する塗装方法において、着色ベース塗膜断面の形状としては限定されるものではないが、例えば三角状、山状、階段状、台形状、半円状、半楕円状等を挙げることができ、対称であっても非対称であってもよい。
本発明の補修塗装工法においては、アンダーコート塗料(I)と水性着色ベース塗料(II)との樹脂成分が、実質的に同一であることが望ましい。「実質的に同一」とは、アンダーコート塗料(I)と水性着色ベース塗料(II)が、ともに水系の樹脂系であることを意味する。水系の樹脂として具体的には、アクリル樹脂、ウレタン変性アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン変性ポリエステル樹脂、フッ素系樹脂等の水溶性もしくは水分散型の樹脂を挙げることができる。アンダーコート塗料(I)と水性着色ベース塗料(II)は、前記した水系の樹脂から単独でもしくは2種以上を選択することも可能である。本発明においては、アンダーコート塗料(I)と水性着色ベース塗料(II)が同一樹脂系であることが望ましく、さらに好ましくはアンダーコート塗料(I)と水性着色ベース塗料(II)とに含まれる樹脂成分が同一であることが望ましい。
本発明の補修塗装工法において、アンダーコート塗料(I)の好ましい態様としては、アンダーコート塗料(I)が、水性着色ベース塗料(II)から顔料成分を全部もしくは一部除いた組成物であることを挙げることができる。
本発明の補修塗装工法に使用されるアンダーコート塗料(I)及び水性着色ベース塗料(II)に含有される樹脂組成物の具体例としては、アクリル樹脂(A)及びウレタン樹脂(B)を含有する樹脂組成物を挙げることができる。
アクリル樹脂(A)としては、従来公知の水溶性、水分散型の樹脂を使用することができ、特に炭素数が4以上の炭化水素基を含有する重合性不飽和モノマー、水酸基含有重合性不飽和モノマー、酸基含有重合性不飽和モノマー及びその他の重合性不飽和モノマーを共重合することにより得られるアクリル共重合体を中和剤にて中和することにより得られる水溶性アクリル樹脂が好適である。
炭素数が4以上の炭化水素基を有する重合性不飽和モノマーは、水性着色ベース塗料(II)の顔料分散性を向上させるために使用されるものであり、具体的には、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート等の直鎖状もしくは分岐状のアルキル(メタ)アクリレート;シクロヘキシル(メタ)アクリレ−ト、t−ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレ−ト、イソボルニル(メタ)アクリレート、アダマンチル(メタ)アクリレート、ビシクロ[3,3,1]ノニル(メタ)アクリレ−ト等の環状の炭化水素基を有する(メタ)アクリレート等を挙げることができる。これらは1種または2種以上併用して使用することができる。このうち、あらゆる顔料に対する顔料分散性に優れることから、炭素数が6以上の炭化水素基を有する(メタ)アクリレート、さらに好ましくは環状の炭化水素基を有する(メタ)アクリレートが好適であり、特にイソボルニル(メタ)アクリレート又はアダマンチル(メタ)アクリレートが好適である。
上記酸基含有重合性不飽和モノマーとしては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、β−カルボキシエチルアクリレ−ト、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、アリルスルホン酸、スチレンスルホン酸ナトリウム塩、スルホエチルメタクリレート及びそのナトリウム塩やアンモニウム塩、「ライトエステルPM」(ライトエステル社製)などのリン酸基含有重合性不飽和モノマーなどが挙げられ、これらは1種又は2種以上併用して用いることができる。このうちアクリル酸、メタクリル酸が好適である。
水酸基含有重合性不飽和モノマーとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリル酸の炭素数2〜8個のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート;N−メチロ−ルアクリルアミド、アリルアルコール、ε−カプロラクトン変性アクリルモノマーなどが挙げられ、これらは1種又は2種以上併用して用いることができる。
その他の重合性不飽和モノマーとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート;ジエチレングリコール(メタ)アクリレート、トリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレンポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシトリエチレングリコ−ル(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、プロポキシトリエチレングリコ−ル(メタ)アクリレート、メトキシプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシトリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、プロポキシトリプロピレングリコール(メタ)アクリレート等のアルキレンオキシド鎖含有(メタ)アクリレート;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N―ブトキシメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミドなどの含窒素化合物;グリシジル(メタ)アクリレートなどのエポキシ基含有(メタ)アクリレート;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ブタジエン、イソプレン等のビニルモノマ−等が挙げられ、これらは1種もしくは2種以上用いることができる。
本明細書において、「(メタ)アクリレート」は、「アクリレート及びメタクリレート」を意味する。
上記水溶性アクリル樹脂は、水酸基価が10〜150mgKOH/g、酸価が5〜100mgKOH/g、重量平均分子量が5000〜100000であることが望ましい。本発明において重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定した値をポリスチレンの分子量を基準にして換算した値である。
重量平均分子量が5000未満では、着色ベース塗膜の耐水性や耐水付着性が低下することがあり、一方100000を超えると仕上がり外観が低下する傾向があるので好ましくない。
ウレタン樹脂(B)としては、従来公知の水性ポリウレタン樹脂が好適であり、例えばポリイソシアネ−ト、ポリオ−ル及びヒドロキシ酸とによるイソシアネ−ト基含有プレポリマ−を水の存在下で反応させて得られるウレタン樹脂エマルションを挙げることができる。
アンダーコート塗料(I)と水性着色ベース塗料(II)とが、アクリル樹脂(A)及びウレタン樹脂(B)を樹脂成分として含有する場合において、アクリル樹脂(A)とウレタン樹脂(B)との配合比は、アンダーコート塗料(I)及び水性着色ベース塗料(II)において同一であってもよいし、水性着色ベース塗料(II)のヌレ性に影響のない範囲で異なる配合比であってもよいが、同一の配合比であることが望ましい。
水性着色ベース塗料(II)において、樹脂成分が、アクリル樹脂(A)及びウレタン樹脂(B)を含有することにより、水性着色ベース塗料(II)が、常温乾燥もしくは強制乾燥の条件で十分な塗膜性能を有し、且つアンダーコート塗料(I)塗膜に対するヌレ性及びアンダーコート塗料(I)及びトップクリヤー塗料(II)による塗膜に対する付着性を確保することができる。
常温乾燥とは、具体的には例えば−10℃〜40℃未満の範囲内での乾燥条件を意味し、強制乾燥とは40℃以上、好ましくは、40℃〜80℃の範囲内の乾燥条件を意味する。
上記アンダーコート塗料(I)及び水性着色ベース塗料(II)に用いられる顔料は、通常塗料分野で用いられる光輝性顔料、着色顔料、体質顔料等の顔料が特に制限なく使用できる。光輝性顔料として例えば、アルミニウム粉、ブロンズ粉、銅粉、錫粉、鉛粉、亜鉛末、リン化鉄等のメタリック顔料;パール状金属コーティング雲母粉、マイカ状酸化鉄等のパール顔料を挙げることができ、着色顔料としては、酸化チタン等の白色顔料;カーボンブラック、アセチレンブラック、ランプブラック、ボーンブラック、黒鉛、鉄黒、アニリンブラックなどの黒色顔料;黄色酸化鉄、チタンイエロー、モノアゾイエロー、縮合アゾイエロー、アゾメチンイエロー、ビスマスバナデート、ベンズイミダゾロン、イソインドリノン、イソインドリン、キノフタロン、ベンジジンイエロー、パーマネントイエロー等の黄色顔料;パーマネントオレンジ等の橙色顔料;赤色酸化鉄、ナフトールAS系アゾレッド、アンサンスロン、アンスラキノニルレッド、ペリレンマルーン、キナクリドン系赤顔料、ジケトピロロピロール、ウォッチングレッド、パーマネントレッド等の赤色顔料;コバルト紫、キナクリドンバイオレット、ジオキサジンバイオレット等の紫色顔料;コバルトブルー、フタロシアニンブルー、スレンブルーなどの青色顔料;フタロシアニングリーンなどの緑色顔料;等をあげることができ、体質顔料としては、バリタ粉、沈降性硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシム、石膏、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、珪藻土、タルク、炭酸マグネシウム、アルミナホワイト、グロスホワイト、マイカ粉などを挙げることができる。
上記メタリック顔料において、その形状は特に限定されないが、燐片状が適当である。また該メタリック顔料は、リン酸基あるいはスルホン酸基を含有する処理剤で分散処理され被覆されていることが水素ガス発生抑制の点から好適である。リン酸基あるいはスルホン酸基含有処理剤には従来公知の低分子化合物や共重合体が特に制限なく適用できる。
上記アンダーコート塗料(I)及び水性着色ベース塗料(II)においては、通常水性塗料の膜形成成分として使用されるアルキド系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロ−ス系樹脂等のアクリル樹脂(A)以外の水溶性及び/又は水分散性樹脂、ポリイソシアネート硬化剤、オキサゾリン硬化剤、カルボジイミド硬化剤等の硬化剤、紫外線吸収剤、光安定剤、表面調整剤、ポリマー微粒子、分散助剤、塩基性中和剤、防腐剤、シランカップリング剤、増粘剤、消泡剤、硬化触媒、水、有機溶剤などの水性塗料調整の際に通常用いられる他の成分を含んでいてもよい。
上記水性着色ベースコート塗料(II)による着色ベース塗膜はトップクリヤ−塗料(III)を塗装する前に硬化乾燥させてもよいし、該着色ベース塗膜上にトップクリヤ−塗料(III)をウェットオンウェットで塗装し、乾燥することもできる。
塗装後の着色ベース塗膜の硬化、乾燥は、常温乾燥、強制乾燥のいずれであってもよい。
本発明方法に用いられるトップクリヤ−塗料としては、従来公知のものが特に制限なく使用でき、例えば水酸基などの架橋性官能基を含有するアクリル樹脂やフッ素樹脂を主剤とし、ブロックポリイソシアネート、ポリイソシアネートやメラミン樹脂などを硬化剤として含有する硬化型塗料、あるいはセルロースアセテートブチレート変性のアクリル樹脂を主成分とするラッカー塗料などが好適に使用できる。このうち水酸基含有アクリル樹脂及びポリイソシアネート硬化剤を含有する塗料を用いた場合、トップクリヤー塗膜から着色ベース塗膜中にポリイソシアネート硬化剤が一部しみ込んでくるので、着色ベース塗膜中に含まれる水酸基と反応することができ、水性着色ベース塗料(II)中に架橋剤成分を用いない或いは減量できる上、着色ベース塗膜とトップクリヤー塗膜間の付着性が向上させることができるので好適である。
上記トップクリヤー塗料(III)には、さらに必要に応じて顔料類、繊維素誘導体類、添加樹脂、紫外線吸収剤、光安定剤、表面調整剤、硬化触媒などの塗料用添加剤を含有することができる。
該トップクリヤー塗料(III)によるクリヤー塗膜は、乾燥膜厚で20〜100μmの範囲が適当である。
塗装方法としては、通常のスプレ−塗装、静電塗装などが採用されるがその他の塗装方式についても特に制限はない。塗装後の塗膜の硬化、乾燥は、限定されないが、常温乾燥、強制乾燥の条件であっても良好な仕上がり外観とすることができる。
次に実施例をあげて、本発明をより具体的に説明する。
実施例を記載する。
水溶性アクリル樹脂の製造
製造例1
反応容器にエチレングリコールモノブチルエーテル500部を加え、窒素気流中で115℃に昇温した。115℃に達した後、メチルメタクリレート200部、n−ブチルアクリレート200部、イソボルニルアクリレート300部、スチレン110部、ヒドロキシエチルアクリレート50部、アクリル酸40部、「NFバイソマーS20W」(注1)100部およびアゾビスイソブチロニトリル10部の混合物を3時間かけて加え、2時間熟成を行った。反応終了後、ジメチルエタノールアミンで当量中和し、さらにプロピレングリコールモノプロピルエーテルを250部を加えて、酸価31mgKOH/g、水酸基価40mgKOH/g、重量平均分子量45000、固形分50%の水溶性アクリル樹脂溶液(A1)を得た。
(注1)「NFバイソマーS20W」:商品名、第一工業製薬社製、メトキシポリエチレングリコールモノメタクリレート(分子末端がメトキシ基であり、分子内にCO基の45量体を含有するメタクリレート)
アルミニウム顔料ペーストの調製
製造例2
攪拌混合容器にアルミニウム顔料ペースト「MG−51」(旭化成社製、金属含有量66%)45.5部、エチレングリコールモノブチルエーテル35部、リン酸基含有樹脂溶液(注2)3部を添加し、攪拌混合してアルミニウム顔料ペースト(C1)を得た。
(注2)リン酸基含有樹脂溶液:攪拌器、温度調節器および冷熱器を備えた反応容器にメトキシプロパノール27.5部、イソブタノール27.5部の混合溶剤を入れ、110℃に加熱し、スチレン25部、n−ブチルメタクリレート27.5部、「イソステアリルアクリレート」(大阪有機化学社製、イソステリルアクリレート)20部、ヒドロキシブチルアクリレート7.5部、リン酸基含有重合性モノマー(注3)15部、2−メタクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート12.5部、イソブタノール10部、t−ブチルパーオキシオクタノエート4部からなる混合物121.5部を4時間で上記の混合溶剤に加え、さらにt−ブチルパーオキシオクタノエート0.5部とイソプロパノール20部からなる混合物を1時間で滴下した。その後、1時間攪拌熟成して固形分50%のリン酸基含有樹脂溶液を得た。
(注3)リン酸基含有重合性モノマー:攪拌器、温度調節器および冷熱器を備えた反応容器にモノブチルリン酸57.5部、イソブタノール41.1部を入れ、空気通気下でグリシジルメタクリレート42.5部を2時間で滴下した後、さらに1時間攪拌熟成した。その後、イソプロパノ−ル5.9部を加えて、固形分50%のリン酸基含有重合性モノマー溶液を得た。
アンダーコート塗料用の水性クリヤー塗料(CC−1)の作成
製造例3
製造例1で得た水溶性アクリル樹脂溶液(A1)40部、脱イオン水200部、エチレングリコールモノブチルエーテル35部を攪拌混合容器中に加え、1時間攪拌した後、ポリウレタン樹脂エマルション(B1)(注4)266.7部、「プライマルASE−60」(ローム・アンド・ハース社製、増粘剤)16.7部を添加し、さらに1時間攪拌を続けた。得られた混合物をジメチルエタノールアミンでpH8.0に調整した後、脱イオン水を添加し、固形分15%の水性クリヤー塗料(I)を得た。
(注4)ウレタン樹脂エマルション:数平均分子量2000のポリブチレンアジペート115.5部、数平均分子量2000のポリカプロラクトンジオール115.5部、ジメチロールプロピオン酸23.2部、1,4−ブタンジオール6.5部及び1−イソシアナート−3−イソシアナートメチル−3,5,6−トリメチルシクロヘキサン120.1部を重合容器に仕込み、撹拌下に窒素気流中で85℃で7時間反応せしめてNCO含有量4.0%の末端NCOプレポリマーを得た。次いで該プレポリマーを50℃まで冷却し、アセトン165部を加え均一に溶解した後、撹拌下にトリエチルアミン15.7部を加え、50℃以下に保ちながら脱イオン水600部を加え、得られた水分散体を50℃で2時間保持し水伸長反応を完結させた後、減圧下70℃以下でアセトンを留去し、トリエチルアミンと脱イオン水でpHを8.0に調整し固形分30%のウレタン樹脂エマルション(B1)を得た。
水性ベースコート塗料の作成
製造例4
製造例2で得たアルミニウム顔料ペースト濃厚液(C1)83.5部と製造例1で得た水溶性アクリル樹脂溶液(A1)40部を攪拌混合容器中に加え、1時間攪拌した後、ポリウレタン樹脂エマルション(B)266.7部、「プライマルASE60」(ローム・アンド・ハース社製、増粘剤)16.7部を添加し、さらに1時間攪拌を続けた。得られた混合物をジメチルエタノールアミンでpH8.0に調整した後、脱イオン水を添加し、固形分20%の水性ベースコート塗料(BC−1)を得た。
製造例5
上記製造例4において、水溶性アクリル樹脂溶液(A1)とウレタン樹脂エマルション(B1)の配合比を固形分で50/50となるようにする以外は、製造例4と同様にして水性ベースコート塗料(BC−2)を得た。
製造例6
上記製造例3において、水溶性アクリル樹脂溶液(A1)とウレタン樹脂エマルション(B1)の配合比を固形分で50/50となるようにする以外は、製造例3と同様にして水性クリヤー塗料(CC−2)を得た。
製造例7
製造例4で得た水性ベースコート塗料(BC−1)100gに対して「バイヒジュールVPLS2319」(商品名、住友バイエルウレタン社製、イソシアネート含有量18.3%の水分散型ポリイソシアネート)3.7gを混合し、均一になるまで攪拌し、二液型水性ベースコート塗料(BC−3)を作成した。
製造例8
製造例3で作成した水性クリヤー塗料(CC−1)からウレタン樹脂エマルション(B1)を除き水性クリヤー塗料(CC−3)を作成した。
被塗板の作成
自動車車体用中塗り塗膜上へ、脱イオン水で25秒(イワタカップ/25℃)に粘度調整した水性ベースコート塗料(BC−1)を20℃、60%RH雰囲気下でエアスプレー塗装し、60℃強制乾燥した後、乾燥膜厚が15μmの塗膜を得た。その後、自動車車体用上塗りクリヤー塗料を塗装、強制乾燥し工程板を得た。該工程板を、#800耐水ペーパーで研磨、脱脂し、部分的に欠損部を生じさせ、該欠損部に下塗り材として「LUCポリパテ」(商品名、関西ペイント社製)を充填、乾燥、研磨し、その後プライマーサーフェーサー塗料「JUST H−S FillerA」(商品名、関西ペイント社製)を塗装、乾燥、研磨したもの被塗板とした。
実施例1
上記被塗板面に上記製造例3で作成したアンダーコート塗料用水性クリヤー塗料(CC−1)を脱イオン水で25秒(イワタカップ/25℃)に粘度調整し、20℃、60%RH雰囲気下で全面にエアスプレー塗装し、60℃強制乾燥して膜厚が1〜5μmのアンダーコートのクリヤー塗膜を形成した。該クリヤー塗膜上に上記製造例4で得られた水性ベースコート塗料(BC−1)を、補修部位上のベース塗膜の膜厚が乾燥膜厚で15μmとなるように塗装し、未補修部位上に形成される該ベース塗膜の膜厚が該補修部位から離れるに従って膜厚が薄くなるようにぼかし塗装をし、60℃強制乾燥をした。補修部位から最も離れた周辺箇所における未補修部位上のベース塗膜の最小膜厚が1μmであり、補修部位と未補修部位の境界部から最小膜厚部までの距離が40cmであった。その後、「レタンPGマルチクリヤーHX(Q)」(商品名、関西ペイント社製、水酸基含有アクリル樹脂及びポリイソシアネートを含有するウレタン硬化系クリヤー塗料)を乾燥膜厚40μmとなるように全面にエアスプレー塗装し、60℃で20分間強制乾燥し、工程板を得た。図1に該工程を説明する模式図を示す。
実施例2
上記実施例1において、水性ベースコート塗料(BC−1)のかわりに水性ベースコート塗料(BC−2)を用いる以外は、実施例1と同様にして工程板を得た。
実施例3
上記実施例1において、アンダーコート塗料用水性クリヤー塗料(CC−1)のかわりにアンダーコート塗料用水性クリヤー塗料(CC−2)を用いる以外は、実施例1と同様にして工程板を得た。
実施例4
上記実施例1において、水性ベースコート塗料(BC−1)のかわりに水性ベースコート塗料(BC−3)を用いる以外は、実施例1と同様にして工程板を得た。
実施例5
上記実施例1において、水性クリヤー塗料(CC−1)の代わりに水性クリヤー塗料(CC−3)を使用する以外は実施例1と同様にして工程板を得た。
比較例1
実施例1において、水性ベースコート塗料(BC−1)を塗装する前に、アンダーコート塗料用水性クリヤー塗料(CC−1)によるクリヤー塗膜を設けない以外は、実施例1と同様にして工程板を得た。
上記実施例1〜5及び比較例1で作成した工程板に関し、以下の各項目について評価試験を行った。結果を表1に示す。
Figure 0004280137
(1)被塗板との色差:被塗板を基準とし、色差計により色差を測定した。値が小さいほど良好である。
(2)濡れ性:最小膜厚部分での水性着色ベース(II)の造膜性を評価した。
○:良好、△:塗膜欠陥がわずかに見られる、×:不良
(3)旧塗膜との識別性:傾斜になるように塗装を行った水性ベースコート塗装部分と旧塗膜の水性ベースコート部分との識別の可否を評価した。
○:識別不可、×:識別可能
特に自動車補修塗装に適用できる。
本発明の補修塗装工法を説明する概略図である。
符号の説明
1・・・・中塗り塗板
2・・・・水性ベースコート塗料による塗膜
3・・・・トップクリヤー塗料による塗膜
4・・・・アンダーコート塗料による塗膜
5・・・・水性ベースコート塗料による塗膜
6・・・・トップクリヤー塗料による塗膜
7・・・・パテ層
8・・・・プライマーサーフェーサー層

Claims (4)

  1. 塗膜面を下塗り材にて補修塗装した後、該補修部位を含む塗膜面全体にアンダーコート塗料(I)を塗装し、該アンダーコート塗膜上に、水性着色ベース塗料(II)を、該補修部位上に形成される着色ベース塗膜の膜厚を隠蔽膜厚以上の膜厚になるように塗装し、未補修部位上に形成される該着色ベース塗膜の膜厚を該補修部位から離れるに従って膜厚が薄くなるようにぼかし塗装をした後、該着色ベース塗膜上にトップクリヤー塗料(III)を塗装することを特徴とする補修塗装工法であって、アンダーコート塗料(I)と水性着色ベース塗料(II)との樹脂成分が同一であって且つアンダーコート塗料(I)が、水性着色ベース塗料(II)から顔料成分を全部除いた組成物であることを特徴とする補修塗装工法。
  2. 樹脂成分が、アクリル樹脂(A)及びウレタン樹脂(B)を含有する請求項に記載の補修塗装工法。
  3. トップクリヤー塗料(III)が、水酸基含有アクリル樹脂及びポリイソシアネート硬化剤を含有する請求項1又は2のいずれか1項に記載の補修塗装工法。
  4. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法により得られる塗装物品。
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