JP4279219B2 - 処理液供給方法及び処理液供給装置 - Google Patents

処理液供給方法及び処理液供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4279219B2
JP4279219B2 JP2004223095A JP2004223095A JP4279219B2 JP 4279219 B2 JP4279219 B2 JP 4279219B2 JP 2004223095 A JP2004223095 A JP 2004223095A JP 2004223095 A JP2004223095 A JP 2004223095A JP 4279219 B2 JP4279219 B2 JP 4279219B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
discharge
pump
processing liquid
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004223095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006035185A (ja
Inventor
伸一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2004223095A priority Critical patent/JP4279219B2/ja
Publication of JP2006035185A publication Critical patent/JP2006035185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4279219B2 publication Critical patent/JP4279219B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

本発明は,処理液供給方法及び処理液供給装置に関するものである。
例えば半導体装置の製造工程における工程では,半導体ウエハ(以下「ウエハ」)の上にレジスト液を供給し,ウエハを回転させることによってウエハ上のレジスト液を遠心力によって均一に拡散してウエハ上にレジスト膜を形成するプロセスが行われている。レジスト膜は,ウエハ全面に渡って均一な所定の膜厚で形成する必要があり,そのためには,ウエハの回転速度や回転時間の他,レジスト液吐出レートや時間等を厳密に制御することが重要である。
ところでレジスト液などの処理液の供給機構は,一般的に処理液を供給する処理液供給源と,処理液を吐出するための処理液吐出ノズルと,前記処理液供給源と前記処理液吐出ノズルとを繋ぐ配管と,前記配管に設けられ前記処理液吐出ノズルから処理液を吐出するためのポンプからなっているが,前記事情に鑑み,従来は例えば前記ポンプから前記処理液吐出ノズルへ至るまでの間の所定位置,たとえばノズル近傍やポンプでの処理液の圧力を検出する圧力検出手段と,前記圧力検出手段による検出値と,予め求められている処理液の圧力および処理液の吐出レートの関係とに基づいて,処理液の吐出レートが所定の値になるように,前記ポンプの内圧を制御する制御手段とを有する処理液供給機構が採用されている(特許文献1)。
しかしながら従来はノズルからの実際の吐出状況を考慮することなく,圧力センサによる管内圧力によってのみ,ポンプの内圧を制御するようにしていたので,正確さにおいては,限界があった。すなわちこの種の供給機構においては,ポンプとノズルとの間に介在している電子制御のバルブの動作も正確に制御する必要があり,例えばバルブの開放スピード,閉鎖スピード,吐出後のサックバックまでの時間,サックバック時間,サックバック量等をパラメータとして入力する必要がある。
かかる場合,ノズルが複数系統あった場合,配管長や揚程差などに起因して吐出開始時のバルブ直前の内圧の差によって各ノズル系統ごとに相違があるので,各ノズルの系統ごとにこれらのパラメータを入力する必要があり,非常な手間と時間を要していた。しかもバルブの開放スピード,閉鎖スピードは,ノズルからの吐出を目視にて確認してこれらのパラメータ量を決定するため,個々人によって差が生ずるおそれがある。
特開2003−347205号公報
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり,前記したような多くのパラメータを入力することなく,新規なパラメータ採用によるポンプの内圧を制御することによって,ノズルの調整時に要する手間,時間を大幅に縮減することを目的としている。
前記目的を達成するため,本発明の処理液供給方法は,ノズルの吐出路内における吐出開始時点から,ノズルの吐出口から先の吐出経路に設定された所定位置に吐出された処理液が達するまでの時間を計測し,当該計測された時間に基づいて,前記ポンプの前記ポンプの内圧を制御することを特徴とする。
発明者によれば,ノズルからの処理液の吐出状態と,ノズルの吐出路内における吐出開始時点から,ノズルの吐出口から先の吐出経路に設定された所定位置に吐出された処理液が達するまでの時間(いわゆる「スタートディレイタイム:Start−Delay Time」)との間には,相関関係があることが判明した。したがって,例えばあらかじめ最適な吐出状態における「スタートディレイタイム」を求めておき,これを基準として当該最適なときの「スタートディレイタイム」に近づけるようにポンプの内圧を制御することで,これまでノズルの調整に必要であった既出の各種のパラメータの調整が不要となる。
また少なくとも処理液流の終端部分での途切れの有無を観測や,ノズルの吐出口から処理液が吐出している間に,処理液流の途切れの有無を観測する工程をさらに付加してもよい。
処理液流の終端部分で途切れがあった場合には,処理液の吐出終了時のいわゆる「キレ」と呼ばれる液切れ状態が悪く,所定流量が供給できなかったりするなど結果的に基板上に均一な処理液の膜を形成できないおそれがある。したがって,かかる処理液流の途切れを観測することによって,ノズルの調整をより好適に行うことが可能である。もちろん終端部分だけではなく,処理液流の他の部位においても途切れがあると,即処理液の膜の均一性に影響を与えるので,他の部分の観測を終始行ってもよい。
そのような途切れは,ポンプとノズルとの間の配管に設けられているバルブの開閉速度に起因すると考えられるので,前記観測結果に基づいて当該開閉速度を調節することにより,途切れを解消することが可能である。
また本発明の処理液供給装置は,ポンプによってノズルから基板に処理液を供給する装置であって,前記ポンプと前記ノズルとの間の配管に設けられた開閉バルブと,前記ノズルの吐出口から先の吐出経路に設定された所定位置での処理液の有無を検出するセンサと,前記ノズル内の吐出路内における吐出開始時点から,前記センサによって処理液を検出した時点までの時間を計測する計測装置と,前記計測装置の結果に基づいて前記ポンプの内圧を制御する制御装置とを有することを特徴としている。
かかる処理液供給装置によれば,本発明の処理液供給方法を適切に実施することができる。なおポンプの内圧調整は,従来公知の技術を用いることができる。
そのようなセンサとしては,たとえば前記ノズル吐出口からの吐出経路を挟んで対向して配置された発光部と受光部とを有する光電センサを例として挙げられる。
そしてノズルから処理液の吐出開始後,吐出終了までの間に,前記センサが所定位置での処理液を検出しなかった場合に,前期開閉バルブの開閉速度を制御する制御装置をさらに具備すれば,既述した処理液流の途切れを検出し,これを是正することができる。
本発明によれば,これまでノズルの調整に必要であった多くのパラメータの設定及びそれに基づいた調整が不要となり,例えば処理液供給装置の立ち上げ時やメンテナンス後の調整を簡易,迅速に実施することができる。またノズルの系統が複数ある場合でも,速やかにその調整を行え,無人化調整も可能である。しかも調整者個々人の技量によらず,均一な調整が可能である。
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は,本発明の処理液供給装置の実施形態であるレジスト液供給装置を有するレジスト塗布処理ユニットが搭載されたレジスト塗布現像処理システム1の平面の様子,図2はその正面の様子を示している。
このレジスト塗布現像処理システム1は,搬送ステーションであるカセットステーション11と,複数の処理ユニットを有する処理ステーション12と,処理ステーション12に隣接して設けられる露光装置13と,処理ステーション12との間でウエハWを受け渡すためのインターフェイスステーション14と,を有している。
処理を行う複数枚(例えば,25枚)のウエハWは,それらが収容されたウエハカセット(CR)が,他のシステムからカセットステーション11へと搬入され,処理が終了したウエハWは,それらが収容されたウエハカセット(CR)がカセットステーション11から他のシステムへ搬出される。カセットステーション11ではウエハカセット(CR)と処理ステーション12との間でのウエハWの搬送が行われる。
カセットステーション11においては,図1に示すように,カセット載置台20上にX方向に沿って1列にウエハカセット(CR)が載置され,またウエハカセット(CR)内においては,ウエハWは水平姿勢で垂直方向(Z方向)に略平行に配列されている。
カセットステーション11には,ウエハ搬送機構21がカセット載置台20と処理ステーション12との間に位置するように設けられている。このウエハ搬送機構21は,カセット配列方向(X方向)およびウエハカセット(CR)中のウエハWの配列方向(Z方向)に移動可能なウエハ搬送用ピック21aを有しており,任意のウエハカセット(CR)に対して選択的にアクセス可能である。
処理ステーション12では,システム背面側(図1の上方)に,カセットステーション11側から順に,第3処理ユニット群G3,第4処理ユニット群G4および第5処理ユニット群G5が配置されている。また第3処理ユニット群G3と第4処理ユニット群G4との間に第1主搬送部A1が設けられ,第4処理ユニット群G4と第5処理ユニット群G5との間に第2主搬送部A2設けられている。さらにシステム前面側(図1の下方)に,カセットステーション11側から順に,第1処理ユニット群G1と第2処理ユニット群G2が設けられている。
第3処理ユニット群G3では,ウエハWを載置台に載せて所定の処理を行うオーブン型の処理ユニット,例えばウエハWに所定の加熱処理を施す高温度熱処理ユニット,ウエハWに精度のよい温度管理下で加熱処理を施す高精度温調ユニット,温調ユニット,カセットステーション11と第1主搬送部A1との間でのウエハWの受け渡し部となるトランジションユニットが,例えば10段に重ねられている。なお,第3処理ユニット群G3には下から3段目にスペアの空間が設けられており,所望のオーブン型処理ユニット等を設けることができる。
第4処理ユニット群G4では,例えば,レジスト塗布後のウエハWに加熱処理を施すプリベークユニット,現像処理後のウエハWに加熱処理を施すポストベークユニット,高精度温調ユニットが,例えば10段に重ねられている。第5処理ユニット群G5では,例えば,露光後現像前のウエハWに加熱処理を施すポストエクスポージャーベークユニット,高精度温調ユニットが,例えば10段に重ねられている。
第1主搬送部A1の背面側には,アドヒージョンユニットと,ウエハWを加熱する加熱ユニット(HP)とを有する第6処理ユニット群G6が設けられている。
第2主搬送部A2の背面側には,ウエハWのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光装置(WEE)と,レジスト膜厚を測定する膜厚測定装置とを有する第7処理ユニット群G7が設けられている。
図1,図2に示すように,第1処理ユニット群G1では,カップ(CP)内でウエハWをスピンチャックSPに載せて所定の処理を行う液供給ユニットとしての5台のスピンナ型処理ユニット,例えば,3つのレジスト塗布ユニット(COT)と,露光時の光の反射を防止する反射防止膜を形成するボトムコーティングユニット(BARC)が計5段に重ねられている。また第2処理ユニット群G2では,5台のスピンナ型処理ユニット,例えば,現像ユニット(DEV)が5段に重ねられている。
第1主搬送部A1には第1主ウエハ搬送装置16が設けられ,この第1主ウエハ搬送装置16は,第1処理ユニット群G1,第3処理ユニット群G3,第4処理ユニット群G4と第6処理ユニット群G6に備えられた各ユニットに選択的にアクセスできる。第2主搬送部A2には第2主ウエハ搬送装置17が設けられ,この第2主ウエハ搬送装置17は,第2処理ユニット群G2,第4処理ユニット群G4,第5処理ユニット群G5,第7処理ユニット群G7に備えられた各ユニットに選択的にアクセスできる。
第1処理ユニット群G1とカセットステーション11との間および第2処理ユニット群G2とインターフェイスステーション14との間にはそれぞれ,第1処理ユニット群G1と第2処理ユニット群G2に所定の処理液を供給する液温調ポンプ23,24が設けられており,さらにレジスト塗布現像処理システム1外に設けられた,図示しない空調器からの清浄な空気を各処理ユニット群G1〜G5の内部に供給するためのダクト25,26が設けられている。第1処理ユニット群G1と第2処理ユニット群G2のそれぞれの最下段には,第1処理ユニット群G1と第2処理ユニット群G2に所定の処理液を供給するためのケミカルユニット(CHM)27,28が設けられている。カセットステーション11の下方部にはこのレジスト塗布現像処理システム1全体を制御する,集中制御部19が設けられている。
インターフェイスステーション14は,処理ステーション12側の第1インターフェイスステーション14aと,露光装置13側の第2インターフェイスステーション14bとから構成されており,第1インターフェイスステーション14aには第5処理ユニット群G5の開口部と対面するように第1ウエハ搬送体29が配置され,第2インターフェイスステーション14bにはX方向に移動可能な第2ウエハ搬送体30が配置されている。
第1ウエハ搬送体29は,第5処理ユニット群G5,第8処理ユニット群G8,第9処理ユニット群G9の各ユニットに対してアクセス可能である。第2ウエハ搬送体30は,第9処理ユニット群G9の各ユニットと,露光装置13のインステージ13aおよびアウトステージ13bに対してアクセス可能であり,これら各部の間でウエハWの搬送を行うことができる。
次に,本発明の一実施形態が適用されたレジスト塗布処理ユニット(COT)について詳述する。上述したようにレジスト塗布処理ユニット(COT)は第1処理ユニット群G1において3段積み重ねられており,そのうち最上段のものについて説明する。図3示すように,最上段のレジスト塗布処理ユニット(COT)は,第1主ウエハ搬送装置16のアーム16aが進入するための開口40aを有するケーシング40を有している。このケーシング40の中にウエハWを収容する収容容器であるカップCPが設けられ,そのカップ内にウエハWを真空吸着によって水平に保持するスピンチャック41が設けられている。このスピンチャック41は,カップCPの下方に設けられたパルスモーターなどの駆動モータ42によって回転可能であり,回転速度も任意に制御可能である。カップCPの底部の中央寄りの部分には排気管43が接続され,また外側よりの部分には排液管44が接続されている。そして排気管43からカップCP内の気体が排気されるとともに,排液管44からは,塗布処理にともなって飛散したレジスト液や溶剤が排出される。なおスピンチャック41は,図示しないエアシリンダー等の昇降機構により昇降可能となっている。
図4に示すように,ケーシング40内のカップCPの外側部分には,基本的に同一の構造を有する複数,例えば4つのノズルヘッド45を保持可能な保持部46が設けられている。これらノズルヘッド45は,いずれも塗布液であるレジスト液を供給するレジスト液吐出ノズル50をベース部材47に取り付けた構造を有している。
レジスト液が溶解可能な溶剤は基板に塗布し,レジスト液の粘性を低下させて濡れ性を良くしてレジストの低消費化を図るものであり,レジスト液の溶媒であってもよいが,それに限らずレジスト塗布液を溶解可能なものであればよく,典型的にはシンナーが用いられる。
ノズルヘッド45は,取り付け部48により,いずれかがアーム49の先端部に取り付け可能となっており,それぞれ異なる種類のレジスト液を供給可能となっている。そして,これらのうち選択された一つがアーム49に取り付けられ,駆動機構61により図3,図4に示したX方向,Y方向およびZ方向に移動され,アーム49に取り付けられたノズルヘッド45は,スピンチャック41の直上位置と退避位置との間で移動可能となっている。
図3に示すように,ノズルヘッド45には,レジスト液吐出ノズル50から吐出されるレジスト液の温度が一定になるように温度調節するために温度調節流体を循環するチューブ50a,50bが設けられている。またアーム49には,溶剤吐出ノズル60が設けられている。なお図示しないが,この溶剤吐出ノズル60にも吐出される溶剤の温度が一定になるように温度調節するために温度調節流体を循環するチューブが設けられている。
次にレジスト液供給装置70について図5を参照しながら説明する。なおレジスト塗布現像処理システム1に搭載されている各レジスト塗布処理ユニット(COT)は,全て同一構成のレジスト液供給装置を有している。本実施の形態では,例えば4つのレジスト供給系統を持った,すなわち4つのノズルヘッド45,4つのレジスト液吐出ノズル50を持った例に即して説明する。もちろんレジスト供給系統の数は任意である。
各系統のレジスト液供給装置70は,レジスト液供給源としてレジスト液を貯留したボトル(図示せず)から供給されたレジスト液を一旦貯留するタンク71と,タンク71内のレジスト液を,配管72,73を通じてレジスト液吐出ノズル50に供給するためのポンプ74とを有している。
各配管73には,各々バルブ装置75が設けられている。これら各バルブ装置75は,それぞれエアオペレーションバルブと,サックバックバルブとを有している。エアオペレーションバルブは,その開閉によって,配管73を介してレジスト液吐出ノズル50からのレジスト液の吐出をオン・オフする機能を有している。またサックバックバルブは,それぞれレジスト液吐出ノズル50からのレジスト液吐出後,その先端内壁部に表面張力によって残留しているレジスト液を,レジスト液吐出ノズル50内に引き戻し,これによって残留レジスト液の固化を阻止する機能を有している。
前出ポンプ74,及び各バルブ装置75は,制御装置76によって制御される。
ポンプ74の構成について説明する。このポンプ74は,圧力媒体の圧力により移動して圧力媒体の圧力を処理液に及ぼして処理液を吐出させる加圧体を有するものが好ましく,本実施の形態ではそのようなポンプとして,例えばチューブフラムポンプを用いている。
例えば図6に示したように,ポンプ74は,ケーシング81を有し,ケーシング81の中には,前記配管72,73が接続されたチューブフラム82を有している。このチューブフラム82内にはレジスト液L1が貯留され,矢印で示す水平方向に移動可能となっている。このチューブフラム82は,容器83内に収容されており,この容器83内には圧力媒体L2が満たされている。容器83には配管84を介してベローズ85が接続されており,配管84およびベローズ85の内部にも圧力媒体L2が満たされている。
ベローズ85には駆動部86が接続されており,この駆動部86によりベローズ85が伸縮される。そして駆動部86を作動させてベローズ85を押し上げて縮めることにより圧力媒体L2が加圧され,チューブフラム82に圧力が及ぼされてレジスト液L1が配管73を通っていずれかのレジスト液吐出ノズル50へ供給される。逆に,駆動部86によりベローズ85を伸長させると,チューブフラム82が膨張し,バッファタンク71内のレジスト液L1が配管72を介してチューブフラム82内に供給される。駆動部86は,制御装置76から送られてくるパルスにより駆動される。
ポンプ74内の配管84の端部には,圧力センサ91が設けられており,また配管73におけるバルブ装置75の上流側にも圧力を検出する圧力センサ92が設けられている。これら圧力センサ91,92からの検出信号は、制御装置76に入力され、その検出値に基づいて所定の演算を行い、ポンプ74に制御信号を送ってポンプ74の内圧を制御するようになっている。
圧力センサ91は本体93と,本体内に圧力媒体L2を導く導入路94と,導入路94の先端部に設けられたセンサ素子95とを有しており,センサ素子95により圧力媒体L2の圧力を直接検出するようになっている。この圧力値がレジスト液L1に及ぼされる圧力となる。チューブフラム82には泡抜き部87が設けられており,この泡抜き部87に回収配管88が接続されている。泡抜き部87から泡抜きを行った際に排出されたレジスト液は,バッファタンク71に回収される。なお各配管72,73,回収配管88には,各々バルブ96,97,98が設けられている。
そして各レジスト液吐出ノズル50から吐出されたレジスト液の,吐出経路上での有無を検出するための光電型のセンサ101が,例えば保持部46近傍に設置されている。このセンサ101は図4,図5にも示したように,発光部102と受光部103とを有しており,発光部102から出た光線を受光部103が受光するように両者が配置されている。またその配置位置は,図7に示したように,レジスト液吐出ノズル50の吐出口51から先の吐出経路M上に設定された,所定位置Pでの処理液の有無を検出する位置に設定されている。なお吐出口51は,レジスト液吐出ノズル50のノズル部52内に形成された吐出路53の先端に形成されている。吐出口51から所定位置Pまでの距離は,任意に設定される。
センサ101の設置場所は,本実施の形態では,図4に示したように,保持部48の両端部外側に発光部102と受光部103を配置し,レジスト液吐出ノズル50が,例えばダミーディスペンスの際に,アーム49によって持ち上げられた際に,所定位置Pが吐出経路M上になるように設定されている。また保持部48の両端部外側に発光部102と受光部103を配置することで,4個あるレジスト液吐出ノズル50のいずれに対しても,検出が可能になっている。
吐出口51からレジスト液が吐出している間は,発光部102からの光線が当該レジスト液の流れ(レジスト液流)によって遮られるので,受光部103は光線を受光せず,そのことによって吐出経路上にレジスト液流が存在していると判断される。また発光部102からの光線を受光部103が検出している間は,吐出経路上にレジスト液流が存在しないと判断される。かかる判断は,受光部103からの信号が入力される制御装置76で判断される。
また制御装置76は,各配管73のバルブ装置75におけるエアオペレーションバルブの開放時から計測を始め,所定位置Pにおいて受光部103が受光しなかったとき(遮光されたとき),すなわちレジスト液流を検出した時に,当該検出時までの時間(スタートディレイタイム)を計測する計測部76aを有している。
さらに制御装置76は,前記計測によって得られた時間に基づいて,ポンプ74の内圧を制御する機能を有している。例えばレジスト液吐出ノズル50からのレジスト液の吐出が最適なときのスタートディレイタイムをあらかじめ制御装置76に登録しておき,実際の計測によって得られた値と比較し,最適スタートディレイタイムに近づけるようにポンプ74の内圧を制御する。
またさらに制御装置76は,レジスト液吐出ノズル50からレジスト液の吐出開始後,すなわち所定位置Pでのレジスト液流の検出を開始した後,吐出終了,すなわちバルブ装置75におけるエアオペレーションバルブの閉鎖時までの間に,所定位置Pでの処理液を検出しなかった場合(例えば,レジスト液流の途中に「途切れ」,つまりノズル先端からの液ダレがあったり,レジスト液流の終端部に「途切れ」があった場合)に,バルブ装置75におけるエアオペレーションバルブの開閉速度を制御する機能を有している。
本実施の形態にかかるレジスト液供給装置は以上の構成を有しており,これを使用した場合の,レジスト塗布処理ユニット(COT)におけるレジスト液吐出ノズル50の吐出状態の調整例について以下に説明する。
まず吐出前の状態は,図7に示したようにレジスト液吐出ノズル50のノズル部52内に形成された吐出路53内に,レジスト液L1の下端部(先端部)が位置している状態,すなわちレジスト液L1が吐出路53内に少し引き込まれた状態が適切な状態である。この状態から例えばバルブ装置75のエアオペレーションバルブを開放すると,ポンプ74によって配管73内のレジスト液が圧送され,レジスト液吐出ノズル50の吐出路53を経て吐出口51からレジスト液が吐出される。
そして図8に示したように,レジスト液L1の流れ,つまりレジスト液流LLの先端部が所定位置Pに達する。レジスト液流LLの先端部が所定位置Pに達すると,受光部103は,発光部102からの光線を受光できなくなるので,それによって制御装置76は,レジスト液流LLの先端部が所定位置Pに達したことを認識し,スタートディレイタイムを算出する。
算出されたスタートディレイタイムが,あらかじめ登録してあった最適状態のスタートディレイタイムよりも長い場合,つまりレジスト液流LLの先端部が所定位置Pに達するのが遅い場合には,ポンプ74の駆動部86を制御してポンプ74の内圧を上げる制御を実施する。逆に,算出されたスタートディレイタイムが,あらかじめ登録してあった最適状態のスタートディレイタイムよりも短い場合,つまりレジスト液流LLの先端部が所定位置Pに達するのが早い場合には,ポンプ74の駆動部86を制御してポンプ74の内圧を下げる制御を実施する。
これによって,レジスト液吐出ノズル50の吐出口53からの吐出状態が最適なものになり,いわゆる液飛び出しや2段吐出,さらには引きあがりなどの不具合を是正することができる。しかもこれまでのように作業員が目視にて確認して,複数のパラメータを入力するのではなく,制御装置76によるポンプ74の内圧制御によって自動的にこれを行うことができるから,一連の調整は簡易迅速に行え,また作業員による個人差も生じない。
ところでレジスト液吐出ノズル50の吐出口53からの吐出状態は,その途中や終端部において変化することがある。例えば終端部の切れが悪いと,それは即塗布ムラにつながって,好ましくない。これは,バルブ装置75でのエアオペレーションバルブの開閉速度に原因があると考えられる。
本発明ではかかる場合にも対処可能である。すなわち発光部102から常時光線を射出して受光部103で受光するようにしておけば,レジスト液流LLが所定位置Pを通過している間,もし途切れがあった場合には,それを検出できる。特にレジスト液の吐出後の切れが悪い場合には,図9に示したように,レジスト液流LLの終端部に,レジスト液の滴が間隔をおいて遅れて続くが,この場合には,当該間隔を通じて発光部102からの光線を受光部103で受光することができ,それによって,レジスト液流LL中に途切れが発生したことを検出できる。
制御装置76は,当該途切れの検出に基づいてバルブ装置75でのエアオペレーションバルブの開閉速度を制御することができるので,本実施の形態ではそのようなレジスト液の吐出後の切れの不良についても,自動的に修正することが可能である。
なお当該途切れがレジスト液流LLの終端部近傍に発生しているかどうかについては,吐出量が一定の場合,レジスト液流LLの長さも一定で,所定位置Pを通過している時間も一定であるから,制御装置76において当該通過時間を計測し,途切れが発生した時点でのタイミングを当該通過時間に照らして判断することによって,検出された途切れが終端部での発生かどうかが判断できる。
以上説明したように,本発明によれば,これまで作業員が目視にて確認してそれに基づいて複数のパラメータを調整していた場合と比べると,実際の吐出状況に基づくポンプの内圧制御が容易である。しかも個々人の技量に拠らず,均一な調整が可能となっている。
なお前記した実施の形態では,光電型のセンサ101からの出力によって,スタートディレイタイムを計測するようにしていたが,例えばCCDカメラからの画像情報を画像処理することによっても,そのようなスタートディレイタイムやレジスト液流LLの途切れを検出することが可能である。
なお前記実施の形態では,各ノズル系統ごとに1台のポンプ74を用意していたが,これに代えて例えば1台のポンプ74で複数,例えば4つのレジスト液吐出ノズル50に対して,レジスト液を供給するようにしてもよい。この場合,図10に示したように,配管73は,各レジスト液吐出ノズル50ごとに対応して途中で分岐し,各々分岐配管73a,73b,73c,73dを構成している。
また各々分岐配管73a,73b,73c,73dには,各々バルブ装置75a,75b,75c,75dが設けられている。これら各バルブ装置75a,75b,75c,75dには,それぞれエアオペレーションバルブと,サックバックバルブとが設けられるが,基本的にその機能は前出実施の形態のものと変わらない。また分岐配管73a,73b,73c,73dにおけるバルブ装置75a〜75dの上流側に,圧力を検出する圧力センサ92a,92b,92c,92dを設ける点も同様である。そしてこれら圧力センサ91,92a,92b,92c,92dからの検出信号は、制御装置76に入力され、その検出値に基づいて所定の演算を行い、ポンプ74に制御信号を送ってポンプ74の内圧を制御するようになっている。
かかるように構成すれば,1台のポンプ74に対する制御で複数のレジスト液吐出ノズル50の制御が可能であり,占有容積の減少,配管の簡素化を図ることが可能であり,またメンテナンスの点でも有利である。
なお上記実施の形態では,処理液としてレジスト液を用いた場合について示したが,もちろんレジスト液に限らず,厳密に吐出量の制御が必要な他の処理液であってもよい。さらにまた使用されるポンプについても,チューブフラムポンプに限らず,圧力媒体の圧力により移動して圧力媒体の圧力を処理液に及ぼして処理液を吐出させる加圧体を有する他のポンプ,例えばダイヤフラムポンプであってもよい。
本発明の処理液供給装置の実施の形態であるレジスト液供給装置が適用されたレジスト塗布処理ユニットを有するレジスト塗布現像処理システムの概略平面図である。 図1のレジスト塗布現像処理システムの概略正面図である。 図1のレジスト塗布現像処理システムに搭載されたレジスト塗布処理ユニットの全体構成を示す断面図である。 図3のレジスト塗布処理ユニットの平面図である。 図3のレジスト塗布処理ユニットに適用された本実施の形態にかかるレジスト液供給装置の構成の概略を示す説明図である。 図5のレジスト液供給装置に用いられたポンプの断面図である。 図3のレジスト塗布処理ユニットにおけるレジスト液供給ノズルとセンサの配置を示す説明図である。 図7のレジスト液供給ノズルから吐出されたレジスト液流の先端部をセンサが検出した状態を示す説明図である。 図7のレジスト液供給ノズルから吐出されたレジスト液流の終端部付近の途切れをセンサが検出した状態を示す説明図である。 図3のレジスト塗布処理ユニットに適用されるポンプ共用型のレジスト液供給装置の構成の概略を示す説明図である。
符号の説明
1 レジスト塗布現像装置
50 レジスト液吐出ノズル
51 吐出口
53 吐出路
70 レジスト液供給装置
74 ポンプ
75 バルブ装置
76 制御装置
101 センサ
102 発光部
103 受光部
LL レジスト液流
M 吐出経路
P 所定位置
W ウエハ

Claims (7)

  1. ポンプによってノズルから基板に処理液を供給する方法であって,
    ノズルの吐出路内における吐出開始時点から,ノズルの吐出口から先の吐出経路に設定された所定位置に吐出された処理液が達するまでの時間を計測し,
    当該計測された時間に基づいて,前記ポンプの前記ポンプの内圧を制御することを特徴とする,処理液供給方法。
  2. 少なくとも処理液流の終端部分での途切れの有無を観測する工程をさらに有することを特徴とする,請求項1に記載の処理液供給方法。
  3. ノズルの吐出口から処理液が吐出している間に,処理液流の途切れの有無を観測する工程をさらに有することを特徴とする,請求項1に記載の処理液供給方法。
  4. 前記観測結果に基づいて,ポンプとノズルとの間の配管に設けられているバルブの開閉速度を制御することを特徴とする,請求項2または3に記載の処理液供給方法。
  5. ポンプによってノズルから基板に処理液を供給する装置であって,
    前記ポンプと前記ノズルとの間の配管に設けられた開閉バルブと,
    前記ノズルの吐出口から先の吐出経路に設定された所定位置での処理液の有無を検出するセンサと,
    前記ノズルの吐出路内における吐出開始時点から,前記センサによって処理液を検出した時点までの時間を計測する計測装置と,
    前記計測装置の結果に基づいて前記ポンプの内圧を制御する制御装置とを有することを特徴とする,処理液供給装置。
  6. 前記センサは,前記吐出経路を挟んで対向して配置された発光部と受光部とを有する光電センサであることを特徴とする請求項5に記載の処理液供給装置。
  7. 前記ノズルから処理液の吐出開始後,吐出終了までの間に,前記センサが所定位置での処理液を検出しなかった場合に,前期開閉バルブの開閉速度を制御する制御装置を有することを特徴とする,請求項5または6に記載の処理液供給装置。
JP2004223095A 2004-07-30 2004-07-30 処理液供給方法及び処理液供給装置 Active JP4279219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004223095A JP4279219B2 (ja) 2004-07-30 2004-07-30 処理液供給方法及び処理液供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004223095A JP4279219B2 (ja) 2004-07-30 2004-07-30 処理液供給方法及び処理液供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006035185A JP2006035185A (ja) 2006-02-09
JP4279219B2 true JP4279219B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=35900742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004223095A Active JP4279219B2 (ja) 2004-07-30 2004-07-30 処理液供給方法及び処理液供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4279219B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109843449A (zh) * 2016-09-08 2019-06-04 诺信公司 远程计量站

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5382920B2 (ja) * 2009-03-26 2014-01-08 東レエンジニアリング株式会社 ポンプ装置及び塗布装置
JP6034144B2 (ja) * 2012-11-07 2016-11-30 株式会社Screenセミコンダクターソリューションズ 処理液供給装置およびこれを備えた基板処理装置
JP6319114B2 (ja) * 2015-01-21 2018-05-09 東京エレクトロン株式会社 液処理方法、液処理装置及び記憶媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109843449A (zh) * 2016-09-08 2019-06-04 诺信公司 远程计量站
CN109843449B (zh) * 2016-09-08 2022-02-18 诺信公司 远程计量站

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006035185A (ja) 2006-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6848625B2 (en) Process liquid supply mechanism and process liquid supply method
US7485188B2 (en) Coating process method and coating process apparatus
US6726771B2 (en) Treatment solution supply method and treatment solution supply unit
US8216390B2 (en) Cleaning and drying-preventing method, and cleaning and drying-preventing apparatus
US7918242B2 (en) Processing solution supply system, processing solution supply method and recording medium for storing processing solution supply control program
JP5304474B2 (ja) 液処理装置、液処理方法及び記憶媒体
EP1308783A2 (en) Resist coating-developing apparatus
US20060024446A1 (en) Substrate processing apparatus and substrate processing method
JP5672204B2 (ja) 液処理装置、液処理方法及び記憶媒体
JP4046628B2 (ja) 処理液供給機構および処理液供給方法
KR100877472B1 (ko) 기판의 처리방법 및 기판의 처리장치
JP4279219B2 (ja) 処理液供給方法及び処理液供給装置
JP2000306825A (ja) 処理装置、処理システム、判別方法及び検出方法
JP2010171295A (ja) 処理液供給システムにおける液切れ制御方法
JP3669897B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2002329657A (ja) 処理液の濃度を変更する方法及び処理液供給装置
JP2003218005A (ja) 処理方法
JP2003347206A (ja) 塗布処理方法および塗布処理装置
JP2001137766A (ja) 処理液供給方法及び処理液供給装置
JPH11260788A (ja) 基板処理装置
JP2000114154A (ja) 薬液供給システムおよび基板処理システム
TW202402403A (zh) 基板處理裝置
KR20110020740A (ko) 가열 처리 장치 및 가열 처리 장치의 세정 방법
JPH08115867A (ja) レジスト塗布装置
JP2005191303A (ja) 現像処理方法及び現像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4279219

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150319

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250