JP4278790B2 - 文字入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型軽量化されたデジタル携帯機器のように、入力デバイスの数および機能と、入力結果をユーザに示す表示面積が共に制限された使用環境下において、ユーザの肉体的および心理的負担が少なく、最小限の工数で文字を入力できる文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、腕時計、携帯電話、携帯用オーディオ機器、携帯用ビデオ機器および携帯情報端末等に代表される小型軽量化されたデジタル携帯機器が、社会に広く普及している。その結果、多くのユーザは、そのようなデジタル携帯機器に文字情報を入力したいという要望を持っている。しかしながら、そのようなデジタル携帯機器においては、携帯性を追求した結果、ユーザが文字入力を行うために利用できる入力デバイスの数および機能が制限されている。さらに、ユーザが、自身の入力内容を確認するために必要とする表示部の面積も制限されている。
【0003】
このような環境下で、従来提供されている文字入力装置の代表的なものとしては、カーソルキーを操作して、全ての入力可能な文字を順番に表示させ、所望の文字が表示された時点で、選択のための入力デバイスを操作して選択するものがある。この場合、所望の文字が直ちに表示されれば良いが、平均的には、その入力装置に用意されている全文字数の半分を表示させる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような、状態において、漢字を除いても、300種類以上の文字を用いると言われる日本語を、制限された入力デバイスおよび限られた表示面積の従来の文字入力手段を用いて入力するのは、実際上不可能と言わざるを得ない。
そこで、本発明においては、そのような制限された環境下においても、比較的キー・ストロークが少なくなるよう工夫した文字入力装置を提案する。
【0005】
ソフトウェアキーボードにより、日本語の中でも比較的に文字数の少ない仮名文字を入力する場合、50音全てを画面に網羅すると目的の文字を探すのに手間取り、キー・ストローク(入力装置の操作回数)が多くなる。最近流行の携帯電話やミニディスク装置等は文字入力ができるが結構厄介な入力をしなければならず、ユーザにかなりな肉体的および心理的負担がかかり、精神衛生上良くない。また、ミニディスク装置等に備えられている表示装置の表示画面を占有するキーボード部の割合が多くなる。
本発明は上記の課題を解決するために成されたもので、ボタン数の少ない入力装置で、簡単に日本語入力することを可能にし、さらに仮名文字以外のローマ字や記号等の任意の文字の入力を行える文字入力装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
第1の発明は、所定の文字数から成る第1の文字群と、第1の文字群のそれぞれの文字に関連すると共に所定の文字数から成る第2の文字群とを段階的に選択することによって所定の文字を入力する文字入力装置であって、
第1の文字群に含まれる文字を表示する第1の文字群表示器と、
第2の文字群に含まれる文字を表示する第2の文字群表示器と、
第1の文字群および第2の文字群に含まれる何れかの文字示と当該指示された文字選択決定に用いられる操作器と、
操作器を所定の操作状態にすることによって当該操作器によって指示された第1の文字群に含まれる文字を選択決定する第1選択決定器と、
所定の操作状態を解除することによって操作器によって指示された第2の文字群に含まれる文字を選択決定する第2選択決定器とを備え
第2の文字群は、第1の文字群において選択された文字を中心としてその周辺に表示されることを特徴とする。
【0007】
上述のように、第1の発明においては、第2の文字群を第1の文字群で選択された文字を中心としてその周辺に表示することによって、文字の指示のための無駄な移動を減らすことができる。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、第2の文字群は、第1の文字群とは異なる位置に表示されることを特徴とする。
【0009】
上述のように、第2の発明においては、第1の文字群とは異なる位置に第2の文字群が表示されることによって視認性が確保される。
【0010】
第3の発明は、第1の発明において、第2の文字群は、第1の文字群の上に重ねて表示されることを特徴とする。
【0011】
上述のように、第3の発明においては、第2の文字群を第1の文字群に重ねて表示することによって、表示スペースを小さくできる。
【0012】
第4の発明は、第の発明において、第2の文字群は、第1の文字群において選択された文字を中心として十字状に表示されることを特徴とする。
【0013】
上述のように、第4の発明においては、第2の文字群を第1の文字群で選択された文字を中心として十字状に表示することによって、ユーザは通常の十字キー操作と同じ要領で、所望の文字を容易に選択できる。
【0014】
第5の発明は、第1の発明において、文字群の種類を選択する文字群種類選択器と、次に選択される文字群の種類を表示する文字群種類表示器とをさらに備え、
第1の文字群表示器および第2の文字群表示器は、文字群種類選択器によって次の文字群の選択が指示されたとき、文字群種類表示器に表示された種類の文字群に関連する文字を表示させることを特徴とする。
【0015】
上述のように、第5の発明においては、複数種類の文字群を選択可能な選択スイッチを有し、選択スイッチによって次に選択される種類の文字群を表示する。従って、選択スイッチによって次に選択される文字群がどういう種類のものであるか容易に判断できる。
【0016】
第6の発明は、第1の発明において、操作器によって指示された文字に対してカーソルを表示するカーソル表示制御器と、
カーソルが、第1の文字群の何れかの文字を指し示しているときは、カーソルの指し示す文字に関連する第2の文字群の文字情報を第1の文字群とは異なる位置にガイド表示するガイド表示器をさらに備える。
【0017】
上述のように、第6の発明においては、第1の文字群中のカーソルが指し示す文字に対する第2の文字群の情報を表示することにより、第1の文字群と第2の文字群の関連を容易に理解することができる。
【0018】
第7の発明は、第1の発明において、第1の文字群表示器は、第1の文字群に含まれる文字を、任意の文字を中心としてその周辺に表示し、
カーソル表示制御器は、第2選択決定器によって第2の文字群の文字が選択決定された後、カーソルを第1の文字群の中心位置の文字に自動的に復帰させることを特徴とする。
【0019】
上述のように、第7の発明においては、入力文字決定後のカーソルを第1の文字群の中心文字に自動的に復帰させることにより、次の文字入力操作に素早く移ることができる。
【0020】
第8の発明は、所定の文字数から成る第1の文字群と、第1の文字群のそれぞれの文字に関連すると共に所定の文字数から成る第2の文字群とを段階的に選択することによって所定の文字を入力する文字入力装置であって、
第1の文字群に含まれる文字を表示する第1の文字群表示器と、
第2の文字群に含まれる文字を表示する第2の文字群表示器と、
第1の文字群および第2の文字群に含まれる何れかの文字示と当該指示された文字選択決定に用いられる操作器と、
操作器によって指示された文字に対してカーソルを表示するカーソル表示制御器とを備え、
カーソル表示制御器は、操作器によって第2の文字群の文字が選択決定された後、カーソルを第1の文字群の中心位置の文字に自動的に復帰させることを特徴とする。
第9の発明は、所定の文字数から成る第1の文字群と、第1の文字群のそれぞれの文字に関連すると共に所定の文字数から成る第2の文字群とを段階的に選択することによって所定の文字を入力する文字入力方法であって、
第1の文字群に含まれる文字を表示する第1の文字群表示ステップと、
第2の文字群に含まれる文字を表示する第2の文字群表示ステップと、
第1の文字群および第2の文字群に含まれる何れかの文字の指示と当該指示された文字の選択決定とに用いられる操作手段が、所定の操作状態にされることによって当該操作手段で指示された第1の文字群に含まれる文字を選択決定する第1選択決定ステップと、
所定の操作状態が解除されることによって操作手段で指示された第2の文字群に含まれる文字を選択決定する第2選択決定ステップとを含み、
第2の文字群は、第1の文字群において選択された文字を中心としてその周辺に表示されることを特徴とする。
また、第10の発明は、所定の文字数から成る第1の文字群と、第1の文字群のそれぞれの文字に関連すると共に所定の文字数から成る第2の文字群とを段階的に選択することによって所定の文字を入力する文字入力方法であって、
第1の文字群に含まれる文字を表示する第1の文字群表示ステップと、
第2の文字群に含まれる文字を表示する第2の文字群表示ステップと、
第1の文字群および第2の文字群に含まれる何れかの文字の指示と当該指示された文字の選択決定とに用いられる操作手段で指示された文字に対して、カーソルを表示するカーソル表示制御ステップとを含み、
カーソル表示制御ステップにおいて、操作ステップで第2の文字群の文字が選択決定された後、カーソルを第1の文字群の中心位置の文字に自動的に復帰させることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる文字入力装置SKAの構成およびその動作について述べる前に、先ず図3および図4を参照して、本発明における文字の分類と管理の基本的な概念について、平仮名を例に挙げて詳しく説明する。図3に、平仮名を声音の種類に従って縦、横に連ねた五十音図を模式的に示す。同図において、子音の同じものを同行に、韻の同じものを同段に示している。すなわち「あ」、「い」、「う」、「え」、および「お」の母音を第一行に置き、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」、および「ん」の順で、各行に配置されている。
【0022】
このように、平仮名は、基本的に「あ」、「い」、「う」、「え」、および「お」の5種類の母音から成る母音文字グループGC1と、母音文字グループGC1の5種類の韻を含む10種類の子音文字グループGC2〜GC11から構成される。なお、子音文字グループGC2は、「か」、「き」、「く」、「け」、および「こ」の文字が含まれる。同様に、子音文字グループGC3〜GC11には、それぞれ、「さ」行、「た」行、「な」行、「は」行、「ま」行、「や」行、「ら」行、「わ」行、および「ん」行の文字が含まれる。図3において、母音および子音の文字グループを表すGC1〜GC11の符号、および同一韻文字グループを表すR1〜R5の符号とを、(GCn、Rm)のように組み合わせることによって、平仮名の全てを指定できる。なお、nは文字グループの最大数以下の任意の整数であり、mは同一韻文字グループの最大数以下の任意の整数である。本例においては、nの最大値は11であり、mの最大値は5である。
【0023】
本発明では、平仮名がそれぞれ異なる韻を有する5文字から成る同一の母音或いは子音の文字グループに分類されると言う特徴に注目して、文字入力の簡便化を図るものである。しかしながら、図3に示されるように、「や行」の(GC8、R2)および(GC8、R4)、「わ行」の(GC10、R2)、(GC10、R3)、および(GC10、R4)、そして「ん行」の(GC11、R2)、(GC11、R3)、(GC11、R4)、(GC11、R5)が他の文字と重複使用されているか、或いは全く使用されていない。
【0024】
そこで、本発明においては、図4に示すように、「や行」の(GC8、R2)および(GC8、R4)に、それぞれ、「「」および「」」を割り当てて、「新や行」GC8Rとする。そして、「わ行」の(GC10、R2)、(GC10、R3)、および(GC10、R4)には、それぞれ、「・」、「・・・」、および「ん行」の「ん」を割り当てて、「新わ行」GC10Rとする。結果、GC11の「ん行」を廃して、平仮名をGC1〜GC10Rまでの10行、5段の50文字C1〜C50(図示せず)で表すことができる。なお、この場合は、nの最大値は10であることは言うまでもない。
【0025】
つまり、文字グループGC1の「あ行」には、文字C1〜C5に対応する「あ」〜「お」が含まれる。文字グループGC2の「か行」には、文字C6〜C10に対応する「か」〜「こ」が含まれる。以下同様に、文字グループGC3〜GC10Rには、文字C11〜C50に対応する「さ」〜「を」が含まれる。また、文字グループGC1〜GC10Rのそれぞれに含まれる第1韻R1に属する「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、および「わ」を、各文字グループを代表する文字グループ識別文字GCIDと呼ぶ。文字グループ識別文字は、(GCn、R1)で指定できる文字である。
【0026】
以下に、図1〜図6を参照して、本実施形態にかかる文字入力装置SKAの構成について説明する。その後、図7〜図18を参照して、文字入力装置SKAの動作について詳しく説明する。
【0027】
図1に示すように、本実施形態にかかる文字入力装置SKAは、演算部100、プログラム源200、コネクタ300、表示部400、音声部500、入力器600、および外部メモリ部700を含む。演算部100は、プログラム源200に格納されているプログラムを実行して、文字入力装置SKAの機能を実現する。さらに、演算部100は、実現された文字入力装置SKAの機能を画像として、表示部400を経てユーザに提示する。同様に、実現された文字入力装置の動作状態を音声として、音声部500を経てユーザに提示する。ユーザは、表示部400或いは音声部500によって提示された画像或いは音声情報に基づいて、文字入力装置SKAの状態を認識すると共に、入力器600を操作して文字入力装置SKAに対する指示を入力する。
【0028】
演算部100は、入力器600から入力されるユーザの指示に基づいて、文字入力装置SKAを制御して、その結果を上述のように表示部400或いは音声部500を経由して、ユーザにフィードバックする。このようなフィードバックを繰り返して、ユーザは文字入力装置SKAを操作して、所望の文字を順次入力することができる。これらの処理については、後ほど図面を参照して詳しく説明する。
【0029】
プログラム源200は、好ましくはROM202とSRAM204を含むカートリッジとして構成される。ROM202には、文字入力装置SKAの動作を実行させるコンピュータプログラムおよび変数が格納される。SRAM204には、システムエラー時に文字入力装置SKAを元の状態に復旧させるために必要な、文字入力装置SKAの動作状態のバックアップ情報が格納される。カートリッジ状に構成されたプログラム源200は、コネクタ300を経由して演算部100に接続される。なお、プログラム源200は、演算部100に対して、脱着可能に接続できるように構成しても良いし、演算部100に内蔵するように構成しても良い。
【0030】
以下に、図5および図6を参照して、ROM202のメモリマップについて説明する。図5に示すように、ROM202内には、上位アドレスから順番に、制御系のプログラムPr、入力グループ変数V1、第1階層のカーソルポジション変数V2、第2階層のカーソルポジション変数V3、および文字入力位置関係情報定数Cnが格納されている。
【0031】
図6を参照して、図5に示した文字入力位置関係情報定数Cnについて説明する。文字入力位置関係情報定数Cnには、大別して、文字種TC、文字グループGC、文字C、および表示位置ICの4つ種類の情報が含まれる。
【0032】
文字種TCには、大別して、平仮名HC、片仮名KC、英数大文字AU、英数小文字AL、および記号SYの5種類の文字種セットTC1〜TC5が含まれる。文字種セットTC1〜TC5のそれぞれは、階層的に上位から下位に順番に、文字グループGC、文字C、および表示情報ICのデータから構成される。以下に、第1の文字種セットTC1である平仮名HCを例として、文字種TCの構造を詳しく説明する。
【0033】
第1の文字種セットTC1は、図4を参照して説明した平仮名HCのセットから構成される。これらの文字グループGC1〜GC10Rのそれぞれには、上述のように、文字C1〜C50に対応する「あ」から「を」が5文字ずつ順番に割り当てられている。図6においては、文字グループGC1である「あ行」に対して文字C1〜C5に対応する「あ」〜「お」が割り当てられている状態が例示されている。
【0034】
つまり、文字グループGCは、これらの文字グループGC1〜GC10Rから構成される。文字Cは、文字グループGC1〜GC10Rのそれぞれに対して5文字ずつ割り当てられた文字C1〜C50で構成される。そして、表示情報ICには、各文字グループGC1〜GC10Rに含まれる文字C1〜C50のそれぞれを表示部400に表示するための表示情報IC1〜IC50が含まれる。
【0035】
再度、図1を参照して、入力部600は、ユーザが操作して自身の指示を文字入力装置SKAに伝える手段であり、好ましくは、ポインティングデバイスと選択決定入力デバイスを備えている。入力部600は、一例として、ポインティングデバイスとして機能する十字キー602と、それぞれに割り当てられた指示を入力するスタートボタン604、セレクトボタン606、Aボタン608、およびBボタン610を有する。
【0036】
外部メモリ部700は、それぞれ演算部100に接続された表示RAM702と拡張ワークRAM704を含む。表示RAM702は、演算部100で生成される画像データを一時的に格納するビデオメモリである。拡張ワークRAM704は、CPU102がプログラムを実行する際に必要な作業領域を提供するワーキングメモリである。
【0037】
演算部100は、CPU102、基本発振器104、分周器106、ROM108、RAM110、および表示処理回路112を内蔵している。ROM108には、文字入力装置SKAの仕様に応じた、システムの初期化データが格納されている。文字入力装置SKAに電源が投入されてシステムが起動すると、先ず、ROM108に格納されている初期化データが読み出されて、システムが初期化される。初期化の課程で必要なレジスタ値などの情報が、RAM110内のワーキングエリアに展開され、必要に応じて読み出される。
【0038】
基本発振器104は演算部100全体の動作クロックの基になる基準クロック信号を発生する。分周器106は、初期化されたCPU102からの分周比データに基づいて、基本発振器104で発生された基準周波数を分周して、動作クロック信号を生成する。CPU102は、分周器106で生成された動作クロック信号に基づいて動作する。
【0039】
CPU102は、プログラム源200に格納されている各種プログラムをロードするとともに、入力部600から入力されるユーザの指示に基づいて、ロードされたプログラムを実行する。つまり、CPU102は、演算部100に接続された拡張ワークRAM704に形成された作業領域を利用してプログラムを実行して、実行結果を表示処理回路112に出力する。表示処理回路112は、実行結果を画像として表す画像データおよび音声として表す音声信号を生成する。音声信号は音声部500に入力される。画像データ信号は表示RAM702に一時的に格納されるとともに、適時、表示RAM702から読み出されて映像信号として表示部400に出力される。
【0040】
音声部500は、音量調整器502、アンプ504、スピーカ506、およびイヤホン端子508を含む。音量調整器502は、ユーザによる操作によって、演算部100から出力される音声信号の振幅を調整する。アンプ504は、演算部100から出力される音声信号を増幅して、スピーカ506およびイヤホン端子508のそれぞれに出力する。
【0041】
表示部400は、液晶表示器(LCD)402、第1のLCDドライバ404、および第2のLCDドライバ406を含む。第1のLCDドライバ404および第2のLCDドライバ406は、演算部100から入力される画像信号に基づいて、液晶表示器402の駆動信号を生成する。液晶表示器402は、第1のLCDドライバ404および第2のLCDドライバ406で生成された駆動信号によって駆動されて、演算部100の演算結果を示す画像を表示する。なお、表示部400は、本例のように液晶表示器である必要はなく、演算部100の演算結果を示す画像を表示できるものであれば何でも良いことは言うまでもない。
【0042】
上述のように、表示部400および音声部500は、演算部100の演算結果を画像や音声で表示して、ユーザによる指示結果を表示したり、ユーザに新たな指示の入力を促す。この目的のために、本発明において、プログラムの実行結果およびユーザの指示に応じて、後述のキーボードの状態が適正に変化して液晶表示器402に表示される。以降、液晶表示器402に画像によって、或いはさらに音声部500で音声によって、その状態が表示されるキーボードを「ソフトウェアキーボード」と称する。
【0043】
次に、図7および図8に、液晶表示器402に表示されるソフトウェアキーボードの状態を例示する。図7において、下半部に位置するのがソフトウェアキーボードSKBである。ソフトウェアキーボードSKBの上には、ソフトウェアキーボードSKBにより入力された文字をユーザに提示するとともに、ユーザが入力した文字を編集するラインエディタLEが示されている。本例においては、ラインエディタLEには、同時に4行分の文字が表示できる。また、現在入力できる位置がペンアイコンEPによって表示されて、ユーザの入力作業の便宜を図っている。
【0044】
同図に示すように、ソフトウェアキーボードSKBには、文字種インジケータGCIと、文字インジケータCI、選択文字種インジケータTCSI、および決定キーインジケータDIが設けられている。文字種インジケータGCIは、現在選択されている入力できる文字種TCを示すインジケータである。さらに、文字種インジケータGCIは、入力できる文字種を構成する文字グループGCのそれぞれを代表する文字グループ識別文字GCIDを所定の配列で表示する。
【0045】
文字種インジケータGCIには、さらに、入力部600を操作することによって、文字種インジケータGCI内を自由に移動できるカーソルPが設けられている。なお、カーソルPを、文字グループ識別文字GCIDの一つに位置させると、その文字グループ識別文字GCIDが代表する文字グループGCに含まれる文字Cが文字インジケータCIに表示される。選択文字種インジケータTCSIは、入力部600に設けられた文字種選択スイッチを操作することによって、次に選択して入力できる文字種を示す。この時点で、決定キーインジケータDIの示す入力部600に設けられた決定キーを操作することによって、カーソルPが位置している文字グループ識別文字GCIDが示す文字グループGCに属する5文字が入力対象として選択される。
【0046】
図7においては、選択できる文字種TCとして、図4を参照して説明した平仮名HC(第1の文字種TC1)が選択されている例が示されている。つまり、文字種インジケータGCIには、平仮名HCの文字グループ識別文字GCIDである「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、および「わ」が、「あ」を中心として表示されている。
【0047】
なお、これら平仮名HCの文字グループ識別文字GCID以外にも、入力の便宜のために、一例としてダブルクォーテーションマークおよび改行マークも文字グループ識別文字GCIDとして文字種インジケータGCIに追加されている。この場合、文字種インジケータGCIとしてダブルクォーテーションマークおよび改行マークによって代表される文字グループGCの文字については、図10に例示されている。このように、必要に応じて、図4に示した平仮名HC以外の文字を文字種インジケータGCIに追加しても良い。
【0048】
図7において、カーソルPは「あ」の上に在るので、文字インジケータCIは、「あ行」の文字C1、C2、C3、C4、およびC5のそれぞれに対応する「あ」、「い」、「う」、「え」、および「お」を表示している。
【0049】
そして、選択文字種インジケータTCSIには、入力部600に備えられたセレクトボタン606を操作することによって、入力できる文字種TCを平仮名から片仮名KCに変更できることを示している。なお、入力できる文字種TCとして、平仮名HC以外の片仮名KC(TC2)、英数大文字AU(TC3)、英数小文字AL(TC4)、および記号SY(TC5)の何れかが選択された場合には、選択された文字種に応じて、文字種インジケータGCI、文字インジケータCI、および選択文字種インジケータTCSIが然るべく変更されることは言うまでもない。入力部600に設けられたAボタン608を操作することによって、カーソルPが位置している「あ」が示す「あ行」の5文字「あ」、「い」、「う」、「え」、および「お」が入力対象として選択される。
【0050】
図8を参照して、図7に示したソフトウェアキーボードSKBにおいて、カーソルPを、文字種インジケータGCIの「ら」上に位置させた状態で、Aボタン608を操作して、ら行の文字を入力対象として選択した場合について説明する。図8に示すソフトウェアキーボードSKBの状態は、図7に示した状態と基本的に同一である。但し、図8においては、文字種インジケータGCI上に、選択された文字グループ識別文字GCIDの周囲に、その文字グループの他の4文字を示す入力候補文字インジケータGCICが設けられる。つまり、文字グループ識別文字GCIDの「ら」を中心にして「ら行」の5文字が十字状に配列される。なお、同図において、入力候補文字インジケータGCICの視認性を考慮して上述の文字種インジケータGCIとの識別は点線で示されている。
【0051】
上述の状態で、入力部600に設けられたポインティングデバイス(十字キー602)を操作して、カーソルPを入力候補文字インジケータGCIC内を移動させる。そして、入力しようとする文字の上にカーソルPを位置させた状態で、入力部600に設けた決定キー(Aボタン608)を操作して、その文字Cを選択する。選択された文字Cは、ペンアイコンEPの示すラインエディタLE中の位置に表示される。
なお、入力候補文字インジケータGCICの5文字を、ポインティングデバイスである十字キー602と同じ形状に配列することによって、ユーザは通常の十字キー操作と同じ要領で、所望の文字を容易に選択できる。
【0052】
図9に、本例において入力部600に設けられた文字種選択スイッチを操作する度に、異なる文字種TCが文字種インジケータGCIに表示される様子を示す。文字種インジケータGCIには、標準状態では第1の文字種セットTC1の平仮名HCの文字グループ識別文字GCIDである「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」、ダブルクォーテーションマーク、および改行マークが表示される。ユーザが、入力部600に設けられたセレクトボタン606を押す度に文字種インジケータGCIには、第2の文字種セットTC2の片仮名KC、第3の文字種セットTC3の英数大文字AU、第4の文字種セットTC4の英数小文字AL、および第5の文字種TC5の記号SYの文字グループ識別文字GCIDが順次表示される。
【0053】
図10に、文字種TCとして第1の文字種セットTC1である平仮名HCが選択された場合の文字種インジケータGCIと、入力候補文字インジケータGCICのそれぞれを図示する。なお、第2の文字種セットTC2である片仮名KCが選択された場合は、図10に示す平仮名文字が片仮名文字に置き換えられるだけであるので、図示は省略する。
【0054】
図11に、文字種TCとして第3の文字種セットTC3である英数大文字AUが選択された場合の文字種インジケータGCIと、入力候補文字インジケータGCICのそれぞれを図示する。なお、第4の文字種セットTC4である英数小文字ALが選択された場合は、図11に示す英数大文字が英数小文字に置き換えられるだけであるので、図示は省略する。
【0055】
図12に、文字種TCとして第5の文字種セットTC5である記号SYが選択された場合の文字種インジケータGCIと、入力候補文字インジケータGCICのそれぞれを図示する。
【0056】
以下に、図13、図14、図15および図16を参照して、本発明にかかる文字入力装置SKAの動作について詳しく説明する。
【0057】
先ず、図13を参照して、文字入力装置SKAの基本的な動作について説明する。上述のように、文字入力装置SKAに電源が投入されて、その動作が開始されると、
ステップ#100において、標準状態として第1の文字種セットTC1である平仮名HC入力モードが開始される。なお、本ステップにおける処理の詳細については、図14を参照して後ほど詳しく説明する。平仮名HC入力モードを終了すると、処理は次のステップS190に進む。
【0058】
ステップS190においては、文字種TCを変更するか否かが判断される。本例においては、ユーザが入力部600に設けられたセレクトボタン606を押した場合には、文字種TCが変更されたと見なされる。つまり、Yesの場合は、図9に示したように、入力選択対象が第1の文字種セットTC1から第2の文字種セットTC2に変更される。そして、処理はステップ#200に進む。
【0059】
ステップ#200において、第2の文字種セットTC2である片仮名KCの入力モードが開始される。なお、本ステップにおける処理の詳細については、図15に示す。片仮名KC入力モードを終了すると、処理は次のステップS290に進む。
【0060】
ステップS290においては、上述のステップS190と同様に文字種TCを変更するか否かが判断される。Yesの場合は、図9に示したように、入力選択対象が第2の文字種セットTC2から第3の文字種セットTC3に変更される。そして、処理はステップ#300に進む。
【0061】
ステップ#300において、第3の文字種セットTC3である英数大文字AUである入力モードが開始される。なお、本ステップにおける処理の詳細については、図16に示す。英数大文字AU入力モードを終了すると、処理は次のステップS390に進む。
【0062】
ステップS390においては、文字種TCを変更するか否かが判断される。つまり、Yesの場合は、図9に示したように、入力選択対象が第3の文字種セットTC3から第4の文字種セットTC4に変更される。そして、処理はステップ#400に進む。
【0063】
ステップ#400において、第4の文字種セットTC4である英数小文字ALの入力モードが開始される。なお、本ステップにおける処理の詳細については、図17に示す。英数小文字AL入力モードを終了すると、処理は次のステップS490に進む。
【0064】
ステップS490においては、上述のステップS190と同様に文字種TCを変更するか否かが判断される。Yesの場合は、図9に示したように、入力選択対象が第4の文字種セットTC4から第5の文字種セットTC5に変更される。そして、処理はステップ#500に進む。
【0065】
ステップ#500において、第5の文字種セットTC5である記号SYの入力モードが開始される。なお、本ステップにおける処理の詳細については、図18に示す。記号SYを終了すると、処理は次のステップS590に進む。
【0066】
ステップS590においては、上述のステップS190と同様に文字種TCを変更するか否かが判断される。Yesの場合は、図9に示したように、入力選択対象が第5の文字種セットTC5から第1の文字種セットTC1に変更される。そして、処理はステップ#100に戻る。
【0067】
一方、上述のステップS190、S290、S390、S490、およびS590の何れにおいても、No、つまり文字種TCを変更されないと判断される場合には、処理はステップS900に進む。
【0068】
ステップS900において、文字入力装置SKAによる文字入力が中断されるか否かが判断される。本例においては、ユーザが入力部600に設けられたBボタン610を押した場合には、文字入力中断と見なされる。そして処理は終了する。一方、Noの場合、処理はステップ#100に戻る。そして、ステップS900でYesと判断されるまで、上述の文字入力処理を繰り返す。
【0069】
なお、図13を参照して説明した例では、ステップS900において、Noと判断された場合は、処理はステップ#100に戻るように構成しているが、以下に述べるように構成しても良い。すなわち、ステップS190においてNoと判断され、さらに次のステップS900においてもNoと判断された場合には、処理をステップ#100に戻す。そして、ステップS290においてNoと判断され、さらに次のステップS900においてもNoと判断された場合には、処理をステップ#200に戻す。同様に、ステップS390においてNoと判断され、さらに次のステップS900においてもNoと判断された場合には、処理をステップ#300に戻す。ステップS490においてNoと判断され、さらに次のステップS900においてもNoと判断された場合には、処理をステップ#400に戻す。そして、ステップS590においてNoと判断され、さらに次のステップS900においてもNoと判断された場合には、処理をステップ#500に戻すように構成するのである。
【0070】
次に、図14、図15、図16、図17、および図18を参照して、上述の#100、#200、#300、#400、および#500における各文字種毎の入力モードにおける動作について詳しく説明する。
【0071】
先ず図14を参照して、上述のステップ#100における平仮名HC入力モードの動作について説明する。
ステップS102において、図9に示した平仮名HCの文字種インジケータGCI(HC)がソフトウェアキーボードSKBに表示される。そして、処理は次のステップS104に進む。
【0072】
ステップS104において、ステップS102で表示された文字種インジケータGCI(HC)中の文字グループ識別文字GCID(HC)の何れかがユーザによって選択されたか否かが判断される。Yesの場合、処理はステップS106に進む。
【0073】
ステップS106において、選択された文字グループ識別文字GCID(HC)に対応する入力候補文字インジケータGCIC(HC)が表示される。そして、処理は次のステップS108に進む。
【0074】
ステップS108において、入力候補文字インジケータGCIC(HC)における文字グループ識別文字GCID選択(おけるステップS104)がキャンセルされたか否かが判断される。本例においては、ユーザが入力部600に設けられたBボタン610を押した場合には、文字グループ識別文字GCID選択がキャンセルされた、つまりYesと判断されて処理はステップS102に戻る。そこで、再度表示された文字種インジケータGCI(HC)に対して、所望の文字グループ識別文字GCID(HC)の再選択が可能となる。
【0075】
一方、ステップS108でNo、つまり、ユーザがステップS104で選択した文字グループ識別文字GCID(HC)が代表する文字グループGCの文字Cの何れかの入力を希望していると判断される場合には、処理は次のステップS110に進む。
【0076】
ステップS110において、ステップS106で表示された入力候補文字インジケータGCIC(HC)内に表示される文字Cの何れかが選択されたか否かが判断される。本例においては、ユーザが600に設けられた十字キー602を操作してカーソルPを所望の文字C上に位置させた状態で、Aボタン608を押した場合には、カーソルPの位置している文字Cが選択された、つまりYesと判断される。そして、処理は次のステップS112に進む。
【0077】
ステップS112において、ステップS110で選択された文字Cが表示部400に出力される。なお、出力された文字Cは、液晶表示器402のラインエディタLEのペンアイコンEPの位置に表示されることは上述の通りである。そして、処理は次のステップS114に進む。
【0078】
ステップS114において、ステップS104で選択された文字グループ識別文字GCIDが代表する入力候補文字インジケータGCIC(HC)内の文字を引き続き選択するか否かが判断される。本例においては、ユーザが入力部600に設けられたBボタン610を押した場合は、異なる文字グループ識別文字GCIDが代表する入力候補文字インジケータGCIC(HC)の文字グループを選択するものとして、Noと判断される。そして、処理はステップS102に戻る。そこで、ユーザは、ステップS108で選択したのとは異なる文字グループ識別文字GCID(HC)が代表する文字グループGC(HC)の文字C(HC)を入力できる。
本ステップで、Noと判断されるまでは、処理は上述のステップS106に戻って、ステップS108、S110、およびS112における処理を繰り返す。
【0079】
一方、ステップS110でNo、つまりユーザは表示されている入力候補文字インジケータGCIC(HC)の何れも選択されない状態では、処理は上述のステップS106に戻り、ステップS108および本ステップの処理を繰り返す。
【0080】
また、上述のステップS104でNo、つまりステップS102で表示された平仮名HCの文字種インジケータGCIの何れも選択されない場合は、処理は上述のステップS190に進む。
【0081】
次に、図15を参照して、上述のステップ#200における片仮名KC入力モードの動作について説明する。図面より明らかなように、本処理におけるステップS202、S204、S206、S208、S210、S212、およびS214は、それぞれ、図14に示したステップS102、S104、S106、S108、S110、S112、およびS114と基本的に同様である。違いは、ステップ#100においては、入力可能な選択文字種TCが平仮名HCであるのに対して、ステップ#200においては、片仮名KCが入力可能な選択対象である点である。
【0082】
同様に、図16に示すフローチャートのステップS302、S304、S306、S308、S310、S312、およびS314、図17に示すフローチャートのステップS402、S404、S406、S408、S410、S412、およびS414、および図18に示すフローチャートのステップS502、S504、S506、S508、S510、S512、およびS514は、それぞれ、図14に示したステップS102、S104、S106、S108、S110、S112およびS114と基本的に同様である。なお、ステップ#300においては英数大文字AUが、ステップ#400においては英数小文字ALが、そしてステップ#500においては記号SYが入力可能な選択対象であることは言うまでもない。
【0083】
上記の如く、図14〜図18に示すフローチャートを参照して、本発明にかかる文字入力装置SKAの動作の一例を説明した。しかし、文字入力装置SKAの動作は上述の動作に限定されるものではなく、ユーザの使用感に応じて様々な様態の動作が考えられる。以下にそのような様態の例について述べる。
【0084】
入力する文字の選択に当たって、ユーザは先ず、文字種インジケータGCIに表示される第1の文字群である文字グループ識別文字GCIDに関して、十字キー602でカーソルPの移動を行う。そして、カーソルPを所望の文字グループ識別文字GCID上に位置させた状態で、Aボタン608を押してその文字グループ識別文字GCIDの選択を決定する。第1の文字群である文字グループ識別文字GCIDの任意の一文字が決定されると、決定された文字グループ識別文字GCIDで代表される文字グループGCに属する第2の文字群である文字Cが入力候補文字インジケータGCICによって表示される。
【0085】
ユーザは、文字グループ識別文字GCIDの選択と同様に、十字キー602とAボタン608で第2の文字群の文字Cを選択決定する。
【0086】
第1の文字群(文字グループ識別文字GCID)では、十字キー602でカーソルPの移動を行い、Aボタン608で決定する。このときAボタン608は、押したままにする。第2の文字群(文字グループGC)で、同様に十字キー602でカーソル移動を行い、Aボタン608を離すことによって文字を決定する。こうすることによって、選択入力の度にAボタン608を押して離す操作に比べてAボタン608の操作量を減ずることができる。しかし、Aボタン608の選択入力操作は押して離すようにしても良いことは言うまでもない。
【0087】
また入力部600には、十字キー602とAボタン608と第2の文字群(文字グループ識別文字GCID)の文字数に相当する決定ボタン(例えば、B,X,Y,L,Rボタン等)を備えても良い。第1の文字群では、十字キー602でカーソルの移動を行い、Aボタン608で決定する。第2の文字群では、カーソル表示は行わず、選択したい文字に対応する決定ボタンを押すことによって入力文字を決定する。
【0088】
入力部600には、第1の文字群(文字グループ識別文字GCID)の文字数および第2の文字群(文字C)の文字数に相当する決定ボタンを備え、第1の文字群(文字グループ識別文字GCID)および第2の文字群(文字C)の文字の決定はそれぞれ対応する決定ボタンを押すことにより行う。
【0089】
上述のように、本発明においては、所定の文字種TCの文字Cが第1の所定数集まって構成される文字群(TC)に含まれる任意の文字を選択できる文字入力装置である。文字群(TC)に含まれる文字Cは、第2の所定数m毎に一つの文字グループGCを構成し、各文字グループGCの一つの文字である文字グループ識別文字GCIDが文字グループGC自身を代表している。このような文字グループGCが第3の所定数nだけ集まって、文字群(TC)が構成される。
【0090】
文字入力装置SKAにおいては、先ず、各文字グループGCを代表する文字グループ識別文字GCIDが文字種インジケータGCIに表示される。ユーザは十字キー602を操作して、文字種インジケータGCI中に表示された文字グループ識別文字GCIDの個々をカーソルPを移動させて指定する。ユーザはその状態で、Aボタン608を押して、カーソルPで指定した文字グループ識別文字GCIDの一文字を選択する。
【0091】
選択された文字グループ識別文字GCIDの文字を中心として、入力候補文字インジケータGCICがポップアップ表示される。入力候補文字インジケータGCICには、選択された文字グループ識別文字GCIDの文字が代表する文字グループGCの文字が表示される。この状態で、ユーザは十字キー602を操作して、入力候補文字インジケータGCIC中に表示された文字Cの個々をカーソルPを移動させて指定する。
【0092】
そして、ユーザはその状態で、Aボタン608を押して、カーソルPで指定した文字Cを選択できる。このように、文字群TCに含まれる文字Cをグループ化し、各グループ毎に文字グループ識別文字GCIDを設けることによって、英数大文字AU、英数小文字AL、および記号SYをはじめとする50音表示配列できない文字種TCでもあっても、平仮名HCや片仮名KCと同様に、本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる文字入力装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる文字入力装置を組み込んだゲーム機の一例を示す説明図である。
【図3】平仮名の五十音配列を示す模式図である。
【図4】本発明にかかる平仮名の文字セットを示す模式図である。
【図5】図1に示すカートリッジに格納されているROMのメモリマップの説明図である。
【図6】図5に示すメモリマップにおける文字入力位置関係情報の説明図である。
【図7】図1に示す液晶表示器に表示されるソフトウェアキーボードに文字種インジケータが表示された状態を示す説明図である。
【図8】図7に示す液晶表示器に表示されるソフトウェアキーボードに、さらに入力候補文字インジケータが表示された状態を示す説明図である。
【図9】文字種選択スイッチを操作する度に、異なる文字種が文字種インジケータに表示される様子を示す説明図である。
【図10】文字種として第1の文字種セットである平仮名が選択された場合の文字種インジケータと、入力候補文字インジケータを示す説明図である。
【図11】文字種として第3の文字種セットである英数大文字が選択された場合の文字種インジケータと、入力候補文字インジケータを示す説明図である。
【図12】文字種として第5の文字種セットである記号が選択された場合の文字種インジケータと、入力候補文字インジケータを示す説明図である。
【図13】図1に示す文字入力装置の文字入力動作の全体を示すフローチャートである。
【図14】図1に示す文字入力装置の平仮名入力動作の詳細を示すフローチャートである。
【図15】図1に示す文字入力装置の片仮名入力動作の詳細を示すフローチャートである。
【図16】図1に示す文字入力装置の英数大文字入力動作の詳細を示すフローチャートである。
【図17】図1に示す文字入力装置の英数小文字入力動作の詳細を示すフローチャートである。
【図18】図1に示す文字入力装置の記号入力動作の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
SKA 文字入力装置
SKB ソフトウェアキーボード
100 演算部
102 CPU
104 基本発振器
106 分周器
108 ROM
110 RAM
112 表示処理回路
200 プログラム源
202 ROM
204 SRAM
300 コネクタ
400 表示部
402 液晶表示器
404 第1のLCDドライバ
406 第2のLCDドライバ
500 音声部
506 スピーカ
508 イヤホン端子
600 入力部
602 十字キー
604 スタートボタン
606 セレクトボタン
608 Aボタン
610 Bボタン
700 外部メモリ部
702 表示RAM
704 拡張ワークRAM

Claims (10)

  1. 所定の文字数から成る第1の文字群と、前記第1の文字群のそれぞれの文字に関連すると共に所定の文字数から成る第2の文字群とを段階的に選択することによって所定の文字を入力する文字入力装置であって、
    前記第1の文字群に含まれる文字を表示する第1の文字群表示手段と、
    前記第2の文字群に含まれる文字を表示する第2の文字群表示手段と、
    前記第1の文字群および前記第2の文字群に含まれる何れかの文字の指示と当該指示された文字の選択決定に用いられる操作手段と、
    前記操作手段を所定の操作状態にすることによって当該操作手段によって指示された前記第1の文字群に含まれる文字を選択決定する第1選択決定手段と、
    前記所定の操作状態を解除することによって前記操作手段によって指示された前記第2の文字群に含まれる文字を選択決定する第2選択決定手段とを備え、
    前記第2の文字群は、前記第1の文字群において選択された文字を中心としてその周辺に表示されることを特徴とする、文字入力装置。
  2. 前記第2の文字群は、前記第1の文字群とは異なる位置に表示されることを特徴とする、請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 前記第2の文字群は、前記第1の文字群の上に重ねて表示されることを特徴とする、請求項1に記載の文字入力装置。
  4. 前記第2の文字群は、前記第1の文字群において選択された文字を中心として十字状に表示されることを特徴とする、請求項に記載の文字入力装置。
  5. 文字群の種類を選択する文字群種類選択手段と、次に選択される文字群の種類を表示する文字群種類表示手段とをさらに備え、
    前記第1の文字群表示手段および前記第2の文字群表示手段は、前記文字群種類選択手段によって次の文字群の選択が指示されたとき、前記文字群種類表示手段に表示された種類の文字群に関連する文字を表示させることを特徴とする、請求項1に記載の文字入力装置。
  6. 前記操作手段によって指示された文字に対してカーソルを表示するカーソル表示制御手段と、
    前記カーソルが、前記第1の文字群の何れかの文字を指し示しているときは、前記カーソルの指し示す文字に関連する前記第2の文字群の文字情報を前記第1の文字群とは異なる位置にガイド表示するガイド表示手段をさらに備えた、請求項1に記載の文字入力装置。
  7. 前記第1の文字群表示手段は、前記第1の文字群に含まれる文字を、任意の文字を中心としてその周辺に表示し、
    前記カーソル表示制御手段は、前記第2選択決定手段によって前記第2の文字群の文字が選択決定された後、前記カーソルを前記第1の文字群の中心位置の文字に自動的に復帰させることを特徴とする、請求項6に記載の文字入力装置。
  8. 所定の文字数から成る第1の文字群と、前記第1の文字群のそれぞれの文字に関連すると共に所定の文字数から成る第2の文字群とを段階的に選択することによって所定の文字を入力する文字入力装置であって、
    前記第1の文字群に含まれる文字を表示する第1の文字群表示手段と、
    前記第2の文字群に含まれる文字を表示する第2の文字群表示手段と、
    前記第1の文字群および前記第2の文字群に含まれる何れかの文字の指示と当該指示された文字の選択決定に用いられる操作手段と、
    前記操作手段によって指示された文字に対してカーソルを表示するカーソル表示制御手段とを備え、
    前記カーソル表示制御手段は、前記操作手段によって前記第2の文字群の文字が選択決定された後、前記カーソルを前記第1の文字群の中心位置の文字に自動的に復帰させることを特徴とする、文字入力装置。
  9. 所定の文字数から成る第1の文字群と、前記第1の文字群のそれぞれの文字に関連すると共に所定の文字数から成る第2の文字群とを段階的に選択することによって所定の文字を入力する文字入力方法であって、
    前記第1の文字群に含まれる文字を表示する第1の文字群表示ステップと、
    前記第2の文字群に含まれる文字を表示する第2の文字群表示ステップと、
    前記第1の文字群および前記第2の文字群に含まれる何れかの文字の指示と当該指示された文字の選択決定とに用いられる操作手段が、所定の操作状態にされることによって当該操作手段で指示された前記第1の文字群に含まれる文字を選択決定する第1選択決定ステップと、
    前記所定の操作状態が解除されることによって前記操作手段で指示された前記第2の文字群に含まれる文字を選択決定する第2選択決定ステップとを含み、
    前記第2の文字群は、前記第1の文字群において選択された文字を中心としてその周辺に表示されることを特徴とする、文字入力方法。
  10. 所定の文字数から成る第1の文字群と、前記第1の文字群のそれぞれの文字に関連すると共に所定の文字数から成る第2の文字群とを段階的に選択することによって所定の文字を入力する文字入力方法であって、
    前記第1の文字群に含まれる文字を表示する第1の文字群表示ステップと、
    前記第2の文字群に含まれる文字を表示する第2の文字群表示ステップと、
    前記第1の文字群および前記第2の文字群に含まれる何れかの文字の指示と当該指示された文字の選択決定とに用いられる操作手段で指示された文字に対して、カーソルを表示するカーソル表示制御ステップとを含み、
    前記カーソル表示制御ステップにおいて、前記操作手段で前記第2の文字群の文字が選択決定された後、前記カーソルを前記第1の文字群の中心位置の文字に自動的に復帰させることを特徴とする、文字入力方法。
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