JP4278259B2 - 薬剤分割包装装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬剤分割包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、薬剤分割包装装置として、例えば、特開平9−309503号公報に記載のものがある。この薬剤分割包装装置では、V枡内に設けた仕切部材をスライド移動させることにより形成した空間内に、処方データに応じた薬剤を所定包数分だけ収容している。そして、V枡を開放して薬剤を落下させ、下方に位置させた分割容器にて1包分ずつに分割している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、処方データ間あるいは同一処方データ内には異種薬剤が含まれる。ところが、前記薬剤分割包装装置では、V枡内に収容可能な薬剤は1種類であり、分包効率が悪い。また、ユーザーからも、使用勝手のよい複数の薬剤を同時に分割可能なものが望まれている。
【0004】
そこで、本発明は、簡単な操作で、複数の薬剤を同時分包可能な薬剤分割包装装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、側板の両端部に端板をそれぞれ固定し、前記側板に対して下端が接離可能となるように開閉板を設け、該開閉板と側板との間に仕切部材を設けて、該仕切部材を前記端板に向かって移動させることにより薬剤の分割数を調整可能としてなるV枡と、該V枡の下方に設けられ、開閉可能な底板を有し、V枡から落下する薬剤を均等に分割して受け止める複数の分割容器と、該分割容器の下方で薬剤を受け入れるホッパーを有する包装装置と、処方データに基づいて前記各部材を駆動制御して包装処理を実行する制御手段とを備えてなる薬剤分割包装装置において、
前記仕切部材を少なくとも2つ設け、
前記処方データに含まれる異種薬剤の合計包数が、V枡及び分割容器による最大分割数以下である場合、同時分包が選択されると、前記仕切部材のセット位置を表示する表示手段を備えたものである。
【0006】
この構成により、表示手段への表示内容に基づいて簡単に同時分包可能か否かを判断することができると共に操作性を高めることができる。
【0007】
また、前記表示手段への表示内容には、前記仕切部材のセット位置に加えて、薬剤名を含めたり、前記仕切部材が表示手段に表示したセット位置にセットされていない場合、該表示手段にエラー表示させるようにすると、誤操作を防止可能となる点で好ましい。
【0008】
前記仕切部材の肉厚は、分割容器の幅寸法の2倍とすると、V枡に異種薬剤を収容する場合、明確に両者を区分できる点で好ましい。
【0009】
前記仕切部材の側面を傾斜させ、薬剤が所望の分割容器から側方への落下を防止すると、各分割容器での分割薬剤量を均一とすることができる点で好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
【0011】
図1、図2及び図3はそれぞれ本発明に係る薬剤分割包装装置の平面図、正面図及び側面図である。装置本体21には、図3に示すように、散薬供給装置22と、錠剤供給装置23と、包装装置24とが設けられている。これら各部材の動作は図7に示す制御装置29により制御されるようになっている。
【0012】
前記散薬供給装置22は、散薬を収容するためのV枡25と、このV枡25から落下させた散薬を分割するための複数の分割容器26を一体化してなる第1,第2移動集合容器27a,27bと(図2参照)、第1,第2移動集合容器27a,27bをそれぞれX−X’,Y−Y’方向に移動させるための第1,第2移動装置28a,28b(図1参照)とからなる。
【0013】
前記V枡25は、図3(a)、詳しくは図4に示すように、側板30の両端に端板31を固定し、両端板31に開閉板32を回動自在に設けたものである。V枡25は、第1,第2移動集合容器27a,27bを原点位置、すなわち図1の状態から第2移動集合容器27bが、第1移動集合容器27aに連続するようにX方向に移動した位置の上方に配設されている。
【0014】
前記側板30の背面上方部には第1ダクト33が設けられている。この第1ダクト33は両端部が第1クリーナー33a(図7参照)に接続され、上面を構成する蓋体34が支軸34aを中心として回動自在となっている。そして、蓋体34を開いて第1ダクト33の上方を開口し、第1クリーナー33aを駆動することにより、V枡25の上方空間に飛散する散薬を回収可能である。
【0015】
また、前記側板30の背面下縁には第2ダクト35が設けられている。この第2ダクト35は下面中央部に吸込口36が形成され、その下方に位置する分割容器26の背面側を覆うように配置されている。なお、第2ダクト35で使用する第2クリーナー35a(図7参照)は、前記第1ダクト33で使用するものに比べて吸引力が大きい。これは、第1ダクト33では飛散する散薬を回収するだけであるのに対し、第2ダクト35ではV枡25内に残留する微量の散薬を強制的に除去する必要があるからである。
【0016】
さらに、前記側板30には、仕切部材である仕切三角板38と中仕切三角部材100とが設けられている。仕切三角板38からは、側板30の後方に向かってL字形のアーム部37が延設され、そのアーム部37には上下一対のローラ37aが設けられている。そして、このローラ37aが側板30の背面側上下縁部を転動することにより、図1中、X−X’方向に往復移動自在となっている。中仕切三角部材100からは、側板30の上縁部に係止される係止部101が延設されている。中仕切三角部材100の肉厚は、丁度、分割容器26を2つ並設した幅寸法に相当する。また、中仕切三角部材100には、図16及び図17の2点鎖線で示すように、傾斜面100bを形成するのが好ましい。この場合、傾斜面100bは、図17に示すように、分割容器26の境界面に対してV枡25に収容する散薬の1/2の高さとなる位置で交差させる。これにより、開閉板32を開放した際、散薬の落下方向が規制され、開閉板32と中仕切三角部材100との間に形成される隙間から側方に散薬がこぼれ落ちることはなく、隣接する分割容器26間で回収される散薬量に差が生じることがない。但し、V枡25に収容する散薬の種類によって上面位置(高さ)が相違することがあるので、前記傾斜面100bの位置は水平方向に移動可能な構成とすればよい。
【0017】
ところで、前記仕切三角板38の仕切位置は次のようにして検出する。
【0018】
すなわち、前記V枡25の背面には各散薬の分割数に対応して永久磁石39を配設する。一方、仕切三角板38のアーム部37には、前記各永久磁石39を検出する位置検出センサ40を配設する。そして、位置検出センサ40が、V枡25の一端側から何番目の永久磁石39を読み取ったのかで分割数を検出する。
【0019】
また、前記仕切位置の検出では、テンキー等からの入力信号に基づいて分割数を設定するようにしてもよく、この場合、その入力信号により仕切三角板38が自動的に所定の分割位置まで移動するように構成するのが好ましい。
【0020】
さらに、前記仕切位置の検出では、次のように構成することも可能である。すなわち、前記V枡25には、各散薬の分割数に対応して分割数識別板を所定位置にそれぞれ配設する。各分割数識別板は、2行3列の各位置に永久磁石を配設するか否かによって合計26通りの分割数の識別が可能となっている。一方、仕切三角板38のアーム部37には、前記各分割数識別板に対向する2行3列の検出素子を有する位置検出センサ群を配設する(図3(b)参照)。これにより、前記位置検出センサ群で、どの配列の永久磁石を検出したのかを読み取って仕切位置の検出が可能となる。
【0021】
なお、前記永久磁石39と位置検出センサ40、前記分割数識別板と位置検出センサ群は逆に設けてもよい。すなわち、各分割数に応じてV枡25の背面に位置検出センサ40又は位置検出センサ群をそれぞれ配設し、仕切三角板38のアーム部37には永久磁石39又は分割数識別板を設けてもよい。
【0022】
また、中仕切三角部材100の検出は、前記仕切三角板38の場合と同様の構成により行うことができるため、その説明は省略する。
【0023】
前記開閉板32は、両端部から直角同方向にそれぞれ延設された腕部41が、支軸41aを中心として端板31に回動自在に連結されている。
【0024】
前記開閉板32の下縁中央部には、断面略三角形状の飛散防止片42が一体化されている。この飛散防止片42は下面が円弧状に形成され、下方に位置する分割容器26の前方側を覆う。したがって、分割容器26は、前方側が飛散防止片42に覆われ、後方側が第2ダクト35の吸込口36に覆われる。ただし、この状態では、飛散防止片42と分割容器26の上方開口縁部との間には若干の隙間(吸込用間隙A)が形成されている。吸込用間隙Aは、前記第2ダクト35に接続した第2クリーナー35aを駆動した際、分割容器26内に流入する空気を高速かつ乱流状態とするものである。これにより、分割容器26内に残留する薬剤は効果的に除去される。
【0025】
前記開閉板32の各腕部41には、リンク43a,43bが順次連結され、リンク43bはカム44により連動するようになっている。これにより、カム44を回転駆動させると、リンク43a,43bを介して開閉板32が側板30に対して開閉する。
【0026】
前記開閉板32は、図5に示すようなロック機構を有している。このロック機構は、図5(a)に示すように、開閉板32の外面上端側の係止受部45にロック部材47の係止部47bを係脱可能としたものである。ロック部材47は、支軸47aを中心としてロック部材用モータ46(図7参照)の駆動により回動可能となっている。なお、このロック機構は、図5(b)に示すように、ロック部材47の外周部に複数の爪受部47cを形成する一方、この爪受部47cに係脱する爪部材47dを設けた構成としてもよい。
【0027】
前記第1,第2移動集合容器27a,27bは、図2に示すように、22個の分割容器26を着脱可能に並設一体化したものである。分割容器26は、第1移動集合容器27aでは、一端(X方向)側から順次1、2、…22番となっている。また、第2移動集合容器27bでは、第1移動集合容器27aに隣接する方から順次23、24…45番となっている。前記分割容器26は全て上方が開口する箱形状で、隣接する分割容器26同士で側壁上縁が鋭角となるように形成され、散薬を確実に分割できるようになっている。1番目及び45番目の分割容器26aは上方開口部が他の分割容器26に比べて幅広となっている。これは、開閉板32を開放する際、側方にこぼれ落ちる散薬を回収するためである。勿論、1番目及び45番目の分割容器26は幅広とせずに、2つ並設するようにしてもよい。各分割容器26の底体48は、図4に示すように、支軸48aを中心として回動自在に取り付けられ、スプリング49によって底を閉塞するように付勢されている。底体48は支軸48aから側方に延設された当接部48bを、支軸50aを中心として回動自在に設けたアーム50の押圧部50bで押圧することにより回動する。アーム50には、前記V枡25の開閉板32と同様、リンク51a,51b及びカム52によって回動する構造が採用されている。なお、アーム50の押圧部50bは1つだけであっても、2つ設けるようにしても構わない。ただし、採用する構造に応じて下記するように底体48の開放方法を変更する必要がある。
【0028】
前記第1,第2移動集合容器27a,27bは、図1(a)に示すように、下記する第1,第2移動装置28a,28bにそれぞれ着脱可能な構造となっている。すなわち、移動集合容器27a,27bの一端部には略C字状の軸受部53が形成され(図1(b)参照)、他端側には側方に向かってローラ37が突設されている。一方、移動装置28a,28bには、前記軸受部53が回転自在に係止される軸部55が形成されている。この軸部55は軸受部53の切欠き部分よりも若干幅狭となるようにY−Y’方向に沿って両側からカットされている。したがって、軸受部53の切欠きを軸部55のカット面に沿って挿入し、移動集合容器27a,27bを回動させれば、軸受部53の内面に軸部55の円筒面が摺接する。これにより、移動集合容器27a,27bは脱落不能となる。また、移動装置28a,28bには、移動部材56が支軸56aを中心として回動自在に設けられている。この移動部材56には、長手方向に沿って溝部57が形成され(図4参照)、この溝部57に前記移動集合容器27a,27bのローラ37が転動する。これにより、第1,第2移動集合容器27a,27bのX−X’方向への移動をスムーズに行わせることが可能である。
【0029】
前記第1,第2移動装置28a,28bはそれぞれ第1,第2移動集合容器27a,27b用であり、駆動ユニット58と、移動部59とから構成されている。
【0030】
前記駆動ユニット58は、ケース60内に第1モータ61及び第2モータ62をそれぞれ配設したものである。第1モータ61にはパルスモータ,サーボモータ等が使用されている。第1モータ61のシャフトはケース60の背面から突出し、そこにはピニオン63が取り付けられている。ケース60の前面2箇所には、一対のローラ60a,60bがそれぞれ回転自在に設けられている。各ローラ60a,60bは、X−X’方向に延びるレール60c上を転動する。一方、第2モータ62には種々のモータが使用可能である。第2モータ62のシャフトは、ケース60の側面から突出し、そこには第1傘歯車64aが取り付けられている。また、前記駆動ユニット58には、一対の軸受け部58aが設けられている。両軸受部58aは、X―X’方向に配設された軸部材58bの外周に沿って往復移動自在となっている。軸部材58bの外周には、スパイラル状の切り溝58cが形成されている。そして、この切り溝58cにより、駆動ユニット58の移動中、たとえ軸部材58bに埃,散薬等が付着しても、前記切り溝58cに回収され、移動の妨げとなることはない。
【0031】
前記移動部59は、図1に示すように、ラック65と、装置本体21の一方の側壁内面に沿って上下にそれぞれ配設されるスライド棒66及び送りねじ67と、これらにガイドされて移動する送り台68とからなる。前記ラック65は装置本体21の背面下縁に沿って配置され、前記第1モータ61のピニオン63と噛合している。これにより、第1モータ61を駆動すると、ラック65,ピニオン63を介して駆動ユニット58はX−X’方向に往復移動する。
【0032】
前記スライド棒66の一端部は駆動ユニット58のケース60に貫通して支持され、他端部は送り台68に摺動自在に支持されている。前記送りねじ67の一端側は、ケース60に貫通し、そこには前記第2モータ62の第1傘歯車64aに噛合する第2傘歯車64bが固定されている。送りねじ67の他端側は送り台68に螺合している。これにより、第2モータ62が駆動すると、第1傘歯車64a,第2傘歯車64bを介して送りねじ67が回転し、送り台68はスライド棒66に沿ってY−Y’方向に往復移動する。
【0033】
各送り台68の先端には前記軸部55が形成され、前述のように、第1,第2移動集合容器27a,27bがそれぞれ着脱可能に取り付けられている。したがって、第1モータ61を駆動すると、ピニオン63とラック65との噛合位置が変化する。これにより、駆動ユニット58、送り台68を介して第1,第2移動集合容器27a,27bがX−X’方向に移動する。また、第2モータ62を駆動すると、送りねじ67と送り台68との螺合位置が変化する。これにより、スライド棒66に沿って移動する送り台68を介して、第1,第2移動集合容器27a,27bがY−Y’方向に移動する。
【0034】
前記錠剤供給装置23は、図2及び図3、詳しくは図7に示すように、錠剤収容部69と、錠剤収容部69の下方に配置されて側方に平行移動する錠剤搬送部70と、錠剤搬送部70から供給される錠剤を包装装置24のホッパー85へと導く搬送路71とからなる。
【0035】
前記錠剤収容部69は、6行8列に配置された合計48箇所の錠剤収容室72を有するものである。各錠剤収容室72のX’方向側の側壁72aには、X方向に向かうに従って徐々に深くなるように傾斜面が形成されている。また、各錠剤収容室72は、装置本体21の背面(Y方向)側に向かうに従って徐々に高くなるように傾斜している。各錠剤収容室72には手作業等により所定数の錠剤が収容されるようになっている。各錠剤収容室72は、装置本体21の前面側(作業を行う位置側)に位置する側壁が背面側に比べて低くなっている。このため、見掛け上の錠剤投入口が広くなり、錠剤の収容作業をスムーズに行うことが可能である。また、各錠剤収容室72は装置本体21の前面側が低くなるように傾斜しているため、所定数の錠剤が収容されているか否か等の目視による確認が容易である。
【0036】
前記錠剤収容部69の底面には第1スライド板73が設けられている。第1スライド板73には、各錠剤収容室72の底面を開口する矩形孔76がそれぞれ形成されている。また、第1スライド板73は、下記する錠剤搬送部70の底板75で押圧されて回動する連動アーム74により、各錠剤収容室72の底面を閉塞する閉塞位置と開口する開口位置の2箇所の間でX−X’方向にスライド移動する。そして、前記矩形孔76が傾斜面を有する各側壁72aの底面に位置すれば、各錠剤収容室72の底面は閉塞され、各錠剤収容室72の底面に矩形孔76が位置すれば、開口して収容した錠剤が一斉に落下するようになっている。なお、前記連動アーム74の上端部はスプリング74aによってX’方向に付勢されている。このため、連動アーム74の下端部が錠剤搬送部70の底板75によって押圧されていなければ、自動的に第1スライド板73が閉塞位置に位置決めされる。
【0037】
前記錠剤搬送部70は、前記錠剤収容部69の各錠剤収容室72に対して錠剤受取室77をそれぞれ形成したものである。この錠剤搬送部70は第3モータ78の駆動により上板70a上をX−X’方向に往復移動する。前記第3モータ78にはパルスモータやサーボモータ等が使用可能である。前記上板70aの中央部には落とし穴70bが形成されている。この落とし穴70bの縁部は、錠剤搬送部70の搬送ピッチと同一寸法で階段状にずれて形成されている。前記錠剤搬送部70の底板75はX’方向に延設され、前述のように、前記連動アーム74の下端部に当接するようになっている。また、装置本体21のX方向側の上板70a上には第2スライド板80が配設されている。第2スライド板80は、モータ81によって回転するクランク板82からリンク83を介してX−X’方向に移動自在となっている。第2スライド板80は、各錠剤受取室77の開閉扉79を閉塞状態に維持しておくためのものである。すなわち、第2スライド板80は、錠剤搬送部70がX’方向に戻る際、落とし穴70bを閉塞する。これにより、落とし穴70bで開閉扉79が自重により開放して錠剤搬送部70のX’方向への移動が妨げられることはない。
【0038】
前記搬送路71は、各錠剤受取室77から落下してきた錠剤を回収しやすいように、上方に向かって開口面積が徐々に大きくなっている。搬送路71の下端部には側方に向かって開口部71aが形成されている。この開口部71aは、支軸71bを中心として回動可能な止め板84により開閉される。止め板84は、前記V枡25の開閉板32同様、リンク及びカム(共に図示せず)によって回動する。カムが回動するタイミングは、ホッパー85への散薬の落下と同期するように構成されている。
【0039】
前記包装装置24は、散薬供給装置22から供給した散薬と錠剤供給装置23から供給した錠剤とをホッパー85で受け止める。また、巻回した包装紙87を順次供給して1包ずつ包装する。なお、86は包装紙87を張り合わせるための熱溶着装置である。
【0040】
前記制御装置29は、図7に示すように、位置検出センサ40等からの入力信号を受け、散薬供給装置22(第1モータ61,第2モータ62,第3モータ81,ロック部材用モータ46)、錠剤供給装置23(第1クリーナー33a,第2クリーナー35a)、包装装置24(熱溶着装置86)及び表示装置101等に制御信号を発する。表示装置101には、タッチパネルとしての機能を備えた液晶ディスプレイ等が使用される。
【0041】
次に、前記制御装置29による薬剤の分割・包装処理の動作を図8ないし図12に示すフローチャートに従って説明する。
【0042】
まず、散薬供給装置22では、ホストコンピュータ等から入力される処方データを読み込む(ステップS1)。そして、包装処理の終了していない処方データのうち、処方薬剤が異種であって、処方待ち行列の番号が連続するものについて、それらの合計包数Stが、V枡及び分割容器による最大分割数Smax以下であるか否かを判断する(ステップS2)。
【0043】
合計包数Stが最大分割数Smaxを越えている場合(NOの場合)、同時分包は不可能であるので、表示装置101に仕切三角板38のセット位置と収容する薬剤名(収容包数を含めてもよい。以下同じ。)とを表示させる(ステップS3)。したがって、オペレータ(薬剤師)は、表示内容に従って仕切三角板38をセット位置までスライド移動させればよい。ここで、仕切三角板38が正規の位置にセットされているか否かを判断し(ステップS4)、セットされていなければ、エラー表示(「仕切部材のセット位置が違います。」)させる(ステップS5)。仕切三角板38が正規の位置にセットされれば、表示された薬剤が所定包数分だけ収容され、図示しないスタートスイッチが操作されることを待って(ステップS6)、分包処理を開始させる(ステップS7)。
【0044】
合計包数Stが最大分割数Smax以下である場合(YESの場合)、表示装置101に、図13に示すように、その旨(「2処方の同時包装が可能です。実施しますか?」)と、同時分包を選択するか否かのボタン(「YES」ボタン及び「NO」ボタン)とからなる分包選択画面を表示させる(ステップS8)。
【0045】
ここで、いずれのボタンがタッチ操作されたのかを判断し(ステップS9)、同時分包するために「YES」ボタンがタッチ操作されると、表示装置101には、図14に示すように、仕切三角板38及び中仕切三角部材100のセット位置と、収容する薬剤名とを表示させる(ステップS10)。オペレータ(薬剤師)は、仕切三角板38をスライド移動させると共に、中仕切三角部材100をセットすることにより、それぞれ該当位置にセットする。また、形成された各空間に該当薬剤を収容する。前記各仕切部材38,100のセット位置は前述のようにして検出されているので、もし誤った位置にセットされれば、エラー表示させ、正規の位置にセットされれば、「包装開始」ボタンのタッチ操作を待って分包処理を開始する(ステップS4〜S7)。
【0046】
また、「NO」ボタンをタッチ操作する場合には、前記ステップS3〜S7と同様の処理を行う。
【0047】
このように、処方データに従って自動的に同時分包可能である旨が表示されるので、オペレータ(薬剤師)の負担が軽減される。また、表示内容に従って順次作業を進めれば良く、作業性を向上させることができる。
【0048】
前記分包処理では、まず、両移動集合容器27a,27bが原点位置、つまり、移動集合容器27a,27bが図18(a)に示す原点位置に移動しているか否かを判断する(ステップS11)。ここで、原点位置とは、V枡25から落下させる散薬を分割容器26で全て回収するための基準位置をいう。つまり、図1の状態から第2移動集合容器27bが、第1移動集合容器27aに連続するように移動した位置である。そして、移動集合容器27a,27bが原点位置になければ、第1モータ61及び第2モータ62を駆動して原点位置に移動させる(ステップS12)。原点位置にセットされれば、V枡25に散薬を投入可能であることを表示する(ステップS13)。
【0049】
次に、散薬の準備が完了したか否かを判断し(ステップS14)、準備が完了していれば、分割・包装処理を開始する。ここでは、まず、V枡25のロック状態を解除する(ステップS15)。ロック解除では、ロック部材47を図5中支軸47aを中心として時計回り方向に回動させる。これにより、ロック部材47の係止部47bが開閉板32の係止受部45から退避する。そして、開放用モータ44aを駆動して開閉板32を回動させることにより、V枡25から薬剤を落下させる(ステップS16)。薬剤を落下させる際、解除遅滞時間が経過したか否かを判断すると共に(ステップS17)、散薬強制落下処理を行う(ステップS18)。解除遅滞時間とは、開閉板32を開放することにより、V枡25から薬剤が全て落下するために十分な時間をいう。また、散薬強制落下処理とは、強制的に開閉板32を回動させて薬剤を落下させる作業をいう。
【0050】
V枡25から落下された薬剤は、全て下方に配置した各分割容器26によって受け止められる。このとき、V枡25から落下する薬剤は、仕切三角板38と開閉板32との間の隙間から側方にこぼれ出る。ただし、こぼれ出た薬剤は隣接する分割容器26によって受け止められ、飛散することはない。また、中仕切三角部材100を取り付ける場合、その両側面が傾斜して設けられているので、落下する薬剤が方向付けされ、側方にこぼれ落ちることはない。そして、V枡25から薬剤が落下すれば、開閉板32を閉じる(ステップS19)。また、ロック部材47を図5中支軸47aを中心として反時計回り方向に回動させる。ロック部材47の係止部47bは開閉板32の係止受部45に係止し、ロック状態となる(ステップS20)。これにより、V枡25の下方の所定位置に分割容器26が位置していないにも拘わらず、開閉板32が開放して内面に付着した薬剤が散乱するといった心配がない。次に、第2移動装置28bの第2モータ62を駆動することにより、第2移動集合容器27bを図18(b)に示すようにY方向に退避させる(ステップS21)。そして、第1移動装置28aを、第1モータ61の正転駆動により、一旦、図18(c)に示すようにX’方向に移動させる(ステップS22)。
【0051】
一方、錠剤供給装置23では、各錠剤収容室72に予め手作業により所定数の錠剤を収容する。この作業は、錠剤収容室72への錠剤投入表示(ステップS23)により開始する。この場合、各錠剤収容室72は装置本体21の前面側に傾斜しているため、錠剤の投入作業をスムーズに行うことができる。しかも、投入後の錠剤も目視しやすいので、誤って投入されていないか否かの確認も容易である。勿論、この状態では、錠剤収容部69の下方には錠剤搬送部70が位置し、連動アーム74を介して第1スライド板73が若干X’方向に移動していて、各錠剤収容室72の底面が第1スライド板73によって閉塞されている。
【0052】
次に、所定の各錠剤収容室72に、所定数の錠剤がそれぞれ収容され、準備が完了したか否かを判断する(ステップS24)。適切に錠剤が収容されていることが確認されれば、錠剤搬送部70をX’方向に移動させる。錠剤搬送部70の底板75は連動アーム74の下端部を押圧し、連動アーム74を支軸を中心として時計回り方向に回動させる。第1スライド板73はX方向に移動し、各錠剤収容室72の底面には矩形孔76が位置する。これにより、収容した錠剤は一斉に各錠剤受取室77に落下する(ステップS25)。なお、錠剤搬送部70はX’方向へ移動後、錠剤が全て落下するのに十分な時間が経過してからX方向へ移動する。そして、連動アーム74はスプリング74aの付勢力によって、支軸を中心として反時計回り方向に回動し、第1スライド板73は元の閉塞位置に復帰する。これにより、各錠剤収容室72の底が閉塞され、錠剤収容室72に次の錠剤を投入可能となる。
【0053】
そこで、散薬及び錠剤の分割・包装準備ができたか否かを判断する(ステップS26)。準備ができれば、散薬供給装置22では、第1モータ61の逆転駆動により、第1移動集合容器27aをX方向に所定寸法だけ間欠移動させる(ステップS27)。これにより、1つ目の分割容器26がホッパー85上の散薬供給位置に位置決めされる。
【0054】
一方、錠剤供給装置23では、第3モータ78の駆動により、図1中、錠剤搬送部70を所定寸法だけX方向に間欠移動させる(ステップS28)。このとき、第2スライド板80は予めX方向に移動させておくことにより、錠剤搬送部70の底面から退避させておく。上板70aには、前述のように所定ピッチで階段状に落とし穴70bが形成されている。このため、1つ目の錠剤受取室77が落とし穴70bに位置すると、開閉扉79が自重により開放し、収容した錠剤が搬送路71内に落下する。落下した錠剤は搬送路71の下方に設けた止め板84によって一旦保持される。
【0055】
そこで、散薬供給装置22の1つ目の分割容器26が散薬供給位置に位置決めされ、錠剤供給装置23の止め板84に錠剤が保持されているか否かを検出する。そして、この検出結果に基づいて包装処理を開始してよいか否かの判断を行う(ステップS29)。包装処理の準備が完了すれば、散薬供給装置22では、リンク51、カム52及びアーム50を介して底体48を回動させる(ステップS30)。これにより、分割容器26に分割・収容された散薬がホッパー85に向かって落下する。なお、アーム50に設ける押圧部50bが1つである場合、分割容器26の1番側の底体48から順に1つずつ開放させる。また、押圧部50bが2つである場合、一方は空打ちし、他方で散薬が収容された分割容器26の底体48を開放させる。一方、錠剤供給装置23では、図示しないカム及びリンクを介して止め板84を開放する(ステップS31)。これにより、止め板84によって保持された錠剤が、前記散薬同様、ホッパー85に向かって落下する。
【0056】
所定量の散薬及び所定数の錠剤がホッパー85に落下すれば、包装装置24では1包分ずつ包装紙87に包装する包装処理を行う(ステップS32)。
【0057】
ここで、全包装数が第1移動集合容器27aで分割可能な22包を越えているか否かを判断する(ステップS33)。第1移動集合容器27aの一端(仕切三角板38)側に位置する分割容器26は、側方にこぼれ落ちる散薬を回収するためのものである。なお、他端(端板31)側では、分割容器26の開口面積を大きくしたが、散薬回収専用の分割容器26を別途配置するようにしてもよい。
【0058】
全包装数が22包を越えていない場合、第1移動集合容器27aのみで散薬を分割可能である。したがって、残り分包数が1つとなるか否かを判断する(ステップS34)。残り分包数が1でなければ、前記ステップS26〜S33の処理を繰り返す。残り分包数が1つとなれば、該当する分割容器26の底体48と、側方にこぼれ落ちた散薬を回収した分割容器26の底体48とを開放する(ステップS35)。そして、前記ステップS7と同様にして包装処理を行う(ステップS36)。
【0059】
こうして、全ての分包が終了すれば、使用した各分割容器26の清掃処理を行う(ステップS37)。この分割容器26の清掃処理では、一旦、第1移動集合容器27aをX’方向に移動させる。その後、順次間欠送りすることにより各分割容器26を第2ダクト35の吸込口36に位置させ、第2クリーナー35aを駆動する。分割容器26の前方は飛散防止片42によって覆われて吸込用間隙Aが形成されている。このため、この吸込用間隙Aから分割容器26内に空気が高速で流入し、乱流状態となって吸込口36から排出される。これにより、たとえ分割容器26内に散薬が残留しているとしても、確実に排出することが可能である。
【0060】
一方、全包装数が22を越えている場合、第1移動集合容器27aの全散薬が分包されたか否かを判断する(ステップS39)。勿論、分包される各散薬に対応して錠剤受取室77の各錠剤も包装される。22包の分包が終了していなければ、前記ステップS26に戻って分包作業を続行する。終了していれば、第1移動集合容器27aを構成する各分割容器26内の残留散薬の清掃処理を行う(ステップS40)。この清掃作業は、前記ステップS37と同様にして行う。
【0061】
第1移動集合容器27aの全分割容器26内の清掃が終了すれば、次の工程に移行する。まず、第1移動集合容器27aを図18(d)に示すようにY方向に後退させる(ステップS41)。次に、第2移動集合容器27bを同図18(d)に示すようにY’方向に前進させる(ステップS42)。ここで、前記ステップS34〜S40と同様にして、第2移動集合容器27bを図18(e)に示すように移動させながら包装処理を行う。そして、残りの分包数が1つとなったか否かを判断することにより(ステップS41)、残り分包数が1つになるまでは、ステップS34〜S40を繰り返す。残り分包数が1つになれば、前記同様、ステップS26〜S28の処理を行う。なお、図18(f)は、45包の包装を行った場合の平面図を示す。
【0062】
以上のようにして分割・包装処理を続行し、次の分割・包装処理に対応する待機データがないか否かを判断する(ステップS38)。待機データがなければ分包処理を終了し、あればステップS1に戻って同様の処理を繰り返す。
【0063】
なお、前記実施の形態では、中仕切三角部材100を1つだけ設けるようにしたが、2以上設けるようにしてもよい。例えば、中仕切三角部材100を2つ設けることができる場合、表示装置101には、図15に示すように表示すればよい。
【0064】
また、前記実施の形態では、2つの移動集合容器27a,27bを設ける構成としたが、3つ以上であってもよい。
【0065】
また、前記実施の形態では、前記第1,第2移動集合容器27a,27bの着脱を、一端部に設けた略C字状の軸受部53を、送り台68に設けた軸部55に係脱することにより行うようにしたが、次のように構成してもよい。
【0066】
すなわち、図19に示すように、送り台68から保持板88を延設し、そこにマグネットキャッチ89を設ける。保持板88には長手方向に所定間隔で貫通孔88a及び長穴88bをそれぞれ穿設する。マグネットキャッチ89は、板状の永久磁石89aの上面及び下面に鉄片89bをそれぞれ配設し、ケーシング89cで保持した構成とする。
【0067】
一方、前記第1,第2移動集合容器27a,27bに、マグネットチャック89に吸着される吸着板90を設ける。吸着板90には、前記貫通孔88a及び長穴88bにそれぞれ係合する位置決め突起91を突設する。
【0068】
前記第1,第2移動集合容器27a,27bをマグネットチャック89に保持させる場合、前記各位置決め突起91を貫通孔88a及び長穴88bにそれぞれ係合させるだけでよい。貫通孔88a及び長穴88bで第1,第2移動集合容器27a,27bを上下方向に位置決めし、貫通孔88aで水平方向に位置決めする。第1,第2移動集合容器27a,27bは、吸着板90をマグネットチャック89に吸着され、その吸着範囲が長手方向に広いため、前記実施の形態の構成に比べて保持状態が安定している。また、第1,第2移動集合容器27a,27bを取り外す場合、マグネットチャック89の吸引力に抗して引っ張るだけでよい。このとき、一方の位置決め突起91が長穴88bに係合しているので、マグネットチャック89に対して吸着板90を傾斜させることができ、取り外し作業が簡単に行える。
【0069】
さらに、前記実施の形態では、前記第1移動集合容器27aの駆動制御を、図8〜図12のフローチャートに示すようにして行ったが、分包数が23包未満のとき、第1移動集合容器27aをX方向に移動させる時点で薬剤の包装を開始するようにしてもよい。この場合、第1移動集合容器27aは、前記図18(b)に示す移動時に間欠移動させ、順次、ホッパー85の上方で、分割容器26の底体48を開放する。そして、全分包が終了すれば、クリーナーを駆動し、第1移動集合容器27aを、反対の図18(c)に示すX’方向に間欠移動させることにより、順次、各分割容器26の清掃を行う。このように、第1移動集合容器27aの往復移動時に、分包及び清掃をそれぞれ行うようにしたので、さらに効率的な作業を行うことができる。
【0070】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、異種薬剤を同時分包可能な場合には、表示手段に同時分包選択画面を自動表示し、同時分包を選択することにより、仕切部材のセット位置を表示するようにしたので、作業者は同時分包するか否かを判断し、表示内容に従って作業を進めるだけでよく、操作性に優れている。
【0071】
また、表示手段への表示内容に薬剤名を含めたり、仕切部材がセット位置にセットされていない場合、エラー表示させるようにしたので、誤操作なく円滑に作業を進めることができる。
【0072】
また、仕切部材の側面を傾斜させたので、薬剤の側方への落下を防止して、均等な分割処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る薬剤分割包装装置の平面図(a)及びその部分詳細図(b)である。
【図2】 本発明に係る薬剤分割包装装置の正面図である。
【図3】 本発明に係る薬剤分割包装装置の側面図(a)及び仕切三角板の位置検出センサ又は永久磁石(b)である。
【図4】 図3(a)の詳細図である。
【図5】 図3のV枡に設けたロック構造を示す側面図である。
【図6】 図2の部分拡大図である。
【図7】 本実施形態に係る薬剤分割包装装置のブロック図である。
【図8】 本実施形態に係る分割包装処理を示すフローチャートである。
【図9】 本実施形態に係る分割包装処理を示すフローチャートである。
【図10】 本実施形態に係る分割包装処理を示すフローチャートである。
【図11】 本実施形態に係る分割包装処理を示すフローチャートである。
【図12】 本実施形態に係る分割包装処理を示すフローチャートである。
【図13】 図7の表示装置での表示内容の一例を示す平面図である。
【図14】 図7の表示装置での表示内容の一例を示す平面図である。
【図15】 図7の表示装置での表示内容の一例を示す平面図である。
【図16】 本実施形態に係る中仕切三角部材を備えたV枡の一部を示す斜視図である。
【図17】 図16の正面断面概略図である。
【図18】 図1の移動集合容器の動きを示す平面図である。
【図19】 他の実施形態に係る薬剤分割包装装置の部分詳細図である。
【符号の説明】
24…包装装置
25…V枡
26…分割容器
27a…第1移動集合容器
27b…第2移動集合容器
28a…第1移動装置
28b…第2移動装置
29…制御装置
30…側板
31…端板
32…開閉板
35…第2ダクト
38…仕切三角板
48…底板
85…ホッパー
100…中仕切三角部材
101…表示装置

Claims (5)

  1. 側板の両端部に端板をそれぞれ固定し、前記側板に対して下端が接離可能となるように開閉板を設け、該開閉板と側板との間に仕切部材を設けて、該仕切部材を前記端板に向かって移動させることにより薬剤の分割数を調整可能としてなるV枡と、該V枡の下方に設けられ、開閉可能な底板を有し、V枡から落下する薬剤を均等に分割して受け止める複数の分割容器と、該分割容器の下方で薬剤を受け入れるホッパーを有する包装装置と、処方データに基づいて前記各部材を駆動制御して包装処理を実行する制御手段とを備えてなる薬剤分割包装装置において、
    前記仕切部材を少なくとも2つ設け、
    前記処方データに含まれる異種薬剤の合計包数が、V枡及び分割容器による最大分割数以下である場合、同時分包が選択されると、前記仕切部材のセット位置を表示する表示手段を備えたことを特徴とする薬剤分割包装装置。
  2. 前記表示手段への表示内容には、前記仕切部材のセット位置に加えて、薬剤名を含めたことを特徴とする請求項1に記載の薬剤分割包装装置。
  3. 前記制御手段は、前記仕切部材が表示手段に表示したセット位置にセットされていない場合、該表示手段にエラー表示させることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤分割包装装置。
  4. 前記仕切部材の肉厚は、分割容器の幅寸法の2倍であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤分割包装装置。
  5. 前記仕切部材は、側面が傾斜し、薬剤が所望の分割容器から側方への落下を防止することを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤分割包装装置。
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