JP4277510B2 - テープ印刷制御装置及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はテープを印刷媒体として文字列を印刷するテープ印刷制御装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、裏面に粘着剤が予め塗布された粘着性の被印刷シートと剥離シートとが剥離可能に重ね合わされた印刷テープに、文字列を印刷することが可能なテーププリンタが知られている。この種のテーププリンタは、表題やタイトル名を手軽に且つ奇麗に被印刷シート表面に印刷でき、その後剥離シートから被印刷シートを剥離して、書類ファイルの背表紙やビデオテープの背面などに貼付できるラベルを作成でき、その使い勝手の良さから、事務用又は家庭用として広く利用されている。このようなテーププリンタにおいては、印刷される文字に対して、アンダーライン、ボールド、アウトライン文字、シャドー文字、フレーミングなどの文字修飾が可能となっている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2621726号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題、及び発明の効果】
ところで、テーププリンタの用途が拡大され、印刷テープが商業用の広告としても利用されるようになりつつある近年においては、印刷される文字の文字修飾として、現在使用されている文字修飾よりインパクトの強いものが要求されている。
【0005】
本発明は、テープ状印刷媒体に印刷される文字のインパクトを強くする新たな文字修飾を施すことができるテープ印刷制御装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するために、本発明のテープ印刷制御装置は、テープ状印刷媒体に文字を印刷するために、ドットパターンで文字の印刷データを生成するテープ印刷制御装置であって、印刷される文字のフォントサイズに応じて予め定められた領域であって、文字が配置される配置領域と、前記配置領域内に配置される文字との陰陽を反転させる反転修飾を指示する指示手段と、前記指示手段によって反転修飾が指示されている場合に、前記配置領域を陰とし、その領域内に配置される文字を陽とし、前記配置領域内に配置されて陽となる文字を前記配置領域より縮小した印刷データをドットパターンで生成する反転手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【0008】
本発明のプログラムは、テープ状印刷媒体に文字を印刷するために、ドットパターンで文字の印刷データを生成するコンピュータを、印刷される文字のフォントサイズに応じて予め定められた領域であって、文字が配置される配置領域と、前記配置領域内に配置される文字との陰陽を反転させる反転修飾を指示する指示手段と、前記指示手段によって反転修飾が指示されている場合に、前記配置領域を陰とし、その領域内に配置される文字を陽とし、前記配置領域内に配置されて陽となる文字を前記配置領域より縮小した印刷データをドットパターンで生成する反転手段として機能させることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、印刷される文字が配置される領域であって、文字が配置される配置領域を陰とし、その領域内に配置される文字を陽とする反転修飾が施されるため、テープ状印刷媒体に印刷される文字をよりインパクトの強いものとすることができる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
また、本発明によれば、配置領域に配置される文字を縮小するため、反転されて陽となった文字と配置領域の外側の反転されていない領域とが繋がってしまうことはない。従って、文字の外形を認識することができ、視認性が向上する。
【0017】
本発明のテープ印刷制御装置の前記反転手段は、前記配置領域の高さより小さい縮小文字サイズと前記配置領域の高さとを対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、前記記億手段から前記配置領域の高さに応じた前記縮小文字サイズを抽出することによって、前記配置領域内に配置されて陽となる文字のサイズを決定することを特徴とする。
【0018】
本発明のプログラムの前記反転手段が、前記配置領域の高さより小さい縮小文字サイズと前記配置領域の高さとを対応付けて記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段から前記配置領域の高さに応じた前記縮小文字サイズを抽出することによって、前記配置領域内に配置されて陽となる文字のサイズを決定するように、前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、配置領域の高さに応じた縮小文字サイズを記憶手段に予め記憶させておき、そこから、配置領域の高さに応じて、縮小される文字の縮小後の文字サイズを求めることができるため、文字サイズに対して、最適な幅の陰となる領域を配置領域端部に生じさせることができる。
【0020】
なお、本発明のプログラムは、CD−ROM、FD、MOなどのリムーバブル型記録媒体やハードディスク等の固定型記録媒体に記録して配布可能である他、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して配布可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0022】
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るテーププリンタ1の外観図である。図1に示すように、テーププリンタ1の前部の表面にはディスプレイ2とキーボード3が配置されている。テーププリンタ1の後部にある扉の内側には印刷ヘッド4(図2参照)と図示しないカセット装着部とが配置されている。テーププリンタ1の被印刷媒体である印刷テープは、テープカセットに収納された状態でカセット装着部に着脱自在に装着される。
【0023】
次にテーププリンタ1の内部構成について図2を参照しつつ説明する。図2は、第1の実施の形態に係るテーププリンタ1の内部構成を示すブロック図である。テーププリンタ1は、ディスプレイ2と、キーボード3と、印刷ヘッド4と、制御部6と、図示しないカセット装着部とを有している。ディスプレイ2は、グラフィック液晶パネル21と、液晶パネルコントローラ22から構成される。グラフィック液晶パネル21は、グラフィック表示が可能であり、様々な図柄や、文字のフォント形状やサイズを自由自在に表示できる。液晶パネルコントローラ22は、グラフィック液晶パネル21をコントロールするICであり、制御部6に備えられるCPU61がインターフェースユニット66を介して液晶パネルコントローラ22に規定のコマンドを入力することによって、グラフィック液晶パネル21の表示内容をコントロールすることができる。
【0024】
キーボード3は、テーププリンタ1の表面に配置され、印刷しようとする文字の入力を行うテキストキー、カーソルの移動を行うカーソルキー、ユーザによる選択を決定する決定キー、テーププリンタ1の各種機能を呼び出す機能割付けキー(書式設定キー、印刷キー等)等から構成される。
【0025】
印刷ヘッド4は、カセット装着部において、印刷テープが収納されたテープカセットの内部に設けられたヘッド収容部に対応する位置に配置されている。印刷ヘッド4には、制御部6により電気的にコントロールされる発熱素子が印刷テープの長手方向に対して垂直に、印刷テープの幅方向に沿って多数配置されている。これにより印刷テープに対して文字列をドットパターンで印刷することができる。
【0026】
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)61と、ROM(Read Only Memory)62と、RAM(Random-Access Memory)63と、インターフェースユニット66と、データバス65とから構成される。CPU61は、各種コマンドに従って演算処理を行う。ROM62は、CPU61により、図2の各機能部を実現させ、図3から図6のフローチャートを動作させる演算プログラムと、文字のフォントデータや印刷文字を修飾するフレーム枠の図柄データ等のグラフィックデータと、その他プログラム実行に必要な各種データとが記憶されている。RAM63は、作業エリア、プリントバッファ等、CPU61がプログラムを実行する際に使用するデータの一時記憶エリアを有する揮発性メモリである。
【0027】
インターフェースユニット66は、モジュールとして分離された装置と制御部を直接的、間接的に電気的接続する接続部である。また、データバス65は、CPU61と、ROM62と、RAM63と、インターフェースユニット66とを、それぞれ電気的に接続するデータ転送用ライン群である。制御部内の全ての転送データはデータバス65を介して転送される。
【0028】
次にテーププリンタ1の機能について説明する。テーププリンタ1は、ROM62によって構成される配置領域外枠対応テーブル記憶部(記憶手段)621Aと、RAM63によって構成される文字列記憶部631と、CPU61によって構成される選択部611と、指示部(指示手段)612と、文字イメージ生成部613と、反転部(反転手段)614Aとを有している。
【0029】
配置領域外枠対応テーブル記憶部621Aは、配置領域の高さと、配置領域外枠の枠の幅との対応テーブルである配置領域外枠対応テーブルを記憶している。ここで配置領域とは、文字配置の基準となる文字の外周を取り巻く矩形状に区画された領域であり、配置領域の高さは後述の書式設定(図3 S160、図4参照)で設定された文字サイズごとに定められている。配置領域の幅はデザイン性を考慮して文字ごとに異ならせて定められている。具体的には、図7(a)に示すように「あ」という文字100を取り巻く矩形状に区画された領域が配置領域150である。図7(a)の「あ」の配置領域150の高さは24ドットであるがこの高さは同じサイズの文字の配置領域と共通である。このとき配置領域150の幅も24ドットであるがこの幅は「あ」に固有の幅となる。また、配置領域から、そこに配置される文字を除いた領域であって、文字の背景となる部分が配置余白領域である。具体的には、図7(a)に示す配置領域150から文字100を除いた部分が配置余白領域110である。配置領域に配置される文字との陰影が反転される部分は実際にはこの領域が対象となる。配置領域外枠とは、配置領域の外周を取り巻くように配置される枠である。具体的には、図7(b)に示すように、「あ」の配置領域150のさらに外側にある配置領域150の外周を取り巻く枠が配置領域外枠120である。配置領域外枠対応テーブルの具体例を表1に示す。例えば、図7(a)に示すように、配置領域の高さが24ドットである場合は、配置領域外枠の枠の幅は1ドットとなる。表1が示すように、配置領域の高さ、つまり文字サイズが大きくなるに従い、配置領域外枠の幅も大きくなる。
【0030】
【表1】
【0031】
文字列記憶部631には、印刷テープに印刷されるべき文字列のデータが記憶される。
文字列のデータはユーザによるキーボード3からの入力によって作成される場合と、テーププリンタ1と接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器から転送される場合とがある。
【0032】
選択部611は、文字列記憶部631に記憶されている文字列から書式設定(図3 S160、図4参照)の対象となる文字を選択する手段である。書式設定とは、文字修飾、文字サイズ等を設定する作業である。
【0033】
指示部612は、選択部611により選択された文字に対して書式設定をする際に、文字修飾として反転修飾を指示する手段である。反転修飾とは、印刷部分(陰)と非印刷部分(陽)を反転して、印刷部分(陰)を非印刷部分(陽)に、非印刷部分(陽)を印刷部分(陰)として印刷される修飾方法である。具体的には、文字を印刷部分から非印刷部分に、文字の背景である配置余白領域を非印刷部分から印刷部分に反転して印刷する。
【0034】
文字イメージ生成部613は、文字列を印刷する際に、文字列記憶部631に記憶されている文字列データの各文字データから文字イメージを生成する手段である。ここで文字イメージの生成とは、文字のテキストデータと、設定された文字サイズとからROM62に記憶されているフォントデータを読み出し、このデータを基にして、RAM63の作業エリア上に実際の印刷文字に即したドットパターンデータを展開する作業である。
【0035】
反転部614Aは、文字イメージ生成部613により生成された、指示部612により反転修飾の指示を受けている文字の文字イメージに対して反転修飾(図5 S470、図6、図7参照)を行う手段である。生成された文字イメージに対して直接反転修飾を行うと、文字と配置領域のさらに外側にある陽の領域とが部分的に繋がる可能性がある。そのため文字の背景である配置領域の外周に配置領域外枠を配置し、配置領域に配置領域外枠を加えた領域をあらたな文字の背景として反転修飾する。具体的には、配置領域外枠対応テーブル記憶部621Aに記憶されている配置領域外枠対応テーブルから反転修飾対象となる文字サイズ(具体的には配置領域の高さ)に適した配置領域外枠の枠の幅を決定する。決定した幅で配置領域外枠を発生させる。そして配置領域に配置領域外枠を加えて印刷部分と非印刷部分を反転する。
【0036】
次に、本実施の形態に係るテーププリンタ1の処理手順について、図3を参照しつつ説明する。図3はテーププリンタ1の全体の処理手順を表したフローチャートである。テーププリンタ1に対する電源投入により制御装置が動作開始となる。まず、ステップS110(以下、S110と略す。以下のステップも同様)に移行してテーププリンタ1全体の初期化を行う。具体的には、CPU61、RAM63及びインターフェース66の動作チェックや初期化を行い、更にインターフェース66に接続されているディスプレイ2や印刷ヘッド4の動作チェックやハードウェアの初期化を行う、これらが完了すればディスプレイ2に操作画面を表示させる。その後S120に移行する。
【0037】
S120では、ユーザのキー入力を待つ。ユーザはディスプレイ2に表示された表示画面を見ながらキーボード3によりキー入力を行うことで文字列記憶部631に記憶される文字列の入力や、テーププリンタ1の操作が可能となる。テーププリンタ1は初期化完了時には文字列の入力が可能な状態で待機しており、ユーザは印刷対象となる文字列をキーボード3に配置されるテキストキーで入力することができる。また、入力待機状態においても印刷キー等の各種機能を呼び出す機能割付けキーを入力することで機能を呼び出すことができる。ユーザによりキーが入力されると、入力されたキーのキーコードをRAM63の作業エリアに記憶してS130に移行する。
【0038】
S130では、S120において入力されたキーのキーコードから、入力されたキーがテキストキーか否か判断する。テキストキーであれば(S130:YES)、S140に移行し、テキスト入力の処理を行う。テキスト入力の処理とは、S120において、記憶されているキーコードからキーコードに対応しているテキストコードを導出し、そのテキストコードを文字データとして文字列記憶部631に格納する作業である。テキスト入力の処理が完了すると再びS120に移行してユーザによるキー入力を待つ。
【0039】
S130において、S120で入力されたキーがテキストキーでない場合は(S130:NO)、S150に移行し、S120において入力されたキーが書式設定キーか否か判断する。書式設定キーであれば(S150:YES)、S160に移行し、図4のフローチャートに示す書式設定を行う。書式設定とは、文字列記憶部631に記憶されている印刷されるべき文字列の任意の文字に対して文字修飾、文字サイズ等を設定する作業である。書式設定が完了すると再びS120に移行してユーザによるキー入力を待つ。
【0040】
S150において、S120で入力されたキーが印刷範囲設定キーでない場合は(S150:NO)、S170に移行し、入力されたキーが印刷キーか否か判断する。印刷キーであれば(S170:YES)、S180に移行し、図5のフローチャートに示す印刷の処理を実行する。印刷が完了すると再びS120に移行してユーザによるキー入力を待つ。
【0041】
S170において、S120で入力されたキーが印刷キーでない場合は(S170:NO)、S190に移行し、その他の処理を実行する。その他の処理には印刷キー以外の機能呼び出しキーに対する各処理やカーソルキーの処理等が含まれる。その他の処理が完了すると再びS120に移行してユーザによるキー入力を待つ。テーププリンタ1の終了は、テーププリンタ1の電源スイッチを「OFF」にすることで実現される。
【0042】
次に、図3のS160である書式設定の処理手順について、図4を参照しつつ説明する。図4は書式設定の処理手順についてのフローチャートである。まず、S310に移行し、ユーザのキー入力を待つ。ユーザはディスプレイ2に表示された表示画面を見ながらキーボード3を操作して書式設定の対象となる文字を選択する。文字の選択はカーソルキーによるカーソルの移動と決定キーで行う。ユーザによりキーが入力されると、入力されたキーのキーコードをRAM63の作業エリアに記憶してS320に移行する。
【0043】
S320では、S310において入力されたキーのキーコードがカーソルキーか否か判断する。カーソルキーであれば(S320:YES)、S330に移行し、カーソルキーにより指示された方向にカーソルが移動可能か否か判断する。カーソルが移動可能であれば(S330:YES)、S340に移行し、カーソルキーの指示された方向にカーソルを移動させた後、再びS310に移行してユーザにキー入力を待つ。カーソルが移動可能でなければ(330:NO)、なにも処理せずに再びS310に移行してユーザによるキー入力を待つ。
【0044】
S320において、S310で入力されたキーがカーソルキーでなければ(S320:NO)、S350に移行し、入力されたキーが決定キーか否か判断する。入力されたキーが決定キーであれば(S350:YES)、S360に移行し、選択部611によりカーソル上の文字が選択される、その後S370に移行し、書式選択を行う。書式選択は、修飾の場合は、指示部612により反転、アンダーライン、ボールド書体(太文字)、アウトライン、シャドー(影)、フレーミングからユーザの希望する修飾方法を選択する。文字サイズの場合はユーザの希望する文字サイズを入力する。書式選択が終了すれば、選択された書式のデータを作業エリアに展開して設定する。その後、再びS310に移行してユーザにキー入力を待つ。
【0045】
S380において、S310で入力されたキーが決定キーでなければ(S350:NO)、S380に移行し、入力されたキーが終了キーか否か判断する。入力されたキーが終了キーでなければ(S380:NO)、なにも処理せずに再びS310に移行してユーザにキー入力を待つ。入力されたキーが終了キーであれば(S380:YES)、書式設定の処理手順である図4のフローチャートを終了して、図3のフローチャートに戻り、S120に移行する。
【0046】
次に、図3のS180である印刷の処理手順について、図5を参照しつつ説明する。図5は印刷の処理手順についてのフローチャートである。まず、S410に移行し、文字列記憶部631に記憶されている、印刷されるべき文字列のデータを全て印刷用の作業エリアに読み出す。文字列のデータには、各文字のテキストコードの他、書式設定で設定された文字修飾や文字サイズのデータを含む(図3 S160、図4参照)。その後、S420に移行し、印刷時における各文字の配置情報を作成する。その後、S430に移行する。
【0047】
S430では、S410で読み出した文字列のデータとS420で作成した全体配置情報を合わせた文字データを文字列の先頭から順に1文字分読み出す。その後、S440に移行し、文字イメージ生成部613により読み出した文字の文字イメージを生成させる。文字イメージの生成が完了した後に、S450に移行し、文字イメージを生成した文字に対して文字修飾が設定されているか否か判断する。文字修飾が設定されていない場合は(S450:NO)、S490に移行する。文字修飾が設定されている場合は(S450:YES)、S460に移行し、設定されている文字修飾が反転修飾か否か判断する。設定されている文字修飾が反転修飾の場合は(S460:YES)、S470に移行し、S440において生成した文字イメージに対して図6のフローチャートに示す反転修飾を行う。反転修飾後は、S490に移行する。設定されている文字修飾が反転修飾でない場合は(S460:NO)、S480に移行し、S440において生成した文字イメージに対してその他の修飾処理を行った後にS490に移行する。
【0048】
S490では、S420で作成した全体配置情報を基に文字イメージを印刷イメージに配置する。ここで印刷イメージとは、印刷テープに印刷される状態に即したドットパターンデータであり、その内容はプリントバッファ上に展開される。文字イメージを印刷イメージに配置後は、S500に移行し、文字列が終了したか否か判断する。文字列が終了しない場合は(S500:NO)、再びS430に移行し、文字列から次の文字を読み出す。文字列が終了した場合は(S500:YES)、S510に移行し、印刷を実行する。
その後印刷の処理手順である図5のフローチャートを終了して図3のフローチャートに戻り、S120に移行する。
【0049】
次に、図5のS470である反転部614Aによる反転修飾の処理手順について、図6と図7を参照しつつ説明する。図6は、第1の実施の形態に係る反転処理の処理手順を示すフローチャートである。図7は第1の実施の形態に係る反転処理の経過を示した具体例である。まず、S510に移行し、文字イメージ生成部613により生成された文字イメージの配置領域の外周を取り巻くように配置される配置領域外枠の枠の幅を決定する。配置領域外枠の枠の幅は、配置領域外枠対応テーブル記憶部621Aに記憶されている配置領域外枠対応テーブル(表1)により、配置領域の高さから決定される。具体的には図7(a)に示すように配置領域150の高さが24ドットの場合は、図7(b)のに示す配置領域外枠120の枠の幅は1ドットになる。配置領域外枠の枠の幅が決定した後にS520に移行する。
【0050】
S520では、S510で決定した配置領域外枠を配置領域の外周に配置した場合に印刷可能か否か判断する。印刷可能か否かは、配置領域外枠を含めた文字イメージが印刷テープの幅方向における印刷範囲内に収まっているか否かで判断する。印刷が可能であれば(S520:YES)、S530に移行し、配置領域に配置領域外枠を加えて反転処理を行う。反転処理とは、印刷される部分と印刷されない部分を反転させる処理である。具体的には、図7(b)に示すように配置余白領域110に配置領域外枠120を加えて新たな背景130とする。この場合背景の高さは配置領域150の高さ24ドットに配置領域外枠120の枠の幅の上下2ドットを加えた26ドットになる。そして非印刷部分である背景130が白、印刷部分である文字100が黒である場合に、図7(c)のように背景130を印刷部分である黒、文字100を非印刷部分である白に印刷されるように処理する。その後、反転処理の処理手順である図6のフローチャートを終了し、図5のフローチャートに戻る。S520において印刷が可能でなければ(S520:NO)、S540に移行し、エラーとしてディスプレイ2にその旨を表示し、処理を行わず反転処理の処理手順である図6のフローチャートを終了し、図5のフローチャートに戻る。
【0051】
以上、説明したように、本発明の第1の実施の形態によると、ドットパターンで文字を印刷するテーププリンタ1において印刷部分と非印刷部分とを反転させる反転修飾を実現することができ、よりインパクトの強い印刷物を作成することができる。
【0052】
また、反転修飾に際して配置領域の外周に配置領域外枠を配置することで反転修飾により文字と配置領域のさらに外側にある陽の領域とが繋がることが無くなり、視認性が向上する。さらに、配置領域外枠の枠の幅は文字サイズにより適した幅を決定するので文字列全体のバランスを維持しつつ見栄えをよくすることができる。さらに、印刷される文字の文字サイズが変わらないため、ユーザの意思に沿った文字サイズを維持することができる。
【0053】
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態との相違は反転修飾の処理手順とそれに対応する機能のみであるので、その相違点のみ説明する。まず、テーププリンタ1の機能について図8を参照しつつ説明する。図8は、第2の実施の形態に係るテーププリンタ1の内部構成を示すブロック図である。テーププリンタ1は、ROM62によって構成される縮小文字サイズ対応テーブル記憶部(記憶手段)621Bと、RAM63によって構成される文字列記憶部631と、CPU61によって構成される選択部611と、指示部(指示手段)612と、文字イメージ生成部613と、反転部(反転手段)614Bとを有している。
【0054】
縮小文字サイズ対応テーブル記憶部621Bは、配置領域の高さと、縮小文字サイズとの対応テーブルである縮小文字サイズ対応テーブルを記憶している。縮小文字サイズ対応テーブルの具体例を表2に示す(表2においては便宜上、配置領域の高さをNとして表す)。例えば、図10(a)に示すように、配置領域150の高さNが24ドットである場合は、縮小文字サイズは配置領域の高さNから2を減じた22ドットとなる。表2が示すように、配置領域150の高さ、つまり文字サイズが大きくなるに従い、縮小文字サイズも大きくなる。
【0055】
【表2】
【0056】
反転部614Bは、文字イメージ生成部613により生成された、指示部612により反転修飾の指示を受けている文字の文字イメージに対して反転修飾(図5 S470、図9、図10参照)を行う手段である。生成された文字イメージに対して直接反転修飾を行うと、文字と配置領域のさらに外側にある陽の領域とが部分的に繋がる可能性がある。そのため文字の背景である配置領域はそのまま維持しつつ、文字部分の文字サイズのみを縮小して反転修飾する。具体的には、縮小文字サイズ対応テーブル記憶部621Bに記憶されている縮小文字サイズ対応テーブルから反転修飾対象となる文字サイズ(具体的には配置領域の高さ)に適した縮小後の文字サイズを決定する。決定した文字サイズの文字を配置領域に配置して印刷部分と非印刷部分を反転する。
【0057】
次に、図5のS470である反転部614Bによる反転修飾の処理手順について、図9と図10を参照しつつ説明する。図9は、第2の実施の形態に係る反転処理の処理手順を示すフローチャートである。図10は第2の実施の形態に係る反転処理の経過を示した具体例である。まず、S610に移行し、図5のフローチャートのS440で生成された文字イメージの配置領域の高さから縮小後の文字サイズを決定する。文字サイズの決定は、文字縮小サイズ対応テーブル記憶部621Bに記憶されている縮小文字サイズ対応テーブルにより、配置領域の高さから決定される。例えば図10(a)に示すように、配置領域150の高さが24ドットである場合は、縮小文字サイズは22ドットとなる。縮小文字サイズの決定した後にS620に移行する。
【0058】
S620では、S610で決定した縮小文字サイズに文字の縮小を行う。具体的には図5のフローチャートのS440で生成された文字イメージの文字部分をS610で決定した縮小文字サイズの文字に置き換える。例えば図10(a)で表示されている24ドットの文字100を、図10(b)のように配置領域は維持しつつ24ドットの文字部分のみを22ドットの文字140に置き換える。これによって配置領域150の端部(図10(b)に便宜上描かれた破線の外側)に、見かけ上の枠であって、後の処理によって陰となる領域が生じる。その後、S630に移行し、反転処理を行う。例えば、図10の(a)、(b)に示すように非印刷部分である背景110が白、印刷部分である文字140が黒である場合に、図10(c)のように背景110を印刷部分である黒、文字140を非印刷部分である白に印刷されるように処理する。その後、反転処理の処理手順である図9のフローチャートを終了し、図5のフローチャートに戻る。
【0059】
以上、説明したように、本発明の第2の実施の形態によると、反転修飾に際して文字サイズのみを小さくすることで反転修飾により文字と配置領域のさらに外側にある陽の領域とが繋がることが無くなり、文字列全体の見易さを損なわない。
【0060】
さらに、元の文字サイズにより適した縮小文字サイズを決定するので文字列全体のバランスを維持しつつ見栄えをよくすることができる。さらに、配置領域の大きさが変化しないので印刷時の文字列全体の位置が崩れることがない。
【0061】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述の第1、第2の実施の形態では、配置領域は矩形状であるがこのような形状に限定されるものではなく、例えば配置領域の四隅が円弧状でもよい。また、上述の第1、第2の実施の形態では、印刷対象となる文字を文字単位で選択、編集、修飾しているが複数文字に対して一括処理するような構成でもよい。例えば、印刷対象となる文字を行単位やブロック単位(印刷テープ長手方向において区切られた単位)で処理するような構成である。
【0062】
また、上述の第1の実施の形態では、配置領域の外周に枠を配置する構成であるが枠に限定されるものではなく、配置領域の上下左右の少なくとも1方向に接する領域を配置してもよい。また、上述の第1の実施の形態では、配置領域の高さにより配置領域外枠の枠の幅を決定するように構成されているが、前記枠の幅はテーブルを参照することなく、計算によって求めるような構成でもよい。例えば、配置領域の高さに対して、所定の比率を掛け合わせることによって配置領域外枠の枠の幅を決定する構成である。
【0063】
さらに、上述の第1の実施の形態では配置領域の高さに合わせた幅を有する配置領域外枠を付加しているが、これに限る必要はなく、配置領域の高さに関係ない任意の幅を有する配置領域外枠を付加する構成にしてもよい。例えば、付加される配置領域外枠の幅を予め所定のドットに設定しておき、常にそのドット数の枠が配置領域の外側に付加される構成である。
【0064】
また、上述の第2の実施の形態では、配置領域の高さにより縮小文字サイズを決定するように構成されているが、前記縮小文字サイズは、テーブルを参照することなく、計算によって求めるような構成でもよい。例えば、配置領域の高さに対して、所定の比率を掛け合わせることによって縮小文字サイズを決定する構成である。
【0065】
さらに、上述の第2の実施の形態では配置領域に配置される文字を、配置領域の高さに合わせた縮小文字サイズに縮小しているが、これに限る必要はなく、配置領域の高さに関係ない任意の縮小文字サイズに縮小するように構成にしてもよい。例えば、配置される文字の縮小文字サイズを予め所定ドット数からなるサイズに設定しておき、常にそのサイズの縮小文字サイズに縮小する構成である。
【0066】
また、上述の第1、第2実施形態では、制御部がテーププリンタと一体となったスタンドアロンのタイプであるが、このようなタイプに限定されるものではなく、制御部の全部または一部をテーププリンタと接続されたパーソナルコンピュータ上で実現させるような構成でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態によるテーププリンタ1の外観図である。
【図2】 第1の実施の形態に係る、図1に示すテーププリンタ1の内部構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示すテーププリンタ1における全体の処理手順を表したフローチャートである。
【図4】 図1に示すテーププリンタ1における書式設定の処理手順についてのフローチャートである。
【図5】 図1に示すテーププリンタ1における印刷の処理手順を表したフローチャートである。
【図6】 第1の実施の形態に係る、図1に示すテーププリンタ1における反転処理の処理手順を表したフローチャートである。
【図7】 第1の実施の形態に係る、図1に示すテーププリンタ1における反転処理の処理経過の具体例である。
【図8】 第2の実施の形態に係る、図1に示すテーププリンタ1の内部構成を示すブロック図である。
【図9】 第2の実施の形態に係る、図1に示すテーププリンタ1における反転処理の処理手順を表したフローチャートである。
【図10】 第2の実施の形態に係る、図1に示すテーププリンタ1における反転処理の処理経過の具体例である。
【符号の説明】
1 テーププリンタ
2 ディスプレイ
3 キーボード
4 印刷ヘッド
6 制御部
61 CPU
62 ROM
63 RAM
611 選択部
612 指示部
613 文字イメージ生成部
614 反転部
631 文字列記憶部
621A 配置領域外枠対応テーブル記憶部
621B 縮小文字サイズ対応テーブル記憶部
Claims (4)
- テープ状印刷媒体に文字を印刷するために、ドットパターンで文字の印刷データを生成するテープ印刷制御装置であって、
印刷される文字のフォントサイズに応じて予め定められた領域であって、文字が配置される配置領域と、前記配置領域内に配置される文字との陰陽を反転させる反転修飾を指示する指示手段と、
前記指示手段によって反転修飾が指示されている場合に、前記配置領域を陰とし、その領域内に配置される文字を陽とし、前記配置領域内に配置されて陽となる文字を前記配置領域より縮小した印刷データをドットパターンで生成する反転手段とを備えたことを特徴とするテープ印刷制御装置。 - 前記反転手段は、前記配置領域の高さより小さい縮小文字サイズと前記配置領域の高さとを対応付けて記憶する記憶手段を備え、
前記配置領域の高さに応じた前記縮小文字サイズを前記記億手段から抽出することによって、前記配置領域内に配置されて陽となる文字のサイズを決定することを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷制御装置。 - テープ状印刷媒体に文字を印刷するために、ドットパターンで文字の印刷データを生成するコンピュータを、
印刷される文字のフォントサイズに応じて予め定められた領域であって、文字が配置される配置領域と、前記配置領域内に配置される文字との陰陽を反転させる反転修飾を指示する指示手段と、
前記指示手段によって反転修飾が指示されている場合に、前記配置領域を陰とし、その領域内に配置される文字を陽とし、前記配置領域内に配置されて陽となる文字を前記配置領域より縮小した印刷データをドットパターンで生成する反転手段として機能させることを特徴とするプログラム。 - 前記反転手段が、前記配置領域の高さより小さい縮小文字サイズと前記配置領域の高さとを対応付けて記憶する記憶手段を備え、
前記配置領域の高さに応じた前記縮小文字サイズを前記記憶手段から抽出することによって、前記配置領域内に配置されて陽となる文字のサイズを決定するように、前記コンピュータを機能させることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
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-
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