JP4277188B2 - 吸盤具及びそれを備えた吸着固定装置 - Google Patents

吸盤具及びそれを備えた吸着固定装置 Download PDF

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Description

本発明は、真空装置による吸引力によって物品を保持するものであり、特に、真空装置のより物品に吸着する吸盤具とそれを備えた吸着固定装置に関するものである。
自動車工場の生産現場においては、手順よく次から次へとそれぞれの担当者へ物品を受け渡し、物品を組み立てる作業が行われている。例えば、車両のドアを製造する現場において、作業員は、アウターパネル、インナーパネル、リインフォースなどを重ね合わせて製造されたドアに対して、ドアに開設されたサービスホール(作業穴)を介して、インナーパネルとアウターパネルとによって画成される閉断面の中にドアロック装置,ECU,電気配線等を取り付けたり、インナーパネル表面にドアトリムを取り付ける作業を行っている。
このような取付作業は、取付先のドアが起立した状態で行うのが効率的である。そのため、ドアを起立状態にして保持する固定具を使用して取付作業を行うことが考えられる。例えば、この固定具としては、真空装置にパイプを介して連結された吸盤を、ドアに吸着させて、ドアを固定保持するものが考えられる。
また、従来、真空装置の吸引力を利用して、真空吸引パッドを物品に吸着させて、物品を搬送する装置も知られている(特許文献1)。この装置は、版置台上に位置決め堆積された刷板を吸着機構により一枚毎吸着保持して自動トンボ描画機のトンボ描画台上に位置決め給版し、かつトンボ描画後の刷板を再び吸着して版立台へ排出するものである。
実公昭60−119039号公報
しかしながら、従来の特許文献1等に示す装置においては、検知手段を備え、検知手段により検知された物品のサイズに応じて、複数ある吸盤の内で有効なものを選定して該吸盤を真空引きすることで、物品を保持しているので、吸着機構を複数の系列備えると共に、各系列に対応した真空装置を備える必要があるので、装置の構造が複雑になり、製造コストも嵩むことになる。
本発明は、以上の点に鑑み、簡素な構造であって、操作も簡便な吸盤とそれを用いた吸着固定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の吸盤具は、物品を起立状態に保持する吸着固定装置において、真空装置の吸引によって上記物品に吸着するに際し、先端が閉塞し基端が開口した筒状のノズルと、両端が開口し先が大きく開いているラッパ状の先端を有し弾性及び可撓性を有する筒状の吸盤と、を備えていて、上記ノズルが、筒状の側面に中空の内部に通ずる開口を少なくとも一つ開設しており、上記吸盤が、内周面に該開口を閉塞する凸部を形成しており、上記開口に上記凸部が嵌入するように、上記吸盤が上記ノズルに被着していることを特徴としている。
本発明の吸盤具は、前記ノズルの外周に筋状の膨出部を形成している。
また、上記目的を達成するために、本発明の吸着固定装置は、真空装置と、該真空装置にバキュームホースを介して接続した骨組状のパイプと、該骨組状のパイプから突出した複数の吸盤取付用パイプと、各吸盤取付用パイプに取り付けた吸盤具と、を備えていて、該吸盤具が、先端が閉塞し基端が開口した筒状のノズルと、両端が開口し先が大きく開いているラッパ状の先端を有し弾性及び可撓性を有する筒状の吸盤と、を備えており、上記ノズルが、筒状の側面に中空の内部に通ずる開口を少なくとも一つ開設しており、上記吸盤が、内周面に該開口を閉塞する凸部を形成しており、上記開口に上記凸部が嵌入するように、上記吸盤が上記ノズルに被着している。
本発明の吸着固定装置は、前記ノズルの外周に筋状の膨出部を形成している。
本発明の吸着固定装置は、前記真空装置を収容する台を備えており、前記骨組状のパイプを上記台に設けた一対のブラケットに回転可能に枢支したことを特徴としている。
また、本発明の吸着固定装置は、前記骨組状のパイプの回転を規制するように、角度調節機構を前記ブラケットに設けたことを特徴としている。
さらに、本発明の吸着固定装置は、前記台に複数のキャスターを取り付けたことを特徴としている。
さらに、本発明の吸着固定装置は、前記骨組状のパイプに、車両のドアを載せるローラーを取り付けたことを特徴としている。
本発明によれば、吸着固定装置を簡素に構成することができると共に、各種の車両のドアを簡単に支持できるのでドアの部品取付作業に効果的である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る吸着固定装置1の斜視図であり、この吸着固定装置1は、作業現場の床に載置する台2と、この台2に対して第一バキュームホース3を介して接続しており、各種部品の取付先であるドアWを支持する支持部4と、を備えている。
台2は箱形に形成され、内部に真空ポンプ5を収容していると共に、本体側面に真空ポンプ5の起動スイッチ6を取り付けており、さらに、起動スイッチ6に接続された電源ケーブル7が本体2の外に延出している。
さらに、真空ポンプ5から延出している第二バキュームホース8が、台上面に設けた開閉バルブ9を介して、第一バキュームホース3に接続されている。
また、台2は、台2の上面から垂直に起立した一対のブラケット10を台2の長尺方向に並設しており、このブラケット10に支持部4が取り付けられるようになっている。なお、各ブラケット10には支持部4が回転可能に枢支されており、所望の角度に支持部4を傾けた状態でその姿勢を維持するように支持部4の回転を規制する角度調節機構としてのネジ11がブラケット10の上端に設けられている。なお、作業現場での移動を容易にするために、本体2の下面の四隅にキャスターが取り付けられていると便利である。
次に、支持部4は、車両のドアWを支持するものであり、第一フレーム12と、溶接などの固定手段によって第一フレーム12に固着している第二フレーム13と、この第二フレーム13に取り付けた複数の吸盤具14と、を備えている。尚、図に示す例では、支持部4には、15個の吸盤具14が設けられている。
第一フレーム12は、パイプ等の鋼材を門形に折り曲げて形成されたものであり、一対のブラケット10,10に回転可能に枢支されている。なお、図1に示すように、第一フレーム12の高さは、例えばドアWの高さに対応しており、図に示す例ではブラケット10の高さの2倍〜2.5倍程度に設定されており、高さの中間或いはその近傍の位置にてブラケット10に枢支されている。また、第一フレーム12の両方の下端は物品取付面側に突出するように折り曲げられており、その各先端にドアWを載せるローラー15が取り付けられている。
第二フレーム13は、複数の同形のパイプを溶接等により接合して組み立てられたものであり、図に示す例では、横パイプ13aを上下に間隔をおいて3段、それらの両端に縦パイプ13bを配置して、骨組状に形成されている。
さらに、第二フレーム13の物品取付面側には、上下左右に所定の間隔をおいて、複数の吸盤取付用のパイプ(以下、取付パイプと称す)13cが前方に突出している。また、第二フレーム13の背面側には、第一バキュームホース3を連結するためのパイプ(以下、連結パイプと称す)13dが突出している。
ここで、第二フレーム13を構成する横パイプ13a,縦パイプ13b,取付パイプ13c及び連結パイプ13dは、何れも連通しているが、取付パイプ13cの先端と連結パイプ13dの先端との間の何れの箇所も気密的に構成されている。すなわち、第二フレーム13内の気体は、取付パイプ13c及び連結パイプ13dの先端部の開口のみから外部に出ることができるようになっている。
次に、取付パイプ13cに取り付けられる吸盤具14について説明する。図2は本発明の実施形態に係る吸盤具14を示す斜視図であり、図3は本発明の実施形態に係る吸盤具14の分解斜視図であり、図3は図4の吸盤具14の一部が破断した状態を示す分解斜視図である。
図2〜図4に示すように、本発明の実施形態に係る吸盤具14は、ノズル20と吸盤21とにより構成される。
ノズル20は、取付パイプ13cに嵌入するものであり、先端が閉塞し基端が開口した金属製の筒体である。このノズル20には、円筒軸まわり90度毎に中空内部に通ずる開口20aがノズル先端寄りのノズル側面に開設されている。また、ノズル20の基端寄りには、一対の筋状の膨出部20b,20cがノズル20の外周を一回りするように、基端から所定長離れた位置にノズル20と一体に形成されている。そして、この膨出部20bによって、ノズル20が、取付パイプ13cに嵌入して入り込む距離が規制される。すなわち、膨出部20bが取付パイプ13cの先端に当接するまで、ノズル20は、取付パイプ13cの中に入ることができるようになっている。
一方、吸盤21は、ノズル20に被着するものであり、ゴム,シリコン等の弾性及び可撓性を有する材料により作られている。そして、図に示すように、吸盤21は、両端を開口した筒本体21aと、この筒本体21aの先端側に筒本体21aと一体に形成された、先が大きく開いているラッパ状の吸着部21bと、により構成されている。
ここで、吸盤21の内部、すなわち、筒本体21aの内周面には、ノズル20の開口20aに対応した位置に各開口20aに嵌入する凸部21a1が筒本体21aと一体に形成されていて、吸盤21がノズル20まわりに被着している状態でノズル20の開口20aを閉塞するようになっている。なお、吸盤21に対してノズル20は、前記したノズル20の膨出部20cに吸盤21の筒本体21aの基端が当接するまで挿入することができるようになっている。ここで、ノズル20の開口20aがノズル先端寄りに配置されていることから、吸盤21の凸部21a1も筒本体21aの先端の開口寄りに配置されることになる。
このように構成される本発明の実施形態に係る吸着固定装置1の操作方法について説明する。
図5(A)〜(D)は本発明の実施形態に係る吸着固定装置1の操作方法を説明するための図であり、使用に際して先ず作業員は開閉バルブ9を開いて、起動スイッチ6をオンにする。すると、真空ポンプ5が起動して、バキュームホース3,8や第二フレーム13(横パイプ13a,縦パイプ13b,取付パイプ13c及び連結パイプ13d)を経て、真空ポンプ5から各吸盤具14のノズル20までが真空状態と化す。
ここで、図6(A)はドアWに吸着する前の吸盤21の状態を示しており、この図6(A)に示すように、吸盤具14にドアWが押しつけられていないときには、吸盤具14のノズル20内の気体は、真空ポンプ5の働きによって吸引されて、開口20aから外部の気体がノズル内に入り込もうとするが、ノズル20のまわりに被着した吸盤21の凸部21a1が該開口20aを閉塞しているため、外気がこの状態では入り込むことができず、ノズル20内が真空状態と化す。
そして、図5(A)に示すように、作業員は、使用とする吸盤具14の位置を確認しながら、ドアWの下端を吸着固定装置1のローラー15の上に載せる。
次に、作業員は、ドアWを吸盤具14に押しつける。
ここで、図6(B)はドアWに吸着したときの吸盤の状態を示しており、図5(B)に示すように、作業員が、吸盤具14にドアWを押しつけると、図6(B)に示すように、吸着部21bが、つぶれて図6(A)の通常の状態の開口面積よりも大きくなるように拡開し、これに連動して、筒本体21aの先端、すなわち筒本体21aと吸着部21bとの連結部位も外方向に直径を大きくするように広がる。これにより、ノズル20の開口20aに嵌入していた凸部21a1が該開口20aから外れることになり、吸着部21bとドアWの表面とで画成される空間(以下、吸着空間と称す)とノズル20内とが連通する。そして、このとき真空ポンプ5が働いているので、吸着空間内の気体も真空ポンプによって吸着固定装置1外部へ排出されて、吸着空間内も真空状態と化す。これによって、吸盤具14をドアWに吸着することができる。なお、このような吸着作用は、ドアWに当接する各吸盤具14において生ずる。
このように吸盤具14がドアWに吸着した状態において、作業員は、図5(C)に示すように、ドアWに各種部品の取付作業を行う。
なお、ドアWが4ドア車のフロントドアのように短尺の場合には、図7(A)に示すように、吸着固定装置1に配設された15個の吸盤具14を全て使用するのではなく、一部の吸盤具14(図の例では9個)を使用して、ドアWを吸着固定装置1に固定して部品取付作業を行えばよい。なお、この場合、使用しない吸盤具14は、図6(A)に示すように、内部が真空状態になるが、その吸着部21bにはドアWが当接しないので、ノズル20の開口20aが開放されることはない。
一方、ドアWが2ドア車のフロントドアのように長尺である場合は、図7(B)に示すように、吸着固定装置1に配設された全ての吸盤具14を使用して、ドアWを吸着固定装置1に固定して部品取付作業を行う。
また、ドアWが4ドア車のリヤドアのような短尺である場合は、作業員は、図7(C)に示すように、図7(A)と同様にして、吸着固定装置1の一部の吸盤具14を使用してドアWを吸着固定装置1に固定し、部品取付作業を行うことができる。
なお、図7(A)〜(C)においては、車両の左側のドアが吸着固定装置1に固定した状態を示したが、左側のドアWの固定と同様にして、車両の右側のドアも吸着固定装置1によって支持することができるのは勿論である。
そして、取付作業が終了して、吸着固定装置1からドアWを取り外す際には、作業員は開閉バルブ9を閉じて、開閉バルブ9から吸盤具14までの真空状態を解除する。これにより、ドアWに対する吸盤具14の吸着力が低下する。よって、作業員は、容易にドアWを吸着固定装置1から取り外して起動スイッチ7をオフにすることができる(図5(D)参照)。
このように、本発明の実施形態に係る吸着固定装置1によれば、各吸盤具14の開閉の調節作業が不要である。従来技術で例示した特許文献1等に示す技術においては、センサーなどを設けて、センサーの検出結果に基づいた制御等が必要であったが、本発明においては、開閉バルブ9を開くだけの設定で吸盤具14に対する調節作業が終了するので、構成を簡素にすることができる。
そして、本発明においては、複数配設した吸盤具14の内で使用する吸盤具14に対応してドアWを吸着固定装置1に押しつければ、ドアWに当接した吸盤具14のみに吸着作用が生じて、ドアWを吸着固定装置1に支持することできるので、取扱操作が非常に簡便である。
また、吸着固定装置1には、複数の吸盤具14がマトリックス状に上下左右に所定の間隔を空けて配設されているので、ドアWのサイズや形状に依存することなく、各種の車両のドアWを支持することができる。
以上説明したが、本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲において、様々な形態で実施することができる。例えば、以上の説明では、2ドア車や4ドア車のドアWを支持する場合を説明したが、その他の車高の高いワンボックスカー等のスライドドアなども支持することができる。なお、その場合には、第二フレーム13(横パイプ13a,縦パイプ13b,取付パイプ13c及び連結パイプ13d)を例示した形態よりも大きく構成するのが望ましい。例えば、第二フレーム13の横パイプ13aを上下に四段或いはそれ以上配設してもよい。また、上記例示した第二フレーム13においては、左右の両端に縦パイプ13bを配設した構成を示したが、横パイプ13aの両端間にも1以上の縦パイプ13bを配設してもよいのは勿論である。また、上記説明では、吸盤の先端がラッパ状に形成されており、それが図に示すように円錐状を呈する場合を例示したが、ラッパ状の形態としては、円錐に限らず、三角錐,四角錐の他、多角錐等であってもよい。
本発明によれば、各種の車両のドア等の平板面を有する方形状の物品を簡単に支持することができるので、ドア等の物品に部品を取り付けるのに便利である。
本発明の実施の形態に係る吸着固定装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る吸盤具を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る吸盤具の分解斜視図である。 図4の吸盤具の一部を破断した状態を示す分解斜視図である。 (A)〜(D)は本発明の実施形態に係る吸着固定装置の操作方法を説明するための図である。 (A)はドアに吸着する前の吸盤の状態を示す図であり、(B)はドアに吸着したときの吸盤の状態を示す図である。 (A)〜(C)は、それぞれ本発明の実施形態に係る吸着固定装置がドアを支持している状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 吸着固定装置
2 台
3 第一バキュームホース
4 支持部
5 真空ポンプ
6 起動スイッチ
7 電源ケーブル
8 第二バキュームホース
9 開閉バルブ
10 ブラケット
11 ネジ(角度調節機構)
12 第一フレーム
13 第二フレーム
13a 横パイプ
13b 縦パイプ
13c 取付パイプ
13d 連結パイプ
14 吸盤具
15 ローラー
20 ノズル
20a 開口
20b,20c 膨出部
21 吸盤
21a 筒本体
21a1 凸部
21b 吸着部
W ドア

Claims (8)

  1. 物品を起立状態に保持する吸着固定装置において、真空装置の吸引によって上記物品に吸着する吸盤具であって、
    先端が閉塞し基端が開口した筒状のノズルと、両端が開口し、先が大きく開いているラッパ状の先端を有し、弾性及び可撓性を有する筒状の吸盤と、を備えていて、
    上記ノズルが、筒状の側面に中空の内部に通ずる開口を少なくとも一つ開設しており、 上記吸盤が、内周面に該開口を閉塞する凸部を形成しており、
    上記開口に上記凸部が嵌入するように、上記吸盤を上記ノズルに被着したことを特徴とする、吸着固定装置に利用される吸盤具。
  2. 前記ノズルの外周に筋状の膨出部を形成したことを特徴とする、請求項1に記載の吸盤具。
  3. 真空装置と、該真空装置にバキュームホースを介して接続した骨組状のパイプと、該骨組状のパイプから突出した複数の吸盤取付用パイプと、各吸盤取付用パイプに取り付けた吸盤具と、を備えていて、
    上記吸盤具が、先端が閉塞し基端が開口した筒状のノズルと、両端が開口し、先が大きく開いているラッパ状の先端を有し、弾性及び可撓性を有する筒状の吸盤と、を備えており、
    上記ノズルが、筒状の側面に中空の内部に通ずる開口を少なくとも一つ開設しており、 上記吸盤が、内周面に該開口を閉塞する凸部を形成しており、
    上記開口に上記凸部が嵌入するように、上記吸盤が上記ノズルに被着していることを特徴とする、吸着固定装置。
  4. 前記ノズルの外周に筋状の膨出部を形成していることを特徴とする、請求項3に記載の吸着固定装置。
  5. 前記真空装置を収容する台を備えており、前記骨組状のパイプを上記台に設けた一対のブラケットに回転可能に枢支したことを特徴とする、請求項3又は4に記載の吸着固定装置。
  6. 前記骨組状のパイプの回転を規制するように、角度調節機構を前記ブラケットに設けたことを特徴とする、請求項5に記載の吸着固定装置。
  7. 前記台に複数のキャスターを取り付けたことを特徴とする、請求項5又は6に記載の吸着固定装置。
  8. 前記骨組状のパイプに、車両のドアを載せるローラーを取り付けたことを特徴とする、請求項3〜7の何れかに記載の吸着固定装置。
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