JP4276402B2 - 帳票処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テキスト、グラフィックス等からなる帳票情報の処理の技術分野に属し、入力されたデータを処理しその処理データを出力するとともに、出力データを復元および属性付与する帳票処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、入力されたデータを処理しその処理データを出力、復元する情報処理装置において、出力する帳票の枚数が多く、かつ、それら帳票を所定期間保存が義務付けられている場合がある。例えば、医療分野における帳票情報処理の流れは、先ず、医療機関において患者の診療内容を記載したレセプト(診療報酬明細書)が作成され、次いで、それらレセプトは1ケ月毎に審査機関に提出され、記載内容の審査が行われる。
【0003】
従来、これらの帳票は、医療機関においてコンピュータシステムのプリンタから紙の形で出力され、紙の形のままで審査機関に提出されることが多い。特開2001−34627号に、紙の形式で提出されたレセプトを検索、点検するために文字認識を用いることが記載されている。帳票を紙の形のままで提出する紙方式では、紙資源の保護の観点からみて資源の浪費となり、また、紙の形のままではかさばって広い保管場所の確保が必要であるという問題がある。また、紙形式では、帳票の量が多くなると目的の帳票の検索や閲覧が困難になるという問題がある。さらに、文字認識を用いる場合、紙の汚れ等によりデータ読み取りの精度が低くなることがあり、文字認識結果を目視で修正するという人手作業が必要になる。上記問題を解決するため、医療機関のコンピュータシステムにおいて、診療内容に属性を付与したデータベースを作成して電子媒体に当該データベースを出力し、電子媒体で審査機関に提出するデータベース方式も一部採用されており、紙若しくは電子媒体の形式での提出を選択採用することができる。
【0004】
診療内容に属性を付与したデータを電子媒体で提出する上記データベース方式は、単純に帳票を紙に印刷して紙形式で帳票を提出する紙方式と比べて、医療機関におけるコンピュータシステムの改造にコストがかかる可能性がある。また、データベースとして属性を付与するために、傷病名、治療内容等に対応したコードをマスタとして医療機関のコンピュータシステムに保持しておく必要があり、当該マスタの変更等の保守作業に医療機関の負担がかかる可能性がある。
【0005】
従来、電子媒体に診療内容を保存する場合の別のデータ形式として、帳票描画様式で印刷データを保管する印刷データ方式がある。この帳票描画様式で印刷データを保管する印刷データ方式については、出力装置の仕様の違いに影響されないページ記述言語によって記述された描画コマンドの集合を記憶しておき、出力装置の仕様に適合して出力することが、特開平6−162008号、特開2001−216453号に記載されている。また、特開平7−311778号には、プリンタセレクタを用いて、仮想プリンタドライバとプリンタドライバを切り替え、紙に印刷するのではなく、仮想プリンタドライバによって帳票データをファイルの形式で保存することが記載されている。さらに、特開2001−216453号には通信回線で接続されたクライアントとサーバ間で、帳票描画形式で保管された印刷データを伝送し、帳票を画面に表示することが記載されている。また、特開平7−311778号には、表示のためのブラウザデータを描画コマンドから作成することが記載されている。また、帳票に記載された氏名文字列中の文字のように、標準の文字コードが決められていない外字を含む文字列を印刷または画面表示することに関して、特開2000−250897号には、外字の表現形態の同一性を保持する目的で、異なる文字コード体系をもつシステム間では、外字の内で類似するフォントについては、各システムの外字コードを対応付けしておくことが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の帳票描画様式で印刷データを保管する印刷データ方式では、次のような課題がある。すなわち、
(1)帳票の内容を審査するためには、帳票の記載内容である傷病名や治療方法の文字列にコードを付与する必要がある。コード付与の必要な理由は、予め決められたマスタにおいて診療内容にはコード(以下、内容コードと呼ぶ)が決められており、当該コードに従って、診療報酬が算出されるためである。帳票では項目とそれに対応した内容が記載されているため内容に対応する項目と対応づける、つまりは対応する項目欄記載の文字列を属性として付与する必要がある。例えば、傷病名という項目に内容として心不全という文字列が記載されている場合、内容である心不全に対して傷病名という属性を付与する必要がある。しかしながら、特開平6−162008号、特開2001−216453号においては、描画コマンドの集合である印刷データを表示することが記載されているが、記載内容に属性を付与すること又内容を抽出することが考慮されていない。印刷データ内の文字列は順番がまちまちであり、項目文字列とそれに対応する内容文字列が明示的に区別されていないため、印刷データそのままでは得られた文字列が何を意味しているのか、属性の判別が不能である。例えば、レセプトには、漢字文字列や数字文字列が記載されているが、漢字文字列が傷病名をあらわすのか、治療方法をあらわすのか、判別が不能である。特に、数字文字列が記載されている場合、当該数字文字列が、レセプトの請求点なのか、一部負担金なのか、属性の判別が不能である。
【0007】
(2)印刷データの形式で審査機関に提出された場合、当該印刷データを画面に表示、あるいは印刷するとき、医療機関ごとに外字に割り当てられる文字コードが異なり、外字の取り扱いが不明である。特開2000−250897号には、外字の対応付けを予め行うことが記載されているが、多数の医療機関ごとに別々に割り当てられた外字を対応付けることは、実用上困難である。
【0008】
(3)レセプトには続紙が添付されている場合があり、当該続紙を印刷データとして扱う方法や続紙からの内容抽出および内容コード化の方法が不明である。
【0009】
(4)印刷データに対する編集の方法が不明である。レセプトには項目としての決定点を記載する欄がある。診療内容を審査機関で審査した後、当該決定点欄に決定点を記入することになるが、印刷データに対して、決定点を挿入するという編集方法は不明である。その理由は、印刷データ内に文字列が点在しており、決定点の文字列の挿入位置が単純には決定できないためである。
【0010】
(5)印刷データに対して検索を行う場合、キー文字列を含む文字列を抽出することは、特開2001−216453号に記載されているが、属性を利用した検索について考慮されていない。したがって、例えば、属性として請求点をもつ数字文字列が所定値より大きいレセプトを検索する場合、レセプトには多くの数字文字列が記載されており、所望のレセプトを抽出することは困難である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願において開示される発明のうち代表的なものは以下の通りである。
【0012】
本願は、帳票に記載されるべき文字のコード及び前記文字コードの位置座標を有する文字情報と、前記帳票に記載される線の始点の位置座標及び終点の位置座標を有する線情報とを有する入力データを取得する第1の手段と、前記入力データの処理を制御する制御手段と、データ記憶手段とを備え、前記記憶手段は、帳票に印刷される枠の構造及び枠の属性を記憶し、前記制御手段は、取得した前記入力データから線情報を用いて枠を抽出し、前記抽出した枠と前記記憶されている枠の構造とを対応づけて、前記抽出した枠に枠の属性を付与するものであり、取得した前記入力データから前記文字情報を用いて前記文字コードからなる文字列を抽出し、前記抽出した前記枠の座標と前記文字コードが文字として記載される座標とを対応づけて前記文字列に前記枠の属性を付与し、前記属性づけられた文字列を前記データ記憶手段に記憶させる処理を制御することを特徴とする帳票処理装置を開示する。詳しくは、上記欄情報を、項目欄は該項目欄中の文字列、内容欄は対応する項目欄に記載される文字列と対応づけられて辞書として記憶し、上記制御手段は、上記印刷データから線情報を抽出して上記辞書に記憶される欄情報と上記抽出された線情報を照合し、照合結果に基づいて、内容欄内の文字列に上記辞書に記憶される対応する項目欄の文字列を属性として付与することを特徴とする。よって、印刷データから内容欄の位置座標を検出し、その内容欄に含まれる文字列に属性を付与するので、印刷データ内の文字列を項目の文字列とその項目に対応した内容の文字列に選別することができる。又、予め欄の構造をもつ保持した枠構造辞書や、項目欄と内容欄の相対的な位置関係を保持した属性辞書を利用するので、印刷データから抽出した文字列に対して、項目の文字列と、その項目に対応した内容の文字列を区別することができる。
【0013】
さらに、入力データの続紙の内容に対して特定の属性を付与することにより、続紙の入力データを1枚目の印刷データと併せて一つの印刷データとしており、また、続紙の内容に特定の属性、例えば、レセプトでは明細欄という属性を付与するので、続紙から内容を抽出することができる。
【0014】
又、取得した描画コマンドの内容を解釈するステップと、文字の描画コマンドについて該文字が内字か外字か判定するステップと、外字と判定された場合には、該外字のビットマップデータを取得するステップと、上記ビットマップデータと上記外字の位置座標を含む印刷データを出力するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを開示する。よって、印刷データごとに外字のビットマップイメージを保持しているので、多数の医療機関ごとに別々に割り当てられた外字が帳票に含まれる場合でも、正確に外字のフォントを画面に表示したり、プリンタで紙に印刷したりすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。尚、本願の処理はコンピュータ等の情報機器に本願処理フローを実行させるプログラムをインストールすることによっても実現される。
【0016】
図1は本発明の一実施形態である帳票情報処理装置の構成図である。通信回線100を介して、医療機関に設置された帳票作成部101と審査機関に設置された帳票内容コード化部102とからなる。制御部107は帳票作成部101の各部を制御しており、起動されたアプリケーションプログラム108により、例えば、診療内容をキーボード等から入力され帳票情報が作成される。紙に印刷される場合は、作成した帳票情報はプリンタセレクタ109により、プリンタドライバ110を選択し、プリンタ103に紙の形式で出力される。一方、印刷データとしてファイルの形式で出力される場合は、仮想プリンタドライバ111が選択される。本発明において仮想プリンタドライバは、実際のプリンタに帳票情報を出力するのではなく、アプリケーションプログラム108から印刷用に出力される描画コマンドを解釈して帳票情報を電子的なファイルの形式である印刷データファイル113に出力する。描画コマンドとしては、グラフィックの印刷・表示用の命令であってもよいし、帳票を記述するページ記述言語やインタネット向けの記述言語XMLであってもよい。なお、仮想プリンタドライバに関しては、特開平7−311778に一例が記載されている。又、帳票作成部101には外字ファイル112が具備されており、帳票情報である文字として外字が使用された場合、仮想プリンタドライバ111は、外字情報を印刷データファイル113に出力する。印刷データファイル113には、位置座標を含む文字情報、線情報、外字のフォントをあらわすビットマップイメージを含む外字情報、および、頁の制御情報が保存される。印刷データファイル113は、通信回線100を介して帳票内容コード化部102に伝送される。なお、当該印刷データファイル113は電子媒体、例えば、フレキシブルディスク等、で帳票内容コード化部102に配送してもよい。また、帳票内容コード化部102と帳票作成部101とが、同じ計算機内部にある構成であってもよい。
【0017】
帳票内容コード化部102では、伝送された印刷データを印刷データファイル129に保管するとともに、当該印刷データを解析し、内容を抽出するとともに、所定のコードに変換する。制御部120によって各部が制御されている。また、表示装置104、キーボード105、プリンタ106が接続されている。画面表示・印刷部125では、印刷データからビットマップイメージを生成し、表示装置104で画面に帳票を表示する。また、プリンタ106によって紙に帳票を印刷する。内容抽出部121では、印刷データから帳票の項目欄と項目に対応した内容欄を抽出する。ここでは、予め設定している枠の構造や項目名である属性を備えた枠・属性辞書122を用いて、内容を抽出する。例えば、レセプトでは項目として傷病名があり、傷病名に対応した内容欄に具体的な傷病名、例えば、心不全などが記載されており、当該内容抽出部121で、項目である傷病名に対応した具体的な内容である心不全などの文字列を抽出し、属性付き内容ファイル128に格納する。また、コード変換部123では、傷病名とその内容コードを保管している変換表124を用いて、抽出した内容文字列を内容コードに変換し、コード化ファイル127に格納する。
【0018】
編集・検索部126では、印刷データに対して、指定の属性をもつ内容欄の変更を行うとともに、属性を含む検索条件に従って、印刷データを検索し、所望の帳票情報を求める。
【0019】
図4に情報処理の対象とする帳票の一例として、紙に印刷、または、画面に表示された状態の帳票を400で示す。帳票は図示のように、文字情報と線情報からなる。縦線および横線で囲まれた領域が枠である。枠内の文字列410、420、412、421、422等と枠外の文字列401、402、403、404からなる。「氏名」と記載された項目欄410に対応して内容文字列420があり、当該欄に「山田次郎」が記載されている。また、同じように、項目欄412に対応して内容文字列421、422がある。さらに項目欄413に対応して内容文字列424、425がある。項目の文字列415「請求点」と、それに対応する内容文字列426「6,655」が同じ枠に記載されている場合もある。項目の文字列416「決定点」には、対応する内容文字列の記載がない。「点数」414と記載された文字列に対して、内容文字列423が記載されている。また、項目名の文字列417「一部負担金円」に対応する内容文字列427「8,445」は、項目の枠と同じである。枠外の文字列401、402、403、404は、それぞれ、内容文字列である。属性「診療年」に対する内容文字列401として「13」、属性「診療月」に対する内容文字列402として「10」、属性「県番号」の内容文字列403として「33」、属性「医療機関コード」の内容文字列404として「123456」が記載されている。
【0020】
次に図1に示した各部の詳細を説明する。
【0021】
図10は仮想プリンタドライバ111により印刷データファイル113を作成する手順の説明図である。仮想プリンタドライバを用いて印刷を実行すると、ステップ1000で仮想プリンタドライバに送られてきた描画コマンドが尽きるまで、ステップ1001、1002以下の処理を行う。ステップ1001で描画コマンドを受信し、ステップ1002で、当該描画コマンドが、頁開始制御情報、文字・線・外字情報、頁終了制御情報、のいずれかを判定する。もし、頁開始制御情報である場合、ステップ1003で印刷データファイル113をオープンする。また、当該描画コマンドが文字・線・外字情報の場合、ステップ1004で印刷情報を生成する。さらに、当該描画コマンドが頁終了制御情報である場合、ステップ1005で印刷データファイル113をクローズし、ステップ1006で、1007で示す処理ポイントに移動する。
【0022】
図9はステップ1004印刷情報の生成処理の手順を説明する図である。ステップ900で描画コマンドを入力し、ステップ901で当該描画コマンドを解釈する。ステップ902で描画コマンドの描画対象が文字か、文字以外、例えば線であるかを判定する。もし、描画コマンドの描画対象が文字の場合、ステップ903で内字か外字かを判定する。ここで、内字とは標準的に文字にコードが割り当てられている文字であり、工業規格として文字コードが決められているものである。一方、外字とは工業規格として文字コードの決められていないものをいう。内字の場合、描画コマンドの解釈結果からステップ904でフォントを指定し、さらに、ステップ905で文字位置を指定し、ステップ906で文字情報を生成し、ステップ907で文字情報を印刷データファイル113に格納する。文字情報の例を303に示す。一方、もし、ステップ903で外字と判定された場合、ステップ908で外字のフォントをビットマップ形式で格納している外字ファイル112のビットマップ画像にアクセスし、ステップ909で当該外字の画像を読み込む。そして、ステップ910で文字の位置座標を指定し、ステップ911で外字情報305を生成し、ステップ912で外字情報305を印刷データファイル113に格納する。外字情報305の一例を800に示す。ステップ902で描画コマンドの描画対象が文字以外であると判定された場合、ステップ913で線の始点と終点の位置座標を指定し、ステップ914で線情報304を生成し、ステップ915で線情報304を印刷データファイル113に格納する。最後にステップ916で描画コマンドからの印刷情報の生成終了を送信する。
【0023】
図2は内容抽出部121の処理の流れ図である。文字情報と線情報、外字情報を含む印刷データに対して、ステップ200で先ず、各文字の位置座標を文字情報として抽出する。そして、ステップ201で外字情報、ステップ202で線情報を抽出する。線情報としては、線の始点座標と終点座標を備えており、縦線と横線がある。ステップ203で、線情報を用い、縦線と横線で囲まれた枠を抽出する。ステップ204で抽出した各枠に対して、枠・属性辞書122を用いて属性を付ける。ステップ204の属性付けの詳細処理は図15で説明する。図15は、ステップ204の属性付けの処理手順を示す図である。先ず、ステップ1500で予め備えている1300、1400で示す枠・属性辞書を入力する。また、印刷データからステップ203で抽出した枠抽出結果をステップ1501で入力する。次いで、ステップ1502で枠・属性辞書と枠抽出結果の照合を行い、辞書に設定されている枠に対応する枠を決定する。そして、ステップ1503で属性辞書1400を用い、抽出した枠に対して属性を付与する。
【0024】
ステップ205では文字情報を用いて、文字の並びである文字列を抽出する。図5はステップ203で示す枠抽出の結果とステップ205で示す文字列抽出の結果を示す。印刷データの500で示す帳票から、枠内の文字列が文字列を囲む長方形の座標として抽出される。枠510内の文字列530、枠511内の文字列531、枠512内の文字列532、枠513内の複数の文字列533、枠514内の文字列534、枠515内の文字列535、枠516内の文字列536、枠517の複数の文字列557、枠518内の複数の文字列558、枠519内の文字列559、枠520内の複数の文字列560が、それぞれ抽出されている。
【0025】
次に、ステップ206で文字列が尽きるまで、ステップ207以下の処理を繰り返す。ステップ207では、当該文字列が枠の内部か外部かを判定し、もし、枠の内部であれば、ステップ208で枠内部の内容抽出を行う。一方、当該文字列が枠の外部であれば、ステップ209で枠外部文字列への属性付けと内容抽出を行う。
【0026】
枠内部の内容抽出ステップ208の詳細を図17で説明する。先ず、ステップ1700で抽出した枠の座標と文字列の座標を入力する。そして、ステップ1701で、枠と内部の文字列との対応付けを行う。ステップ1702で枠の属性を入力し、ステップ1703で文字列に当該枠の属性を付与する。
【0027】
次に、図19はステップ209の枠外部の属性付け内容抽出処理の流れ図である。枠・属性辞書1800が読み込まれている状態で、ステップ1900で枠外の文字列が入力される。そして、ステップ1901で枠・属性辞書1800に保管されている属性が尽きるまで、ステップ1902、1903以下の処理を行う。ステップ1902では、枠・属性辞書1800の属性に対応した項目文字列を設定し、ステップ1903で入力された文字列と項目文字列の照合を行う。そして、ステップ1904で、もし、入力文字列と項目文字列が一致すれば、ステップ1905で、当該属性を一時的に登録する。ステップ1906で一時的に登録した属性があれば、ステップ1907で枠・属性辞書1800の当該属性に対応する探索方向を設定するとともに、ステップ1980で探索範囲を設定する。そして、ステップ1909で属性に対応する内容文字列を探索する。入力された文字列に照合する項目文字列が照合されない場合には入力された文字列に照合する項目文字列が照合されない場合には探索をリジェクトとすればよい。なお、帳票に元々、枠が無い印刷データの場合は、ステップ209の枠外部の属性付け・内容抽出処理を行えばよい。また、紙に枠や項目が予め印刷されているレセプト専用用紙を用いて印刷するアプリケーションプログラム108の場合、作成した印刷データには枠と項目が両方とも無い。このような枠の線情報と項目の文字情報が両方とも無い印刷データの場合、存在する文字情報から抽出した文字列に600で示す枠構造辞書と同様な仮想的な枠を設定し、その仮想的な枠を用いて内容文字列を抽出して属性を付与してもよい。
【0028】
図7はステップ209の枠外部の属性付け・内容抽出の処理結果を説明する図である。400で示す入力帳票に対するステップ209の処理結果を700に示す。ステップ209により枠内の文字列の中から、内容に対応する文字列が抽出される。ステップ203で抽出された710から720に示した枠が、予め備えられている図6で示す辞書600と照合され、ステップ204で各枠に枠の種類、属性が付与される。入力帳票に対して、太い実線で示した枠711、713、715、717、718、719、720内の文字列731、733、734、736、739、720、744、745が内容を表す文字列である。なお、枠718、719、720は、枠種類が1439、1440、1441で示すように項目・内容が同枠であり、項目の文字列と内容の文字列が含まれており、それらの文字列から配置情報をもとに内容文字列を選択する。
【0029】
図3は入力データおよび処理結果のデータの説明図である。印刷データ300は、1頁分のデータを示す。頁開始制御情報302、文字情報303、線情報304、外字情報305、頁終了制御情報306からなる。頁開始制御情報302は、頁の開始を示す制御情報である。文字情報303には文字コードとその文字の位置座標を含む。例えば、文字「傷」には、位置座標としてx座標の値171、y座標の値1692が保管されている。また、文字情報として、外字の場合は、外字情報305で当該外字に割り当てられて文字コードとその文字の位置情報を有している。線情報304は、線の始点座標と終点座標の情報を含んでいる。例えば、ある線の始点のx座標200、y座標500であり、終点のx座標200、y座標4000である。この例では、座標値から縦線であることがわかる。なお、次頁の印刷データを301に示す。外字情報305は外字の文字コードと外字の文字フォントのビットマップイメージからなる。図8は外字情報305の詳細を説明する図である。800で示す外字情報には、外字のコードとその外字のビットマップイメージが含まれている。図中、801、802、803で示す外字データに、外字のコード、例えば、801の外字データでは16進数f040で示す文字コードが割り当てられ、その次にビットマップイメージが0,1の並びで保管されている。128で示す属性付き内容ファイルの文字列データを310に示す。なお、311は、属性付き文字列データの次頁を示す。文字列データ312、313、314は、属性とその内容を示す文字列が保管されている。例えば、文字列データ312には、属性として「傷病名」、対応する内容文字列として「心不全」が保存されている。コード化ファイル127に保存されるコード化データを320、321に示す。320は1頁分のコード化データであり、321は次頁分のコード化データである。312に示した内容文字列「心不全」が322で示す内容コード「1000」に変換される。また、313に示す「高脂血症」が内容コード323「1010」に、314に示す「ホウ酸0.4g」が内容コード324「2000」に変換される。
【0030】
図21は続紙を有するレセプトの印刷データの形式を説明する図である。印刷データ2100は1ページ目の印刷データ2101、続紙である2ページ目の印刷データ2102、その次のページの印刷データ2103からなる。各ページには頁開始制御情報2110、2120、頁終了制御情報2114、2124が設定されている。文字情報2111、2122、線情報2112、2122、外字情報2113、2123が300で示す1ページの印刷データと同様に設定されている。2ページ目以降の続紙に対応する印刷データ2102の内容に対する属性は例えば、レセプトでは1455で示す「摘要」を固定的に付与すればよい。あるいは、続紙むけの枠・属性辞書122を別途具備しておき、内容抽出部121で続紙に相当する印刷データに対して内容を抽出してもよい。このように、レセプトの続紙に相当する印刷データに対しても内容文字列に属性を付与してコード化することができるという効果がある。
【0031】
図6は枠・属性辞書122を説明する図である。600で示す標準的な帳票に対して、枠610、811,612、613、614、615、616,617、618、619、620を辞書として保管しておく。その内、太い実線で示した枠611、613、615、617、618、619、620は内容文字列が記載されることになる内容欄である。一方、枠610、612、614、616は項目、即ち、内容欄の属性を示す項目枠である。予め、枠が内容欄であるか、項目欄であるかの情報を当該辞書内に備えている。枠・属性辞書122は、図13に示す枠構造辞書1300と図14に示す枠属性辞書1400からなる。図13は枠構造辞書の構成を説明する図である。枠構造辞書1300のデータ形式は、枠番号1301、枠中心座標1302、枠高さ1303、枠幅1304の各値を備えた形式である。本実施形態では、枠が1311から1321まで11個の枠があり、それぞれ、枠番号1301、枠中心座標1302、枠高さ1303、枠幅1304の各値を備える。例えば、1311で示す枠番号1では、枠中心座標が1330で示すように、x座標150、y座標1500である。また、当該枠の枠高さは1331に示すように「100」、枠幅は1332で示すように「500」である。また、図14は枠属性辞書1400の構成を説明する図である。枠属性辞書1400のデータ形式は、枠番号1401、枠種類1402、属性1403の各値を備えた形式である。枠番号が1411から1421まで11個あり、図13の1311から1321で示す枠番号と同じである。1402に示す枠の種類としては、項目が記載された枠、内容が記載された枠、項目と内容が同じ個所に記載された枠がある。各枠番号に対応して枠種類が1411から1421まで設定されている。さらに、各枠番号に対して、属性が1451から1461まで設定されている。例えば、1411で示す枠番号1の枠は、枠610に対応しており、枠の種類は1431に示す項目であり、属性は1451「氏名」である。1412の枠番号2は、枠611に対応しており、枠の種類は1432内容であり、属性は1452「氏名」である。このように、610に示した枠1に対応した内容欄が611の枠2であるという対応関係が、当該枠属性辞書に保管されている。また、1421で示す枠番号11の枠は、枠620に対応しており、枠の種類は1441に示す項目・内容であり、その属性は1461に示す「一部負担金」である。
【0032】
図18はステップ209の枠外部の属性付け。内容抽出処理で用いる枠・属性辞書の一例1800のデータ形式を説明する図である。当該辞書のデータは、属性1801、項目文字列1802、探索方向1803、探索範囲1804からなる。属性1801をもつ内容文字列を抽出するため、項目文字列1802で示された文字列を手がかりにして、所定の探索方向かつ探索範囲にある内容文字列を探索する。属性1810「診療年」として、項目文字列1820「年」が設定されており、対応する内容文字列を探索する方向1830が「左方」であり、1834で示す探索範囲において、内容文字列を探す。同じく、属性1811「診療月」に対して、項目文字列1821「月分」、探索方向1803「左方」、探索範囲が設定されている。属性1813「医療機関コード」に対して、項目文字列1823「医コ」、探索方向1833「右方」、探索範囲が設定されている。
【0033】
図11は属性付き内容ファイル128の一例を説明する図である。属性付き内容ファイル128のデータ形式は1100に示すように、属性に対応した項目とその項目に対応した内容欄の文字列からなる。1101から1112までの項目に対して、それぞれ、1121から1132までの内容文字列が抽出され属性付き内容ファイル128に保管される。例えば、属性「診療年」に対応した項目名1101「年」に関連付け内容文字列「13」が保管される。また、1111に示す項目名「請求点」に対して、内容文字列「6,655」が保管される。
【0034】
図16は内容文字列をコードに変換する変換表124のデータ形式の説明図である。変換表124の一例として傷病名の変換表を1600に示す。変換表としては、薬剤名の変換表、診療行為の変換表が含まれる。データは1601に示す傷病名と1602で示す内容コードからなる。一例を示すと、傷病名である「心不全」1611は、コードとして1621に示す「1000」が割り当てられている。また、1612「高脂血症」には内容コード1622「1010」、1613「腰痛症」には内容コード1623「1020」、1614「関節痛」には内容コード「1624」が、それぞれ割り当てられている。
【0035】
図12は画面表示・印刷部125での印刷データのビットマップイメージへの復元手順の説明図である。復元されたビットマップイメージが表示装置104やプリンタ106に出力される。先ず、ステップ1200で印刷データファイル129をオープンし、ステップ1201で、印刷データ内の描画コマンドが尽きるまで、ステップ1204以下の処理を行い、最後にステップ1203で当該印刷データファイル129をクローズする。ステップ1204で、印刷データ内の描画コマンドを入力し、ステップ1205で描画コマンドを解釈する。そして、ステップ1206で当該描画コマンドの描画対象が文字か線かを判定する。もし、文字の場合、ステップ1207で内字か外字かを判定する。内字の場合、ステップ1210でフォントを設定し、ステップ1211で位置座標を設定する。そして、ステップ1212で文字画像をビットマップイメージに描画する。一方、描画対象が外字の場合、ステップ1213で印刷データファイルに格納されている外字情報800の外字ビットマップデータにアクセスし、ステップ1214で当該外字画像を読み込む。そして、ステップ1215で位置座標を設定し、ステップ1216で外字画像をビットマップイメージに描画する。一方、描画対象が線の場合、ステップ1208で始点と終点の位置座標を設定し、ステップ1209で線をビットマップイメージに描画する。印刷データ内に保存されている外字情報を用いて印刷データから帳票を復元するため、レセプトを作成する医療機関ごとに外字の割り当てが異なっていても、審査機関で当該外字を含む印刷データを正確に復元して、画面に表示・印刷ができるという効果がある。
【0036】
図20は編集・検索部126における印刷データに対する編集処理の手順を説明する図である。先ず、内容の更新等、編集したい帳票内容欄の属性をステップ2000で指定する。そして、ステップ2001で更新する内容文字列を例えば、キーボード105から入力する。ステップ2002で編集対象である印刷データファイル129を読み込む。ステップ2003で印刷データから指定された属性に対応する内容枠を抽出する。内容枠の抽出処理は図15に示す内容枠を抽出して属性付けを行う処理と同様の処理で実現可能である。ステップ2004で当該内容枠内の文字列を抽出する。ステップ2005で、当該枠内に文字があるかどうかの判定を行い、もし、編集対象の文字列があれば、ステップ2006で該当文字情報を印刷データから削除する。ステップ2007で、位置座標付きの文字情報を生成する。ここでは、入力された内容文字列に当該枠の座標から算出された位置座標を付加して、303に示すような文字情報を生成する。そして、ステップ2008で編集された文字情報を印刷データファイル129に書き込む。このように、描画コマンドの形式からなる印刷データの編集ができるため、例えば、空欄となっているレセプト400の決定点欄416に点数を書き込むことができる。また、検索処理では、検索条件として、属性と内容文字列に関する条件を指定する。例えば、検索条件として、属性として「請求点」、内容文字列に関する条件として「6000点以上」と指定する。ステップ2003で示した処理と同様に指定した属性に対応する内容枠を抽出し、当該内容枠に含まれる文字列をステップ2004と同様の処理で抽出する。当該内容文字列に対して、先に設定した検索条件「6000点以上」を満たす帳票を探索する。このように、属性を指定して所定の条件をもつ内容文字列を探索することができるため、数字文字列のように、印刷データに多数含まれている内容文字列であっても、指定の属性を有する文字列をもつ帳票を求めることができるため、単純に印刷データ内の数字文字列を検索する場合と比べて、印刷データに対する検索精度を高める効果がある。
【0037】
上述のように、本願発明の帳票情報処理装置は、入力された帳票データの処理において、帳票を記述する情報を印刷データとして獲得する手段と、当該印刷データから内容欄の位置座標を抽出する手段と内容欄に含まれる文字列を抽出する手段と、内容に対応する項目を属性として当該文字列に付与する手段を有することを特徴とする。上記内容欄の位置座標を抽出する手段は、予め帳票の枠の構造を辞書として保持する手段と線情報から枠を抽出する手段と、辞書内の枠と抽出した枠を照合し内容欄に相当する枠を決定する手段とを有することを特徴とする。又、予め帳票の項目欄と内容欄の相対位置と項目欄の文字列を属性辞書として保持する手段と、属性辞書内の文字列と帳票内の文字列とを照合し項目欄の文字列を抽出する手段とを有し、項目欄と内容欄の相対位置を用いて内容欄の位置座標を算出してもよい。
【0038】
さらに、印刷データを獲得する手段は、帳票の続紙に記載の印刷データを当該帳票の印刷データと併せて獲得することを特徴とし、続紙の内容に対して特定の属性を付与することを特徴とする。
【0039】
又、属性を指定を受けた場合には、印刷データに対して当該指定属性に対応する内容欄の位置座標を抽出する手段と、当該内容欄に含まれる内容文字列を印刷データ中に新規生成または変更する編集手段を有し、検索条件として属性と内容文字列に関する条件を指定する手段と、当該印刷データから指定属性に対応する内容欄の位置座標を抽出する手段と、内容欄に含まれる文字列を抽出する手段と、内容欄の文字列が所定の条件を満たす帳票を探索する手段とを有することを特徴とする。よって、指定した属性に対応する内容欄の位置座標を抽出できるので、印刷データに対して、当該内容欄に文字列の挿入や修正等の編集処理をすることができる。
【0040】
又、入力された帳票を表現する印刷データの内部に保管されている文字のビットマップイメージを含む外字情報にアクセスする手段と当該外字のビットマップイメージを用いて文字フォントを描画して帳票を画面に表示、もしくはプリンタに印刷する手段を有することを特徴とし、このために上記印刷データを獲得する手段は、文字情報を獲得する手段と線情報を獲得する手段と文字のビットマップイメージを含む外字情報を獲得する手段とを有することを特徴とする。
【0041】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の帳票情報処理装置によれば、描画コマンドからなる印刷データに対して、項目を属性として内容に相当する文字列を抽出することができるため、数字文字列のように多数の文字列が印刷データに含まれていても内容文字列に対してコードを付与することができる。例えば、数字文字列が、レセプトの請求点なのか、一部負担金なのか、属性の判別ができ、正確にコードを付与することができる。
【0042】
また、医療機関ごとに外字に割り当てられる文字コードが異なっていても、印刷データ内部に外字フォントのビットマップイメージを保管しているため、外字を含む印刷データから、正しく復元でき、審査機関において色々な医療機関から提出されたレセプトを正しく画面に表示、あるいは印刷することができる。
【0043】
また、仮想プリンタドライバを医療機関に設置された帳票作成部に設定するだけで、印刷データの獲得ができるので、安価な装置構成でレセプトの電子媒体を作成できるという効果がある。
【0044】
また、レセプトには続紙が添付されている場合があり、当該続紙を印刷データとして扱うことができ、続紙からの内容抽出および内容コード化が可能である。
【0045】
さらに、印刷データに対する編集操作が実現できる。例えば、レセプトには項目としての決定点を記載する欄がある。診療内容を審査機関で審査した後、当該決定点欄に決定点を記入することになるが、印刷データに対して、決定点を挿入することができ、決定点を保存する別のデータ形式を用意する必要がなく、取り扱いが容易になる。
【0046】
また、印刷データに対して検索を行う場合、属性を利用した検索が実現できる。例えば、属性として請求点をもつ数字文字列が所定値より大きいレセプトを検索する場合、レセプトには多くの数字文字列が記載されていても、所望のレセプトを抽出することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である帳票情報処理装置の構成図である。
【図2】内容抽出部121の処理の流れ図である。
【図3】入力データおよび処理結果のデータの説明図である。
【図4】情報処理の対象とする帳票の一例である。
【図5】ステップ203で示す枠抽出の結果とステップ205で示す文字列抽出の結果を示す図である。
【図6】枠・属性辞書122を説明する図である。
【図7】ステップ209の枠外部の属性付け・内容抽出の処理結果を説明する図である。
【図8】外字情報305の詳細を説明する図である。
【図9】ステップ1004印刷情報の生成処理の手順を説明する図である。
【図10】仮想プリンタドライバ111により印刷データファイル113を作成する手順の説明図である。
【図11】属性付き内容ファイル128の一例を説明する図である。
【図12】画面表示・印刷部125での印刷データのビットマップイメージへの復元手順の説明図である。
【図13】枠構造辞書の構成を説明する図である。
【図14】枠属性辞書1400の構成を説明する図である。
【図15】ステップ204の属性付けの処理手順を示す図である。
【図16】内容文字列をコードに変換する変換表124のデータ形式の説明図である。
【図17】枠内部の内容抽出ステップ208の処理手順を説明する図である。
【図18】ステップ209の枠外部の属性付け・内容抽出処理で用いる枠・属性辞書の一例である。
【図19】ステップ209の枠外部の属性付け・内容抽出処理の流れ図である。
【図20】編集・検索部126における印刷データに対する編集処理の手順を説明する図である。
【図21】続紙を有するレセプトの印刷データの形式を説明する図である。
【符号の説明】
111 仮想プリンタドライバ
112 外字ファイル
113 印刷データファイル
121 内容抽出
128 属性付内容ファイル
204 属性付けステップ
208 枠内部の内容抽出ステップ
209 枠外部の属性付け・内容抽出ステップ
300 印刷データ
303 文字情報
304 線情報
305 外字情報
400 対象帳票
510 抽出枠
530 抽出文字列
800 外字情報
909 外字画像読み込みステップ
1216 外字画像描画ステップ
1502 枠辞書との枠照合ステップ
1803 探索方向
1804 探索範囲
2007 位置座標付きの文字情報の生成ステップ
2100 続紙に対応した印刷データ
Claims (1)
- 帳票に記載されるべき文字のコード及び前記文字コードの位置座標を有する文字情報と、前記帳票に記載される線の始点の位置座標及び終点の位置座標を有する線情報とを有する入力データを取得する第1の手段と、前記入力データの処理を制御する制御手段と、データ記憶手段とを備え、
前記記憶手段は、帳票に印刷される枠の構造及び枠の属性を記憶し、
前記制御手段は、取得した前記入力データから線情報を用いて枠を抽出し、前記抽出した枠と前記記憶されている枠の構造とを対応づけて、前記抽出した枠に枠の属性を付与するものであり、取得した前記入力データから前記文字情報を用いて前記文字コードからなる文字列を抽出し、前記抽出した前記枠の座標と前記文字コードが文字として記載される座標とを対応づけて前記文字列に前記枠の属性を付与し、前記属性づけられた文字列を前記データ記憶手段に記憶させる処理を制御することを特徴とする帳票処理装置。
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