JP4276017B2 - 切断工具 - Google Patents

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本発明は、ブレードを前方へ突出させたハウジングの前端に、切断のガイド部材を前後へスライド可能に設けたレシプロソー等の切断工具に関する。
レシプロソー等の切断工具においては、ブレードを前方へ突出させたハウジングの前端に、被切断材等に当接させて切断のガイドに利用するガイドシュー等のガイド部材が備えられる。このガイド部材は、その基端部がハウジングに対して前後へスライド可能に挿入されると共に、ハウジングに螺合される六角ボルト等のネジ部材によって固定され、ネジ部材に装着した操作レバーの回転操作によってネジ部材の緊締と解除とを行うことで、工具を用いずにガイド部材のブレードに対する位置を調整可能となっている。
特開2000−24832号公報
しかし、操作レバーの回転操作とガイド部材のスライド操作とは別個の操作、すなわち、一方の手で操作レバーを回転させて他方の手でガイド部材をスライドさせる操作となるため、ガイド部材の位置調整には常に両手が必要となる。よって、位置調整の度に切断工具を持ち替えたりして手間が掛かる上、作業が中断されて作業性も損なうことになる。
そこで、請求項1及び4に記載の発明は、工具が不要なガイド部材の位置調整をより簡単な操作で可能として、操作性や作業性に優れる切断工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の第1発明は、ガイド部材の固定手段を、ハウジング側にあって基端部側へ付勢され、基端部に沿って複数並設した被係合部に係合可能なストッパ部材と、ガイド部材側にあってストッパ部材を基端部からの離反方向へ移動させる押し上げ部を備え、被係合部に係合するストッパ部材と干渉しない退避位置と、ストッパ部材を押し上げて被係合部から離脱させるロック解除位置との間で移動操作可能なロック部材と、そのロック部材を退避位置へ付勢する付勢手段とから形成したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の目的に加えて、ロック部材をより良好な操作性で移動操作可能とするために、ロック部材をガイド部材の基端部に沿ってスライド可能に設けたものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2の目的に加えて、ロック部材の操作量を少なくして位置調整をより簡単にするために、ロック部材の押し上げ部を基端部の被係合部に合わせて複数並設したものである。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の第2発明は、ガイド部材の固定手段を、ガイド部材側へその直交方向へ所定のストロークでスライド操作可能に設けられ、付勢手段によってストローク間の所定位置へ付勢される操作部材と、ガイド部材の基端部にあって操作部材と連結され、操作部材の所定位置で基端部から突出してハウジングに設けた凹部に嵌合し、付勢に抗した第2の所定位置で基端部側に没入して凹部から離反するロック部材とから形成したことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4の目的に加えて、ロック部材をコンパクト且つ合理的に形成するために、ロック部材を、ガイド部材の基端部へ回転可能に軸着されて偏心位置で操作部材と連結され、操作部材のスライドに伴って回転して基端部から出没する回転板としたものである。
請求項1及び4に記載の発明によれば、ロック部材または操作部材の単純な操作でガイド部材の位置調整が可能となる。特に、片手でハウジングを保持したまま、他方の手でロック部材または操作部材を移動させつつガイド部材を前後へスライドさせることができるため、位置調整のためにハウジングを持ち替える必要がなく、作業中でも片手で迅速且つ容易にガイド部材を任意の位置に固定することが可能となる。よって、操作性や作業性に優れたものとなる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、ロック部材がより良好な操作性で移動操作可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2の効果に加えて、ロック部材の操作量を少なくして位置調整をより簡単にすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加えて、ロック部材をコンパクト且つ合理的に形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
《形態1》
図1は、切断工具の一例であるレシプロソーの先端部分を示す断面説明図である。レシプロソー1は、ハウジング2内に、図示しないモータや、そのモータの回転をスライダ3の往復動に変換する変換機構等を内設し、スライダ3の先端に連結したブレード4をハウジング2の前方(図1の左側)に突出させている。また、ハウジング2の先端下面には、ハウジング2の下面にネジ止め固定されるシューカバー5によって、前方が開口する収容部6が前後方向に形成され、その収容部6にガイド部材としてのガイドシュー7が装着されている。このガイドシュー7は、後端が収容部6へスライド可能に挿入される基端部としてのスライドシャフト8と、そのスライドシャフト8の先端へ直交状に連結され、ブレード4が貫通するシュー9と、スライドシャフト8に沿ってスライド可能なロック部材としてのロックプレート10とからなる。
まずスライドシャフト8は、図2にも示すように、長手方向の両側縁が上方へ直角に折曲した立ち上げ部11,11となる断面コ字状に形成されており、両立ち上げ部11の後方側(図2での上側)には、底面が湾曲凹部となる被係合部としての切欠部12,12・・が、等間隔で複数箇所(ここでは4箇所ずつ)、スライドシャフト8の長手方向の中心線を中心に左右対称に凹設されている。また、切欠部12,12間の山部13,13・・は、前後面が立ち上げ部11と直交する平面となって、各切欠部12をU字状に形成している。なお、山部13は、最後方の切欠部12の後方側にも形成されている。
次に、ロックプレート10も、スライドシャフト8と同様に長手方向の両側縁が、立ち上げ部11と上端が揃うように上方へ直角に折曲した第2立ち上げ部14,14となる断面コ字状に形成されている。この第2立ち上げ部14,14には、切欠部12と同様に底面が湾曲凹部となる押し上げ部としての第2切欠部15,15・・が、切欠部12に合わせて同じ数及び同じ深さと間隔とで、ロックプレート10の長手方向の中心線を中心に左右対称に形成されている。但し、この第2切欠部15,15間の山部16,16・・は、上端がスライドシャフト8の山部13よりも前後幅が狭い円形状に形成されて第2切欠部15と連続している。よって、第2切欠部15は、切欠部12よりも前後幅がやや広い半円状となっている。
また、ロックプレート10の中央前方には、前後方向に略四角形のスリット17が形成される一方、スライドシャフト8には、前後に透孔18,19が形成されて、その透孔18,19間の中間部20がスリット17内に突出するように上方へ湾曲形成されている。スリット17の前後の両端縁には、スリット17を中央で仕切る格好で互いの対向側へ突出片21,22が突設され、後方の突出片21にはコイルバネ23が巻装されて、コイルバネ23の前端を中間部20に当接させている。一方、前方の突出片22は、中間部20の下方へ回り込むように折曲されている。よって、ロックプレート10は、コイルバネ23によって後方へ付勢されることになるが、ロックプレート10の後端には、スライドシャフト8に穿設された四角形状の小孔24に挿入するストッパ片25が下方へ折曲形成されていることから、ロックプレート10は、常態ではストッパ片25が小孔24の後縁に当接する図1〜3の後退位置(退避位置)で移動を規制される。このロックプレート10の後退位置で、第2切欠部15,15・・はスライドシャフト8の切欠部12,12・・と左右方向で揃うようになっている。
さらに、ロックプレート10の前端には、収容部6の前方で操作片26が、下方へ折曲形成されて透孔19を貫通しており、この操作片26を利用してロックプレート10をコイルバネ23の付勢に抗して前方へスライドさせると、ストッパ片25が小孔24の前縁に位置する前進位置(押し上げ位置)まで移動可能となる。このロックプレート10の前進位置で、図5に示すように、第2切欠部15,15・・はスライドシャフト8の切欠部12,12の間隔の略半分だけ前方へ移動し、ロックプレート10の各山部16,16・・は、切欠部12,12・・間に夫々位置するものとなる。
なお、ロックプレート10の突出片22は、ロックプレート10の前後位置何れにかかわらず中間部20と係止して、ロックプレート10のスライドシャフト8からの離脱を防止するようになっている。
そして、ハウジング2における収容部6の上面には、図4にも示すように、収容部6に開口する収容溝27が左右方向に凹設されており、その収容溝27内に、ストッパ部材としてのストッパピン28が上下動可能に収容されている。収容溝27の底部左右には、一対のバネ受け部29,29が凹設されて、各バネ受け部29にコイルバネ30が夫々収容されていることから、ストッパピン28は、コイルバネ30,30によって下方へ付勢されてスライドシャフト8及びロックプレート10と当接することになる。また、ストッパピン28は、横断面がスライドシャフト8の切欠部12に嵌合可能な同じU字状に形成されていることから、スライドシャフト8の切欠部12とロックプレート10の第2切欠部15とが揃うロックプレート10の後退位置では、ストッパピン28は切欠部12と第2切欠部15とに同時に嵌合し、スライドシャフト8とロックプレート10との前後移動を規制することになる。このロックプレート10、切欠部12、第2切欠部15、コイルバネ23、ストッパピン28でガイドシュー7の固定手段を形成している。
以上の如く構成されたレシプロソー1においては、常態では、ロックプレート10はコイルバネ23の付勢によって後方の退避位置にあるため、図1のように左右で位置が揃う切欠部12と第2切欠部15とにストッパピン28が嵌合して、当該位置でガイドシュー7の位置は固定される。ここからガイドシュー7の位置調整を行う場合、ロックプレート10の操作片26を利用してロックプレート10を前方へスライドさせると、ロックプレート10の第2切欠部15,15・・も前方へ移動する。この第2切欠部15,15・・の移動によって、ストッパピン28が半円状の第2切欠部15に摺接しながらコイルバネ30の付勢に抗して上方へ押し上げられ、ロックプレート10の前進が終了したロック解除位置では、図5のようにストッパピン28が丁度山部16に乗り上がって収容溝27内に押し戻され、切欠部12から離反する。よって、そのまま同図のようにガイドシュー7を任意の前後位置へスライドさせることができる。
ガイドシュー7の位置が決まると、操作片26によるロックプレート10の引っ張りを解除すれば、ロックプレート10がコイルバネ23の付勢によって後退する。この移動に伴い、下方へ付勢される山部16上のストッパピン28が再び第2切欠部15に摺接しながら下方へ移動し、第2切欠部15,15・・が切欠部12,12・・と左右方向で揃うロックプレート10の退避位置では、ストッパピン28が切欠部12及び第2切欠部15に嵌合してスライドシャフト8の移動を規制するため、当該位置でガイドシュー7は固定される。
なお、この位置調整の際、ストッパピン28の真下にスライドシャフト8の切欠部12が位置しないことがあっても、スライドシャフト8を前後何れかの方向へ微動させれば、下方へ付勢されるストッパピン28はそのまま切欠部12へ嵌合する。ストッパピン28の下面は円形状であるから、この微調整はスムーズになされる。
また、スライドシャフト8の切欠部12とストッパピン28の前後面を、互いに平行な平面としているから、切欠部12への嵌合状態でストッパピン28が切欠部12から外れにくくなり、切断作業時に振動が生じてもガイドシュー7が不意に移動したりするおそれがなくなる。
このように上記形態1のレシプロソー1によれば、ガイドシュー7の固定手段を、スライドシャフト8の切欠部12に嵌合可能なストッパピン28と、第2切欠部15を備えて退避位置とロック解除位置との間でスライド操作可能なロックプレート10と、そのロックプレート10を退避位置へ付勢するコイルバネ23とから形成したことで、ロックプレート10の単純なスライド操作でガイドシュー7の位置調整が可能となる。特に、片手でハウジング2を保持したまま、他方の手でロックプレート10をスライドさせつつスライドシャフト8またはシュー9を把持して前後へスライドさせることができるため、位置調整のためにハウジング2を持ち替える必要がなく、作業中でも片手で迅速且つ容易にガイドシュー7を任意の位置に固定することが可能となり、操作性や作業性に優れたものとなる。特にここでは、ロックプレート10がスライドシャフト8に沿ってスライド可能な構造としているから、片手での移動操作がより良好な操作性で可能となる。
また、ロックプレート10の第2切欠部15をスライドシャフト8の切欠部12に合わせて複数並設しているから、ロック解除の際のロックプレート10の操作量が僅かで済み、より簡単な操作で位置調整が行えるようになっている。
なお、上記形態1では、スライドシャフトとロックプレートとの左右の立ち上げ部に夫々切欠部と第2切欠部とを設けているが、左右何れか一方や中央部のみに立ち上げ部と切欠部とを設けても差し支えない。
また、ストッパ部材としては、上記横長のストッパピン以外に、左右の立ち上げ部ごとにピン部材を縦方向に設けたり、ピンに代えてボールを採用したりすることもできる。さらに、ロックプレート等のロック部材を付勢する付勢手段は、コイルバネに限らず、板バネやゴム等の弾性体を用いることもできる。これはストッパ部材の付勢手段についても同様である。
一方、ロック部材の押し上げ部は、上記ロックプレートのようにガイド部材の被係合部に合わせて設けるものに限らず、先端のみに傾斜面や湾曲面等の押し上げ部を形成したバーやロッド等のロック部材を用いて、このロック部材のスライド操作により、先端の押し上げ部でストッパ部材を被係合部から離脱させる構造も採用可能である。
その他、ロック部材をロック解除位置で保持する保持手段(例えばロック部材側の係止部と基端部側の被係止部との係止によるもの等)を設けたり、ロック部材を、退避位置へ回転付勢される回転板としたりすることもできる。
《形態2》
次に、第2発明に対応する実施の形態を説明する。なお、上記形態1と同じ構成部は同じ符号を付して重複する説明を省略する。
図6に示すレシプロソー1aにおいて、ハウジング2の先端下面に形成される収容部6には、ガイド部材としてのガイドシュー31が装着されている。ガイドシュー31は、後端が収容部6へスライド可能に挿入される基端部としての平板状のスライドシャフト32と、そのスライドシャフト32の先端へ直交状に連結され、ブレード4が貫通するシュー33と、スライドシャフト32に配される固定手段としてのロック機構35とからなる。
ロック機構35は、図7にも示すように、スライドシャフト32におけるシュー33の連結部位よりもやや後方位置で、スライドシャフト32の左右の立ち上げ部34,34を直交状に貫通する操作部材としての棒状の操作バー36と、その操作バー36の中央を直交状に貫通して操作バー36へ一体に固着され、スライドシャフト32に沿って後方へ伸張する平板状の連結バー37と、スライドシャフト32の後方でピン38によって回転可能に軸着され、連結バー37の後端と連結されるロック部材としての小判型の回転板39とを有する。よって、操作バー36は、連結バー37が左右の立ち上げ部34,34に当接する間のストロークで左右にスライド可能となる。但し、操作バー36における連結バー37の貫通部の両端で立ち上げ部34,34との間には、一対のコイルバネ40,40が夫々外装されて、常態では、操作バー36及び連結バー37を所定位置であるスライドシャフト32の中央に付勢している。
一方、立ち上げ部34,34は、スライドシャフト32の後方へ行く程徐々に低くなるように形成されており、回転板39の位置では、回転板39より低い高さとなって回転板39の回転を許容している。また、回転板39は、スライドシャフト32と直交する回転位置(横向き姿勢)では、両端が立ち上げ部34,34を越えて左右へ突出する長さとなっている。
さらに、回転板39の上面には、回転板39の上記横向き姿勢でピン38の真後ろに当たる位置で偏心ピン41が立設されて、この偏心ピン41が連結バー37の後端に穿設した長孔42に遊挿して両者が連結されている。
よって、操作バー36をフリーにした状態では、図7に示すように、コイルバネ40,40の付勢によって連結バー37と共に偏心ピン41が中央に位置して回転板39を横向き姿勢に維持する。収容部6を形成するハウジング2の左右の内壁には、横向き姿勢の回転板39の両端が嵌合可能な左右一対の凹部43,43が前後へ二組凹設されていることから、この回転板39の凹部43,43への嵌合によってスライドシャフト32の前後移動が規制され、ガイドシュー31は当該位置で固定される。
そして、ここから操作バー36を左右何れか一方側の第2の所定位置へスライドさせると、図8に示すように、コイルバネ40の付勢に抗して連結バー37も当該方向へ平行移動し、偏心ピン41を介して回転板39を回転させる。よって、回転板39の両端がスライドシャフト32内へ没入する格好となり、図9の二点鎖線で示すように凹部43,43から離反する。よって、ガイドシュー31の前後移動が可能となる。
以上の如く構成されたレシプロソー1aにおいては、前述のように回転板39がハウジング2の前後の凹部43,43の何れかに嵌合する状態から、操作バー36を把持して左右何れか一方側へ押し込むと、回転板39が左右何れかへ回転し、凹部43,43から離反して、ガイドシュー31の前後移動を許容する。よって、そのままスライドシャフト32を前後何れかの方向へスライドさせた後、操作バー36の押込みを解除すると、コイルバネ40,40の付勢によって再び回転板39が横向き姿勢へ回転して当該位置の凹部43,43に嵌合し、ガイドシュー31の前後移動を規制することができる。
このように上記形態2のレシプロソー1aにおいても、ガイドシュー31の固定手段を、ガイドシュー31側へスライド操作可能に設けられ、コイルバネ40によって所定位置へ付勢される操作バー36と、スライドシャフト32にあって操作バー36と連結され、操作バー36の所定位置でスライドシャフト32から突出して凹部43に嵌合し、付勢に抗した第2の所定位置でスライドシャフト32側に没入して凹部43から離反する回転板39とから形成したことで、操作バー36の単純なスライド操作でガイドシュー31の位置調整が可能となる。特に、片手でハウジング2を保持したまま、他方の手で操作バー36をスライドさせつつスライドシャフト32またはシュー33を把持して前後へスライドさせることができるため、位置調整のためにハウジング2を持ち替える必要がなく、作業中でも片手で迅速且つ容易にガイドシュー31を任意の位置に固定することが可能となり、操作性や作業性に優れたものとなる。
また、ロック部材を、ガイドシュー31のスライドシャフト32へ回転可能に軸着されて偏心位置で操作バー36と連結され、操作バー36のスライドに伴って回転してスライドシャフト32から出没する回転板39としたことで、ロック部材をコンパクト且つ合理的に形成することができる。
なお、上記形態2では、凹部43,43を前後二対のみとしているが、三対以上設けることもできる。また、連結バー37と回転板39との連結位置(偏心ピン41の位置)を、ピン38よりも後方側に設けているが、ピン38よりも前方側に位置させても差し支えない。
さらに、2つのコイルバネの付勢によって操作バーを中央位置へ付勢しているが、1つのコイルバネによって操作バーを左右何れか一方寄りの所定位置へ付勢して、その付勢位置で回転板が横向き姿勢になるように偏心ピンを設けて、操作バーの反対側の第2の所定位置へのスライドで回転板が回転するような構造も採用可能である。
一方、ロック部材は回転板に限らず、スライドシャフトの後端へ直交方向へスライド可能に設けられて連結バーと一体に連結され、操作バー及び連結バーのスライドに伴う直線移動でスライドシャフトから出没可能な棒状体或いは板状体のスライド板としても良い。また、連結バーは操作バーの位置に合わせてもっと短くしても良いし、操作バーを連結バーと一体のT字状に形成することもできる。
形態1におけるレシプロソーの前方部分の縦断面図である。 ガイドシューの斜視図である。 ガイドシューの斜視図である。 レシプロソーにおけるストッパピン部分の横断面図である。 ガイドシューをスライドさせた状態を示す説明図である。 形態2におけるレシプロソーの前方部分の縦断面図である。 ガイドシューの説明図(上が平面、下が縦断面)である。 ガイドシューの平面図(上が回転板の右回転、下が左回転)である。 シューカバーを除いたレシプロソーを下方から見た説明図である。
符号の説明
1・・レシプロソー、2・・ハウジング、6・・収容部、7,31・・ガイドシュー、8,32・・スライドシャフト、9,33・・シュー、10・・ロックプレート、11・・立ち上げ部、12・・切欠部、13,16・・山部、14・・第2立ち上げ部、15・・第2切欠部、23,30・・コイルバネ、27・・収容溝、28・・ストッパピン、35・・ロック機構、36・・操作バー、37・・連結バー、39・・回転板、43・・凹部。

Claims (5)

  1. ブレードを前方へ突出させたハウジングの前端に、切断のガイド部材の基端部を前後へスライド可能に挿入すると共に、前記ハウジングとガイド部材との間に、前記ガイド部材を任意のスライド位置で固定可能な固定手段を設けた切断工具であって、
    前記固定手段を、前記ハウジング側にあって前記基端部側へ付勢され、前記基端部に沿って複数並設した被係合部に係合可能なストッパ部材と、前記ガイド部材側にあって前記ストッパ部材を前記基端部からの離反方向へ移動させる押し上げ部を備え、前記被係合部に係合するストッパ部材と干渉しない退避位置と、前記ストッパ部材を押し上げて前記被係合部から離脱させるロック解除位置との間で移動操作可能なロック部材と、そのロック部材を前記退避位置へ付勢する付勢手段とから形成したことを特徴とする切断工具。
  2. ロック部材はガイド部材の基端部に沿ってスライド可能に設けられる請求項1に記載の切断工具。
  3. ロック部材の押し上げ部を基端部の被係合部に合わせて複数並設した請求項1または2に記載の切断工具。
  4. ブレードを前方へ突出させたハウジングの前端に、切断のガイド部材の基端部を前後へスライド可能に挿入すると共に、前記ハウジングとガイド部材との間に、前記ガイド部材を任意のスライド位置で固定可能な固定手段を設けた切断工具であって、
    前記固定手段を、前記ガイド部材側へその直交方向へ所定のストロークでスライド操作可能に設けられ、付勢手段によって前記ストローク間の所定位置へ付勢される操作部材と、前記ガイド部材の基端部にあって前記操作部材と連結され、前記操作部材の所定位置で前記基端部から突出して前記ハウジングに設けた凹部に嵌合し、前記付勢に抗した第2の所定位置で前記基端部側に没入して前記凹部から離反するロック部材とから形成したことを特徴とする切断工具。
  5. ロック部材が、ガイド部材の基端部へ回転可能に軸着されて偏心位置で操作部材と連結され、前記操作部材のスライドに伴って回転して前記基端部から出没する回転板である請求項4に記載の切断工具。
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