JP4275928B2 - 地図表示装置、地図表示方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

地図表示装置、地図表示方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所望位置の地図を、大縮尺から小縮尺までの縮尺範囲で、縮尺変更自在に表示する電子地図表示装置などに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パソコンやカーナビゲーション装置において地図表示が行われ、種々の便宜に供されるようになってきた。このような地図表示装置としては、例えば特許文献1に記載されている地図情報の表示装置がある。
特許文献1に記載されている地図表示装置においては、ズームインキーまたはズームアウトキーにより表示縮尺を大きく又は小さくし、その表示縮尺に応じた種別の地図を選定し、その選定した地図を表示するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特許第2671393号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の地図表示装置では、種別毎の地図の範囲(つまり種別毎の地図の縮尺範囲)は固定されており、例えばもう少し広範囲な(縮尺の小さい)住宅地図を表示しようとしても表示することができないという問題点を有していた。
【0005】
本発明は、ユーザの多種多様なニーズ応じて、最適な地図を表示させることができる地図表示装置などを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題の少なくとも一部を解決するための本発明の地図表示装置は、所望位置の地図を、大縮尺から小縮尺までの縮尺範囲で、縮尺変更自在に表示する地図表示装置であって、前記縮尺範囲をN個(Nは2以上の自然数)に仕切る仕切縮尺を、ユーザが変更自在に設定する仕切縮尺設定手段と、該仕切縮尺にて仕切られたN個の縮尺範囲の地図を、縮尺変更自在に表示するためのN個の地図データベースを択一的に用いて、前記所望位置の地図を、所定の表示縮尺で表示する地図表示手段と、前記表示縮尺を、ユーザが変更自在に設定する表示縮尺設定手段と、該表示縮尺を検出し、前記地図表示手段に、該表示縮尺に応じた前記地図データベースを用いて、前記地図表示手段に前記所望位置の地図を該表示縮尺にて表示させる地図データベース選定手段と、前記仕切縮尺設定手段の位置と同一位置にある前記表示縮尺設定手段を、前記仕切縮尺の設定の変更に連動して移動させる同時移動選択時処理手段と、を備えることを要旨とする。
【0008】
また、本発明は、上述した地図表示装置としての態様のみならず、種々の態様で構成することができる。たとえば、コンピュータを用いて、所望位置の地図を、大縮尺から小縮尺までの縮尺範囲で、縮尺変更自在に表示する地図表示方法として構成してもよい。また、かかる地図表示機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム、およびかかるコンピュータプログラムを記録した記録媒体として構成してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の地図表示装置は、所望位置の地図を、大縮尺から小縮尺までの縮尺範囲で、縮尺変更自在に表示する地図表示装置であって、前記縮尺範囲をN個(Nは2以上の自然数)に仕切る仕切縮尺を、ユーザが変更自在に設定する仕切縮尺設定手段と、該仕切縮尺にて仕切られたN個の縮尺範囲の地図を、縮尺変更自在に表示するためのN個の地図データベースを択一的に用いて、前記所望位置の地図を、所定の表示縮尺で表示する地図表示手段と、前記表示縮尺を、ユーザが変更自在に設定する表示縮尺設定手段と、該表示縮尺を検出し、前記地図表示手段に、該表示縮尺に応じた前記地図データベースを用いて、前記所望位置の地図を該表示縮尺にて表示させる地図データベース選定手段と、前記仕切縮尺設定手段の位置と同一位置にある前記表示縮尺設定手段を、前記仕切縮尺の設定の変更に連動して移動させる同時移動選択時処理手段と、を有することとしたものである。
本発明の地図表示装置によれば、仕切縮尺設定手段は、ユーザの指示に従って、縮尺範囲をN個に仕切る仕切縮尺を設定する。たとえば、1/500(大縮尺)から1/20万(小縮尺)までの縮尺範囲に対し、1/3000、1/1万、1/5万といった仕切縮尺を設定する。すると、1/500から1/20万までの縮尺範囲が、「1/500〜1/3000」、「1/3000〜1/1万」、「1/1万〜1/5万」、「1/5万〜1/20万」という4個の縮尺範囲に仕切られる。仕切る縮尺範囲の個数Nは、4に限られず、2以上の自然数であればよい。
N個の縮尺範囲には、地図を縮尺変更自在に表示するためのN個の地図データベースが対応づけられる。たとえば、「1/500〜1/3000」には住宅地図、「1/3000〜1/1万」には市街地図、「1/1万〜1/5万」には1/2.5万地形地図、「1/5万〜1/20万」には1/20万地勢地図といったように対応づけられる。
ここで、住宅地図とは、建物の形状や名称、道路等が示された地図、市街地図とは、建物の形状は示されているが主要な名称や道路だけが示された地図、地形地図とは、建物の形状は示されず、道路や主要な施設の記号が示された地図、地勢地図とは道路や主要な施設の記号が示された地図をいう。
地図表示手段は、これらN個の地図データベースを択一的に用いて、所望位置の地図を、所定の表示縮尺で表示する。ここで、地図データベースは、本地図表示装置内に一体に構成しても、別体に構成してもよい。別体に構成した場合には、両者をネットワークで接続した構成とすることが可能である。ネットワークは、典型的には、インターネットであるが、インターネットに限らず、LAN(Local Area Network)や専用線によるネットワークなど、限定的なものであってもよい。ネットワークは、有線または無線により通信させる構成を採ることができる。
表示縮尺設定手段は、ユーザの指示に従って、表示縮尺を設定する。
地図データベース選定手段は、ユーザが設定した表示縮尺を検出し、地図表示手段に、表示縮尺に応じた地図データベースを用いて、所望位置の地図を表示縮尺にて表示させる。たとえば、ユーザが表示縮尺として、1/1500を設定した場合、住宅地図を用いて地図を表示する。また、1/5000を設定した場合、市街地図を用いて地図を表示する。また、1/2万を設定した場合、1/2.5万地形地図を用いて地図を表示する。さらに、1/10万を設定した場合、1/20万地勢地図を用いて地図を表示する。
このように構成することにより、ユーザは、同一位置、同一表示縮尺であっても、異なる複数の地図を表示させることができる。したがって、ユーザは、目的に応じて、最適な地図を表示させることができる。
また、仕切縮尺が変更されたとき、その変更された仕切縮尺における地図を直ちに表示させることができる。したがって、ユーザは、変更した仕切縮尺における地図を確認しながら、仕切縮尺の設定を行なうことができる。
【0010】
請求項2に記載の地図表示装置は、請求項1に記載の地図表示装置において、前記仕切縮尺設定手段は、前記N個の縮尺範囲を、識別可能に表示することとしたものである。
このように構成することにより、ユーザは、仕切縮尺設定手段によって、N個に仕切られた縮尺範囲を、一目見て把握することができる。
ここで、識別可能に表示するとは、たとえば、縮尺範囲をスライダースケール(図19参照)として表示し、このスライダースケールにおいて、「1/500〜1/3000」、「1/3000〜1/1万」、「1/1万〜1/5万」、「1/5万〜1/20万」という4個の縮尺範囲を、形状、色彩、模様の少なくとも1つを異ならせ表示させることが含まれる。
【0011】
また、地図表示装置は、所望位置の地図を、大縮尺から小縮尺までの縮尺範囲で、縮尺変更自在に表示する地図表示装置であって、前記縮尺範囲を仕切る仕切縮尺を、ユーザが変更自在に設定する仕切縮尺設定手段と、該仕切縮尺から前記大縮尺までの大縮尺範囲の地図を、縮尺変更自在に表示するための大縮尺用地図データベースと、前記仕切縮尺から前記小縮尺までの小縮尺範囲の地図を、縮尺変更自在に表示するための小縮尺用地図データベースと、を択一的に用いて、前記所望位置の地図を、所定の表示縮尺で表示する地図表示手段と、前記表示縮尺を、ユーザが変更自在に設定する表示縮尺設定手段と、該表示縮尺を検出し、該表示縮尺が前記大縮尺範囲にあるとき前記地図表示手段に前記大縮尺用地図データベースを用いて、前記所望位置の地図を該表示縮尺にて表示させ、前記表示縮尺が前記小縮尺範囲にあるとき前記地図表示手段に前記小縮尺用地図データベースを用いて、前記所望位置の地図を該表示縮尺にて表示させる地図データベース選定手段と、を有することとすることができる
この地図表示装置によれば、仕切縮尺設定手段は、ユーザの指示に従って、縮尺範囲を大縮尺範囲と小縮尺範囲に仕切る仕切縮尺を設定する。たとえば、1/500から1/20万までの縮尺範囲に対し、1/5000といった仕切縮尺を設定する。すると、1/500から1/20万までの縮尺範囲が、大縮尺範囲(「1/500〜1/5000」)と小縮尺範囲(「1/5000〜1/20万」)という2つの縮尺範囲に仕切られる。仕切縮尺は、1/5000に限らず、1/500〜1/20万の範囲であればよい。
大縮尺範囲と小縮尺範囲には、地図を縮尺変更自在に表示するための地図データベースが対応づけられる。たとえば、大縮尺範囲(「1/500〜1/5000」)には住宅地図、小縮尺範囲(「1/5000〜1/20万」)には1/2.5万地形地図といったように対応づけられる。なお、対応づけられる地図データベースは、住宅地図、1/2.5万地形地図に限られず、市街地図、1/20万地勢地図など、適宜選択可能である。
ここで、住宅地図とは、建物の形状や名称、道路等が示された地図、市街地図とは、建物の形状は示されているが主要な名称や道路だけが示された地図、地形地図とは、建物の形状は示されず、道路や主要な施設の記号が示された地図、地勢地図とは道路や主要な施設の記号が示された地図をいう。
地図表示手段は、これらの地図データベースを択一的に用いて、所望位置の地図を、所定の表示縮尺で表示する。ここで、地図データベースは、本地図表示装置内に一体に構成しても、別体に構成してもよい。別体に構成した場合には、両者をネットワークで接続した構成とすることが可能である。ネットワークは、典型的には、インターネットであるが、インターネットに限らず、LAN(Local Area Network)や専用線によるネットワークなど、限定的なものであってもよい。ネットワークは、有線または無線により通信させる構成を採ることができる。
表示縮尺設定手段は、ユーザの指示に従って、表示縮尺を設定する。
地図データベース選定手段は、ユーザが設定した表示縮尺を検出し、地図表示手段に、表示縮尺に応じた地図データベースを用いて、所望位置の地図を表示縮尺にて表示させる。たとえば、ユーザが表示縮尺として、1/1500を設定した場合、住宅地図を用いて地図を表示する。また、1/2万を設定した場合、1/2.5万地形地図を用いて地図を表示する。また、1/2万を設定した場合、1/2.5万地形地図を用いて地図を表示する。
このように構成することにより、ユーザは、同一位置、同一表示縮尺であっても、異なる複数の地図を表示させることができる。したがって、ユーザは、目的に応じて、最適な地図を表示させることができる。
【0012】
また、地図表示装置は、上記の地図表示装置において、前記仕切縮尺設定手段は、前記大縮尺範囲および前記小縮尺範囲を、識別可能に表示することとすることができる
このように構成することにより、ユーザは、大縮尺範囲と小縮尺範囲を、一目見て把握することができる。
ここで、識別可能に表示するとは、たとえば、縮尺範囲をスライダースケール(図19参照)として表示し、このスライダースケールにおいて、大縮尺範囲(「1/500〜1/5000」)と、小縮尺範囲(「1/5000〜1/20万」)とを、形状、色彩、模様の少なくとも1つを異ならせて表示させることが含まれる。
【0014】
請求項に記載の地図表示方法は、コンピュータを用いて、所望位置の地図を、大縮尺から小縮尺までの縮尺範囲で、縮尺変更自在に表示する地図表示方法であって、コンピュータが実行する工程として、前記縮尺範囲をN個(Nは2以上の自然数)に仕切る仕切縮尺を、ユーザが変更自在に設定する仕切縮尺設定工程と、該仕切縮尺にて仕切られたN個の縮尺範囲の地図を、縮尺変更自在に表示するためのN個の地図データベースを択一的に参照する地図参照工程と、表示縮尺を、ユーザが変更自在に設定する表示縮尺設定工程と、該表示縮尺を検出し、該表示縮尺に応じた前記地図データベースを用いて、前記所望位置の地図を該表示縮尺にて表示させる地図データベース選定工程と、前記仕切縮尺の位置と同一位置にある前記表示縮尺を、前記仕切縮尺の設定の変更に連動して移動させる同時移動選択時処理工程と、を有することとしたものである。
【0015】
また、地図表示方法は、コンピュータを用いて、所望位置の地図を、大縮尺から小縮尺までの縮尺範囲で、縮尺変更自在に表示する地図表示方法であって、前記縮尺範囲を仕切る仕切縮尺を、ユーザが変更自在に設定する仕切縮尺設定工程と、該仕切縮尺から前記大縮尺までの大縮尺範囲の地図を、縮尺変更自在に表示するための大縮尺用地図データベースと、前記仕切縮尺から前記小縮尺までの小縮尺範囲の地図を、縮尺変更自在に表示するための小縮尺用地図データベースと、を択一的に参照する地図参照工程と、表示縮尺を、ユーザが変更自在に設定する表示縮尺設定工程と、該表示縮尺を検出し、該表示縮尺が前記大縮尺範囲にあるとき前記地図表示手段に前記大縮尺用地図データベースを用いて、前記所望位置の地図を該表示縮尺にて表示させ、前記表示縮尺が前記小縮尺範囲にあるとき前記地図表示手段に前記小縮尺用地図データベースを用いて、前記所望位置の地図を該表示縮尺にて表示させる地図データベース選定工程と、を有することとすることができる
【0016】
請求項に記載のプログラムは、請求項に記載の地図表示方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであることとしたものである。
【0017】
請求項に記載の記録媒体は、請求項に記載の地図表示方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体であることとしたものである。
【0018】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図25を用いて説明する。
図1は、一般的な電子地図表示装置を示すブロック図である。
図1において、1は全体を制御するCPU(中央処理装置)、2は文字や数値、図形等のデータを入力するための入力装置、3は文字や数値、図形等のデータを表示する表示装置、4は一時的にデータ等を格納するRAM、5はプログラムやデータを格納するROM、6はCD−ROM7から地図情報を読み取る読取り装置、8はプリンタ等の出力装置である。
【0019】
図2は、CPU1がROM5に格納されたプログラムを実行することにより実現される機能実現手段を示す機能ブロック図である。
図2において、11は初期画面を表示装置3に表示する初期画面表示手段、12は後述の縮尺仕切り同時移動を選択するか否かを設定する縮尺変更フラグ設定手段、13は入力された指示に基づいた処理を行う入力受付処理手段である。
【0020】
このように構成された電子地図表示装置のCPU1の動作について、図9を用いて説明する。図9はCPU1の動作を示すフローチャートである。
図9において、まず、初期画面表示手段11は初期画面を表示装置3に表示する(S1)。この場合、表示する地図や地図情報などは前回の処理時において表示した地図や地図情報などである。次に、縮尺変更フラグを「1」または「0」に設定する(S2)。縮尺変更フラグを「1」に設定することは、縮尺仕切り同時移動を選択したことを意味し、縮尺変更フラグを「0」に設定することは、縮尺仕切り同時移動は選択しなかったことを意味する。次に、入力受付処理手段13が行う入力受付処理に移行する(S3)。
【0021】
図18は初期画面を示す画面図である。図18において、100は、仕切り変更つまみ104(仕切縮尺設定手段)としての住宅地図用仕切り変更つまみ101と市街地図用仕切り変更つまみ102と地形地図用仕切り変更つまみ103と、表示縮尺変更つまみ105(表示縮尺設定手段)とを有するスライダースケール、106は前回表示された検索画面、107は前回表示された索引図、108は前回表示された地図である。
【0022】
また、図19は図18のスライダースケール100を示す構成図である。図19において、101〜103は図18と同様の住宅地図用仕切り変更つまみ、市街地図用仕切り変更つまみ、地形地図用仕切り変更つまみ、104はつまみ101〜103を共通的に示す仕切り変更つまみ、105は図18と同様の表示縮尺変更つまみである。図19に示すように、縮尺の小さい方から大きい方へ、地勢地図の縮尺範囲(表示範囲)、地形地図の縮尺範囲(表示範囲)、市街地図の縮尺範囲(表示範囲)、住宅地図の縮尺範囲(表示範囲)となる。
【0023】
図20は住宅地図を示す画面図であり、図21は市街地図を示す画面図、図22は地形地図を示す画面図、図23は地勢地図を示す画面図である。住宅地図には建物の形状や名称、道路等が示されており、市街地図には建物の形状は示されているが主要な名称や道路だけが示されている。また、地形地図には建物の形状は示されず、道路や主要な施設の記号が示され、地勢地図には道路や主要な施設の記号が示されている。
【0024】
図3は、図2の入力受付処理手段13を構成する機能実現手段を示す機能ブロック図である。
図3において、131は初期画面において検索画面を選択したか否かを判定する検索画面選択判定手段、132は仕切り変更つまみ104と表示縮尺変更105つまみとから成る変更つまみをカーソルで移動させたか否か、すなわち仕切り変更つまみ104若しくは表示縮尺変更つまみ105をカーソルで移動させたか否かを判定すると共に縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定する変更つまみ移動判定手段、133はその他の必要な処理を行うその他の処理手段、134は入力受付処理を終了させるか否かを判定する終了判定手段、135は入力受付処理において設定したデータや状態を記憶する記憶手段である。
【0025】
このように構成された入力受付処理手段13について、その動作を図10を用いて説明する。図10は入力受付処理手段13の動作を示すフローチャートである。
図10において、まず、検索画面選択判定手段131は、初期画面において検索画面を選択したか否かを判定する(S11)。選択したと判定したときは検索処理へ移行する。選択しなかったと判定したときは、次に変更つまみ移動判定手段132は、仕切り変更つまみ若しくは表示縮尺変更つまみをカーソルで移動させたか否かを判定し、縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定する(S12)。いずれかを移動させたとき、または縮尺仕切り同時移動を選択したときにはスライダースケール処理へ移行する。いずれも移動させず縮尺仕切り同時移動も選択しなかったときは、次に、その他の処理手段133によるその他の必要な処理を行う(S13)。次に、終了判定手段134は入力受付処理を終了させるか否かを判定する(S14)。終了の指示は例えば特定のキーを押下することにより行うことができる。入力受付処理を終了させる場合には次に記憶手段135は、ステップS11〜S13において設定したデータや状態を記憶する(S15)。
【0026】
図4は、初期画面において検索画面を選択したときに移行する検索処理を行う検索処理手段を示す機能ブロック図である。
図4において、14は検索処理を行う検索処理手段、141は検索画面106において住所が指定されたか否かを判定する住所指定判定手段、142は住所が指定されたと判定したときに指定された住所の座標(つまり表示する地図の中央位置を示す座標)を取得する座標取得手段、143は指定された住所と仕切り変更つまみの位置と表示縮尺変更つまみの位置とに基づいて所定の地図を表示する地図表示手段である。
【0027】
このように構成された検索処理手段14について、その動作を図11、図12を用いて説明する。図11は検索処理手段14の動作を示すフローチャート、図12は地図データを示す説明図である。
図11において、まず、住所指定判定手段141は、検索画面106において住所が指定されたか否かを判定する(S21)。住所が指定されたと判定したときには、次に、座標取得手段142は、指定された住所の座標を取得し(S22)、地図表示手段143は、指定された住所と仕切り変更つまみ104の位置と表示縮尺変更つまみ105の位置とに基づいて所定の地図を表示する(S23)。ステップS21で住所が指定されなかったと判定したときには、この検索処理を終了する。
図12に住所の例を示す。例えば北海道を選択したときには住所は緯度・経度(12345、6789)となり、これは例えば札幌になる。すなわち、北海道の地図においては札幌が中心になる。
【0028】
図5は、仕切り変更つまみ104若しくは表示縮尺変更つまみ105のいずれかをカーソルで移動させたと判定したとき、または縮尺仕切り同時移動が選択されたと判定したときに移行するスライダースケール処理を行うスライダースケール処理手段15を示す機能ブロック図である。
図5において、151は表示縮尺変更つまみ105が移動したか否かを判定する表示縮尺変更つまみ移動判定手段、152は仕切り変更つまみ104が移動したか否かを判定する仕切り変更つまみ移動判定手段、153は縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定する縮尺仕切り同時移動選択判定手段である。
【0029】
このように構成されたスライダースケール処理手段15について、その動作を図13を用いて説明する。図13はスライダースケール処理手段15の動作を示すフローチャートである。
図13において、まず、表示縮尺変更つまみ移動判定手段151は、表示縮尺変更つまみ105が移動したか否かを判定する(S31)。表示縮尺変更つまみ105が移動したと判定したときには表示縮尺移動時処理へ移行する。表示縮尺変更つまみ105が移動しなかったと判定したときには次に仕切り変更つまみ移動判定手段152は、仕切り変更つまみ104が移動したか否かを判定する(S32)。仕切り変更つまみ104が移動したと判定したときには仕切り移動時処理へ移行する。仕切り変更つまみ104が移動しなかったと判定したときには次に縮尺仕切り同時移動選択判定手段153は、縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定する(S33)。縮尺仕切り同時移動が選択されたと判定したときには同時移動選択時処理へ移行する。縮尺仕切り同時移動が選択されなかったと判定したときには、このスライダースケール処理を終了する。
【0030】
図6は、表示縮尺変更つまみ105が移動したと判定したときに移行する表示縮尺移動時処理を行う表示縮尺移動時処理手段を示す機能ブロック図である。
図6において、16は表示縮尺移動時処理を行う表示縮尺移動時処理手段、161は表示縮尺つまみ105の位置に応じて地図データベースの地図を選定する地図データベース選定手段、162は選定した地図を表示する地図表示手段である。
【0031】
このように構成された表示縮尺移動時処理手段16について、その動作を図14、図15を用いて説明する。図14は表示縮尺移動時処理手段16の動作を示すフローチャートであり、図15は各種の地図データベース(地図DB)を示す地図構成図である。図14において、まず、地図データベース選定手段161は、表示縮尺つまみ105の位置に応じて地図データベースの地図を選定する(S41)。例えば表示縮尺つまみ105が住宅地図の表示範囲(縮尺範囲)内にあるときには図15の住宅地図データベースを選択し、その住宅地図データベースから表示縮尺つまみ105の位置に応じた地図を選定する。次に、地図表示手段162は、ステップS41で選定した地図を表示する(S42)。
【0032】
図7は、仕切り変更つまみ104が移動したと判定したときに移行する仕切り移動時処理を行う仕切り移動時処理手段を示す機能ブロック図である。
図7において、17は仕切り移動時処理を行う仕切り移動時処理手段、171は仕切り変更つまみ104が移動したと判定したときはスライダースケール100における地図の縮尺範囲を仕切り変更つまみ104の移動位置に応じて変更する切替え位置変更手段、172は縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定する縮尺変更フラグ判定手段、173は縮尺変更フラグ判定手段172において縮尺仕切り同時移動が選択されなかったと判定したときに表示縮尺変更つまみ105の位置に対応する種別の地図を選定する地図データベース選定手段、174は選定された地図を表示する地図表示手段である。
【0033】
このように構成された仕切り移動時処理手段17について、その動作を図16を用いて説明する。図16は仕切り移動時処理手段17の動作を示すフローチャートである。
図16において、まず、切替え位置変更手段171は、スライダースケール100における地図の縮尺範囲(つまり地図種別の切替えを行う縮尺の位置)を仕切り変更つまみ104の移動位置に応じて変更する(S51)。次に、縮尺変更フラグ判定手段172は、縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定する(S52)。次に地図データベース選定手段173は、縮尺変更フラグ判定手段172において縮尺仕切り同時移動が選択されなかったと判定したときに表示縮尺変更つまみ105の位置に対応する種別の地図(たとえば住宅地図データベースにおいて表示縮尺変更つまみ105の位置に対応する地図)を選定する(S53)。次に、地図表示手段174は、選定された地図を表示する(S54)。ステップS52で縮尺仕切り同時移動が選択されたと判定したときには、この仕切り移動時処理を終了する。
【0034】
図24は住宅地図の表示範囲が1/2000の場合を示す説明図であり、図25は住宅地図の表示範囲が1/4000の場合を示す説明図である。図24、図25において、変更つまみ101〜105は図18、図19と同様のものである。図24に示すように、住宅地図の表示範囲が1/2000以上というように切替え縮尺(住宅地図から市街地図へと切り替わる縮尺)が大きい場合には、その表示地図の縮尺は例えば1/2000、1/1500、1/1000であるが、図25に示すように、住宅地図の表示範囲が1/4000以上というように切替え縮尺を小さい縮尺に変更した場合には、その表示地図の縮尺は例えば1/4000、1/3000、1/2000というようになり、表示する地図の範囲が広くなる。これにより、地図の使い勝手が良くなり、使用において極めて便利な地図になる。図25の場合、図示してはいないが、当然に1/1500、1/1000を表示することもできる。
【0035】
図8は、縮尺仕切り同時移動が選択されたと判定したときに移行する同時移動選択時処理を行う同時移動選択時処理手段を示す機能ブロック図である。
図8において、18は同時移動選択時処理を行う同時移動選択時処理手段、181は縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定する縮尺変更フラグ判定手段、182は縮尺変更フラグ判定手段181において縮尺仕切り同時移動が選択されたと判定したときは表示縮尺変更つまみ105の位置を仕切り変更つまみ104の位置と同一位置とし、仕切り変更つまみ104の移動に合わせて表示縮尺変更つまみ105を移動させる表示縮尺変更つまみ移動手段、183は移動した表示縮尺変更つまみ105の位置に対応する種別の地図を選定する地図データベース選定手段、184は選定された地図を表示する地図表示手段である。
【0036】
このように構成された同時移動選択時処理手段18について、その動作を図17を用いて説明する。図17は同時移動選択時処理手段18の動作を示すフローチャートである。
図17において、まず、縮尺変更フラグ判定手段181は、縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定する(S61)。縮尺変更フラグ判定手段181において縮尺仕切り同時移動が選択されたと判定したときは次に表示縮尺変更つまみ移動手段182は、表示縮尺変更つまみ105の位置を仕切り変更つまみ104の位置と同一位置とし、仕切り変更つまみ104の移動に合わせて表示縮尺変更つまみ105を移動させる(S62)。次に、地図データベース選定手段183は、移動した表示縮尺変更つまみ105の位置に対応する種別の地図を選定し(S63)、地図表示手段184は、選定された地図を表示する(S64)。ステップS61で縮尺仕切り同時移動が選択されなかったと判定したときは、この同時移動選択時処理を終了する。
図17に示す処理動作においては、表示縮尺変更つまみ105は仕切り変更つまみ104と同一位置で移動するので、仕切り変更つまみ104の切替え縮尺位置における地図表示状態を直ちに確認することができる。
【0037】
以上のように本実施の形態によれば、仕切り変更つまみ104の移動か若しくは表示縮尺変更つまみ105の移動かを判定すると共に仕切り変更つまみ104と表示縮尺変更つまみ105との同時移動である縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定するスライダースケール処理手段15と、仕切り変更つまみ104が移動したと判定したときはスライダースケールにおける地図の縮尺範囲を仕切り変更つまみ104の移動位置に応じて変更する仕切り移動時処理手段17とを有することにより、例えば住宅地図用仕切り変更つまみ101をカーソルで移動させた場合には、その移動位置を認識して住宅地図の縮尺範囲を変更することができるので、所望の地図の範囲を容易に変更することができ、また、範囲を変更した所望の地図を表示縮尺に応じて自動的に表示することとすれば、範囲を変更した地図を容易に表示することができる。
【0038】
また、スライダースケール処理手段15において縮尺仕切り同時移動が選択されたと判定したときは、表示縮尺変更つまみ105の位置を仕切り変更つまみ104の位置と同一位置とし、仕切り変更つまみ104の移動に合わせて表示縮尺変更つまみ105を移動させる同時移動選択時処理手段18を有することにより、仕切り変更つまみ104を移動させた場合には、表示縮尺変更つまみ105は、仕切り変更つまみ104と同じ位置で同じように移動するので、変更された表示縮尺の位置で地図を表示することとすれば、範囲が変更された地図の表示状態を直ちに確認することができる。
【0039】
さらに、仕切り移動時処理手段17は、仕切り変更つまみ104の移動であると判定したときはスライダースケールにおける地図の縮尺範囲を仕切り変更つまみ104の移動位置に応じて変更する切替え位置変更手段171と、縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定する縮尺変更フラグ判定手段172と、縮尺変更フラグ判定手段172において縮尺仕切り同時移動が選択されなかったと判定したときは表示縮尺変更つまみ105の位置に対応する種別の地図を選定する地図データベース選定手段173と、選定された地図を表示する地図表示手段174とを有することにより、例えば住宅地図の仕切り変更つまみ101をカーソルで移動させた場合には、その移動位置を認識して住宅地図の縮尺範囲を変更するようにしたので、所望の地図の範囲を容易に変更することができ、また、範囲を変更した所望の地図を表示縮尺に応じて自動的に表示するようにしたので、範囲を変更した地図を容易に表示することができる。
【0040】
さらに、同時移動選択時処理手段18は、縮尺仕切り同時移動が選択されたか否かを判定する縮尺変更フラグ判定手段181と、縮尺変更フラグ判定手段181において縮尺仕切り同時移動が選択されたと判定したときは表示縮尺変更つまみ105の位置を仕切り変更つまみ104の位置と同一位置とし仕切り変更つまみ104の移動に合わせて表示縮尺変更つまみ105を移動させる表示縮尺変更つまみ移動手段182と、移動した表示縮尺変更つまみ105の位置に対応する種別の地図を選定する地図データベース選定手段183と、選定された地図を表示する地図表示手段184とを有することにより、仕切り変更つまみ104を移動させた場合には、表示縮尺変更つまみ105は、仕切り変更つまみ104と同じ位置で同じように移動し、その移動した位置の表示縮尺で地図が表示されるので、範囲が変更された地図の表示状態を直ちに確認することができる。
【0041】
さらに、図14、図16または図17の地図表示方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを用いることにより、図14、図16または図17の地図表示方法をコンピュータを用いて任意の場所で任意の時間に実行することができる。
【0042】
さらに、図14、図16または図17の地図表示方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を用いることにより、コンピュータを用いて記録媒体からプログラムを読み取りさえすれば、図14、図16または図17の地図表示方法を任意の場所で任意の時間に実行することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の地図表示装置によれば、ユーザは、同一位置、同一表示縮尺であっても、異なる複数の地図を表示させることができる。したがって、ユーザは、目的に応じて、最適な地図を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な地図表示装置を示すブロック図
【図2】CPUがROMに格納されたプログラムを実行することにより実現される機能実現手段を示す機能ブロック図
【図3】図2の入力受付処理手段を構成する機能実現手段を示す機能ブロック図
【図4】初期画面において検索画面を選択したときに移行する検索処理を行う検索処理手段を示す機能ブロック図
【図5】仕切り変更つまみ若しくは表示縮尺変更つまみのいずれかをカーソルで移動させたと判定したとき、または縮尺仕切り同時移動が選択されたと判定したときに移行するスライダースケール処理を行うスライダースケール処理手段を示す機能ブロック図
【図6】表示縮尺変更つまみが移動したと判定したときに移行する表示縮尺移動時処理を行う表示縮尺移動時処理手段を示す機能ブロック図
【図7】仕切り変更つまみが移動したと判定したときに移行する仕切り移動時処理を行う仕切り移動時処理手段を示す機能ブロック図
【図8】縮尺仕切り同時移動が選択されたと判定したときに移行する同時移動選択時処理を行う同時移動選択時処理手段を示す機能ブロック図
【図9】CPUの動作を示すフローチャート
【図10】入力受付処理手段の動作を示すフローチャート
【図11】検索処理手段の動作を示すフローチャート
【図12】地図データを示す説明図
【図13】スライダースケール処理手段の動作を示すフローチャート
【図14】表示縮尺移動時処理手段の動作を示すフローチャート
【図15】各種の地図データベースを示す地図構成図
【図16】仕切り移動時処理手段の動作を示すフローチャート
【図17】同時移動選択時処理手段の動作を示すフローチャート
【図18】初期画面を示す画面図
【図19】図18のスライダースケールを示す構成図
【図20】住宅地図を示す画面図
【図21】市街地図を示す画面図
【図22】地形地図を示す画面図
【図23】地勢地図を示す画面図
【図24】住宅地図の表示範囲が1/2000の場合を示す説明図
【図25】住宅地図の表示範囲が1/4000の場合を示す説明図
【符号の説明】
1 CPU(中央処理装置)
2 入力装置
3 表示装置
4 RAM
5 ROM
6 読取り装置
7 CD−ROM
8 出力装置
11 初期画面表示手段
12 縮尺変更フラグ設定手段
13 入力受付処理手段
14 検索処理手段
15 スライダースケール処理手段
16 表示縮尺移動時処理手段
17 仕切り移動時処理手段
18 同時移動選択時処理手段
100 スライダースケール
101 住宅地図用仕切り変更つまみ
102 市街地図用仕切り変更つまみ
103 地形地図用仕切り変更つまみ
104 仕切り変更つまみ(仕切縮尺設定手段)
105 表示縮尺変更つまみ(表示縮尺設定手段)
131 検索画面選択判定手段
132 変更つまみ移動判定手段
133 その他の処理手段
134 終了判定手段
135 記憶手段
141 住所指定判定手段
142 座標取得手段
143、162、174、184 地図表示手段
151 表示縮尺変更つまみ移動判定手段
152 仕切り変更つまみ移動判定手段
153 縮尺仕切り同時移動選択判定手段
161、173、183 地図データベース選定手段
162、174、184 地図表示手段
171 切替え位置変更手段
172、181 縮尺変更フラグ判定手段
182 表示縮尺変更つまみ移動手段

Claims (5)

  1. 所望位置の地図を、大縮尺から小縮尺までの縮尺範囲で、縮尺変更自在に表示する地図表示装置であって、
    前記縮尺範囲をN個(Nは2以上の自然数)に仕切る仕切縮尺を、ユーザが変更自在に設定する仕切縮尺設定手段と、
    該仕切縮尺にて仕切られたN個の縮尺範囲の地図を、縮尺変更自在に表示するためのN個の地図データベースを択一的に用いて、前記所望位置の地図を、所定の表示縮尺で表示する地図表示手段と、
    前記表示縮尺を、ユーザが変更自在に設定する表示縮尺設定手段と、
    該表示縮尺を検出し、前記地図表示手段に、該表示縮尺に応じた前記地図データベースを用いて、前記所望位置の地図を該表示縮尺にて表示させる地図データベース選定手段と、
    前記仕切縮尺設定手段の位置と同一位置にある前記表示縮尺設定手段を、前記仕切縮尺の設定の変更に連動して移動させる同時移動選択時処理手段と、
    を備えることを特徴とする地図表示装置。
  2. 請求項1に記載の地図表示装置であって、
    前記仕切縮尺設定手段は、前記N個の縮尺範囲を、識別可能に表示することを特徴とする地図表示装置。
  3. コンピュータを用いて、所望位置の地図を、大縮尺から小縮尺までの縮尺範囲で、縮尺変更自在に表示する地図表示方法であって、
    コンピュータが実行する工程として、
    前記縮尺範囲をN個(Nは2以上の自然数)に仕切る仕切縮尺を、ユーザが変更自在に設定する仕切縮尺設定工程と、
    該仕切縮尺にて仕切られたN個の縮尺範囲の地図を、縮尺変更自在に表示するためのN個の地図データベースを択一的に参照する地図参照工程と、
    表示縮尺を、ユーザが変更自在に設定する表示縮尺設定工程と、
    該表示縮尺を検出し、該表示縮尺に応じた前記地図データベースを用いて、前記所望位置の地図を該表示縮尺にて表示させる地図データベース選定工程と、
    前記仕切縮尺の位置と同一位置にある前記表示縮尺を、前記仕切縮尺の設定の変更に連動して移動させる同時移動選択時処理工程と、
    を備えることを特徴とする地図表示方法。
  4. 請求項に記載の地図表示方法の各工程を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  5. 請求項に記載の地図表示方法の各工程を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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