JP4274582B2 - バス・インタフェース制御回路 - Google Patents
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Description
本願と同時に出願され、本発明の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれて本明細書に完全に記載したと同様に本明細書の一部をなす、Jay W.Gustin他による「Improved Universal Operator Station Module for a Distributed Process Control System」と題する米国特許出願である。
発明の背景
(1)発明の分野
本発明は制御回路の分野であり、さらに詳細には、モジュールのサブモジュールが通信する分散型プロセス制御システムのモジュールのインタフェース回路へのアクセスを制御する状態マシンに実装される制御回路に関する。
(2)関連技術の説明
Honeywell Inc.のTDC3000などの分散型プロセス制御システムは、コンピュータ化されたプラント管理システムを備える。その1つのバージョンが、1986年8月19日に発行された米国特許第4607256号に記載および請求されている。このようなプロセス制御システムはそれぞれ複数の様々なタイプのモジュールを含む。各モジュールは共通のカーネル・サブモジュールを含む。各モジュールは周辺サブモジュールも含み、各周辺サブモジュールの機能および構造は一般に様々である。システムの所与のモジュールとその他のモジュールとの間の全ての通信は、ネットワークのローカル制御ネットワーク(LCN)バスを介して行われ、LCNへのアクセスは各モジュールのカーネル・サブモジュールを介して行われる。カーネル・サブモジュールとそれと関連する周辺サブモジュールとの間の通信は、インタフェース回路を介して行われる。従来技術のモジュールのカーネルおよび周辺サブモジュールのハードウェアおよびソフトウェア構成要素は全て、所与のモジュールの必要な機能を実行するように特に設計されていた。
市販のパーソナル・コンピュータ(PC)、それらに関連する周辺機器、および関係するオペレーティング・システム・ソフトウェアの性能は、近年飛躍的に向上しており、それにともなってそれらのコストは低下している。したがって、例えば、このようなシステムのオペレータ・ステーション・モジュールの周辺サブモジュールの専用ハードウェアおよびソフトウェア構成要素に代えて、市販のPC、周辺機器、およびソフトウェアを、汎用オペレータ・ステーション・モジュールなどのモジュールの周辺サブモジュールに組み込むことが望ましい。このようにすることの問題点は、市販のハードウェアおよびソフトウェアが、業界標準の市販のバス・プロトコル、例えば周辺要素相互接続(PCI)バスおよび信号プロトコルを使用して通信する点である。残念ながら、PCIバスおよび信号プロトコルは、モジュール・バスのバスおよび信号プロトコルと互換性がない。上記に明示した、Improved Universal Operator Station Module for a Distributed Process Control Systemと題する相互参照した特許出願に、この問題の解決策が教示されている。それは、所与のモジュールのカーネル・サブモジュールが、新規のインタフェース回路を介して関連する周辺サブモジュールと通信することを可能にするインタフェース回路を含めるものである。これはこのカーネル・サブモジュールのハードウェアおよびソフトウェアの構成要素に変更を加える必要なく市販のハードウェアおよびソフトウェアに実装される。本発明の制御回路は、このインタフェース回路の動作、およびモジュールのサブモジュールによるこのインタフェース回路へのアクセスを制御する。
発明の概要
本発明は、分散型プロセス制御システムのモジュールのカーネル・サブモジュールと周辺サブモジュールとの間の通信を行うインタフェース回路用の制御回路を提供する。周辺モジュールの構成要素は、標準的な市販の電子構成要素およびこのハードウェアと関連するソフトウェアである。カーネル・サブモジュールのモジュール・バスの構造およびプロトコルは、PCIバスなど周辺サブモジュールの市販のバスの構造およびプロトコルと互換性がない。この制御回路は、3つの状態マシンによって実装される。1つ目はアービタ回路またはアービタ状態マシン(ARSM)であり、2つ目はPCIターゲット状態マシン(PTSM)であり、3つ目はモジュール・バス状態マシン(MBSM)である。アービタ状態マシンは、カーネル・サブモジュールのモジュール・バスまたは周辺サブモジュールのPCIバスのどちらが、モジュール・バス状態マシンおよびPCI状態マシンからの制御信号に応答してインタフェース回路の構成要素へのアクセス権を有するかを決定する。
PCIバス上の信号によって表されるPCIプロトコルは、PTSMによって解釈される。PTSMの機能は、PCIバスから受信した信号を検出し、この信号がインタフェース回路のどの構成要素にアドレスされるか、またこの信号がいつ伝送されることになるかを決定する。さらに、PTSMは、ARSMおよびMBSMへの制御信号を生成する。
MBSMは、そのモジュール・バスがアクセスを許されたインタフェース回路のレジスタの1つからの読取りまたはこれへの書込みをカーネル・サブモジュールが行うことができるようにする、モジュール・バス制御信号を生成する。MBSMはまた、周辺サブモジュールがカーネル・サブモジュールのメモリへの、またはこれからのダイレクト・メモリ・アクセス動作を実行することができるようにするモジュール・バス制御信号も生成する。
したがって、本発明の目的は、分散型プロセス制御システムのオペレータ・ステーション・モジュールのインタフェース回路用の改良した制御回路を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、複数の状態マシンを含む分散型プロセス制御システムのモジュールのインタフェース回路用の、改良した制御回路を提供することである。
【図面の簡単な説明】
本発明のその他の目的、特徴、および利点は、添付の図面に関連して述べた下記の本発明の好ましい実施形態の説明から容易に明らかになるであろうが、開示の新規概念の主旨および範囲を逸脱することなく変更および修正を加えることができる。
第1図は、本発明の制御回路を利用するインタフェース回路を含む、ユニバーサル・オペレータ・ステーション・モジュールを示すブロック図である。
第2図は、第1図の制御回路の主要な構成要素を示す、インタフェース回路のブロック図である。
第3図は、アービタ状態マシンの状態図である。
第4図は、モジュール・バス状態の状態図である。
第5図は、PCIターゲット状態マシンの状態図である。
好ましい実施形態の説明
本願の第1図は相互参照出願の第2図に対応し、本願の第2図は相互参照出願の第3図に対応することに留意されたい。この2つの出願の教示をより理解しやすくするために、1つの例外を除いて、本願の第1図および第2図の参照番号は相互参照出願の第2図および第3図のそれと同じである。
第1図を参照すると、モジュール56は、カーネル・サブモジュール16’がモジュール56の周辺サブモジュール59の構成要素と通信するためのインタフェース回路58を含む。インタフェース回路58とカーネル・サブモジュール16’の間の接続は、モジュール・バス18’を用いて行われ、インタフェース回路58と周辺サブモジュール59の構成要素との間の接続は周辺要素相互接続(PCI)ローカル・バス60を用いて行われる。PCIバスは多くの市販製品で使用されていることに留意されたい。PCIバス60は、アドレス、データ、コマンド、およびバイト・レーン制御が多重化された単一の32ビット・バスと、制御線および割込み線とからなる。モジュール・バス18’は、32ビットのデータ・バス19’および24ビットのアドレス・バス20’の2つのバス、ならびに割込みおよび制御線からなる。
第2図は、モジュール56のインタフェース回路58のブロック図である。カーネル・サブモジュール16’とインタフェース回路58との間の通信は、データ・バス19’、アドレス・バス20’、ならびに適当な割込み線および制御線を含むモジュール・バス18’を用いて行われる。インタフェース回路58とモジュール56の周辺サブモジュール59の構成要素との間の通信は、PCIバス60ならびに適当な割込み線および制御線を用いて行われる。
インタフェース回路58の機能は、それ自体の信号プロトコルを有するPCIバス60からの信号を、モジュール・バス18’の信号プロトコルに合った信号に変換すること、およびモジュール・バス18’からの信号をPCIバス60の信号プロトコルにあった信号に変換することである。さらに、インタフェース回路58は、モジュール56が構成要素となっているプロセス制御システムが利用する通信プロトコルをサポートするために必要なハードウェア資源を実装する。好ましい実施形態では、プロセス制御システムは、Honeywell Inc.のTDC3000である。モジュール・アドレス・バス20’上のアドレスの範囲は、両サブモジュールのメモリまたはハードウェア構成要素中のデータのアドレス、すなわちオペランド、命令、コマンド、またはレジスタ・ブロック83の制御レジスタの1つを規定する。例えば、アドレスの範囲の1つは、制御レジスタ27’、28’、または30’のうち1つを選択するためのアドレスを含む。制御レジスタ27’、28’、および30’はそれぞれ、プリンタ84やディスク62、CRT82などの周辺サブモジュール59の構成要素の動作を制御するためにカーネル・サブモジュール16’で使用される。
PCIプロトコル、より正確に言えばPCIバス60上の信号は、PTSM85で解釈され、モジュール・バス・プロトコル、より正確に言えばカーネル・サブモジュール16’からの制御信号は、MBSM86で解釈される。FRAME、IRDY、C/BE[3..0]などの制御信号は、例えばSCSIコントローラ64など、PCIバス60を介してデータが伝送されるときに信号がアドレスされるターゲットを通知する。PTSM85の機能は、このような信号を検出し、どのような信号をMBSM86、ARSM90に送信する必要があるか、またインタフェース・レジスタ88のどれに送信する必要があるかを決定することである。さらにPTSM85は、PCIバス・プロトコルが必要とするPCI制御信号も生成する。PTSM85は、それに加えられるPCIクロック信号と同期して様々な状態に進む。PCI状態マシン85は、1つまたは複数のPCIバス信号あるいはMBSM86からの制御信号を待機する間、ある状態で休止することもある。
ARSM90は同期状態マシンであり、その状態図を第3図に示す。ARSM90は、PCIバス60またはモジュール・バス18’のどちらのバスがインタフェース・レジスタ88の1つへのアクセス権を有するかを決定する。インタフェース・レジスタ88は、ローカル制御ネットワーク・プロセッサ(LCNP)レジスタ118およびデバッグ・ポート(DP)レジスタ119、レジスタ・ブロック83の制御レジスタ27’、28’、および30’、ならびにPCI構成スペース・レジスタ94を含む。ARSM90は、アドレス・バス96およびデータ・バス98へのPCIのアクセスも制御する。モジュール・バス20’は、レジスタ94へのアクセス権もPCIバス60へのアクセス権も有さないことに留意されたい。PCIバス60からレジスタ94へのアクセスは、アービタ90によっても制御される。
モジュール・バス状態マシン(MBSM)86は同期1ホット状態マシンであり、その状態図を第4図に示す。MBSM86は、デバッグ・ポート・レジスタ119のレジスタまたは制御レジスタ・ブロック83の制御レジスタからの読取りまたはこれへの書込みをカーネル・サブモジュール16’が行うことができるようにするMBSM制御信号を生成する。MBSM86は、カーネル・サブモジュール16’のDRAM24’への、またはこれからのダイレクト・メモリ・アクセス(DMA)動作を周辺サブモジュール59が実行することができるようにするモジュール・バス制御信号を生成する。MBSM86は、カーネル・サブモジュール16’からインタフェース・レジスタ88の任意の1つのレジスタへの全てのアクセスのタイミングを制御する。MBSM86はまた、モジュール・バス20’を介したDMAサイクルのDRAM24’へのアクセスのタイミングも制御する。その結果として、インタフェース回路58中で別個のDMA回路は不要となる。MBSM86は、それに加えられるPCIクロック信号と同期して様々な状態となり、また、モジュール・バス16’、PCI状態マシン85、およびアービタ90からの制御信号に依存して、次の状態に変化する、または所与の状態で休止する。MBSMマシン86は、PCI割込み生成も制御する。
PTSM85は同期1ホット状態マシンであり、その状態図を第5図に示す。PTSM85は、それに加えられるPCIアドレスを検査するための回路を含み、あるアドレスがPCI構成スペース・レジスタ94の識別した範囲の1つにある場合には、制御信号PCI_REQによってモジュール・バス20’へのアクセス要求がARSM90に発信される。モジュール・バス20’はARSM90によって制御され、PCIバス60がカーネル・サブモジュール16’の制御レジスタ88、DRAM24’、または状態レジスタへのアクセス権を有するときに、カーネル・サブモジュール16’がインタフェース回路58のインタフェース・レジスタ88へのアクセス権を有し、レジスタ88からデータを読み取る、またはこれにデータを書き込むことを防止する。MBSM86はカーネル・サブモジュール16’からインタフェース・レジスタ88へのアクセスのタイミングを制御し、書込みまたは読取りサイクルが完了したときに、MBSM86はモジュール・バス20’の制御をカーネル・サブモジュール16’のプロセッサ22’に戻す。
インタフェース回路58の任意のインタフェース・レジスタ88またはカーネル・サブモジュール16’のDRAM24’へのアクセス要求は、カーネル・サブモジュール16’または周辺サブモジュール59のどちらが、より簡潔に言えばPCIバス60またはモジュール・バス18’のどちらが、この要求がオーバラップしたときにアクセス権を認可されることになるかを判断するARSM90を介して送られる。この要求が同時に行われたときには、ARSM90は、PCIバスにアクセス権を認可するようになっている。アクセス・サイクルは、PTSM85がARSM90への要求信号の伝送を引き起こす状態に入る、またはアドレス・デコード論理(ADL)108がモジュール・バス20’上の適当な範囲内のアドレスをデコードすることによって開始する。
第3図、第4図、および第5図はそれぞれ、アービタ状態マシン(ARSM)90、モジュール・バス状態マシン(MBSM)86、およびPCIターゲット状態マシン(PTSM)85の状態を示す状態図である。これらの図では、ARSM90などの状態マシンの状態は、第3図の「IDLE」状態など、その円内に配置された、状態に対する名称または頭字語を有する円として示してある。PCI_GNT状態にあるときにARSM90が生成する制御信号は、その状態を表す円にリード線で接続された楕円中に配置される。例えば、ARSM制御信号PCI_GNT=TRUEは、ARSM90がPCI_GNT状態にあるときにこれによって生成される。ARSM90は、PCI_REQ制御信号がARSM90に加えられている間、PCI_GNT状態で休止する。これは、ある状態を規定する円と交差する先端に矢印の付いた弧で示す。制御信号の名称は、その付近に印刷してある。例えば、ARSM90は、制御信号PCI_REQがPTSM85からARSM90に加えられている間、PCI_GNT状態で休止する。
PTSM状態マシン(PTSM)85は、インタフェース回路のレジスタ88の1つまたはDRAMメモリ24’と関連するPCIアドレスがPTSM85のアドレス検査回路によって検出されたとき、このアドレスがPCIバス60上に存在するのに応答して要求信号(PCI_REQ)を発行する。この信号PCI_REQによって、ARSM90はIDLE状態からREQUEST BUS状態に変化する。ARSM90は、モジュール・バス18’の制御線を介してモジュール・バス認可MBBGNT信号が受信されたときにこの状態から出、その時点でPCI_GNT状態に入る。信号PCI_REQ要求信号が除去されるまで、この状態は保持される。PCI_GNT状態は、その他2つの並行状態を開始させる。1つはPCI_GNTFF状態であり、この状態を使用して、以前のPCI_GNT状態の直後に別のPCI_REQ信号が発生した場合に、再度PCI_GNT状態に入ることを防止する。これによりモジュール・バス18’は、連続したPCIアクセス・サイクルの間でアクセス権を得ることができる。もう1つの状態は、PCIバスからアクセスされるインタフェース回路58の資源に依存して起こりうる4つの状態の1つである。第1の起こりうる状態は、PCIをDRAM24’のアクセスに認可するメモリ認可状態MEMGNTである。PCIバス60を介してアクセスされているアドレスが80000−FFFFF(16進数)の範囲内にある場合に、このARSM90の状態に入る。その場合には、アドレス・デコード論理回路(ADL)108は、ARSM90に伝送されるADL制御信号PCI TO DRAM DECODEを生成する。第2の起こりうる状態は、PCIアクセスを制御レジスタ83の1つに認可するレジスタ認可状態REGGNTである。PCIバス60上のアドレスが43000−45FFF(16進数)の範囲内にある場合に、ARSM90はREGGNT状態に入り、ADL108にADL制御信号PCI TO REG DECODEを生成させる。第3のこのような状態は、PCIアクセスを、レジスタ・ブロック92のLCNP制御レジスタ118またはデバッグ・ポート・レジスタ119に認可する制御認可状態CNTLGNTである。アドレス・マルチプレクサ110からADL108に加えられるPCIアドレスがE000−EC00の範囲、または50000〜50004(16進数)の範囲にある場合にCNTLGNT状態となり、これによりADL108は、ADL制御信号PCI TO LCNP CONTROL REGS DECODE信号をARSM90に印加する。第4の最後のこのような状態は、PCIバス60が構成レジスタ94にアクセスしている場合にARSMが入る、構成認可状態CFGGNTである。ADL108に加えられるPCIアドレスがレジスタ94のアドレスである場合にCFGGNT状態に入り、これによりADL108は、ADL制御信号PCI TO CONFIG REGISTER DECODEをARSM90に印加する。これら4つの状態は相互に排他的である。任意の所望のPCIサイクル中に、この4つの状態のうち1つのみに入ることになる。入った状態は、PCI_REQ信号が除去されるまで保持される。
ARSM90は、ADL108からMODBUS要求信号を受信すると、PCI_REQ信号がアクティブでなければMODBUS_GNT状態に入る。ADL108は、ADL108に加えられるアドレスがカーネル・サブモジュール16’からのものであり、43000−45FFF(16進数)の範囲内である場合には、MODBUS REQUEST制御信号を生成する。MODBUS REQUESTおよびPCI_REQの制御信号が両方とも同時にアクティブとなる場合には、PCI_REQが優先権を有し、MODBUS_GNT状態には入らない。PCI_GNTFFがセット状態である場合には、PCI_GNT状態には入らない。MODBUS_GNT状態に入った場合には、すなわちPCI REQ信号がない場合には、MODBUS_GNT状態は同時にもう1つの状態、MODBUS_GNTFFを開始する。MODBUS_GNTFF状態は、モジュール・バスのアクセス・サイクルの最後にMODBUS_GNT状態に入ることを防止する。これにより、連続したモジュール・バス・サイクル要求がある場合に、PCIアクセス・サイクルが可能となる。MODBUS_GNT状態は、MODBUS REQUEST信号が除去されるまで保持される。
第4図を参照すると、モジュール・バス状態マシン(MBSM)86は3つの制御パスを有する。第1のパスはPCIからモジュール・バス(PMB)へのパスである。カーネル・サブモジュール16’のDRAM24’、あるいはインタフェース回路58のレジスタ・ブロック83のインタフェース制御レジスタ27’、28’、または30’への任意のPCIアクセスは、ARSM90がMEMGNTまたはREGGNT状態であることによって示される。これらの状態からのARSM制御信号MEMGRNT=TRUEまたはREGGNT=TRUEがMBSM86に加えられると、MBSM86がそのPMパス上で始動する。第1の状態PMBS2では、モジュール認可確認信号(MBGACK=TRUE)がカーネル・サブモジュール16’に伝送される。次いでMBSM86は、次のクロック信号で無条件でPMBS3状態となる。この状態で、アドレス出力イネーブル制御信号ADDOEがアサートされる。PCIサイクルが書込みサイクルである(MBRWがアサート解除(deassert)される)場合には、データ出力イネーブル信号DATAOEがアサートされる。ADDOE信号は、アサートされたときに、アドレス信号をモジュール・アドレス・バス20’に加える。データ出力イネーブル信号DATAOEは、PCIアクセス・サイクルが書込みサイクルであり、モジュール・バス読取り/書込み信号(MBRW)が書込みを意味する値になった場合に、アサートされる。次いでMBSM86は無条件でPMBS4状態となり、この状態でアドレス・ストローブ信号MBBASTをアサートする。次いでMBSM86は無条件でPMBS5状態に進み、この状態でモジュール・バス・エラー信号(MBBERR)を受信する(この場合にはPMBS8状態に進むことになる)、またはカーネル・サブモジュール16’からモジュール・バス確認信号(MBDACK=FALSE)を受信するまで休止する。MBDACK信号を受信すると、MBSM86はPMBS6状態に進む。MBSM86がPMBS6状態にある間、信号の変化はなく、これは1クロック時間遅延として使用される。次いでMBSM86はPMBS7状態に進行する。MBSM86がPMBS7状態にある間もやはり信号の変化はなく、これは1クロック周期が第2時間だけ遅延し、その後MBSM86はPMBS8状態に移行する。PBSM8状態にあるMBSM86は、進行準備(ready to proceed)信号READYをPTSM85にアサートする。次いでMBSM86は無条件でPMBS9状態に進み、この状態で信号MBBASTおよびDATAOEがアサート解除される、すなわちFALSEとなり、その後無条件でPMBS10状態に進行する。PMBS10状態で、信号ADDOEがアサート解除される。次いでMBSM86は無条件でPMBS11状態に進み、この状態で、PTSM85が信号T4で表されるTURN_AR状態に入るまで休止する。制御信号T4は、PCIバス60がPCIアクセス・サイクルの終了を確認したことを示す。制御信号T4がアサートされると、MBSM86はIDLE状態に戻り、この状態で信号MBGBACKおよびREADYがアサート解除される。
MBSM86の第2の制御パスは、モジュール・バス18’から、第4図ではMRとして識別されるブロック83の制御レジスタの1つへのパスである。ARSM90がMODBUS_GNT状態に入り、MBSM86に加えられるMODBUS_GNT信号を生成したときに、MRパスに入る。この信号を受信すると、MBSM86はMRS1状態に進行する。この状態で、アクセス・サイクルがモジュール・バス読取りである(モジュール・バスの読取り/書込み信号MBRWがアサートされる)、またはこのサイクルが割込み確認サイクルである(MBIACKがアサートされる)場合に、データ出力イネーブル信号(DATAOE=READ)がアサートされる。このサイクルが書込みである(MBRWがアサート解除される)場合には、モジュール・バス書込みストローブ信号MOD_WRTSTBがアサートされる。次の状態MRS2には無条件で入る。この状態で、サイクルがモジュール・バス書込みである場合には、モジュール・バス書込みストローブ信号(MOD_WRTSTB)がアサートされる。次の状態MRS3には無条件で入り、モジュール・バスデータ確認信号(MBDACK)がアサートされる。MBSM86は、1つの3状態が発生するまでこの状態で休止する。1つの状態はカーネル・サブモジュール16’からのモジュール・バス・エラー信号MBBERRの受信であり、この場合にはMBSM86はIDLE状態に戻る。モジュール・バス割込み確認信号MBIACKがアサートされた場合には、MBSM86はMRS3状態のままとなる。そうでない場合には、モジュール・バス・スロット・アドレス・ストローブ信号MBSASTおよびモジュール・バス・アドレス・ストローブMBBASTのアサーションについて試験を行う。これらの信号がともに真である場合には、MBSM86はMRS3状態で休止する。これらの信号がともにアサート解除された、すなわち偽である場合には、MBSM86はMRS4状態に進行し、この応対でデータ確認信号MBDACKがアサート解除される。次いでMBSM86は無条件でIDLE状態に入り、この状態でデータ出力イネーブル信号DATAOEがアサート解除される。
MBSM86の第3の制御パスは、PCIからLCNP制御レジスタ118またはPCI構成レジスタ94への、REGパスである。ARSM90が制御認可状態CNTLGNTまたは構成認可状態CFGGNTに入ると、これらの状態からアサートされた制御信号によってMBSM86はREGパスに入る。このパスの第1の状態、REGS1で、モジュール・バス認可確認(MBGACK)信号がアサートされる。次のクロック信号を受信すると無条件でREGS2に入り、この状態でREADY信号がPTSM85にアサートされる。やはり無条件で入る次の状態REGS3は、状態REGS4と同様に1クロック時間遅延である。MBSM85の状態REGS5には無条件で入り、MBSM86は、PCI_REQおよびMBGNT信号がともにアサート解除されるまで、この状態で休止する。これが起こると、MBSM86はIDLE状態に戻り、信号READYおよびMBGACKはアサート解除される。
第5図を参照すると、PTSM85は2タイプのアクセス・サイクル、つまり構成アクセスおよびメモリ・アクセスをサポートしている。構成アクセスは、PCI仕様書Rev.2.0に規定されたPCI構成スペース・レジスタ94からの読取りおよびこれへの書込みのためのものである。メモリ・アクセスは、ブロック83またはブロック92の任意のレジスタ、あるいはカーネル・サブモジュール16’のDRAM24’からの読取りまたはこれへの書込みである。PTSM85の状態の大部分は、構成アクセスおよびメモリ・アクセス両方によって共有される。トランザクション・タイプ、メモリ読取り/書込み、または構成読取り/書込みは、PCIアドレス・フェーズ中にインタフェース回路58に与えられるPCIコマンドをデコードするPTSM85によって決定される。
トランザクションの開始は、周辺サブモジュール59による制御信号FRAMEがアサートされることによって通信され、これによりPTSM85はIDLE状態からビジー状態B_BUSYに進む。PTSM85は、下記の3つの事項のうち1つが起こるまでB_BUSY状態で休止する。すなわち、トランザクションがLCNPおよびデバッグ・ポート・レジスタ92、制御レジスタ83(レジスタ27’、28’、および30’)、またはカーネル・サブモジュール16’のDRAM24’へのPCIメモリ・アクセスとしてデコードされる、トランザクションがPTSM85をIDLE状態に戻す別のPCIエンティティを目標とする、あるいはトランザクションがPTSM85をDROP_RQ状態に進める、PCI構成スペース・レジスタ94への構成アクセスとしてデコードされる。DROP_REQ状態に入ると、バス要求制御信号PCI_REQがARSM90に発行され、装置選択信号DEVSEL信号がPCIバス60上にアサートされ、インタフェース回路58がアクセスを受容し、応答することを示す。PTSM85は、PTSM85をXFER状態に進める信号READY信号がMBSM86によって受信されるまで、DROP_REQ状態で休止する。構成トランザクションが読取りである場合には、XFER状態に入ると、PTSM制御信号TRDYがPCIバス60上にアサートされ、インタフェース回路58がデータを転送する準備ができたことを通信する。次いで、PCIインタフェース回路72など、PCIバス60に信号を伝送するまたはこれから信号を受信することを認可された周辺サブモジュール59の構成要素であるマスタが制御信号IRDYをアサートするまで、PTSM58はXFER状態で休止し、その時点でデータが転送される。構成トランザクションが書込みである場合には、XFER状態に入ると、PTSM85は、そのトランザクションのPCIマスタが信号IRDYをアサートして、そのPCIマスタがデータを転送する準備ができたことを通信するまで休止し、次いでPTSM85は制御信号TRDYをアサートし、データが転送される。構成アクセスがマスタによるバースト試行(後述)でないものと仮定すると、IRDYおよびTRDYが同時にアサートされると、PTSM85はターン・アラウンド状態TURN_ARに戻り、PCIマスタおよびPTSM85はそれぞれのPCI制御信号をアサート解除し、PCIバス60のアドレスおよびデータ信号の駆動を停止する、すなわちアサート解除することができる(AD_OE=FALSE)。次いでPTSM85は無条件でIDLE状態に進む。
インタフェース回路58のレジスタ92または制御レジスタ27’、28’、および30’、あるいはカーネル・サブモジュール16のDRAM24’へのメモリ・アクセスの場合には、PTSM85をIDLE状態からBUSY状態に進める信号FRAMEのアサーションによってトランザクションの開始が通信される。トランザクションがメモリ・アクセスとしてデコードされたときに、PTSM85はS_DATA状態に進む。S_DATA状態に入ると、バス要求信号PCI_REQがARSM90に発行され、装置選択信号DEVSELがPCIバス60上にアサートされ、インタフェース回路58がアクセスを受容し、応答することを示す。PTSM85は、READY信号をMBSM86から受信するまで、S_DATA状態で休止する。これによりPTSM85はXFER状態に進む。メモリ・トランザクションが読取りである場合には、XFER状態に入ると、信号TRDYがPCIバス60上にアサートされ、インタフェース回路がデータを転送する準備ができたことを通信する。次いでPTSM58は、マスタが信号IRDYをアサートするまでXFER状態で休止し、その時点でデータが転送される。
メモリ・トランザクションが書込みである場合には、XFER状態に入ると、PTSM85は、そのトランザクションのPCIマスタが制御信号IRDYをアサートして、そのマスタがデータを転送する準備ができたことを通信するまで休止する。次いでPTSM85は信号TRDYをアサートし、データが転送される。メモリ・アクセスがマスタによるバースト試行でないものと仮定すると、IRDYおよびTRDYが同時にアサートされると、PTSM85はTURN_AR状態に進み、これによりマスタおよびPTSM85はそれぞれのPCI制御信号をアサート解除し、PCIバス60のアドレスおよびデータ信号の駆動を停止することができる。次いでPTSM85は無条件でIDLE状態に進む。
バーストはインタフェース回路58によってサポートされていない。PCIマスタによってバーストが試行された場合には、PTSM85は単一のデータ・フェーズ後にバースト試行を終了するようマスタに通信する(信号TRDYおよびIRDYが両方ともアサートされているときにはこれらがデータ・フェーズを規定する)。マスタは、制御信号FRAMEを使用して、バースト試行を規定し、トランザクション中の最後のデータ・フェーズを通信する。制御信号FRAMEはこのようなトランザクション中の最後のデータ・フェーズの前にアサート解除される。したがって、あるデータ・フェーズ中に信号FRAMEがアサートされた場合には、マスタは別のデータ・フェーズを実行しようとする。データ・フェーズ中に信号FRAMEがアサートされない場合には、マスタはこのトランザクション中の最後のデータ・フェーズを扱う。PTSM85は構成アクセスおよびメモリ・アクセスでXFER状態である間に制御信号FRAMEを検出し、バーストが試行されている場合には、PCIバス60上にSTOP制御信号をアサートするという形で応答する。STOP制御信号はデータ転送中アサートされたままとなり、現在のデータ・フェーズ後にトランザクションを終了するようPCIマスタに通信する。現在のデータ・フェーズが完了すると、PTSM85はXFER状態からWAIT状態に進み、制御信号FRAMEがアサート解除されるまでWAIT状態で休止する。信号FRAMEがアサート解除されると、PTSMはTURN_AR状態に進む。これによりマスタおよびPTSM85はそれぞれのPCI制御信号をアサート解除し、PCIバス60のアドレスおよびデータ信号の駆動を停止することができる。次いでPTSM85は無条件でIDLE状態に進む。
カーネル・サブモジュール16’またはインタフェース回路58に重大な障害が発生した場合、あるいはアドレス・パリティ・エラーが検出された場合にPTSM85がS_DATAまたはDROP_RQ状態であるときには、PTSM85によってPCIシステム・エラー信号SERRがアサートされる。パリティ生成および検査回路114によってデータ・パリティ・エラーが検出された場合にPTSM85がIDLEまたはTURN_AR状態であるときには、PTSM85によってPCIパリティ・エラー信号PERRがアサートされる。
前述の内容から、本発明の範囲を逸脱することなく、好ましい実施形態に様々な修正を加えることができることは明らかであろう。
Claims (12)
- 分散型プロセス制御システムのモジュールのインタフェース回路用の制御回路であり、前記モジュールがカーネル・サブモジュール、周辺サブモジュール、およびインタフェース回路を含み、このインタフェース回路が入力データ・マルチプレクサおよびインタフェース・レジスタを含み、カーネル・サブモジュールがメモリ手段を有し、制御および割込み信号を生成し、ある構造およびプロトコルを有するモジュール・バスを介してインタフェース回路と通信し、周辺サブモジュールが制御および割込み信号を生成し、モジュール・バスと互換性のない構造およびプロトコルを有する第2バスを介してインタフェース回路と通信する制御回路であって、
A)ARSM制御信号を生成するアービタ状態マシン(ARSM)手段と、MBSM制御信号を生成するモジュール・バス状態マシン(MBSM)手段と、SBSM制御信号を生成する第2バス・ターゲット状態マシン手段と、ADL制御信号を生成するアドレス・デコード論理(ADL)手段とを含み、
B)前記ARSM手段が、MBSM制御信号、SBSM制御信号、ADL制御信号、カーネル・サブモジュールからの制御信号、および周辺サブモジュールからの制御信号に応答してARSM制御信号を生成し、そのARSM制御信号が、いつカーネル・サブモジュールがインタフェース・レジスタの1つへのアクセス権を有するか、あるいはいつ周辺サブモジュールがインタフェース・レジスタの1つまたはカーネル・サブモジュールのメモリ手段へのアクセス権を有するかを決定し、
C)MBSM手段が、ARSM制御信号、SBSM制御信号、およびカーネル・サブモジュールからの制御信号に応答してMBSM制御信号を生成し、前記MBSM制御信号が、カーネル・サブモジュールがインタフェース回路のインタフェース・レジスタの1つへのアクセス権を有するときに、カーネル・サブモジュールがそれからの読取りまたはそれへの書込みを行うことを可能にする、あるいは周辺サブモジュールがインタフェース・レジスタへのアクセス権またはカーネル・サブモジュールのメモリ手段へのアクセス権を有するときに、周辺サブモジュールがインタフェース・レジスタの1つからの読取りもしくはそれへの書込み、またはカーネル・サブモジュールのメモリ手段からの読取りもしくはそれへの書込みを行うことを可能にし、また前記MBSM制御信号が、このようなアクセスのタイミングを制御し、周辺サブモジュールによって発生する割込みも制御し、
D)第2バス状態マシン手段が、ARSM制御信号、MBSM制御信号、および周辺サブモジュールからの制御信号に応答してSBSM制御信号を生成し、前記SBSM制御信号が、そうすべきときに周辺サブモジュールがインタフェース回路のインタフェース・レジスタの1つからの読取りまたはこれへの書込み、あるいはカーネル・サブモジュールのメモリ手段からの読取りまたはこれへの書込みを行うことを可能にし、
E)ADL手段が、カーネル・サブモジュールまたは周辺サブモジュールからのアドレス信号が入力アドレス・マルチプレクサを介してアドレス・デコード論理に伝送されるのに応答してADL制御信号を生成し、前記ADL制御信号が、それへのアクセス権を有するサブモジュールによってデータ信号が読み取られるまたは書き込まれるインタフェース回路のインタフェース・レジスタまたはカーネル・サブモジュールのメモリ手段を識別し、
F)第2バスが周辺構成要素相互接続PCIバスであり、第2バス状態マシンがPCIターゲット状態マシン(PTSM)であり、SBSM制御信号がPTSM制御信号である、
制御回路。 - ARSMは、モジュール・バスがモジュール・バス要求(MODBUS REQUEST)制御信号がADLによって生成されるのに応答してインタフェース回路へのアクセス権を有すること、またはPCIバスがPTSMからのPCIバス要求(PCI_REQ)信号に応答してインタフェース回路へのアクセス権を有することを決定し、かつ、MODBUS要求信号およびPCI_REQ信号が両方とも同時にARSMに印加された場合に、PCIバスにインタフェース回路へのアクセス権を認可する請求項1に記載の制御回路。
- インタフェース回路のインタフェース・レジスタが、制御レジスタ、PCI構成スペース・レジスタ、およびLCNP制御レジスタを含み、MBSMが3つの制御パス、すなわちPCIバスからモジュール・バスへのPMパス、モジュール・バスからインタフェース回路の制御レジスタの1つへのパスであるMRパス、およびPCIバスから構成スペース・レジスタまたはPCI構成レジスタへのREGパスを有し、MBSMが、メモリ認可(MEMGNT)またはレジスタ認可(REGGNT)制御信号がARSMによって生成されるのに応答してPMパスに入る請求項2に記載の制御回路。
- MBSMが、モジュール・バス認可(MODBUS_GNT)制御信号がARSMによって生成されるのに応答してMRパスに入る請求項3に記載の制御回路。
- MBSMが、制御認可(CNTLGNT)制御信号または構成認可(CNFFGNT)制御信号がARSMによって生成されるのに応答してREGパスに入る請求項4に記載の制御回路。
- 分散型プロセス制御システムのモジュールのインタフェース回路用の制御回路であり、前記モジュールがカーネル・サブモジュール、周辺サブモジュール、およびインタフェース回路を含み、このインタフェース回路が入力データ・マルチプレクサおよびインタフェース・レジスタを含み、カーネル・サブモジュールがメモリ手段を有し、制御および割込み信号を生成し、また前記カーネル・サブモジュールが、ある構造およびプロトコルを有する、制御および割込み線を含むモジュール・バスを介してインタフェース回路と通信し、周辺サブモジュールが制御および割込み信号を生成し、ある構造およびプロトコルを有する、制御および割込み線を含む第2バスを介してインタフェース回路と通信し、この第2バスがモジュール・バスの構造およびプロトコルと互換性がない制御回路であって、
A)MBSM制御信号を生成するモジュール・バス状態マシン(MBSM)手段と、ARSM制御信号を生成するアービタ状態マシン(ARSM)手段と、SBSM制御信号を生成する第2バス・ターゲット状態マシン手段(SBSM)と、ADL制御信号を生成するアドレス・デコード論理(ADL)手段とを含み、
B)前記SBSM制御信号が、カーネル・サブモジュールからの制御信号および割込み信号と、ARSM制御信号と、SBSM制御信号と、ADL制御信号とに応答してSBSM手段によって生成され、前記MBSM制御信号が、周辺サブモジュールによるインタフェース回路のインタフェース・レジスタまたはカーネル・サブモジュールのメモリ手段へのアクセスの時期を調整しかつアクセスを制御し、またカーネル・サブモジュールによるインタフェース回路のインタフェース・レジスタへのアクセスの時期を調整しかつアクセスを制御し、
C)前記SBSM制御信号が、周辺サブモジュールからの制御信号および割込み信号と、ARSM制御信号と、MBSM制御信号とに応答して生成され、前記SBSM制御信号が、第2バスと、周辺サブモジュールによるインタフェース回路へのアクセス要求とを調時および制御し、
D)前記ARSM制御信号が、MBSM制御信号、SBSM制御信号、およびADL制御信号に応答して生成され、また前記ARSM制御信号が、周辺サブモジュールがインタフェース回路のインタフェース・レジスタまたはカーネル・サブモジュールのメモリ手段への排他アクセスを認可されるとき、およびカーネル・サブモジュールがインタフェース回路のインタフェース・レジスタへの排他アクセスを認可されるときを制御し、
E)前記アドレス・デコード論理回路手段が、アドレス・マルチプレクサによって前記アドレス・デコード論理回路手段にアドレス信号が加えられるのに応答してADL制御信号を生成し、前記ADL制御信号が、インタフェース回路へのアクセス権を有するサブモジュールから伝送される、またはこれに伝送されるデータ信号の源または宛先を制御し、
F)第2バスが周辺構成要素相互接続(PCI)バスであり、第2バス状態マシンがPCIターゲット状態マシン(PTSM)であり、SBSM制御信号がPTSM制御信号である、
制御回路。 - ARSMは、モジュール・バスがモジュール・バス要求(MODBUS REQUEST)制御信号がADLによって生成されるのに応答してインタフェース回路への排他アクセス権を有すること、またはPCIバスがPTSMからのPCIバス要求(PCI_REQ)信号に応答してインタフェース回路への排他アクセス権を有することを決定し、かつ、MODBUS要求信号およびPCI_REQ信号が両方とも同時にARSMに印加された場合に、PCIバスにインタフェース回路へのアクセス権を認可する請求項6に記載の制御回路。
- PCI_REQ制御信号がARSM手段に印加されない限り、モジュール・バスがインタフェース回路へのアクセス権を有する請求項7に記載の制御回路。
- インタフェース回路のインタフェース・レジスタが、制御レジスタ、PCI構成スペース・レジスタ、およびLCNP制御レジスタを含み、MBSMが3つの制御パス、すなわちPCIバスからモジュール・バスへのPMパス、モジュール・バスからインタフェース回路の制御レジスタの1つへのパスであるMRパス、およびPCIバスから構成スペース・レジスタまたはPCI構成レジスタへのREGパスを有し、MBSMが、メモリ認可(MEMGNT)またはレジスタ認可(REGGNT)制御信号がARSMによって生成されるのに応答してPMパスに入る請求項8に記載の制御回路。
- MBSMが、モジュール・バス認可(MODBUS_GNT)制御信号がARSMによって生成されるのに応答してMRパスに入る請求項9に記載の制御回路。
- MBSMが、制御認可(CNTLGNT)制御信号または構成認可(CNFFGNT)制御信号がARSMによって生成されるのに応答してREGパスに入る請求項10に記載の制御回路。
- ARSM手段が同期状態マシンであり、MBSM手段およびPTSM手段が同期1ホット状態マシンである請求項11に記載の制御回路。
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