JP4274053B2 - 光源装置 - Google Patents

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Description

この発明は光源装置に関する。特に、液晶、DMDデバイスを用いたプロジェクター装置の光学システムに使う光源装置に関する。
近年、プロジェクター装置は長寿命化、小型化というニーズが高まり、光源である放電ランプも高輝度化が求められる。光源では、水銀蒸気圧を高くすることでアークの広がりを抑える(絞り込む)とともに、より一層の光輝度化を可能とする放電ランプが提案されている。
この放電ランプは、例えば、特開平2−148561号、特開平6−52830号に開示されている。
しかし、発光管内部の水銀密度を上昇させると、発光管内部に微妙な温度変化が生じた場合に、封入した水銀が低温度領域で部分的に未蒸発となり、その後、未蒸発の水銀が蒸発するというような不安定な動作を繰り返すことがある。この不安定な動作の繰り返しは、放電ランプの発光を不安定にさせる。特に、未蒸発の水銀が突如蒸発することで、放電ランプの発光も瞬間的に不安定となり、プロジェクター装置としては、いわゆるフリッカーという現象を発生させる。
一方、プロジェクター装置の使用方法は、通常の明るさで点灯する(定常点灯モード)以外に、放電ランプの点灯電力を低下させて省電力点灯(エコモード)で楽しみたいというニーズもある、具体的には、プロジェクター装置の投射画像を暗めの映像として楽しみたいという場合や、空冷ファンの回転数を下げて静音状態で使いたいという内容である。
この場合、放電ランプの点灯電力を下げることになるため、上記水銀未蒸発の発生をより助長させることになる。
もっともエコモードで水銀が完全に蒸気化できるようランプ設計することも考えられる。しかし、定常点灯モードにおいてランプが過剰に温度上昇してしまい、放電容器が失透するなどの不具合を生じる。
また、冷却能力を広範囲で調整できる冷却機構、例えば冷却ファンを設けることにより、エコモードでは水銀を完全蒸気化させるとともに、定常点灯モードでは過剰に温度上昇しないよう設計することも考えられる。しかし、プロジェクター装置は、小型化(例えば、B5サイズ)、軽量化(例えば、1500g程度)が求められるため、このような大掛かりな冷却機構を設けることは現実的なことではない。
このため、エコモードを搭載するプロジェクター装置であっても、現実には、幅広い範囲で点灯電力を調整することができず、例えば、定格200Wの放電ランプでは、80%(点灯電力160W)程度の電力低下しか実現できないのが実情である。
また、定常点灯モード、エコモードという分類に限られず、定常点灯モードであっても電力を変化させる場合は同様の問題を生じかねない。
特開平2−148561号 特開平6−52830号
大電力点灯モード(定常点灯モード)と小電力点灯モード(エコモード)の両モードで使用可能なプロジェクター装置の光源装置において、いずれのモードにおいても封入した水銀をほぼ完全に蒸気化できるとともに、過剰に温度上昇することのない構成を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明に係る光源装置は、石英ガラスからなる放電容器の内部に一対の電極が対向配置するとともに、0.15mg/mm以上の水銀を封入した放電ランプと、この放電ランプを取り囲み、当該放電ランプからの放射光を所定の方向に反射する凹面反射鏡と、この放電ランプに対して大電力点灯モードに対する電力と、小電力点灯モードに対する電力を切替えて供給する給電装置とよりなる.
そして、放電ランプの放射光のうち、紫外光もしくは赤外光の少なくとも一部を当該放電ランプに向けて戻す反射加熱手段を有し、この反射加熱手段は、前記給電装置が前記放電ランプを小電力点灯モードで点灯させているときは作用するとともに、大電力点灯モードで点灯させているときは作用していないことを特徴とする
本発明に係る光源装置は、大電力点灯モードと小電力点灯モードで反射加熱手段を使い分ける。このため、大電力点灯モードでは、放電ランプから放射される赤外光もしくは紫外光を放電ランプに反射させることがないため、放電ランプの加熱を抑制できる。
また、小電力点灯モードでは、放電ランプから放射される赤外光もしくは紫外光を放電ランプに戻すことで放電ランプを輻射加熱することが可能となり、給電装置から放電ランプに対する供給電力を下げても水銀を良好に蒸気化できる。
これにより、大きく電力低下させた小電力点灯が可能となり、例えば、定常点灯モードの50%程度の点灯電力を達成できる。
図1、図2は本発明に係る光源装置の実施例を示し、図1は大電力点灯モードの構成、図2は小電力点灯モードの構成を示している。なお、以下の実施例では大電力点灯モードの具体例として定常点灯モードを、小電力点灯モードの具体例としてエコモードを取り上げて説明する。
光源装置は、放電ランプ10と、この放電ランプ10を取り囲む凹面反射鏡20と、放電ランプ10に電力を供給する給電装置30と、反射加熱手段40より構成される。
なお、両図は反射加熱手段40の位置が相違するのみであり、放電ランプ10、凹面反射鏡20の構成は基本的に同一である。
放電ランプ10は、いわゆるショートアーク型超高圧水銀ランプであって、概略球状の発光部11と、この発光部11の両端にロッド状の封止部12a、12bより構成される。発光部11の内部は発光空間となっており、当該空間に一対の電極が対向配置している。
封止部12aは凹面反射鏡20の頂部21の開口に挿入されて、封止部12aの先端に装着された口金が接着剤13を介して頂部21に固定される。
封止部12a、12bの先端には、給電リード14a、14bがそれぞれ突出している。これら給電リード14a、14bに給電線15a、15bを介して給電装置30が電気的に接続される。
凹面反射鏡20の頂部21には、例えば、セラミックス材料などから構成される支持部材16が配置されており、凹面反射鏡20は接着剤により支持部材16に固定される。
凹面反射鏡20は全体が概略お椀状の楕円集光鏡であって、頂部21と反射部22と前面開口部23より構成される。反射部22の内面には、例えば酸化チタンと酸化シリコンを交互に積層した可視光反射層が形成されており、所望の可視波長域の光を反射する機能を有している。放電ランプ10はアーク方向が凹面反射鏡20の光軸Lとほぼ一致するように配置され、また、放電ランプ10のアーク輝点は凹面反射鏡20の第一焦点に一致している。
放電ランプ10は、給電装置30により電力が供給されることで、定常点灯モードあるいはエコモードの点灯を選択的に行なう。定常点灯モードは通常の点灯であって放電ランプ10を明るく点灯させる状態といい、エコモードは定常点灯モードの50〜90%の点灯電力により放電ランプをやや暗めに点灯させるモードをいう。一例をあげると、定常点灯モードでは、放電ランプを200W、2.5Aで点灯され、エコモードは放電ランプを100W、1.25Aで点灯される。
凹面反射鏡20の前面開口部23の近傍には、例えば、板状ガラスからなる反射加熱手段40が配置する。この反射加熱手段40は赤外波長域の光(IR)もしくは紫外波長域の光(UV)を反射するとともに、可視波長域の光(VR)を透過する性質を有する。
図1に示す定常点灯モードでは、反射加熱手段40が前面開口部23から退避しており、すなわち、放電ランプ10の放射光が反射加熱手段40に影響しない構成となっている。一方、図2に示すエコモードでは、反射加熱手段40が前面開口部20をほぼ塞ぐように配置しており、放射ランプ10の放射光が反射加熱手段40を直射している。
従って、光源装置として、定常点灯モードでは、可視波長域の光(VR)だけでなく、赤外波長域の光(IR)や紫外波長域の光(UV)も放射されるが、エコモードでは、赤外波長域の光(IR)や紫外波長域の光(UV)は反射加熱手段40で反射されるため光源装置からは放射されないこととなる。
ここで可視波長域の光(以下、「可視光」ともいう)は波長360nm〜780nmの光をいい、プロジェクター装置の光源として必要な光である。赤外波長域の光(以下、「赤外光」ともいう)は波長780nmより長波長の光をいい、紫外波長域の光(以下、「紫外光」ともいう)は波長380nmよりも短波長の光をいう。赤外線および紫外線は、プロジェクター装置で映像を投射するという意味において必要のない波長域の光である。
反射加熱手段40は、例えば、多層蒸着膜を施すことで、可視光を透過させて、赤外光および紫外光を反射させる。
エコモードにおいて、赤外光(IR)や紫外光(UV)、あるいは両方の光を放電ランプ10に向けて反射させることの技術的意義は、放電ランプを輻射加熱することにある。これにより、給電装置から供給される電力が低い状態であっても放電ランプに含まれる水銀の完全に蒸発化することができる。
また、定常点灯モードでは、赤外光(IR)や紫外光(UV)が、放電ランプ10に向けて反射されないことに、放電ランプの温度上昇を抑制するという意味で大きな技術的意義がある。
この点について補足すると、本発明の光源装置は、全体の寸法として限りなく小型化が要求される一方で、高い放射光量が求められる。このため、放電ランプの発光部は熱的条件がきわめて厳しい状態になり、管壁負荷で一例を示すと0.8〜2.0W/mmとなる。つまり、定常点灯モードでは限界に近い熱的条件で放電ランプが設計されているため、赤外光(IR)あるいは紫外光(UV)は加熱を助長することになりかねないからである。
反射加熱手段40は図示略の駆動機構によりスライドする。この駆動機構は給電装置から点灯モードに関する信号を受信することで反応する。具体的には、給電装置30がエコモードに相当する電力を放電ランプに供給しているときは反射加熱手段40が反射鏡を覆うように配置させて、定常点灯モードに相当する電力を放電ランプに供給しているときは反射加熱手段40を退避する位置にスライドさせる。もちろん、給電装置は当該情報をプロジェクター装置本体から受信していることとなる。反射加熱手段40がスライドする方向(定常点灯モードで退避する位置)は特に限定されるものではない、周辺に配置される部品などとの関係で適宜設計できる。
図3は、図1および図2に示した放電ランプの拡大構成を示す。
放電ランプ10の発光部11内には、陽極2と陰極3が互いに対向するよう配置している。また、発光部11の両端部から伸びるよう各々封止部12a、12bが形成され、これらの封止部12a、12bは、通常モリブデンよりなる導電用金属箔4が、例えばシュリンクシールにより気密に埋設されている。金属箔4の一端は陽極2あるいは陰極3が接合しており、金属箔4の他端は外部リード14a、14bが接合している。
陰極2の先端にはタングステンからなるコイル21が巻きつけられる。コイル21は点灯始動時は表面の凹凸効果により始動の種(始動開始位置)として機能するとともに、点灯後は表面の凹凸効果と熱容量によって放熱機能を担っている。
発光部11には、水銀と、希ガスと、ハロゲンガスが封入されている。
水銀は、必要な可視光波長、例えば、波長360〜780nmという放射光を得るためのもので、0.15mg/mm以上、好ましくは0.20mg/mm以上、より好ましくは0.25mg/mm以上封入されている。この封入量は、温度条件によっても異なるが、点灯時150気圧以上で極めて高い蒸気圧となる。また、水銀をより多く封入することで点灯時の水銀蒸気圧200気圧以上、300気圧以上という高い水銀蒸気圧の放電ランプを作ることができ、水銀蒸気圧が高くなるほどプロジェクター装置に適した光源を実現することができる。
希ガスは、例えば、アルゴンガスが約13kPa封入され、点灯始動性を改善する。
ハロゲンは、沃素、臭素、塩素などが水銀その他の金属との化合物の形態で封入する。ハロゲンの封入量は、例えば、10−6〜10−2μmol/mmの範囲から選択できるものであって、その機能はハロゲンサイクルを利用した長寿命化であるが、本発明の放電ランプのように極めて小型で高い内圧を有するものは、このようなハロゲンを封入することは放電容器の破損、失透の防止という作用があると考えられる。
このような放電ランプの数値例を示すと、例えば、発光部の外径はφ6.0〜15.0mmの範囲から選ばれて例えば9.5mm、電極間距離は0.5〜2.0mmの範囲から選ばれて例えば1.5mm、発光管内容積は40〜300mmの範囲から選ばれて例えば75mmである。点灯条件は、例えば、管壁負荷0.8〜2.0W/mm2範囲から選ばれて例えば1.5W/mm2というものであり、定格電圧80V、定格電力200Wである。
また、この放電ランプは、小型化するプロジェクター装置などに内蔵されるものであり、全体構造が極めて小型化される一方で高い光量が要求される。したがって、発光部内の熱的条件は極めて厳しいものとなる。
そして、放電ランプは、プロジェクター装置やオーバーヘッドプロジェクターのようなプレゼンテーション用機器に搭載され、演色性の良い放射光を提供する。
ここで、図1、図2に示した凹面反射鏡20について数値例を紹介する。
反射部22の内容積は10〜10mmの範囲から選択されて、例えば9×10mm、前面開口部23の開口径はφ10〜150mmの範囲から選択されて、例えば50mm、前面開口部23から頂部21の先端までの軸方向の長さは10〜150mmの範囲から選択されて、例えば35mm、頂部21の開口径はφ5〜30mmの範囲から選択されて、例えば10mmである。
図4は、図1に示した光源装置(給電装置は除く)の概略斜視図を示す。光源装置をエコモードで使用するときは、反射加熱手段40を凹面反射鏡20の前面開口部を塞ぐようにスライドすることになる。
なお、凹面反射鏡20の側面には4つの平面部が形成されているが、これは凹面反射鏡20をプロジェクター装置内に組み込む際の他の部材との噛み合わせや、あるいは、組み込み作業などにおいて反射鏡を配置したときの転がり防止のためであって、反射加熱手段40の機能と関連するわけではない。
図5は図4に示す光源装置の変形例を示す。
反射加熱手段41は上下2分割されており、上部反射加熱手段41aと下部反射加熱手段41bは独立してスライドできる。この構成は、エコモードのランプ電力と定常点灯モードのランプ電力の差が小さい場合などにおいて、いずれかの反射加熱手段を活用することができる。また、プロジェクター装置は天井吊り下げタイプと床面据え置きタイプが存在するが、いずれかの使用形態に対応させて、高温化されやすい部位を考慮してスライドさせる反射加熱手段を選択できる。
反射加熱手段を分割する数は2つに限るわけではなく、3つ以上の分割構造を採用することもできる。特に、エコモードが多段階に設定できる場合に、きめ細かい調整が可能という点で有利である。
反射加熱手段を分割する形態は上下方向に限るわけではなく、左右方向に分割する形態であってもかまわない。この場合は右部反射加熱手段と左部反射加熱手段となる。
反射加熱手段が、上部反射加熱手段と下部反射加熱手段というように上下方向に分割された場合であっても、各反射加熱手段がスライドする方向は左右方向に限るわけではなく、例えば、上部反射加熱手段は反射鏡の上部からスライドし、下部反射加熱手段は反射鏡の下部からスライドして前面開口部を塞ぐような構成であってもかまわない。
また、反射加熱手段は、平板形状のものがスライドする形態に限るわけではなく、例えば、カメラのレンズシャッターのように渦巻き状に開閉できる構造であってもかまわない。
その他上記構造の組み合わせなど他のさまざまな形態を採用することができる。
図6は本発明に係る光源装置の他の実施例を示す。
(a)は定常点灯モードの状態を示し、(b)はエコモードの状態を示す。いずれも給電装置は省略しており、また、反射加熱手段の形態が相違するだけであり、放電ランプ10や凹面反射鏡20は基本的に図1に示すものと同じものである。図1に示すものと形態などが若干異なるが、機能として違いはないものとする。
定常点灯モードでは、反射加熱手段(反射プレート)42は回転軸42aを中心にステッピングモータなどによって45°傾く。反射加熱手段42は赤外光および/又は紫外光反射プレートよりなり、可視光は透過するとともに、赤外光IRあるいは紫外光UVは反射する性質を有する。この性質は、例えば、多層蒸着膜をガラスプレートに形成して施される。
一方、エコモードでは、反射プレート42を垂直(放電ランプの光軸に対して直角)にして赤外光、紫外光を放電ランプ10に対して反射させて輻射加熱する。
赤外光、紫外光を放電ランプに輻射加熱することによる作用効果は、前記実施例(図2)と同じである。
なお、反射プレート42(反射加熱手段の一形態)は0°〜45°の範囲で傾斜できる構造が好ましい。傾斜角度により輻射加熱すべき赤外光、紫外光の量を調整できるからである。
ここで、(a)のように反射プレート42を45°傾斜させた場合、厳密には、反射プレート42に形成された多層蒸着膜における放射光の透過距離が、(a)に示す状態と(b)に示す状態では相違することになる。従って、(a)に示す構造において、赤外光、紫外光の反射特性が相違することで図示のように完全には反射できない場合も存在するかもしれない。しかし、(a)の定常点灯モードでは放電ランプを輻射加熱することなく、(b)はエコモードでは放電ランプを輻射加熱するという機能において問題を生じるものではない。
なお、反射プレート42が傾斜した状態において、光源装置外に向けて反射された赤外光や紫外光は、ヒートシンクなどの専用の金属板に照射させることが望ましい。プロジェクター装置内部の他のデバイスを加熱させないためである。また、専用の金属板を強制冷却することが望ましい。
また、図1に示した実施形態では定常点灯モードにおいて赤外光や紫外光を可視光とともに放射するため、凹面反射鏡より前方に配置した種々の素子(例えば、インテグレータレンズ、反射ミラー、DMD素子など)に熱的影響、エネルギー的影響を及ぼしかねない。しかし、この図6に示した実施例では、赤外光や紫外光は可視光が進むべき光路から外されるため、このような問題を解決することもできる。
図7は図6に示す光源装置の変形例を示す。
図6に示す光源装置は反射プレート42(反射加熱手段)が1枚であるのに対し、図7に示す光源装置は多数枚の反射プレート43を使っている点で相違している。
凹面反射鏡20の前面開口には、8枚の反射プレート43a〜43hが整列しており、各反射プレートは独立に0°〜45°の範囲で傾斜する。
定常点灯モードでは反射プレート43a〜43hが凹面反射鏡の前面開口を塞ぐように(放射光に対して直角、図6(b)を参照)位置する。一方、エコモードでは反射プレート43a〜43hは放射光に対して45°の傾きに動く(図示の状態)。この場合、可視光は反射プレート43a〜43hを透過する。即ち、可視光は反射プレート43a〜43hの角度が傾斜していても、その影響を受けることなく透過直進する。一方、紫外光および/又は赤外光は、反射プレート43a〜43hが45°に傾いている場合は、一のプレートで反射した後、その隣に配置するプレートの裏面で反射して、結果として、可視光と同様に前方に直進することとなる。もっともプレート43hで反射した紫外光および/又は赤外光は側方に進むこととなる。
この構造の利点は、反射プレートの傾斜スペースを小さくできることである。例えば、凹面反射鏡20の開口径がφ50mmの場合に、図6に示す光源装置のように1枚の反射プレートであれば前面開口から光軸方向に向けて約200mmの専用スペースが必要になる。一方、図7に示す構造であれば、同距離は約10mm程度となる。
ここで、反射プレート43a〜43hは、いずれかのプレートのみ選択的に傾斜可動する構造であってかまわない。放電ランプを輻射加熱するレベルを調整できる利点がある。
反射プレート43a〜43hは、0°〜45°の範囲で傾斜角度を変化させることも可能である。同様に、放電ランプを輻射加熱するレベルを調整できる利点がある。
また、反射プレート43a〜43hは180°傾けることもできる。この場合、反射プレートは光軸L(図1参照)を平行になる。
図8は本発明に係る光源装置の他の実施例を示す。
凹面反射鏡20の一部を切り欠いて、当該切り欠き部分に反射加熱手段に相当する反射部44を設けている。反射部44の内表面には少なくとも赤外光及び/又は紫外光を反射する多層蒸着膜が形成されており、反射方向を変化できる可動機構(図示略)が設けられる。
すなわち、定常点灯モードでは赤外光及び/又は紫外光が放電ランプに向けて反射しないように配置するとともに、エコモードでは赤外光及び/又は紫外光が放電ランプに向けて反射するように配置する。
反射部44は、図示のように、凹面反射鏡20の前面開口部の近傍に設けることが好ましい。特に、有効開口径の小さい反射鏡にあっては、前面開口部の近傍で反射する光はもともと利用されないからである。なお、反射部44の反射面は球面形状であり、その曲率半径は、アーク中心位置から反射面までの距離Lに対応して、例えば、0.9L〜1.1Lとなる。
なお、反射部44の可動形態は特に限定されるものではない、反射鏡20の切り欠き部分で挿入待避する構造であってもよいし、反射部44の反射面が傾斜する構造であってもかまわない。ようは、反射部44を可動調整することで、定常点灯モードにおいて紫外光、赤外光を放電ランプに反射させて輻射加熱するとともに、エコモードにおいて紫外光、赤外光を放電ランプに反射させることなく加熱させない機能を有していればよい。
図9は本発明に係る光源装置の他の実施例を示す。
DLP方式のプロジェクター装置に使う光源装置を示し、凹面反射鏡20の前面にカラーホイールCF、ロッドレンズRLを配置している。カラーホイールCFにはR(赤)、G(緑)、B(青)の色領域が形成される。すなわち、放電ランプ10の放射光は反射鏡20で反射することで、あるいは直射光としてカラーホイールCFを介してロッドレンズRLに集光する。
この実施例では、凹面反射鏡20とカラーホイールCFの間に反射加熱手段に相当する回転式反射プレート45を配置している。反射プレート45にはレンズ45a〜45dが取り付けられる。各レンズ45a〜45dは放射光を放電ランプ10の発光部に対して効率良く戻すために球面構造をしている。そして、レンズ45aには反射膜は蒸着されておらず、レンズ45b、レンズ45dには半分だけ蒸着膜が形成されており、レンズ45cは全域に蒸着膜が形成されている。なお、各レンズ45a〜45dは完全な球面である必要はなく放電ランプに対して反射光を導くことができるならば非球面であってもかまわない。
この実施例において、定常点灯モードにおいては、回転式反射プレート45のレンズ45aを光路に配置させて放電ランプからの放射光を反射させることなく、ロッドレンズRLに導いている。また、エコモードにおいては、回転式反射プレート45のレンズ45cを光路に配置させて、放電ランプからの放射光のうち、赤外光、紫外光を放電ランプ10の発光部に反射させている。これにより放電ランプを輻射加熱することができる。また、レンズ45b、レンズ45dを光路に配置させることで、赤外光、紫外光の一部を反射させて放電ランプを輻射加熱することができる。
回転式反射プレート45は板状のものに限定されず、例えば、部分的に反射膜が蒸着された球体形状のものでもよい。ようは、定常点灯モードとエコモードで紫外光や赤外光の反射機能を使いわけることができればよい。
図10は本発明に係る光源装置の他の実施例を示す。
凹面反射鏡20の頂部側に略お椀状の反射加熱部材46を配置している。凹面反射鏡20はガラスなどの基材からなり、反射面が可視光のみを反射する特性を有する。加熱反射部材46は凹面反射鏡20を透過した紫外光、赤外光を反射させて、凹面反射鏡20を透過して放電ランプ10の発光部に戻すよう反射する役割を有する。
この反射加熱手段46により凹面反射鏡20を透過した紫外光、赤外光を再び放電ランプ10に戻すことで放電ランプ10を適切に加熱することができる。また、加熱反射手段46は、ランプ点灯電力に応じて位置、角度を変化させる。例えば、定常点灯モードの場合は反射加熱部材46を凹面反射鏡20から離れた位置まで移動させて退避させて、エコモードの場合に図示する状態まで設定することとなる。なお、本実施例においても、反射加熱部材46の可動形態は特に限定されるものではない、反射鏡20の外部でスライド式に位置を変える方法でもよいし、反射加熱部材46の反射面が傾斜するなどして反射特性を変化させる構造であってもかまわない。ようは、反射加熱部材46を可動調整することで、定常点灯モードにおいて紫外光、赤外光を放電ランプに反射させて輻射加熱するとともに、エコモードにおいて紫外光、赤外光を放電ランプに反射させることなく加熱させない機能を有していればよい。
ここで、通常、放電ランプ10は点灯した後しばらくしてから安定状態に達する。例えば200Wのランプの場合、安定するのに250秒かかる。この安定時間を早めるために、点灯初期段階はランプでは、定常点灯モード、エコモードに関わらず、反射加熱部材を使って、紫外光、赤外光を放電ランプに戻すような使用も可能である。
この点灯使用により、ランプ温度の立ち上がりを早くすることが可能である。例えばランプ電圧をモニターして、ランプ電圧が飽和状態に達したのち、定常点灯モード、エコモードに適切な不要輻射量に調節を行うこととなる。
例えば、図11は放電ランプ10の点灯時間とスクリーン照度電圧の関係を示したものである。縦軸は放電ランプの点灯により当該ランプを搭載したプロジェクター装置によって照明されるスクリーン上の照度(Lx)を表し、横軸は放電ランプの点灯経過時間(秒)を表す。グラフ上の実線は反射加熱手段を設けた場合を示し、点線は反射加熱手段を設けない場合を示している。
ここで、放電ランプが暖まることで点灯が安定すると、放射光量が安定するためスクリーン照度も安定すると考えることができる。
図より、反射加熱手段を用いない場合は、点灯開始後60秒でスクリーン照度が安定するところ、反射加熱手段を用いることで、点灯開始後45秒でスクリーン照度を安定させることができた。この時間そのものは放電ランプの点灯電力やその他の条件で異なる数値かもしれないが、同一条件であれば点灯初期段階に反射加熱手段を設けることが有効であることは明らかにわかる。
一方、放電ランプは寿命末期において放電容器の失透などの影響によりランプ温度が高くなりやすい。このため、点灯初期や定常点灯時と同様に反射加熱手段を用いることがかえって悪影響を与える場合がある。
そこで、放電ランプの点灯時間や点灯電圧をモニターするとともに、放電ランプの経時変化を考慮して、上記悪影響を及ぼさないように反射加熱手段を作用させることもできる。
例えば、定格200Wの放電ランプを点灯させた場合、通常、1000時間の点灯を越えたあたりから放電容器の失透現象が現れる。従って、この時間から放電ランプの点灯モードに関わらず、反射加熱手段を作用させないという制御をすることになる。
上記実施例では、エコモードにおいて紫外光、赤外光を放電ランプに向けて反射させていることを説明した。これは紫外光、赤外光のいずれかを反射させてもよいし、また、両方を反射させてもよい。いずれかの光を反射させる場合は紫外光を放電ランプに向けて反射させる方が赤外光を反射させる場合よりも水銀を加熱して蒸気化させる効果がある。
また、定常点灯モードとエコモードという概念に基く分類ではなく、放電ランプに対する点灯電力の違いによって区分することもできる。すなわち、電力が変化する数種類の点灯モードに応じて加熱反射部材の作用を変化させる場合や、固定された電力モードに応じて加熱反射部材の作用が変化するのではなく、点灯電力を変化させるに伴い反射加熱手段の作用量を変化させる使用形態であってもかまわない。
凹面反射鏡は楕円反射鏡に限定されず放物面鏡であってもかまわない。
また、凹面反射鏡20はガラス製のものに限られず、アルミニウムなどの金属からなるものやアルミナなどのセラミックスを素材するものであってもかまわない。
なお、凹面反射鏡20の前面開口部に前面ガラスを設けてもよい。万一、放電ランプが破損した場合に破片が飛び散らないという効果を有するからである。この場合は図1、図2に示すような反射加熱手段が前面ガラスの外側に配置することとなる。
上記実施例では直流点灯型の放電ランプについて説明したが、交流点灯型放電ランプにも適用することができる。
給電装置は放電ランプを点灯制御するためのスイッチング回路などが使われる。一例をあげると、DC電源にチョッパー回路、整流平滑回路、起動回路を設けて構成できる。
以上説明したように、本発明に係る光源装置は大電力点灯モードと小電力点灯モードで反射加熱手段を使い分けることを特徴としている。
このため、大電力点灯モードでは、放電ランプから放射される赤外光もしくは紫外光を放電ランプに反射させることがないため、放電ランプの加熱を抑制することができる。
また、小電力点灯モードでは、放電ランプから放射される赤外光もしくは紫外光を放電ランプに戻すことで放電ランプを輻射加熱することが可能となり、給電装置から放電ランプに対する供給電力を下げても水銀を良好に蒸気化できる。
これにより、大きく電力低下させた小電力点灯モードが可能となり、例えば、定常点灯モードの50%程度の点灯電力を達成できる。
本発明に係る光源装置を示す。 本発明に係る光源装置を示す。 本発明に係る光源装置の放電ランプを示す。 本発明に係る光源装置を示す。 本発明に係る光源装置を示す。 本発明に係る光源装置を示す。 本発明に係る光源装置を示す。 本発明に係る光源装置を示す。 本発明に係る光源装置を示す。 本発明に係る光源装置を示す。 本発明に係る光源装置の特性を示す。
符号の説明
10 放電ランプ
20 凹面反射鏡
30 給電装置
40 反射加熱手段

Claims (7)

  1. 石英ガラスからなる放電容器の内部に一対の電極が対向配置するとともに、0.15mg/mm以上の水銀を封入した放電ランプと、
    この放電ランプを取り囲み、当該放電ランプからの放射光を所定の方向に反射する凹面反射鏡と、
    この放電ランプに対して大電力点灯モードに対する電力と、小電力点灯モードに対する電力を切替えて供給する給電装置とよりなる光源装置において、
    前記放電ランプの放射光のうち、紫外光もしくは赤外光の少なくとも一部を当該放電ランプに向けて戻す反射加熱手段を有し、
    この反射加熱手段は、前記給電装置が前記放電ランプを小電力点灯モードで点灯させているときは作用するとともに、大電力点灯モードで点灯させているときは作用していないことを特徴とする光源装置。
  2. 前記加熱反射手段は、前記小電力点灯モードにおいて前記凹面反射鏡の前面開口部を塞ぐ位置に配置されるともに、前記大電力点灯モードにおいて前記凹面反射鏡の前面開口部から退避する位置にスライドする部材であることを特徴とする請求項1の光源装置。
  3. 前記加熱反射手段は、前記凹面反射鏡の前面開口部の前方に配置された部材であって、前記小電力点灯モードにおいて前記凹面反射鏡の前面開口部を塞ぐように配置されるともに、前記大電力点灯モードにおいて傾斜することを特徴とする請求項1の光源装置。
  4. 前記加熱反射手段は、前記凹面反射鏡の前面開口部の近辺に設けた切り欠き部に適合する反射部材からなり、前記小電力点灯モードと前記大電力点灯モードにおいて、反射方向を変化させるために傾斜角度が変化することを特徴とする請求項1の光源装置。
  5. 前記加熱反射手段は、前記凹面反射鏡の前面開口部の前方に配置された部材に、反射膜が形成されたレンズと反射膜が形成されないレンズが装着されて構成され、
    前記小電力点灯モードにおいて前記反射膜が形成されたレンズが光路に配置されるとともに、前記大電力点灯モードにおいて前記反射膜が形成されないレンズが光路に配置されることを特徴とする請求項1の光源装置。
  6. 前記加熱反射手段は、前記凹面反射鏡の頂部側を覆うように配置された紫外光および/または赤外光を反射する部材であって、
    前記小電力点灯モードにおいて、前記加熱反射部材によって、前記凹面反射鏡を透過した紫外光もしくは赤外光の少なくとも一方を放電ランプに対して戻すように反射させることを特徴とする請求項1の光源装置。
  7. 前記小電力点灯モードは省電力させたエコモードであり、前記大電力点灯モードは定常点灯モードであることを特徴とする請求項1の光源装置。
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