JP4273930B2 - 導光板及びバックライト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)のバックライト装置などに使用される導光板に関し、詳しくは、光出射面の正面輝度を向上させた導光板及び上記導光板を備えるバックライト装置に関する。
液晶表示装置のバックライト装置であるバックライトユニットは、液晶表示装置を搭載する電子機器の普及に伴い、大量生産されることが求められている。バックライトユニットは、主に、光源と、光源から出射された光を導光して面発光させる導光板とによって形成されている。
光源は、蛍光管や、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などが用いられ、特に小型化、薄型化された電子機器に搭載する場合は、発光ダイオードが使用されることが多い。
一般に、図19に示すように発光ダイオードを光源とするバックライトユニット100は、導光板80、例えば、3個の発光ダイオード90a,90b,90cといった複数の発光ダイオード、反射シート101、拡散シート102、第1のレンズシート103、第2のレンズシート104を備えている。
バックライトユニット100は、導光板80の光入射面81に、発光ダイオード90a、90b、90cが所定のピッチで、光出射面91a、91b、91cが密着するように配置され、導光板80の光反射面82側に反射シート101が配置され、導光板80の光出射面83上に拡散シート102、第1のレンズシート103、第2のレンズシート104の順に重ねて配置され、これらが図示しない筐体内に収納され組み付けられて構成されている。なお、以下の説明において、発光ダイオード90a,90b,90cは、総称して発光ダイオード90とも呼ぶ。
発光ダイオード90から導光板80の光入射面81に入射した光は、導光板80の光反射面82と、光出射面83との内面で全反射しながら導光される。導光板80の光反射面82には、入射された光を効率よく光出射面83方向へ立ち上げるためのプリズムパターンや、ドットパターンなどが形成されており、これらのパターンによって臨界角以内で光出射面83の内面に入射した光は、光出射面83から出射されることになる。
光出射面83から出射した光は、面内光量分布に非常にばらつきがあるため、拡散シート102に入射し均一化が計られる。
拡散シート102から出射された光は、第1のレンズシート103,第2のレンズシート104に入射され、光出射面83の法線方向へ集光するように偏角させる。
拡散シート102を通過した光を、第1のレンズシート103、第2のレンズシート104が集光させる光の方向成分はそれぞれ異なっている。
一方の第1のレンズシート103は、Y方向レンズシートとも呼ばれ、図20に、発光ダイオード90を備えた導光板80を、光出射面83が正面となるように、XY座標平面上に配置させ、光の導光方向をX軸方向とした場合のY軸方向の光の成分を、光出射面83の法線方向に集光させるレンズシートである。他方の第2のレンズシート104は、X方向レンズシートともよばれ、図20に示すX軸方向の光の成分を、光出射面83の法線方向に集光させるレンズシートである。
このように、導光板80の光出射面83から出射され、拡散シート102を介した光を、この第1のレンズシート103、第2のレンズシート104に通過させることで、バックライトユニット100の正面輝度を効率よく向上させることが可能となる。
なお、導光板80の光反射面82側に配置された反射シート101は、光入射面81から入射された光が導光板80内を全反射しながら導光する際に、光反射面82外に飛び出した光を反射して、再び導光板80内に戻す働きをしている。
特開2003−35910号公報
ところで、図19に示した導光板80上に配置される第1のレンズシート103、第2のレンズシート104は、非常に強い集光性があり、正面輝度の劇的な改善効果を期待できる反面、非常に高価な部材である。
具体的には、第1のレンズシート103及び第2のレンズシート104をバックライトユニット100に組み込んだ場合、この第1のレンズシート103及び第2のレンズシート104によって、バックライトユニット100の総コストの何割かを占めてしまうことになり、高い正面輝度が必要な場合には、必然的にコストアップが求められてしまうといった問題がある。
そこで、本発明は、このような問題を改善するために案出されたものであり、レンズシートを用いなくとも、輝度ムラがなく均一な輝度で面発光すると共に、高い正面輝度が得られる導光板及び上記導光板を用いたバックライト装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る導光板は、一側面を光入射面とし、上記光入射面から入射された光を、一方主面である光出射面及び他方主面である光反射面とで全反射して導光し、上記光出射面から面発光させる導光板において、上記光の入射方向をX軸方向とし、上記X軸方向に直交して上記光出射面に平行な方向をY軸方向とし、上記X軸方向及び上記Y軸方向に垂直な方向を法線方向とするとき、上記光入射面から入射された光を、上記X軸方向の傾きが上記法線方向に対してゼロに近付くように偏向して、上記光出射面から出射させる配光制御をするX軸方向配光制御手段と、上記光入射面から入射され導光された光を、当該導光板内部で上記Y軸方向に拡散するように反射して、上記X軸方向配光制御手段に入射させる拡散反射手段とを備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係るバックライト装置は、一側面を光入射面とし、上記光入射面から入射された光を、一方主面である光出射面及び他方主面である光反射面とで全反射して導光し、上記光出射面から面発光させる導光板と、上記導光板の上記光入射面の長手方向に所定の間隔で列状に配列された複数の発光素子を有する光源と、上記導光板の上記光反射面側に配置される反射シートと、上記導光板の上記光出射面上に配置される拡散シートと、上記拡散シート上に配置されるレンズシートと、上記導光板に、上記光源と、上記反射シートと、上記拡散シートと、上記レンズシートとを保持するフレームとを備え、上記導光板は、上記光の入射方向をX軸方向とし、上記X軸方向に直交して上記光出射面に平行な方向をY軸方向とし、上記X軸方向及び上記Y軸方向に垂直な方向を法線方向とするとき、上記光入射面から入射された光を、上記X軸方向の傾きが上記法線方向に対してゼロに近付くように偏向して、上記光出射面から出射させる配光制御をするX軸方向配光制御手段と、上記光入射面から入射され導光された光を、当該導光板内部で上記Y軸方向に拡散するように反射して、上記X軸方向配光制御手段に入射させる拡散反射手段とを有し、上記レンズシートは、上記導光板の光出射面から出射され、上記拡散シートを介して出射された光を、上記Y軸方向の傾きが上記法線方向に対してゼロに近付くように偏向して、上記光出射面から出射させる配光制御をすることを特徴とする。
本発明の導光板は、当該導光板内の光を、拡散反射手段によって、当該導光板内部でY軸方向に拡散するように反射させてX軸方向配光制御手段に入射させることで、光出射面から出射する光をY軸方向にも拡散するため、輝度ムラのない均一な面発光を行うことを可能とする。
また、本発明のバックライト装置は、拡散反射手段及びX軸方向配光制御手段を有する導光板を用いることで、導光板内に導光された光を光出射面から出射させる際のX軸方向の配光制御を、Y軸方向に輝度ムラが生じないようにできるため、レンズシートとして、Y軸方向の配光制御を行うレンズシートのみで、輝度ムラがなく、高輝度な面発光をすることを可能とする。
したがって、このようなバックライト装置は、用いるレンズシートを削減できるため大幅なコストダウン及び装置の薄型化が可能となる。
以下、本発明に係る導光板及びバックライト装置の発明を実施するための最良の形態を図面を参照にして詳細に説明する。
図1に、本発明を実施するための最良の形態として示す導光板10を示す。例えば、導光板10は、液晶表示装置のバックライト装置であるバックライトユニットなどに用いられる。
導光板10は、透明度の高いアクリル樹脂などを材料とし射出成形される。導光板10に用いられる材料としては、アクリル樹脂の他、メタクリル樹脂、スチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂等の透明熱可塑性樹脂が用いられる。導光板10は、一例として、透明度の高いアクリル樹脂などを材料とし射出成形される。
導光板10は、光入射面11から入射された光を当該導光板10の一方主面である光反射面12と、光反射面12と平行で対向する他方主面である光出射面13とで全反射して導光し、上記光出射面13から均一な光として出射して面発光させる。上述したように、導光板10は、光反射面12と、光出射面13とが平行となるような形状であってもよいし、導光された光の導光方向の厚みが徐々に減少するような楔形形状をしていてもよい。
図2は、この導光板10を、光の導光方向をX軸方向とし、光出射面13が正面となるようにXY座標平面上に配置させた図である。なお、このようにXY座標平面上に導光板10を配置した場合における、光出射面13からの光の出射方向は、Z軸方向となる。
導光板10の光入射面11から入射させる光を出射する光源としては、図2に示すような所定の間隔で列状に配列された発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)21a,21b,21cを備える光源部20のように、複数の発光ダイオードを備えた光源が用いられる。光源部20が備える発光ダイオード21a,21b,21cは、図示しない基板上に上述のように配列され、導光板10の光入射面11に対して、各発光ダイオードの光を出射する光出射面22a,22b,22cが密着するように配置される。なお、以下の説明においは、発光ダイオード21a,21b,21cを総称して発光ダイオード21とも呼び、それぞれの光出射面22a,22b,22cを総称して光出射面22とも呼ぶ。発光ダイオード21は、例えば、チップ型発光ダイオードである。
図1に示すように、光反射面12には、n(nは、自然数)個のプリズム12Anからなるプリズムパターンが形成されており、入射され当該導光板10内に導光された光を効率よく光出射面13方向へ立ち上げる。この光反射面12に形成されたプリズム12Anによるプリズムパターンは、射出成形金型に刻まれており導光板10を射出成形する際に形成される。また、このプリズム12Anは、導光板10を直接加工する、所謂ダイレクト・カットにて形成することもできる。
図3に、図1に示すAA線において、導光板10を切断した際の断面図を示す。図3に示すように、プリズム12Anは、断面形状が、光反射面12側を底辺とする三角形で、上記三角形の光入射面11側の底角が角度α=50〜60°、他方の底角が角度β=70°〜90°の範囲である溝を光反射面12上に作製することで形成される。
例えば、導光板10を射出成形する場合には、光反射面12を形成する射出形成用金型のキャビティ内面上に断面形状が、上述したように角度α=50°〜60°、角度β=70°〜90°の底角を有する三角形となるような凸部を複数形成しておけばよい。
図1や図3では、光反射面12に形成するプリズム12Anのピッチを固定とし、規則的に並んだプリズム12Anを示しているが、不規則に変化するようにしてもよい。また、隣り合うプリズム12An毎にピッチを変えることもできる。さらに、図3では、プリズム12Anの高さ、つまり、光反射面12上に作製する溝の深さも一定にして記載しているが、本発明はこれらに限定されることなく、光出射面13の法線方向への立ち上げを効果的に行うために、プリズム12Anのピッチや、光反射面12に作製する溝の深さで決まるプリズム12Anの高さなどの値を全て任意に設計することができる。
例えば、プリズム12Anを固定的なピッチで形成する場合には、作製する溝の深さを変えて、プリズム12Anの高さを変えたり、プリズム12Anのピッチを変化させて形成する場合には、作製する溝の深さを固定にし、プリズム12Anの高さを一定にしたりすることなども可能である。
図3に示すように、導光板10の光入射面11から入射された入射光L1は、プリズム12Anに入射して、プリズム12Anの斜面Sによって、X軸方向成分が光出射面13の法線方向に偏向される偏向光L2、導光方向であるX軸方向に進む透過光L3、導光板10外に出射する偏向光L4などに分光される。
偏向光L2のX軸方向成分の偏向角は、射出成形時に光反射面12上に形成される複数の溝の角度α、角度βによって決まり、図3に示すように角度α=50°〜60°、角度β=70°〜90°とすることで、偏向光L2のX軸方向成分は、光出射面13のほぼ法線方向に偏向されることになる。透過光L3は、導光方向の後段に位置する別のプリズム12Anに入射することになる。また偏向光L4は、導光板10外に出射されるが、バックライトユニットとして導光板10を構成した場合に用いられる反射シートによって、再び導光板10内に戻されることになる。
このように、導光板10の光反射面12に形成するプリズムパターンによって、光入射面11から入射され導光板10内を導光する光のX軸方向成分は、配光制御され、導光板10の光出射面13の法線方向に偏向され立ち上げられることになる。具体的には、光出射面30の法線を0°とすると、導光板10内に導光された光は、例えば、角度α=58°、角度β=90°となるような溝を作製した場合に、光反射面12に形成されたプリズム12Anによって、X軸方向におよそ0°〜25°程度の範囲で立ち上げられることになる。
ところで、導光板10の光源部20を構成する各発光ダイオード21は、それぞれ点光源として機能するため、各発光ダイオード21から出射された光は、図4に示すように、Y軸方向に放射状に広がる指向性を持って導光板10内に入射することになる。このように入射した光は、プリズム12Anによって、上述したようにX軸方向成分が、光出射面13の法線方向に立ち上げられた偏向光となる。
この時、例えば、図4に示す偏向光L2a〜L2gのうち、偏向光L2a,L2bや、偏向光L2f,L2gといった、発光ダイオード21から広角でプリズム12Anに入射して偏向された光は、X軸方向には、光出射面13の法線近傍の方向へと立ち上げられた成分を持っているが、Y軸方向には、法線から非常に傾いた成分を持った偏向光となってしまう。
したがって、このような偏向光が作る光出射面13の正面輝度は、図4に示すX軸方向に走るライン状の領域Kが高くなる不均一なものとなってしまう。例えば、図5に示すように光源部20が備える3つの発光ダイオード21a,21b,21cから導光板10の光入射面11に光を入射させ、光出射面13を正面から見た場合には、ライン状の領域Ka,Kb,Kcがストライプ状に現れることになる。
このように、光出射面13から出力される光の正面輝度が、ライン状の領域で高くなってしまうような導光板10は、液晶表示装置のバックライトユニットの導光板として十分な機能を果たすことができない。
導光板10において、光出射面13の正面輝度がライン状に高い領域が生じてしまうのは、発光ダイオード21によって入射される光が指向性を持って、プリズム12Anに入射されるためであり、これにより、上述したように、プリズム12Anで光出射面13のX軸方向では法線方向に偏向されても、Y軸方向では、法線方向に偏向されない光もでてきてしまう。
そこで、図1に示すように、光出射面13には、任意の曲率半径Rの曲面を有し、X軸方向に伸びる溝13Am(mは、自然数)をピッチPでY軸方向にm列形成し、導光板10内に入射され導光された光をY軸方向にランダムに内部拡散して反射させるようにしている。
このように、光出射面13に形成される溝13Amは、シリンドリカル(円筒)形状となる。図1では、溝13Amの曲率半径R、溝の深さ、ピッチPは、全て固定として記載しているが、Y軸方向への内部拡散を効果的に行うために、溝13Amの曲率半径R、溝の深さ、ピッチPを、任意に設計することができる。
例えば、ピッチPを固定して、曲率半径R、溝の深さを溝13Am毎に変えたり、曲率半径R、溝の深さを固定して、ピッチPを隣り合う溝13Am毎に変えて不規則な間隔や規則的に変化する間隔で形成することもできる。
図1に示すBB線で導光板10を切断すると、溝13Amの断面は、図6に示すようになる。溝13Amの曲率半径R、ピッチPは、例えば、曲率半径R=0.1mm、ピッチP=0.15mmなどとすることができる。
この光出射面13に形成される溝13Amのシリンドリカル形状のパターンは、射出成形金型に刻まれており導光板10を射出成形する際に形成される。また、溝13Amは、導光板10を直接加工する、所謂ダイレクト・カットにて形成することもできる。
導光板10を射出成形する場合は、上述した光反射面12に形成されるプリズム12Anと、この光出射面13に形成されるシリンドリカル形状の溝13Amとが導光板10に同時に一体成形されることになる。
このように、導光板10の光出射面13にm列の溝13Amを形成することで、導光板10内で導光される臨界角以上で光出射面13の内面に入射した光は、図7に示すように溝13Amの曲面のいずれかの箇所にあたり、この溝13Amが規則的な間隔、もしくは不規則な間隔で複数形成されていることからランダム化されるため、結果的に光反射面12のY軸方向に向かって反射光が広がって反射される。溝13Amの曲面で反射された光は、光反射面12に形成されているプリズム12Anに入射し、上述したようにX軸方向の成分が光出射面13の法線方向となるように立ち上げられる。
溝13Amの曲面で反射され、プリズム12Anで立ち上げられた光は、図8に示すように、Y軸方向にも広がっており、光出射面13から出射される光の正面輝度を、光出射面13全面に渡って均一化することができる。したがって、上述した図4、図5を用いて示したようにストライプ状に現れる輝線を拡散させる効果がある。
溝13Amの導光板10内の曲面部分に入射する光は、発光ダイオード21から出射された光が直接入射したものや、プリズム12AnでX軸方向成分が光出射面13の法線方向に立ち上げられた光などであるが、いずれの光の場合も、溝13Amは、ストライプ状に現れるライン状の輝線を拡散させる効果がある。
このように、導光板10の光出射面13に溝13Amを形成することで、点光源である複数の発光ダイオード21を光源部20として用いた場合に、導光板10の光反射面12に形成するプリズム12Anによって立ち上げられた光が、ストライプ状の輝線として現れる輝度ムラを抑制することができる。
例えば、上述したように、光反射面12に、断面形状が光反射面12側を底辺とする三角形で、上記三角形の光入射面11側の底角が角度α=50°〜60°、他方の底角が角度β=70°〜90°となる溝を複数作製して、プリズム12Anを光反射面12上に形成すると、X軸方向の光の立ち上げが効果的に行われるため、ストライプ状の輝線が際立って出現することになり、特に有効となる。
また、光反射面12に、断面形状が、従来の技術として一般に用いられている角度α=角度β=45°の三角形となる複数の溝を形成した場合にも、光出射面13上に溝13Amを形成することで、点光源である発光ダイオード21を用いた場合にストライプ状の輝線として現れる輝度ムラを抑制することができる。
図9に上述した導光板10と、光源部20とを備えるバックライトユニット40を示す。バックライトユニット40は、導光板10の光入射面11側に光源部20が配置され、さらに、導光板10の光反射面12側に反射シート31が配置され、導光板10の光出射面13側に、拡散シート32、レンズシート33が順に重ねて配置される。このように配置された導光板10、光源部20、反射シート31、拡散シート32、レンズシート33は、バックライトユニット40の筐体となるフレーム41,42内にがたつきなどがないように組み付けられる。
このようなバックライト装置40は、光源部20が有する各発光ダイオード21から出射された光を、導光板10の光入射面11から入射して導光し、光反射面12及び反射シート31で反射して、光出射面13から出射させる。
このとき、導光板10内の光反射面12では、プリズム12Anに入射した光のX軸方向成分が配光制御され、光出射面13の法線方向に立ち上げられて集光される。また、導光板10内で導光されている光は、光出射面13に形成された溝13Amの曲面部分でY軸方向に内部拡散して反射され、プリズム12Anに出射される。このプリズム12Anに出射された光は、上述したようにX軸方向成分が、光出射面13の法線方向に立ち上げられ集光される。
このように導光板10内では、プリズム12AnによるX軸方向への立ち上げと、溝13Amによる内部拡散とを繰り返しながら光が導光されると共に、光出射面13から出射されることになる。光出射面13から出射された光は、拡散シート32によって、均一な光に拡散され、レンズシート33によって配光制御され、光のY軸方向成分が光出射面13の法線方向に集光される。レンズシート33から出射された光は、フレーム42に開口された開口部42Aから、例えば、液晶表示装置などに照射される。
このように、バックライトユニット40は、例えば、従来の技術で示したバックライトユニット100が有する、X軸方向の光の成分を光出射面83の法線方向へ集光する第2のレンズシート104が不要となるため、大幅なコストダウン及び当該バックライトユニット40を薄型化することができる。
これは、導光場10の光反射面12にプリズム12Anを形成するために作製する溝の断面形状を、光反射面12側を底辺とし、光入射面11側の底角が角度α=50°〜60°、他方の底角が角度β=70°〜90°である三角形となるように、適切に設計し配光制御をすることで、導光される光のX軸方向への立ち上げが、X軸方向へ集光するレンズシートを用いた場合と同じ程度の正面輝度を得られるほど十分となるからである。これにより、バックライトユニット40は、光出射面13全面に渡って、十分な正面輝度を獲得することができる
このように導光板10をバックライトユニット40として構成した場合、光反射面12から導光板10外へ出射した光は、反射シート31で反射され再び導光板10内に戻される。この反射シート31で反射された光は、発光ダイオード21の指向性が反映されて、指向性を有することになる。
しかし、上述したように、導光板10内で導光される光は、光出射面13に形成された溝13Amの導光板10内の曲面部分において内部拡散されて、指向性が抑制され、Y軸方向にランダムな光となってプリズム12Anに入射されるため、導光板10外へ出射し反射シート31で反射されて、再び導光板10内に入射した光も同様に内部拡散され有効に活用されることになる。
光反射面12に形成されるプリズムパターンは、プリズム12An以外の形状であってもよく、本発明はこのプリズムパターンに限定されるものではない。
例えば、断面形状が三角形である溝を作製することで光反射面12上にプリズム12Anを形成する場合には、角度α、角度βの値を、角度α=50°〜60°、角度β=70°〜90°以外の値に変更してプリズムパターンを形成してもよい。また、以下に示すような断面形状の溝を作製することで形成したプリズムパターンなどを用いてもよい。
例えば、光反射面12に作製する溝の断面形状を図10に示すように、ラウンドを持たせた台形のような断面形状45としたり、図11に示すように2つの三角形からなる断面形状46としたり、図12に示すように一辺が任意の凹凸を有する台形のような断面形状47とすることで形成されたプリズムパターンなども用いてもよい。
また、導光板10の光入射面11は、各発光ダイオード21の光出射面22が接触する箇所にプリズムが形成されていてもよい。例えば、光入射面11の上記箇所に、導光板10のZ軸方向を長手方向とする断面形状が三角形の溝を、導光板10の射出成形時、あるいは、ダイレクト・カットによって複数作製することでプリズムパターンを形成してもよい。これにより、各発光ダイオード21から入射される光の強度分布を制御して、輝度ムラがなく均一な状態の面発光状態を、意図的に変化させ、補正することができる。
続いて、実施例として、上述した導光板10の光出射面13に形成した溝13AmによるY軸方向への内部拡散の効果を検証するため、光反射面上に、断面形状が光反射面側を底辺とする三角形で、光入射面側の底角が角度α=58°、他方の底角が角度β=90°である、Y軸方向を長手方向とする溝を作製することでプリズムを形成した導光板と、同じ断面形状の溝を作製することでプリズムを形成し、さらに光出射面に曲率半径Rの複数の溝を所定のピッチPで形成した導光板とを作製し、それぞれの導光板についてX軸方向の輝度と、Y軸方向の輝度と測定し出射角分布を求めた。
(実験1)
まず、実験1として、光反射面上に、断面形状が光反射面側を底辺とする三角形で、上記三角形の光入射面側の底角が角度α=58°、他方の底角が角度β=90°である溝を作製することでプリズムを形成した導光板を作製し、輝度測定から出射角分布を求める。
図13に示すように、射出成形用金型によって射出成形して作製された導光板50は、光反射面52に、n(nは、自然数)個の断面形状が三角形をした溝を作製することでプリズム52Anが形成されている。プリズム52Anを形成するために作製した溝の断面形状は、光反射面52側を底辺とする三角形で、光入射面51側の底角が角度α=58°、他方の底角が角度β=90°となっている。
この導光板50の光入射面51から、所定のピッチで配列された3個の発光ダイオードからなる図示しない光源からの光を入射して、光出射面53から出射された光のX軸方向の輝度と、Y軸方向の輝度とを測定し出射角分布を求めた。測定点は、光出射面53の中央位置とし、X軸では、光入射面51側を負方向、光の導光方向を正方向とし、Y軸では、光の導光方向に対して右側を正方向、左側を負方向とする。
図14(a),(b)に、それぞれ導光板50のX軸方向の出射角分布と、Y軸方向の出射角分布とを示す。図14(a),(b)が示す0°は、光出射面53の法線を示しており、例えば、図14(a),(b)のそれぞれにおいて、0°付近に輝度分布が集中している場合、光出射面53から出射した光は、X軸方向成分、Y軸方向成分、共に光出射面53の法線に集光されていると言える。
図14(a)に示すように、X軸方向においては、−20°〜0°付近の分布が高くなっているため、X軸方向では、光出射面53の法線方向に集光されていることが分かる。
また、図14(b)に示すように、Y軸方向においては、−40°付近と、0°付近と、33°付近において、分布がピーク状に高くなっている。したがって、Y軸方向では、図示しない3つの発光ダイオードの指向性がそのまま反映され、光出射面53から出射される光には輝度ムラが生じていることが分かる。
続いて、光反射面上に、断面形状が光反射面側を底辺とする三角形で、光入射面側の底角が角度α=58°、他方の底角が角度β=90°となる溝を作製することでプリズムを形成し、さらに光出射面に曲率半径Rの複数の溝を所定のピッチPで形成した導光板について説明をする。実験で用いる導光板は、光出射面に形成する複数の溝の曲率半径Rを固定して、ピッチPを変更した2種類を作製することにする。また、光出射面に形成する複数の溝のピッチPを変更した2つの導光板、それぞれの出射角分布を求める実験を、それぞれ実験2、実験3とする。
(実験2)
図15に示すように、射出成形用金型によって射出成形して作製された導光板60は、導光板50と同一サイズであり、光反射面62に、導光板50と同じ溝を作製することでプリズム62Anが形成されている。また、導光板60の光出射面63には、曲率半径R=0.1mmで、m(mは、自然数)列の溝63AmがピッチP=0.1mm間隔で形成されている。
この導光板60の光入射面61から、所定のピッチで配列された3個の発光ダイオードからなる図示しない光源からの光を入射して、光出射面63から出射された光のX軸方向の輝度と、Y軸方向の輝度とを測定し出射角分布を求めた。測定点は、導光板50の場合と同様に、光出射面63の中央位置とし、X軸では、光入射面61側を負方向、光の導光方向を正方向とし、Y軸では、光の導光方向に対して右側を正方向、左側を負方向とする。
図16(a),(b)に、それぞれ導光板60のX軸方向の出射角分布と、Y軸方向の出射角分布とを示す。図16(a),(b)が示す0°は、光出射面63の法線を示しており、例えば、図16(a),(b)のそれぞれにおいて、0°付近に輝度分布が集中している場合、光出射面63から出射した光は、X軸方向成分、Y軸方向成分、共に光出射面63の法線に集光されていると言える。
図16(a)に示すように、X軸方向においては、導光板50の時と同様に、−20°〜0°付近の分布が高くなっているため、X軸方向では、光出射面63の法線方向に集光されていることが分かる。
また、図16(b)に示すように、Y軸方向においては、−60°〜50°付近の分布が高くなっている。特に、−30°〜30°付近では輝度レベルも安定している。これは、明らかに光出射面63に、複数の溝63Amを形成したことによる効果であり、導光板60内で導光される光が、溝63Amの導光板60内の曲面部分において、Y軸方向に内部拡散するように反射されプリズム62Anに入射し、光出射面63から出射されていることを示している。
したがって、導光板60においては、導光板50で見られたY軸方向における輝度ムラが全くなくなり、光出射面63からは、Y軸方向の光の輝度が均一となって出射されることが分かる。
(実験3)
図17に示すように、射出成形用金型によって射出成形して作製された導光板60は、導光板70と同一サイズであり、光反射面72に、導光板50と同じ溝を作製することでプリズム72Anが形成されている。また、導光板70の光出射面73には、曲率半径R=0.1mmで、m(mは、自然数)列の溝73AmがピッチP=0.15mm間隔で形成されている。
この導光板70の光入射面71から、所定のピッチで配列された3個の発光ダイオードからなる図示しない光源からの光を入射して、光出射面73から出射された光のX軸方向の輝度と、Y軸方向の輝度とを測定し出射角分布を求めた。測定点は、導光板50の場合と同様に、光出射面73の中央位置とし、X軸では、光入射面71側を負方向、光の導光方向を正方向とし、Y軸では、光の導光方向に対して右側を正方向、左側を負方向とする。
図18(a),(b)に、それぞれ導光板70のX軸方向の出射角分布と、Y軸方向の出射角分布とを示す。図18(a),(b)が示す0°は、光出射面73の法線を示しており、例えば、図18(a),(b)のそれぞれにおいて、0°付近に輝度分布が集中している場合、光出射面73から出射した光は、X軸方向成分、Y軸方向成分、共に光出射面73の法線に集光されていると言える。
図18(a)に示すように、X軸方向においては、導光板50の時と同様に、−20°〜0°付近の分布が高くなっているため、X軸方向では、光出射面73の法線方向に集光されていることが分かる。
また、図18(b)に示すように、Y軸方向においては、−60°〜60°付近の分布が高くなっている。特に、−20°〜10°付近では輝度レベルも安定しており、輝度も導光板60と比較しても格段に高くなっている。
これは、明らかに光出射面73に、ピッチP=0.15mmで複数の溝73Amを形成したことによる効果であり、導光板70内で導光される光が、溝73Amの導光板70内の曲面部分において、Y軸方向に内部拡散するように反射されプリズム72Anに入射し、光出射面73から出射されていることを示している。
したがって、導光板70においては、導光板50で見られたY軸方向における輝度ムラが全くなくなり、光出射面73からは、Y軸方向の光の輝度が均一となって出射されることが分かる。また、導光板70では、導光板50の輝度ムラを改善した導光板60と比較して、Y軸方向の輝度が非常に高くなっていることから、光出射面73から出射される光のY軸方向成分は高輝度であることが分かる。
本発明の実施の形態として示す導光板の構成について説明するための図である。 同導光板に設定するXY座標軸について説明するための図である。 同導光板の光反射面に形成する複数のプリズムについて説明するための図である。 同導光板において、光反射面にプリズムのみを形成した場合に出射される光について説明するための図である。 同導光板において、光反射面にプリズムのみを形成した場合の弊害について説明するための図である。 同導光板において、光出射面に形成する複数の溝について説明するための図である。 同導光板の光出射面に形成された複数の溝の作用について説明するための図である。 同導光板において、入光された光が、光出射面に形成された複数の溝の作用によって拡散されていく光を模式的に示した図である。 同導光板を用いたバックライトユニットの構成について説明するための図である。 同導光板の光反射面に形成するプリズムの断面形状の一例を示した図である。 同導光板の光反射面に形成するプリズムの断面形状の別な例を示した図である。 同導光板の光反射面に形成するプリズムの断面形状のさらに別な例を示した図である。 実施例として作製した光反射面に複数のプリズムのみが形成された導光板について説明するための図である。 (a)は、図13に示す導光板のX軸方向の輝度の出射角分布を示した図であり(b)は、Y軸方向の輝度の出射角分布を示した図である。 実施例として作製した光反射面に複数のプリズムと、光出射面に複数の溝を形成した導光板について説明するための図である。 (a)は、図15に示す導光板のX軸方向の輝度の出射角分布を示した図であり(b)は、Y軸方向の輝度の出射角分布を示した図である。 実施例として作製した光反射面に複数のプリズムと、光出射面に図15とピッチの異なる複数の溝を形成した導光板について説明をするための図である。 (a)は、図17に示す導光板のX軸方向の輝度の出射角分布を示した図であり(b)は、Y軸方向の輝度の出射角分布を示した図である。 従来の技術として示すバックライトユニットの構成について説明するための図である。 同バックライトユニットが備える導光板に設定するXY座標軸について説明するための図である。
符号の説明
10 導光板、11 光入射面、12 光反射面、12An(nは、自然数) プリズム、13 光出射面、13Am(mは、自然数) 溝、20 光源部、31 反射シート、32 拡散シート、33 レンズシート

Claims (8)

  1. 一側面を光入射面とし、上記光入射面から入射された光を、一方主面である光出射面及び他方主面である光反射面とで全反射して導光し、上記光出射面から面発光させる導光板において、
    上記光の入射方向をX軸方向とし、上記X軸方向に直交して上記光出射面に平行な方向をY軸方向とし、上記X軸方向及び上記Y軸方向に垂直な方向を法線方向とするとき、
    上記光入射面から入射された光を、上記X軸方向の傾きが上記法線方向に対してゼロに近付くように偏向して、上記光出射面から出射させる配光制御をするX軸方向配光制御手段と、
    上記光入射面から入射され導光された光を、当該導光板内部で上記Y軸方向に拡散するように反射して、上記X軸方向配光制御手段に入射させる拡散反射手段とを備えること
    を特徴とする導光板。
  2. 上記X軸方向配光制御手段は、上記光反射面上の上記X軸方向に複数形成された、上記Y軸方向を長手方向とするプリズムであり、
    上記拡散反射手段は、上記光出射面上の上記Y軸方向に複数形成された、上記X軸方向を長手方向とする任意の曲率半径の曲面を有する溝であること
    を特徴とする請求項1記載の導光板。
  3. 上記プリズムは、上記光反射面上に、上記Y軸方向を長手方向とする所定の形状の溝を、上記X軸方向に複数作製することで形成され、
    上記溝は、当該溝の断面形状が上記光反射面側を底辺とする三角形で、上記三角形の上記光入射面側の底角αがα=50°〜60°、他方の底角βがβ=70°〜90°の角度であること
    を特徴とする請求項2記載の導光板。
  4. 上記導光板は、射出成型用金型のキャビティ内に溶融材料を注入し、射出成形をすることで一体成形すること
    を特徴とする請求項1記載の導光板。
  5. 一側面を光入射面とし、上記光入射面から入射された光を、一方主面である光出射面及び他方主面である光反射面とで全反射して導光し、上記光出射面から面発光させる導光板と、
    上記導光板の上記光入射面の長手方向に所定の間隔で列状に配列された複数の発光素子を有する光源と、
    上記導光板の上記光反射面側に配置される反射シートと、
    上記導光板の上記光出射面上に配置される拡散シートと、
    上記拡散シート上に配置されるレンズシートと、
    上記導光板に、上記光源と、上記反射シートと、上記拡散シートと、上記レンズシートとを保持するフレームとを備え、
    上記導光板は、上記光の入射方向をX軸方向とし、上記X軸方向に直交して上記光出射面に平行な方向をY軸方向とし、上記X軸方向及び上記Y軸方向に垂直な方向を法線方向とするとき、
    上記光入射面から入射された光を、上記X軸方向の傾きが上記法線方向に対してゼロに近付くように偏向して、上記光出射面から出射させる配光制御をするX軸方向配光制御手段と、
    上記光入射面から入射され導光された光を、当該導光板内部で上記Y軸方向に拡散するように反射して、上記X軸方向配光制御手段に入射させる拡散反射手段とを有し、
    上記レンズシートは、上記導光板の光出射面から出射され、上記拡散シートを介して出射された光を、上記Y軸方向の傾きが上記法線方向に対してゼロに近付くように偏向して、上記光出射面から出射させる配光制御をすること
    を特徴とするバックライト装置。
  6. 上記導光板が有する上記X軸方向配光制御手段は、上記光反射面上の上記X軸方向に複数形成された、上記Y軸方向を長手方向とするプリズムであり、
    上記導光板が有する上記拡散反射手段は、上記光出射面上の上記Y軸方向に複数形成された、上記X軸方向を長手方向とする任意の曲率半径の曲面を有する溝であること
    を特徴とする請求項5記載のバックライト装置。
  7. 上記プリズムは、上記導光板の上記光反射面上に、上記Y軸方向を長手方向とする所定の形状の溝を、上記X軸方向に複数作製することで形成され、
    上記溝は、当該溝の断面形状が上記光反射面側を底辺とする三角形で、上記三角形の上記光入射面側の底角αがα=50°〜60°、他方の底角βがβ=70°〜90°の角度であること
    を特徴とする請求項6記載のバックライト装置。
  8. 上記光源が有する複数の発光素子は、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)であること
    を特徴とする請求項5記載のバックライト装置。
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