JP4273324B2 - 燃料フィルタ - Google Patents
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さらに、保持手段は腕部を有している。腕部は、水平方向を軸として設置される燃料供給装置の軸に垂直に、フィルタ本体から燃料供給装置側へ延びる吸入管部と同一の側に前記フィルタ本体から延びて形成され、燃料供給装置の外側を周方向に包囲可能である。そのため、燃料供給装置の外側を腕部で包囲することにより、燃料供給装置はフィルタ本体に保持される。したがって、燃料供給装置を確実にフィルタ本体に保持することができる。
請求項7記載の発明では、噛み合い部は燃料供給装置を中心軸方向へスライドさせることにより固定部と噛み合う。したがって、燃料供給装置を容易にフィルタ本体に保持することができる。
請求項9記載の発明では、フィルタ本体および燃料供給装置は燃料タンクの内部に収容されている。
(第1参考例)
本発明の第1参考例による燃料フィルタを適用したポンプモジュールを図1に示す。
図1に示すように、ポンプモジュール10は、燃料供給装置としての燃料ポンプ20、サブタンク11および燃料フィルタ30を備えている。ポンプモジュール10は、図示し
ない燃料タンクの内部に収容される。燃料ポンプ20は、中心軸がサブタンク11の底部12と概ね平行に設置されている。燃料ポンプ20は、燃料吸入部21、ポンプ本体22および燃料吐出部23を有している。燃料吸入部21は、燃料フィルタ30と接続されている。ポンプ本体22は、図示しないモータおよびインペラを内部に収容するハウジング24を有しており、燃料吸入部21から吸入した燃料を加圧する。燃料吐出部23は、ポンプ本体22で加圧された燃料を吐出する。燃料吐出部23には、吐出パイプ25が接続されている。吐出パイプ25は、図示しない燃料タンクの外部の例えばエンジンと接続されている。なお、燃料ポンプ20の燃料吐出側に燃料ポンプ20から吐出された燃料に含まれる異物を除去するフィルタを設置してもよい。燃料ポンプ20を構成する燃料吸入部21、ポンプ本体22のハウジング24ならびに燃料吐出部23は、樹脂により一体に形成されている。サブタンク11は、金属または樹脂により有底の箱形状に成形されている。サブタンク11は、内部に燃料ポンプ20および燃料フィルタ30を収容している。
第1参考例では、フィルタ本体31を内側から支持するプロテクタ36は、接続部40および固定部50と接触していない。そのため、燃料ポンプ20から接続部40および固定部50に伝達された振動がプロテクタ36を介してサブタンク11へ伝達されることはない。
なお、第1参考例では、フィルタ本体31から延びる固定部50の断面をT字形状とし、固定部50と噛み合う噛み合い部26を固定部50に対応する形状とする例について説明した。しかし、燃料ポンプ20から延びる噛み合い部26の断面をT字形状とし、固定部50の形状を噛み合い部26に対応する形状としてもよい。すなわち、噛み合い部26と固定部50との形状を第1参考例とは逆にしてもよい。
本発明の一実施形態による燃料フィルタの要部を図7に示す。第1参考例と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態では、図7に示すように保持手段としての固定部70の形状が第1実施形態と異なる。固定部70は、フィルタ本体31から吸入管部42側へ立ち上がる胴部71と、胴部71の反フィルタ本体側から延びる腕部72とを有している。腕部72は、円弧形状に形成されており、内径が燃料ポンプ20の外径と概ね同一である。これにより、腕部72は、燃料ポンプ20の外側を周方向へ包囲可能である。
なお、本実施形態では、腕部72を円弧状に形成する例について説明したが、腕部72を円環状に形成してもよい。
また、上記で説明した第1参考例および一実施形態では、燃料供給装置として燃料ポンプのみを備える構成について説明した。しかし、燃料供給装置として燃料ポンプだけでなく、例えば燃料ポンプから吐出される燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータ、あるいは燃料ポンプから吐出される燃料に含まれる異物を除去する高圧燃料フィルタおよび高圧燃料フィルタを収容するフィルタケースなどその他の部品を備える構成としてもよい。
本発明の第2参考例によるポンプモジュールを図8および図9に示す。なお、第1参考例と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2参考例によるポンプモジュール110は、燃料タンク1の内部に収容され、燃料供給装置120と燃料フィルタ130とを備えている。燃料供給装置120の燃料ポンプ121と燃料フィルタ130とは概ね垂直に配置されている。すなわち、燃料ポンプ121の中心軸と燃料フィルタ130の長手方向の軸とは概ね垂直をなしている。ポンプモジュール110は、上述の燃料ポンプ121および燃料フィルタ130に加え、フランジ111および接続部材としてのシャフト112などを備えている。
燃料供給装置120と燃料フィルタ130との組み付けに先立って、燃料フィルタ130が形成される。燃料フィルタ130のフィルタ本体131は、開口部133に対応する穴部を有する矩形状に形成されている。このとき、フィルタ本体131はシート状であり、袋状に成形されていない。開口部133に対応する穴部には、フィルタ本体131をインサート品として第一部材150がインサート成形される。これにより、開口部133の周囲には図10に示すように第一部材150が設置される。第一部材150が設置されると、第二部材160がフィルタ本体131の外周層部33側から第一部材150の内周側に圧入される。このとき、フィルタ本体131の内周層部34側には第三部材170が設置されている。第二部材160は、第一部材150の内周側に挿入されるとともに、第三部材170の取付部171に挿入される。すなわち、第一部材150が設置されたフィルタ本体131を挟んで第二部材160および第三部材170が取り付けられる。
形成された燃料フィルタ130は燃料供給装置120に接続される。燃料供給装置120の燃料ポンプ121は、ハウジング122に収容されている。燃料フィルタ130と燃料供給装置120との接続は、吸入管部161への燃料ポンプ121の燃料吸入口の挿入、および爪部129と嵌合部162との嵌合によって行われる。吸入管部161へ燃料ポンプ121の燃料吸入口を挿入し、爪部129と嵌合部162とを嵌合することにより、燃料供給装置120と燃料フィルタ130とは一体となる。一体となった燃料供給装置120および燃料フィルタ30にフランジ111などを組み付けることにより、ポンプモジュール110の組み付けは完了する。
以上説明した複数の実施形態では、燃料ポンプの燃料吸入側にのみ燃料フィルタを設置する構成について説明した。しかし、燃料ポンプの燃料吐出側に、燃料ポンプから吐出された高圧の燃料に含まれる異物を除去する高圧燃料フィルタを設置する構成としてもよい。
Claims (9)
- 水平方向を軸として設置される燃料供給装置の燃料吸入側に設置される燃料フィルタであって、
燃料に含まれる異物を除去するフィルタ本体と、
前記フィルタ本体と前記燃料供給装置とを接続し、前記フィルタ本体を通過した燃料が流れる吸入管部と、
前記フィルタ本体に前記燃料供給装置を保持する保持手段と、
を備え、
前記保持手段は、水平方向を軸として設置される前記燃料供給装置の前記軸に垂直に、前記フィルタ本体から前記燃料供給装置側へ延びる前記吸入管部と同一の側に前記フィルタ本体から延びて形成され、前記燃料供給装置の外側を周方向に包囲可能な腕部を有することを特徴とする燃料フィルタ。 - 前記保持手段は、前記フィルタ本体の長手方向に沿って設置されていることを特徴とする請求項1記載の燃料フィルタ。
- 前記フィルタ本体は、前記フィルタ本体を通過する燃料の流れの上流側に位置し不織布から形成される外周層部と、前記外周層部と積層されて燃料の流れの下流側に位置しろ紙から形成される内周層部とを有していることを特徴とする請求項1または2記載の燃料フィルタ。
- 前記フィルタ本体は、外縁部に樹脂により形成されるモールド部を有することを特徴とする請求項1、2または3記載の燃料フィルタ。
- 前記モールド部は、他の部品を取り付け可能な取付部を有することを特徴とする請求項4記載の燃料フィルタ。
- 前記保持手段は、前記フィルタ本体から前記吸入管部と同一の側へ伸びて形成される固定部と、前記燃料供給装置に形成され前記固定部と噛み合い可能な噛み合い部とを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の燃料フィルタ。
- 前記噛み合い部は、前記燃料供給装置を中心軸方向へスライドさせることにより前記固定部と噛み合うことを特徴とする請求項6記載の燃料フィルタ。
- 前記腕部の内周側には、中心軸方向へスライドさせることにより前記燃料供給装置が挿入されることを特徴とする請求項1記載の燃料フィルタ。
- 燃料を蓄える燃料タンクの内部に、前記フィルタ本体および前記燃料供給装置が設置されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の燃料フィルタ。
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