JP4272102B2 - 磁気ヘッドスライダ及び磁気ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気ディスク装置に係わり、特に高地における浮上量の低下を低減できる磁気ヘッドスライダの構造に関する。
磁気ディスク装置の高記録密度化を図るために、磁気ヘッドを備えた磁気ヘッドスライダ(以下、スライダという)と回転する磁気ディスク間の隙間として定義される浮上量を狭小化することが重要である。そのために、気圧が低下する高地においても、浮上量ができる限り低下しないようにすることが重要である。
高地においては、スライダの作動流体である空気の平均自由工程が長くなるため、一般的に浮上量は低下する。浮上量が低下すると、スライダが磁気ディスクと接触する可能性が高まるため、磁気ディスク装置の信頼性上好ましくない。特に高地で使用される可能性が高い携帯性の情報処理装置に内蔵される2.5型(2.5インチ)以下の磁気ディスク装置において、スライダの浮上量が高度の上昇、すなわち気圧の低下にともなって変化しないようにすることが望まれている。
ここで、高度の上昇にともなうスライダの浮上量の低下を低減できる従来技術として、特開2000−57724号公報(特許文献1)に記載のものがある。前記公報では、ステップ軸受け面の深さと、負圧溝面の深さの比を最適化することで、高地における浮上量の低下を大幅に低減できることが開示されている。
他方、後述する本発明による磁気ヘッドスライダの構造と類似の構造を有する従来技術として、特開平6−203514号公報、特開平8−102164号公報、特開平11−25629号公報、特開2003−151233号公報、特表2003−515869号公報、特開2001−250215号公報および特開2000−260015号公報に記載のものがある。いずれの従来技術も空気流入側のレール面上に段差面あるいは突出パッドを設け、スライダが磁気ディスクと接触する時の粘着力および摩擦力を低減することを目的としている。
特開2000−57724号公報
特表2003−515869号公報 特開平8−102164号公報 特開平11−25629号公報 特開2003−151233号公報 特開平6−203514号公報 特開2001―250215号公報 特開2000−260015号公報
磁気ディスク装置の信頼性を保ちつつ記録密度の向上を図るために、第一になすべきことは、磁気ディスク全面にわたる浮上量を狭小化し、しかも高地における浮上量の低下を防ぐことである。
特許文献1に開示された磁気ヘッドスライダは、高地における浮上量の低下量を大幅に低減できることが開示されている。
しかし、近年、磁気ディスク装置の小型化がすすんだため、スライダの小型化とディスクの小径化がすすんでいる。スライダの小型化によりスライダの面積が減ることと、磁気ディスクの小型化による周速の低下があいまって、スライダが発生可能な負圧力が減るため、開示された公知技術だけで高度による浮上量の低下を防ぐことが益々困難になっている。特に全長0.85mm、全幅0.7mmのフェムトスライダと呼称される小型スライダにおいて、高度の上昇にともなう浮上量の低下を低減することが困難になっている。従来、この点についてのさらなる改善が要望されていた。
前記特開平6−203514号公報、特開平8−102164号公報、特開平11−25629号公報、特開2003-151233号公報、特表2003−515869号公報、特開2001−250215号公報および特開2000−260015号公報には、後述する本発明と類似のスライダ構造が開示されており、スライダが磁気ディスクと接触したときの摩擦力を低減できることが示されている。
しかし、本発明の目的である浮上量の気圧依存性を低減する方法については何等開示されておらず、しかも、これらの特許文献に開示されたスライダの構造では、本発明の目的を達成することはできない。
本発明は、上記のような要望に鑑みてなされたもので、高地における磁気ヘッドスライダの浮上量を低減できる磁気ヘッドスライダを提供することを目的とする。
本発明は、空気流入端と、空気流出端と、浮上面から構成される負圧スライダにおいて、前記浮上面は複数の流入側レール面と、前記流入側レール面と同一面内にあり、かつ磁気ヘッドが設置された流出側レール面と、前記レール面から所定の深さδ1を有するステップ軸受け面と、前記ステップ軸受け面よりさらに深い深さδ2を有する負圧溝面と、前記流入側レール面上にあり、かつ所定の高さhと、スライダ長さ方向の連続性を有する段差面とから構成され、前記空気流入端と、前記段差面の間に、前記ステップ軸受け面と、前記流入側レール面を有することを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
また、空気流入端と、空気流出端と、浮上面とから構成される負圧スライダにおいて、前記浮上面は複数の流入側レール面と、前記流入側レール面と同一面内にあり、かつ磁気ヘッドが設置された流出側レール面と、前記レール面から所定の深さδ1を有するステップ軸受け面と、前記ステップ軸受け面よりさらに深い深さδ2を有する負圧溝面と、前記流入側レール面上にあり、かつ所定の高さhと、スライダ長さ方向の連続性を有する段差面とから構成され、前記空気流入端と、前記段差面の間に、前記ステップ軸受け面と、前記流入側レール面を有し、前記負圧スライダに荷重を付与する荷重点が、スライダ中心より前記空気流入端側に設置されていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
本発明によれば、磁気ヘッドスライダの高地における浮上量の低下を防げるため、磁気ディスク装置の信頼性を向上できる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の実施例1に係る磁気ヘッドスライダ及びこれを用いた磁気ディスク装置について、図面を用いて以下説明する。図1は本発明による磁気ヘッドスライダの実施例1を示す3次元図、図2は図1のスライダの平面図、図3はスライダの圧力分布であり、図4はスライダがディスク上を浮上しているときの姿勢を説明する図である。
図示するように、実施例1の磁気ヘッドスライダは、空気流入端1、空気流出端2、浮上面3を備えて構成される。ここで浮上面3は、流入ステップ軸受け面4と、流入側レール面5、6と、磁気ヘッド8を備える流出側レール面7と、流出ステップ軸受け面9と、負圧溝10と、流入側レール面5、6上に形成された段差面11、12とを備える。
流入側レール面5、6と流出側レール面7はほぼ同一面にあり、スライダと磁気ディスク間に流入した空気流20により、圧力を発生し、スライダを磁気ディスク上に浮上させる、いわゆる正圧レール面として作用する。
流入ステップ軸受け面4と、流出ステップ軸受け面9はほぼ同一面内にあり、流入側レール面5、6や流出側レール面7からの深さは200nm程度である。空気流入端2からスライダと磁気ディスク間に流入した空気流20は、流入ステップ軸受け面4や流出ステップ軸受け面9を経由して、第1の段差部13、14、15で昇圧され、流入側レール面5、6、流出側レール面7へ到達する。
流入側レール面5、6へ到達した空気流20は、さらに第2の段差部17、18を経由して段差面11、12へ到達し、段差面11、12においてスライダを浮上させる大きな圧力を発生する。流入側レール面5、6と段差面11、12との段差17、18は20nm程度である。段差面11、12において大きな圧力を発生させるためには、段差面11、12は空気流20の流入方向、すなわちスライダの長手方向に、ある程度連続した長さを有する必要があり、このような非常に低い第2の段差部を形成することにより、大きな浮上力を得ることができる。
本実施例の最も大きな特徴は、流入側レール面5、6上に、連続した長さを有する段差面11、12を設けることにあり、こうすることで第1の段差部13、14で昇圧された空気流は、まず流入側レール面5、6においてスライダを浮上させる圧力30、31を発生し、さらに第2の段差部17、18で昇圧され、段差面11、12において大きな圧力32、33を発生する。一方、流出ステップ軸受け面9から流入した空気流は、第1の段差部15で昇圧され、流出側レール面7において、圧力34を発生する。
段差面11、12のスライダ長手方向の長さは、大きな正圧力を発生するために、少なくとも連続した50μm以上、好適には100μm以上の長さが必要であり、一方、その最大長さは、第2の段差部17、18を形成するために流入側レール面5、6の長さより短くする必要がある。なお、本実施例において、段差面11、12のスライダ長手方向の長さを100μmとする。
このような2段階の昇圧用の段差部を設けることで、大きな浮上力を得ることができるため、所定の浮上量を達成するために必要な流入側レール面5、6、流出側レール面7の大きさを低減することが可能となる。
圧力を発生する流入及び流出側レール面はいわゆる正圧レール面であり、本発明は所定の浮上量を得るために必要なレール面の面積を低減できるため、後述するように高地における浮上量の低下量を低減できる。
負圧溝10と流入ステップ軸受け面からの深さ16は、800nm程度であり、流入側レール面5、6からの深さは1μm程度である。
本実施例の磁気ヘッドスライダは、長さ0.85mm、幅0.7mm、厚さ0.23mmのいわゆるフェムトスライダである。一般に、スライダの面積が小さくなるほど、負圧溝10の面積が小さくなるため、スライダが発生可能な負圧力の大きさが減り、高地における浮上量の低下が大きくなる。
しかも、近年、磁気ディスク装置の小型化が進み、磁気ディスクが小径化されると、周速が遅くなるため、スライダが発生できる負圧力は益々小さくなる傾向にあり、これも高地における浮上量の低下が大きくなる一因となっている。
本実施例では、先に説明した構成により、所定の浮上量を達成するために必要なスライダのレール面積を低減できることにより、高地における浮上量の低下を低減することに成功した。
従来、磁気ディスク装置の起動時の粘着力を低減するために、レール面に微小な突出パッドを形成する技術が知られている。粘着力を低減するためには、突出パッドの表面積をできる限り低減する必要があり、このような微小な突出パッドでは大きな浮上力を得ることができないため、本発明のような効果は得られない。すなわち、従来技術(例えば、特許文献2)の突出パッドは、スライダの浮上力に影響を与えないように、意図して微小化されており、大きな圧力を形成することを目的とした本願の段差面とは、全く正反対の考えに基づくものである。
次に、本実施例の効果を具体的に説明する。
スライダは空気流20によってディスク22上を浮上する際、空気流入端1側の浮上量が空気流出端2側の浮上量より高くなるような姿勢で浮上する。このため、磁気ヘッド8を備えた流出側レール面の終端の浮上量23が最も低くなる。
本実施例のように、段差面11、12が形成されている場合は、段差面11の終端の浮上量24と段差面12の終端の浮上量25が、流出側レール面7の浮上量23より低くなることがあると、段差面11、12がディスク22と接触することになる。このようなことが生じると、スライダは大きく振動し、最悪の場合には、スライダがクラッシュする。従って、浮上量24、25が浮上量23より低くなることがないように、スライダの浮上姿勢や、段差面の高さを設定する必要がある。
図5は、実施例1の磁気ヘッドスライダについて、高度0mにおける、ディスク半径方向の浮上量の分布(浮上プロファイル)と、高度3000mにおける浮上プロファイルの計算結果である。少なくとも高度3000m(約0。7気圧)までは装置の稼動を保証する必要があるため、高度3000mにおける浮上量の低下をできる限り防ぐ必要がある。縦軸は、高度0mで、かつ磁気ディスク最内周における浮上量で規格化した浮上量である。磁気ディスク装置の大きさは、2.5型(2.5インチ)で、回転数は4200rpmである。
図5から、本実施例によるスライダは、高度3000mにおける浮上量の低下を、0mにおける浮上量の約6〜7%に低減できることがわかる。
図6は、従来例1(例えば、特許文献5)のスライダの平面図である。従来例1のスライダは、本実施例のスライダと異なり、段差面26、27が空気流入端1から形成されているため、空気流の昇圧に寄与する第1の段差部13、14しかなく、本実施例のスライダと同じ浮上量を達成するためには、流入側レール面5、6と流出側レール面7を大きくする必要がある。
図7は、従来例2(例えば、特許文献2)のスライダの平面図である。従来例2のスライダは、装置停止時の粘着力を低減するために、流入側レール面5、6上に、複数個の微小パッド28、29が形成されている。本実施例のスライダと異なり、微小パッド28、29はスライダ長手方向に十分な長さを有していないため、空気の昇圧効果が小さく、本実施例のスライダと同じ浮上量を達成するためには、流入側レール面5、6と流出側レール面7を大きくする必要がある。
図6と図7で示した従来例1と従来例2のスライダの高度0mにおける浮上プロファイルと、高度3000mにおける浮上プロファイルを図5に示す。先と同じく縦軸は、高度0mで、かつディスク最内周の浮上量で規格化した浮上量である。いずれの従来例でも、高度3000mにおける浮上量の低下量は17〜20%であり、本実施例により高地における浮上量の低下が大幅に低減されたことがわかる。
先述したように、磁気ディスク装置の信頼性を保つために、段差面11、12の終端における浮上量24、25は、流出側レール面の終端における浮上量23より高い必要がある。図8は、実施例1のスライダについて、第2段差部17、18の高さをパラメータとして、浮上量23、24、25と周囲圧力の関係を計算した結果である。縦軸は各条件において浮上量23、24、25のうちで、最も低いものを、大気圧における最小浮上量(この場合は必ず浮上量23)で規格化した浮上量である。
第2の段差部の高さに関わらず、最小浮上量は気圧の低下、つまり高度の上昇とともに低下している。特に、段差面の高さが60nm以上の場合、0。6気圧において、突然、最小浮上量が低下している。これは、周囲圧力が低下することで、スライダの浮上姿勢が小さくなり、最小浮上量となる位置が、流出側レール面7の終端(浮上量23の位置)から段差面11、12の終端(浮上量24、25の位置)に移ったからである。これは磁気ディスク装置の信頼性上避けるべきであり、従って、第2の段差部の高さ17、18の高さは60nmより小さくするべきである。好適には、第2の段差部の高さ17、18の高さは50nm以下であることが望ましい。
一方、最小浮上量が10nm以下であるような場合は、高度3000mにおける浮上量の低下を少なくとも10%(1nm)以下とする必要があるため、第2の段差部の高さ17、18は少なくとも5nm以上とする必要がある。また、浮上量の測定精度は、±1nm程度であるため、浮上量の低下量をこれよりも小さくすることが必要である。
すなわち、高地における浮上低下量を低減するために、第2の段差部が必要であるが、段差部が高すぎると、そこが最小浮上量になってしまうため、第2の段差部高さの好適値は、本実施例の場合には5nmから50nmである。
実施例1のスライダはフェムトスライダであるが、全長が1.25mmのピコスライダの場合、第2の段差部の高さはもっと高くても良い。浮上時の姿勢が第1実施形態のフェムトスライダと同様であれば、第2の段差部の最大高さは、74nm以下にする必要がある。
より一般的には、フェムトスライダやピコスライダを含むスライダの全長をL、第2の段差面の高さをhとすれば、
h/L<5.9×10−5 (式1)
とすることで、段差面の終端の浮上量24、25が最小浮上量となることを避けることができる。
実施例1の磁気ヘッドスライダに荷重21を付与する支持点は、スライダ中心より、空気流入端1側で、かつ段差面11、12と対向する位置にある。こうすることにより、高地において段差面11、12で生じる圧力32、33が減少した時に、空気流入端1側の浮上量を下げる方向のモーメントMpが作用し、空気流出端2側の浮上量23の低下量を小さくできる。
図9は本実施例によるスライダの加工手順の一例を示す。
まず、スライダの母材であるアルミナ・チタン・カーバイトのバー35上に、第1のシリコン層36と第1のダイヤモンド。ライク。カーボン層37を形成する(1)。
シリコン層36とダイヤモンド・ライク・カーボン層37の厚さの総和は、最終的な第2段差の高さ17、18と同じ高さに形成する。このバー35上に従来のスライダを加工する方法と同一の方法、例えばイオン・ミリング加工法を利用して、流入側レール面5、6、流出側レール面7、ステップ軸受け面4、9、負圧溝面10等が形成される(2)。
この時点で、ダイヤモンド・ライク。カーボンで覆われているのは、流入側レール面5、6と流出側レール面7だけである。さらに、段差面11、12に相当する部分にマスクをし、他の部分のダイヤモンド・ライク・カーボン層37とシリコン層36を除去する(3)。
最後に、改めて浮上面全面を第2のシリコン層38と、第2のダイヤモンド・ライク・カーボン層39で被覆する(4)。
本実施例では、最初に形成したシリコン層36とダイヤモンド。ライク。カーボン層37の段差を利用して、段差面11、12を形成したが、浮上面3を形成した後に、シリコンとダイヤモンド・ライク・カーボンを堆積して段差面11、12を形成しても、もちろん構わない。
図10は、本発明の実施例2の磁気ヘッドスライダを示す平面図である。
本実施例は、段差面11、12の終端が流入側レール面5、6の終端まで延びており、段差面の連続性が増加しているため、実施例1のスライダより大きな圧力を形成することができる。このような構成とすることで、実施例1のスライダより、さらに高地における浮上量の低下を防ぐことができ、高度3000mにおいて、浮上量の低下をほぼ完全に防ぐことができた。
図11は、本発明の第3実施形態の磁気ヘッドスライダを示す平面図である。
本実施例は、段差面11、12を形成する時のマスク形状を流入側レール面5、6上だけに限らず、スライダ幅方向に横断するような形状にした。こうすることで、マスクの位置合わせ精度を気にすることがなく、スライダの加工が容易になる。もちろん、本発明の効果が損なわれることも無い。
図12は、本発明の実施例4の磁気ヘッドスライダを示す平面図である。
本実施例は、流入側レール面5、6及び段差面11、12の長さが他の実施例よりさらに長いため、高度による浮上量の低下を低減できることに加え、ピッチング方向の空気膜の剛性が増加するため、サスペンションのピッチ姿勢角の誤差にともなう浮上量の変化を低減することができる。
図13は本発明の実施例5の磁気ヘッドスライダを示す平面図である。
本実施例は、流入ステップ軸受け面4上に、段差面11、12と同一高さの微小パッド11aと12aを形成した。これらの微小パッド11a、12aは、スライダがディスク面と何らかの要因で接触したときに、スライダの空気流入端1とディスクが直接接触することを防ぐ効果がある。スライダの空気流入端1とディスクが直接接触すると、大きな摩擦力が生じるため、磁気ディスク装置の信頼性上好ましくない。
図13において示した実施例の磁気ヘッドスライダにおいて、第2の段差部17、18の位置をスライダの長手方向に動かすことにより、段差面11、12の総面積と、流入側レール面5、6の総面積の比を変えながら、高度0mと3000mにおける浮上量の低下量を求めた結果を図14に示す。縦軸は、高度の上昇にともなう浮上低下量と、高度0mにおける浮上量の比である。高度の上昇にともなう浮上低下量を、高度0mにおける浮上量の10%以下にするためには、面積比を18%以上92%以下とする必要がある。なお、前述の面積比は、実施例5のみならず、前述のすべての実施例に適用できる。
図15は本発明による前述の実施例(実施例1〜5)に開示した磁気ヘッドスライダを備えた磁気ディスク装置40である。
本磁気ディスク装置は、ロード・アンロード機構を備え、装置停止中は磁気ヘッドスライダがランプ41上に待機している。装置稼働中のみ、磁気ヘッドスライダは磁気ディスク22上にロードされ、記録・再生を行う。
前述の実施例に開示した磁気ヘッドスライダを搭載することによって、高地における浮上低下量を低減できるので、磁気ディスク装置の信頼性を向上することができる。特に、2.5型(2.5インチ)以下の磁気ディスク装置に有効である。
本発明の実施例1に係る磁気ヘッドスライダを示す3次元図である。 本発明の実施例1に係る磁気ヘッドスライダを示す平面図である。 本発明の実施例1に係る磁気ヘッドスライダの圧力分布である。 実施例1の磁気ヘッドスライダが磁気ディスク上を浮上時の姿勢を示す図である。 実施例1の磁気ヘッドスライダと従来例1と従来例2の磁気ヘッドスライダの浮上プロファイルを示す図である。 従来例1の磁気ヘッドスライダを示す平面図である。 従来例2の磁気ヘッドスライダを示す平面図である。 実施例1の磁気ヘッドスライダの浮上量と気圧の関係を、段差面の高さをパラメータとして示す図である。 実施例1の磁気ヘッドスライダの加工手順を示す図である。 本発明の実施例2に係る磁気ヘッドスライダを示す平面図である。 本発明の実施例3に係る磁気ヘッドスライダを示す平面図である。 本発明の実施例4に係る磁気ヘッドスライダを示す平面図である。 本発明の実施例5に係る磁気ヘッドスライダを示す平面図である。 実施例5の磁気ヘッドスライダの高度による浮上低下量と、段差面と流入側レール面の面積比の関係を示す図である。 本発明による磁気ヘッドスライダを備えたロード・アンロード機構付き磁気ディスク装置である。
符号の説明
1 空気流入端
2 空気流出端
3 浮上面
4 流入ステップ軸受け面
5、6 流入側レール面
7 流出側レール面
8 磁気ヘッド
9 流出ステップ軸受け
10 負圧溝
11、12 段差面
13、14、15 第1の段差部
17、18 第2の段差部
20 空気流入方向
21 押し付け荷重
22 磁気ディスク
23 流出側レール面終端における浮上量
24、25 流入側レール面終端における浮上量
30、31 流入側レール面で発生する圧力
32、33 段差面で発生する圧力
34 流出側レール面で発生する圧力
35 スライダ母材
36 第1のシリコン層
37 第1のカーボン層
38 第2のシリコン層
39 第2のカーボン層
40 本実施形態の磁気ヘッドスライダを搭載した磁気ディスク装置
41 ランプ。

Claims (9)

  1. 空気流入端と、空気流出端と、浮上面から構成される磁気ヘッドスライダにおいて、前記浮上面は複数の流入側レール面と、前記流入側レール面と同一面内にあり、かつ磁気ヘッドが設置された流出側レール面と、前記レール面から所定の深さδ1を有するステップ軸受け面と、前記ステップ軸受け面よりさらに深い深さδ2を有する負圧溝面と、前記流入側レール面上にあり、かつ所定の高さhと、スライダ長さ方向の連続性を有する段差面とから構成され、前記空気流入端と、前記段差面の間に、前記ステップ軸受け面と、前記流入側レール面を有することを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  2. 空気流入端と、空気流出端と、浮上面から構成される磁気ヘッドスライダにおいて、前記浮上面は複数の流入側レール面と、前記流入側レール面と同一面内にあり、かつ磁気ヘッドが設置された流出側レール面と、前記レール面から所定の深さδ1を有するステップ軸受け面と、前記ステップ軸受け面よりさらに深い深さδ2を有する負圧溝面と、前記流入側レール面上にあり、かつ所定の高さhと、スライダ長さ方向の連続性を有する段差面とから構成され、前記空気流入端と、前記段差面の間に、前記ステップ軸受け面と、前記流入側レール面を有し、前記流入側レール面の総面積に対する前記段差面の総面積の比が、18%以上92%以下であることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  3. 前記請求項1乃至2記載の磁気ヘッドスライダにおいて、段差面の高さhが、ステップ軸受け面の深さδ1より小さいことを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  4. 請求項1乃至2記載の磁気ヘッドスライダにおいて、前記浮上面が前記段差面を構成する材料と同一の材料で、全面が覆われていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  5. 請求項1乃至2記載の磁気ヘッドスライダにおいて、前記段差面の高さhが50nm以下であることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  6. 請求項1乃至2記載の磁気ヘッドスライダにおいて、前記磁気ヘッドスライダの全長Lと、前記段差面の高さhの比h/Lが、5.9×10−5以下であることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  7. 請求項1乃至2記載の磁気ヘッドスライダにおいて、前記段差面が前記流入側レール面の両サイドにまで到達していることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  8. 空気流入端と、空気流出端と、浮上面とから構成される磁気ヘッドスライダにおいて、前記浮上面は複数の流入側レール面と、前記流入側レール面と同一面内にあり、かつ磁気ヘッドが設置された流出側レール面と、前記レール面から所定の深さδ1を有するステップ軸受け面と、前記ステップ軸受け面よりさらに深い深さδ2を有する負圧溝面と、前記流入側レール面上にあり、かつ所定の高さhと、スライダ長さ方向の連続性を有する段差面とから構成され、前記空気流入端と、前記段差面の間に、前記ステップ軸受け面と、前記流入側レール面を有し、前記負圧スライダに荷重を付与する荷重点が、スライダ中心より前記空気流入端側に設置されていることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  9. 請求項1乃至請求項8記載の磁気ヘッドスライダを備えた磁気ディスク装置。
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