JP4271649B2 - 取付ブラケットおよびその接合構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両の車体フレーム(溶接対象部材)に被取付部品を支持する際に用いられる取付ブラケットおよびその接合構造に関する。
車両の車体フレームにエンジンを支持する際に用いられる取付ブラケットに関する技術として、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
この種の取付ブラケットは、被取付部品が重量物であることから被取付部品が取り付けられる取付部を含んで全体的に肉厚が厚くされている。このように厚肉な取付ブラケットは車体フレームを構成する板材との肉厚差が大き過ぎてスポット抵抗溶接では固定できない。このため通常は手作業によるMIG溶接で固定されている。
特開平5−97059号公報
しかしながら、上記のようにMIG溶接で取付ブラケットを車体フレームに溶接すると、MIG溶接は溶接コストが高く、また手作業によることから人的コストも高くなってしまう。
したがって、本発明は、低コストで溶接対象部材に溶接することができる取付ブラケットおよびその接合構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、スポット溶接により溶接対象部材(例えば実施形態におけるフロントフレーム10)へ接合される取付ブラケット(例えば実施形態における取付ブラケット1)であって、基板部(例えば実施形態における基板部34,基板部35)と被取付部品(例えば実施形態におけるエンジンマウントブラケット13)が取り付けられる取付部(例えば実施形態における取付部28)とを有する厚肉部(例えば実施形態における傾斜板部26,取付部28,基板部34,基板部35)と、該厚肉部の前記基板部に複数点在配置され該基板部よりも前記溶接対象部材に向けて一段高くされた薄肉部(例えば実施形態における溶接部32,33)とを鍛造成形により形成し、前記複数点在配置された薄肉部を前記溶接対象部材に溶接される溶接部とすることを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記溶接対象部材の角部(例えば実施形態における角部19)を形成する二面(例えば実施形態における下面20a,内側面21a)に接合される二面(例えば実施形態における上面25a,外側面27a)を構成する二つの板部(例えば実施形態における上板部25,側板部27)と前記角部との間に隙間(例えば実施形態における隙間37)を形成する傾斜板部(例えば実施形態における傾斜板部26)とを有し、前記二つの板部のそれぞれに、前記基板部と該基板部に複数点在配置され該基板部よりも前記溶接対象部材に向けて一段高くされた前記薄肉部とを鍛造成形により形成し、前記二つの板部それぞれの前記複数点在配置された薄肉部を前記溶接対象部材の前記二面に溶接される溶接部とすることを特徴としている。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記溶接対象部材の角部を形成する二面に接合される前記二面がプレス成形により形成されていることを特徴としている。
請求項に係る発明は、請求項1乃至のいずれか一項に係る発明の取付ブラケットの前記溶接部となる板材と、少なくとも1枚以上の前記溶接対象部材の板材とからなるスポット溶接する合計板材厚みが、構成する板材のうち最小厚みの3倍以下に設定されることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、エンジンなどの強度を必要な厚肉部と抵抗溶接可能な薄肉部を備えた取付ブラケットを1部品で形成できる。したがって、取付ブラケットの剛性を高くかつ重くできるので、例えばエンジン、トランスミッション等の振動する部品の車体取付において、制振作用を発揮するとともに、補強する必要が少ない。しかも、MIG溶接に比して溶接コストを低減でき、自動化も容易であるため人的コストも低減できる。
また、溶接部が複数点在するように形成されていることから抵抗溶接不可な厚さが隣接する溶接部にわたって連続し溶接部以外の厚肉部がつながることになり、強度および剛性がさらに向上することになる。
請求項2に係る発明によれば、溶接対象部材の角部を形成する二面に接合される二面それぞれに溶接部が形成され、これら二面の溶接部において溶接対象部材の角部を形成する二面に溶接されて固定されることから、小型でも強度および剛性を確保することができる。
また、角部との間に隙間が形成されることから、電着塗装工程で電着液が流れやすく、また、溶接対象部材と閉断面を形成することになって強度が向上する。さらに、角部との間に隙間を形成する形状であることから、曲げ加工される際に曲げ角度が小さくて済み、曲げ加工が容易となる。
請求項に係る発明によれば、溶接対象部材の角部を形成する二面に接合される二面がプレス成形により形成されているため、これら二面を容易に形成でき、自動化がさらに容易となる。
請求項に係る発明によれば、スポット溶接が最適な条件で可能となる。例え、溶接対象部材が複数の板材であっても、薄肉部を調整することにより、スポット溶接が可能となり、スポット溶接品質向上と、自動化も容易であるため人的コストも低減できる。
本発明の一実施形態の取付ブラケットおよびその接合構造を図面を参照して以下に説明する。
図1〜図4は、閉断面形状をなすとともに車体前部において車体前後方向に沿って延在するフロントフレーム(溶接対象部材,車体フレーム)10およびその周辺を示すもので、このフロントフレーム10の内側に取付ブラケット11が配置されている。この取付ブラケット11はエンジンマウントブラケット(被取付部品)13を介してエンジン(被取付部品)14をフロントフレーム10に支持させるためのものである。
フロントフレーム10における取付ブラケット11が配置される部分は、図3および図4に示すように、全体として略平板状をなすとともに鉛直に沿うフレーム部材16と、全体として略断面コ字状をなし端縁部においてフレーム部材16に溶接されるフレーム部材17とで閉断面構造に形成されている。そして、フレーム部材17のフレーム部材16とは反対側かつ上側の角部19を構成する二つの上板部20および側板部21にわたって取付ブラケット11が角部19を跨ぐように設けられている。なお、フレーム部材17の上板部20には所定の位置にエンジンマウントブラケット13を取り付けるための貫通穴22が上下に貫通形成されている。
取付ブラケット11は、図4に示すように、上板部25と、上板部25の一端縁部から斜め下方に延出する傾斜板部26と、傾斜板部26の上板部25とは反対側の端縁部から上板部25と直交する方向に沿って下方に延出する側板部27とを有している。傾斜板部26は上板部25および側板部27に対し鈍角をなしている。
図5に示すように、上板部25の両端側には、他の部分よりも一段高い段状の取付部28がそれぞれ形成されており、各取付部28には上下方向に貫通する貫通穴29が形成されている。ここで、取付ブラケット11には、各取付部28の下面にナット30が貫通穴29と同軸をなすよう配置されて溶接により固定されている(図3)。
上板部25の両取付部28の間位置には、フロントフレーム10に溶接される溶接部32が点在するように複数具体的には三カ所形成されており、側板部27にもフロントフレーム10に溶接される溶接部33が点在するように複数具体的には四カ所形成されている。なお、上板部25のうち取付部28とすべての溶接部32とを除いた平坦な部分を基板部34と呼び、側板部27についてもすべての溶接部33を除いた平坦な部分を基板部35と呼ぶ。
上板部25に形成された溶接部32は基板部34よりも一段高く、取付部28と高さを合わせている。また、側板部27に形成された溶接部33も基板部35よりも一段、上板部25の延出方向に対し反対方向に高くされている。ここで、取付ブラケット11の溶接部32,33を除くすべての部分、つまり上板部25の取付部28および基板部34と、傾斜板部26と、側板部27の基板部35とについては、ほぼ一定厚で肉厚が厚くされ厚肉部を形成している。他方、すべての溶接部32,33は、ほぼ一定厚で溶接部32,33を除くすべての部分よりも肉厚が薄く薄肉部を形成している。ここで、肉厚が厚い取付部28および基板部34,35は、フロントフレーム10のフレーム部材17の上板部20および側板部21に対して、肉厚が3倍を超えてあり、肉厚が厚すぎてスポット溶接(抵抗溶接)が不可となっており、肉厚が薄い溶接部32,33はフロントフレーム10のフレーム部材17の上板部20および側板部21に対して、肉厚が3倍以下であり、互いに肉厚が近くスポット溶接が可能となっている。上記のようにエンジン14を取り付ける取付ブラケット11をフロントフレーム10にスポット溶接する2部品構成の溶接の際に、例えば、フレーム10の板厚が1.5mmであって、取付ブラケット11が強度上フレーム10の板厚の2倍の3.0mmを越える例えば5mmの板厚が必要である場合、無理矢理加圧力を大きく大電流を流してスポット溶接すれば、薄い方のフレーム10が破れたりして不良となり、スポット溶接の品質が悪くなる。そこで、取付ブラケット11のスポット溶接する箇所である溶接部32,33のみ4.5mm以下に設定することで良好にスポット溶接できることになる。この場合、溶接部32,33は、被溶接部材の1.5mmに対して、特に1倍の1.5mm〜2倍の3.0mmに薄く設定することが好ましい。また、3部品構成、例えば車体フレームの板材にリインフォースメントの板材を接合し、さらに取付ブラケットの板材を重ねて溶接する場合、各板厚は、各板厚を均等にして合計の板厚が最小の板厚の3倍以下が好ましい。なお、上記したエンジン14に限らず、トランスミッション、サスペンション等を取り付ける取付ブラケットに適用する場合も同様である。
このような形状の取付ブラケット11は、以下のように形成される。
図6(a)に示すように、平板状をなすとともにフロントフレーム10のフレーム部材16の上板部20および側板部21の板厚に対しスポット溶接が不可であり重量物であるエンジン14を支持可能な厚さの素材11Aを準備し、図6(b)に示すように、鍛造によって、この素材11Aの所定の位置にすべての溶接部32,33を薄肉に形成する(図6(b)では溶接部33のみ図示)とともに取付部28等の他の部分を厚肉に形成する。次に、この鍛造後の素材11Aの所定の位置に貫通穴29をドリルで形成する。次いで、プレス成形により曲げ加工を行うことで、図6(c)に示すように、上板部25、傾斜板部26および側板部27を形成する。そして、図6(d)に示すように、取付部28の下側に各貫通穴29と位置を合わせるようにしてそれぞれナット30を溶接で固定する。
なお、鍛造時に貫通穴形成位置に突起部を形成し、この突起部に穴加工およびネジ加工を行うことで別途のナット30およびその溶接を省略することも可能である。
以上により、取付ブラケット11は、フロントフレーム10の板厚に対し抵抗溶接不可な3倍以上の厚さの素材11Aから形成され、フロントフレーム10の板厚に対し抵抗溶接不可な3倍以上の厚さであって被取付部品であるエンジンマウントブラケット13およびエンジン14が取り付けられる取付部28を有するとともに、フロントフレーム10に溶接される溶接部32,33が取付部28よりも薄くフロントフレーム10に対し抵抗溶接可能な厚さに鍛造されていることになる。
そして、上記のようにして形成された取付ブラケット11は、その上板部25の上面25aおよび側板部27の外側面27aの二面それぞれに溶接部32,33が形成されており、図6(e),図4に示すように、これら上面25aおよび外側面27aの溶接部32,33において、フロントフレーム10のフレーム部材17の角部19を形成する上板部20の下面20aおよび側板部21の内側面21aの二面に溶接されて固定される。つまり、図3,図4に示すように、取付ブラケット11は、上板部25の貫通穴29およびナット30をフロントフレーム10の上板部20の貫通穴22に合わせつつ、上板部25の溶接部32および取付部28をフレーム部材17の上板部20の下面20aに当接させた状態で、すべての溶接部32がフレーム部材17の上板部20にスポット溶接される。これにより取付部28はフレーム部材17の上板部20に接合される。また、これとともに、取付ブラケット11は、側板部27の溶接部33をフロントフレーム10の側板部21の内側面21aに当接させた状態で、すべての溶接部33がフレーム部材17の側板部21にスポット溶接される。ここで、取付ブラケット11には、傾斜板部26が形成されているため、フレーム部材17の角部19との間に隙間37が形成されることになる。
そして、エンジンマウントブラケット13を取り付ける締結ボルト39が上側からエンジンマウントブラケット13の取付穴38、フロントフレーム10の上板部20の貫通穴22および取付ブラケット11の取付部28の貫通穴29に挿通され、ナット30に螺合されることでエンジンマウントブラケット13が取り付けられ、このエンジンマウントブラケット13に重量物であるエンジン14が取り付けられる。
以上に述べた本実施形態の取付ブラケット11によれば、フロントフレーム10の板厚に対し抵抗溶接不可な3倍以上の厚さの素材11Aから形成され、フロントフレーム10の板厚に対し抵抗溶接不可な3倍以上の厚さであってエンジンマウントブラケット13およびエンジン14が取り付けられる取付部28を有していても、フロントフレーム10に溶接される溶接部32,33が取付部28よりも薄くフロントフレーム10に対し抵抗溶接可能な厚さに形成されているため、抵抗溶接でフロントフレーム10に固定可能となる。したがって、取付ブラケット11の剛性を高くかつ重くできるので、エンジン、トランスミッション等の振動する部品の車体取付において、制振作用を発揮するとともに、補強する必要が少ない。しかも、MIG溶接に比して溶接コストを低減でき、自動化も容易であるため人的コストも低減できる。加えて、フロントフレーム10を簡素化することができる。
また、フロントフレーム10の角部19を形成する上板部20の下面20aおよび側板部21の内側面21aの二面に接合される上板部25の上面25aおよび側板部27の外側面27aの二面それぞれに溶接部32,33が形成され、これら上板部25の上面25aおよび側板部27の外側面27aの溶接部32,33においてフロントフレーム10の角部19を形成する上板部20の下面20aおよび側板部21の内側面21aに溶接されて固定されることから、小型でも強度および剛性を確保することができる。
さらに、フロントフレーム10の角部19との間に隙間37が形成されることから、電着塗装工程で電着液が流れやすくなり、また、フロントフレーム10と閉断面を形成することになって強度が向上する。さらに、角部19との間に隙間37を形成する形状であることから、曲げ加工される際に曲げ角度が小さくて済み、曲げ加工が容易となる。
加えて、溶接部32,33が複数点在するように形成されていることから抵抗溶接不可な厚さが隣接する溶接部32,33にわたって連続し溶接部32,33以外の厚肉部分である基板部34、取付部28、傾斜板部26および基板部35がつながることになり、取付ブラケット11としての強度および剛性がさらに向上することになる。
さらに、フロントフレーム10の角部19を形成する上板部20の下面20aおよび側板部21の内側面21aの二面に接合される上板部25の上面25aおよび側板部27の外側面27aの二面がプレス成形により形成されているため、これら二面を容易に形成でき、自動化がさらに容易となる。
加えて、鍛造により容易に厚肉の素材11Aに薄肉の溶接部32,33を形成することができる。
なお、取付ブラケット11は上記に限定されることなく、種々の変更が可能である。
参考技術として、図7に示すように、貫通穴41が形成されるとともに下面にエンジンマウントブラケット取付用のナット42が溶接される上板部(取付部)43を厚肉部とするとともに上板部43の両側の端縁部から下方にそれぞれ延出する側板部44に薄肉部である溶接部45をそれぞれ鍛造により形成した取付ブラケット46を用いて、両側板部47および下板部48を有する上方開口のフレーム部材49の上部開口部を閉塞させるように、両側板部47に両側板部44の溶接部45を溶接させる技術がある。この場合、部品点数を削減できるメリットがある。
また、参考技術として、図8に示すように、貫通穴51が形成されるとともに下面にエンジンマウントブラケット取付用のナット52が溶接される上板部(取付部)53および上板部53の両側の端縁部から斜め外側下方にそれぞれ延出する傾斜板部54を厚肉部とし、両傾斜板部54の外端縁部から下方にそれぞれ延出する側板部55および上板部53に薄肉部である溶接部56(図8においては上板部53の溶接部は図示略)をそれぞれ鍛造により形成した取付ブラケット57を用いて、閉断面形状のフレーム58の両側板部59に両側板部55の溶接部56を、上板部60に上板部53の図示略の溶接部を溶接させる技術がある。この場合、フレーム58の両側上部の角部62との間に形成される隙間63を囲むように閉断面構造が形成されるため、強度をさらに向上できるメリットがある。
さらに、エンジンマウントブラケット13を介してエンジン14を取り付ける取付ブラケット以外にも、例えば足回り部品のロアアーム、トランスミッションの取付ブラケット等にも適用可能である。
本発明の一実施形態の取付ブラケットが設けられたフロントフレームおよびその周辺を示す部分斜視図である。 本発明の一実施形態の取付ブラケットが設けられたフロントフレームおよびその周辺を示す平断面図である。 本発明の一実施形態の取付ブラケットが設けられたフロントフレームおよびその周辺を示す図2におけるX1−X1線に沿う正断面図である。 本発明の一実施形態の取付ブラケットが設けられたフロントフレームおよびその周辺を示す図2におけるX2−X2線に沿う正断面図である。 本発明の一実施形態の取付ブラケットを示す斜視図である。 本発明の一実施形態の取付ブラケットの製造工程を示す図である。 参考技術の取付ブラケットが設けられたフロントフレームおよびその周辺を示す正断面図である。 参考技術の取付ブラケットが設けられたフロントフレームおよびその周辺を示す正断面図である。
符号の説明
10 フロントフレーム(溶接対象部材)
11 取付ブラケット
11A 素材
13 エンジンマウントブラケット(被取付部品)
14 エンジン(被取付部品)
26 傾斜板部(厚肉部)
28 取付部(厚肉部)
32,33,45,56 溶接部(薄肉部)
34,35 基板部(厚肉部)
43,53 上板部(取付部)
19,62 角部
20a 下面(面)
21a 内側面(面)
25a 上面(面)
27a 外側面(面)
37,63 隙間

Claims (4)

  1. スポット溶接により溶接対象部材へ接合される取付ブラケットであって、
    基板部と被取付部品が取り付けられる取付部とを有する厚肉部と、該厚肉部の前記基板部に複数点在配置され該基板部よりも前記溶接対象部材に向けて一段高くされた薄肉部とを鍛造成形により形成し、前記複数点在配置された薄肉部を前記溶接対象部材に溶接される溶接部とすることを特徴とする取付ブラケット。
  2. 前記溶接対象部材の角部を形成する二面に接合される二面を構成する二つの板部と前記角部との間に隙間を形成する傾斜板部とを有し、前記二つの板部のそれぞれに、前記基板部と該基板部に複数点在配置され該基板部よりも前記溶接対象部材に向けて一段高くされた前記薄肉部とを鍛造成形により形成し、前記二つの板部それぞれの前記複数点在配置された薄肉部を前記溶接対象部材の前記二面に溶接される溶接部とすることを特徴とする請求項1記載の取付ブラケット。
  3. 前記溶接対象部材の角部を形成する二面に接合される前記二面がプレス成形により形成されていることを特徴とする請求項記載の取付ブラケット。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項記載の取付ブラケットの前記溶接部となる板材と、少なくとも1枚以上の前記溶接対象部材の板材とからなるスポット溶接する合計板材厚みが、構成する板材のうち最小厚みの3倍以下に設定されることを特徴とする取付ブラケットの接合構造。
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