JP4271244B2 - アナログ・デジタル(ad)変換器及びアナログ・デジタル変換方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アナログ・デジタル(AD:Analog-to-Digital)変換器及びアナログ・デジタル変換方法に関し、特にサンプリングクロックのジッタによる影響を補正する技術に関する。
近年AD変換器の性能は著しく向上しているが、高周波入力信号をAD変換する場合、サンプリングクロックのジッタが振幅の誤差となる精度劣化の問題が大きくなっている。入力信号のスルーレートが大きい高周波信号や大振幅信号においてサンプリングクロックのジッタの影響は大きくなり、AD変換器のSNR(Signal to Noise Ratio)が劣化する。このような問題を生じないようにするには、サンプリングクロックのジッタを小さくする必要があるが、そのようなサンプリングクロックを供給するのは難しく、特にSoC(System-on-Chip)上でジッタの少ないサンプリングクロックを供給するのは難しいという問題がある。
AD変換されるアナログ信号がサンプリングクロックの立ち上がりでサンプリングされるとすると(立下りでサンプリングする場合もある)、サンプリングクロックのジッタは、サンプリングクロックの立ち上がりタイミングの基準タイミングからの揺らぎである。非特許文献1などに記載されるように、この揺らぎには、基準(理想)タイミングとの時間差ジッタや、各周期の長さのジッタがある。ここでは「実際のクロックの各立ち上がりタイミングの基準タイミングからの時間差」をジッタとする。
図1は、サンプリングクロックのジッタによる誤差を説明する図である。図示のように、ジッタの無い理想サンプリングクロックでサンプリングする場合には、入力信号Ainの丸で示す振幅値をサンプリングするが、実際のサンプリングクロックにはジッタがあるので、バツ印で示す振幅値をサンプリングすることになり、サンプリングした振幅値に誤差を生じ、AD変換の出力に誤差を生じる。
ここで、ジッタの影響を検討するため、図2の(A)に示すような、入力信号Ainの電圧値Vが振幅Aの正弦波形で変化するとする。電圧信号Vは図2の(B)に示すように、次の式で表される。
V=Asin(2πfint)
電圧信号Vの変化率は、Vの時間微分であるから、図2の(C)に示すように、次の式で表される。
dV/dt=2πfinAcos(2πfint)
変化率dV/dtがもっとも大きくなる、すなわちジッタの影響がもっとも大きくなるのはcos(2πfint)=1の時である。以下、影響がもっとも大きくなる場合について検討するので、この時にはdV/dt=2πfinAである。
AD変換器は、図2の(D)に示すように、サンプル/ホールド(S/H:Sample and Hold)回路1にアナログ入力信号Ainが入力され、クロックCLKに応じてサンプリングされ、保持された電圧をアナログ・デジタル変換(ADC)部2でデジタル出力信号Doutに変換するように構成されるとする。
サンプリングクロックにジッタδtがある場合、サンプリング値に生じる振幅誤差dVは、図2の(E)に示すように、最大で、傾きdV/dtにδtを乗じた値であり、次の式で表される。
dV=2πfinAδt
これから、AD変換器のSNR(Signal to Noise Ratio)は、図2の(F)に示すように表される。
SNRjitter=−20log(2πfinAδt
図3は、上記の式に基づいて、ジッタの大きさに対するSNRの変化を、異なる入力アナログ信号Ainの周波数finについて示した図である。図から、ジッタによる誤差は、ジッタが大きいほど、振幅Aが大きいほど、周波数finが大きいほど大きくなることが分かる。
K.Nose, M,Kajita, M.Mizuno, "A 1 ps-Resolution Jitter-Measurement Macro Using Interpolated Jitter Oversampling", IEEE JSSC, vol.41, no.12, pp.2112-2121 (Dec. 2006) J.Rivoir, "Fully-Digital Time-to-Digital Converter for ATE with Autonomous Calibration", IEEE International Test Conference, santa Clara, (Octo. 2006) J.Rivoir, "Statistical Linearity Calibration of Time-to-Digital Converters Using a Free-Running Ring Oscillator ", 15th Asian Test Symposium, pp.45-50 (2006) 特開平9−64197号公報
近年、プロセス技術の微細化、アーキテクチャ・回路構成の工夫により、AD変換器の動作周波数の高周波数化が図られて上記の振幅A及び周波数finが増大しており、サンプリング周波数のジッタによるAD変換器の精度低下が問題になっている。
本発明は、高速で動作するAD変換器の精度を実質的に向上することを目的とする。
上記目的を実現するため、本発明のAD変換器及びAD変換方法は、アナログ信号をサンプリングするサンプリングクロックのジッタを測定し、測定したジッタに基づいて、AD変換出力であるデジタル信号を補正することを特徴とする。
すなわち、本発明のAD変換器は、サンプリングクロックに応じてアナログ信号をサンプリングしてデジタル信号に変換するアナログ・デジタル(AD)変換部と、前記サンプリングクロックのジッタを測定するジッタ測定回路と、前記ジッタ測定回路で測定したジッタに基づいて、前記AD変換部の出力する前記デジタル信号を補正する補正回路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、たとえサンプリングクロックにジッタがあっても、測定したジッタに基づいてデジタル出力信号を補正するので、ジッタによる誤差を除去して実質的に精度を向上することができる。
従来のAD変換システムでは、サンプリングクロックのジッタを測定して、測定したジッタに基づいてデジタル出力信号の誤差補正をすることは行われていなかった。その理由は、「サンプリングクロックのジッタを測定するためにはジッタのない基準クロックが必要であり、ジッタのない基準クロックがあるのであればそれをAD変換のサンプリングクロックにすればよい」という矛盾があるためであると考えられる。このような矛盾を解決するため、本発明は以下に説明する2つの態様でサンプリングクロックのジッタを測定する。
第1の態様は、基準となる高周波のクロックを発生するクロック源と、クロック源の発生したクロックを分周してサンプリングクロックを発生するサンプリングクロック発生回路と、を設け、ジッタ測定回路は、クロックを基準としてクロックに対するサンプリングクロックのジッタを測定する。
第1の態様によれば、高周波信号になるほどジッタが小さくなるので、それを基準クロックとして使用し、それより低周波のサンプリングクロックのジッタをタイムデジタイザで測定する。
本発明のAD変換器をSoCで実現する場合であれば、クロック源はチップに設けられたPLL(Phase locked Loop)やDLL(Delay Locked Loop)などであり、外部から供給されるクロックから逓倍周波数信号を発生する。
第2の態様によれば、ジッタ測定回路を、サンプリングクロックを略1周期分遅延した遅延サンプリングクロックを基準として、遅延サンプリングクロックに対するサンプリングクロックのジッタを測定する。
第2の態様によれば、サンプリングクロックの各周期を毎回デジタル的に測定する。すなわち、サンプリングクロックの1つ前の立ち上がりタイミングから現時点の立ち上がりタイミングをタイムデジタイザ回路で測定する。サンプリングクロックの1つ前の立ち上がりタイミングが基準クロックとなる。
非特許文献1から3に記載されるように、タイムデジタイザの時間分解能は近年10ps−1ps程度にまで向上しており、本発明のAD変換器のジッタ測定回路にこれらの技術を適用することが可能である。
ジッタ補正回路は、例えば、AD変換出力の時間軸を測定したジッタの分だけ移動して補正サンプリング点を算出し、隣接する複数の補正サンプリング点に適合したスプライン曲線などの補正曲線を算出し、算出した補正曲線における理想サンプリング点における値を補正値とする。ジッタ補正回路は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)で実現される。
デジタル補間アルゴリズムは、各種提案されており、そのような技術は本発明のAD変換器のジッタ補正回路に適用することができる。
本発明によれば、たとえサンプリングクロックにジッタがあっても、ジッタによる誤差を除去して実質的に精度を向上することができるので、サンプリングクロックを発生する回路を簡略化しても高精度で高速のAD変換器が実現できる。
図4は、本発明の第1の実施形態のアナログ・デジタル(AD)変換器の基本構成を示す図である。このAD変換器は、例えばSoCの一部として1個のチップ上に搭載される。
図4に示すように、第1の実施形態のAD変換器は、チップ外から供給されるクロックCLKinが入力され、逓倍周波数の原クロックCKを発生するクロック源11と、原クロックCKを分周してサンプリングクロックSCを発生するサンプリングクロック発生回路12と、アナログ入力信号Ainが入力され、サンプリングクロックSCの立ち上がりタイミングでアナログ入力信号Ainをサンプリングして保持するサンプル・ホールド(S/H)回路13と、S/H回路13の保持しているアナログ信号をデジタル信号に変換してデジタル出力信号Doutを出力するAD変換部(ADC)14と、サンプリングクロックSCの原クロックCKに対するジッタを測定するジッタ測定回路15と、ジッタ測定回路15の測定したジッタに基づいてADC14の出力するデジタル出力信号Doutを補正して補正デジタル出力信号HDoutを生成する補正回路16と、を有する。補正回路16は、例えば、DSPで実現される。
図5は、第1の実施形態の原理を説明する図である。
クロック発生回路により発生されるクロックは、高周波の場合、図5の(A)に示すように、チップ内では正弦波に近い波形となり、高周波になるほどスルーレートが高くなるので、ジッタが小さくなることが知られている。高周波信号のジッタの標準偏差はその周波数の平方根に反比例する。これは、熱雑音の影響によるタイミングのずれ(クロックが回路の「0」と「1」の論理レベルの閾値を横切るタイミングのずれ)が小さくなる、アラン分散の考え方で説明されている。
従って、図5の(A)に示すように、原クロックCKは高周波のジッタの少ない信号であり、サンプリングクロックSCは、原クロックCKに比べて低周波であり、相対的にジッタが大きくなる。従って、クロック源11は、スルーレートの大きい高周波で大振幅の原クロックCKを発生する回路であり、発生する原クロックCKのジッタは小さい。一方、S/H回路13は、スルーレートの大きい高周波信号であるアナログ入力信号Ainのサンプリングを行う回路であるので、ジッタによる誤差が大きくなる。
上記のように、原クロックCK及びサンプリングクロックSCは高周波信号であり、波形は正弦波となるが、以下図5の(B)に示すように矩形波で表すものとする。
図6は、第1の実施形態のAD変換器のより詳細な構成を示す図である。図6において、クロック源11はPLL回路20に、サンプリングクロック発生回路12は分周器(Div)26に、ジッタ測定回路15は時間デジタル変換回路(TDC:Time-to-digital Converter)に対応する。また、S/H回路13とADC14を合わせた部分を、ここではアナログ・デジタル(AD)変換部17と称する。
PLL回路20は、位相周波数検出器(PFD)21と、チャージポンプ回路(CP)22と、ローパスフィルタ(LPF)23と、電圧制御発振器(VCO)24と、分周器(Div)25と、を有し、外部から供給されるクロック信号CLKinの逓倍周波数の原クロックCKを発生する。VCO24は、複数(偶数)個のインバータとEXORゲートをリング状に接続したもので、EXORゲートの一方の入力Sを「高」レベルにすると、奇数個のインバータがリング状に接続されたのと等価な状態となり、発振して原クロックを発生する。原クロックの周期は、インバータEXORゲートの合計遅延時間である。EXORゲートの一方の入力Sを「低」レベルにすると発振を停止する。
VCO24のインバータは、図7の(A)に示すように、入力信号Inを反転して出力信号Outとして出力し、バイアスVbiasを変化させることにより遅延時間が変化する可変遅延インバータである。図7の(B)から(D)は、図7の(A)の可変遅延インバータを実現する構成例を示す。
図7の(B)は、インバータを構成するPチャンネルトランジスタと高電位電源Vddとの間にゲート電圧Vbiaspが印加されるPチャンネルトランジスタを接続し、インバータを構成するNチャンネルトランジスタと低電位電源Vssとの間にゲート電圧Vbiasnが印加されるNチャンネルトランジスタを接続した回路で、VbiaspとVbiasnを変化させることによりインバータの遅延時間が変化する。
図7の(C)は、インバータの出力にゲート電圧Vbiasが印加されるトランジスタと容量(寄生容量でよい)とを接続した回路で、トランジスタは抵抗として動作し、Vbiasを変えることにより抵抗値が変化してインバータの遅延時間が変化する。
図7の(D)は、インバータの出力にゲート電圧Vbiasが印加されるトランジスタを接続した回路で、トランジスタは容量として動作し、Vbiasを変えることにより容量値が変化してインバータの遅延時間が変化する。
なお、VCO24は8GHzの周波数で発振しており、原クロックCKは8GHzの周波数を有するとする。
以上説明したPLL回路については広く知られているで、詳しい説明は省略する。
Div26は、原クロックCKを1/32分周して、250MHzのサンプリングクロックSCを生成する。
図8は、TDC27の構成と動作を示す図であり、(A)が回路構成を、(B)が回路動作のタイムチャートを示す。
図8の(A)に示すように、TDC27は、原クロックCKを所定の遅延時間τ1ずつ順次遅延する複数のノンインバータバッファ31を直列に接続した遅延回路列と、この遅延回路列で順次遅延された各遅延クロックCK1、CK2、CK3、…をデータ入力とし、サンプリングクロックSCをクロック入力とする複数のフリップ・フロップ32と、複数のフリップ・フロップ32の出力Q1、Q2、Q3、…から原クロックCKに対するサンプリングクロックのジッタを算出するエンコーダ回路33と、を有する。
ノンインバータバッファ31は、例えばインバータを2段接続して実現するか、特許文献1に記載されたような回路で実現する。接続するノンインバータバッファ31の個数は、予想されるサンプリングクロックSCのジッタの大きさをノンインバータバッファ31の遅延量で除した個数に所定の余裕を加えた個数以上必要である。
図8の(B)に示すように、各ノンインバータバッファ31が出力する遅延クロックCK1、CK2、CK3、…は、所定の遅延量ずつ遅延している。サンプリングクロックSCが立ち上がる時、ある遅延クロックより前の遅延クロックCK1、CK2は「高(H)」状態であり、フリップ・フロップ32の出力Q1、Q2は「H」になるが、それ以後の遅延クロックCK3、…は「低(L)」状態であり、フリップ・フロップ32の出力Q3、…は「L」であり、フリップ・フロップ32の出力が変化する位置をエンコーダ回路33で検出することにより、原クロックCKに対するサンプリングクロックSCが立ち上がるタイミングを検出できる。サンプリングクロックSCの立ち上がりにジッタがあると、フリップ・フロップ32の出力が変化する位置が異なり、エンコーダ回路33の出力が変化することになる。
図8のTDC27の構成では、サンプリングクロックSCのジッタの検出分解能は、ノンインバータバッファ31の遅延量である。
図9は、分解能を高くしたTDC27の変形例の構成と動作を示す図であり、(A)が回路構成を、(B)が回路動作のタイムチャートを示す。
図9の(A)に示すように、変形例のTDC27は、原クロックCKを第1の所定遅延時間τ1ずつ順次遅延する複数のノンインバータバッファ34を直列に接続した第1の遅延回路列と、サンプリングクロックSCを第2の所定遅延時間τ2ずつ順次遅延する複数のノンインバータバッファ35を直列に接続した第2の遅延回路列と、第1の遅延回路列で順次遅延された各遅延クロックCK1、CK2、CK3、…をデータ入力とし、第2の遅延回路列で順次遅延された各遅延サンプリングクロックSC1、SC2、SC3、…をクロック入力とする複数のフリップ・フロップ36と、複数のフリップ・フロップ36の出力Q1、Q2、Q3、…からクロックCKに対するサンプリングクロックのジッタを算出するエンコーダ回路37と、を有する。第1の所定遅延時間τ1は、第2の所定遅延時間τ2より大きい(τ1>τ2)。接続するノンインバータバッファ34及び35の個数は、予想されるサンプリングクロックSCのジッタの大きさをノンインバータバッファ34と35の遅延量の差で除した個数に所定の余裕を加えた個数以上必要である。
図9の(B)に示すように、各ノンインバータバッファ34が出力する遅延クロックCK1、CK2、CK3、…はτ1ずつ遅延しており、各ノンインバータバッファ35が出力する遅延サンプリングクロックSC1、SC2、SC3、…はτ2ずつ遅延している。上記のように、τ1>τ2であるから、CK1はSC1より先に立ち上がっていても、CKが立ち上がるタイミングとSCが立ち上がるタイミングの差は徐々に小さくなり、やがてSC3がCK3より先に立ち上がるように変化する。それに応じてフリップ・フロップ36の出力Q1、Q2は「H」になるが、それ以後のフリップ・フロップ36の出力Q3、…は「L」になる。フリップ・フロップ32の出力が変化する位置をエンコーダ回路37で検出することにより、遅延サンプリングクロックSCが遅延クロックCKより先に立ち上がるように変化するタイミングを検出できる。図9のTDC27の構成では、サンプリングクロックSCのジッタの検出分解能は、ノンインバータバッファ35とノンインバータバッファ35の遅延量の差である。したがって、ノンインバータバッファ35とノンインバータバッファ35の遅延量を適宜選択することにより、高分解能のジッタ測定が可能である。
図9のTDC27では、原クロックCKを遅延するために複数のノンインバータバッファ34を直列に接続した第1の遅延回路列を設けたが、図6に示すようにVCO24も原クロックCKの遅延回路列を有するので、これらを統合して回路規模を小さくすることが可能である。
図10は、VCO24の遅延回路列とTDC27の第1の遅延回路列を共通化して回路規模を縮小したAD変換器の変形例の構成を示す図である。
図6のVCO24は、偶数個のインバータと1個のEXORゲートをリング状に接続している。2個のインバータによる1個のノンインバータバッファが構成できるので、VCO24のインバータで、図9のTDC27の第1の遅延回路列のノンインバータバッファ34を構成している。
以上説明したように、TDC27はノンインバータバッファを直列に接続した遅延回路列を有し、ノンインバータバッファの遅延量がサンプリングクロックSCのジッタの検出分解能に関係する。ノンインバータバッファの遅延量を精密に設定する必要がある場合には、例えば、図7に示したような可変遅延量のインバータを2段接続したノンインバータバッファを使用し、遅延回路列の入力と出力に切換スイッチを設けて、この遅延回路列で図6に示したようなPLL回路を構成し、それが発生するクロックの周期を測定して遅延回路列を構成するノンインバータバッファの遅延量を精密に設定する。また、遅延回路列を構成する各ノンインバータバッファの遅延量にバラツキがあり、それによる誤差も考慮するのであれば、異なる周期で発振させた時のずれを統計的に処理して算出する。
次に、補正回路16における処理について図11を参照して説明する。補正回路16は、例えばDSPで構成され、ADC14からのデジタルデータDoutを、TDC27からの測定したジッタデータDjitterに基づいて補正する。
ADC14でデジタル信号に変換した信号のサンプリングのタイミングは、ジッタのために図11の(A)に示すように等間隔ではない。そこで、補正回路16では、図11の(A)の複数の等間隔でないサンプル点P1、…、P8…から隣接する所定個数のサンプル点を選択して、それらに適合した補正曲線を、例えばスプライン補間法で算出する。そして、図11の(B)に示すように、その補正曲線で等間隔のサンプリング点における振幅を求めて、それを補正デジタル出力信号HDoutとして出力する。補正曲線を算出する方法は、スプライン補間法に限定されず、どのような補間法であってもよい。
ここで、nビットのデジタル出力信号を得るのに必要なサンプリングクロックのジッタ量について検討する。アナログ入力信号Ainが図2で説明したような正弦波信号であるとし、ADC14の分解能がnビットとすると、(1/2)LSB=A/2n+1となる。このとき、電圧誤差が(1/2)LSBとなるジッタの値を求める。入力周波数はナイキスト周波数までとし(fin≦fs/2)、入力信号の傾きの最大値は図2で説明したように2πfinAであり、ジッタの値をδtとすると、電圧誤差は2πfinAδtであり、これが(1/2)LSB以下であればよい。従って、ジッタ値δtは以下のようになる。
δt<A/(2n+12πfinA)=1/(2n+12πfin)
ここで、AD変換器のデジタル出力が10ビットで、250Mサンプリング/sの場合を考える。fin=125MHzとして、上記の式から
δt<0.622ps
となる。250MHzのサンプリングクロックにおいて、ジッタをこの値に抑制するのは現実的には非常に困難である。
しかし、図6の構成で、VCOの発振周波数を8GHz、分周器(Div)26の分周比を1/32とすると、S/H13及びADC14のサンプリングクロックSCの周波数は250MHzとなる。入力周波数はナイキスト周波数までの125MHzとしている。VCO24の発振周波数を8GHzとしているので、原クロックCRの周期は125psになる。第1の実施形態では補正回路16でデジタル信号処理により誤差補正を行っており、図8のTDC27を使用するのであれば、原クロックのジッタ値を0.62ps以内に抑制すればよいことになる。ジッタの標準偏差σtは近似的に次の関係にある。
σt∝1/f1/2
これより、σVCO/σsampling=1/321/2=0.177
となる。この関係を用いると、等価的に250MHzの場合のサンプリングクロックのジッタは、0.62ps/0.177=3.5ps程度となり、ジッタに対する要求を緩和することができる。
図12は、本発明の第2の実施形態のアナログ・デジタル(AD)変換器の基本構成を示す図である。このAD変換器も、例えばSoCの一部として1個のチップ上に搭載される。
図12に示すように、第2の実施形態のAD変換器は、第1の実施形態のAD変換器と類似の構成を有し、第1の実施形態ではジッタ測定回路15がサンプリングクロックSCの原クロックCKに対するジッタを測定したのに対して、第2の実施形態ではジッタ測定回路40がサンプリングクロックSCの立ち上がりタイミングを前の立ち上がりタイミングに対して測定する点が異なる。
図13は、第2の実施形態のジッタ測定回路40の構成と動作を示す図であり、(A)が回路構成を、(B)が回路動作のタイムチャートを示す。
図13の(A)に示すように、ジッタ測定回路40は、サンプリングクロックSCを第1の所定遅延時間τ1ずつ順次遅延する複数のノンインバータバッファ41を直列に接続した第1の遅延回路列と、サンプリングクロックSCを第2の所定遅延時間τ2ずつ順次遅延する複数のノンインバータバッファ42を直列に接続した第2の遅延回路列と、第1の遅延回路列で順次遅延された遅延サンプリングクロックSC11、SC12、SC13、…をデータ入力とし、第2の遅延回路列で順次遅延された遅延サンプリングクロックSC21、SC22、SC23、…をクロック入力とする複数のフリップ・フロップ43と、複数のフリップ・フロップ43の出力からサンプリングクロックのジッタを算出するエンコーダ回路44と、を有する。ここでも、τ1>τ2である。
第1の遅延回路列は、第2の遅延回路列より多数のノンインバータバッファが接続されており、フリップ・フロップ43のデータに入力される遅延サンプリングクロックを生じるノンインバータバッファで、サンプリングクロックの周期Tに略等しい遅れが生じるように構成されている。従って、サンプリングクロックの前の立ち上がりタイミングが略周期Tだけ遅延した信号がデータとしてフリップ・フロップ43に入力されていることになり、サンプリングクロックの前の立ち上がりタイミングと現時点の立ち上がりタイミングの関係、すなわちサンプリングクロックの隣接する立ち上がりのタイミングの差を測定することになる。
図9で説明したのと同様に、上記のようにτ1>τ2であるから、フリップ・フロップ43の出力データQが、「L」から「H」に変化する位置が存在し、フリップ・フロップ43の出力データQが変化する位置を検出すれば、隣接する立ち上がりのタイミングの差が求まる。
以上のようにして、サンプリングクロックSCの隣接する立ち上がりのタイミングの差が順次測定でき、これによりジッタを測定できる。
他の部分は第1の実施形態と同じである。
以上本発明の実施形態を説明したが、各種の変形例が可能であるのはいうまでもない。例えば、非特許文献1から3に記載されたタイムデジタイザの時間分解能を向上する技術を本発明に適用することが可能である。
本発明は、アナログ・デジタル(AD)変換器及びAD変換方法であれば、どのようなものにも適用可能であるが、特に高速のサンプリングで高分解能のデジタルデータを出力するAD変換器への適用に適している。
AD変換処理におけるサンプリングクロックのジッタによる誤差の発生を説明する図である。 AD変換処理におけるサンプリングクロックのジッタによる誤差量を説明する図である。 AD変換処理におけるサンプリングクロックのジッタによるSNRを説明する図である。 本発明の第1の実施形態のAD変換器の基本構成を示す図である。 第1の実施形態の基になる原理を説明する図である。 第1の実施形態のAD変換器の構成を示す図である。 第1の実施形態のVCOを構成する可変遅延量インバータの構成例を示す図である。 第1の実施形態のジッタ測定回路(TDC)の構成及び動作を示す図である。 第1の実施形態のジッタ測定回路(TDC)の変形例の構成及び動作を示す図である。 第1の実施形態のAD変換器の変形例の構成を示す図である。 第1の実施形態における補正処理を説明する図である。 本発明の第2の実施形態のAD変換器の構成を示す図である。 第2の実施形態のジッタ測定回路の構成及び動作を示す図である。
符号の説明
11 クロック源
12 サンプリングクロック発生回路
13 サンプル・ホールド(S/H)回路
14 AD変換回路
15 ジッタ測定回路
16 補正回路
24 VCO
26 分周回路
27 TDC(Time-to-Digital Converter)

Claims (4)

  1. サンプリングクロックに応じてアナログ信号をサンプリングしてデジタル信号に変換するアナログ・デジタル(AD)変換部と、
    前記サンプリングクロックのジッタを測定するジッタ測定回路と、
    前記ジッタ測定回路で測定したジッタに基づいて、前記AD変換部の出力する前記デジタル信号を補正する補正回路と
    クロックを発生するクロック源と、
    前記クロック源の発生した前記クロックを分周して前記サンプリングクロックを発生するサンプリングクロック発生回路と、を備え、
    前記ジッタ測定回路は、前記クロックを基準として、前記クロックに対する前記サンプリングクロックのジッタを測定することを特徴とするAD変換器。
  2. 前記ジッタ測定回路は、
    前記クロックを第1の遅延時間ずつ順次遅延する複数の遅延回路を直列に接続した第1遅延回路列と、
    前記第1遅延回路列で順次遅延された各遅延クロックをデータ入力とし、前記サンプリングクロックをクロック入力とする複数のフリップ・フロップと、
    前記複数のフリップ・フロップの出力から前記クロックに対する前記サンプリングクロックのジッタを算出するエンコーダ回路と、を備える請求項に記載のAD変換器。
  3. 前記ジッタ測定回路は、
    前記サンプリングクロックを前記第1の遅延時間より短い第2の遅延時間ずつ順次遅延する複数の遅延回路を直列に接続した第2遅延回路列を備え、
    前記複数のフリップ・フロップは、各遅延クロックをデータ入力とし、前記第2遅延回路列で順次遅延された各遅延サンプリングクロックをクロック入力とする請求項に記載のAD変換器。
  4. 前記クロック源は、前記クロックを順次遅延する複数の遅延回路を直列に接続した原クロック遅延回路列を有するPLL回路またはDLL回路であり、
    前記第1遅延回路列と前記原クロック遅延回路列は、一部が共通である請求項2または3に記載のAD変換器。
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