JP4271235B2 - シングルキャリア受信機における周波数領域イコライゼーション方法及び装置 - Google Patents
シングルキャリア受信機における周波数領域イコライゼーション方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4271235B2 JP4271235B2 JP2006527684A JP2006527684A JP4271235B2 JP 4271235 B2 JP4271235 B2 JP 4271235B2 JP 2006527684 A JP2006527684 A JP 2006527684A JP 2006527684 A JP2006527684 A JP 2006527684A JP 4271235 B2 JP4271235 B2 JP 4271235B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency domain
- fourier transform
- channel
- time
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
- H04L25/03006—Arrangements for removing intersymbol interference
- H04L25/03159—Arrangements for removing intersymbol interference operating in the frequency domain
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
- H04B1/7097—Interference-related aspects
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
- H04L25/03006—Arrangements for removing intersymbol interference
- H04L2025/0335—Arrangements for removing intersymbol interference characterised by the type of transmission
- H04L2025/03375—Passband transmission
- H04L2025/03401—PSK
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
- H04L25/03006—Arrangements for removing intersymbol interference
- H04L2025/0335—Arrangements for removing intersymbol interference characterised by the type of transmission
- H04L2025/03375—Passband transmission
- H04L2025/03414—Multicarrier
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
- H04L25/03006—Arrangements for removing intersymbol interference
- H04L2025/03433—Arrangements for removing intersymbol interference characterised by equaliser structure
- H04L2025/03439—Fixed structures
- H04L2025/03522—Frequency domain
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/0202—Channel estimation
- H04L25/0224—Channel estimation using sounding signals
- H04L25/0228—Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals
- H04L25/023—Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals with extension to other symbols
- H04L25/0232—Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals with extension to other symbols by interpolation between sounding signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
シングルキャリア受信機30において、無線受信部31はアンテナATRにより受信された信号にフィルタリングを施して不要周波数成分を除去すると共に無線信号をべースバンド周波数に周波数変換し、アナログディジタル変換器32は該べースバンド信号をディジタル信号に変換し、ガードインターバル除去部33はガードインターバルを除去してシングルキャリア周波数領域等化器(SC-FDE:Single Carrier Frequency Domain Equalizer)を構成するS/P変換部34に入力する。なお、S/P変換部34、フーリエ変換部35、チャネル推定部36、チャネル補償部37、逆フーリエ変換部38、P/S変換部39によりシングルキャリア周波数領域等化器(SC-FDE)が形成される。
(Np+Nd)×SF/N=q
が成り立つ。サイクリックプレフィックスあるいはゼロ挿入によるガードインターバル構成により、遅延時間がガードインターバル以下の送信シンボル間接波は他の送信シンボルを歪ませない。
第kユーザのチャネルインパルス応答がhk(τ;t)であるとすれば、その受信信号は、
は畳み込み積分を意味する。
SC-FDE送信方式はマルチパスやチャネル歪みに対するロバスト技術である。しかし、ガードインターバルは伝送効率を低下するために長くすることができない。このため幾つかのケースにおいて、ガードインターバル長が最大伝搬遅延より短くなり、かかる場合、ガードインターバルはシンボル間干渉(ISI)に対して無能となる。
また、本願出願人はOFDM受信機、OFDM―CDMA受信機において、ガードインターバル以上の伝搬遅延に有効な受信方法及び受信機を提案している(特許文献2参照)。
特許文献1に記述されている受信方式は、受信信号を周波数領域等化した後に時間領域等化し、その後フーリエ変換処理を行なって復調するものである。しかし、この受信方式はガードインターバル以上の伝搬遅延に対して無力である。
特許文献2の受信方式はガードインターバル以上の伝搬遅延に有効であるが、OFDM通信やOFDM−CDMA通信に適用できるものであり、シングルキャリア通信に適用できない。
本発明の別の目的はガードインターバルを挿入しない場合において大きな伝搬遅延が発生してもシンボル間干渉の影響を受けないようにすることである。
H.Sari, G.Karam and I.Jeanclaude, "Frequency-Domain equalization of Mobile Radio and Terrestrial Broadcast Channels", Proc.Globecom. 1994, San Francisco, Nov-Dec. 1994, pp.1-5.
前記第1ステップは、1ブロックを構成する信号部分の長さNのP倍の時系列信号部分を受信信号より選択してP・Nポイントフーリエ変換部に入力し、第2ステップは、該P・N個の信号部分にP・Nポイントフーリエ変換処理を施し、前記第4ステップは、周波数領域のP・N次元の信号から時間領域のN次元の信号に逆変換する演算により、前記逆フーリエ変換処理と該逆フーリエ変換結果より1ブロックの時系列信号部分を選択する処理を実行する。
第2の周波数領域イコライゼーション装置は、1ブロックより長い時系列信号部分を受信信号から選択する第1の選択部、該1ブロックより長い時系列信号部分にフーリエ変換処理を施して周波数領域信号に変換するフーリエ変換部、周波数領域においてチャネル推定してチャネル補償をおこなうチャネル補償部、チャネル補償された信号に逆フーリエ変換処理を施して1ブロックの時系列信号部分を出力する演算部を備えている。
また、本発明によれば、ガードインターバルを挿入しない場合おいて大きな伝搬遅延が発生してもシンボル間干渉の影響を受けないようにできる。
また、本発明によれば、1つの演算手段でチャネル補償されたP・N個の信号に逆フーリエ変換処理を施し、該逆フーリエ変換結果より1ブロック(=N個)の時系列信号部分を選択して出力するように一括処理したから、処理時間を減少することができる。
(a)本発明の原理
図1は本発明の原理説明図である。(A)に示すように送信シンボルA,B,C,...の直接波と、遅延時間τの遅延波の2つのパスを考察する。時間遅延τが存在すると、直接波の送信シンボルAの前方部が遅延波の送信シンボルXの後方部と重なってシンボル間干渉を受ける。同様に、直接波の送信シンボルBの前方部が遅延波の送信シンボルAの後方部と重なってシンボル間干渉を受ける。しかし、直接波の送信シンボルAの後方部は遅延波の送信シンボルAの前方部と重なるため,シンボル間干渉を受けない。また、直接波の送信シンボルBの後方部は遅延波の送信シンボルBの前方部と重なるため,シンボル間干渉を受けない。すなわち、直接波、遅延波間に時間遅延が有ると、干渉期間、非干渉期間は存在する。
割合を無視しうるほど小さくできる。この方法は、実はガードインタバルの有無には関係なく、ガードインタバルが設けられている信号に対しても有効である。
そこで、(D)に示すように、シングルキャリア受信機の周波数領域等化器において位相差Nの連続する3つの送信シンボル(S1→S2→S3→S4→…)づつ、周波数領域等化処理を行ない、処理結果より中央N個のデータを抽出するように制御する。このようにすれば、シンボル間干渉の影響の少ない周波数領域イコライゼーションをおこなうことが可能となる。
また、以上の説明より明らかなようにガードインターバルは必ずしも挿入する必要はない。ガードインターバルが挿入されている場合には、受信機においてガードインターバル除去することなく周波数領域等化処理を行なう。
本方式は、送信シンボル長が本来の送信シンボル長NのP倍であるとすると、Pが大きければ大きいほどよいが、信号処理量が増大するので現実的にはPを大きくするのに限界が有る。
(A)では、3つの送信シンボルのうち3番目の送信シンボルの末尾部分から始めて3×Nポイントデータを選択し、(B)では両側の送信シンボルのa,bが等しくなるように3×Nポイントデータを選択し、(C)では連続する3つの送信シンボルからそれぞれNポイントデータづつ総計3×Nポイントデータを選択する場合である。なお、1ブロック長はNポイント、送信シンボル長はブロック長(=Nシンボル)+ガードインターバル長であり、ブロック長Nはチャネルモデルから決まる最大遅延スプレッドτmaxよりずっと長い。
シングルキャリア送信機の構成は図9の従来技術と同じである。送信機は、バイナリーデータを所定の符号化方式(畳み込み符号化、ターボ符号化など)により符号化し、ついで、所定の変調方式(たとえばQPSK変調方式)により変調する。さらに、送信機は先頭部にガードインターバルを付加してNデータよりなるブロック(送信シンボル)を形成し、無線信号にしてアンテナより送信する。
図3は本発明のシングルキャリア受信機の構成図である。本発明の受信機は、ISIの影響を減少するために周波数領域等化器の処理シンボルサイズをP倍に拡張する。このため、周波数領域等化器を構成するフーリエ変換器のフーリエ変換サイズ(FFTポイント数)をP・Nポイントに拡張する。これにより、前のデータブロックの影響を軽減することができる。
無線受信部101はアンテナATRにより受信された信号にフィルタリングを施して不要周波数成分を除去すると共に無線信号をべースバンド周波数に周波数変換し、アナログディジタル変換器102は該べースバンド信号をアナログディジタル変換し、シングルキャリア周波数領域等化器(SC-FDE:Single Carrier Frequency Domain Equalizer)を構成するS/P変換部103に入力する。なお、S/P変換部103、フーリエ変換部104、チャネル推定部105、チャネル補償部106、逆フーリエ変換部107、P/S変換部108によりシングルキャリア周波数領域等化器(SC-FDE)が形成される。
イントのフーリエ変換部(DFT又はFFT)104に順次入力する。P・Nポイントのフーリエ変換部104は、P・N個の時系列データにP・Nポイントフーリエ変換処理を施してP・N個のサブキャリア成分を出力する。チャネル推定部105は定期的に送られてくるパイロットシンボルを用いて後述する方法により、P・N個のサブキャリアのチャネル特性を推定し、チャネル補償部106はフーリエ変換部から出力するP・N個のサブキャリア成分にチャネル補償係数を乗算してチャネル補償する。P・Nポイントの逆フーリエ変換部107は、チャネル補償されたP・N個のサブキャリアデータにP・Nポイント逆フーリエ変換処理を施してP・N個の時系列データを発生し、P・N個のうち中央のガードインターバルを含まないN個の時系列データを出力し、P/S変換器108は該N個の時系列データを順番にシリアルに変換して出力する。復調部109は、周波数領域イコライゼーションが施された信号にQPSK復調処理を施し、復号部110は該復調されたデータに復号処理を施し、受信データを復号して出力する。
周波数領域のイコライゼーションに必要な連続性を維持するために、受信信号からP・N個のポイントデータが正確に選択されなければならない。図2(A)、(B)、(C)はP=3の場合における3つの可能な選択法を図示している。(A)、(B)は受信信号にガードインターバルが含まれている場合、(C)は受信信号にガードインターバルが含まれていない場合である。クラスタセレクシンのために要求されることは、処理される信号に少なくとも前データブロック部分、現データブロック、次データブロック部分を含めることである。
以下、本発明のシングルキャリア受信方式を数式を用いて説明する。
P・Nポイントフーリエ変換を行なうためにP・N個の連続するデータを選択しなければならない(クラスタセレクション)。また、ガードインターバルが受信信号に含まれている場合には、ガードインターバルを除去せずにクラスタセレクションする必要がある。処理フレームに連続性を保持させる上で、データの"連続性"は非常に重要であり、図2(A),図2(B)に、ガードインターバルが含まれている場合におけるP=3のクラスタセレクションが示されている。
伝搬チャネルが異なる振幅及び遅延特性を有するPATH個の離散パスから構成されていると仮定すれば、そのべースバンドインパルス応答は次式
。さらに、シミューレーションのために、トータルのチャネルパワーは1に等しいとする。また、τmax=maxτj<Nとする。すなわち、最大遅延は1送信シンボル期間より小さいとする。実際に、コヒーレント検出行われると、1送信シンボル以上は干渉しない。
ガードインターバル除去後の受信べースバンド信号は次式
はそれぞれ第iブロックにおける、第k受信データ、時間領域の第kチャネルインパルス応答、第k送信データ、現処理データよりも長い遅延スプレッドを有するパス数、第k加法性雑音(AWGN:Additive White Gaussian Noise)である。
は周波数領域におけるP・N×P・N次元チャネル応答であり、
をチャネル等化係数のマトリクス表現とすれば、チャネル補正は周波数領域において次式で表示される。
にP・Nポイント逆フーリエ変換処理を施し、時間領域のP・N個の処理結果より中央N個のガードインターバルを含まないポイントデータを抽出して出力する。
データ次元縮小の第2の方法は、マトリクス変換によりP・Nポイント信号をNポイン
トのシリアルストリームに直接変換することである。この変換マトリクスを
は次式
は復調器に入力するN個の信号である。
最後に、復調が行われ、そして復号後にビット情報について判定が行なわれる。本発明の第2の方法の特徴は、(14)式を用いてP・Nポイント逆フーリエ変換処理により時間領域に変換し、しかる後、Nポイントを正しく選択することである。
図3は第1の方法によりデータ次元を縮小する場合の実施例であり、図4にP=3の場合における処理シーケンスを示している。
図5は第2の方法によりデータ次元を縮小する場合のシングルキャリア受信機の構成図であり、図3と同一部分には同一符号を付している。異なる点は、逆フーリエ変換器107の代わりに(14)式により
を演算する演算部151を設けた点である。(14)式の演算をすることにより、図3の逆フーリエ変換部107で逆フーリエ変換する場合に比べて演算量を少なくできる。
図6はチャネル推定部105の構成図である。周波数領域におけるチャネル歪みを推定するために、パイロットシンボルが送信フレームにおいてデータに時間多重される。受信側では周波数領域の信号に変換するために、パイロット受信信号に対してNポイントフーリエ変換処理を施す。N個のパイロットシンボルを用いて、チャネル歪みは次式
および
はそれぞれ、第iユーザ、第mサブキャリアにおける推定チャネル応答、受信信号および既知のパイロットシンボルである。
以上により、図7(A)に示すようにN個のサブキャリアのチャネル推定値が得られる。
の間にP個の
を補間する補間式であり、図7(B)に示すようにP・Nポイント周波数領域における第mサブキャリアのチャネル推定値である。
図8はシングルキャリアCDMAシステムの構成図であり、シングルキャリアCDMA送信機の構成は図11の構成と同じであり、同一部分には同一符号を付している。また、データフォーマットは図12と同様のは構成を備えている。
シングルキャリアCDMA受信機70において、無線受信部201はアンテナATRにより受信した信号にフィルタリングを施して不要周波数成分を除去すると共に無線信号をべースバンド周波数に周波数変換し、アナログディジタル変換器202は該べースバンド信号をアナログディジタル変換し、シングルキャリア周波数領域等化器(SC-FDE)を構成するS/P変換部203に入力する。なお、S/P変換部203、フーリエ変換部204、チャネル推定部205、チャネル補償部206、逆フーリエ変換部207、P/S変換部208によりシングルキャリア周波数領域等化器(SC-FDE)が形成される。
周波数領域のイコライゼーションに必要な連続性を維持するために、受信信号からP・Nポイントデータが正確に選択されなければならない。このため、S/P変換部203は、P=3の場合、受信信号にガードインターバルが含まれていれば図2(A),(B)のクラスタセレクションを採用し、ガードインターバルが含まれていなければ図2(C)のクラスタセレクションを採用して直列/並列変換する。
以上本発明によれば、シングルキャリア通信においてガードインターバル以上の伝搬遅延が発生してもシンボル間干渉の影響を受けないようにできる。また、ガードインターバルを挿入しない場合において大きな伝搬遅延が発生してもシンボル間干渉の影響を受けないようにできる。
Claims (15)
- シングルキャリア通信における受信機の周波数領域イコライゼーション方法において、
1ブロックより長い時系列信号部分を受信信号から選択する第1ステップ、
該時系列信号部分にフーリエ変換処理を施して周波数領域信号に変換する第2ステップ、
ついで周波数領域においてチャネル補償処理を施すする第3ステップ、
チャネル補償された信号に逆フーリエ変換処理を施し、該逆フーリエ変換結果より1ブロックの時系列信号部分を選択して出力するする第4ステップ、
を有することを特徴とする周波数領域イコライゼーション方法。 - 前記第1ステップにおいて、1ブロックを構成する信号部分の長さNのP倍(Pは2以上の整数)の時系列信号部分を受信信号より選択してP・Nポイントフーリエ変換部に入力する、
ことを特徴とする請求項1記載の周波数領域イコライゼーション方法。 - 前記受信信号にガードインターバルが含まれている場合には、第1ステップにおいてガードインターバルを除去することなく連続するP・N個の時系列信号部分を選択してフーリエ変換部に入力し、
かつ、前記第4ステップにおいて逆フーリエ変換結果よりガードインターバルを含まない1ブロックの時系列信号部分を選択する、
ことを特徴とする請求項2記載の周波数領域イコライゼーション方法。 - 受信信号にガードインターバルが含まれていない、
ことを特徴とする請求項2記載の周波数領域イコライゼーション方法。 - 周波数領域のP・N次元の信号から時間領域のN次元の信号に変換する演算により、前記第4ステップの処理を行なう、
ことを特徴とする請求項2または3記載の周波数領域イコライゼーション方法。 - 前記第3ステップは、
N個の連続する時系列データをフーリエ変換してN個の周波数領域のチャネルを推定し、
各隣接するチャネル推定値間に(P−1)個のチャネル推定値を補間してP・N個の周波数領域のチャネル推定値を取得し、
該チャネル推定値よりチャネル補償係数を算出し、
該チャネル補償係数を前記P・Nポイントフーリエ変換部のフーリエ変換結果にそれぞれ乗算して周波数領域のチャネル補償を行なう、
ことを特徴とする請求項2記載の周波数領域イコライゼーション方法。 - 前記チャネル補償係数は、チャネル推定値を用いてゼロフォーシング(ZF)法により発生する、
ことを特徴とする請求項6記載の周波数領域イコライゼーション方法。 - 前記チャネル補償係数は、チャネル推定値を用いて最小二乗平均誤差(MMSE)法により発生する、
ことを特徴とする請求項6記載の周波数領域イコライゼーション方法。 - 前記受信信号がCDMA変調されている場合には、前記逆フーリエ変換結果より選択した1ブロックの時系列信号部分に逆拡散処理を施すステップ、
を有することを特徴とする請求項1または2記載の周波数領域イコライゼーション方法。 - シングルキャリア通信における受信機の周波数領域イコライゼーション装置において、
1ブロックより長い時系列信号部分を受信信号から選択する第1の選択部、
該1ブロックより長い時系列信号部分にフーリエ変換処理を施して周波数領域信号に変換するフーリエ変換部、
周波数領域においてチャネル推定してチャネル補償をおこなうチャネル補償部、
チャネル補償された信号に逆フーリエ変換処理を施す逆フーリエ変換部、
該逆フーリエ変換結果より1ブロックの時系列信号部分を選択する第2の選択部、
を備えたことを特徴とする周波数領域イコライゼーション装置。 - シングルキャリア通信における受信機の周波数領域イコライゼーション装置において、
1ブロックより長い時系列信号部分を受信信号から選択する第1の選択部、
該1ブロックより長い時系列信号部分にフーリエ変換処理を施して周波数領域信号に変換するフーリエ変換部、
周波数領域においてチャネル推定してチャネル補償をおこなうチャネル補償部、
チャネル補償された信号に逆フーリエ変換処理を施して1ブロックの時系列信号部分を出力する演算部、
を備えたことを特徴とする周波数領域イコライゼーション装置。 - 前記第1の選択部は、1ブロックを構成する信号部分の長さNのP倍(Pは2以上の整数)の時系列信号部分を受信信号より選択して並列的にP・Nポイントの前記フーリエ変換部に入力するS/P変換部、
を備えたことを特徴とする請求項10又は11記載の周波数領域イコライゼーション装置。 - 前記受信信号にガードインターバルが含まれている場合には、前記S/P変換部はガードインターバルを除去することなく連続するP・N個の時系列信号部分を選択して並列的に前記フーリエ変換部に入力する手段、
を備えたことを特徴とする請求項12記載の周波数領域イコライゼーション装置。 - 前記演算部は、周波数領域のP・N次元から時間領域のN次元に変換する演算式の演算を実行することにより、前記逆フーリエ変換処理を施された1ブロックの時系列信号部分を出力する
ことを特徴とする請求項11記載の周波数領域イコライゼーション装置。 - 前記チャネル補償部は、
N個の連続する時系列データをフーリエ変換してN個の周波数領域のチャネルを推定するチャネル推定部、
各隣接するチャネル推定値間に(P−1)個のチャネル推定値を補間してP・N個の周波数領域のチャネル推定値を取得する推定値補間部、
該チャネル推定値よりチャネル補償係数を算出するチャネル補償係数算出部、
該チャネル補償係数を前記P・Nポイントフーリエ変換部のフーリエ変換結果にそれぞれ乗算して周波数領域のチャネル補償を行なう乗算部、
を備えたことを特徴とする請求項10又は11記載の周波数領域イコライゼーション装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2004/010186 WO2006008793A1 (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | シングルキャリア受信機における周波数領域イコライゼーション方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2006008793A1 JPWO2006008793A1 (ja) | 2008-05-01 |
JP4271235B2 true JP4271235B2 (ja) | 2009-06-03 |
Family
ID=35784929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006527684A Expired - Fee Related JP4271235B2 (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | シングルキャリア受信機における周波数領域イコライゼーション方法及び装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8050336B2 (ja) |
EP (1) | EP1770936A4 (ja) |
JP (1) | JP4271235B2 (ja) |
CN (1) | CN1973505B (ja) |
WO (1) | WO2006008793A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012209736A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Panasonic Corp | 受信装置 |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100585152B1 (ko) * | 2004-08-02 | 2006-05-30 | 삼성전자주식회사 | 송신 타임 도메인 이퀄라이저를 사용하는 무선 ofdm기반의 모뎀 및 데이터 전송 방법 |
CN101379722B (zh) * | 2006-02-01 | 2012-10-03 | 日本电气株式会社 | 均衡装置以及均衡方法 |
JP5046317B2 (ja) | 2006-04-27 | 2012-10-10 | 住友電気工業株式会社 | 受信機、送信機、伝送システム、及び伝送方法 |
WO2008087351A2 (fr) * | 2006-12-29 | 2008-07-24 | France Telecom | Procede d'entrelacement temporel dynamique et dispositif associe |
WO2008139624A1 (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-20 | Panasonic Corporation | Ofdm送信装置及びofdm受信装置 |
JP4624389B2 (ja) * | 2007-09-11 | 2011-02-02 | 日本電信電話株式会社 | 無線受信装置、及び無線通信システム |
US8477865B2 (en) | 2008-03-25 | 2013-07-02 | Nec Corporation | MIMO receiving apparatus and method |
KR101466943B1 (ko) * | 2008-04-04 | 2014-12-02 | 삼성전자주식회사 | 주파수 영역 등화를 위한 송신기 및 수신기 |
US8040961B2 (en) * | 2008-06-19 | 2011-10-18 | Qualcomm Incorporated | Sample rearrangement for a communication system with cyclic extension |
CN101404639B (zh) * | 2008-11-05 | 2012-11-07 | 北京韦加航通科技有限责任公司 | 一种单载波频域均衡系统中防止块同步错锁的方法 |
JP4940275B2 (ja) * | 2009-08-04 | 2012-05-30 | 株式会社東芝 | 伝送路応答推定器 |
US8565327B2 (en) * | 2011-03-30 | 2013-10-22 | Himax Media Solutions, Inc. | Intersymbol interference removal method |
US9077455B2 (en) | 2012-12-28 | 2015-07-07 | Alcatel Lucent | Optical receiver having a MIMO equalizer |
CN103401825B (zh) * | 2013-08-14 | 2016-04-06 | 西安电子科技大学 | 基于块状导频的低复杂度单载波频域均衡方法 |
US8804808B1 (en) | 2014-01-14 | 2014-08-12 | The Aerospace Corporation | Dynamic equalization systems and methods for use with a receiver for a multipath channel |
US9628122B1 (en) | 2016-07-25 | 2017-04-18 | The Aerospace Corporation | Circuits and methods for reducing interference that spectrally overlaps a desired signal based on dynamic gain control and/or equalization |
US10056675B1 (en) | 2017-08-10 | 2018-08-21 | The Aerospace Corporation | Systems and methods for reducing directional interference based on adaptive excision and beam repositioning |
EP3965319A4 (en) * | 2019-06-06 | 2022-12-21 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | WAVELENGTH DISPERSION COMPENSATION DEVICE, LIGHT RECEIVING DEVICE, WAVELENGTH DISPERSION COMPENSATION METHOD AND COMPUTER PROGRAM |
US11212015B2 (en) | 2020-05-19 | 2021-12-28 | The Aerospace Corporation | Interference suppression using machine learning |
CN114257253B (zh) * | 2020-09-21 | 2023-08-01 | 珠海全志科技股份有限公司 | 宽带iq不平衡的补偿方法及装置 |
CN114302179A (zh) * | 2022-03-09 | 2022-04-08 | 北京理工大学 | 视频传输方法、装置、电子设备及存储介质 |
CN116418656B (zh) * | 2023-06-06 | 2023-08-18 | 东方空间技术(北京)有限公司 | 一种数据通信方法及设备 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2712447B1 (fr) * | 1993-11-08 | 1996-01-05 | Sat | Procédé de transmission de signaux numériques et récepteur pour la mise en Óoeuvre du procédé. |
GB2302777B (en) * | 1995-06-27 | 2000-02-23 | Motorola Israel Ltd | Method of recovering symbols of a digitally modulated radio signal |
US5886749A (en) * | 1996-12-13 | 1999-03-23 | Cable Television Laboratories, Inc. | Demodulation using a time domain guard interval with an overlapped transform |
US5999561A (en) * | 1997-05-20 | 1999-12-07 | Sanconix, Inc. | Direct sequence spread spectrum method, computer-based product, apparatus and system tolerant to frequency reference offset |
US6507585B1 (en) * | 1998-05-27 | 2003-01-14 | 3Com Corporation | Multi-carrier LAN adapter device using frequency domain equalizer |
JP3185874B2 (ja) * | 1998-07-21 | 2001-07-11 | 日本電気株式会社 | 無線通信システム |
JP3250728B2 (ja) * | 1998-11-19 | 2002-01-28 | 日本電気株式会社 | 等化器 |
US6912258B2 (en) * | 2000-07-07 | 2005-06-28 | Koninklijke Philips Electtronics N.V. | Frequency-domain equalizer for terrestrial digital TV reception |
US7139237B2 (en) * | 2000-12-29 | 2006-11-21 | Motorola, Inc. | Method and system for multirate multiuser modulation |
JP2003051802A (ja) | 2001-08-06 | 2003-02-21 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | デジタル受信方式 |
US7212569B1 (en) * | 2002-06-28 | 2007-05-01 | At&T Corp. | Frequency domain decision feedback equalizer |
JP2004046695A (ja) * | 2002-07-15 | 2004-02-12 | Pioneer Electronic Corp | 情報表示装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、入力装置および情報処理装置 |
US6885708B2 (en) * | 2002-07-18 | 2005-04-26 | Motorola, Inc. | Training prefix modulation method and receiver |
CN1246983C (zh) * | 2003-09-19 | 2006-03-22 | 清华大学 | 有效降低子载波间干扰(ici)的分段解调方法 |
US7110352B2 (en) * | 2003-12-09 | 2006-09-19 | Nokia Corporation | Direct-sequence CDMA method and device |
-
2004
- 2004-07-16 JP JP2006527684A patent/JP4271235B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2004-07-16 EP EP04747652A patent/EP1770936A4/en not_active Withdrawn
- 2004-07-16 CN CN200480043419XA patent/CN1973505B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2004-07-16 WO PCT/JP2004/010186 patent/WO2006008793A1/ja active Application Filing
-
2006
- 2006-12-22 US US11/645,085 patent/US8050336B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012209736A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Panasonic Corp | 受信装置 |
US9191046B2 (en) | 2011-03-29 | 2015-11-17 | Panasonic Corporation | Reception device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2006008793A1 (ja) | 2006-01-26 |
CN1973505A (zh) | 2007-05-30 |
EP1770936A4 (en) | 2011-08-17 |
JPWO2006008793A1 (ja) | 2008-05-01 |
US20070147529A1 (en) | 2007-06-28 |
CN1973505B (zh) | 2010-12-08 |
US8050336B2 (en) | 2011-11-01 |
EP1770936A1 (en) | 2007-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4271235B2 (ja) | シングルキャリア受信機における周波数領域イコライゼーション方法及び装置 | |
US8351553B2 (en) | MIMO receiving apparatus and receiving method | |
JP4099191B2 (ja) | チャネル推定装置およびチャネル推定方法 | |
JP4099175B2 (ja) | 複数のチャネルを推定する装置及び方法 | |
JP4884987B2 (ja) | 送信装置、受信装置、および無線通信方法 | |
JP2008017143A (ja) | 無線受信装置および方法 | |
EP1703685A2 (en) | Propagation path estimating method and apparatus | |
WO2011111583A1 (ja) | 受信装置、受信方法、受信プログラム、及びプロセッサ | |
CN101133580A (zh) | 接收装置 | |
US20070133393A1 (en) | Multi-carrier receiving method and multi-carrier receiving apparatus | |
JP3910956B2 (ja) | Ofdm無線通信システムのための伝搬路推定器及びこれを用いた受信装置 | |
JP2005079911A (ja) | Ofdm伝送方式における受信装置 | |
JP2003218826A (ja) | 直交周波数分割多重信号の受信方式及び受信機 | |
US20060017613A1 (en) | High doppler channel estimation for OFD multiple antenna systems | |
JP2009049491A (ja) | 受信装置、受信方法及びプログラム | |
KR100824130B1 (ko) | 싱글 캐리어 수신기에서의 주파수 영역 이퀄라이제이션방법 및 장치 | |
JP2004088767A (ja) | 時空間送信ダイバーシチマルチキャリアcdma方式による送信装置及び受信装置並びに該送信装置及び受信装置を備えた無線通信システム | |
JP2005167594A (ja) | 信号生成装置および信号生成方法 | |
US7864901B2 (en) | System, apparatus, and method for cancelling interferences of received signals | |
JP5371722B2 (ja) | 受信装置、受信方法、及び受信プログラム | |
JP2009094831A (ja) | シングルキャリアブロック伝送の周波数領域等化方法 | |
KR100874011B1 (ko) | 무선 통신 시스템에서의 주파수 옵셋 보상 장치 및 방법 | |
JP6491439B2 (ja) | 受信装置及びプログラム | |
KR100602745B1 (ko) | 통신 시스템의 등화 장치 및 그에 의한 등화 방법 | |
JP2015091112A (ja) | 受信装置及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090224 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090224 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |