JP4271091B2 - 電子双眼鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、電子双眼鏡に関し、特に、輝度差の大きい部分を含む被観察像を撮像する場合に、撮像素子のダイナミックレンジを実質的に拡大させる制御機能を有する電子双眼鏡に関する。
記録媒体を通じて記録が可能で、暗視にも有利な電子双眼鏡が提案されている。電子双眼鏡は、主に、撮像レンズなどの光学系とその光学系により得られる光学像を電気信号に変換する撮像素子を有する撮像部と、その電気信号を表示する表示素子を有する接眼部と、撮像部で得られた電気信号を、接眼部で観察できる画像信号に変換する画像信号生成部で構成されている。
CCD等の撮像素子は、光学像を電気信号に変換し、この電気信号を画像信号生成部が一定の撮像時間ごとに取り出し、接眼部で観察可能な画像信号に変換し、変換した画像信号を接眼部に供給する。
輝度差の大きい、すなわちダイナミックレンジの大きい部分を含む被観察物を撮像する場合、撮像時間が短ければ、撮像素子に入射する光量が十分でなく、明るい部分は鮮明に写し出されるが、暗い部分は写らない、いわゆる黒つぶれ現象が生じる。一方、撮像時間が長ければ、撮像素子に入射する光量が、撮像素子の有する画素のフォトダイオードの飽和信号量を超え、暗い部分は鮮明に写し出されるが、明るい部分は飽和して飛んでしまう、いわゆる白飛び現象が生じる。
この黒つぶれ及び白飛び現象を改善する方法が撮像素子のダイナミックレンジ拡大という手法で、非特許文献1が開示している。具体的には、撮像時間の短い電気信号と長い電気信号を重合することにより、実質的に撮像時間の長短の比率だけ撮像素子のダイナミックレンジを拡大させることが可能である。
「トランジスタ技術」CQ出版社、2003年2月号、148、149頁
従って、この方法では、2つの電気信号を重合させるために撮像時間が異なる静止状態あるいは観察像が同一である2つの画像を必要とする。
この場合、1回目の露光動作が完了してから2回目の露光動作が実行される。従って、観察像の動きに対して不利であり、また観察物が静止物であったとしても、手ぶれなどの点でも不利である。ゆえに、上記技術を、望遠光学系を有する双眼鏡に適用することは難しい。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除くためになされたもので、撮像素子のダイナミックレンジの実質的な拡大を行い、輝度差の大きい部分を含む被観察物の光学像を黒つぶれ及び白飛びを生じさせずに観察が可能な電子双眼鏡を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の第1の電子双眼鏡は、撮像光学系により得られる被観察物の第1、第2光学像を第1、第2撮像領域に撮像し第1、第2光学像を第1、第2電気信号に変換する第1、第2撮像素子を有する撮像部と、第1、第2電気信号に基づいて被観察物の第1、第2光学像を表示可能な第1、第2接眼部と、第1、第2電気信号を、第1、第2接眼部で表示できる第1、第2画像信号に変換し、第1、第2接眼部に供給する画像信号生成部と、撮像部、画像信号生成部および第1、第2接眼部を制御する制御手段を備え、制御手段は、撮像部を制御して、第1、第2撮像素子に同時に撮像開始させる一方、撮像完了タイミングをそれぞれ異ならせて、撮像時間を第1、第2撮像時間にするとともに、画像信号生成部を制御して、第1撮像時間で得られた第1電気信号と第2撮像時間で得られた第2電気信号とを重合して第3電気信号を生成し、この第3の電気信号を第1、第2接眼部で観察できる第3の画像信号に変換して第1、第2接眼部に供給する。
好ましくは、手動操作される操作手段を有し、前記操作手段の操作状態に応じて、第1、第2撮像時間の制御、第1、第2撮像領域を制御する。
さらに、好ましくは、撮像光学系は、第1光学像を得るための第1撮像光学系と、第2光学像を得るための第2撮像光学系の2つであり、第3電気信号は、第1、第2撮像領域の中で、互いに重複して撮像された領域の光学像を電気信号に変換し重合させたものである。
さらに、好ましくは、被観察物までの距離を検出する手段と、第1、第2接眼部を、第1、第2接眼光軸と平行な軸を中心に回動させる接眼部回動手段と、第1、第2接眼部の回動角度を検出する手段とを有し、被観察物までの距離と回動角度から重複して撮像された領域を算出する。
本発明によれば、撮像素子のダイナミックレンジの実質的な拡大を行い、輝度差の大きい部分を含む被観察物の光学像を黒つぶれ及び白飛びを生じさせずに観察が可能な電子双眼鏡を提供することができる。
電子双眼鏡に係る本発明の第1の実施形態を説明する。図1〜3に示すように、本実施形態における電子双眼鏡は、撮像部10と、接眼部30R、30Lと、画像信号生成部50と、制御部60と、スイッチ部70とを有する。接眼部30R、30Lは左右で同一構成であり、それぞれは、撮像部10及び画像信号生成部50と、連結機構を介して互いの光学系の光軸間距離が任意調整できるように連結されている。
撮像部10は、撮像レンズ11と、赤外線カットフィルタやローパスフィルタ等の各種フィルタ12と、ハーフミラー等の入射光線分配装置13と、CCD等の撮像素子14R、14Lとを有する。入射光線分配装置13は、撮像レンズを介した入射光線を2分割又は分配して2つの撮像素子14R、14L上に結像させる。撮像素子14R、14Lは、撮像レンズ11、及び各種フィルタ12を介して、入射光線分配装置13で分配されて投影された2つの光学像を、通常使用モードにおいては互いに同じ撮像時間で撮像領域15R、15Lに撮像し電気信号S15R、S15Lに変換する。撮像領域15R、15Lは互いに同じ大きさである。撮像部10は、図示しない焦点調整機構を有してもよい。
撮像領域15R、15Lと、撮像素子14R、14Lは矩形である。撮像領域15R、15Lは、撮像素子14R、14Lの最も大きく撮像できる有効撮像面積の範囲内に含まれており、かつそれよりも小さい。
右接眼部30Rは、LCD等の表示素子34Rと、接眼レンズ31Rとを有し、観察者は接眼レンズ31Rを介して表示された画像を観察する。通常使用モードにおいて、表示素子34Rは、画像信号生成部50が供給した、画像信号S35Rを、表示領域35Rに表示する。左接眼部30Lも同様に、表示素子34Lと接眼レンズ31Lとを有し、表示素子34Lは、画像信号S35Lを表示領域35Lに表示する。
表示領域35R、35Lと、表示素子34R、34Lは矩形である。表示領域35R、35Lは、表示素子34R、34Lの最も大きく表示できる有効表示面積の範囲内に含まれており、かつそれよりも小さい。
画像信号生成部50は、ドライバ51と、相関二重サンプリング回路(CDS:Correlated Double Sampling)52と、タイミングジェネレータ(TG)53と、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)54と、オートゲインコントローラ(AGC)55と、アナログデジタル変換器(ADC)56を有しており、通常使用モードにおいては、撮像部10で撮像し変換された電気信号S15R、S15Lを、接眼部30R、30Lで観察できる画像信号S35R、S35Lに変換し、接眼部30R、30Lに供給する。この画像信号生成部50を経て、図示しない外部記憶装置などに画像信号を変換及び供給することも可能である。
また、制御部60は、各部の動作を統括して制御し、特に、スイッチ部70のスイッチ接点状態に基づいて、電源のOFFと、上述の通常使用モードと、以下に詳述するダイナミックレンジ拡大モードとの切り替えを行う(図4参照)。
スイッチ部70は、手動操作によりスライド可能な操作部材70aと、この操作部材70aの設置位置により選択的に通電されるスイッチ接点とを有し、観察者は、この操作部材70aを操作して、使用モードの選択をすることができる。
ここで、通常の使用モードが選択された場合において、撮像部10で撮像された被写体画像が、接眼部30R、30Lに表示されるまでの各部の動作を説明する。
撮像レンズ11、各種フィルタ12及び入射光線分配装置13を介して得られる光学的被写体像は、撮像素子14R、14Lの受光領域に結像され、撮像素子14R、14Lにより一定時間蓄積された電荷である電気信号S15R、S15Lに光電変換される。撮像素子14R、14Lの電荷蓄積時間はドライバ51によって制御される。
光電変換された電気信号S15R、S15Lは、相関二重サンプリング回路52によりノイズ成分が低減され、オートゲインコントローラ55によりゲインが制御され、アナログデジタル変換器56によりデジタル信号に変換される。これらの動作はタイミングジェネレータ53がドライバ51及び相関二重サンプリング回路52に出力するクロックパルスに従って行われる。
変換されたデジタル信号は、デジタルシグナルプロセッサ54によりガンマ補正などの種々の画像処理が施される。
画像処理が施された画像信号S35R、S35L、すなわち画像信号生成部50で変換された画像信号S35R、S35Lは、画像信号生成部50により接眼部30R、30Lにある表示素子34R、34Lに供給される。
表示素子34R、34Lは、供給された画像信号S35R、S35Lを表示領域35R、35Lに表示する。観察者は、右目で、右接眼レンズ31Rを介して表示された画像を観察し、左目で、左接眼レンズ31Lを介して表示された画像を観察する。
次に、ダイナミックレンジ拡大モードが選択された場合において、撮像部10で撮像された被写体画像が、接眼部30R、30Lに表示されるまでの各部の動作を説明する。制御部60は、撮像素子14R、14Lの撮像時間を互いに異なるものに設定する。制御部60は、ドライバ51を介して撮像素子14R、14Lの電荷蓄積を同時に開始する一方、電荷蓄積の終了タイミングを撮像素子14R、14Lでそれぞれ異ならせることで、電荷蓄積時間(撮像時間)の異なる2つの撮像信号を得る。本実施形態においては、右側撮像素子14Rの電荷蓄積時間が左側撮像素子14Lの電荷蓄積時間よりも短くなるように設定されている。例えば、右撮像素子14Rは1/250秒、左撮像素子14Lは1/60秒とする等である。異なる撮像時間の値は、それぞれの撮像素子について撮像時間選択スイッチ等を設けて、観察者の任意で変更できるようにしてもよい。通常の使用モードにおいて撮像された電気信号S15R、S15Lに対して、ダイナミックレンジ拡大モードにおいて撮像された電気信号を、第1、第2電気信号S55R、S55Lとして区別する。
画像信号生成部50は、制御部60の制御により、異なる撮像時間で撮像された第1、第2電気信号S55R、S55Lを、重合する。画像信号生成部50は、重合した第3電気信号S65を、接眼部30R、30Lで観察可能な第3画像信号S75に変換し、接眼部30R、30Lに供給する。電気信号を画像信号に変換する手順は、通常の使用モードの場合と同様である。表示素子34R、34Lは、供給された第3画像信号S75を表示領域35R、35Lに表示する。
これにより、観察者の選択で、撮像単眼タイプの電子双眼鏡において、同一の観察像について異なる2つの撮像時間の電気信号を重合させることができ、異なる2つの撮像時間の長短の比率だけ撮像素子のダイナミックレンジが実質的に拡大され、輝度差の大きい部分を含む被観察物の光学像を黒つぶれ及び白飛び現象を生じさせずに観察することが可能になる効果が得られる。また、撮像素子14R、14Lの撮像を同時に開始する一方、終了時点を異ならせているため、各撮像素子による画像のタイムラグは最小に抑えられ、手ぶれの影響を受けにくくすることが出来る。
次に、第2の実施形態について説明する。図5〜7に示すように、第1の実施形態と異なるところは、撮像単眼タイプの代わりに撮像双眼タイプとすることである。これにより撮像部は10R、10Lと2つになり、それぞれに撮像光学系と撮像素子を有する点と、入射光線分配装置が無い点が異なる。撮像部10R、10Lは左右で同一構成であり、それぞれは、接眼部30R、30L及び画像信号生成部50と、連結機構を介して互いの光学系の光軸間距離が任意調整できるように連結されている。以下、第1の実施形態と異なる点のみを説明する。
右撮像部10Rは、撮像レンズ11Rと、赤外線カットフィルタやローパスフィルタ等の各種フィルタ12Rと、CCD等の撮像素子14Rとを有する。通常使用モードにおいて、撮像素子12Rは、撮像レンズ11R及び各種フィルタ12Rを介して投影された光学像を、撮像領域15Rに撮像し電気信号S15Rに変換する。左撮像部10Lも同様に、撮像レンズ11Lと、各種フィルタ12Lと、撮像素子14Lとを有し、撮像素子14Lは、光学像を撮像領域15Lに撮像し電気信号S15Lに変換する。
制御部60、スイッチ部70及びスイッチ部70が有する操作部材70aの構成は第1の実施形態と同じである。さらにスイッチ部70は、重合調整操作ボタン71を有し、この重合調整操作ボタン71の押下と観察者の目測により、2つの異なる撮像領域15R、15Lの中で、重複して撮像された撮像領域を特定し、その撮像領域にある第1、第2電気信号S55R、S55Lだけを取り出して重合を行う。
撮像部10R、10Lで撮像された被写体画像が、通常の使用モードにおいて、接眼部30R、30Lに表示されるまでの各部の動作は第1の実施形態と同じである。
操作部材70aの選択により、ダイナミックレンジ拡大モードが選択され、重合調整操作ボタン71が押下されると、画像信号生成部50は、制御部60の制御により、撮像領域15R、15Lの中で互いに離れている側から一定幅だけ取り除いた重合前撮像領域16R、16Lで撮像された第1、第2電気信号S55R、S55Lだけを重合する。画像信号生成部50は、重合した第3電気信号S65を第3画像信号S75に変換し接眼部30R、30Lに供給する。表示素子34R、34Lは表示領域35R、35Lの中で、互いに離れている側から一定幅だけ取り除いた重合後表示領域36R、36Lに第3画像信号S75を表示する(図8参照)。観察者は表示された光学像を観察することで、重合させた画像が、異なる2つの画像を重ね合わせたものか、一致した画像を重ね合わせたものかを確認する。この一定幅は、画像信号生成部50にあらかじめ設定された重合調整操作ボタン71の押下一回につき取り除かれる撮像領域の幅であり、幅が短ければ短いほど細かい調整が可能になる。
図8〜9は、異なる2つの撮像領域の第1、第2電気信号S55R、S55Lの重合の具体例を示したものである。ここでは、被観察物が“ABCDEFGHI”と書かれたものであるとして説明する。右撮像素子14Rは、“ABCDEFGHI”の中で“CDEFGHI”と書かれた部分だけを撮像領域15Rに撮像し、左撮像素子14Lは、“ABCDEFGHI”の中で“ABCDEFG”と書かれた部分だけを撮像領域15Lに撮像する。ここで、操作部材70aの選択により、ダイナミックレンジ拡大モードが選択され、重合調整操作ボタン71が一回押下されると、画像信号生成部50は、右撮像領域15Rで撮像された“CDEFGHI”の中で、左撮像領域15Lと離れた側に撮像されている“I”の部分の幅だけを取り除き、“CDEFGH”と書かれた部分である右重合前撮像領域16Rの第1電気信号S55Rを取り出す。同様に、画像信号生成部50は、左撮像領域15Lで撮像された“ABCDEFG”の中で、右撮像領域15Rと離れた側に撮像されている“A”の部分の幅だけを取り除き、“BCDEFG”と書かれた部分である左重合前撮像領域16Lの第2電気信号S55Lを取り出す。画像信号生成部50は、第1、第2電気信号S55R、S55Lを重合し、重合した第3電気信号S65を第3画像信号S75に変換して接眼部30R、30Lに供給する。供給された第3画像信号S75は表示領域35R、35Lよりも幅の短い重合後表示領域36R、36Lに表示される。図8では、重合後表示領域36R、36Lに表示される光学像は、“BCDEFG”と書かれた部分と“CDEFGH”と書かれた部分が重なりあっているので、一致した画像の重ね合わせとはいえない(図8参照)。
そこで、さらに重合調整操作ボタン71を押下することにより、画像信号生成部50は、制御部60の制御により、撮像領域15R、15Lの中で互いに離れている側からさらに一定幅だけ取り除いた新たな重合前撮像領域16R’、16L’で撮像された新たな第1、第2電気信号S55R'、S55L'だけを重合する。画像信号生成部50は、新たに重合した第3電気信号S65'を新たな第3画像信号S75'に変換し接眼部30R、30Lに供給する。表示素子14R、14Lは表示領域15R、15Lの中で、互いに離れている側からさらに一定幅だけ取り除いた新たな重合後表示領域36R’、36L’に新たな第3画像信号S75'を表示する。観察者は表示された観察像を観察することで、重合させた画像が異なる2つの画像を重ね合わせたものか、一致した画像を重ね合わせたものかを確認する。
図9の具体例を説明すると、図8の状態から重合調整操作ボタン71を一回押下されると、画像信号生成部50は、右重合前撮像領域16Rの“CDEFGH”から左撮像領域15Lと離れた側に撮像されている“H”の部分の幅を取り除き、“CDEFG”と書かれた部分である新たな右重合前撮像領域16R’の新たな第1電気信号S55R'を取り出す。同様に、画像信号生成部50は、左重合前撮像領域16Lの“BCDEFG”から右撮像領域15Rと離れた側に撮像されている“b”の部分の幅を取り除き、 “CDEFG”と書かれた部分である新たな左重合前撮像領域16L’の新たな第2電気信号S55L'を取り出す。画像信号生成部50は、新たな第1、第2電気信号S55R'、S55L'を重合し、新たに重合した第3電気信号S65'を新たな第3画像信号S75'に変換して接眼部30R、30Lに供給する。供給された新たな第3画像信号S75'は表示領域35R、35Lよりもさらに幅の短い新たな重合後表示領域36R’、36L’に表示される。図9では、新たな重合後表示領域36R’、36L’に表示される光学像は、“CDEFG”と書かれたものと“CDEFG”と書かれたものが重なりあっているので、一致した画像の重ね合わせといえる。
このように、観察者が、一致した画像を重ね合わせたものと判断できるまで重合調整操作ボタン71の押下と観察者の目測といった上記操作を繰り返し行う。繰り返し行った結果、一致した画像を重ね合わせたものと判断した場合は、重合調整操作ボタン71の押下を終了する。
これにより、観察者の選択と目測により、対物双眼タイプの電子双眼鏡において、観察像が異なり撮像領域が同一でない場合でも、重複した撮像領域の第1、第2電気信号を重合させることが可能になる効果が得られる。また、撮像素子14R、14Lの撮像を同時に開始する一方、終了時点を異ならせているため、各撮像素子による画素のタイムラグは最小に抑えられ、手ぶれの影響を受けにくくすることが出来る。
次に第3の実施形態について説明する。第2の実施形態と異なる点は、重合調整操作ボタン71による観察者の手動操作の代わりに、制御部60が異なる2つの撮像領域15R、15Lの中から一致する撮像領域を算出する機能を有する点である。以下、第2の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図10〜12のように、第3の実施形態にかかる電子双眼鏡は、右撮像部10Rの焦点調節機構18Rを有し、被観察物との焦点を調節する。さらに、第3の実施形態にかかる電子双眼鏡は、右撮像部10Rのレンズ位置検出部を有し、撮像レンズ11Rの無限遠合焦距離からの繰り出し量を検出し、この繰り出し量に基づいて焦点調節機構18Rで被観察物までの距離Dの値を検出する。
接眼部30R、30Lは、それぞれの接眼光軸X3R、X3Lの中間に位置する回動軸Xを中心に回動可能である。この回動によって右接眼光軸X3Rと回動軸Xを含む平面と、左接眼光軸X3Lと回動軸Xを含む平面とのなす角度が変化し、これにより右接眼光軸X3Rと左接眼光軸X3Lの軸間距離が変化し、眼幅が調整される。同様に、撮像部10R、10Lも、それぞれの撮像光軸X1R、X1Lの中間に位置する回動軸Xを中心に回動可能である。
制御部60は、回動角センサー62を有し、眼幅調整で接眼部30R、30Lが回動軸Xを中心に回動された角度θ30を検出する。回動角センサー62は、ブラシ62aとコード板62bが設けられており、具体的には、左接眼部30Lが回動してブラシ62aとコード板62bが接触するときの2値化出力データを検出することで、それに対応する回動角度θ30を検出する(図13〜14参照)。2値化出力データと回動角度θ30の関係は、図15に示す変換テーブルを制御部60に記憶させておき、これを使って算出する。例えば、ブラシ62aがコード板62bと2値化出力データ“1”、“1”、“0”、“0”で接触している場合には、回動角度θ30は12度である。本実施形態では、接眼部30R、30Lの回動は、それぞれの接眼光軸X3R、X3Lの中心に位置する回動軸Xを中心に回動させているので、右接眼部の回動角度はθ30と逆方向で同じ値となる。従って、別途右接眼部の回動角度を検出する必要はない。
また、制御部60には、双眼鏡の有する固有の実視界角度θ、撮像領域の大きさがあらかじめ記憶されている。
異なる2つの撮像領域15R、15Lの中で重複して撮像された撮像領域、すなわち一致しない撮像領域を取り除いた幅は、被観察物までの距離D、双眼鏡の有する固有の実視界角度θ、双眼鏡の有する固有の撮像領域の大きさ、眼幅によって求められる。
これを、図16〜17を使って詳述する。図16〜17は接眼部30R、30Lを省略した電子双眼鏡の平面図の中に、撮像領域15R、15Lで撮像される光学像を表したものである。被観察物が、距離Dの位置にあり、 “ABCDEFGHI”と書かれたものであるとして説明する。図16のように眼幅が広いL1の場合、右撮像素子14Rは、“ABCDEFGHI”の中で“CDEFGHI”と書かれた部分だけを撮像領域15Rに撮像し、左撮像素子14Lは、“ABCDEFGHI”の中で“ABCDEFG”と書かれた部分だけを撮像領域15Lに撮像する。従って、撮像領域15R、15Lの中で重複して撮像された範囲は“CDEFG”と書かれた部分すなわちω1の幅となる。
一方、図17のように、眼幅がL1よりも狭いL2の場合、右撮像素子14Rは、“ABCDEFGHI”の中で“BCDEFGH”と書かれた部分だけを撮像領域15Rに撮像する。眼幅L2は眼幅L1よりも狭いので眼幅L1の時には撮像領域15Rに撮像された“I”は撮像されない。左撮像素子14Lは、“ABCDEFGHI”の中で“ABCDEFG”と書かれた部分だけを撮像領域15Lに撮像する。従って、撮像領域15R、15Lで重複して撮像された範囲は“BCDEFG”と書かれた部分すなわちω2の幅となる。ω2はω1よりも広くなる。この間、変化したのは眼幅だけで、距離D、実視界角度θ、撮像領域の大きさは変化しない。
重複して撮像された撮像領域の幅の算出に必要なパラメータである距離Dは、焦点調節機構18Rを使って観察者の目測で被観察物の焦点を合わせ、そのときの撮像レンズ11Rの繰り出し量に基づいて求められる。
重複して撮像された撮像領域の幅の算出に必要なパラメータである眼幅は、制御部60が、撮像部10R、10Lそれぞれの光軸間の距離を検出する機構などを備えて調節された眼幅を検出する。具体的には、回動角センサー62で回動角度を検出し、接眼部30R、30Lの回動半径との関係から、接眼光軸X3R、X3Lの間の距離を算出する。
制御部60は、距離D、眼幅と電子双眼鏡の固有の値である実視野角度θ、撮像領域15R、15Lの大きさから、重複して撮像された撮像領域の幅を算出し、画像信号生成部50は、制御部60の制御により、撮像領域15R、15Lの中で互いに近づく側から重複して撮像された撮像領域の幅だけの部分を重合前撮像領域16R、16Lとして、この部分の電気信号だけを第1、第2電気信号S55R、S55Lとして重合する。画像信号生成部50は、重合した第3電気信号S65を第3画像信号S75に変換し接眼部30R、30Lに供給する。表示素子34R、34Lは表示領域15R、15Lの中で、互いに近づく側から重複して撮像された撮像領域の幅だけの部分である重合後表示領域36R、36Lに表示する。
この動作の具体例を、図18のフローチャートで説明する。まず、ステップS1で、電子双眼鏡の電源をONか否かを判別する。OFFが選択されている場合は、スタンバイ状態となる。次にステップS2で、ダイナミックレンジ拡大モードを選択されているか否かを判別する。ダイナミックレンジ拡大モードを選択されない場合はステップS3で通常使用モードとなり、左右の撮像部で撮像した画像を左右の接眼部にそれぞれ供給する。ダイナミックレンジ拡大モードが選択されている場合は、ステップS4で、眼幅調整がされているか否かを判別する。眼幅調整がされている場合は、ステップS5で、回動角センサー62で回動角度を検出する。次にステップS6で、右撮像素子14Rの露光時間TRを輝度の高いエリアが最適になるように短く設定する。ステップS7で、左撮像素子14Lの露光時間TLを輝度の低いエリアが最適になるように長く設定する。ステップS8で撮像素子14R、14Lの電荷蓄積を同時に開始する。ステップS9では、電荷蓄積開始から右撮像素子14Rの露光時間TRだけ経過したかを判別する。経過していない場合はステップS9を繰り返し行う。経過している場合には、ステップS10で、右撮像素子14Rの電荷蓄積を停止させ、蓄積された電荷の読み出しを行う。次にステップS11で、電荷蓄積開始から、左撮像素子14Lの露光時間TLだけ経過したかを判別する。経過していない場合はステップS11を繰り返し行う。経過している場合には、ステップS12で、左撮像素子14Lの電荷蓄積を停止させ、蓄積された電荷の読み出しを行う。ステップS13で両撮像部に撮像された画像の中で一致させることができる領域を特定、すなわち位置合わせを行う。位置合わせには、ステップS5で検出した回動角θ30や距離D、実視界角度θなどの数値を基にした算出結果を用いる。位置合わせが終了すると、ステップS14で重合された画像を左右の接眼部に表示する。従って、表示されるのは左右の接眼部で同じものである。
これにより、観察者の選択により、撮像双眼タイプの電子双眼鏡において、自動的に重複して撮像された撮像領域の幅が算出され、重複した撮像領域の第1、第2電気信号を重合させることが可能になる効果が得られる。また、撮像素子14R、14Lの撮像を同時に開始する一方、終了時点を異ならせているため、各撮像素子による画素のタイムラグは最小に抑えられ、手ぶれの影響を受けにくくすることが出来る。
第3の実施形態においては、眼幅調整のための回動について、接眼光軸X3R、X3Lの中心と、撮像光軸X1R、X1Lの中心が一致するような回動軸Xを中心に回動する場合を説明したが、回動軸がそれぞれの接眼部、撮像部で異なるものであってもよい。回動角度を検出するなどして、眼幅の値が算出できる手段が設けられていれば同様の効果が得られるからである。
いずれの実施形態においても、撮像領域15R、15Lは同じ大きさとして説明した。しかし、異なる大きさであってもよい。撮像領域の小さいほうを、2つの撮像領域の中で一致させることができる最大の範囲として、第1、第2電気信号S55R、S55Lを取り出せばよいからである。
いずれの実施形態においても、重合を撮像領域の電気信号について行ったが、接眼部で観察可能な画像信号に変換された後で重合を行ってもよい。重合の効果は電気信号を画像信号に変換する前段階であっても後段階であっても大きく異ならないからである。
第1の実施形態における、撮像部側からみた電子双眼鏡の斜視図である。 第1の実施形態における、接眼部側からみた電子双眼鏡の斜視図である。 第1の実施形態における、電子双眼鏡の構成図である。 第1の実施形態における、操作部材を図示したものである。 第2の実施形態における、撮像部側からみた電子双眼鏡の斜視図である。 第2の実施形態における、接眼部側からみた電子双眼鏡の斜視図である。 第2の実施形態における、電子双眼鏡の構成図である。 第2の実施形態における、異なる2つの撮像領域の電気信号の重合を示した図である。 第2の実施形態における、異なる2つの撮像領域の電気信号の重合を図8からさらに進めた図である。 第3の実施形態における、撮像部側からみた電子双眼鏡の斜視図である。 第3の実施形態における、接眼部側からみた電子双眼鏡の斜視図である。 第3の実施形態における、電子双眼鏡の構成図である。 第3の実施形態における、眼幅調整前の接眼部の回動角センサーを示した、接眼部側からみた図である。 第3の実施形態における、眼幅調整後の接眼部の回動角センサーを示した、接眼部側からみた図である。 第3の実施形態における、回動角センサーの、ブラシとコード板の接触点の2値化出力データと回動角度θ30との変換テーブルを示した表である。 第3の実施形態のおける、眼幅L1、L2の違いから、異なる2つの撮像領域の中で一致させることができる撮像領域の幅ω1、ω2が異なる状態を示したもので、眼福がL1の場合の撮像領域の幅ω1を示した図である。 第3の実施形態のおける、眼幅L1、L2の違いから、異なる2つの撮像領域の中で一致させることができる撮像領域の幅ω1、ω2が異なる状態を示したもので、眼福がL2の場合の撮像領域の幅ω2を示した図である。 第3の実施形態における、左右の撮像部で撮像した画像の重合を行うフローチャートである。
符号の説明
10R、10L 撮像部
14R、14L 撮像素子
15R、15L 撮像領域
16R、16L 重合前撮像領域
30R、30L 接眼部
34R、34L 表示素子
35R、35L 表示領域
36R、36L 重合後表示領域
50 画像信号生成部
60 制御部
70 スイッチ部

Claims (3)

  1. 第1、第2撮像光学系により得られる被観察物の第1、第2光学像を第1、第2撮像領域にてそれぞれ撮像し前記第1、第2光学像を第1、第2電気信号にそれぞれ変換する第1、第2撮像素子を有する撮像部と、
    前記第1、第2電気信号に基づいて前記被観察物の第1、第2光学像をそれぞれ表示可能な第1、第2接眼部と、
    前記第1、第2電気信号を、前記第1、第2接眼部で表示できる第1、第2画像信号にそれぞれ変換し、前記第1、第2接眼部に供給する画像信号生成部と、
    前記撮像部、前記画像信号生成部および前記第1、第2接眼部を制御する制御手段と、
    前記第1、第2接眼部を、第1、第2接眼光軸と平行な軸を中心に、前記撮像部とともに回動させる接眼部回動手段とを備え、
    前記制御手段は、前記撮像部を制御して、前記第1、第2撮像素子に同時に撮像開始させる一方、撮像完了タイミングをそれぞれ異ならせて、撮像時間を第1、第2撮像時間にするとともに、前記画像信号生成部を制御して、前記第1撮像時間で得られた第1電気信号と前記第2撮像時間で得られた第2電気信号とを重合させ、前記第1、第2撮像領域の中で互いに重複して撮像された領域であって、前記第1、第2接眼部の回動によって変化する眼幅に対応した幅を有する重複領域に対応した第3電気信号を生成させ、この第3電気信号を前記第1、第2接眼部で観察できる第3画像信号に変換して前記第1および第2接眼部に供給させることを特徴とする電子双眼鏡。
  2. 第1、第2撮像光学系により得られる被観察物の第1、第2光学像を第1、第2撮像領域にてそれぞれ撮像し前記第1、第2光学像を第1、第2電気信号にそれぞれ変換する第1、第2撮像素子を有する撮像部と、
    前記第1、第2電気信号に基づいて前記被観察物の第1、第2光学像をそれぞれ表示可能な第1、第2接眼部と、
    前記第1、第2電気信号を、前記第1、第2接眼部で表示できる第1、第2画像信号にそれぞれ変換し、前記第1、第2接眼部に供給する画像信号生成部と、
    前記撮像部、前記画像信号生成部および前記第1、第2接眼部を制御する制御手段と、
    手動操作される操作手段とを備え、
    前記制御手段は、前記撮像部を制御して、前記第1、第2撮像素子に同時に撮像開始させる一方、撮像完了タイミングをそれぞれ異ならせて、撮像時間を第1、第2撮像時間にするとともに、前記画像信号生成部を制御して、前記第1撮像時間で得られた第1電気信号と前記第2撮像時間で得られた第2電気信号とを重合させて、前記第1、第2撮像領域の中で互いに重複して撮像された領域であって、前記操作手段の操作によって調整される同じ幅だけ前記第1、第2撮像領域の互いに離れている側から取り除くことにより特定される重複領域に対応した第3電気信号を生成させ、この第3電気信号を前記第1、第2接眼部で観察できる第3画像信号に変換して前記第1および第2接眼部に供給させることを特徴とする電子双眼鏡。
  3. 前記被観察物までの距離を検出する手段と、前記第1、第2接眼部の回動角度を検出して前記回動角度から前記眼幅を算出する算出手段とをさらに有し、前記被観察物までの距離と、前記眼幅と、実視界角度と、前記第1、第2撮像領域の大きさとに基づいて、前記画像信号生成部が前記重複領域の幅を算出することを特徴とする請求項に記載の電子双眼鏡。
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