JP4269889B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4269889B2
JP4269889B2 JP2003367874A JP2003367874A JP4269889B2 JP 4269889 B2 JP4269889 B2 JP 4269889B2 JP 2003367874 A JP2003367874 A JP 2003367874A JP 2003367874 A JP2003367874 A JP 2003367874A JP 4269889 B2 JP4269889 B2 JP 4269889B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
power supply
voltage
fpga
main power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003367874A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005135021A (ja
Inventor
浩史 並川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2003367874A priority Critical patent/JP4269889B2/ja
Publication of JP2005135021A publication Critical patent/JP2005135021A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4269889B2 publication Critical patent/JP4269889B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Description

本発明は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(以下、FPGAという)及び切換器を備えるデータ処理装置に関し、より詳細には、FPGA、及びFPGAに主電源又は補助電源の電圧を切り換えて出力するように構成した切換器を備えるデータ処理装置に関する。
FPGAは、多数の論理ゲートをアレイ状に配置し、論理ゲート間に設けられている複数の配線を適宜接続することにより所望の論理回路を構成し、FPGAに動作機能が付与される。ただし、FPGAに動作機能を付与するためには、配線を接続して回路を構成する(コンフィグレーションする)ための回路データ(pof(programable object file)データ)を、別途用意された専用のシリアルI/FROMから読み出して書き込む必要がある。
具体的には、FPGAは回路データとして例えば画像処理用又はリレー制御用の回路データを読み出して書き込んだ場合、前者では画像処理回路として動作し、後者ではリレー制御回路として動作する。また、一のFPGAに対して種々の回路データを用意しておき、例えばシステムの正常時又は異常時といった所定の条件毎に各回路データを読み出して書き込むことにより、物理的に複数の回路を用いることなく、種々の条件に適した回路動作を一のFPGAに行わせることも可能である(例えば、特許文献1参照)。
FPGAはまた、製品開発を短縮化させるために、試作品の回路動作を評価する際に、設計現場において回路の設計変更が可能な構成(論理ゲート間の配線の接続が可変)であるため、コストが高く、量産には不向きである一方、近年ではFPGAを試作品の性能評価に用いるだけでなく、製品に実装した状態で市場に投入する場合もある。
特開2000−250770号公報
ところで、FPGAの構造は一般に、SRAM構造(揮発性メモリの構造)であるため、電源を投入する都度、FPGAは回路を構成するために、回路データ(pofデータ)の書き込み、つまりコンフィグレーションを行う必要がある。このようなコンフィグレーションは、電源にプルアップ接続された端子(nCONFIG端子)の状態をFPGAが監視し、該端子に印加される電圧レベルの検出がLからHへ変化したときに行われる。そして、FPGAはコンフィグレーションを完了した後、安定して動作するには、前記端子に印加される電圧レベルが常にHでなければならない。
しかしながら、前記端子に印加される電源の電圧レベルは、何らかの原因でノイズの影響を受けたり、電源が瞬断したりして変化する場合があり、このようなときには、前記端子に印加される電源の電圧レベルがHからLとなり、更に再度Hとなる場合がある。
FPGAは、一旦回路を構成して動作しているにも関わらず、前述したような電圧レベルの変化を検出する都度、再度コンフィグレーションを行う、つまり電圧レベルがHからLへ変化した時点で書き込まれた回路データが消去し、更に電圧レベルがLからHへ再度変化した時点で回路データを再度書き込むため、誤動作を起こす虞があるという問題がある。
また、検出する電圧レベルがHからLへ変化し、再度Hレベルへ戻らずともLレベルの状態を維持するような場合であれば、書き込まれた回路データは消去したままの状態であるので、FPGAは当然動作しないという問題がある。
本発明は斯かる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、FPGAと、FPGAに接続された切換器とを備え、切換器は主電源の電圧が印加された場合に、主電源の電圧をFPGAに供給可能とし、FPGAは切換器から出力される主電源の電圧を検出してコンフィグレーションを可能とし、切換器は補助電源の電圧が印加された場合であって、FPGAがコンフィグレーション完了時に出力する信号を受信したときに、補助電源の電圧をFPGAに供給可能な構成とすることにより、切換器に主電源及び補助電源をそれぞれ接続した場合に、FPGAの誤動作を防止し、装置全体を安定して動作することができるデータ処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、切換器は自身が有する4つの端子の内、第1端子に主電源の電圧が印加された場合に、第2端子を介して主電源の電圧をFPGAに供給可能とし、FPGAは切換器の第2端子から出力される主電源の電圧を検出してコンフィグレーションを可能とし、切換器は第4端子に補助電源の電圧が印加された場合であって、FPGAがコンフィグレーション完了時に出力する信号を第3端子にて受信したときに、補助電源の電圧を第2端子を介してFPGAに供給可能なように、第2端子及び第4端子を接続するスイッチング手段を有する構成とすることにより、切換器の第1端子及び第4端子にそれぞれ主電源及び補助電源を接続した場合に、FPGAの誤動作を防止し、装置全体を安定して動作することができるデータ処理装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、切換器の第1端子及び第4端子に主電源及び補助電源をそれぞれ接続することにより、切換器が第3端子にてFPGAからの信号を受信するまで又は受信した場合は、切換器の第2端子から、前者では第1端子に接続された主電源の電圧をFPGAへ出力し、後者では第4端子に接続された補助電源の電圧をFPGAへ出力することができ、FPGAの誤動作を防止し、装置全体を安定して動作することができるデータ処理装置を提供することにある。
第1発明に係るデータ処理装置は、データ処理を行うべくプログラムされたフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)と、該フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に接続された切換器とを備え、該切換器は、主電源及び補助電源のそれぞれが接続されてあり、前記主電源の電圧が印加された場合に、該主電源の電圧を前記フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に供給すべくなしてあり、前記フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)は、前記主電源の電圧を検出してコンフィグレーションを行うべくなしてあり、コンフィグレーション完了時に、前記切換器へ信号を出力すべくなしてあり、前記切換器は、前記補助電源の電圧が印加されてあり、前記フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)から出力される前記信号を受信したときに、前記補助電源の電圧を前記フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に供給すべくなしてあることを特徴とする。
第2発明に係るデータ処理装置は、第1発明に係るデータ処理装置において、前記切換器は、前記主電源に接続すべくなしてある第1端子と、前記フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に接続された第2端子及び第3端子と、前記補助電源に接続すべくなしてある第4端子とを有し、前記第1端子に前記主電源の電圧が印加された場合に、該主電源の電圧を前記第2端子を介して前記フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に供給すべくなしてあり、前記フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)は、前記切換器の前記第2端子から出力される前記主電源の電圧を検出してコンフィグレーションを行うべくなしてあり、コンフィグレーション完了時に、前記切換器の前記第3端子へ前記信号を出力すべくなしてあり、前記切換器は、前記第4端子に前記補助電源の電圧が印加されてあり、前記第3端子にて前記フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)から出力される前記信号を受信したときに、前記補助電源の電圧を前記第2端子を介して前記フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に供給すべく前記第2端子及び第4端子を接続するスイッチング手段を有することを特徴とする。
第3発明に係るデータ処理装置は、第2発明に係るデータ処理装置において、前記切換器の前記第1端子及び第4端子はそれぞれ、前記主電源及び前記補助電源に接続されていることを特徴とする。
第1発明に係るデータ処理装置にあっては、切換器に主電源が接続され、主電源の電圧が印加された場合に、主電源の電圧をFPGAへ出力する。そうすると、FPGAは主電源のHレベルの電圧を検出するため、コンフィグレーションを行い、コンフィグレーション完了時に、コンフィグレーションの完了を示す信号を切換器へ出力する。このとき、切換器に補助電源(例えば電池又はキャパシタ等)が接続され、補助電源の電圧が印加されている場合、切換器は補助電源の電圧をFPGAに供給する。
これにより、FPGAは一旦コンフィグレーションを完了した後、常に補助電源の安定したHレベルの電圧を検出するため、コンフィグレーションが再度行われるのを防止する。つまり、何らかの原因でたとえ主電源の電圧レベルが変化した場合においても、FPGAが一旦コンフィグレーションを完了した後は、主電源の電圧レベルの変化に影響を受けることなく、FPGAの誤動作が防止される。これに伴って、FPGAはデータを滞りなく処理するため、装置全体としての動作も安定する。
第2発明に係るデータ処理装置にあっては、切換器の第1端子に主電源が接続され、主電源の電圧が印加された場合に、主電源の電圧を第2端子からFPGAへ出力する。そうすると、FPGAは主電源のHレベルの電圧を検出するため、コンフィグレーションを行い、コンフィグレーション完了時に、コンフィグレーションの完了を示す信号を出力する。そうすると、切換器は第3端子にてFPGAが出力した信号を受信し、受信した信号に基づいて、スイッチング手段が第2端子及び第4端子を接続する。つまり、FPGAがコンフィグレーションを完了すると同時に自動的に、切換器の第2端子及び第4端子が接続される。このとき、切換器の第4端子に補助電源が接続され、補助電源の電圧が印加されている場合、切換器は第2端子を介して補助電源の電圧をFPGAに供給する。
これにより、FPGAは一旦コンフィグレーションを完了した後、常に補助電源の安定したHレベルの電圧を検出するため、コンフィグレーションが再度行われるのを防止する。つまり、何らかの原因でたとえ主電源の電圧レベルが変化した場合においても、FPGAが一旦コンフィグレーションを完了した後は、主電源の電圧レベルの変化に影響を受けることなく、FPGAの誤動作が防止される。これに伴って、FPGAはデータを滞りなく処理するため、装置全体としての動作も安定する。
第3発明に係るデータ処理装置にあっては、切換器の第1端子及び第4端子に主電源及び補助電源がそれぞれ接続されているため、切換器が第3端子にてFPGAからの信号を受信するまで又は受信した場合は、前者ではスイッチング手段の動作により第1端子に接続された主電源の電圧が第2端子からFPGAへ出力され、後者ではスイッチング手段の動作により第4端子に接続された補助電源の電圧が第2端子からFPGAへ出力される。
これにより、FPGAは一旦コンフィグレーションを完了した後、常に補助電源の安定したHレベルの電圧を検出するため、コンフィグレーションが再度行われるのを防止する。つまり、何らかの原因でたとえ主電源の電圧レベルが変化した場合においても、FPGAが一旦コンフィグレーションを完了した後は、主電源の電圧レベルの変化に影響を受けることなく、FPGAの誤動作が防止される。これに伴って、FPGAはデータを滞りなく処理するため、装置全体としての動作も安定する。
本発明によれば、切換器に主電源及び補助電源が各別に接続した場合、FPGAは一旦コンフィグレーションを完了した後は、常に補助電源の安定したHレベルの電圧を検出することができる。
これにより、コンフィグレーションが再度行われるのを防止することができる。つまり、何らかの原因でたとえ主電源の電圧レベルが変化した場合においても、FPGAが一旦コンフィグレーションを完了した後は、主電源の電圧レベルの変化に影響を受けることなく、FPGAの誤動作を防止することができる。これに伴って、FPGAはデータを滞りなく処理することができるため、装置全体としての動作を安定させることができる。
よって、切換器に主電源及び補助電源をそれぞれ接続した場合、本発明のデータ処理装置を、試作品として回路動作(FPGA)の性能評価試験を行う場合、又は商品として提供する場合においては、前者では性能評価試験を効率よく行うことができ、後者では信頼性の高い装置を提供することができる。
また、本発明によれば、FPGAがコンフィグレーションを完了すると同時に自動的に、切換器の第2端子及び第4端子を接続することができるため、切換器の第1端子及び第4端子に主電源及び補助電源をそれぞれ接続した場合、FPGAは一旦コンフィグレーションを完了した後は、常に補助電源の安定したHレベルの電圧を検出することができる。
これにより、コンフィグレーションが再度行われるのを防止することができる。つまり、何らかの原因でたとえ主電源の電圧レベルが変化した場合においても、FPGAが一旦コンフィグレーションを完了した後は、主電源の電圧レベルの変化に影響を受けることなく、FPGAの誤動作を防止することができる。これに伴って、FPGAはデータを滞りなく処理することができるため、装置全体としての動作を安定させることができる。
更に、本発明によれば、切換器の第1端子及び第4端子に主電源及び補助電源がそれぞれ接続されているため、切換器が第3端子にてFPGAからの信号を受信するまで又は受信した場合は、前者ではスイッチング手段の動作により第1端子に接続された主電源の電圧を第2端子からFPGAへ出力することができ、後者ではスイッチング手段の動作により第4端子に接続された補助電源の電圧を第2端子からFPGAへ出力することができる。
これにより、コンフィグレーションが再度行われるのを防止することができる。つまり、何らかの原因でたとえ主電源の電圧レベルが変化した場合においても、FPGAが一旦コンフィグレーションを完了した後は、主電源の電圧レベルの変化に影響を受けることなく、FPGAの誤動作を防止することができる。これに伴って、FPGAはデータを滞りなく処理することができるため、装置全体としての動作を安定させることができる。
また、切換器の第1端子及び第4端子に主電源及び補助電源がそれぞれ接続されているため、本発明のデータ処理装置を、主電源及び補助電源を内蔵したデータ処理装置として提供することができ、しかも、主電源及び補助電源を内蔵したデータ処理装置を商品として提供する場合においては、購入者にとって使用勝手が非常によいものとなる。
以下に、本発明のデータ処理装置を、画像データを処理するための装置として適用した実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明のデータ処理装置の概略構成を示す一部回路図を用いたブロック図であり、図中20は本発明のデータ処理装置である。データ処理装置20は、装置全体の制御を行う中央処理装置としてのCPU1を備え、CPU1はバス2を介してROM3と接続されている。
ROM3には、データ処理装置20の動作に必要な制御プログラムが予め格納されおり、CPU1は、ROM3に格納してある制御プログラムを順次実行し、バス2を介して接続される各種ハードウェアの動作を制御する。RAM4は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、バス2に接続されており、CPU1による制御プログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
I/O装置5,6は、データ処理装置20の周辺装置であり、バス2に接続されている。具体的には、I/O装置5は、原稿を光学的に読み取って画像データを生成するスキャナ装置であり、I/O装置6は、処理した画像データを用紙又はOHP等の記録媒体に画像形成するプリンタ装置である。
FPGA7は、バス2に接続されていると共に、端子7a及び端子7bが、切換器8の端子8b(第2端子)及び端子8c(第3端子)に接続されている。切換器8は端子8a(第1端子)が主電源9に接続され、端子8d(第4端子)が補助電源10に接続されている。
主電源9は、データ処理装置20が備える各種ハードウェアに電圧を供給する。なお、主電源9から各種ハードウェアへの電圧供給線の図示は省略している。また、主電源9は、データ処理装置20に設ける構成としたが、これに限らず、データ処理装置20の外部に設ける構成であってもよい。
補助電源10は、例えばリチウム電池又はキャパシタ等で構成されており、ノイズの影響によりその供給する電圧レベルが変化する虞のある主電源9とは異なり、FPGA7に電圧を安定して供給することができる。なお、補助電源10のオン/オフ(補助電源10が後述するスイッチング部83と電気的に接続するか否か)は、主電源9のオン/オフに連動して行われるように構成されている。また、補助電源10は、データ処理装置20に設ける構成としたが、これに限らず、データ処理装置20の外部に設ける構成であってもよく、切換器8に内蔵する構成であってもよい。
FPGA7はまた、端子7cにてシリアルI/FROM11に接続されている。シリアルI/FROM11は、FPGA7が画像データを処理する回路を構成するための回路データ(pofデータ)が格納されており、回路データをFPGA7にシリアル転送することができる。FPGA7は、主電源9が投入されたときに、つまり切換器8の端子8aに主電源9の電圧が印加されたときに、端子7aにて主電源9のHレベルの電圧を検出し、シリアルI/FROM11に格納してある回路データを読み出して書き込む、つまり該回路データに従って、予め用意されている種々の論理ゲート等を結線することにより回路機能を確定する(コンフィグレーションする)。これにより、FPGA7は画像処理回路として動作し、I/O装置5が読み取った原稿の画像データを処理する。
FPGA7は、シリアルI/FROM11から読み出した回路データを書き込み、回路を構成したとき(コンフィグレーション完了時)に、回路の構成完了(コンフィグレーションの完了)を示すHレベルの信号(CONFIG_DONE信号)(Hレベルの電圧)を端子7bから出力する。つまり、FPGA7は、コンフィグレーションを完了するまでは、Hレベルの信号を出力しないため、それまでは切換器8の端子8cにLレベルの信号(Lレベルの電圧)が入力されていることと同義である。
なお、回路データ格納用のシリアルI/FROM11は、データ処理装置20に設ける構成としたが、これに限らず、データ処理装置20の外部に設ける構成であってもよく、また、回路データをROM3内に格納してもよい。
メモリ12は、バス2に接続されており、CPU1の制御に基づいて、FPGA7が処理した画像データをI/O装置6が記録媒体に画像形成する前に一旦記憶する。
切換器8は、端子8a,8b,8c,8dの他、ダイオード81,82、スイッチング部83、及び抵抗84,85を備える。ダイオード81のアノードは、端子8aに接続されており、ダイオード81のカソードは、抵抗84を介して端子8bに接続されている。スイッチング部83は3つの入力端子と1つの出力端子を有し、第1入力端子がアースさ、第2入力端子が切換器8の端子8dに接続され、第3入力端子が切換器8の端子8cに接続され、出力端子がダイオード82のアノードに接続されている。ダイオード81,82のカソードは共通接続されている。ダイオード81,82のカソードの共通接続点と切換器8の端子8cとの間には、抵抗85が接続されている。
ここで、スイッチング部83の回路構成例を図2に示す。スイッチング部83は、スイッチ(アナログスイッチ)83a,83b、及びインバータ83cを備える。スイッチング部83は、アースされている第1入力端子がスイッチ83aを介して出力端子に接続されており、切換器8の端子8dに接続されている第2入力端子がスイッチ83bを介して出力端子に接続されている。スイッチ83aは、第3入力端子に入力されたLレベルの電圧(すなわちFPGA7はHレベルの電圧を出力していない)がインバータ83cを介して反転入力されることによりオンとなる構成となっている。スイッチ83bは、第3入力端子に入力されたFPGA7が出力したHレベルの電圧がそのまま入力されることによりオンとなる構成となっている。よって、スイッチング部83は、第3入力端子に入力される電圧がLレベルのときは第1入力端子に印加されるアースのLレベルの電圧を出力し、第3入力端子に入力される電圧がHレベルのときは第2入力端子に印加される補助電源10のHレベルの電圧を出力する構成となっている。このように、第3入力端子に入力されるFPGA7からのHレベルの電圧は、スイッチング部83から補助電源10のHレベルの電圧を出力するための制御信号として動作する。
以上の如き構成のデータ処理装置20において、切換器8によるFPGA7の端子7aへの電圧供給の動作について説明する。まず、主電源9が投入されたとき、切換器8は端子8aに主電源9の電圧が印加され、端子8bから主電源9の電圧を出力する。これにより、FPGA7は端子7aにて主電源9のHレベルの電圧を検出する。
このとき、補助電池10は、主電源9の投入と同時にスイッチング部83に電気的に接続されるが、FPGA7はコンフィグレーション完了の信号を出力しておらず、スイッチ83aにはLレベルの電圧がインバータ83cを介して反転入力されるため、スイッチ83aはオンとなり、スイッチ83bにはLレベルの電圧がそのまま入力されるため、スイッチ83bはオフとなる。したがって、スイッチング部83からはアースのLレベルの電圧が出力される。
次に、FPGA7は、シリアルI/FROM11に格納してある回路データを端子7cを介して読み出してコンフィグレーションし(回路を構成し)、コンフィグレーションの完了時にHレベルの電圧を端子7bから切換器8の端子8cへ出力する。
このとき、スイッチ83aには、FPGA7のコンフィグレーション完了を示すHレベルの電圧がインバータ83cを介して反転入力されるため、スイッチ83aはオフとなり、スイッチ83bには、FPGA7のコンフィグレーション完了を示すHレベルの電圧がそのまま入力されるため、スイッチ83bはオンとなる。したがって、スイッチング部83からは補助電源10のHレベルの電圧が出力される(切換器8の端子8b及び端子8dが接続される)。
よって、主電源9が投入されている限り、たとえ何らかの原因でノイズの影響を受けたり、主電源9が瞬断したりして主電源9の電圧レベルがHからLとなり、再度Hへ変化し、又はLレベルの状態を維持しようとも、FPGA7は常に端子7aにて補助電源10のHレベルの電圧を検出し続ける。つまり、FPGA7の端子7aは、主電源9が投入されてコンフィグレーションを完了するまでは主電源9に接続され、コンフィグレーション完了後は主電源9がオフされるまで補助電源10に接続されていることと同義である。
以上により、一旦コンフィグレーションした(回路を構成した)FPGA7は、主電源9がオフされるまで、ノイズの影響又は主電源9の瞬断等による主電源9の電圧レベルの変化に影響を受けることなく、安定して動作することができる。また、これに伴って、データ処理装置20は滞りなく画像データを処理することができるため、装置全体としての動作も安定する。
本発明のデータ処理装置の概略構成を示す一部回路図を用いたブロック図である。 スイッチング部の回路構成例を示す図である。
符号の説明
1 CPU
7 FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)
8 切換器
9 主電源
10 補助電源
20 データ処理装置
83 スイッチング部

Claims (3)

  1. データ処理を行うべくプログラムされたフィールドプログラマブルゲートアレイと、該フィールドプログラマブルゲートアレイに接続された切換器とを備え、
    該切換器は、主電源及び補助電源のそれぞれが接続されてあり、前記主電源の電圧が印加された場合に、該主電源の電圧を前記フィールドプログラマブルゲートアレイに供給すべくなしてあり、
    前記フィールドプログラマブルゲートアレイは、前記主電源の電圧を検出してコンフィグレーションを行うべくなしてあり、コンフィグレーション完了時に、前記切換器へ信号を出力すべくなしてあり、
    前記切換器は、前記補助電源の電圧が印加されてあり、前記フィールドプログラマブルゲートアレイから出力される前記信号を受信したときに、前記補助電源の電圧を前記フィールドプログラマブルゲートアレイに供給すべくなしてある
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記切換器は、前記主電源に接続すべくなしてある第1端子と、前記フィールドプログラマブルゲートアレイに接続された第2端子及び第3端子と、前記補助電源に接続すべくなしてある第4端子とを有し、前記第1端子に前記主電源の電圧が印加された場合に、該主電源の電圧を前記第2端子を介して前記フィールドプログラマブルゲートアレイに供給すべくなしてあり、
    前記フィールドプログラマブルゲートアレイは、前記切換器の前記第2端子から出力される前記主電源の電圧を検出してコンフィグレーションを行うべくなしてあり、コンフィグレーション完了時に、前記切換器の前記第3端子へ前記信号を出力すべくなしてあり、
    前記切換器は、前記第4端子に前記補助電源の電圧が印加されてあり、前記第3端子にて前記フィールドプログラマブルゲートアレイから出力される前記信号を受信したときに、前記補助電源の電圧を前記第2端子を介して前記フィールドプログラマブルゲートアレイに供給すべく前記第2端子及び第4端子を接続するスイッチング手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記切換器の前記第1端子及び第4端子はそれぞれ、前記主電源及び前記補助電源に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。
JP2003367874A 2003-10-28 2003-10-28 データ処理装置 Expired - Fee Related JP4269889B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003367874A JP4269889B2 (ja) 2003-10-28 2003-10-28 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003367874A JP4269889B2 (ja) 2003-10-28 2003-10-28 データ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005135021A JP2005135021A (ja) 2005-05-26
JP4269889B2 true JP4269889B2 (ja) 2009-05-27

Family

ID=34645749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003367874A Expired - Fee Related JP4269889B2 (ja) 2003-10-28 2003-10-28 データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4269889B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005135021A (ja) 2005-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10523207B2 (en) Programmable circuit having multiple sectors
JP6860916B2 (ja) プログラマブル論理集積回路、設計支援システム及びコンフィグレーション方法
JP4847585B2 (ja) コンフィグレーション装置
US9313364B2 (en) Image processing apparatus and control method for the same
JP4388069B2 (ja) コンフィギュレーション可能なロジック回路装置
EP3608775A1 (en) Electronic control system
US8205038B2 (en) Flash memory accessing apparatus and accessing method thereof
US10594321B1 (en) Semiconductor integrated circuit and reconfigurable semiconductor system
JP6175788B2 (ja) マイクロプログラムを更新可能な電子機器
JP2010134994A (ja) 半導体装置及びそのカリブレーション方法
US11520658B2 (en) Non-volatile memory on chip
JP4269889B2 (ja) データ処理装置
JPH1144741A (ja) プログラマブルロジックデバイス及びその試験方法並びに試験用データ作成方法
US6678185B1 (en) Programmable non-volatile data storage circuit and a method for programming a non-volatile data storage circuit
JP3836109B2 (ja) プログラマブル論理回路制御装置、プログラマブル論理回路制御方法及びプログラム
JP3838367B2 (ja) プログラマブル論理回路制御装置、プログラマブル論理回路制御方法及びプログラム
US6680871B1 (en) Method and apparatus for testing memory embedded in mask-programmable logic device
JP3050303B2 (ja) Lsi論理回路評価装置
JP6864721B2 (ja) 情報処理装置、およびその制御方法
EP2317444B1 (en) Flash memory accessing apparatus and an accessing method thereof
CN117311768B (zh) 一种动态可重配fpga固件的系统和方法
JP2009205258A (ja) 半導体集積回路
EP4198736A1 (en) Distributed mechanism for fine-grained test power control
JP2006209876A (ja) 電子制御装置
JPH0232620A (ja) プログラマブル・ロジック・アレイ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees