JPH1144741A - プログラマブルロジックデバイス及びその試験方法並びに試験用データ作成方法 - Google Patents

プログラマブルロジックデバイス及びその試験方法並びに試験用データ作成方法

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JPH1144741A
JPH1144741A JP9200413A JP20041397A JPH1144741A JP H1144741 A JPH1144741 A JP H1144741A JP 9200413 A JP9200413 A JP 9200413A JP 20041397 A JP20041397 A JP 20041397A JP H1144741 A JPH1144741 A JP H1144741A
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宙 山本
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久芳 大庭
Tetsuya Anazawa
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Kenichi Matsumaru
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Abstract

(57)【要約】 【課題】試験所要時間を短縮する。 【解決手段】1つのプログラマブルロジックユニットU
11Aを被試験ブロックとし、これに対し他の1つ以上
のプログラマブルロジックユニットで自己試験回路を構
成するようにプログラムデータをメモリセルブロックM
11、M12、・・・にロードし、自己試験回路で被試
験ブロックを試験し、自己試験回路でメモリセルブロッ
クM11の内容を書き換えることにより被試験ブロック
U11Aの機能を変更し、変更された被試験ブロックに
対しても試験を行う。被試験ブロックと自己試験回路と
の組み合わせを変えて、全てのプログラマブルロジック
ユニットを自己試験する。被試験ブロックのメモリセル
ブロックの縦続接続を切り離してメモリセルブロックM
11のシリアルデータ入力端をセル間配線X1に接続
し、このセル間配線を介して被試験ブロックU11Aの
メモリセルブロックM11の内容を自己試験回路で書き
換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムデータ
をメモリに書き込むことにより機能が設定される同一構
成のプログラマブルロジックブロックを複数備えたPL
A(ProgramableLogic Array)、CPLD(Complex Pr
ogramable Logic Device)又はFPGA(Field Progra
mable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイ
ス、その故障をプログラマブルロジックデバイス自体で
検出するプログラマブルロジックデバイス試験方法、及
び、プログラマブルロジックデバイス試験用データ作成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、プログラマブルロジックデバイ
スの一例としてのFPGA10の概略構成を示す。図8
では簡単化のために、3行3列のプログラマブルロジッ
クユニットを備えた構成とし且つI/Oセルを図示省略
している。FPGA10は、互いに同一構成の3行3列
のプログラマブルロジックセルLC11〜LC33と、
ロジックセル間を接続するための横方向のセル間配線X
1〜X3と縦方向のセル間配線Y1〜Y3とを備えてい
る。セル間配線X1〜X3とセル間配線Y1〜3との交
差部(斜線部)及び各プログラマブルロジックセルLC
11〜LC33に接続された配線とセル間配線との交差
部(斜線部)には、マトリックススイッチが配列されて
いる。また、プログラマブルロジックセルLC11〜L
C33に対応してそれぞれメモリセルブロックM11〜
M33が配置され、これらが全体としてシフトレジスタ
を構成するように縦続接続されている。
【0003】例えばプログラマブルロジックユニットU
11は、プログラマブルロジックセルLC11が、一方
では配線Y11及びマトリックススイッチSY11を介
してセル間配線X1に接続され、他方では配線X11及
びマトリックススイッチSX11を介してセル間配線Y
1に接続されている。メモリセルブロックM11の内容
により、プログラマブルロジックセルLC11の機能が
設定され、マトリックススイッチS11、SX11及び
SY11の各スイッチ素子のオン/オフが設定される。
【0004】試験装置20は、FPGA10内の故障、
例えば配線の断線や短絡、スイッチ素子やメモリセルの
不良等を検出するためのものであり、従来では、図9に
示す手順で試験が行われていた。前処理として、FPG
A10内のプログラム可能な部分を複数箇所選択し、そ
の部分の良否が判定できるようにするためのプログラム
データ及び試験パターンを、全箇所検査できるように多
数作成しておく。
【0005】(21)このプログラムデータを、メモリ
セルブロックM11〜M33へシリアル転送でロードさ
せる。 (22)FPGA10に対し試験パターンを供給し、ク
ロックを供給し、FPGA10からの出力データを期待
値と比較して良否判定を行う。この処理を複数回行う。
【0006】以上の処理が図9に示すように繰り返し行
われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特に、前処理時間及び
ステップ21での処理時間が比較的長いので、試験に膨
大な時間を要する。さらに、各FPGA10に対して複
雑な構成の試験装置20を備える必要があるので、複数
の試験装置を備えて同時並列処理する個数が限られ、全
体として試験に要する時間が長くなる。
【0008】他の試験方法として、プログラマブルロジ
ックセルでシフトレジスタやカウンタ等の論理回路を構
成するようにプログラムし、プログラムされた回路に対
して試験パターンを供給し、その良否を判定するものが
ある。しかし、全てのプログラム可能部分や配線を試験
するには、プログラムすべき論理回路の種類が多くな
り、前処理時間が長くなる。また、各プログラムに対し
て図9のステップ21の処理を行う必要があるので、試
験に膨大な時間を要する。さらに、各FPGA10に対
して複雑な構成の試験装置20を備える必要がある。
【0009】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、試験所要時間を短縮することが可能なプログラマブ
ルロジックデバイス及びその試験方法並びに試験用デー
タ作成方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1では、プログラムデータをメモリに書き込むことによ
り機能が設定されるプログラマブルロジックブロックを
備えたプログラマブルロジックデバイスの故障を検出す
るプログラマブルロジックデバイス試験方法において、
プログラマブルロジックデバイス内の被試験ブロックに
対し該プログラマブルロジックデバイス内の該被試験ブ
ロック以外のプログラマブルロジックブロックで自己試
験回路を構成するように該プログラムデータを該メモリ
にロードする第1工程と、該自己試験回路で該被試験ブ
ロックを試験する第2工程とを有する。
【0011】このプログラマブルロジックデバイス試験
方法によれば、プログラマブルロジックデバイスが自己
試験されるので、小型で簡単な構成の試験装置をデバイ
スの外部に備えればよく、より多くの試験装置を備える
ことができ、より多数のプログラマブルロジックデバイ
スについて同時並列的に試験を行うことが可能になっ
て、全体として試験時間を短縮することができるという
効果を奏する。
【0012】また、もし自己試験回路に故障が存在して
自己試験回路が正常に動作しない場合には、被試験ブロ
ックが正常であっても故障が存在すると判定され、早期
に不良品を選別することができるという効果も奏する。
請求項2のプログラマブルロジックデバイス試験方法で
は、請求項1において、上記被試験ブロックはプログラ
ムデータで機能を変更することができないロジックブロ
ックである。
【0013】請求項3のプログラマブルロジックデバイ
ス試験方法では、請求項1において、上記プログラマブ
ルロジックデバイスは、同一構成のプログラマブルロジ
ックブロックを複数備え、上記被試験ブロックは1つの
プログラマブルロジックブロックであり、上記自己試験
回路は該被試験ブロックを除いた1つ以上のプログラマ
ブルロジックブロックで構成され、上記第2工程におい
て、上記自己試験回路で上記メモリの内容を書き換える
ことにより該被試験ブロックの機能を変更し、変更され
た該被試験ブロックに対しても試験を行う。
【0014】このプログラマブルロジックデバイス試験
方法によれば、プログラムデータを外部からプログラマ
ブルロジックデバイス内のメモリにロードするのは被試
験ブロック毎に1回でよく、後は被試験ブロック内のメ
モリセルブロックに対してのみその書き換えを行えばよ
いので、試験時間をさらに短縮することができるという
効果を奏する。
【0015】請求項4のプログラマブルロジックデバイ
ス試験方法では、請求項3において、上記第1工程と上
記第2工程とを、上記被試験ブロックと上記自己試験回
路との組み合わせを変える毎に実行する。このプログラ
マブルロジックデバイス試験方法によれば、自己試験回
路を構成する1つのプログラムデータ及び1つの被試験
ブロックに対する試験パターンを生成しこれを修正する
ことにより、他の自己試験回路を構成するプログラムデ
ータ及び他の被試験ブロックに対する試験パターンを容
易に作成することができ、これにより試験所用時間をさ
らに短縮することができるという効果を奏する。
【0016】請求項5のプログラマブルロジックデバイ
ス試験方法では、請求項4において、上記プログラマブ
ルロジックデバイスは、プログラマブルロジックセル
と、該プログラマブルロジックセルに接続された配線
と、該配線とプログラマブルロジックセル間配線との接
続部に配設されたマトリックススイッチと、該プログラ
マブルロジックセル間配線どうしの交差部に配設された
マトリックススイッチとを備えたプログラマブルロジッ
クユニットを複数有し、該プログラマブルロジックセル
の機能と該マトリックススイッチのオン/オフとが上記
メモリの内容で設定されるFPGAであり、上記プログ
ラマブルロジックブロックは、該プログラマブルロジッ
クユニットを整数個有する。
【0017】請求項6のプログラマブルロジックデバイ
ス試験方法では、請求項3乃至5のいずれか1つにおい
て、上記メモリは、上記プログラマブルロジックブロッ
ク毎のメモリセルブロックが縦続接続されてメモリセル
ブロック間でプログラムデータをシリアル転送可能にな
っており、上記被試験ブロックの該メモリセルブロック
の縦続接続を切り離して該メモリセルブロックのシリア
ルデータ入力端を上記プログラマブルロジックセル間配
線に接続し、該プログラマブルロジックセル間配線を介
して該被試験ブロックの該メモリセルブロックの内容を
上記自己試験回路で書き換えることにより該被試験ブロ
ックの機能を変更する。
【0018】請求項7では、請求項3乃至5のいずれか
1つに記載のプログラマブルロジックデバイス試験方法
を実施するために、第1〜nプログラマブルロジックブ
ロックをそれぞれ被試験ブロックとする第1〜nプログ
ラムデータ及び第1〜n試験パターンを作成するプログ
ラマブルロジックデバイス試験用データ作成方法であっ
て、第1プログラマブルロジックブロックを被試験ブロ
ックとする自己試験回路を論理記述し、該第1試験パタ
ーンを作成し、該自己試験回路を論理記述したものを入
力データとして論理合成プログラムで論理回路を自動生
成し、マッピングプログラムにより該論理回路を論理ブ
ロック単位でプログラマブルロジックデバイス内に割り
当て、割り当てられた論理ブロック及び該論理ブロック
内の論理回路に基づいて配置配線プログラムで該第1プ
ログラムデータを作成し、該第1プログラムデータと該
プログラマブルロジックデバイスの構成とから該第2〜
nプログラムデータを作成し、該第1プログラムデータ
で設定されたプログラマブルロジックデバイスについて
信号伝播遅延時間を計算し、該第2〜nプログラムデー
タ及び該第1試験パターンに基づいて該第2〜n試験パ
ターンを作成し、該信号伝播遅延時間に基づいて該第1
〜n試験パターンを修正する。
【0019】このプログラマブルロジックデバイス試験
用データ作成方法によれば、1つの試験ブロックに対す
る自己試験回路を論理記述し、この試験ブロックに対す
る試験パターンを作成することにより、全てのプログラ
マブルロジックブロックを試験するためのプログラムデ
ータ及び試験パターンが得られるので、従来よりも容易
にかつ短時間でプログラムデータ及び試験パターンを得
ることができ、これにより試験所用時間をさらに短縮す
ることができるという効果を奏する。
【0020】請求項8では、プログラマブルロジックセ
ルと、該プログラマブルロジックセルに接続された配線
と、該配線とプログラマブルロジックセル間配線との接
続部に配設されたマトリックススイッチと、該プログラ
マブルロジックセル間配線どうしの交差部に配設された
マトリックススイッチとを備えたロジックブロックと、
該プログラマブルロジックセルの機能と該マトリックス
スイッチのオン/オフとを記憶内容により設定するシリ
アル転送可能なメモリセルブロックとを備えたプログラ
マブルロジックブロックを複数有するプログラマブルロ
ジックデバイスにおいて、該プログラマブルロジックブ
ロックは、共通出力端が該メモリセルブロックのシリア
ルデータ入力端に接続され、一方の選択入力端が該プロ
グラマブルロジックセル間配線に接続され、他方の選択
入力端が他のプログラマブルロジックブロックのメモリ
セルブロックシリアル接続端に接続されたマルチプレク
サと、該メモリセルブロックのシリアルデータ出力端と
他のメモリセルブロックのシリアルデータ入力端との間
に接続されたスイッチ素子とを有し、供給される制御デ
ータに応じて、該マルチプレクサ及び該スイッチ素子を
選択制御するプログラムデータ経路選択制御回路を該複
数のプログラマブルロジックブロックに共通の回路とし
て有する。
【0021】このプログラマブルロジックデバイスを用
いれば、上述のプログラマブルロジックデバイス試験方
法を実施することが可能になるという効果を奏する。請
求項9では、プログラマブルロジックセルと、該プログ
ラマブルロジックセルに接続された配線と、該配線とプ
ログラマブルロジックセル間配線との接続部に配設され
たマトリックススイッチと、該プログラマブルロジック
セル間配線どうしの交差部に配設されたマトリックスス
イッチとを備えたロジックブロックと、該プログラマブ
ルロジックセルの機能と該マトリックススイッチのオン
/オフとを記憶内容により設定するシリアル転送可能な
メモリセルブロックとを備えたプログラマブルロジック
ブロックを複数有するプログラマブルロジックデバイス
において、該プログラマブルロジックブロックは、共通
出力端が該メモリセルブロックのシリアルデータ入力端
に接続され、一方の選択入力端が、該複数のプログラマ
ブルロジックブロックに共通の共通線を介して該プログ
ラマブルロジックセル間配線に接続され、他方の選択入
力端が他のプログラマブルロジックブロックのメモリセ
ルブロックシリアル接続端に接続されたマルチプレクサ
と、該メモリセルブロックのシリアルデータ出力端と他
のメモリセルブロックのシリアルデータ入力端との間に
接続されたスイッチ素子とを有し、供給される制御デー
タに応じて、該マルチプレクサ及び該スイッチ素子を選
択制御するプログラムデータ経路選択制御回路を該複数
のプログラマブルロジックブロックに共通の回路として
有する。
【0022】このプログラマブルロジックデバイスを用
いても、上述のプログラマブルロジックデバイス試験方
法を実施することが可能になるという効果を奏する。ま
た、共通線を外部端子に接続すれば、図8のように外部
に試験装置を備えたとしても、メモリセルブロック単位
でその内容を書き換えることができるので、従来よりも
短時間で試験を行うことが可能になるという効果を奏す
る。
【0023】請求項10のプログラマブルロジックデバ
イスでは、請求項8又は9において、上記データ経路選
択制御回路は、供給されるシリアル信号を並列データに
変換して上記制御データを生成し、該制御データには通
常使用モードと試験モードとを区別するビットが含まれ
ており、該ビットが通常使用モードを示している場合に
は、該データ経路選択制御回路は、上記複数のプログラ
マブルロジックブロックのメモリセルブロック間をシリ
アル転送可能に縦続接続させる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図中、同一又は類似の構成要素には
同一又は類似の符号を付している。 [第1実施形態]図2は、同一構成のプログラマブルロ
ジックブロックを複数備えたFPGA10A自体で試験
を行う方法を示している。
【0025】最初に図2(A)に示すように、プログラ
マブルロジックブロックLB11を被試験ブロックと
し、それ以外の全てのプログラマブルロジックブロック
又はその一部で自己試験回路C11を構成するように、
プログラムデータをFPGA10A内のメモリにロード
する。プログラマブルロジックブロックLB11は、1
つ又は2つ以上の後述のプログラマブルロジックユニッ
トである。次に、プログラマブルロジックブロックLB
11に対し自己試験回路C11で試験を行う。
【0026】次に図2(B)に示すように、プログラマ
ブルロジックブロックLB12を被試験ブロックとし、
それ以外の全てのプログラマブルロジックブロック又は
その一部で自己試験回路C12を構成するように、プロ
グラムデータをFPGA10A内のメモリにロードす
る。プログラマブルロジックブロックLB12は、図2
(A)では自己試験回路C11の一部であったものであ
り、図2(A)で被試験ブロックであったプログラマブ
ルロジックブロックLB11は自己試験回路C12の一
部となっている。次に、プログラマブルロジックブロッ
クLB12に対し自己試験回路C12で試験を行う。こ
の試験の内容は、図2(A)のプログラマブルロジック
ブロックLB11に対し自己試験回路C11で行う試験
と同一である。
【0027】したがって、自己試験回路C11を構成す
るプログラムデータ及び被試験ブロックとしてのプログ
ラマブルロジックブロックLB11に対する試験パター
ンを修正することにより、自己試験回路C12を構成す
るプログラムデータ及び被試験ブロックとしてのプログ
ラマブルロジックブロックLB12に対する試験パター
ンを、容易迅速に作成することができ、結果として、試
験所用時間を短縮することが可能になる。
【0028】次に図2(C)に示すように、プログラマ
ブルロジックブロックLB13を被試験ブロックとし、
その他の部分で自己試験回路C13を構成して上記同様
に試験を行い、以下、上記同様の処理を行って、FPG
A内の全てのプログラマブルロジックブロックに対し試
験を行う。このようにすれば、FPGAで自己試験を行
うことができるので、図8に示すような試験装置20を
多数用意する必要がなく、より多数のFPGAについて
同時並列的に試験を行うことができ、全体として試験所
用時間をさらに短縮することが可能になる。
【0029】図3は、図2(A)の自己試験回路C11
の概略構成を示す。試験パターン発生部40は、制御部
41からの指令に基づき、被試験ブロックとしてのプロ
グラマブルロジックブロックLB11に対し試験用入力
パターンを供給し、比較部42に対しプログラマブルロ
ジックブロックLB11の出力の期待値パターンを供給
する。制御部41からプログラマブルロジックブロック
LB11へクロックが供給され、期待値パターンとプロ
グラマブルロジックブロックLB11の出力パターンと
が比較部42で比較され、その結果が制御部41に供給
される。
【0030】制御部41は、比較部42から不一致信号
が供給されると、不良品と判定し、処理を終了する。も
し自己試験回路C11に故障が存在して自己試験回路C
11が正常に動作しない場合には、被試験ブロックが正
常であっても図3での比較結果が不一致になり、早期に
不良品を選別することができる。故障個所の正確な検出
には、例えば図8の従来の試験装置20を用いる。不良
品の割合は一般に少ないので、このようにしても全体と
して試験時間を短縮することができる。
【0031】プログラマブルロジックブロックLB11
のプログラム可能な箇所の状態を変更してテストを行う
ために、自己試験回路C11はプログラムデータ書換部
43を備えている。制御部41からの指令により、プロ
グラムデータ書換部43はプログラマブルロジックブロ
ックLB11内のメモリセルブロックに対しプログラム
データを書き換え、書き換え後のプログラマブルロジッ
クブロックLB11に対し、上記同様にして試験を行
い、このような処理を繰り返す。
【0032】ここで図8に示す従来のFPGA10で
は、メモリセルブロックM11〜M33が縦続接続され
ていて外部からのみしかプログラムデータを書き換える
ことができず、また、メモリセルブロックM11〜M3
3の内容を一括してしか書き換えることができない。そ
こで図1に示す如く、本第1実施形態のFPGA10A
では、例えばプログラマブルロジックユニットU11A
において、メモリセルブロックM11のシリアルデータ
入力端にマルチプレクサMP11の出力端が接続され、
マルチプレクサMP11の一方の入力端は外部端子に接
続されてシリアルプログラムデータ供給用となってお
り、他方のデータ入力端はセル間配線X1の1つに接続
されている。メモリセルブロックM11のシリアルデー
タ出力端は、デマルチプレクサDM11のデータ入力端
に接続されている。デマルチプレクサDM11の一方の
データ出力端は、隣のプログラマブルロジックユニット
U12AのマルチプレクサMP12の一方のデータ入力
端に接続され、他方のデータ出力端はセル間配線Y1の
1つに接続されている。他の不図示のプログラマブルロ
ジックユニットもプログラマブルロジックユニットU1
2Aと同一構成であり、プログラマブルロジックユニッ
ト間の接続はプログラマブルロジックユニットU11A
とプログラマブルロジックユニットU12Aとの間の接
続と同じになっている。
【0033】プログラムデータ経路選択制御回路30
は、全てのプログラマブルロジックユニットに対して共
通に用いられ、マルチプレクサMP11、デマルチプレ
クサDM11、マルチプレクサMP12、デマルチプレ
クサDM12及び不図示のプログラマブルロジックユニ
ットの該当するものの選択制御は、プログラムデータ経
路選択制御回路30からの制御信号により行われる。プ
ログラムデータ経路選択制御回路30には、動作モード
及びプログラマブルロジックユニット(PLU)選択コ
ードが1本の外部端子からシリアル信号として供給さ
れ、これがプログラムデータ経路選択制御回路30内で
並列データに変換され、内部のレジスタに保持されて、
その内容で上記選択制御が行われる。動作モードには通
常使用モードと試験モードとがあり、試験モードにはメ
モリセルブロック書き込みモードとメモリセルブロック
読み出しモードとがある。PLU選択コードは、選択さ
れるPLUの識別コードである。
【0034】メモリセルブロックは、状態制御信号によ
り自己がシリアル転送状態(書き込み又は読み出し状
態)にされると、該状態制御信号に基づき、自己の並列
データ出力端を高インピーダンスにして、シリアル転送
時に同一ユニット内のプログラマブルロジックセルの機
能がランダムに変化したりマトリックススイッチがラン
ダムにオン/オフするのを防止する。メモリセルブロッ
クの並列データ出力端はFETのゲートに接続されてお
り、この高インピーダンス化により高インピーダンス化
直前のゲート電位が保持されて、プログラマブルロジッ
クセルの機能及びマトリックススイッチのスイッチング
状態が維持される。したがって、シリアル転送前にデー
タ転送経路をプログラムしておくことにより、所望の経
路を通ってメモリセルブロックに対するデータの書き込
み又は読み出しが可能となる。メモリセルブロックは自
己をシリアル転送状態にするかどうかを定めるための制
御入力端Z(状態制御信号入力端)を備えており、例え
ばメモリセルブロックM11の状態制御信号入力端Zは
セル間配線Y1中の1つに接続され、状態制御信号入力
端Zの論理値は任意のプログラマブルロジックユニット
から制御可能となっている。
【0035】動作モードが通常使用モードを示している
場合には、一本の外部端子から供給されるシリアルプロ
グラムデータがマルチプレクサMP11で選択されてメ
モリセルブロックM11のシリアルデータ入力端に供給
され、メモリセルブロックM11のシリアルデータ出力
端からの出力がデマルチプレクサDM11及びマルチプ
レクサMP12を介してメモリセルブロックM12のシ
リアルデータ入力端に供給され、以下同様にしてメモリ
セルブロック間が図8に示すように縦続接続される。
【0036】プログラマブルロジックユニットU11A
を被試験ブロックにする場合には、プログラムデータ経
路選択制御回路30に供給されるPLU選択コードをプ
ログラマブルロジックユニットU11Aの識別コードに
する。この場合において、動作モードが試験モードかつ
メモリセルブロック書き換えモードの場合には、マルチ
プレクサMP11によりセル間配線X1側が選択され
る。メモリセルブロック書き換え時には、メモリセルブ
ロックM11のみにシフトクロックが供給され他のメモ
リセルブロックには供給されず、シリアル書き換えデー
タが図2の自己試験回路C11から図1のセル間配線X
1及びマルチプレクサMP11を通りメモリセルブロッ
クM11のみに供給されてその内容が書き換えられる。
この場合、デマルチプレクサDM11の切り替えはどち
ら側でもよいが、セル間配線Y1側にすれば、メモリセ
ルブロックM11へのデータ書き込みと同時にメモリセ
ルブロックM11からのデータ読み出しを行うことがで
き、メモリテストを容易迅速に行うことができる。
【0037】PLU選択コードがプログラマブルロジッ
クユニットU11Aの識別コードであり、かつ、動作モ
ードが試験モードかつメモリセルブロック読み出しモー
ドの場合には、デマルチプレクサDM11の出力端はセ
ル間配線Y1側が選択される。メモリセルブロック読み
出し時には、メモリセルブロックM11のみにシフトク
ロックが供給され他のメモリセルブロックには供給され
ず、メモリセルブロックM11内の内容がシリアルデー
タとしてデマルチプレクサDM11及びセル間配線Y1
を介し図2(A)の自己試験回路C11内に供給され
る。この場合、マルチプレクサMP11の切り替えはど
ちら側でもよいが、セル間配線X1側にすれば、メモリ
セルブロックM11からのデータ読み出しと同時にメモ
リセルブロックM11へのデータ書き込みを行うことが
でき、メモリテストを容易迅速に行うことができる。
【0038】例えばメモリセルブロックM11自体の試
験(メモリテスト)を行う場合には、メモリセルブロッ
クM11の全ビットに‘1’を書き込み、次にその内容
をシリアルに読み出しながらメモリセルブロックM11
の全ビットに‘0’を書き込み、メモリセルブロックM
11から読み出された全ビットが期待値‘1’であれば
良と判定し、次にメモリセルブロックM11から読み出
されたの全ビットが期待値‘0’であれば良と判定す
る。また、メモリセルブロックM11の内容を書き換え
て、プログラマブルロジックセルLC11の機能を変更
し、又は、マトリックススイッチS11、SX11若し
くはSY11の接続状態を変更し、変更されたものに対
して試験を行う。メモリセルブロックM11の書き換え
は、他のプログラマブルロジックセルで作成して伝達
し、他のメモリセルブロックの内容を転送し、又は、他
のメモリセルブロックの内容を用いて他のプログラマブ
ルロジックセルで作成しこれを伝達することにより行
う。メモリセルブロックM11に対する1回のデータ書
き換えは、例えば、1ビットのデータをメモリセルブロ
ックM11に供給してメモリセルブロックM11内を1
ビットシフトさせるだけであってもよい。
【0039】上記説明では、1つのプログラマブルロジ
ックユニットを1つのプログラマブルロジックブロック
とする場合を述べたが、2つのプログラマブルロジック
ユニット、例えば図1のプログラマブルロジックユニッ
トU11A及びU12Aを、図2(A)に示す1つのプ
ログラマブルロジックブロックLB11としてもよい。
この場合には、デマルチプレクサDM11とマルチプレ
クサMP12とを省略し、メモリセルブロックM11の
シリアルデータ出力端をメモリセルブロックM12のシ
リアルデータ入力端に直接接続した構成であってもよ
い。この構成は、メモリセルブロックM11とM12と
が1つのメモリセルブロックであるのと実質的に同一で
ある。同様に、3個以上のプログラマブルロジックユニ
ット毎に1つのメモリセルブロックを備えた構成であっ
てもよい。
【0040】図4は、図2(A)の構成での自己試験手
順を示す概略フローチャートである。 (31)動作モードを通常使用モードとし、プログラム
データを、図1のマルチプレクサMP11の外部端子側
入力端に供給してシリアル転送し、全てのメモリセルブ
ロックにロードする。
【0041】(32)プログラマブルロジックブロック
LB11に対し自己試験回路C11で試験を行う。故障
が検出されれば不良品と判定し、処理を終了する。 (33)プログラマブルロジックブロックLB11のメ
モリセルブロックの内容を、次の試験でその結果を判定
できるように書き換える。 (34)プログラマブルロジックブロックLB11に対
し、上記書き換えに対応した所定の試験を行う。故障が
検出されれば不良品と判定し、処理を終了する。
【0042】以下、故障が検出されなければステップ3
3及び34と同様の処理が試験箇所を変えて繰り返され
る。本第1実施形態では、プログラムデータをFPGA
10A内の全メモリセルブロックにロードするのは被試
験ブロック毎に1回でよく、後は被試験ブロック内のメ
モリセルブロックに対してのみその書き換えを行えばよ
いので、試験時間を従来よりも大幅に短縮することがで
きる。
【0043】図5は、自己試験用プログラムデータ及び
テストパターンの作成手順を示す。図1のFPGA10
Aがn個の第1〜nプログラマブルロジックブロックで
構成されているとする。第1〜nプログラマブルロジッ
クブロックをそれぞれ被試験ブロックとする第1〜nプ
ログラムデータ及び第1〜n試験パターンを、以下のよ
うにして自動作成する。
【0044】(50、51)第1プログラマブルロジッ
クブロックを被試験ブロックとする自己試験回路C11
を、例えばHDL言語で論理記述し、また、第1試験パ
ターンを作成する。 (52)自己試験回路C11を論理記述したものを入力
データとして、FPGA10Aのテクノロジーに合った
論理回路を論理合成プログラムで自動生成する。
【0045】(53)マッピングプログラム(マッパ
ー)により、ステップ52で得られた論理回路を、論理
ブロック単位でFPGA10A内に割り当てる。 (54)割り当てられた論理ブロック及びこの論理ブロ
ック内の論理回路に基づいて、第1プログラムデータを
配置配線プログラム(プレイサー&ルータ)で自動生成
する。FPGA10Aの構成を考慮し、この第1プログ
ラムデータに基づいて第2〜nプログラムデータを自動
生成する。
【0046】(55)第1プログラムデータで設定され
たFPGA10Aについて、回路素子及び配線の容量及
び抵抗を抽出し、これらから信号伝播遅延時間を算出す
る。 (56)第2〜nプログラムデータ、第1試験パターン
及びFPGA10Aの構成に基づいて、第2〜n試験パ
ターンを作成する。ステップ55で得られた信号伝播遅
延時間に基づいて、第1〜n試験パターンを修正する。
【0047】なお、ステップ54及び56において、F
PGA10Aの構成に対し第1〜n被試験ブロックを割
り当てる。従来では、1つのプログラムデータで試験可
能な数カ所を単位として、図5のステップ50、52〜
54で1つのプログラムデータを作成し、ステップ5
1、55及び56で1つの試験パターンを作成し、これ
を繰り返し行っていたので、プログラムデータ及び試験
パターンの作成に長時間を要していた。これに対し、本
第1実施形態では、1つの試験ブロックとする自己試験
回路を論理記述し、この試験ブロックに対する試験パタ
ーンを作成することにより、全てのプログラマブルロジ
ックブロックを試験するためのプログラムデータ及び試
験パターンが得られるので、従来よりも容易にかつ短時
間でプログラムデータ及び試験パターンを得ることがで
きる。
【0048】[第2実施形態]図6は、図1のFPGA
10Aに対応した第2実施形態に係るFPGA10Bの
一部を示すブロック図である。この回路では、全てのプ
ログラマブルロジックユニットに共通の共通線57が、
チップ周辺部に形成され、共通線57と、マルチプレク
サMP11、MP12及び不図示のプログラマブルロジ
ックユニットの他の該当するマルチプレクサの一方の入
力端とが接続されている。また、共通線57とセル間配
線Y1、Y2、X1及び不図示のその他のセル間配線と
の間が接続されている。
【0049】PLU選択コードがプログラマブルロジッ
クユニットU11Bの識別コードであり、かつ、動作モ
ードが試験モードかつメモリセルブロック書き換えモー
ドの場合には、マルチプレクサMP11により共通線5
7側が選択され、メモリセルブロック書き換え時には、
メモリセルブロックM11のみにシフトクロックが供給
され他のメモリセルブロックには供給されず、シリアル
書き換えデータが図2の自己試験回路C11から図6の
例えばセル間配線X1(又はY1)、共通線57及びマ
ルチプレクサMP11を通りメモリセルブロックM11
のみに供給されてその内容が書き換えられる。
【0050】PLU選択コードがプログラマブルロジッ
クユニットU11Bの識別コードであり、かつ、動作モ
ードが試験モードかつメモリセルブロック読み出しモー
ドの場合には、デマルチプレクサDM11の出力端はセ
ル間配線Y1側が選択され、メモリセルブロック読み出
し時には、メモリセルブロックM11のみにシフトクロ
ックが供給され他のメモリセルブロックには供給され
ず、メモリセルブロックM11内の内容がシリアルデー
タとして、デマルチプレクサDM11及びセル間配線Y
1を介し図2(A)の自己試験回路C11に供給され、
又は、デマルチプレクサDM11から共通線57を通
り、他のセル間配線を介して自己試験回路C11に供給
される。
【0051】共通線57を外部端子に接続すれば、図8
のように外部に試験装置を備えたとしても、メモリセル
ブロック単位でその内容を書き換えることができるの
で、従来よりも短時間で試験を行うことが可能となる。 [第3実施形態]図7は、本発明の第3実施形態のプロ
グラマブルロジックデバイス10Cを示す。
【0052】このデバイス10Cでは、その内部にFP
GA10Bと、プログラムで機能を変更することができ
ないロジックブロック60及び61とを備えている。ロ
ジックブロック60及び61は例えば、ASICにおけ
るメモリやMPU等のマクロセルである。デバイス10
Cは、FPGAを含む多数のロジックブロックが1つの
チップに形成されたいわゆるシステムオンワンチップで
あってもよい。
【0053】FPGA10Bについては、上記同様に自
己試験を行うことができる。ロジックブロック60及び
61に対しては、FPGA10Bで自己試験回路を構成
することにより、ロジックブロック60と61を1つず
つ又は両方同時に、試験を行う。なお、本発明には外に
も種々の変形例が含まれる。
【0054】例えば、図1のデマルチプレクサDM11
の替わりに、メモリセルブロックM11のシリアルデー
タ出力端とメモリセルブロックM12のシリアルデータ
入力端との間に接続されたスイッチ素子を用いた構成で
あってもよい。この場合、メモリセルブロックM11の
内容の読み出しはできなくなるので、メモリテストが制
限される。
【0055】また、本発明のプログラマブルロジックデ
バイスは、プログラムデータをメモリに書き込むことに
より機能が設定される同一構成のプログラマブルロジッ
クブロックを複数備えたものであればよく、PLA又は
CPLD等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るFPGAの一部を
示すブロック図である。
【図2】図1のFPGAの自己試験方法説明図である。
【図3】図2(A)の自己試験回路の概略構成図を示す
ブロック図である。
【図4】図2(A)の構成での自己試験手順を示す概略
フローチャートである。
【図5】自己試験用プログラムデータ及びテストパター
ンの作成手順を示す概略フローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態に係るFPGAの一部を
示すブロック図である。
【図7】本発明の第3実施形態のFPGA自己試験方法
説明用ブロック図である。
【図8】従来のFPGA試験方法説明用ブロック図であ
る。
【図9】図8中の試験装置による従来のFPGA試験手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10、10A、10B FPGA 30、30A プログラムデータ経路選択制御回路 41 制御部 40 試験パターン発生部 42 比較部 43 プログラムデータ書換部 57 共通線 LB11〜LB13 プログラマブルロジックブロック C11〜C13 自己試験回路 LC11、LC12 プログラマブルロジックセル M11、M12 メモリセルブロック X11、X12、Y11、Y12 配線 X1、Y1、Y2 セル間配線 U11A、U12A、U11B、U12B プログラマ
ブルロジックユニット S11、SX11、SY11 マトリックススイッチ MP11、MP12 マルチプレクサ DM11、DM12 デマルチプレクサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穴沢 哲哉 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松丸 賢一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムデータをメモリに書き込むこ
    とにより機能が設定されるプログラマブルロジックブロ
    ックを備えたプログラマブルロジックデバイスの故障を
    検出するプログラマブルロジックデバイス試験方法にお
    いて、 プログラマブルロジックデバイス内の被試験ブロックに
    対し該プログラマブルロジックデバイス内の該被試験ブ
    ロック以外のプログラマブルロジックブロックで自己試
    験回路を構成するように該プログラムデータを該メモリ
    にロードする第1工程と、 該自己試験回路で該被試験ブロックを試験する第2工程
    と、 を有することを特徴とするプログラマブルロジックデバ
    イス試験方法。
  2. 【請求項2】 上記被試験ブロックはプログラムデータ
    で機能を変更することができないロジックブロックであ
    ることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルロジ
    ックデバイス試験方法。
  3. 【請求項3】 上記プログラマブルロジックデバイス
    は、同一構成のプログラマブルロジックブロックを複数
    備え、 上記被試験ブロックは1つのプログラマブルロジックブ
    ロックであり、上記自己試験回路は該被試験ブロックを
    除いた1つ以上のプログラマブルロジックブロックで構
    成され、 上記第2工程において、上記自己試験回路で上記メモリ
    の内容を書き換えることにより該被試験ブロックの機能
    を変更し、変更された該被試験ブロックに対しても試験
    を行う、 ことを特徴とする請求項1記載のプログラマブルロジッ
    クデバイス試験方法。
  4. 【請求項4】 上記第1工程と上記第2工程とを、上記
    被試験ブロックと上記自己試験回路との組み合わせを変
    える毎に実行することを特徴とする請求項3記載のプロ
    グラマブルロジックデバイス試験方法。
  5. 【請求項5】 上記プログラマブルロジックデバイス
    は、プログラマブルロジックセルと、該プログラマブル
    ロジックセルに接続された配線と、該配線とプログラマ
    ブルロジックセル間配線との接続部に配設されたマトリ
    ックススイッチと、該プログラマブルロジックセル間配
    線どうしの交差部に配設されたマトリックススイッチと
    を備えたプログラマブルロジックユニットを複数有し、
    該プログラマブルロジックセルの機能と該マトリックス
    スイッチのオン/オフとが上記メモリの内容で設定され
    るFPGAであり、 上記プログラマブルロジックブロックは、該プログラマ
    ブルロジックユニットを整数個有する、 ことを特徴とする請求項4記載のプログラマブルロジッ
    クデバイス試験方法。
  6. 【請求項6】 上記メモリは、上記プログラマブルロジ
    ックブロック毎のメモリセルブロックが縦続接続されて
    メモリセルブロック間でプログラムデータをシリアル転
    送可能になっており、 上記被試験ブロックの該メモリセルブロックの縦続接続
    を切り離して該メモリセルブロックのシリアルデータ入
    力端を上記プログラマブルロジックセル間配線に接続
    し、該プログラマブルロジックセル間配線を介して該被
    試験ブロックの該メモリセルブロックの内容を上記自己
    試験回路で書き換えることにより該被試験ブロックの機
    能を変更する、 ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1つに記載
    のプログラマブルロジックデバイス試験方法。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至5のいずれか1つに記載の
    プログラマブルロジックデバイス試験方法を実施するた
    めに、第1〜nプログラマブルロジックブロックをそれ
    ぞれ被試験ブロックとする第1〜nプログラムデータ及
    び第1〜n試験パターンを作成するプログラマブルロジ
    ックデバイス試験用データ作成方法であって、 第1プログラマブルロジックブロックを被試験ブロック
    とする自己試験回路を論理記述し、該第1試験パターン
    を作成し、 該自己試験回路を論理記述したものを入力データとして
    論理合成プログラムで論理回路を自動生成し、 マッピングプログラムにより該論理回路を論理ブロック
    単位でプログラマブルロジックデバイス内に割り当て、 割り当てられた論理ブロック及び該論理ブロック内の論
    理回路に基づいて配置配線プログラムで該第1プログラ
    ムデータを作成し、該第1プログラムデータと該プログ
    ラマブルロジックデバイスの構成とから該第2〜nプロ
    グラムデータを作成し、 該第1プログラムデータで設定されたプログラマブルロ
    ジックデバイスについて信号伝播遅延時間を計算し、 該第2〜nプログラムデータ及び該第1試験パターンに
    基づいて該第2〜n試験パターンを作成し、該信号伝播
    遅延時間に基づいて該第1〜n試験パターンを修正す
    る、 ことを特徴とするプログラマブルロジックデバイス試験
    用データ作成方法。
  8. 【請求項8】 プログラマブルロジックセルと、該プロ
    グラマブルロジックセルに接続された配線と、該配線と
    プログラマブルロジックセル間配線との接続部に配設さ
    れたマトリックススイッチと、該プログラマブルロジッ
    クセル間配線どうしの交差部に配設されたマトリックス
    スイッチとを備えたロジックブロックと、該プログラマ
    ブルロジックセルの機能と該マトリックススイッチのオ
    ン/オフとを記憶内容により設定するシリアル転送可能
    なメモリセルブロックとを備えたプログラマブルロジッ
    クブロックを複数有するプログラマブルロジックデバイ
    スにおいて、該プログラマブルロジックブロックは、 共通出力端が該メモリセルブロックのシリアルデータ入
    力端に接続され、一方の選択入力端が該プログラマブル
    ロジックセル間配線に接続され、他方の選択入力端が他
    のプログラマブルロジックブロックのメモリセルブロッ
    クシリアル接続端に接続されたマルチプレクサと、 該メモリセルブロックのシリアルデータ出力端と他のメ
    モリセルブロックのシリアルデータ入力端との間に接続
    されたスイッチ素子とを有し、 供給される制御データに応じて、該マルチプレクサ及び
    該スイッチ素子を選択制御するプログラムデータ経路選
    択制御回路を該複数のプログラマブルロジックブロック
    に共通の回路として有する、 ことを特徴とするプログラマブルロジックデバイス。
  9. 【請求項9】 プログラマブルロジックセルと、該プロ
    グラマブルロジックセルに接続された配線と、該配線と
    プログラマブルロジックセル間配線との接続部に配設さ
    れたマトリックススイッチと、該プログラマブルロジッ
    クセル間配線どうしの交差部に配設されたマトリックス
    スイッチとを備えたロジックブロックと、該プログラマ
    ブルロジックセルの機能と該マトリックススイッチのオ
    ン/オフとを記憶内容により設定するシリアル転送可能
    なメモリセルブロックとを備えたプログラマブルロジッ
    クブロックを複数有するプログラマブルロジックデバイ
    スにおいて、該プログラマブルロジックブロックは、 共通出力端が該メモリセルブロックのシリアルデータ入
    力端に接続され、一方の選択入力端が、該複数のプログ
    ラマブルロジックブロックに共通の共通線を介して該プ
    ログラマブルロジックセル間配線に接続され、他方の選
    択入力端が他のプログラマブルロジックブロックのメモ
    リセルブロックシリアル接続端に接続されたマルチプレ
    クサと、 該メモリセルブロックのシリアルデータ出力端と他のメ
    モリセルブロックのシリアルデータ入力端との間に接続
    されたスイッチ素子とを有し、 供給される制御データに応じて、該マルチプレクサ及び
    該スイッチ素子を選択制御するプログラムデータ経路選
    択制御回路を該複数のプログラマブルロジックブロック
    に共通の回路として有する、 ことを特徴とするプログラマブルロジックデバイス。
  10. 【請求項10】 上記データ経路選択制御回路は、供給
    されるシリアル信号を並列データに変換して上記制御デ
    ータを生成し、該制御データには通常使用モードと試験
    モードとを区別するビットが含まれており、該ビットが
    通常使用モードを示している場合には、該データ経路選
    択制御回路は、上記複数のプログラマブルロジックブロ
    ックのメモリセルブロック間をシリアル転送可能に縦続
    接続させる、 ことを特徴とする請求項8又は9記載のプログラマブル
    ロジックデバイス。
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