JP4267962B2 - 走行車両 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行車両の一形態として、車体フレーム上に設けた原動機部をボンネットにより被覆すると共に、同ボンネットは、原動機部の下部を被覆する固定側ボンネット形成体と、同固定側ボンネット形成体上にて原動機部の上部を開閉自在に被覆する可動側ボンネット形成体とを具備して、同可動側ボンネット形成体の下端縁部を固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接させて可動側ボンネット形成体を閉塞状態となすようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
そして、可動側ボンネット形成体は、車体フレームに立設した支持枠に後上部を左右方向に軸線を向けた開閉支軸により枢支して、同開閉支軸を中心に可動側ボンネット形成体を上下方向に開閉自在となすと共に、同可動側ボンネット形成体の前端部に係合受片を設け、同係合受片に車体フレームに設けた係合片を係脱自在に係合させて、同可動側ボンネット形成体を閉塞状態に保持するようにしている。
【0004】
このようにして、可動側ボンネット形成体を開放する際には、係合片を係合受片から係合解除すると共に、同可動側ボンネット形成体を上方へ押し上げることにより、同可動側ボンネット形成体を楽に開放状態となすことができる。
【0005】
また、可動側ボンネット形成体を閉塞する際には、同可動側ボンネット形成体を下方へ押し下げて、係合受片に係合片を係合させることにより、同可動側ボンネット形成体を楽に閉塞状態となすことができる。
【0006】
この際、オペレータは、可動側ボンネット形成体の左右側壁部の前部を左右側方から押圧状態に狭持することにより、同可動側ボンネット形成体の開閉作業を行うことができる。
【0007】
ここで、可動側ボンネット形成体は、弾性力を有する合成樹脂素材等により成形して軽量化を図っている。
【0008】
【特許文献1】
特開2003−54450号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、可動側ボンネット形成体は、上記したように弾性力を有する合成樹脂素材等により成形して軽量化を図っているために、特に、可動側ボンネット形成体を閉塞する際に、オペレータが可動側ボンネット形成体の左右側壁部の前部を必要以上の力で強圧した場合や、不均等な力で狭圧した場合には、左右側壁部が内方に変形して、左右側壁部の下端縁部が固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部の内方に入り込んでしまい、可動側ボンネット形成体を正確にかつ円滑に閉塞状態となすことができないという不具合がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、車体フレーム上に設けた原動機部をボンネットにより被覆すると共に、同ボンネットは、原動機部の下部を被覆する固定側ボンネット形成体と、同固定側ボンネット形成体上にて原動機部の上部を開閉自在に被覆する可動側ボンネット形成体とを具備して、同可動側ボンネット形成体の下端縁部を固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接させて可動側ボンネット形成体を閉塞状態となすようにした走行車両において、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上方位置に案内体を配置して、同案内体により閉塞動作する可動側ボンネット形成体の左右側壁部を案内して、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部が固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接するようにし、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に、傾斜状案内片を内側上方へ向けて傾斜状に延設し、同傾斜状案内片から内側上方へ伸延させた仮想延長線に略沿わせて案内体の一部を配置したことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の本発明は、車体フレーム上に設けた原動機部をボンネットにより被覆すると共に、同ボンネットは、原動機部の下部を被覆する固定側ボンネット形成体と、同固定側ボンネット形成体上にて原動機部の上部を開閉自在に被覆する可動側ボンネット形成体とを具備して、同可動側ボンネット形成体の下端縁部を固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接させて可動側ボンネット形成体を閉塞状態となすようにした走行車両において、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上方位置に案内体を配置して、同案内体により閉塞動作する可動側ボンネット形成体の左右側壁部を案内して、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部が固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接するようにし、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に、傾斜状案内片を内側上方へ向けて傾斜状に延設する一方、可動側ボンネット形成体の後上部を左右方向に軸線を向けた開閉支軸により枢支して、同開閉支軸を中心に可動側ボンネット形成体を上下方向に開閉自在となし、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の後下部の開閉軌跡と上記傾斜状案内片との交点よりも前方位置に案内体の一部を配置して、可動側ボンネット形成体の後下部が傾斜状案内片に案内される前に案内体に案内されるようにしたことを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の本発明は、請求項1又は2記載の走行車両であって、固定側ボンネット形成体は、車体フレームに支持された案内体に少なくとも上部を連結・支持させて、同案内体に支持機能を持たせたことを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の本発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行車両であって、原動機部の一部を形成するマフラーとセルモータとを上下方向に間隔を開けて配置し、これらのマフラーとセルモータとの間に遮熱体を配置すると共に、同遮熱体は、車体フレームに支持された案内体に支持させて、同案内体に支持機能を持たせたことを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の本発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の走行車両であって、案内体は、案内体本片を棒状に形成して、同案内体本片の基端部を車体フレームに固定する一方、同案内体本片の先端部に可動側ボンネット形成体の側壁内面に摺接する摺接片を形成したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
すなわち、本発明に係る走行車両は、基本的構造として、車体フレーム上に設けた原動機部をボンネットにより被覆すると共に、同ボンネットは、原動機部の下部を被覆する固定側ボンネット形成体と、同固定側ボンネット形成体上にて原動機部の上部を開閉自在に被覆する可動側ボンネット形成体とを具備して、同可動側ボンネット形成体の下端縁部を固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接させて可動側ボンネット形成体を閉塞状態となすようにしている。
【0017】
そして、特徴的構造として、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上方位置に案内体を配置して、同案内体により閉塞動作する可動側ボンネット形成体の左右側壁部を案内して、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部が固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接するようにしている。
【0018】
しかも、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に、傾斜状案内片を内側上方へ向けて傾斜状に延設し、同傾斜状案内片から内側上方へ伸延させた仮想延長線に略沿わせて案内体の一部を配置している。
【0019】
さらには、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に、傾斜状案内片を内側上方へ向けて傾斜状に延設する一方、可動側ボンネット形成体の後上部を左右方向に軸線を向けた開閉支軸により枢支して、同開閉支軸を中心に可動側ボンネット形成体を上下方向に開閉自在となし、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の後下部の開閉軌跡と上記傾斜状案内片との交点よりも前方位置に案内体の一部を配置して、可動側ボンネット形成体の後下部が傾斜状案内片に案内される前に案内体に案内されるようにしている。
【0020】
ここで、案内体は、案内体本片を棒状に形成して、同案内体本片の基端部を車体フレームに固定する一方、同案内体本片の先端部に可動側ボンネット形成体の側壁内面に摺接する摺接片を形成している。
【0021】
また、固定側ボンネット形成体は、車体フレームに支持された案内体に少なくとも上部を連結・支持させて、同案内体に支持機能を持たせている。
【0022】
そして、原動機部の一部を形成するマフラーとセルモータとを上下方向に間隔を開けて配置し、これらのマフラーとセルモータとの間に遮熱体を配置すると共に、同遮熱体は、車体フレームに支持された案内体に支持させて、同案内体に支持機能を持たせている。
【0023】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1に示すAは、本発明に係る走行車両であり、同走行車両Aは、左右一対のクローラ式の走行部1,1間に車体フレーム2を架設し、同車体フレーム2の前部に原動機部3を設けると共に、後部に運転部4を設け、同運転部4の下方位置にミッション部5を配設している。
【0025】
各走行部1は、図1に示すように、前後方向に伸延する走行フレーム10と、同走行フレーム10の前・後端部にそれぞれ取り付けた前・後部従動輪11,12と、両前・後部従動輪11,12の間でかつ上方位置に配置した駆動輪13と、これらの動輪11,12,13間に巻回して側面視三角形状となした履帯14とを具備している。15は前部従動輪支軸、16は後部従動輪支軸、17は駆動輪支軸、18はイコライザ、19は履帯外れ防止体、20は履帯緊張調節体である。
【0026】
そして、左右一対の走行フレーム10,10間には、左右方向に伸延する前後一対の連結フレーム21,22を横架すると共に、両走行フレーム10,10に各連結フレーム21,22の側端部を着脱自在に連結している。
【0027】
また、走行フレーム10,10の後部には支持台23,23を設けており、両支持台23,23に連結ブラケット24,24を介して後部の連結フレーム22を着脱自在に連結している。
【0028】
車体フレーム2は、図1に示すように、前後方向に伸延する左右一対の車体フレーム形成片30,30と、両車体フレーム形成片30,30の後部間に架設したミッション部5と、同ミッション部5の左右側後部より左右外側方へ伸延させて形成したアクスルケース31,31とを具備している。
【0029】
そして、前部の連結フレーム21上に左右一対の車体フレーム形成片30,30の中途部を固定すると共に、左右一対の走行フレーム10,10の後部より左右一対の支持台23,23を上方へ立設し、両支持台23,23間にアクスルケース31,31を介してミッション部5を架設し、同ミッション部5の後端部を後部の連結フレーム22に着脱自在に連結している。
【0030】
原動機部3は、図1〜図4に示すように、左右一対の車体フレーム形成片30,30の前部間にエンジンEを搭載しており、同エンジンEを中心にして、前方にラジエータ32等を配置し、直上方位置にエアクリーナ33を配置して、左側上方位置にマフラー34を配置し、左側下方位置にセルモータ35を配置して、これらをボンネット37により被覆している。ここで、マフラー34とセルモータ35は、上下方向に間隔を開けて配置して、上下方向に重合状態となしている。
【0031】
そして、エンジンEの後部には、図1に示すように、伝動シャフト38を介してミッション部5を連動連結しており、同ミッション部5には、PTO軸39を連動連結して、同PTO軸39をミッション部5の後壁中央部より後方へ向けて突出させている。
【0032】
ボンネット37は、図1〜図4原動機部3の下部を被覆する固定側ボンネット形成体55と、同固定側ボンネット形成体55上にて原動機部3の上部を開閉自在に被覆する可動側ボンネット形成体56とを具備して、同可動側ボンネット形成体56の下端縁部を固定側ボンネット形成体55の上端縁部に当接させて可動側ボンネット形成体56を閉塞状態となすようにしている。
【0033】
そして、固定側ボンネット形成体55は、図2〜図4に示すように、前後方向に伸延する左右一対の固定側側壁形成片57,57と、両固定側側壁形成片57,57の前端部間に配置する固定側フロントグリル形成片58とから平面視コ字状に形成しており、各固定側側壁形成片57は、下端縁部に複数の係止ピン59,59を前後方向に間隔を開けて下方へ突設する一方、後上部内面にブラケット60を介して被係合体61を設けている。
【0034】
また、車体フレーム形成片30の上端部に上下方向に貫通する複数の係止ピン挿通孔62,62を前後方向に間隔を開けて形成して、各係止ピン挿通孔62,62中に固定側側壁形成片57の下端縁部に突設した係止ピン59,59を挿通して係止する一方、被係合体61を後述する案内体63に連結・支持させるようにしている。
【0035】
可動側ボンネット形成体56は、図2及び図4に示すように、前後方向に伸延する左右一対の可動側側壁形成片64,64と、両可動側側壁形成片64,64の上端縁部間に架設した天井部形成片65と、これら形成片64,64,65の前端縁部に取り付けた可動側フロントグリル形成片66とから形成しており、各可動側側壁形成片64,64の下端縁部には、内方へ略直角に折曲した状態に内方突出縁部64a,64aを形成している。
【0036】
そして、左右一対の車体フレーム形成片30,30間に立設した正面視門型の支持体67の中央上部に、左右方向に軸線を向けた開閉支軸68を介して開閉アーム69の基端部を枢支すると共に、同開閉アーム69の先端部に天井部形成片65の後部を取り付けている。
【0037】
このようにして、可動側ボンネット形成体56は、開閉アーム69を介して開閉支軸68を中心に開閉自在となしている。70は開放状態保持用スタンドである。
【0038】
ここで、可動側ボンネット形成体56は、弾性力を有する合成樹脂素材等により一体成形して軽量化を図っている。
【0039】
運転部4は、図1に示すように、車体フレーム2の中途部上に運転部支持枠体40を設け、同運転部支持枠体40の前部に前記支持体67を立設して、同支持体67にステアリングコラム41を固設し、同ステアリングコラム41の上端部にホイール支軸42を介してステアリングホイール43を取り付け、同ステアリングホイール43の後方位置に運転席44を配置し、同運転席44の左側方位置に燃料タンク45を配置する一方、右側方位置にバッテリー(図示せず)を配置している。
【0040】
そして、ステアリングコラム41と運転席44との間に位置する運転部支持枠体40上には床部47を張設し、同床部47の左右側中途部より左・右側支持枠体48,48を後上方へ向けて伸延させて、右側支持枠体48にレバー取付体49を介して前後進切替レバー(変速レバー)50の基端部を取り付けている。51はキャノピーである。
【0041】
上記のような構成において、本発明の要旨は、図2〜図4に示すように、固定側ボンネット形成体55の左右側壁部としての固定側側壁形成片57,57の上方位置に左右一対の案内体63,63を配置して、両案内体63,63により閉塞動作する可動側ボンネット形成体56の左右側壁部としての可動側側壁形成片64,64を案内して、同可動側側壁形成片64,64の下端縁部が固定側側壁形成片57,57の上端縁部に当接するようにしている。
【0042】
すなわち、案内体63は、図5〜図7に示すように、支持体67に取付ボルト71により取り付ける取付片72と、同取付片72に基端部を固定した案内体本片73とを具備しており、同案内体本片73は、取付片72より前方へ向けて伸延する前方伸延片73aと、同前方伸延片73aの先端部より上方へ向けて伸延する上方伸延片73bと、同上方伸延片73bの先端部をリング状に屈曲させて形成して、可動側ボンネット形成体56の可動側側壁形成片64の内面に摺接する摺接片73cとを、棒状部材により一体成形している。
【0043】
ここで、右側の取付片72は、前後方向に伸延する板状に形成しているが、左側の取付片72は、前後方向に伸延する縦板片72aと、同縦板片72aの内側下端縁部に略直交状態に連設した横板片72bとから断面L字状に形成して、同横板片72bにより後述する遮熱体75を支持することができるようにしている。
【0044】
そして、固定側ボンネット形成体55の固定側側壁形成片57の上端縁部に、傾斜状案内片57aを内側上方へ向けて傾斜状に延設しており、同傾斜状案内片57aよりも上方へ伸延している案内体63の上方伸延片73bの上半部は、傾斜状案内片57aから内側上方へ伸延させた仮想延長線Kに略沿わせて配置すると共に、可動側ボンネット形成体56の可動側側壁形成片64の後下端部64bの開閉軌跡Qと、上記傾斜状案内片57aとの交点aよりも前方位置に配置して、可動側ボンネット形成体56の後下端部64bに位置する内方突出縁部64aが、まず最初に傾斜状案内片57aに案内される前に案内体63の上方伸延片73bの上半部に案内されるようにしている。
【0045】
また、固定側側壁形成片57は、車体フレーム2に支持体67を介して支持された案内体63に上部を連結・支持させて、同案内体63に支持機能を持たせている。
【0046】
すなわち、図6及び図7に示すように、前記したように固定側側壁形成片57の後上部内面にはブラケット60を介して被係合体61を取り付けており、同被係合体61は、ブラケット60に取付ボルト74により取り付けた取付片61aと、同取付片61aより内側下方へ伸延させて形成した上下一対の挟持片61b,61bとを板バネ材により一体成形し、各挟持片61b,61bの先端部にはそれぞれ係合用凹部61c,61cを対向状態に形成している。
【0047】
このようにして、被係合体61の挟持片61b,61bを、案内体63の前方伸延片73aに向けて押圧することにより、同前方伸延片73aが挟持片61b,61bに狭持されると共に、係合用凹部61c,61c間に係合されるようにしている。
【0048】
また、前記した原動機部3の一部を形成するマフラー34とセルモータ35との間には、両者の間を遮断するように四角形の薄肉板状に形成した遮熱体75を配置すると共に、同遮熱体75は、車体フレーム2に支持された案内体63に支持させて、同案内体63に支持機能を持たせている。
【0049】
すなわち、遮熱体75は、左側の取付片72に形成した横板片72bに外側後部を取付ボルト76により取り付けて、上下方向に間隔を開けて配置したマフラー34とセルモータ35との間に張設している。
【0050】
ここで、遮熱体75は、上下方向に間隔を開けて配置したマフラー34とセルモータ35との間に配置しているため、同遮熱体75によりマフラー34からセルモータ35に向けて放射される放射熱を遮断して、同セルモータ35が放射熱により機能障害を起こすのを防止することができる。その結果、セルモータ35の機能を長期間正常に確保することができる。
【0051】
本実施例は上記のように構成しているものであり、本実施例では左右一対の案内体63,63を設けているため、可動側ボンネット形成体56を閉塞動作させた際には、可動側ボンネット形成体56の一部を形成する左右一対の可動側側壁形成片64,64の内方突出縁部64a,64aが、各案内体63,63の先端部に設けた摺接片73c,73cに当接し、各摺接片73c,73cに摺接しながら可動側ボンネット形成体56が閉塞動作されて、同可動側ボンネット形成体56の両可動側側壁形成片64,64の下端縁部が、固定側ボンネット形成体55の上端縁部に当接して閉塞状態となる。
【0052】
この際、可動側ボンネット形成体56の可動側側壁形成片64,64は、上記のように左右一対の案内体63,63により案内されるようにしているため、オペレータが可動側ボンネット形成体56の両可動側側壁形成片64,64を不必要な力で狭圧した状態にて閉塞動作させた場合でも、両可動側側壁形成片64,64の内方突出縁部64a,64aは、案内体63の案内体本体73に案内されて確実に固定側ボンネット形成体55の固定側側壁形成片57,57の上端縁部に当接されて、可動側ボンネット形成体56を正確にかつ円滑に閉塞状態となすことができる。
【0053】
しかも、固定側ボンネット形成体55の固定側側壁形成片57,57の上端縁部に、傾斜状案内片57a,57aを内側上方へ向けて傾斜状に延設しており、各傾斜状案内片57a,57aよりも上方へ伸延している案内体63,63の上方伸延片73b,73bの上半部は、各傾斜状案内片57a,57aから内側上方へ伸延させた仮想延長線K,Kに略沿わせて配置すると共に、可動側ボンネット形成体56の可動側側壁形成片64,64の後下端部64b,64bの開閉軌跡Q,Qと、上記傾斜状案内片57a,57aとの交点a,aよりも前方位置に配置して、可動側ボンネット形成体56の後下端部64b,64bに位置する内方突出縁部64a,64aが、各傾斜状案内片57a,57aに案内される前に案内体63,63の上方伸延片73b,73bの上半部に案内されるようにしている。
【0054】
そのため、閉塞動作する可動側ボンネット形成体56の可動側側壁形成片64,64を、上方伸延片73b,73bの上半部に案内させると共に引き続き各傾斜状案内片57a,57aに案内させることができて、可動側ボンネット形成体56の可動側側壁形成片64,64の下端縁部を、固定側ボンネット形成体55の固定側側壁形成片57,57の上端縁部に確実に当接させることができる。
【0055】
その結果、この点からも可動側ボンネット形成体56を正確にかつ円滑に閉塞状態となすことができる。
【0056】
図8及び図9は、他実施例としての案内体63,63の構造を示しており、各案内体63,63は、固定側ボンネット形成体55の固定側側壁形成片57,57の上端縁部に内側上方へ向けて傾斜状に延設して形成した傾斜状案内片57a,57aに一体成形している。
【0057】
すなわち、案内体63,63は、傾斜状案内片57a,57aの後半部を同一傾斜角度にてさらに内側上方へ延設して形成すると共に、上端縁部を内方へ折り返して摺接片73c,73cとなしており、各案内体63,63は、傾斜状案内片57a,57aから内側上方へ伸延させた仮想延長線K,Kに略沿わせて配置すると共に、可動側ボンネット形成体56の可動側側壁形成片64,64の後下端部64b,64bの開閉軌跡Q,Qと、上記傾斜状案内片57a,57aとの交点a,aよりも少なくともその一部を前方位置に配置して、可動側ボンネット形成体56の後下端部64b,64bが傾斜状案内片57a,57aに案内される前に案内体63,63に案内されるようにしている。77は前方伸延支持片である。
【0058】
従って、閉塞動作する可動側ボンネット形成体56の可動側側壁形成片64,64を、案内体63,63に案内させると共に、連続して引き続き各傾斜状案内片57a,57aに案内させることができて、可動側ボンネット形成体56の可動側側壁形成片64,64の下端縁部を、固定側ボンネット形成体55の固定側側壁形成片57,57の上端縁部に確実に当接させることができる。
【0059】
その結果、可動側ボンネット形成体56を正確にかつ円滑に閉塞状態となすことができる。
【0060】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の本発明では、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上方位置に案内体を配置して、同案内体により閉塞動作する可動側ボンネット形成体の左右側壁部を案内して、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部が固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接するようにしている。
【0061】
このようにして、案内体により閉塞動作する可動側ボンネット形成体の左右側壁部を案内して、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部が固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接するようにしているため、オペレータが可動側ボンネット形成体の左右側壁部を必要以上の力で強圧した場合や、不均等な力で狭圧した場合でも、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部は、案内体に案内されて確実に固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接されて、可動側ボンネット形成体を正確にかつ円滑に閉塞状態となすことができる。
【0062】
また、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に、傾斜状案内片を内側上方へ向けて傾斜状に延設し、同傾斜状案内片から内側上方へ伸延させた仮想延長線に略沿わせて案内体の一部を配置している。
【0063】
このようにして、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に延設した傾斜状案内片の仮想延長線上に略沿わせて案内体の一部を配置しているため、閉塞動作する可動側ボンネット形成体の左右側壁部を、案内体の一部に案内させると共に引き続き傾斜状案内片に案内させることができて、可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部を、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に確実に当接させることができる。
【0064】
その結果、この点からも可動側ボンネット形成体を正確にかつ円滑に閉塞状態となすことができる。
【0065】
(2)請求項2記載の本発明では、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に、傾斜状案内片を内側上方へ向けて傾斜状に延設する一方、可動側ボンネット形成体の後上部を左右方向に軸線を向けた開閉支軸により枢支して、同開閉支軸を中心に可動側ボンネット形成体を上下方向に開閉自在となし、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の後下部の開閉軌跡と上記傾斜状案内片との交点よりも前方位置に案内体の一部を配置して、可動側ボンネット形成体の左右側壁部の後下部が傾斜状案内片に案内される前に案内体に案内されるようにしている。
【0066】
このようにして、可動側ボンネット形成体の後下部の開閉軌跡と上記傾斜状案内片との交点よりも前方位置に案内体の一部を配置して、可動側ボンネット形成体の左右側壁部の後下部が傾斜状案内片に案内される前に案内体に案内されるようにしているため、同案内体に案内された可動側ボンネット形成体の左右側壁部の後下部を、傾斜状案内片に確実に案内させることができる。
【0067】
その結果、可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部を、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に確実に当接させることができて、この点からも可動側ボンネット形成体を正確にかつ円滑に閉塞状態となすことができる。
【0068】
(3)請求項3記載の本発明では、固定側ボンネット形成体は、車体フレームに支持された案内体に少なくとも上部を連結・支持させて、同案内体に支持機能を持たせている。
【0069】
このようにして、案内体に固定側ボンネット形成体の少なくとも上部の支持機能を持たせているため、別途に固定側ボンネット形成体の上部を支持するための部材を設ける必要性がなくなり、部品点数の削減とコストの削減とを図ることができる。
【0070】
(4)請求項4記載の本発明では、原動機部の一部を形成するマフラーとセルモータとを上下方向に間隔を開けて配置し、これらのマフラーとセルモータとの間に遮熱体を配置すると共に、同遮熱体は、車体フレームに支持された案内体に支持させて、同案内体に支持機能を持たせている。
【0071】
このようにして、案内体に遮熱体の支持機能を持たせているため、別途に遮熱体を支持するための部材を設ける必要性がなくなり、部品点数の削減とコストの削減とを図ることができる。
【0072】
ここで、遮熱体は、上下方向に間隔を開けて配置したマフラーとセルモータとの間に配置しているため、同遮熱体によりマフラーからセルモータに向けて放射される放射熱を遮断して、同セルモータが放射熱により機能障害を起こすのを防止することができる。その結果、セルモータの機能を長期間正常に確保することができる。
【0073】
(5)請求項5記載の本発明では、案内体は、案内体本片を棒状に形成して、同案内体本片の基端部を車体フレームに固定する一方、同案内体本片の先端部に可動側ボンネット形成体の側壁内面に摺接する摺接片を形成している。
【0074】
このようにして、案内体の案内体本片を棒状に形成しているため、同案内体の軽量化とコンパクト化を図ることができて、同案内体の配設スペースを可及的に小さくすることができて、原動機部との干渉等を防止することができる。
【0075】
しかも、案内体本片の先端部に可動側ボンネット形成体の側壁内面に摺接する摺接片を形成しているため、可動側ボンネット形成体の左右側壁部を摺接片に摺接させながら閉塞動作させることにより、左右側壁部を案内体により確実に案内することができる。
【0076】
その結果、可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部を、固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に確実に当接させることができて、この点からも可動側ボンネット形成体を正確にかつ円滑に閉塞状態となすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走行車両の側面説明図。
【図2】同走行車両の原動機部の側面説明図。
【図3】同原動機部の平面説明図。
【図4】同原動機部の正面説明図。
【図5】同原動機部に配設した案内体の拡大側面説明図。
【図6】同案内体の拡大平面図。
【図7】同案内体の拡大正面図。
【図8】他実施例としての案内体の側面説明図。
【図9】同案内体の拡大正面図。
【符号の説明】
A 走行車両
1 走行部
2 車体フレーム
3 原動機部
4 運転部
5 ミッション部
Claims (5)
- 車体フレーム上に設けた原動機部をボンネットにより被覆すると共に、同ボンネットは、原動機部の下部を被覆する固定側ボンネット形成体と、同固定側ボンネット形成体上にて原動機部の上部を開閉自在に被覆する可動側ボンネット形成体とを具備して、同可動側ボンネット形成体の下端縁部を固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接させて可動側ボンネット形成体を閉塞状態となすようにした走行車両において、
固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上方位置に案内体を配置して、同案内体により閉塞動作する可動側ボンネット形成体の左右側壁部を案内して、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部が固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接するようにし、
固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に、傾斜状案内片を内側上方へ向けて傾斜状に延設し、同傾斜状案内片から内側上方へ伸延させた仮想延長線に略沿わせて案内体の一部を配置したことを特徴とする走行車両。 - 車体フレーム上に設けた原動機部をボンネットにより被覆すると共に、同ボンネットは、原動機部の下部を被覆する固定側ボンネット形成体と、同固定側ボンネット形成体上にて原動機部の上部を開閉自在に被覆する可動側ボンネット形成体とを具備して、同可動側ボンネット形成体の下端縁部を固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接させて可動側ボンネット形成体を閉塞状態となすようにした走行車両において、
固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上方位置に案内体を配置して、同案内体により閉塞動作する可動側ボンネット形成体の左右側壁部を案内して、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の下端縁部が固定側ボンネット形成体の上端縁部に当接するようにし、
固定側ボンネット形成体の左右側壁部の上端縁部に、傾斜状案内片を内側上方へ向けて傾斜状に延設する一方、可動側ボンネット形成体の後上部を左右方向に軸線を向けた開閉支軸により枢支して、同開閉支軸を中心に可動側ボンネット形成体を上下方向に開閉自在となし、同可動側ボンネット形成体の左右側壁部の後下部の開閉軌跡と上記傾斜状案内片との交点よりも前方位置に案内体の一部を配置して、可動側ボンネット形成体の後下部が傾斜状案内片に案内される前に案内体に案内されるようにしたことを特徴とする走行車両。 - 固定側ボンネット形成体は、車体フレームに支持された案内体に少なくとも上部を連結・支持させて、同案内体に支持機能を持たせたことを特徴とする請求項1又は2に記載の走行車両。
- 原動機部の一部を形成するマフラーとセルモータとを上下方向に間隔を開けて配置し、これらのマフラーとセルモータとの間に遮熱体を配置すると共に、同遮熱体は、車体フレームに支持された案内体に支持させて、同案内体に支持機能を持たせたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行車両。
- 案内体は、案内体本片を棒状に形成して、同案内体本片の基端部を車体フレームに固定する一方、同案内体本片の先端部に可動側ボンネット形成体の側壁内面に摺接する摺接片を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の走行車両。
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