JP4267873B2 - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示装置に関し、より特定的には、映像信号に基づいて映像を表示する画像表示装置に関し、LCDやPDP等のディスプレイや投射式ビデオプロジェクター装置等に好適に利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、表示用デバイスとして従来主流であったCRT以外に、LCDやPDPといった新表示デバイスの進歩がめざましく、これらのデバイスを使用した画像表示装置も市場に出ている。中でも液晶表示装置(LCD)に代表されるマトリクス型の画像表示装置は、薄型・軽量・低消費電力の特徴を生かし、パーソナルコンピュータの表示装置やTV表示装置、更には投射型の表示装置としてなど各種分野で利用されている。特に、スイッチング素子が各画素電極に電気的に接続されたアクティブマトリクス型表示装置は、隣接画素間でクロストークのない良好な表示画像を実現できることから、高画質が要求される分野でよく用いられている。
【0003】
ところで、アクティブマトリクス型表示装置では、画素電極と対向電極との間に直流電圧が長時間にわたり印加されると、液晶材料等の光変調層の劣化を招き、その結果、表示画面の焼きつきやコントラスト比の低下を招き、良好な表示品位が長期間にわたり得られなくなる。このため、一般に画素電極と対向電極との間の電位差の極性を一垂直走査期間毎に反転させて駆動する、いわゆるフレーム反転駆動が知られている。
【0004】
また、フレーム反転駆動をすると表示画面のちらつき(一般にフリッカと称される)が発生しやすくなるが、そのちらつきを防止するべく、画素電極と対向電極との間に印加される電位差の極性を一垂直走査期間毎に反転させると共に、各垂直走査期間において行(列)単位あるいは表示画素単位で電位差の極性を反転させる技術が知られている。これらの技術はそれぞれライン反転駆動、ドット(HV)反転駆動として知られており、例えば、特開昭61−275822号公報や特開昭62−218943号公報等に開示されている。
【0005】
ただし上記の何れの反転駆動も、1つの画素に着目すれば、一垂直走査期間毎に画素電極と対向電極との間に印加される電位差の極性を反転させるという点では同じである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような反転駆動を行う画像表示装置であっても、例えば1フレーム毎に明暗が交代する映像信号を長時間表示すると、画素電極と対向電極との間に直流電圧が印加され続けることになり、焼き付きが発生してしまう。以下、この現象を図11を用いて説明する。なお、1フレーム毎に明暗が交代するような映像信号が長時間表示される典型的な例としては、インタレース信号に基づいて液晶パネルに画像を表示する際の画像の輪郭部分が挙げられる。
【0007】
図11(a)および図11(b)は、フレーム反転駆動を行った場合の、ある一つの画素電極と対向電極との間の電位差の変化を示した図である。図11(a)は、一定の明るさの映像信号を表示し続けた場合を示しており、図11(b)は、1フレーム毎に明暗が交代する映像信号を表示した場合を示している。一定表示の方は、コモン電圧VCに対して正負均等に電位差がかかっているが、明暗交互表示の方は、この例では負側の絶対値が低く、結果的に直流成分電圧VDCがかかってしまっている。この現象を防止するには、例えば2以上の垂直走査期間毎に極性反転のタイミングを変えればよい。その方法を図12を用いて説明する。
【0008】
図12は、図11(b)と同じく、明暗交互表示をした場合の、ある一つの画素電極と対向電極との間の電位差の変化を示した図であるが、さらにフレーム反転を4フレームに1回止めることで反転のタイミングを変えた場合のものである。図12では、反転停止フレームにおいて、フレームの反転動作を止めている。この場合は映像信号の明暗の切り替わりと画素駆動の極性の正負の切り替わりのタイミングが4フレーム毎に変わるため、結果的に直流成分はかからない。従って焼き付きを防止することができる。
【0009】
ところが明暗交互ではなく、静止画像のような一定の明るさの映像信号を映す場合、図13に示すように、反転のタイミングが変わる時点で表示デバイスからの光出力が比較的大きくなり(表示デバイスにもよるが、最大出力の数%程度大きくなる)、その結果フリッカが発生してしまう。これは、直前のフレームとは逆極性の電圧を印加する場合と同極性の電圧を印加する場合とで、表示デバイスの応答が微妙に異なることが原因だと考えられる。
【0010】
それゆえに、本発明の目的は、フリッカを生じることなく焼き付きを防止可能な画像表示装置および画像表示方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明は、前記課題を解決するため、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号等は、本発明の理解を助けるために、実施例との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0012】
本発明の画像表示装置は、映像信号(R0,G0,B0)に基づいて映像を表示するものであって、映像を表示するための複数の画素セルを有する表示デバイス(12)と、前記表示デバイスに映像を表示させるために前記映像信号に基づいて当該表示デバイスを駆動する表示インターフェイス(11)と、前記表示デバイスの各画素セルにかかる電圧の極性を一垂直走査期間(フレーム)毎に反転させるとともに、2以上の垂直走査期間ごとに当該極性反転を停止する反転駆動制御部(表示インターフェイス11が有する反転駆動制御機能)と、前記反転駆動制御部が前記極性反転を停止するタイミングに同期して前記映像信号に所定の値(ΔR,ΔG,ΔB)を加算または減算する加減算部(100)とを備える。これにより、反転駆動のタイミングを変えて焼き付きを防止する場合に、従来に比べ反転タイミング変化時の輝度変化が抑えられ、フリッカが抑制される。つまりフリッカを生じることなく焼き付きを防止可能な画像表示装置が実現できる。なお、加減算部が加算または減算する所定の値は、加減算テーブルを参照して決定してもよいし、その他の方法により(例えば演算等により)決定してもよい。
【0013】
本発明の画像表示方法は、映像信号(R0,G0,B0)に基づいて映像を表示するものであって、映像を表示するための複数の画素セルを有する表示デバイス(12)を前記映像信号に基づいて駆動するステップ(11)と、前記表示デバイスの各画素セルにかかる電圧の極性を一垂直走査期間(フレーム)毎に反転させるステップ(表示インターフェイス11が有する反転駆動制御機能)と、2以上の垂直走査期間ごとに前記極性反転を停止するステップ(反転駆動制御機能)と、前記極性反転を停止するタイミングに同期して前記映像信号に所定の値(ΔR,ΔG,ΔB)を加算または減算するステップ(100)とを備える。これにより、反転駆動のタイミングを変えて焼き付きを防止する場合に、従来に比べ反転タイミング変化時の輝度変化が抑えられ、フリッカが抑制される。つまりフリッカを生じることなく焼き付きを防止可能な画像表示方法が実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の種々の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、映像信号および各種制御信号がアナログであるかデジタルであるかを特に明記していないが、いずれの場合にも本発明を適用することができる。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係る画像表示装置の構成を示す。図1において、画像表示装置は、表示デバイス12と、表示インターフェイス11と、加減算部100と、加減算テーブル15とを備える。
【0019】
表示デバイス12には複数の画素セルが設けられており、各画素セルに印加される電圧に基づいて画像が表示される。表示デバイス12の例としてLCD(液晶ディスプレイ)が挙げられる。
【0020】
表示インターフェイス11は、映像信号および各種制御信号に基づいて表示デバイス12を駆動する。この表示インターフェイス11には、表示デバイス12の各画素セルに印加される電圧(例えば各画素電極と対向電極との間の電位差)の極性を1垂直走査期間(1フレーム)毎に反転させるフレーム反転駆動機能が備わっている。さらに、この表示インターフェイス11には、上記のフレーム反転駆動動作を複数のフレーム毎に(ここでは4フレーム毎とする)停止することによって、複数フレーム毎に極性の反転タイミングを変更する反転タイミング変更機能が備わっている。なお、これらフレーム反転駆動機能および反転タイミング変更機能は、表示インターフェイス11とは独立して設けるようにしても構わない。
【0021】
フレーム反転駆動機能は、液晶ディスプレイの駆動を行うときに一般的に利用され、この機能によって、液晶ディスプレイの各画素セル(液晶セル)に直流電圧が印加され続けるのを防止することができる。一方、反転タイミング変更機能は、ある画素セルに、1フレーム毎に明暗を交互に表示するような電圧が印加される場合に、この画素セルに直流電圧成分が印加されるのを防ぐためのものである。
【0022】
加減算テーブル15には、極性反転停止動作に連動して映像信号に加減算される値が加減算値として格納されている。加減算テーブル15は、入力信号に応じた加減算値を加減算部100に出力する構成となっている。加減算部100は、画像表示装置に入力される映像信号R0,G0,B0に所定の値を加減算してそれぞれ映像信号R1,G1,B1として表示インターフェイス11に出力する。
【0023】
図2に、加減算部100の具体的な内部構成を示す。図2において、加減算部100は、加減算制御部13と加減算タイミング生成部14と位相調整部16と加(減)算回路17R,17G,17Bから構成されている。
【0024】
加減算部100には、水平同期信号HD0、垂直同期信号VD0、そのほか表示デバイス12での画像表示に必要な表示制御信号Sc0が入力され、これら各種制御信号は加減算タイミング生成部14に入力される。この加減算タイミング生成部14には、表示インターフェイス11からの反転停止タイミング通知信号も入力される。反転停止タイミング通知信号は、表示インターフェイス11の持つ反転タイミング変更機能が極性反転を停止するタイミングを通知するものである。加減算タイミング生成部14は、各種制御信号(HD0,VD0,Sc0)および反転停止タイミング通知信号に基づいて、加減算値を入力映像信号RGBに加減算すべきタイミングを示すタイミング信号を加減算制御部13に出力する。このタイミング信号は、加減算制御部13に、極性反転動作が停止されるフレームおよびその次のフレームに対してそれぞれ映像信号に所定の値を減算および加算させるためのものである。さらに加減算タイミング生成部14は、各種制御信号(HD0,VD0,Sc0)および反転停止タイミング通知信号に基づいて、加減算値を決定するためのフレーム番号を加減算テーブル15に出力する。
【0025】
図3に、加減算テーブル15の具体例を示す。図3に示すように、加減算テーブル15には、信号レベルとフレーム番号の組み合わせ毎に、映像信号に加減算すべき加減算値が予め格納されている。フレーム番号は、ここでは4N,4N+1,4N+2,4N+3(ただしNは整数)の4種類に分類される。4Nで表されるフレームは、極性反転動作が停止されるフレーム(反転停止フレーム)を示している。4N+1で表されるフレームは、反転停止フレームの次のフレームを示している。加減算テーブル15は、加減算タイミング生成部14から通知されるフレーム番号と映像信号R0,G0,B0の信号レベルとに基づいて、各映像信号の加減算値ΔR,ΔG,ΔBを加減算制御部13にそれぞれ出力する。例えば、映像信号R0の信号レベルが80であって、フレーム番号が4Nである場合には、加減算値ΔRとして−6が出力される。なお、加減算値については、表示デバイス等の特性によって最適な値が異なるため、実験等により予め決定した値を格納するのが好ましい。
【0026】
加減算制御部13は、加減算タイミング生成部14からのタイミング信号に従って、加減算テーブル15からの加減算値ΔR,ΔG,ΔBを入力映像信号R0,G0,B0に加減算するよう、加(減)算回路17R,17G,17Bを制御する。こうして、加減算部100からは、加減算後の映像信号R1,G1,B1が出力される。
【0027】
位相調整部16では、加減算部100の処理による遅延を考慮して、水平同期信号HD0,垂直同期信号VD0,表示制御信号Sc0を調整してそれぞれ水平同期信号HD1,垂直同期信号VD1,表示制御信号Sc1として表示インターフェイス11に出力する。
【0028】
次に、これらの動作によって表示デバイス12からの光出力がどのようになるかを図4を用いて説明する。
【0029】
図4は、表示デバイス12のある画素の画素電極と対向電極との間の電位差およびその極性(駆動極性)と、その画素からの光出力とを示したものである。なお従来の装置との比較のため、加減算部100の動作がない場合の電位差および光出力の例を点線で示している。本実施形態では、図4に示すように、極性反転を停止するフレーム(反転停止フレーム)に対しては映像信号を低減し、そのフレームに連続する次のフレームに対しては映像信号を増加する。その結果、光出力は平坦に近づき、実質上フリッカは目立たなくなる。なお、極性反転を停止する影響がもっとも大きく現れるのは反転停止フレームにおける光出力であるが、反転停止フレームの次のフレームについては光出力が比較的小さくなることもある。そこで、図4の例では、反転フレームの次のフレームに対して、映像信号に所定値を加算してこれを回避している。
【0030】
以上のように、第1の実施形態によれば、反転駆動のタイミング定期的に変えて焼き付きを防止する場合において、反転動作の停止タイミングに同期して映像信号にその信号レベルに応じた所定の値を加減算することにより、フリッカの発生を防止することができる。つまり、従来の画像表示装置では発生していたフリッカを実質上起こすことなく焼き付きを防止することが可能な画像表示装置を得ることができる。
【0031】
なお、本実施形態では、反転停止フレームにおいて映像信号を低減し、その次のフレームに対しては映像信号を増加するとしたが、本発明はこれに限らず、表示デバイスの特性に応じて映像信号を加減算すべきである。
【0032】
また、本実施形態では、反転停止フレームおよびその次のフレームについてのみ加減算を行うとしたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて反転停止フレームを含む連続する複数のフレームについて加減算を行ってもよい。
【0033】
また、本実施形態では、加減算テーブル15に基づいて加減算値を決定するとしたが、本発明はこれに限らず、例えば演算等により加減算値を決定してもよい。
【0034】
また、本実施形態では、4フレーム毎に駆動極性の反転動作を停止するとしたが、本発明はこれに限らず、2以上のフレーム毎に駆動極性を反転する場合に本発明を適用することができる。
【0035】
また、本実施形態では、入力される映像信号R0,G0,B0の現在の信号レベルからその加減算値を決定するとしたが、本発明はこれに限らず、さらに過去の信号レベルも考慮してその加減算値を決定するようにしても構わない。
【0036】
また、本実施形態では、前記加減算タイミング生成部から通知されるフレーム番号に基づいて加減算値を決定するとしたが、本発明はこれに限らない。つまり、反転停止フレームから現在のフレームが何フレームずれているかが分かる情報であれば、フレーム番号以外の情報に基づいて加減算値を決定するようにしても構わない。
【0037】
(第2の実施形態)
図5に、本発明の第2の実施形態に係る画像表示装置の構成を示す。図5において、画像表示装置は、表示インターフェイス18と表示デバイス12を備える。図5において、図1に示す構成と同様の構成には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0038】
表示インターフェイス18は、映像信号R,G,Bおよび水平同期信号HD,垂直同期信号VD,表示制御信号に基づいて表示デバイス12を駆動する。この表示インターフェイス18には、表示デバイス12の各画素セルに印加される電圧(例えば各画素電極と対向電極との間の電位差)の極性を1垂直走査期間(1フレーム)毎に反転させるフレーム反転駆動機能が備わっている。また、この表示インターフェイス18には、上記のフレーム反転駆動動作を複数のフレーム毎に(ここでは2フレーム毎とする)停止することによって、複数フレーム毎に極性の反転タイミングを変更する反転タイミング変更機能が備わっている。ただし、この反転タイミング変更機能による極性反転は、後述するように、微小区画毎に異なるタイミングで行われる。なお、これらフレーム反転駆動機能および反転タイミング変更機能は、表示インターフェイス18とは独立して設けるようにしても構わない。
【0039】
以下、図6を参照して、表示インターフェイス18における極性反転動作について説明する。
本実施形態では、極性反転動作を停止するタイミングが、表示デバイス12の表示画面上の微小区画毎に決められている。具体的には、図6に示すように、ある隣接する4つの微小区画A〜Dに注目したときに、各微小区画の駆動極性が、時間の経過(t1,t2,t3,t4,t5,・・・)に伴って、
微小区画A:+−−++−−++−−・・・
微小区画B:++−−++−−++−・・・
微小区画C:−++−−++−−++・・・
微小区画D:−−++−−++−−+・・・
と遷移するように、駆動極性が制御される。つまり、微小区画A,Cについては時刻t(2N−1)(ただしNは自然数)のフレームにおいて極性反転動作が停止され、一方、微小区画B,Dについては時刻t(2N)(ただしNは自然数)のフレームにおいて極性反転動作が停止される。このように本実施形態は、隣接する微小区画間で極性反転動作の停止タイミングをずらすことを特徴とする。その効果を以下で説明する。
【0040】
図7は、図6に示した4つの微小区画A〜Dからの各光出力の時間的変化を示したものである。図7において、微小区画A〜Dからの各光出力には、低周期の凹凸、すなわちフリッカとなり得る成分が存在する。ところが、前述のように極性反転動作の停止タイミングをずらした結果、各光出力に存在する低周期の凹凸パターンの位相がずれる。ユーザが一般的な視距離で画面を見た場合、表示画像は、人間の視覚特性に基づいて、隣接する4つの微小区画よりも広い領域で積分されて見える。したがって見かけ上は、図7の最下段に示すように、各微小区画A〜Dの光出力に存在する低周期の凹凸パターンが打ち消されて見えることになり、フリッカは抑制される(知覚されない)。
【0041】
以上のように、第2の実施形態によれば、隣接する微小区画間で極性反転動作の停止タイミングをずらすことにより、フリッカを抑制することができる。つまり、従来の画像表示装置では発生していたフリッカを実質上起こすことなく焼き付きを防止することが可能な画像表示装置を得ることができる。
【0042】
なお、表示デバイス12としてマトリクス状の表示デバイスを用いる場合、微小区画は典型的には1画素で構成されるが、フリッカが知覚されない限りにおいて、複数の画素で構成されても構わない。
【0043】
また、本実施形態では、隣接する微小区画間で極性反転タイミングの位相が異なるようにしたが、本発明はこれに限らず、他の方法により極性反転動作の停止タイミングをずらすようにしても構わない。例えば、隣接する微小区画間で極性反転タイミングの周期が異なるようにしてもよい。この場合の駆動極性の遷移例を以下に示す。微小区画Aでは4フレーム毎に極性反転動作を停止しており、微小区画Bでは5フレーム毎に極性反転動作を停止している。
微小区画A:+−+−−+−++−+−−+−++−+−−・・・
微小区画B:+−+−++−+−++−+−++−+−++・・・
【0044】
(第3の実施形態)
図8に、本発明の第3の実施形態に係る画像表示装置の構成を示す。図8において、画像表示装置は、表示デバイス23と、表示インターフェイス22と、フレームメモリ19と、R/Wタイミング生成部20と、反転駆動制御信号生成部21とを備える。
【0045】
表示デバイス23には複数の画素セルが設けられており、各画素セルに印加される電圧に基づいて画像が表示される。表示デバイス23の例としてLCD(液晶ディスプレイ)が挙げられる。
【0046】
表示インターフェイス22は、映像信号および各種制御信号に基づいて表示デバイス23を駆動する。この表示インターフェイス22には、表示デバイス23の各画素セルに印加される電圧(例えば各画素電極と対向電極との間の電位差)の極性を1垂直走査期間(1フレーム)毎に反転させるフレーム反転駆動機能が備わっている。さらに、この表示インターフェイス22には、上記の極性反転を表示インターフェイス22の外部からの信号によっても行う反転タイミング変更機能が備わっている。なお、これらフレーム反転駆動機能および反転タイミング変更機能は、表示インターフェイス22とは独立して設けるようにしても構わない。
【0047】
フレーム反転駆動機能は、液晶ディスプレイの駆動を行うときに一般的に利用され、この機能によって、液晶ディスプレイの各画素セル(液晶セル)に直流電圧が印加され続けるのを防止することができる。
【0048】
フレームメモリ19は、映像信号R,G,Bを一時的に格納するためのものである。反転駆動制御信号生成部21は、水平同期信号HDや垂直同期信号VDやクロック信号やその他の表示制御信号に基づいて、表示インターフェイス22に極性反転を行わせるための反転駆動制御信号を発生する。この反転駆動制御信号は、R/Wタイミング生成部20にも伝えられる。R/Wタイミング生成部20は、水平同期信号HDや垂直同期信号VDやクロック信号やその他の表示制御信号や反転駆動制御信号生成部21からの反転駆動制御信号に基づいて、フレームメモリ19におけるデータの読み出しおよび書き込み(Read/Write)を制御するためのタイミング信号を発生する。
【0049】
次に、以上のように構成された画像表示装置の動作を説明する。
映像信号R,G,Bは、表示インターフェイス22とフレームメモリ19とに入力される。一方、同期信号HD/VDやクロック信号やその他の表示制御信号は、表示インターフェイス22とR/Wタイミング生成部20と反転駆動制御信号生成部21とに入力される。
【0050】
反転駆動制御信号生成部21は、入力された信号に基づいて、表示インターフェイス22で行われるフレーム反転とは別にさらに表示インターフェイス22に極性反転を行わせるための反転駆動制御信号を発生する。この反転駆動制御信号は、例えば表示インターフェイス22にあるフレームの途中で更に駆動極性を反転させる動作をさせることができる信号である。
【0051】
ところで、あるフレームの途中で駆動極性を反転させるためには、そのフレームのはじめに表示インターフェイス22に供給された映像信号がもう一度表示インターフェイス22に供給される必要がある。本実施形態では、R/Wタイミング生成部20から発生された前述のタイミング信号に基づいてフレームメモリ19に対する映像信号の書き込みおよび読み出しのタイミングが制御されることにより、あるフレームのはじめに入力された映像信号R0,G0,B0が、遅延映像信号R2,G2,B2として表示インターフェイス22に再度入力される。これにより、フレームの途中で駆動極性を反転させることができる。
【0052】
以下、図面を参照して本実施形態の効果について説明する。
図9(a)および図9(b)は、本実施形態における駆動極性の推移について説明するための図である。図9(a)および図9(b)では、駆動極性を“+”“−”で示している。図9(a)は、入力の映像信号に対して2倍の極性反転を行う場合の駆動極性の推移を示しており、図9(b)は、その場合の表示画面のある列における各画素の駆動極性の推移を示している。
【0053】
本実施形態では、従来のフレーム周期の反転駆動に加えて、1フレームの途中にさらに極性反転を行う。図9(a)および図9(b)の例では、個々の画素について、フレーム周期の途中で極性反転を行うことで、フレームレートはそのままで、個々の画素について従来の2倍の極性反転が行われることになる。
【0054】
ここで、フレーム毎に明暗が交代する映像を表示した場合について、図10を用いて説明する。
図10は、従来のフレーム反転駆動を行った場合のある一つの画素電極と対向電極との間の電位差の変化と、本実施形態の例として図9(a)および図9(b)に示したような2倍反転駆動を行った場合のある一つの画素電極と対向電極との間の電位差の変化を示している。図10に示すように、従来のフレーム反転駆動では直流成分電圧VDCがかかってしまう。それに対し、本実施形態により実現される2倍反転駆動では、1フレーム毎に明暗が交代する映像を連続的に表示した場合でも、画素電極と対向電極との間の電位差に直流成分がかかることは実質的には無くなり、焼き付きは起こらない。また、駆動極性が正負交互となるため、一定の信号レベルの映像を連続的に表示する場合にも、図13に示したようなフリッカが起こってしまうことはない。
【0055】
なお、図9(a),図9(b)や図10の例は従来の2倍の反転駆動を行った例であるが、本発明は2倍に限らず、偶数倍であれば同様の効果が得られることは言うまでもない。その場合、フレームメモリ19からは、1フレーム毎に1以上の適宜の回数だけ映像信号を読み出すようにすればよい。
【0056】
以上のように、第3の実施形態によれば、入力映像信号のフレームレートを変えることなく表示デバイスへ渡し、表示デバイスの画素電極と対向電極との間の電位差の極性の反転を、1フレームあたり偶数回行うという方法により、例えば1フレーム毎に明暗が交代する映像信号を長時間表示した場合でも焼き付きを起こすことなく、しかも一定の信号レベルの映像信号を長時間表示した場合でもフリッカを起こすことなはない。つまり、従来の画像表示装置では発生していたフリッカを実質上起こすことなく焼き付きを防止することが可能な画像表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】加減算部100の構成を示すブロック図である。
【図3】加減算テーブル15のデータ構造を示すブロック図である。
【図4】ある画素について印加電圧と光出力の時間的変化を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図6】表示デバイス12の表示画面上の4つの微小区画における駆動極性の遷移を示す図である。
【図7】図6に示す4つの微小区画について駆動極性と光出力の時間的変化を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図9】第3の実施形態の駆動極性の反転動作の一例を従来の動作と比較して示す図である。
【図10】図9に示す動作例によって明暗が交互に現れる映像を表示したときにある画素セルの印加電圧の時間的変化を従来の動作と比較して示す図である。
【図11】従来の画像表示装置におけるフレーム反転駆動時のある画素セルの印加電圧の時間的変化を示す図である。
【図12】フレーム反転を4フレームに1回止めた場合において、明暗が交互に現れる映像を表示したときのある画素セルの印加電圧の時間的変化を示す図である。
【図13】フレーム反転を4フレームに1回止めた場合において、一定の明るさの映像を表示したときのある画素セルの印加電圧の時間的変化を示す図である。
【符号の説明】
11 表示インターフェイス
12 表示デバイス
13 加減算制御部
14 加減算タイミング生成部
15 加減算テーブル
16 位相調整部
17R,17G,17B 加(減)算回路
18 表示インターフェイス
19 フレームメモリ
20 R/Wタイミング生成部
21 反転駆動制御信号生成部
100 加減算部
Claims (12)
- 映像信号に基づいて映像を表示する画像表示装置であって、
映像を表示するための複数の画素セルを有する表示デバイスと、
前記表示デバイスに映像を表示させるために前記映像信号に基づいて当該表示デバイスを駆動する表示インターフェイスと、
前記表示デバイスの各画素セルにかかる電圧の極性を一垂直走査期間毎に反転させるとともに、2以上の垂直走査期間ごとに当該極性反転を停止する反転駆動制御部と、
前記反転駆動制御部が前記極性反転を停止するタイミングに同期して前記映像信号に所定の値を加算または減算する加減算部とを備え、
前記反転駆動制御部は、
前記表示デバイスの各画素セルにかかる電圧の極性を一垂直走査期間毎に反転させるフレーム反転駆動機能部と、
前記フレーム反転駆動機能部の動作を2以上の垂直走査期間ごとに停止する反転タイミング変更部とを含む、画像表示装置。 - 映像信号に基づいて映像を表示する画像表示装置であって、
映像を表示するための複数の画素セルを有する表示デバイスと、
前記表示デバイスに映像を表示させるために前記映像信号に基づいて当該表示デバイスを駆動する表示インターフェイスと、
前記表示デバイスの各画素セルにかかる電圧の極性を一垂直走査期間毎に反転させるとともに、2以上の垂直走査期間ごとに当該極性反転を停止する反転駆動制御部と、
前記反転駆動制御部が前記極性反転を停止するタイミングに同期して前記映像信号に所定の値を加算または減算する加減算部とを備え、
現在のフレームにおける映像信号の値と、前記反転駆動制御部が極性反転を停止するフレームから現在のフレームが何フレームずれているかを示す情報とに基づいて、当該映像信号に加減算すべき所定の値が決定されることを特徴とする、画像表示装置。 - 映像信号に基づいて映像を表示する画像表示装置であって、
映像を表示するための複数の画素セルを有する表示デバイスと、
前記表示デバイスに映像を表示させるために前記映像信号に基づいて当該表示デバイスを駆動する表示インターフェイスと、
前記表示デバイスの各画素セルにかかる電圧の極性を一垂直走査期間毎に反転させるとともに、2以上の垂直走査期間ごとに当該極性反転を停止する反転駆動制御部と、
前記反転駆動制御部が前記極性反転を停止するタイミングに同期して前記映像信号に所定の値を加算または減算する加減算部とを備え、
前記加減算部が、少なくとも前記反転駆動制御部が極性反転を停止するフレームにおいて、映像信号に加減算を行うことを特徴とする、画像表示装置。 - 前記加減算部は、前記反転駆動制御部が極性反転を停止するフレームを含む連続する複数のフレームにおいて、映像信号に加減算を行うことを特徴とする、請求項3に記載の画像表示装置。
- 前記表示デバイスがアクティブマトリクス型の液晶パネルであり、前記反転駆動制御部が前記表示インターフェイスに含まれることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の画像表示装置。
- 映像信号の値に応じた加減算値を格納した加減算テーブルをさらに備え、
前記加減算部は、前記加減算テーブルを参照して前記映像信号に前記所定の値を加算または減算することを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の画像表示装置。 - 前記加減算部は、
前記反転駆動制御部が極性反転を停止するタイミングに基づいて、前記映像信号に前記所定の値を加算または減算するタイミングを決定する加減算タイミング生成部と、
前記加減算タイミング生成部によって決定されたタイミングに基づいて前記映像信号に加減算すべき加減算値を出力する加減算制御部とを含む、請求項1から4のいずれかに記載の画像表示装置。 - 映像信号に基づいて映像を表示する画像表示方法であって、
映像を表示するための複数の画素セルを有する表示デバイスを前記映像信号に基づいて駆動するステップと、
前記表示デバイスの各画素セルにかかる電圧の極性を一垂直走査期間毎に反転させるステップと、
2以上の垂直走査期間ごとに前記極性反転を停止するステップと、
前記極性反転を停止するタイミングに同期して前記映像信号に所定の値を加算または減算するステップとを備え、
現在のフレームにおける映像信号の値と、前記極性反転を停止するフレームから現在のフレームが何フレームずれているかを示す情報とに基づいて、当該映像信号に加減算すべき前記所定の値が決定されることを特徴とする、画像表示方法。 - 映像信号に基づいて映像を表示する画像表示方法であって、
映像を表示するための複数の画素セルを有する表示デバイスを前記映像信号に基づいて駆動するステップと、
前記表示デバイスの各画素セルにかかる電圧の極性を一垂直走査期間毎に反転させるステップと、
2以上の垂直走査期間ごとに前記極性反転を停止するステップと、
前記極性反転を停止するフレームにおいて、前記極性反転を停止するタイミングに同期して前記映像信号に所定の値を加算または減算するステップとを備える、画像表示方法。 - 前記所定の値を加算または減算するステップは、前記極性反転を停止するフレームを含む連続する複数のフレームにおいて、映像信号に加減算を行うことを特徴とする、請求項8又は9に記載の画像表示方法。
- 映像信号の値に応じた加減算値が加減算テーブルに格納されており、
前記所定の値を加算または減算するステップは、前記加減算テーブルを参照して前記映像信号に前記所定の値を加算または減算することを特徴とする、請求項8から10のいずれかに記載の画像表示方法。 - 前記所定の値を加算または減算するステップは、
前記極性反転を停止するタイミングに基づいて、前記映像信号に前記所定の値を加算または減算するタイミングを決定し、決定されたタイミングに基づいて前記映像信号に加減算すべき加減算値を出力することを特徴とする、請求項8から10のいずれかに記載の画像表示方法。
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