JP4265475B2 - 予混合圧縮着火内燃機関の制御装置 - Google Patents

予混合圧縮着火内燃機関の制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、ピストンの冷却のためにピストンにエンジンオイルを噴射するオイルジェットと、オイルジェットからのエンジンオイルの噴射・非噴射を切替える切換手段とを備えた予混合圧縮着火内燃機関に関する。
ディ−ゼルエンジンなどの圧縮着火内燃機関においては、オイルジェットを用いてピストン裏面にエンジンオイル(以下、オイルと称する)を噴射してピストンの冷却を行うのが一般的である。ピストンの内部には、円環状にク−リングチャンネルが形成され、ク−リングチャンネルからピストン裏面に向けてオイル導入口およびオイル排出口が形成されている。オイルジェットによってピストン裏面に噴射されたオイルは、オイル導入孔からク−リングチャンネルの内部を通った後でオイル排出口から排出される。この過程ではオイルの温度はピストン表面の温度より低いためオイルはピストンから熱を奪ってピストンを冷却する。
さらに、オイルジェットからのオイルの噴射はオイルジェットに内蔵された圧力検知型の切替弁(調圧弁)で開閉されるのが一般的である。オイルジェットに供給される油圧が所定値以上となると切替弁が開き、所定値未満になると切替弁が閉じる。また、特許文献1に記載されるように冷間始動時や軽負荷時の燃焼不良に起因する白煙の発生などを抑止するため、上述した切替弁に電磁コイルを内蔵させ、油圧によらずエンジン冷却水の温度、機関の負荷に応じて切替弁の開閉を積極的に行い、オイルの噴射を停止させてピストンの温度を上昇させ、燃焼室内での燃料の蒸発を促進させることで白煙の発生を抑止できることも公知である。同様にオイルジェットからのオイルの噴射によりピストンを冷却するものが特許文献2〜6にて開示されている。
また、圧縮着火内燃機関において、圧縮行程上死点よりも早い時期に、燃焼室内に燃料を噴射し、吸気との十分な混合時間を与えて希薄予混合気を形成することで、燃焼室内の混合気中の燃料濃度分布を均一のものとし、スモ−クの発生およびNOxの発生を抑制する予混合圧縮着火燃焼を行う予混合圧縮着火内燃機関が知られている。
実開昭58−142312号公報 特開昭60−6015号公報 実開昭56−20026号公報 実開昭64−36521号公報 実開平2−149804号公報 特開平10−68319号公報
予混合圧縮着火燃焼は、スモ−クおよびNOxの発生を抑制することができるため様々な運転域での利用が望まれるが、機関高負荷時は筒内の温度が上昇することで予混合気が圧縮行程上死点よりも早い時期に着火して過早着火が生じる虞がある。過早着火が生じることにより燃焼室内の圧力が急激に上昇し内燃機関に大きな振動や騒音が生じる虞があるため 、予混合圧縮着火燃焼を高負荷時に利用することが困難であった。また、低負荷時では、筒内の温度が低いと予混合気を形成するために圧縮上死点前に噴射された燃料がピストン冠部に付着したり、燃焼不良や失火が起こって未燃燃料が燃焼室内から排出されて白煙が生じる虞がある。これらの問題は、筒内の温度が高いときにのみオイルジェットからオイルを噴射し、ピストンの冷却を行うことで抑制することができる。すなわち、筒内の温度が高いときにはオイルジェットからオイルを噴射し、ピストンの温度を下げることで筒内の温度を低下させて過早着火が生じるのを抑制する。一方、筒内の温度が低い場合はオイルジェットからオイルを噴射せずピストンの冷却を行わないことで、ピストンの温度の低下を抑制することで筒内の温度の低下を抑制して白煙が発生することを抑制することができる。内燃機関の負荷が高いほど筒内の温度およびピストンの温度が高いと考えることもできるので、内燃機関の負荷が高いときにのみオイルジェットからオイルを噴射して、ピストンの冷却を行うことでも同様の効果を得ることができる。
しかし、機関の負荷や筒内の温度に応じてオイルジェットからのオイルの噴射によるピストンの冷却を行うかどうかを決めることでピストンの温度を制御するのでは、オイルの噴射を開始もしくは停止してからの経過時間によってはオイルの噴射によるピストンの温度制御が十分に行われず、過早着火および白煙の発生を抑制できない虞がある。なぜなら、オイルジェットからオイルを噴射せずにピストンの温度が上昇した状態から機関の負荷や筒内の温度の上昇によりオイルの噴射が開始されても、すぐにはピストンの温度が低下しないため、過早着火が生じてしまう虞があるからである。また、オイルジェットからのオイルの噴射が行われ、ピストンの温度が低下した状態から負荷の低下によりオイルの噴射が停止されても、すぐにはピストンの温度が上昇しないため白煙が発生してしまう虞があるからである。
以上の問題を踏まえて、本発明の目的は、オイルジェットからピストンにオイルを噴射することでピストンの温度を制御し、燃焼室内に予混合気を形成して予混合燃焼を行う予混合圧縮自着火内燃機関において、オイルジェットからオイルの噴射・非噴射が切り替わった後に生じる虞のある過早着火もしくは白煙の発生を抑制することのできる予混合圧縮着火内燃機関を提供することにある。
請求項1に記載の予混合圧縮着火内燃機関の制御装置は、ピストンにエンジンオイルを噴射するオイルジェットと、機関状態に基づいて前記オイルジェットからエンジンオイルを噴射するか否かを切り替える切替手段と、を備え、機関状態に基づいて前記切替手段によりオイルジェットからエンジンオイルを噴射するように切り替える予混合圧縮着火内燃機関の制御装置において、さらに筒内の温度を制御する筒内温度制御手段を備え、前記切替手段による切り替えが行われた後の所定時間の間は前記筒内温度制御手段により筒内の温度を制御することを特徴とする。
オイルジェットからのオイルの噴射・非噴射が切り替わった直後は、オイルジェットからのオイルの噴射が開始されてもすぐにはピストンの温度が低下しないことと、オイルの噴射が停止されてもすぐにはピストン温度が上昇しないことから実際のピストンの温度が高くなりすぎたり低くなりすぎたりして、過早着火や白煙の発生のような問題が生じてしまう虞がある。そこで、請求項1に記載の発明では、オイルジェットからのオイルの噴射・非噴射が切り替えられた後に所定時間の間は筒内の温度を制御するので筒内の温度が高くなりすぎたり低くなりすぎたりすることがなく過早着火や白煙の発生が抑制される。
また、前記切替手段は機関の負荷が高いときにオイルジェットからエンジンオイルの噴射が行われるように切り替える切替手段で、前記切替手段による切替が行われる前の運転状態の経過時間が切替前所定時間より長く、かつ前記切替手段による切替が行われた後の運転状態の経過時間が切替後所定時間より短いときは前記筒内温度制御手段により筒内の温度を制御する。
機関の負荷に基づいてオイルジェットからのオイルの噴射・非噴射を切り替えるようにしている予混合圧縮着火内燃機関では、機関の負荷が高いほど筒内の温度が高くなる傾向があることから機関の負荷でオイルの噴射・非噴射を切り替えるようにしている。しかし、筒内の温度を直接検出しているわけではないので、ピストンの温度がオイルの噴射によって十分に所定温度範囲に制御されていない場合がある。例えば、機関の負荷が高い運転状態の継続時間が短いときはオイルの噴射によるピストンの冷却が十分に行われないままオイルジェットからのオイルの噴射が行われない状態に切り替わるため、切り替え直後に白煙が発生する可能性が低くなる。このような場合にはオイルの噴射・非噴射の切り替え直後に筒内の温度を制御する必要性が低くなる。そこで、請求項に記載の発明では、機関負荷に基づいてオイルジェットからのオイルの噴射・非噴射を切り替えるようにしている予混合圧縮着火内燃機関では、オイルの噴射・非噴射が切り替えられた後の状態の継続時間だけではなく、オイルの噴射・非噴射が切り替えられる前の状態の継続時間も考慮して筒内の温度を制御するので筒内の温度が高くなりすぎたり低くなりすぎたりすることがなく過早着火や白煙の発生が抑制される。
また、前記オイルジェットからエンジンオイルを噴射する状態の後に、エンジンオイルを噴射しない状態に切り替えられたとき、オイルジェットからエンジンオイルを噴射する状態の継続時間が第2の切替前所定時間より長く、かつオイルジェットからエンジンオイルを噴射しない状態の継続時間が第2の切替後所定時間より短いときに前記筒内温度制御手段により筒内の温度を上昇させる。
機関の負荷が高く、オイルジェットからのオイルを噴射する状態の継続時間が長いときはオイルの噴射によるピストンの冷却が十分に行われ、機関の負荷が高いにも関わらず筒内の温度が低くなっていると判断できる。その後にオイルを噴射しない状態に切り替わったとしてもすぐに筒内の温度が上昇するわけではないので、白煙が発生してしまう虞がある。そこで、請求項に記載の発明では、オイルジェットからオイルを噴射する状態からオイルを噴射しない状態に切り替えられたとき、オイルを噴射する状態の継続時間が第2の切替前所定時間より長く、かつオイルを噴射しない状態の継続時間が第2の切替後所定時間より短いときに筒内温度制御手段により筒内の温度を上昇させるので白煙の発生が抑制される。
請求項に記載の予混合圧縮着火内燃機関の制御装置は、さらにEGR通路と、機関運転状態に基づいて前記EGR通路を流れるEGRガス量を制御するEGRガス量制御手段と、を有し、前記筒内温度制御手段は前記EGRガス量制御手段により筒内に供給されるEGRガス量を増量することで筒内の温度を低下させ、筒内に供給されるEGRガス量を減量することで筒内の温度を上昇させることを特徴とする。
EGRガスと新気とでは比熱が異なるためにEGRガスを圧縮したときの温度上昇は、新気を圧縮したときの温度上昇に比べて低くなる。そこで、請求項に記載の発明では、筒内の温度を低下させる必要があるときはEGRガス量を増量して機関の圧縮行程中の温度上昇を低く抑えることで筒内の温度を低下させるので過早着火が生じることが抑制される。また、筒内の温度を上昇させる必要があるときはEGRガス量を減量して機関の圧縮行程中の温度上昇を高くすることで筒内の温度を上昇させるので白煙の発生が抑制される。
本発明の予混合圧縮自着火内燃機関では、オイルジェットからのオイルの噴射・非噴射の切り替え前後の状態の経過時間から筒内の温度が高くて過早着火が生じやすい状態であるか、または筒内の温度が低くて白煙発生が生じやすい状態であるかを判断して筒内の温度を制御して過早着火抑制および白煙発生抑制を行うことで、オイルジェットからのオイルの噴射が行われる状態と行われない状態との切替え時に生じる虞のある過早着火もしくは白煙発生を抑制することができる。
本発明における予混合圧縮着火内燃機関の一実施形態について以下に説明する。図1は本実施形態の予混合圧縮着火内燃機関の構成を示す概略構成図である。
本実施形態の内燃機関1は、多気筒内燃機関であるが、ここではそのうちの一気筒のみを断面図として示す。内燃機関1は、コモンレール35に高圧で蓄えられた燃料をインジェクタ3によって燃焼室5に直接燃料を噴射する、いわゆる直噴タイプのディーゼル内燃機関である。内燃機関1は、吸気通路4を介して燃焼室5内に吸入した空気をピストン6によって圧縮し、圧縮行程上死点より早い時期にインジェクタ3から燃料を噴射する。圧縮行程上死点より早い時期に噴射を行うことで、吸入した空気と燃料が混合された予混合気を形成して圧縮上死点付近で自己着火させることによって駆動力を発生させている。燃焼室5の内部と吸気通路4との間は、吸気バルブ2によって開閉される。燃焼後の排気ガスは排気通路7に排気される。燃焼室5の内部と排気通路7との間は、排気バルブ8によって開閉される。
吸気通路4上には、燃焼室5内に吸入される吸入空気量を調整するスロットルバルブ9が配設されている。本実施形態のスロットルバルブ9は、メインバルブとサブバルブとからなるダブルバルブ機構を採用している(詳細は図示せず)。メインバルブは電子制御によってその開度が制御されており、その動きはスロットルポジションセンサ10によって検出される。メインバルブの開度を決定するに際して、アクセルペダルの動きはアクセルポジションセンサ11によって検出される。なお、サブバルブは、アクセルペダルが踏み込まれている状態では全開とされており、アクセルペダルが踏み込まれていないときは、冷間アイドル回転時には全開、温間アイドル時には半開とされる。なお、エンジン停止時はサブバルブは全閉とされる。
メインバルブの開閉は負圧を利用するアクチュエ−タ12によって行われ、アクチュエ−タ12への負圧の供給は負圧制御バルブ13によって行われる。同様に、サブバルブの三段階の開閉も負圧を利用するアクチュエ−タ14によって行われ、アクチュエ−タ14への負圧の供給は負圧制御バルブ15によって行われる。負圧制御バルブ13,15は図示されないバキュ−ムポンプに接続されている。また、メインバルブ側のアクチュエ−タ12と負圧制御バルブ13との間にはバキュ−ムダンパ16が配設されている。
また、吸気通路4上にはスロットルバルブ9の上流に吸入空気の温度を検出する吸気温センサ17やスロットルバルブ9の下流に吸気通路内圧力を検出する圧力センサ18なども取り付けられている。一方、排気通路7上には、排気ガスを浄化する排気浄化触媒19が取り付けられている。さらに、排気通路7から吸気通路4にかけて排気ガスを還流させるためのEGR(Exhaust Gas Recirculation)通路20が配設されている。EGR通路20上には、排気ガス還流量(EGRガス量)を調整するEGR制御バルブ21が取り付けられている。EGR制御バルブ21も負圧を利用して開閉され、EGR制御バルブ21への負圧の供給は負圧制御バルブ22によって行われる。負圧制御バルブ22も、図示されないバキュ−ムポンプに接続されている。
コモンレール35には、燃料タンク29に貯蔵された燃料がインジェクションポンプ30によって送出される。インジェクションポンプ30には燃料の温度を検出する燃温センサ31が付随している。インジェクションポンプ30は内燃機関1の出力に基づいて駆動されている。
センサ類やアクチュエ−タ類は内燃機関1を総合的に制御する電子制御ユニット(ECU)33に接続されている。これらのアクチュエ−タ類・センサ類は、検出結果をECU33に対して送出し、あるいは、ECU33からの信号に基づいて制御される。ECU33は、内部に演算を行うCPUや演算結果などの各種情報を記憶するRAM、バッテリによってその記憶内容が保持されるバックアップRAM、各制御プログラムを格納したROM等を有している。ECU33は、吸気通路内圧力や空燃比などの各種情報に基づいて内燃機関1を制御する。
内燃機関1のクランクシャフト近傍には、クランクシャフトの回転基準位置を検出するクランクポジションセンサ23が取り付けられていて、回転基準位置間のクランクシャフトの回転に要する時間から内燃機関の回転数を求めることができる。内燃機関1のシリンダブロックには、冷却水温度を検出する水温センサ24も取り付けられている。クランクケース34には、ピストン6の裏面に対してオイルを噴射するオイルジェット25が配設されている。オイルジェット25に付随して、オイルジェット25へのオイル流路を開放・遮断する電磁弁(切替弁)26が取り付けられている。さらに、ピストン6にはオイルジェット25から噴射されたオイルを導入させる円環状のオイルギャラリ28が形成されている。
オイルジェット25から噴射されたオイルは、オイルジェット25のジェットパイプのほぼ延長線上に形成されたオイル導入孔からオイルギャラリ28の内部に導入され、オイル導入孔とは反対側に形成されたオイル排出口から排出される。オイルジェット25からオイルが噴射されている間はオイルギャラリ28にオイルが導入されて、オイルがピストン6の熱を奪うためピストン6の冷却が行われる。また、オイルジェット25からオイルが噴射されていない間はオイルギャラリ28の内部は空気が満たされることとなり、オイルギャラリ28は断熱層として機能し、この結果ピストン6の温度が上昇する。
次に、第1の実施形態について説明する。本実施形態においては、図2に示されるように、内燃機関の回転数とその出力トルクとから、オイルジェット25からオイルを噴射する状態(図2中の領域a:高負荷時)とオイルを噴射しない状態(同領域b:軽負荷時)とに分けられている。出力トルクは、燃料噴射量などから推定できる。
図3に本実施形態における制御のフロ−チャ−トを示す。図3に示される制御は所定時間ごとに実行される。図中のFはオイルの噴射を行っているか否かを示すフラグでF=1のときにはオイルの噴射が行われていることを、F=0の時にはオイルの噴射が行われていないことを意味している。Cは時間経過をカウントするためのカウンタで、Mはオイルの噴射が開始および停止したときのカウンタCの値を記憶するメモリである。T1,T2,T3,T4は所定継続時間を示し、各値の詳細は後述する。カウンタCとメモリMの値は図3のフローチャートの制御が終了しても保持され本フローチャートの次回の実行時に利用される。また、C,Fの初期値は0、Mの初期値は所定継続時間T1,T3より大きくなるように設定しておけばよいが、機関の状態で適宜初期値を変更しても良い。
まず、図2に示したマップを用いて内燃機関1の状態が高負荷であるか否かを判定する(ステップS300)。ステップS300において高負荷であると判定された場合は、フラグFが1ではない、すなわちオイルジェットからオイルを噴射しているか否かを判定する(ステップS310)。ステップS310でオイルを噴射していないと判定されたら、低負荷から高負荷に機関状態が変化しているのでオイルの噴射を開始する(ステップS311)。その後、フラグFを1とし、メモリMにカウンタCの値を記録し、カウンタCをリセットして(S312)、ステップS313に進む。メモリMにカウンタCの値が記録されることでステップS311でオイルの噴射が開始される前のオイルを噴射していない状態の継続時間がメモリMに記録されたことになる。また、カウンタCをリセットすることで、オイルの噴射が開始されてからの継続時間をカウンタCで測定していく。一方、ステップS310でオイルを噴射していると判定されたら、既にオイルの噴射は行われているため、そのままステップS313に進む。
ステップS313ではメモリMに記録されているオイルの噴射を開始する前のオイルを噴射していなかった状態の継続時間が所定継続時間T1より長いか否かを判定する。この所定継続時間T1は、その後に高負荷時に移行した場合には、ピストン6の温度が高くオイルジェット25からオイルの噴射を行ったとしても、すぐにはピストン6の温度が十分に低下させることができずに燃焼室5内の予混合気が過早着火してしまう問題が生じる虞がある時間であり、あらかじめ実験等で求めておく。ステップS313が肯定されるようであれば、オイルの噴射を開始してもピストン6の温度が高く過早着火が生じる虞があると判断して、ステップS314に進む。
これに対して、ステップS313が否定されるようであれば、オイルの噴射開始前にピストン6の温度上昇は顕著なものではなく、そのまま高負荷時に移行しても過早着火は生じない(あるいは許容範囲内)と判断できる。この場合、図3のフロ−チャ−トによって示される制御を終了する。
ステップS313が肯定されてピストン6の温度が上昇していると判断されたときは、オイルジェット25からのオイルの噴射が開始されてからの継続時間をカウントしているカウンタCが所定継続時間T2より短いか否かを判定する(ステップS314)。この所定継続時間T2は、オイルジェット25からのオイルの噴射を開始しても過早着火が生じない(あるいは許容範囲内)と判断できる時間であり、あらかじめ実験等で求めておく。ステップS314が肯定されるような場合は、オイルの噴射を開始してからの時間が短いので高温になったピストン6の温度がまだ十分に低下しておらず、過早着火が生じる虞があると判断できる。この場合は筒内の温度を低下させるためにEGRガス量を増やすようにEGR制御バルブ21を制御する(ステップS315)。これはEGRガスは新気に比べて圧縮による温度上昇が小さいため、EGRガス量を増量すると、ピストン6の温度が十分に低下していない状態でも圧縮行程中の予混合気の温度上昇が抑制され、過早着火を抑制することができるからである。ステップS315の後、図3のフロ−チャ−トによって示される制御を終了する。
これに対して、ステップS314が否定される場合、すなわち、オイルジェット25からのオイルの噴射が開始されてからの継続時間が既に所定継続時間T2を超えているようであれば、ピストン6の温度は既に低下しておりオイルジェット25からのオイルの噴射を停止しても過早着火が生じない(あるいは許容範囲内)と判断できる。この場合も、図3のフロ−チャ−トによって示される制御を終了する。
また、ステップS300において機関が低負荷であると判定された場合は、フラグFが1である、すなわちオイルの噴射が行われているかを判定する(ステップS320)。ステップS320でオイルを噴射していると判定されたら、高負荷から低負荷に機関状態が変化しているのでオイルの噴射を停止する(ステップS321)。その後、フラグFを0とし、メモリMにカウンタCの値を記録し、カウンタCをリセットして(ステップS322)、ステップS323に進む。メモリMにカウンタCの値が記録されることでステップS321でオイルの噴射が停止される前のオイルの噴射が行われていた状態の継続時間がメモリMに記録されたことになる。また、カウンタCをリセットすることで、オイルの噴射が停止されてからの継続時間をカウンタCで測定していく。一方、ステップS320でオイルの噴射が行われていないと判定されたら、既にオイルの噴射は行われていないため、そのままステップS323に進む。
ステップS323ではメモリMに記録されているオイルの噴射を停止する前のオイルの噴射を行っていた状態の継続時間が所定継続時間T3より長いか否かを判定する。この所定継続時間T3は、その後に低負荷に移行した場合には、ピストン6の温度が低くオイルジェット25からオイルの噴射を停止させても白煙が発生する虞がある時間であり、あらかじめ実験等で求めておく。ステップS323が肯定される場合は、オイルの噴射を停止してもピストン6の温度が低く白煙が発生する虞があると判断して、ステップS324に進む。
これに対して、ステップS323が否定されるようであれば、オイルの噴射の前回実行によるピストン6の温度低下は顕著なものではなく、そのまま低負荷に移行しても白煙の発生しない(あるいは許容範囲内)と判断できる。この場合、図3のフロ−チャ−トによって示される制御を終了する。
ステップS323が肯定されてピストン6の温度が低下していると判断されたときは、オイルジェット25からのオイルの噴射が開始されてからの継続時間をカウントしているカウンタCが所定継続時間T4より短いか否かを判定する(ステップS324)。この所定継続時間T4は、オイルジェット25からのオイルの噴射を停止しても白煙が発生しない(あるいは許容範囲内)と判断できる時間であり、あらかじめ実験等で求めておく。ステップS324が肯定されるような場合、すなわち、オイルジェット25からのオイルの噴射が開始されてからの継続時間が既に所定継続時間T4より短いようであれば、オイルの噴射を停止してからの時間が短いので低温になったピストン6の温度がまだ十分に上昇しておらず、白煙が発生する虞があると判断できる。この場合は筒内の温度を上昇させるためにEGRガス量を減らすようにEGR制御バルブ21を制御する(ステップS325)。ピストン6の温度がまだ上昇していない状態でも、EGRガス量を減らすことで、新気量が増加し、圧縮行程中の予混合気の温度上昇が大きくなるため、失火および未燃燃料の発生を抑制できるため、白煙の発生を抑制することができる。ステップS325の後、図3のフロ−チャ−トによって示される制御を抜ける。
これに対して、ステップS324が否定される場合は、ピストン6の温度は既に上昇しておりオイルジェット25からのオイルの噴射を停止しても白煙が発生しない(あるいは許容範囲内)と判断できる。この場合も、図3のフロ−チャ−トによって示される制御を終了する。
以上のように、オイルジェット25からのオイルの噴射・非噴射の切り替え前後の状態の経過時間から筒内の温度が高くて過早着火が生じやすい状態、または筒内の温度が低くて白煙発生が生じやすい状態であるかを判定し、EGRガス量を制御することで筒内の温度を制御して過早着火および白煙の発生を抑制することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態は、図4のように図1にあるEGR通路20に加えて、EGRガスを冷却するEGRク−ラ42が設けられた冷却排気還流通路(冷却EGR通路)40が排気通路7から吸気通路4側に設けられている。冷却されたEGRガス(冷却EGRガス量)が吸気通路4側に還流される量を制御する冷却EGR制御バルブ41が冷却EGR通路40上に設けられている。冷却EGR制御バルブ41はEGR制御バルブ21と同様に図示しない負圧アクチュエ−タを介してECU33によってその動作が制御されている。EGR通路20によって還流されるEGRガス量と、冷却EGR通路40によって還流される冷却EGRガス量との割合を制御することで過早着火および白煙の発生を抑制する。
図5に本実施形態における制御のフロ−チャ−トを示す。フラグFと、メモリMと、カウンタCと所定継続時間T1,T2,T3,T4は図3と同じものである。さらに、ステップS500からステップS514、およびステップS500からステップS524に至るまでのステップは図3のステップS300からステップS314、およびステップS300からステップS324に至るまでのステップと同じである。従って、これらのステップの説明は省略する。
ステップS514が肯定される場合は、ピストン6の温度がまだ十分に低下しておらず、過早着火が生じる虞があると判断できる。この場合は筒内の温度を低下させるために冷却EGR通路40から還流される冷却EGRガス量の割合を、EGR通路20によって還流されるEGRガス量に比べて多くする(ステップS515)。冷却EGR通路40を通って還流される冷却EGRガスは、EGRク−ラ42によって冷却されているため、EGR通路20を通って還流されるEGRガスよりも低温である。冷却EGR通路40によって還流される冷却EGRガス量を多くして、EGR通路20によって還流されるEGRガス量を少なくすることで燃焼室内に供給されるEGRガス全体の温度が低くなるため、ピストン6の温度が十分に低下していない状態でも過早着火を抑制することができる。ステップS515の後、図5のフロ−チャ−トによって示される制御を終了する。
また、ステップS524が肯定される場合は、ピストン6の温度がまだ十分に上昇しておらず、白煙が発生する虞があると判断できる。この場合は筒内の温度を上昇させるためEGR通路20によって還流されるEGRガス量の割合を、冷却EGR通路40から還流される冷却EGRガス量に比べて多くする(ステップS525)。EGR通路20によって還流されるEGRガスは、冷却EGR通路40から還流される冷却EGRガスに比べて温度が高い。EGR通路20を通って還流されるEGRガス量を多くし、冷却EGR通路40を通って還流される冷却EGRガス量を少なくすることで燃焼室内に供給されるEGRガス全体の温度が高くなるため、ピストン6の温度がまだ上昇していない状態でも白煙の発生を抑制することができる。ステップS525の後、 図5のフロ−チャ−トによって示される制御を終了する。
以上のように、オイルジェット25からのオイルの噴射・非噴射の切り替え前後の状態の経過時間から筒内の温度が高くて過早着火が生じやすい状態、または筒内の温度が低くて白煙発生が生じやすい状態であるかを判定し、EGRガス量と冷却EGRガス量の割合を制御することで筒内の温度を制御して過早着火および白煙の発生を抑制することができる。また、ここではEGR通路20と冷却EGR通路40が別々に設けられている構成の説明を行ったが、冷却EGR通路40のみが設けられ、かつEGRク−ラ42による冷却EGRガスの冷却効率を制御可能なものの場合は、図5のS515でEGRク−ラ42による冷却効率を高くして、S525でEGRク−ラ42による冷却効率を低くすることで同様な効果を得ることができる。
ここまで、過早着火もしくは白煙発生を抑制するためにEGRガス量、EGRガス温度を制御するものについて述べてきたが、筒内の温度を制御することで過早着火もしくは白煙発生を抑制する手段はこれらのものに限られず、他の手段で行っても良い。例えば、過給圧を制御可能な過給機が設けられている構成では過給圧を減圧することで実圧縮比を減少させて筒内の温度上昇を抑制して過早着火を抑制し、過給圧を増圧することで実圧縮比を増大させて筒内の温度を上昇させて白煙の発生を抑制しても良い。また、吸・排気バルブの開閉タイミングを変更して実圧縮比を増減することで白煙の発生もしくは過早着火を抑制しても良い。筒内の温度を制御する手段を複数組み合わせて用いても良い。
また、第1実施形態および第2実施形態では機関の負荷に応じてオイルジェット25からのオイルの噴射・非噴射を切り替えるもので説明を行ったが、筒内の温度を検出または推定してオイルジェットからのオイルの噴射・非噴射を切り替えるものでは、オイルの噴射・非噴射の切り替え前の状態でピストンの温度が高くなっているか、ピストンの温度が低くなっているかは検出できているため、オイルの噴射・非噴射の切り替え前の状態の経過時間は考慮しなくてもよい。このような場合は、オイルを噴射するように切り替わった後の時間が所定時間より短いときは筒内温度制御手段で筒内の温度を低下させるように制御して過早着火が生じるのを抑制し、オイルを噴射しないように切り替わった後の時間が所定時間より短いときは筒内温度制御手段で筒内の温度を上昇させるように制御して白煙の発生が生じるのを抑制すればよい。また、機関の負荷の判定方法も図2のものに限らず、燃料噴射量、アクセル踏み込み量などから機関の負荷を判定をしてもよい。
第1の実施形態の予混合圧縮自着火内燃機関の構成を示す概略構成図である。 オイルジェットからのエンジンオイルの噴射・非噴射の切り替えに利用するマップである。 第1の実施形態における制御のフロ−チャ−トである。 第2の実施形態の予混合圧縮自着火内燃機関の構成を示す概略構成図である。 第2の実施形態における制御のフロ−チャ−トである。
符号の説明
1 内燃機関
5 燃焼室
6 ピストン
20 EGR通路
25 オイルジェット
40 冷却EGR通路

Claims (3)

  1. ピストンにエンジンオイルを噴射するオイルジェットと、機関状態に基づいて前記オイルジェットからエンジンオイルを噴射するか否かを切り替える切替手段と、を備え、
    機関状態に基づいて前記切替手段によりオイルジェットからエンジンオイルを噴射するように切り替える予混合圧縮着火内燃機関の制御装置において、さらに筒内の温度を制御する筒内温度制御手段を備え、
    前記切替手段による切り替えが行われた後の所定時間の間は前記筒内温度制御手段により筒内の温度を制御し、
    前記切替手段は機関の負荷が高いときにオイルジェットからエンジンオイルを噴射するように切り替える切替手段で、前記切替手段による切替が行われる前の運転状態の経過時間が切替前所定時間より長く、かつ前記切替手段による切替が行われた後の運転状態の経過時間が切替後所定時間より短いときは前記筒内温度制御手段により筒内の温度を制御し、
    前記オイルジェットからエンジンオイルを噴射する状態の後に、エンジンオイルを噴射しない状態に切り替えられたとき、オイルジェットからエンジンオイルを噴射する状態の継続時間が第2の切替前所定時間より長く、かつオイルジェットからエンジンオイルを噴射しない状態の継続時間が第2の切替後所定時間より短いときに前記筒内温度制御手段により筒内の温度を上昇させることを特徴とする予混合圧縮着火内燃機関の制御装置。
  2. 前記予混合圧縮着火内燃機関は、さらにEGR通路と、機関運転状態に基づいて前記EGR通路を流れるEGRガス量を制御するEGRガス量制御手段と、を有し、前記筒内温度制御手段は前記EGRガス量制御手段により筒内に供給されるEGRガス量を増量することで筒内の温度を低下させ、筒内に供給されるEGRガス量を減量することで筒内の温度を上昇させることを特徴とする請求項1に記載の予混合圧縮着火内燃機関の制御装置。
  3. 前記予混合圧縮着火内燃機関は、さらに第1EGR通路と、EGRクーラが設けられた第2EGR通路と、機関運転状態に基づいて前記第1EGR通路と前記第2EGR通路とに流れるEGRガス量の割合を制御するEGRガス割合制御手段と、を有し、前記筒内温度制御手段は前記EGRガス割合制御手段により筒内に供給される第2EGR通路を通るEGRガス量の割合を増加させることで筒内の温度を低下させ、筒内に供給される第1EGR通路を通るEGRガス量の割合を増加させることで筒内の温度を上昇させることを特
    徴とする請求項1に記載の予混合圧縮着火内燃機関の制御装置。
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