JP4264568B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ送信の指示を行う情報処理装置に関し、宛先の入力ミスによる情報漏洩を抑制可能な情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
従来より、ファクシミリ装置を用いてデータの送受信を行うことが広く行われている。例えばビジネスにおいては、商品発注のための伝票などをファクシミリ装置を用いて商品提供元に送信することで発注処理が行われている。
近年は、ネットワーク技術の発達により電子メールによるデータの送受信が簡便に行われるようになってきている。また、商品の発注をインターネット上のホームページを介して行ったりしている。情報の送受信に関しては、ファクシミリ装置を使用して行うよりも、むしろ電子メールを用いて行ったりすることが主流となってきている。
しかし、電子メールによる情報の送受信では、電子メールのデータが送信先のコンピュータのハードディスクに残ってしまう。そのために、そのコンピュータがコンピュータウィルスに感染してしまうことでデータが不特定多数の宛先に送信されてしまい、情報漏洩がおこってしまう等の危険性があることが広く知られている。そこで、特に機密性が高い情報、例えば営業秘密や個人情報などのデータを外部と通信する際には、セキュリティ面を考慮してファクシミリ装置を用いて行うことが未だ広く行われている。
ファクシミリによるデータ送信のデータ漏洩に対するセキュリティが電子メールのデータ送信と比較して高いといっても、相手先の番号を誤って指定してファクシミリの送信を行ってしまった場合には当然情報の漏洩は起こってしまう。これは、ファクシミリ送信の宛先として予め登録しておいた番号が実は間違った番号であった場合、登録されている番号に変更があったにも関わらず変更を怠ってしまった場合なども同様である。
また、情報の漏洩と言った観点でいえば、ファクシミリ装置で送信を行うデータに、本来送信すべきでない(送信してはいけない)データが混ざってしまい、そのデータを送信してしまうことによる情報の漏洩の危険性もある。
どんなにシステムが高度化しようと、上記のような人為的なミスを完全に防ぐことは困難である。よって、ファクシミリ送信情報(イメージデータを含む)の履歴として残しておき、情報の漏洩が発生してしまった際に、どの機密情報どの送信先に洩れてしまったのかを確認し、その確認結果をもとに情報漏洩に対しての対策を施せるような仕組みも必要になってくる。
ユーザによる入力ミスを防止すると言う観点では、例えば、ユーザ認証を行うためのパスワードを設定する際に同じ内容を2度入力させることによって、入力ミスを好適に防ぐ手法などが広く知られている。この手法では、同じデータを複数回入力させ、それらが一致しなかった場合には再入力を行わせることになっている。また、パスワードの入力(更新の際の入力も含む)としては、特許文献1及び特許文献2に記載されているような技術が開示されている。
特開2001−166843号公報 特開2005−250530号公報
従来のパスワード設定などの場合には、キーボード等の入力装置を用いて入力された内容が「*」などに変換されて表示されることになる。これはパスワードというそれ自体が機密性を有するデータであるために、そのような手法を用いている。しかしこれではどのようなデータが入力されたかをユーザは認識することが出来ない。キーボードの設定等の影響で、ユーザが想定しているデータとは異なるデータが入力されてしまっている可能性もある。万が一ユーザが間違った同様の内容を2回入力してしまった場合には、そのデータでパスワードが設定されてしまう。これをファクシミリ番号の設定に当てはめた場合には、誤った番号にデータが送信されることになってしまい、情報漏洩の原因となってしまう虞がある。よって、ファクシミリ番号の設定にはこの手法はなじまないと言える。
また、入力内容をそのまま表示し、どのようなデータが入力されたかをユーザが認識できる形での確認入力を行わせた場合には、1度目の入力内容を見ながら確認入力が可能になるので、これではあまり確認の意味をなさなくなってしまう。
本発明では、ユーザの入力指示によりデータの送信先の指定を行う場合に、入力中のデータの入力内容を確認できる状態で複数回同一の内容を入力をさせるとともに、確認入力を既に入力されたデータを確認できない状態で行わせることで、送信先の入力ミスによる情報の漏えいを好適に抑制する情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明における情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
第一の表示データを表示する第一の表示領域と、第二の表示データを表示する第二の表示領域とを備える表示画面におけるデータの表示制御を行う情報処理装置であって、
データの送信先を示す第一のデータの入力指示を入力部から受け付ける第一の入力手段と、
前記第一のデータの確認データである第二のデータの入力指示を入力部から受け付ける第二の入力手段と、
前記第一のデータの入力内容を示す前記第一の表示データを前記第一の表示領域に、前記第二のデータの入力内容を示す前記第二の表示データを前記第二の領域に表示する表示手段と、
前記第二の入力手段による前記第二のデータの受付状態において、前記第一の入力手段によって第一のデータの入力を既に受け付けている場合に、前記表示手段により前記第一の表示領域に表示された前記第一の表示データから前記第一のデータを認識できないように、前記第一の表示領域の表示を変更する表示制御手段と
を備えることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明における情報処理装置の制御方法は以下の構成を備える。すなわち、
第一の表示データを表示する第一の表示領域と、第二の表示データを表示する第二の表示領域とを備える表示画面におけるデータの表示制御を行う情報処理装置の制御方法であって、
データの送信先を示す第一のデータの入力指示を入力部から受け付け、当該入力内容を示す前記第一の表示データを前記第一の表示領域に表示する第一の入力工程と、
前記第一のデータの確認データである第二のデータの入力指示を入力部から受け付け、当該入力内容を示す前記第二の表示データを前記第二の表示領域に表示する第二の入力工程と、
前記第二の入力工程による前記第二のデータの受付状態において、前記第一の入力工程において第一のデータの入力を既に受け付けている場合に、前記第一の表示データから前記第一のデータを認識できないように、前記第一の表示領域の表示を変更する表示制御工程と
を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
上記課題を解決するために、本発明におけるプログラムは以下の構成を備える。すなわち、
第一のデータの入力を受け付ける第一の入力工程のプログラムコードと、
第一のデータの確認データである第二のデータの入力を受け付ける第二の入力工程プログラムコードと、
前記第一のデータが入力されている状態で、前記第二の入力工程による前記第二のデータの受け付け可能状態になった場合に、前記第一のデータを認識出来ないように表示の制御を行う表示制御工程プログラムコードと、
前記第一のデータと前記第二のデータが一致した場合に入力データを確定する確定工程プログラムコードと
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、データ送信を行う際に、ユーザの入力指示によりデータの送信先となる宛先の指定を行う場合に、入力中のデータの入力内容を確認できる状態で複数回同一の内容の入力を行わせることで入力ミスを抑制することが可能となる。また、確認入力を既に入力されたデータを確認できない状態で行わせることで、きちんとした確認入力を行わせることが可能となる。それによって、機密性の高いデータを送信する際に、宛先指定のミスによりそのデータが外部に漏えいしてしまう危険性を低減することが可能である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるデータ誤送信抑制システムの構成を示す図である。
101−1及び101−2は情報処理装置であって、複合機102に対してFAX送信を指示するユーザが使用するコンピュータである。102は複合機(FAX装置)(以後単に「複合機」とする。)であって、FAX機能のほか、コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファイル送信機能等を備える。103は情報管理サーバであって、複合機102から送信されたFAXデータを、FAX送信先名称や送信先FAX番号、FAX送信指示ユーザなどをキーにして検索可能に保存、管理する機能を備えている。FAX送信のログデータを集中的に管理したい場合に、この情報管理サーバ103にデータが蓄積されることになる。
104は上記装置が接続されているLAN(Local Area Network)であって、LAN104を介して上記装置は情報の相互通信を行っている。105はFAX回線であって、複合機102とFAX装置106とがこのFAX回線105を介してFAXデータの送受信を行っている。106は外部に設置されているFAX装置であり、複合機102から送信されたFAXデータを受信する。
図2は、情報処理装置101−1及び101−2のハードウェア構成図を示す図である。
201はCPUであって、RAM202やROM203に格納されているプログラムやデータを用いて、コンピュータ全体の制御を行うとともに、本コンピュータを適用する情報処理装置101−1及び101−2が行う後述する各処理を実行する。
202はRAMであって、HDD(ハードディスクドライブ)204からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアを有するとともに、CPU201が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。203はROMであって、コンピュータのブートプログラムやBIOS等を記憶している。
204はHDD(ハードディスクドライブ)であって、OS(オペレーティングシステム)や、本コンピュータを適用する情報処理装置が行う後述の各種処理をCPU201に実行させるためのプログラムやデータ等を記録している大容量記憶装置である。これらプログラムやデータは必要に応じてCPU201の制御によりRAM202に読み出され実行されることになる。
205は記録媒体ドライブであって、CD−ROM、CD−R/RW、DVD−ROM、DVD−R/RW、DVD−RAM等の記録媒体に記録されているデータをCPU201による指示に基づいて、RAM202やHDD204に出力する。なお、HDD204が保持している情報のうちの一部をこの記録媒体に記憶させておいても良い。
206は入出力部であって、例えばタッチパネル等により構成されており、CPU201による処理結果を画像や文字などで表示することができる。また、情報処理装置101−1を操作するための入力指示をCPU201に対して行うためのコントローラを表示することが可能である。情報処理装置101−1を使用するユーザが当該コントローラを操作することで、各種の指示をCPU201に対して入力することができる。
入出力部はこのほかにも、入力部を入力装置としてのキーボードやポインティングデバイス、出力部を表示装置としてのCRTや液晶等のディスプレイ装置で構成し、それらをコンピュータに接続することで構成し、その機能を実現しても勿論構わない。
以後の説明では、情報処理装置101−1は入出力部をタッチパネル装置で構成しているものとする。また、情報処理装置101−2は入出力部を、入力部としてのポインティングデバイスやキーボード及び出力部(表示部)としてのCRTや液晶等のディスプレイ装置で構成しているものとする。
207は外部機器接続I/F(インタフェース)であって、周辺機器を情報処理装置101−1及び101−2に接続させるためのポートである。情報処理装置101−1及び101−2は、この外部機器接続I/F207を介して、この周辺機器とのデータの送受信を行う。外部機器接続I/F207は、USBやIEEE1394等により構成されており、通常複数の外部機器接続I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線/無線を問わない。
情報処理装置101−1及び101−2は、この外部機器接続I/Fを介して複合機102と接続しても良い。
208はネットワークI/F(インタフェース)であって、情報処理装置101−1及び101−2を上記LAN104に接続するためのものであり、情報処理装置101−1及び101−2はこのネットワークI/F208を介して、LAN104に接続されている他の装置とのデータ通信を行う。
209は上述の各部を繋ぐバスである。
図3は、本実施形態における複合機102のハードウェア構成図である。
316はコントローラユニットであって、用紙上に印刷されたデータを読み取って入力する画像入力デバイスの一例であるスキャナ314や、用紙上にデータを印刷して出力する画像出力デバイスの一例であるプリンタ312と接続する一方、LAN104やFAX回線網105と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
301はCPUであって、RAM302やROM303に格納されているプログラムやデータを用いて、複合機全体の制御を行うとともに、複合機102が行う後述する各処理を実行する。
302はRAMであって、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、 プログラムを記憶するためのプログラムメモリや、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。303はROMであって、システムのブートプログラムが格納されている。
304はHDD(ハードディスクドライブ)であって、後述の各種処理をCPU301に実行させるためのプログラムや各種データ等を記録している。これらは必要に応じてCPU301の制御によりRAM302に読み出され実行されることになる。
305はネットワークI/F(インタフェース)であって、LAN104に接続し、情報の入出力を行う。306はモデムであって、FAX回線網105に接続し、情報の入出力を行う。
307は操作部I/F(インタフェース)であって、操作部(UI)308とのインタフェース部であり、操作部308に表示する画像データを操作部308に対して出力する。また、操作部308から本システム使用者が入力した情報を、CPU201に伝える役割をする。操作部308は、例えばタッチパネルやテンキー等により構成される。
以上のデバイスが図3に示すようにシステムバス309上に配置される。
310はイメージバスI/F(インタフェース)であって、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315を接続し、データ構造を変換するバスブリッジとして機能する。
315は画像バスであって、PCIバス又はIEEE1394で構成される。尚、画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
317はラスタイメージプロセッサ(RIP)であって、PDLコードをビットマップイメージに展開する。311はプリンタI/F(インタフェース)であって、画像出力デバイスの一例であるプリンタ312とコントローラユニット316を接続する。313はスキャナI/F313(インタフェース)であって、画像入力デバイスの一例であるスキャナ314とコントローラユニット316を接続する。そして、これらのプリンタI/F311及びスキャナI/F313は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
この実施例では、情報処理装置101−1を操作するユーザによる入出力部操作に基づいて入力された指示を受けて、複合機102で原稿の読み取り処理を行い、読み取った原稿データをもとに画像データを作成する。そして当該画像データを情報処理端末101−1を操作するユーザの指示に基づいて指定されたFAX番号に対して送信するFAX送信処理を行う。この処理は、情報処理装置101−1のCPU201および複合機102のCPU301により行われることになる。
図4は、本発明におけるFAX送信処理(実施例1)を示すフローチャートである。
まず、情報処理装置101−1のCPU201は、情報処理装置101−1を操作するユーザによる入出力部206からの入力指示にもとづいて、FAX操作指示があったかどうかを判断する(ステップS401)。具体的には、図11中のFAX送信ボタン1102がユーザの入出力部206の操作により指示されたかにより判断することになる。
図11は、情報処理装置101−1の入出力部に206に表示される操作種別選択画面の一例である。この画面は情報処理装置101−2の基本操作画面として設定されている。
図11に示す操作種別選択画面1100には、コピーボタン1101、FAX送信ボタン1102、ファイル送信ボタン1103が設定されている。
コピーボタン1101が指示された場合には複合機102に対して、当該複合機102の原稿台若しくはフィーダにセットされている原稿をスキャナ314より読み取り、読み取った原稿に基づいて作成したイメージデータをプリンタ312より出力するコピー処理を行わせる。
FAX送信ボタン1102が指示された場合には複合機102に対して、当該複合機の原稿台若しくはフィーダにセットされている原稿をスキャナ314で読み取り、作成したイメージデータをモデム306を介して指定されたFAX番号に対して送信するFAX送信処理を行わせる。
ファイル送信ボタン1103が指示された場合には複合機102に対して、当該複合機の原稿台若しくはフィーダにセットされている原稿をスキャナ314で読み取り、所定の形式のファイル(例えばJPEG形式やPDF形式のファイル)を作成し、指定された情報処理装置101へネットワークI/F305を介して送信するファイル送信処理を行わせる。
図4の説明に戻る。ステップS401の判断処理により、CPU201がFAX操作指示があったと判断した場合には(ステップS401でYES)、情報処理装置101−1のCPU201は、FAX送信を行う原稿の読み取り開始コマンド(原稿スキャン開始コマンド)を複合機102に対して送信する(ステップS402)。
複合機102においては、CPU301は、原稿スキャン開始コマンドを情報処理装置101−1から受信(ステップS421)後、FAX送信を行う原稿が原稿台若しくはフィーダにセットされているかを確認する(ステップS422)。
複合機102のCPU301が、原稿がセットされていないと判断した場合には(ステップS422でNO)、情報処理装置101−1に対して、その旨のエラー通知を送信する(ステップS423)。
情報処理装置101−1のCPU201は、エラー通知を受信(ステップS403)後、入出力部206にエラー内容を出力する(ステップS404)。その後、ステップS401へと戻る。
ステップS422の処理において複合機102のCPU301が、原稿がセットされていると判断した場合には(ステップS422でYES)、原稿の読み取り処理(スキャン処理)を実行しイメージ画像(原稿スキャンデータ)を作成する(ステップS424)。その後、ステップS424の処理により得られた原稿スキャンデータを情報処理装置101−1に対して送信する(ステップS425)。
情報処理装置101−1のCPU201は、複合機102から原稿スキャンデータを受信(ステップS405)した後、当該データをFAX送信データとしてRAM202若しくはHDD204に一時保存する(ステップS406)。
その後、ユーザ認証を行うことになる(ステップS407)。ユーザ認証の手法についてはどのような方法を採用してもかまわない。例えば図12にあるユーザ認証画面1200を入出力部206に表示して、情報処理装置101−1を操作するユーザの入出力部206を介しての入力処理を受け付ける。そして入力されたデータ(ユーザ名、パスワード)をもとにユーザ認証を行う。
図12は、情報処理装置101−1の入出力部206に表示されるユーザ認証画面の一例である。図12に示すユーザ認証画面1200には、ユーザ名表示エディットボックス1201、パスワード表示エディットボックス1203、キーボード画面表示ボタン1202及び1204、決定ボタン1205、キャンセルボタン1206が設定されている。
情報処理装置101−1には、入力装置としてのキーボードが接続されていないので、ユーザ名表示エディットボックス1201、パスワード表示エディットボックス1203に対する入力を行う場合には、ユーザはキーボード画面表示ボタン1202,1204を指示してキーボード画面1600(図16)を入出力部206に表示させてキーボード画面1600を介しての指示を行い、CPU201に対して情報の入力処理を行う必要がある。
図16は、キーボード画面1600の一例を示す図である。図16に示すキーボード画面1600には、入力内容表示エディットボックス1601、キーボードボタン1602、決定ボタン1603、キャンセルボタン1604が設定されている。
ユーザによるキーボードボタン1602の指示によって入力されたデータが、入力内容表示エディットボックス1601に表示されることになる。入力内容の確定は決定ボタン1603が指示されたことを、入力内容のキャンセルはキャンセルボタン1604が指示されたことをCPU201検知することで行われる。
図12の説明に戻る。キーボード画面表示ボタン1202がユーザにより指示されてキーボート画面1600を行った場合には、キーボード画面1600において入力指示され確定されたデータがユーザ名表示エディットボックス1201に、キーボード画面表示ボタン1204がユーザにより指示されてキーボート画面1600が表示された場合には、キーボード画面1600において入力指示され確定したデータがパスワード表示エディットボックス1203に表示される。尚、パスワード表示エディットボックス1203に入力内容を表示する際には、入力されたデータそのものではなく、入力されたデータを「*」に変換して表示しても良い。
ユーザ認証に関しては上記の例に限られず、情報処理装置101−1の外部機器接続I/F207にICカードリーダを接続して、ユーザ情報を記録したICカード等の記録媒体からデータ読み取り、そのデータをCPU201に対して入力することによってユーザ認証を行っても、外部機器接続I/F207に指紋情報や静脈情報を読み込めるスキャナ装置を接続して、ユーザの生体情報をCPU201に入力することによってユーザ認証を行っても勿論構わない。
図4の説明に戻る。上記のようにユーザ認証画面1200への入力内容に基づいてユーザ認証を行った結果、ユーザ認証が正常に行われなかったと判断した場合には(ステップS407でNO)、CPU201は入出力部206にその旨のエラー表示を行い(ステップS404)、ステップS401の処理に戻る。
ユーザ認証が正常に行われたと判断した場合には(ステップS407でYES)、引き続きFAX番号の入力処理を行うことになる(ステップS408)。詳細については、図8を用いて説明する。
図8は、図4のステップS408のFAX番号入力処理の詳細な処理を示すフローチャートである。この処理は、情報処理端末101−1のCPU201によって行われる。
この処理は、複数回数同一の番号を入力させ、それらが一致している場合に初めて入力を確定させることによって、ユーザによるFAX番号の指定の際の入力ミスを抑制することを目的としている。
まず、CPU201はユーザの入出力部206を介しての操作指示に従って、登録済み宛て先選択によるFAX送信先設定を行うか、それともFAX番号の直接入力によるFAX送信先設定を行うかを選択する(ステップS801)。これは、図13のFAX番号設定方法選択画面1300中の登録済み宛て先選択ボタン1301が選択されたか、それともFAX番号入力ボタン1302が選択されたかにより判断することになる。
図13は、情報処理装置101−1の入出力部206に表示されるFAX番号設定方法選択画面である。図13に示すFAX番号設定方法選択画面1300には、登録済宛先選択ボタン1301、FAX番号入力ボタン1302、キャンセルボタン1303が設定されている。
登録済宛先選択ボタン1301ボタンが選択された場合には、図14に示す登録済宛先選択画面1400が入出力部206に表示される。FAX番号入力ボタン1302が選択された場合には、図15に示すFAX番号入力画面1500が表示されることになる。キャンセルボタン1303が選択された場合にはFAX番号設定方法選択画面1300における入力指示を全て破棄し、処理を終了する。
図8の説明に戻る。ステップS801の処理でCPU201がYES(登録済宛先選択)と判断した場合には、図14に示す登録済宛先選択画面1400を入出力部206に表示し、登録済宛先から任意の宛先を選択することになる(ステップS802)。
図14は、情報処理装置101−1の入出力部206に表示される登録済宛先選択画面の一例である。尚、図13のFAX番号設定方法選択画面1300と同様の指示を行うためのコントロールについては同一の符号を付している。
図14に示す登録済宛先選択画面1400には、登録済宛先選択ボタン1301、FAX番号入力ボタン1302、登録済宛先選択リストボックス1403、確認入力エディットボックス1404、キーボード画面表示ボタン1405、決定ボタン1406、キャンセルボタン1407が設定されている。この画面においても、登録済宛先選択ボタン1301、FAX番号入力ボタン1302のいずれか選択をすることによって、FAX番号の入力モードを切り替えることが可能である。
登録済宛先選択リストボックス1403には、既に情報処理装置101−1のHDD204にFAX送信の宛先データとして登録されている宛先名称が表示されている。宛先データは、宛先名称、FAX番号、登録者名、登録日等から構成されている。これはデータ構成の一例であって、これに限ったものではない。
ユーザの登録済宛先選択リストボックス1403に表示されている宛先名称の選択処理により、FAX送信を行う宛先のFAX番号が設定されることになる。このリストボックス中の宛先データを複数選択することにより、同一のデータを複数の宛先に送信する同報FAX送信を行うことも可能である。
確認入力エディットボックス1404には、登録済宛先選択リストボックス1403中の選択された宛先のFAX番号の確認入力を表示する欄である。確認入力エディットボックス1404へのデータの入力は、ユーザの入出力部206を介してのキーボード画面表示ボタン1405を指示に従ってキーボード画面1600を表示させ、キーボード画面1600を介してのユーザから入力指示されたデータをCPU201に対してことによって実行される。FAX送信の宛先として複数の宛先が選択された場合には、確認入力を行う際に例えば「;」を区切り子として使用して複数の宛先のFAX番号を入力させることが可能である。
決定ボタン1406が指示されると、登録済宛先選択画面1400における入力内容が確定する。キャンセルボタン1407が指示されると登録済宛先選択画面1400における入力内容が破棄される。
図8の説明に戻る。ステップS802の処理でCPU201がNO(FAX番号入力)と判断した場合には、図15に示すFAX番号入力画面1500を表示して、当該画面へのユーザの入力指示に従って、FAX番号の入力を受け付け(ステップS803)、その入力内容を入出力部206に表示する(ステップS804)。
図15は、FAX番号入力画面1500の一例を示す図である。図15に示すFAX番号入力画面1500には、登録済み宛て先選択ボタン1301、FAX番号入力ボタン1302、FAX番号エディットボックス1501、確認入力エディットボックス1503、キーボード画面表示ボタン1502,1504、決定ボタン1505、キャンセルボタン1506が設定されている。
この画面においても、登録済宛先選択ボタン1301、FAX番号入力ボタン1302の指示をすることによって、FAX番号の入力モードを切り替えることが可能である。
FAX番号表示エディットボックス1501にはFAXの送信宛先となるFAX番号を、確認入力エディットボックス1503には宛先FAX番号と同一のFAX番号を確認のために再入力したデータを表示する。これらエディットボックスへの入力にはそれぞれキーボード画面表示ボタン1502,1504を指示することによりキーボード画面1600を表示することになる。そしてキーボード画面1600での入力内容がそれぞれのエディットボックスに表示されることになる。
実施例1では、FAX番号の確認入力の際にキーボード画面1600での入力処理が行われるので、既に入力したFAX番号を確認しながら入力処理をすることが出来ないようになっている。
また、確認入力終了後にFAX番号の修正をキーボード画面1600を表示して行った場合には、キーボード画面1600からFAX番号入力画面1500への表示切り替え制御が行われると、確認入力エディットボックス1503に入力されたデータが破棄された状態で表示されることになる。よって、ユーザは確認入力を再度行わなければならない。登録済宛先の選択を変更した場合にも、確認入力は破棄されることになる。また、確認入力エディットボックス1503への入力された状態で、入力内容の確定前にキーボード画面1600を介してのFAX番号の変更の場合であるが、キーボード画面1600への入力内容が元の内容と変わらない場合や入力をキャンセルされた(入力内容に変更が加わらなかった)場合には、確認入力エディットボックス1503への入力データは破棄しなくとも良い。
決定ボタン1505が指示されると、FAX番号入力画面1500における入力内容が確定する。キャンセルボタン1506が指示されるとFAX番号入力画面1500における入力内容が破棄される。
図8の説明に戻る。ステップS802若しくはステップS804の処理が終了後、ステップS802若しくはステップS803で入力されたFAX送信先設定の入力内容を変更するかをCPU201が判断することになる(ステップS805)。入力内容を修正する場合には(ステップS805でYES)、ステップS801からの処理を繰り返す。
ステップS805で入力内容を修正しないと判断した場合には(ステップS805でNO)、FAX番号の確認入力処理を行うことになる。登録済宛先を選択した場合には登録済宛先選択画面1400、FAX番号の直接入力により送信先を設定した場合には、FAX番号入力画面1500において確認入力処理が行われる。尚、FAX番号指定で既に登録されている宛先を選択した場合にも確認入力を行うことになる。と言うのも、登録の際に誤ったデータを登録してしまった場合や、当該宛先のFAX番号に変更が加えられたにも関わらず登録内容を変更していない場合などが考えられ、そのような場合に確認入力を行わずにそのままFAX送信指示を行ってしまうと、情報の漏洩につながってしまう危険性があるからである。それを未然に防ぐために確認処理を行うことになる。
FAX番号の確認入力のためのユーザによる入出力部206からの操作指示を受け付け(ステップS807)、それぞれの画面に設定されている確認入力エディットボックス1503に表示する。確認入力エディットボックス1503には、他のコントロールに表示されているデータをコピーし、そのペーストすることによりデータを入力することは出来ない。
尚、確認入力を行っている最中にも、送信先の宛先を変更することが可能である。送信先となる宛先(FAX番号)に変更が変更が加えられたとCPU201が判断した場合には、それまでに行われた確認入力を破棄する(無効とする)ことになる(ステップS810)。その際には、確認入力エディットボックス1503をブランクにする。そしてステップS801からの処理を再度行うことになる。入力内容を無効にするタイミングであるが、実際に宛先の指定に変更が加えられた場合に入力内容の破棄を行っても、宛先の変更を行うことが可能なコントロール(キーボード画面表示ボタン1502)が指示された場合(実際に変更が加えられなくても)に入力内容を破棄を行っても構わない。
そしてその後、番号確認入力の内容を修正するかを判断する(ステップS811)。修正を行う場合には(ステップS811でYES)、ステップS807からステップS810の処理を繰り返すことになる。
修正を行わずに入力内容を確定した場合には(ステップS811でNO)、ステップS802で入力された宛先に該当するFAX番号若しくはステップS803で直接入力されたFAX番号と、ステップS807で入力されたFAX番号の確認入力の内容とが一致しているかを判断する(ステップS812)。
番号が一致していないと判断した場合には(ステップS812でNO)、入出力部206にエラー表示を行い(ステップS815)、ステップS801からの処理を繰り返す。その際にはそれまでに入力された内容を破棄することになる。
番号が一致していると判断した場合には(ステップS812でYES)、宛先FAX番号の再確認のためにFAX番号を表示し(ステップS813)、そのFAX番号をFAX送信の宛先となるFAX番号として確定する(ステップS814)。
以上が情報処理装置101−1で行われるFAX番号入力処理である。従来のパスワード設定などの場合には、キーボード等の入力装置を用いて入力された内容が「*」などに変換されて入力内容が確認できない形での入力が行われていたが、本発明での入力内容がそのまま表示されるので入力内容を確認が出来る。また、確認入力を行う際には、キーボード画面1600が表示されているために、ユーザは1回目に入力された内容を画面上で確認しながら入力することができない。このためにユーザに対して、1回目の番号の入力と同じ状態での確認入力を行わせることが可能である。
このような構成をとることにより好適にユーザによるFAX番号の入力ミスによるFAXデータの誤送信を抑制することが可能になる。
図4の説明に戻る。ステップS408の処理が終了後、ステップS408で入力され確認のために入出力部206に表示されているFAX番号を修正するために、FAX番号の入力処理を再度行うかを判断することになる(ステップS409)。
再度入力を行うとCPU201が判断した場合には(ステップS409でYES)、ステップS408のFAX番号入力処理を行うことになる。再度入力を行わないと判断した場合には(ステップS409でNO)、FAX送信情報、例えば宛先FAX番号や、その番号が登録されている場合には宛先名称等を入出力部に表示する(ステップS410)。そしてその後、全頁プレビュー処理(ステップS411)を行うことになる。全頁プレビュー処理の詳細については図9を用いて説明する。
図9は、図4のステップ411の全頁プレビュー処理の詳細を示すフローチャートである。この処理は情報処理装置101−1のCPU201によって行われる。
この処理はユーザに、ステップS408で指定された宛先に対してのFAX送信データに、当該宛先には本来送信すべきでない(送信してはいけない)データが混ざっていないかをFAX送信を行う前に確認させることを目的としている。
まず、情報処理装置101−1のCPU201は、入出力部206を構成するタッチパネルに図19のFAX送信データプレビュー画面1900を表示する。その際には送信先のFAX番号を認識可能に表示することになる(ステップS901)。そしてFAX送信データプレビュー画面1900中のファクシミリ送信指示ボタン1902を操作できないようにする(ボタンを無効にする:ステップS902)そしてFAX送信データの先頭頁(1頁目)を表示頁に設定(ステップS903:ページ指定変数Nを1に設定)し、あわせて表示することになる(ステップS904)。
図19から図21は、FAX送信データプレビュー画面の一例を示す図である。図19から図21は同一の画面情報であり、5頁のデータからなるFAX送信データの図19が1頁目(先頭頁)のプレビュー画面、図20が2頁目(中間頁)のプレビュー画面、図21が5頁目(最終頁)のプレビュー画面である。尚、図19から図21に共通するコントロールには同一の符号を付している。
図19から図21に示すFAX送信データプレビュー画面1900には、イメージデータ表示欄1901、FAX送信指示ボタン1902、キャンセルボタン1903、前頁表示(←)ボタン1904、表示頁確認欄1905、次頁表示(→)ボタン1906、削除ボタン1907、拡大ボタン1908、縮小ボタン1909、FAX送信情報表示欄1910が設定されている。
イメージデータ表示欄1901にはFAX送信データのイメージデータが表示される。前頁表示(←)ボタン1904及び次頁表示(→)ボタン1906を指示することによって表次頁の切り換えを行うことが可能である。そして表示されている頁が何ページ目に当たるのかが表示頁確認欄1905に表示されている(図19では「1/5」、図20では「2/5」、図21では「5/5」となっている)。また、図19、図21から分るように先頭頁が表示されている場合(図19で示している)には前頁表示ボタン1904が、最終頁が表示されている場合(図21で示している)には次頁表示ボタン1906が指示出来ないように選択不能(グレーアウト)状態になっている。
拡大ボタン1908を指示することでイメージデータ表示欄1901に表示されているイメージ画像が拡大表示される。また、縮小ボタン1909を指示することでイメージデータ表示欄1901に表示されているイメージ画像が縮小表示される。拡大ボタン1908を指示することにより拡大表示されたイメージデータ(ページデータ)がイメージデータ表示欄1901に表示しきれない場合には、イメージデータ表示欄1901に垂直スクロールバーや水平スクロールバー(不図示)が表示されることになる。
削除ボタン1907を指示することで、削除ボタン1907が指示された際にイメージデータ表示欄1901に表示されていた頁のデータをFAX送信データから削除することが可能である。
尚、FAX送信ボタン1902は、全頁のプレビュー処理を終えたとCPU201が判断して初めて選択可能になる(図19及び図20では選択不能(グレーアウト)状態であるが、図21では選択可能状態である)。
図9の説明に戻る。ステップS904の処理が終了後、全頁表示済みかどうかをCPU201は判断することになる(ステップS905)。全頁表示済みであると判断した場合には(ステップS905でYES)、ファックス送信指示ボタン1902を有効にする(ステップS906)。
また、CPU201は、除外ボタン1907を介しての表示中のデータをFAX送信データから除外する(削除する)かの指示を随時受け付けている(ステップS907)。除外指示があったと判断した場合には(ステップS907でYES)、表示中のページデータをFAX送信データから除外する(ステップS908)。
また、CPU201は、次頁表示ボタン1906を介しての次頁表示を行う指示を随時受け付けている(ステップS909)。次頁表示指示があったと判断した場合には(ステップS909でYES)、表次頁を次のページに設定して(ステップS910)、その頁を表示する(ステップS904)。
上記の処理を、ステップS911でFAX送信ボタン1902が指示されたと判断するまで(ステップS911でYES)行うことになる。
以上が情報処理装置101−1のCPU201によって行われる全頁プレビュー処理である。本処理においては、FAX送信データを指定された宛先に対して送信する際には、必ずその内容をユーザに提示し、ユーザによる全て送信内容の確認が終了したと判断するまでファクシミリ送信の指示をCPU201に対して入力することができない。よって送信原稿になんらかの機密情報(個人情報や営業秘密)が混ざった状態で原稿スキャンしてしまっても送信前に全てのデータの確認を行うことになるので、その際に機密情報の漏洩の可能性をユーザに気付かせることが可能になり、機密情報の漏洩の可能性を抑制することが可能である。
図4の説明に戻る。ステップS411の処理が終了後、FAX送信指示を受けた(FAX送信データプレビュー画面1900中のFAX送信ボタン1902がユーザの操作により指示された)とCPU201が判断した場合には(ステップS412)、FAX送信データを保存する(ステップS413)。この際には、FAX送信データ(イメージデータ)を、そのFAX送信データの宛先、送信処理を行ったユーザ等をキーにして検索可能に保存することになる。ステップS413の処理の詳細は、図26を用いて説明する。
図26は、情報処理装置101−1のCPU201によって行われるFAX送信データの保存処理である。
まずCPU201は、HDD204で保存管理しているFAX送信ログデータを検索して(ステップS2601)、当該宛先に対して過去にFAX送信が行われているかチェックする(ステップS2602)。
FAX送信ログデータは、情報管理装置101−1のHDD204上に宛先FAX別に作成されているフォルダに宛先毎に保存されている。よってCPU201は、ステップS408の処理で指定された宛先へのFAX送信ログデータを保存するフォルダがHDD204に作成されているかを検索することで、当該宛先へのFAX送信が過去に行われたかを判断することになる。また、データベースアプリケーションを用いている場合には、データベースを検索し、当該宛先に送信したデータのログがデータベースに登録されているかで判断することになる。
過去に当該宛先に対してのFAX送信ログデータが存在する(データあり:ステップS2602でYES)と判断した場合には、ステップS2605へ移行しFAX送信ログデータの保存を行う。
当該FAX送信データの宛先となるFAX番号へのFAX送信ログデータが存在しないと判断した場合には(データなし:ステップS2602でNO))、当該宛先はFAX送信を行ったことがない宛先であることを示す警告通知を行うことになる。(ステップS2603)。その後、ユーザからの操作部308からの入力指示に基づく、処理継続指示入力が行われるまで、入力待ち状態を継続する。尚、処理継続指示は例えば処理継続する指示が可能なコントロール及び処理を中止する指示が可能なコントロールが設定されている画面情報(不図示)を入出力部206に表示し、処理継続する指示するためのコントロールが選択されることによって行われることになる。他にも、例えば処理の中止を一定時間内に指示しなければ処理継続指示の入力があったとCPU201が判断する手法を用いることも可能である。
処理入力指示があったと判断した場合には(ステップS2604でYES)、ステップ2605にあるFAX送信ログデータの保存処理を行う。
一定時間処理継続指示が入力されなかった、若しくは処理中止指示が入力されたと判断した場合にはFAXの処理を中止する。
以上が情報処理装置101−1によって行われるFAX送信データの保存処理である。
このような処理を行うのは、通常のビジネスにおいてはFAX送信を行う宛先はある程度決まっている場合が多いので、新規の番号が入力された場合には、FAX番号の入力ミスで新規の番号へのFAX送信の指定になってしまったということが考えられるからである。よって、FAX送信を行ったことがない宛先(FAX番号)が指定された場合にはその旨の警告処理を行うことによって、宛先の指定に誤りがないかをユーザに確認させることが可能になる。
尚、上記の説明ではFAX送信ログデータを情報処理装置101−1のHDD204に保存する例を説明したが、情報管理サーバ103のHDDにFAX送信ログデータを保存することによりデータの集中管理を行うことも考えられる。その際には情報処理装置101−1のCPU201は、情報管理サーバ103に対してFAX送信を行う宛先情報や送信を行うFAX送信データを送信する。また、過去に指定された宛先にデータの送信が行われているかの検索については、情報管理サーバ103に対して、例えばSQLのコマンド等により検索指示を行うことによって実現する(情報処理装置の検索手段に該当)。この際に情報管理サーバ103は検索結果を情報処理装置101−1に対して通知することになる。
図4の処理に戻る。その後、情報処理装置101−1のCPU201は、FAX送信ログデータの保存に成功したかを判断する(ステップS414)。保存に失敗したと判断した場合には(ステップS414でNO)、ステップS404に移行し、保存に失敗した旨のエラー通知を行う。
保存に成功したと判断した場合には(ステップS414でYES)、FAX送信データ、FAX宛先情報(FAX番号)を複合機102に送信する(FAX送信処理指示送信)(ステップS415)。尚、ステップS411の全頁プレビュー処理において、FAX送信データから除外する除外ページの指定が行われた場合には、情報処理装置101−1のCPU201は、FAX送信データから除外指定をされたページのデータを除外した新たなFAX送信データを作成し、複合機102に送信し、そのデータの送信指示を行うことになる。
他にも情報処理装置101−1から送信されるFAX送信データのページデータ毎に送信を行う/行わないのフラグデータを付与し、そのデータを複合機102に対して送信することで、複合機側に前記フラグデータに基づいてFAX送信データのページ毎に送信を行う/行わないの送信制御を行わせることにより除外指定された頁を送信しないことを実現しても構わない。
情報処理装置101−1からのFAX送信処理指示を受信した複合機102は、FAX送信データを宛先として指定されたFAX番号に対して送信することになる(ステップS426)。
以上が実施例1におけるFAX送信処理の流れになる。
本実施例では、複合機102を使用するユーザによる操作部308からの入力指示にもとづいて、原稿の読み取り処理、宛先のFAX番号指定、FAX送信データのプレビュー処理を複合機102のCPU301が行う処理を説明する。
図5は、複合機102のCPU301によって行われるFAX送信処理を示すフローチャートである。
複合機102のCPU301は、操作部308にユーザ認証画面を表示する。この画面は実施例1の場合と同様、図12のユーザ認証画面1200が表示されることになる。そして、ユーザによる操作部308を介しての操作指示により、ユーザ認証を行うのに必要な情報を入力する。その入力内容をもとにCPU301はユーザ認証を行うことになる(ステップS501)。
CPU301が、ステップS501のユーザ認証処理でユーザ認証が正常に行えた(ユーザ認証OK)と判断した場合(ステップS502でYES)は、ステップS503へ移行する。ユーザ認証が行えなかったと判断した場合には(ステップS502でNO)、再度ステップS501のユーザ認証処理を行うことになる。その後、図25の操作種別選択画面2500を表示してユーザからの操作部308を介しての操作指示を受け付けることになる。
図25は、複合機102の操作部308に表示される操作種別選択画面2500の一例である。図25に示す操作種別選択画面2501には、コピーボタン2501、FAX原稿スキャンボタン2502、ファイル送信ボタン2503、FAX送信ボタン2504が設定されている。
コピーボタン2501が指示された場合には、複合機102の原稿台若しくはフィーダに設定されている原稿をスキャナ314より読み取り、その内容をプリンタ312より出力するコピー処理を行う。
FAX原稿スキャンボタン2502が指示された場合には、原稿をスキャナ314で読み取り、そのイメージデータをFAX送信データとしてHDD304に蓄積する。
ファイル送信ボタン2503が指示された場合には原稿をスキャナ314で読み取り、そのイメージデータをもとに所定の形式のファイル(例えばJPEG形式やPDF形式のファイル)を作成し、指定された情報処理装置へネットワークI/F305を介して送信する。
FAX送信ボタンが指示された場合には、FAX送信データとしてHDD304に蓄積されているデータからユーザによる操作部308を介しての操作指示に従ってFAX送信データを特定し、そのFAX送信データから確認用データを作成し、当該確認用データをプリンタ312から印刷する。その後、用紙に印刷された確認用データをスキャナ314で読み取って内容確認情報を取得し、全てのデータの内容確認が終了していると判断した場合に、FAXモデム306を介して指定されたFAX番号に対して送信するFAX送信処理を行う。
図5の説明に戻る。ステップS503で、ユーザによる操作部308への入力によるFAX原稿読み取り指示があった(図25に示すFAX原稿スキャンボタンが指示された)とCPU301が判断した場合には(ステップS503でYES)、原稿台もしくはフィーダに原稿がセットされているかを確認する(ステップS504)。原稿がセットされていると判断した場合には(ステップS504でYES)、原稿の読み取り処理を行う(原稿スキャン実行:ステップS505)。
ステップS504の判断処理で、原稿がセットされていないと判断した場合には(ステップS504でNO)、原稿をセットするよう操作部308にエラー表示し(ステップS515)、ユーザに対して原稿のセットを促す。
ステップS505での原稿の読み取り処理を実行後、得られた原稿のイメージデータ(スキャンデータ)をRAM302若しくはHDD304にFAX送信データとして一時的に保存する(ステップS506)。その後、当該FAX送信データの宛先となるFAX番号の入力処理を行う(ステップS507)。FAX番号入力処理の詳細については、図7を用いて説明する。
図7は、図5のステップS507のFAX番号入力処理の詳細を示すフローチャートである。この処理は、複合機102のCPU301によって行われることになる。
この処理は、複数回数同一の番号を入力させ、それらが一致している場合に初めて入力を確定させることによって、ユーザによるFAX番号の指定の際の入力ミスを抑制することを目的としている。
まず、複合機102のCPU301は、操作部308にFAX番号入力用の画面(図13:実施例1で情報処理装置101−1に表示されるものと同様の画面)を表示し、ユーザに対して宛先入力を促す。
そして、ユーザが既に複合機102に送信宛先として登録されている宛先の入力を選択したかを(具体的には図13で登録済宛先選択ボタン1301が選択されたか)を判断することになる(ステップS701)。登録済の宛先が選択されたとCPU301が判断した場合には(ステップS701でYES)、既に登録されている宛先を選択するために、登録済宛先選択画面1400を操作部308に表示する。その後、ユーザによる操作部308への入力指示に従って、登録済宛先の中から任意の宛先を選択することになる(ステップS702)。
ステップS701において、FAX番号入力ボタンが指示された場合には(ステップS701でNO)、FAX番号入力画面1500を操作部308に表示して、ユーザからの入力指示を受け付ける。その際に、ユーザは操作部にキーボード画面1600を表示して入力指示を行うことも、複合機102に備えられているテンキーを用いて入力指示を行うことも可能である。
図17は、FAX番号の入力指示をテンキーを用いて行う際のFAX番号入力画面1500の画面イメージ図である。図15に示すFAX番号入力画面1500と同一のコントロールには同一の符号を付している。この図ではFAX番号入力エディットボックス1501が選択されている状態でテンキーによるユーザによるFAX番号入力指示を受け付けた場合を示しており、テンキーにより入力された内容がFAX番号入力エディットボックス1501に表示されている。
図7の説明に戻る。ステップS703において、CPU301がテンキー操作により入力処理が実行されたと判断した場合には(ステップS703でYES)、テンキー操作により入力されたデータを受け付け(ステップS704)、その入力内容を操作部308(具体的にはFAX番号入力画面1500のFAX番号入力エディットボックス1501)に表示する(ステップS705)。
ステップS703において、CPU301がキーボード画面を介してのユーザからの操作指示による入力処理が選択された(キーボード画面表示ボタン1502が指示された)と判断した場合には(ステップS703でNO)、キーボード画面1600を操作部308に表示する(ステップS706)。そして、操作部308に表示されているキーボード画面1600を介してのユーザからのFAX番号入力指示を受け付け(ステップS707)、その内容を表示する(ステップS708)。
上記3つの方式何れかによるFAX番号の入力処理後、その内容を修正するとCPU301が判断した場合には(ステップS709でYES)、ステップS701からステップS708の処理を繰り返すこととなる。
修正を行わないと判断した場合には(ステップS709でNO)、番号確認のために同一のFAX番号の再入力を行わせる処理に移る。2回目の入力の際には、ユーザに1回目に入力された番号を隠した状態で入力させることになる。また、1回目に既に登録されている番号を用いて入力した場合にも確認のための再入力を行わせることになる。これは、登録されているFAX番号が既に使用されていない、または間違った番号を登録してしまっている等の可能性があるので、再度入力処理を行わせることにより、誤った番号に例えば個人情報や営業秘密など会社にとって重要なデータをFAX送信してしまわないようにするためである。よって2度目の確認のための入力では、登録済宛先選択によるFAX番号の指定による番号確認入力処理は行わせない。
まず、番号確認入力に移行すると、CPU301は、1回目に入力された番号データをユーザが認識不可能な状態にする(ステップS710)。例えば入力された文字を図18のFAX番号エディットボックス1501に示すように「*」として表示する、FAX番号エディットボックス1501を表示しない等の方法を用いても勿論良い。
その後、2度目の確認用入力の方法として、テンキー操作により入力処理が選択された場合には(ステップS711でYES)、テンキー操作により入力されたデータを受け付け(ステップS712)、その入力内容を操作部308に表示する(ステップS713)。
図18は、ステップS712、713の処理の際に操作部308に表示されているFAX番号入力画面1500のイメージ図である。FAX番号入力が終了後、確認入力エディットボックス1503が選択されると、FAX番号エディットボックス1501に入力されている内容が、ユーザが認識出来ないように表示制御される。図18においては入力内容が「*」に変更することにより認識不可能な形にしている。
そして、新たに確認入力エディットボックス1503への入力処理をテンキーを用いて行うことになる。その入力内容については図示のようにユーザが認識可能に表示することになる。
図7の説明に戻る。CPU301が、ユーザの操作部からの入力方法を、ユーザがテンキーではなく、タッチパネルに表示されるキーボードを選択したと判断した場合には(ステップS711でNO)、キーボード画面1600を操作部308に表示する(ステップS714)。そして操作部308に表示されているキーボード画面1600を介してのユーザからの確認入力指示を受け付け(ステップS715)、その内容を表示する(ステップS716)。
尚、確認入力の際にも宛先の指定を変更することが可能である。確認入力が行われている状態で、宛先(FAX番号)の指定に変更が加えられたとCPU201が判断した場合には(ステップS717でYES)、それ以前に確認入力として入力されたデータを無効にし、確認入力エディットボックス1503をブランクにする(ステップS718)。その後ステップS701から処理を繰り返すことになる。確認入力データが無効とされるタイミングであるが、実際に宛先の指定に変更が加えられた場合に入力内容の破棄を行っても、宛先の変更を行うことが可能なコントロール(FAX番号エディットボックス1501若しくはキーボード画面表示ボタン1502)が指示された場合(実際に変更が加えられなくても)に入力内容を破棄を行っても構わない。
上記何れかの方式によるFAX番号の確認入力処理終了後、その内容を修正するとCPU301が判断した場合には(ステップS719でYES)、ステップS711からステップS718の処理を繰り返すこととなる。
修正を行わないと判断した場合には(ステップS719でNO)、FAX番号入力と確認入力の入力内容が一致しているかを判断することになる(ステップS720)。
入力内容が一致していないと判断した場合には(ステップS720でNO)、エラー表示を行う(ステップS723)。その後、ステップS701からの処理を再度行うことになる。
入力内容が一致していると判断した場合には(ステップS720でYES)、再度その入力内容をユーザに確認させるために表示し(ステップS721)、入力されたFAX番号で宛先を確定し(ステップS722)、本処理を終了する。
上記のように同一の内容を複数回入力させることにより入力内容を確定するので入力ミスを抑制することが可能になる。また、2回目以降の入力の際にも、1回目に入力した内容を確認することが出来ないので、1回目と同様の入力をユーザに行わせることが可能である。
図5の説明に戻る。ステップS506のFAX番号入力処理が終了後、ステップS507で入力されたFAX番号を修正するために再入力を行うかを判断することになる(ステップS508)。
FAX番号の再入力を行うとCPU301が判断した場合には(ステップS508でYES)、ステップS507のFAX番号入力処理を再度行うことになる。再入力を行わないと判断した場合には(ステップS508でNO)、ステップS507で入力されたFAX番号を操作部308に表示する。
そしてその後、実際にFAXを送信する前に、FAXの送信内容を確認するために全頁のプレビュー処理を行う(ステップS510)。詳細については図10を用いて説明する。
図10は、図5のステップ510の全頁プレビュー処理の詳細を示すフローチャートである。この処理は複合機102のCPU301によって行われることになる。
CPU301は、ユーザによる操作部308を介しての入力指示によって、FAX送信指示がされたかどうかを判断する(ステップS1001)。指示されていないと判断した場合には(ステップS1001でNO)、FAX送信指示待ち状態を継続する。
FAX送信指示がされたと判断した場合には(ステップS1001でYES)、内容確認を行うFAX送信データをユーザの操作部308からの指示により特定し(ステップS1002)、確認用のデータ(印刷用データ)を作成し(ステップS1003)、そのデータをプリンタ312より出力する(ステップS1004)。印刷されたイメージは図24のようなものである。
図24は複合機102のプリンタ312より出力されるFAX送信データの確認用データのイメージ図の一例である。確認用データには、送信者データ2401、FAX番号情報2402、宛先名称情報2403、FAX送信データ表示欄2404、確認チェック欄2405、FAX送信データ識別情報2406、除外チェック欄2407が設定されている。尚、宛先名称2403には登録済宛先が選択された場合に情報が設定されることになる。
ユーザはFAX送信データ表示欄2404の内容を確認後、確認チェック欄2405にチェックを行うことになる。また、除外チェック欄にチェックがされた用紙については、底に印刷されているデータをFAX送信データから除外することになる。確認チェック欄2405及び除外チェック欄2407は全ての頁に設定されることになる。
図10の説明に戻る。ステップS1004の印刷処理が終了後、印刷処理を行った全頁確認用のデータの読み取り処理を行う(ステップS1005)。その際には図24の確認チェック欄2405にチェックが終了したものを読み取ることになる。その後、ステップS1005で読み取ったデータがステップS1002で特定したFAX送信データ用の確認用データであるかを判断する(ステップS1006)。この処理はFAX送信データ識別情報2406を解析することによって行われる。ステップS1006でNOと判断した場合には、その旨のエラー表示を行い(ステップS1009)、ステップS1005の処理を再度行うことになる。
ステップS1006でYESと判断された場合には、スキャンした全ての用紙の確認チェック欄2405若しくは除外チェック欄2407にチェックがされているかを確認する(ステップS1007)。確認チェック欄2405若しくは除外チェック欄2407チェックされていない頁があったと判断した場合には(ステップS1007でNO)、その旨のエラー表示を行い(ステップS1008)、ステップS1005からの処理を繰り返す。
全ての頁の確認チェック欄2405若しくは除外チェック欄2407にチェックが入っていると判断した場合には(ステップS1007でYES)、その中で除外チェック欄にチェックが入っているものがあるか判断する(ステップS1009)。
除外チェックが入っている頁があるとCPU301が判断した場合には(ステップS1009でYES)、その頁をFAX送信の対象外のデータとして設定する(ステップS1010)。FAX送信指示用のコントロールを有する画像情報(不図示)を操作部308に表示する(ステップS1011)。
以上が複合機102のCPU301によって行われる全頁プレビュー処理である。尚、図10で説明した処理の替わりに図9で説明した情報処理装置101−1で行われる全頁プレビュー処理と同様の処理を行わせても勿論かまわない。
上記のように、送信前に全てのデータを予め確認させるので、指定した宛先に送信してはいけない機密情報がFAX送信データに混在していた場合にも、送信前に確認することが可能であり、また、機密情報をFAX送信データから除外することが可能であるので、再度スキャン処理を行う必要もなく操作性が向上する。
図5の説明に戻る。ステップS510の全頁プレビュー処理が終了後、CPU301はFAXの送信指示を受けたかを判断する(ステップS511)。FAX送信指示は、図10のステップS1008で操作部308に表示されたFAX送信指示用のコントロールを有する画像情報(不図示)を介してのユーザの入力によりCPU301に対して通知されることになる。
CPU301がFAX送信指示を受けたと判断した場合には(ステップS511でYES)、FAX送信データを保存する(ステップS512)。この処理については実施例1における情報処理装置101−1のCPU201によって行われる保存処理と同様の処理が行われることになる。詳細については割愛する。この際には、FAX送信データ(イメージデータ)を、そのFAX送信データの宛先となるFAX番号や宛先名称、送信処理を行ったユーザ等をキーにして検索可能に保存することになる。
その後情報処理装置のCPU301は、FAX送信データの保存に成功したかを確認する(ステップS513)。保存に失敗したと判断した場合には(ステップS513でNO)、保存に失敗した旨のエラー通知を行う(ステップS515)。
保存に成功したと判断した場合には(ステップS513でYES)、CPU301は、FAX送信データを指定されたFAX番号に対して送信することになる(ステップS514)。
以上が実施例2におけるFAX送信処理になる。
本実施例では、情報処理装置101−2にインストールされている文書編集アプリケーションプログラム等で編集された文書データを、複合機102のFAX送信機能を用いて指定された宛先に対してFAX送信処理を行う際の処理について説明する。この処理は、情報処理装置101−2のCPU201および複合機102のCPU301により行われることになる。
図6は情報処理装置101−2のCPU201及び複合機102のCPU301によって行われるFAX送信処理のフローチャートである。
情報処理装置101−2のCPU201は、情報処理装置101において編集された文書データ(電子データ)のFAX送信要求を受けたかを判断する(ステップS601)。
FAX送信要求を受けたと判断した場合には(ステップS601でYES)、FAX送信に必要なアプリケーションプログラム(具体的にはFAXドライバ)を起動させ、当該プログラムの制御により、FAX番号入力処理を行わせる(ステップS602)。詳細については実施例1において情報処理装置101−1のCPU201で行われる処理とほぼ同様であるため割愛する。
尚、FAX番号入力処理を行う場合に情報処理装置101−2の出力部であるディスプレイ装置には、図22に示すFAX送信設定画面が表示されることになり、このFAX送信設定画面2200を介してユーザからの指示を受け付けることになる。
図22は、情報処理装置101−2の出力部であるディスプレイ装置に表示されるFAX送信設定画面の一例である。
図22に示すFAX送信設定画面2200には、ファクシミリ選択コンボボックス2201、登録済宛先選択ラジオボタン2202、FAX番号入力ラジオボタン2204、宛先指定コンボボックス2203、FAX番号エディットボックス2205、確認入力2206、OKボタン2207、キャンセルボタン2208が設定されている。
ファクシミリ選択コンボボックス2201は、FAX送信に用いる複合機を選択するためのコントロールである。
登録済宛先選択ラジオボタン2202は、FAX送信の際に既に情報処理装置101−2のHDD204に登録されている宛先を選択する際に選択するコントロールで、この登録済宛先選択ラジオボタン2202が選択されると、宛先指定コンボボックス2203が有効となり、登録済宛先の選択が可能になる。
尚、登録済宛先選択ラジオボタン2202が選択されている時にはFAX番号エディットボックス2205にはデータを入力することは出来なくなる。宛先指定コンボボックス2203は、登録済みの宛先の選択を行うコントロールであり、情報処理装置101−2のHDD204に登録されているFAX送信先である宛先情報のうちから1つを選択することが可能である。
FAX番号入力ラジオボタン2204はFAX番号を直接入力する際に選択するコントロールであって、このFAX番号入力ラジオボタン2204が選択されるとFAX番号エディットボックス2205が有効になりFAX番号の入力処理が可能となる。尚、FAX番号入力ラジオボタン2204が選択されているときには宛先指定コンボボックス2203を用いての宛先設定はできなくなる。
確認入力エディットボックス2206には、宛先選択コンボボックス2203で送信先として設定した宛先のFAX番号、若しくは、FAX番号エディットボックス2205に入力されたFAX番号と同じ番号の入力処理を行うこととなる。
OKボタン2207が指示されると、FAX送信設定画面2200での入力内容を確定する。キャンセルボタン2208が指示されると、FAX送信設定画面2200で設定された入力内容を破棄する。
図23は、FAX送信設定画面2200において、FAX番号の確認入力を行う際の画面イメージである。FAX番号の確認入力を行う際には(図では確認入力エディットボックス2206への入力処理が行われている。)、FAX番号入力処理(キーボードからのFAX番号入力受け付け処理)が選択された場合に、FAX番号エディットボックス2205に入力された内容をユーザが認識出来ないように表示制御を行っている(図23のFAX番号エディットボックス2205を参照)。
図6の説明に戻る。ステップS602処理終了後、宛先となるFAX番号の入力をキャンセルし、FAX番号の再入力する指示があったと判断した場合(ステップS603でYES)、ステップS602の処理を再度行う。ステップS603で再入力の指示がないと判断した場合には(ステップS603でNO)、電子データに基づいて、FAX送信用のデータを作成する(ステップS604)。その後、ステップS604で作成されたFAX送信用のデータを複合機102に送信する(ステップS605)。
複合機102のCPU301は、FAX送信用のデータを情報処理装置101−2から受信すると、そのデータをHDD304に保存する(ステップS621)。
そしてその後、FAX送信用データをもとにして送信データの確認用データを作成し、HDD304に保存する(ステップS622)。この際には、例えば情報処理装置101−2にインストールされているブラウザアプリケーションで閲覧可能なデータを作成することになる。
そして、ステップS622で作成した確認用データを閲覧するための情報(例えば保存場所のURL等)を情報処理装置101−2に対して送信し(ステップS623)、その後は、情報処理装置からのFAX送信のためのアクセス待ち状態に移行する(ステップS624)。
情報処理装置101−2においては、確認用データを閲覧するための情報を複合機102から受信すると、その内容をユーザに通知するために出力部を構成するディスプレイ装置に表示処理を行うことになる(ステップS607)。
その後、情報処理装置101−1を操作するユーザによる入力部からの操作指示により、複合機102のHDD304に保存されている確認用データへのアクセス指示があるかどうかを判断する(ステップS608)。アクセス指示がないと判断した場合には(ステップS608でNO)、アクセス指示待ち状態を継続することになる。
アクセス指示を受けたと判断した場合には(ステップS608でYES)、確認用データへのアクセス処理を行う(ステップS609)。その際には、ユーザ認証を行うために必要なデータ(例えばユーザID、パスワード)を複合機102に送信することになる。
確認用データへの閲覧情報を送信(ステップS623の処理)後、情報処理装置101−2からの待ち状態に移行していた複合機102のCPU301は、情報処理装置101−2から確認用データへのアクセス要求をまだ受けていないと判断した場合には(ステップS625でNO)、当該確認用データへの情報処理装置101−2から所定の時間アクセスがないかを判断することになる(ステップS626)。一定時間、情報処理装置101−2から当該確認用のデータへのアクセスがないと判断した場合には、当該確認用のデータの削除処理を行い(ステップS627)、本処理を終了することになる。
ステップS625の処理で情報処理装置101からアクセス処理があったと判断した場合には(ステップS625でYES)、情報処理装置101−2から受信したユーザ認証に用いるデータをもとにユーザ認証処理を行うことになる(ステップS628)。
ユーザ認証を行った結果、FAX送信指示を行える権限を持ったユーザであるとCPU301が判断した場合には(ステップS628でYES)、ステップS630の全頁プレビュー処理行うことになる。詳細については、実施例1における全頁プレビュー処理と類似するので割愛する。
ただ、情報処理装置101−2は情報処理装置101−1と異なり、入力部としてのキーボードやポインティングデバイス、出力部としてのディスプレイ装置により入出力部を構成している関係で、例えば情報処理装置101−2にインストールされているウェブブラウザアプリケーションを用いて複合機102において作成されたプレビュー用のデータの表示制御を行うことになる。
ユーザ認証処理の結果、CPU301が当該ユーザは当該送信FAXデータの送信指示を行う権限を有さないユーザであると判断した場合には(ステップS628でNO)、情報処理装置101−2に対してエラー通知を行うことになる(ステップS629)。情報処理装置101−2のCPU201はエラー通知を受信した場合には、そのエラー通知の内容を出力部に表示処理を行うことになる(ステップS606)。その後、情報処理装置101−2において、ステップS608以降の処理を行うことになる。
ステップS630の全頁プレビュー処理が終了後、複合機102のCPU301は、情報処理装置101−2に対してFAX送信指示用のコントロールを有する画面情報(不図示)を送信する(ステップS631)。この画面情報もウェブブラウザアプリケーションを用いて参照できるものとする。情報処理装置101−2のCPU201は、FAX送信指示用のコントロールを有する画面情報を受信後、その画面情報を出力部に表示する。その後、FAX送信指示待ち状態に移行する(ステップS610)。
その後、情報処理装置101−2を操作するユーザの入力部操作により、FAX送信指示を受けたかを判断する(ステップS611)。FAX送信指示を受けたと判断した場合には(ステップS611でYES)、FAX送信指示を複合機102に対して送信する(ステップS612)。
FAX送信指示を情報処理装置101−2から受信した複合機102のCPU301は、FAX送信用のデータ(宛先データ、送信ユーザデータ、送信画像データ)や送信時刻データを検索可能な形でHDD304に保存する保存処理を行う。処理については実施例1で情報処理装置101−1のCPU201によって行われた保存処理と同様の処理が行われる。処理を行う前提として、複合機102のCPU201は、情報処理装置101−2から宛先を含むFAX送信情報とFAX送信データを取得することになる。そしてそのデータをもとに検索処理を行ったり、ログデータの保存を行ったりすることになる。
データの保存先としては、HDD304以外でも例えば情報管理サーバ103のHDDに保存し、ログデータの集中管理を行う方法を用いても勿論良い。この構成を備えることで、後で、「どこに」、「どのようなデータ」をFAX送信したのかをあとで検索することが可能になる。
その後、ステップS633の処理に失敗した場合には(ステップS634でNO)、ステップS629に移行し、保存処理が異常終了(失敗)した旨のエラー通知を情報処理装置101に対して送信することになる。
ステップS633の保存処理で保存に成功したと判断した場合には(ステップS634でYES)、FAX送信処理を行うことになる(ステップS635)。
以上が第3の実施例におけるFAX送信処理の流れになる。
上記のように、本発明においては、FAX番号の指定に際して、複数回同一の情報を入力させることによって、ユーザによる入力ミスを効果的に抑制する効果を奏する。また、確認入力を既に入力された番号を見ながら行うことを許していないので、きちんとした確認入力処理を行うことが可能になる。また、確認入力中に送信先のFAX番号として指定されている番号に変更が生じた場合に、確認入力を破棄しているので、送信先として設定されているFAX番号の指定後にその確認入力を行わせることが可能である。
また、FAXデータを送信する前に予めデータを出力し、ユーザに送信データを再確認させているので、指定した宛先に送信してはいけないデータがFAX送信データに含まれていた場合に処理を中断することが可能になる。また、当該宛先に送信していけないデータがFAX送信データに含まれていた場合に、そのデータをページ単位でFAX送信データから除外することが可能であるので、再度FAX送信処理を行う必要もなく、処理効率が向上する。
また、ファクシミリ送信を行う前に、その送信ログデータの保存を行い、保存に成功したものについて送信を許可しているので、送信を行った後にログデータをとる場合と異なり、確実にログデータを残すことが可能となる。さらには、送信を行う際にログデータを検索し、指定された宛先に対して過去に送信したことがあるかを確認し、過去に当該宛先に対してのFAX送信を行ったことがない場合に、警告通知を行うので、万が一番号の指定を間違えてしまった場合でも、この警告通知によりユーザにその入力間違えを気付かせることが可能である。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の一実施形態におけるデータ誤送信抑制システムの構成図である。 本発明の一実施形態におけるデータ誤送信抑制システムにおける情報処理装置101−1、101−2を実現するコンピュータのハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態におけるデータ誤送信抑制システムにおける複合機(FAX装置)102を実現する複合機のハードウェア構成図である。 情報処理装置101−1のCPU201及び複合機102のCPU301によって行われるFAX送信処理のフローチャート(実施例1)である。 複合機102のCPU301によって行われるFAX送信処理のフローチャート(実施例2)である。 情報処理装置101−2のCPU201及び複合機102のCPU301によって行われるFAX送信処理のフローチャート(実施例3)である。 複合機102のCPU301によって行われるFAX番号入力処理の詳細を示すフローチャートである。 情報処理端末101−1のCPU201によって行われるFAX番号入力処理の詳細な処理を示すフローチャートである。 情報処理装置101−1のCPU201によって行われる全頁プレビュー処理の詳細を示すフローチャートである。 複合機102のCPU301によって行われる全頁入力処理の詳細を示すフローチャートである。 情報処理装置101−1の入出力部206に表示される操作種別選択画面の一例を示す図である。 情報処理装置101−1の入出力部206に表示されるユーザ認証画面の一例を示す図である。 情報処理装置101−1の入出力部206に表示されるFAX番号設定方法選択画面の一例を示す図である。 情報処理装置101−1の入出力部206に表示される登録済宛先選択画面の一例を示す図である。 情報処理装置101−1の入出力部206に表示されるFAX番号入力画面の一例を示す図である。 情報処理装置101−1の入出力部206に表示されるキーボード画面の一例を示す図である。 複合機102の操作部308に表示されるFAX番号入力画面の一例を示す図である。 複合機102の操作部308に表示されるFAX番号入力画面の一例を示す図である。 情報処理装置101−1の入出力部206に表示されるFAX送信データプレビュー画面の一例を示す図である(先頭頁)。 情報処理装置101−1の入出力部206に表示されるFAX送信データプレビュー画面の一例を示す図である(中間頁)。 情報処理装置101−1の入出力部206に表示されるFAX送信データプレビュー画面の一例を示す図である(最終頁)。 情報処理装置101−2の出力部に表示されるFAX送信設定画面の一例を示す図である。 情報処理装置101−2の出力部に表示されるFAX送信設定画面において、FAX番号の確認入力処理を行っている例を示す図である。 複合機102のプリンタ312より出力されるFAX送信データの確認用データの一例を示す図である。 複合機102の操作部308に表示される操作種別選択画面の一例を示す図である。 情報処理装置101−1のCPU201によって行われるFAX送信ログデータ保存処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
101−1、101−2 情報処理装置
102 複合機(FAX装置)
103 データ管理サーバ
104 LAN(Local Area Network)
105 FAX回線網
106 FAX装置
201 CPU(Central Processing Unit)
202 RAM(Random Access Memory)
203 ROM(Read Only Memory)
204 HDD(ハードディスクドライブ)
205 記録媒体ドライブ
206 入出力部
207 外部機器接続I/F(インタフェース)
208 ネットワークI/F(インタフェース)

Claims (7)

  1. 第一の表示データを表示する第一の表示領域と、第二の表示データを表示する第二の表示領域とを備える表示画面におけるデータの表示制御を行う情報処理装置であって、
    データの送信先を示す第一のデータの入力指示を入力部から受け付ける第一の入力手段と、
    前記第一のデータの確認データである第二のデータの入力指示を入力部から受け付ける第二の入力手段と、
    前記第一のデータの入力内容を示す前記第一の表示データを前記第一の表示領域に、前記第二のデータの入力内容を示す前記第二の表示データを前記第二の領域に表示する表示手段と、
    前記第二の入力手段による前記第二のデータの受付状態において、前記第一の入力手段によって第一のデータの入力を既に受け付けている場合に、前記表示手段により前記第一の表示領域に表示された前記第一の表示データから前記第一のデータを認識できないように、前記第一の表示領域の表示を変更する表示制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記表示手段により前記第一の表示領域に表示された前記第一の表示データを非表示にすることで、前記第一の表示データから前記第一のデータを認識できないようにすること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第二の表示データが前記第二の表示領域に表示されている状態で、前記第一の入力手段による前記第一のデータの入力の受け付け可能状態になった場合に、既に前記第二の入力手段で入力を受け付けた前記第二のデータを無効にする第一の無効手段を備えること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第二の表示データが前記第二の表示領域に表示されている状態で、前記第一の入力手段によって前記第一のデータの変更の入力の受け付けた場合に、既に前記第二の入力手段で入力を受け付けた前記第二のデータを無効にする第二の無効手段を備えること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第一のデータと、前記第二のデータが一致した場合に前記データの送信先を確定する確定手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 第一の表示データを表示する第一の表示領域と、第二の表示データを表示する第二の表示領域とを備える表示画面におけるデータの表示制御を行う情報処理装置の制御方法であって、
    データの送信先を示す第一のデータの入力指示を入力部から受け付け、当該入力内容を示す前記第一の表示データを前記第一の表示領域に表示する第一の入力工程と、
    前記第一のデータの確認データである第二のデータの入力指示を入力部から受け付け、当該入力内容を示す前記第二の表示データを前記第二の表示領域に表示する第二の入力工程と、
    前記第二の入力工程による前記第二のデータの受付状態において、前記第一の入力工程において第一のデータの入力を既に受け付けている場合に、前記第一の表示データから前記第一のデータを認識できないように、前記第一の表示領域の表示を変更する表示制御工程と
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. コンピュータに、請求項6に記載の制御方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
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