JP4263985B2 - デコード回路及びデコード方法 - Google Patents

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本発明は、デコード回路及びデコード方法に関し、特に半導体集積回路等の電子機器に搭載されるデジタルアナログコンバータ用デコード回路及びデコード方法に関する。
入力信号に対して特定の出力信号を持つデコード回路としては、例えば半導体メモリのアドレスデコード回路等のように様々な方式が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、抵抗ストリング(strings)型デジタルアナログコンバータ(以下、単に「DAC」という。)で必要とされるデコード論理や、抵抗マトリックス(matrix)型DACで必要とされるデコード論理を備えたデコード回路においては、入力信号の昇順若しくは降順に対して一定の周期構造を有する出力信号が得られる。
抵抗ストリング型DACにおいては、例えば、図5(A)に示す4ビットのビット配列を有する入力信号に対して、図5(B)に示す16ビットのビット配列を有する出力信号が得られる。具体的には、「0000」の4ビットのビット配列を有する入力信号に対して、「1000…0000」の16ビットのビット配列を有する出力信号が得られる。図5(A)に示すように、「0000」、「0001」、…、「1111」に、順次、入力信号が昇順すると、この昇順に対応して、図5(B)に示すように、出力信号は「1000…0000」、「0100…0000」、…、「0000…0001」へと順次変化し、出力信号は一定の周期構造を示す。
抵抗マトリックス型DACにおいては、例えば、図6(A)に示す4ビットのビット配列を有する入力信号に対して、図6(B)に示す16ビットのビット配列を有する出力信号が得られる。具体的には、「0000」の4ビットのビット配列を有する入力信号に対して、「1111…1111」の16ビットのビット配列を有する出力信号が得られる。図6(A)に示すように、入力信号が昇順すると、この昇順に対応して、図6(B)に示すように、出力信号は「1111…1111」、「0111…1111」、…、「0000…0001」へと順次変化し、出力信号は一定の周期構造を示す。
特開平5−258574号公報
しかしながら、抵抗ストリング型DAC又は抵抗マトリックス型DAC用デコード回路においては、一定の周期構造を有する出力信号が得られるにもかかわらず、出力信号のビット配列数に応じた回路構成が必要であり、回路規模が大型になるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みなされたものであり、回路規模を小型にすることができるデコード回路及びデコード方法の提供を目的とする。
本発明のデコード回路は、複数ビットの入力信号の一部のビット情報に基づき、繰り返しの基本単位となる第1のビット配列を有する第1のサブ出力信号を出力する第1のサブ出力信号生成回路と、前記入力信号のビット情報に関係なく、繰り返しの基本単位となる第2のビット配列を有する第2のサブ出力信号を出力する第2のサブ出力信号生成回路と、前記複数ビットの入力信号のうち前記一部のビットを除く、一部のビット情報に基づき、前記第1のサブ出力信号と第2のサブ出力信号との組み合わせ順序を決定し、出力信号を生成する出力信号生成回路とを備えた構成を採る。
この構成によれば、繰り返しの基本単位となるビット配列を有する第1のサブ出力信号と第2のサブ出力信号とを生成し、この第1のサブ出力信号と第2のサブ出力信号との組み合わせ順序を決定し出力することで、一定の周期構造を有する出力信号を生成することができるので、第1のサブ出力信号生成回路を共用化し、かつ第2のサブ出力信号生成回路を共用化し、第1のサブ出力信号生成回路と第2のサブ出力信号生成回路と出力信号生成回路とを有する簡素な回路構成においてデコード回路を構築することができる。
本発明のデコード回路は、前記入力信号の昇順若しくは降順に対応して前記出力信号は一定の第1の周期で変化し、前記第1の周期よりも短い一定の第2の周期において、前記第1のサブ出力信号の第1のビット配列は、前記入力信号の昇順又は降順に対応して、変化する構成を採る。
本発明のデコード回路は、前記第1のサブ出力信号は情報「0」と情報「1」とを混在させたビット配列であり、前記第2のサブ出力信号はすべて情報「0」のビット配列である構成を採る。
本発明のデコード回路は、前記入力信号のビット情報に関係なく、繰り返しの基本単位となる第3のビット配列を有する第3のサブ出力信号を出力する第3のサブ出力信号生成回路を更に備え、前記出力信号生成回路は、前記複数ビットの入力信号のうち前記一部のビットを除く、一部のビット情報に基づき、前記第1のサブ出力信号と第2のサブ出力信号と第3のサブ出力信号との組み合わせ順序を決定し、出力信号を生成する構成を採る。
本発明のデコード回路は、前記第1のサブ出力信号は情報「0」と情報「1」とを混在させたビット配列であり、前記第2のサブ出力信号はすべて情報「0」のビット配列であり、前記第3のサブ出力信号はすべて情報「1」のビット配列である構成を採る。
本発明のデコード方法は、複数ビットの入力信号の一部のビット情報に基づき、繰り返しの基本単位となる第1のビット配列を有する第1のサブ出力信号を生成する段階と、前記入力信号のビット情報に関係なく、繰り返しの基本単位となる第2のビット配列を有する第2のサブ出力信号を生成する段階と、前記複数ビットの入力信号のうち前記一部のビットを除く、一部のビット情報に基づき、前記第1のサブ出力信号と第2のサブ出力信号との組み合わせ順序を決定し、出力信号を生成する段階とを備えた構成を採る。
この方法によれば、繰り返しの基本単位となるビット配列を有する第1のサブ出力信号と第2のサブ出力信号とを生成し、この第1のサブ出力信号と第2のサブ出力信号との組み合わせ順序を決定し出力するにより、一定の周期構造を有する出力信号を生成することができる。
本発明によれば、回路構成を簡素にし、回路規模を小型にすることができるデコード回路及びデコード方法を提供することができる。
本発明の骨子は、デコード回路及びそのデコード方法において、入力信号の一部のビット情報により繰り返しの基本単位となるビット配列を有するサブ出力信号と、入力信号のビット情報に関係なく繰り返しの基本単位となるビット配列を有するサブ出力信号とを生成し、前記複数ビットの入力信号のうち前記一部のビットを除く、一部のビット情報により生成されたサブ出力信号の組み合わせ順序を決定し出力することにより、入力信号の昇順若しくは降順に対して一定の周期構造を有する出力信号を生成することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1は、4ビットの入力信号の入力に対して16ビットの出力信号が出力される、抵抗ストリング型DAC用デコード回路及びデコード方法を説明する。
図1に示すように、実施の形態1に係るDAC用デコード回路1は、4ビットの入力信号5の一部のビット情報に基づき、繰り返しの基本単位となる第1のビット配列を有する第1のサブ出力信号2Sを出力する第1のサブ出力信号生成回路2と、入力信号5のビット情報に関係なく、繰り返しの基本単位となる第2のビット配列を有する第2のサブ出力信号3Sを出力する第2のサブ出力信号生成回路3と、入力信号5のうち前記一部のビットを除く、一部のビット情報に基づき、第1のサブ出力信号2Sと第2のサブ出力信号3Sとの組み合わせ順序を決定し、出力信号6を生成する出力信号生成回路4とを備えている。
入力信号5は、図2(A)に示すように、4ビット配列で構成されている。入力信号5のビット配列が「0000」、「0001」、…、「1111」と順次昇順した場合、「0000」から「1111」までが1周期である。また、降順とは、昇順とは逆に、ビット配列が「1111」、「1110」、…、「0000」に変化することである。1周期における入力信号5のビット配列は合計16通り存在する。
出力信号6は16ビット配列で構成されている。図2(B)に示すように、入力信号5の1周期の昇順に対応して、出力信号6のビット配列は「1000…0000」、「0100…0000」、…、「0000…0001」と順次降順する。出力信号6は、入力信号5と同様に合計16通りのビット配列を有し、入力信号5の昇順(又は降順)に対応して、一定の周期構造を有する。
ここで、図2(B)に示す出力信号6の一定の周期構造(16ビット×16段)に着目してみると、破線で囲んで示すように、出力信号6のビット配列に繰り返しの基本単位となるビット配列の領域を抽出することができる。例えば、16ビット×16段のビット配列を横方向に4ビット毎に縦方向に4段毎に分割し、4ビットのビット配列を4段有する領域A及び領域Bを抽出することができる。領域Aは、ビット配列「1000」、「0100」、「0010」及び「0001」を備え、情報「0」と情報「1」とが混在する、繰り返しの基本単位となるビット配列の領域である。領域Bは、ビット配列「0000」、「0000」、「0000」及び「0000」を備え、すべて情報「0」で、繰り返しの基本単位となるビット配列の領域である。領域Aは、図2(B)中、左上から右下に向かって斜めに4個存在し、領域Bは、左下部分に6個、右上部分に6個、合計12個存在する。
第1のサブ出力信号生成回路2は入力信号5の入力に基づき領域Aのいずれかのビット配列を有する第1のサブ出力信号2Sを生成し出力する。ここで、図2(A)に示す入力信号5のビット配列に着目してみると、図2(C)に示すように、入力信号5の上位2ビットに関係なく下位2ビットの組み合わせにより、第1のサブ出力信号2Sは4通りのビット配列が得られる。すなわち、入力信号5の下位2ビット「00」に対して「1000」のビット配列を有する第1のサブ出力信号2S(1)が得られ、以下同様に「01」に対して「0100」のビット配列を有する第1のサブ出力信号2S(2)、「10」に対して「0010」のビット配列を有する第1のサブ出力信号2S(3)、「11」に対して「0001」のビット配列を有する第1のサブ出力信号2S(4)が得られる。第1のサブ出力信号2Sは、出力信号6の一定の周期変化(第1の周期)に対して、4分の1の短い周期(第2の周期)で変化する。従って、2ビットの入力信号に対して4ビットの第1のサブ出力信号2Sが得られる論理回路構成により、第1のサブ出力信号生成回路2を構築することができる。
第2のサブ出力信号生成回路3は入力信号5のビット情報に関係なく領域Bのビット配列を有する第2のサブ出力信号3Sを生成し出力する。つまり、図2(D)に示すように、入力信号5のビット数やビット情報に関係なく、第2のサブ出力信号3Sは1通りの「0000」のビット配列である。従って、1〜4ビットのいずれかの入力信号に対して4ビットの第2のサブ出力信号3Sが得られる論理回路構成により、第2のサブ出力信号生成回路3を構築することができる。
図1に示す出力信号生成回路4は、入力信号5のビット配列の上位2ビットに基づき、第1のサブ出力信号2S、第2のサブ出力信号3Sのいずれかの組み合わせ順序を決定し、この決定された順序に従って第1のサブ出力信号2S及び第2のサブ出力信号3SをDAC用デコード回路1の出力信号6として出力する。図2(E)に示すように、入力信号5の上位2ビットが「00」の場合、「第1のサブ出力信号2S」、「第2のサブ出力信号3S」、「第2のサブ出力信号3S」、「第2のサブ出力信号3S」の順序において、出力信号生成回路4は出力信号6を出力する。この場合、領域A及び領域Bで表現すれば、「領域A」、「領域B」、「領域B」、「領域B」のそれぞれの、入力信号5に対応する第1のサブ出力信号2S、第2のサブ出力信号3Sが順次出力される。以下同様に、入力信号5の上位2ビットが「01」の場合、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第1のサブ出力信号2S(領域A)」、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」の順序において、出力信号生成回路4は出力信号6を出力する。上位2ビットが「10」の場合は「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第1のサブ出力信号2S(領域A)」、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」の順序、上位2ビットが「11」の場合は「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第1のサブ出力信号2S(領域A)」の順序において、出力信号6を出力することができる。
次に、実施の形態1に係るDAC用デコード回路1のデコード方法を説明する。
まず、図2(A)に示す入力信号5が、図1に示すDAC用デコード回路1に入力される。DAC用デコード回路1においては、入力信号5のビット配列の下位2ビットに基づき第1のサブ出力信号生成回路2により第1のサブ出力信号2Sを生成し、この生成に併せて入力信号5のビット配列に関係なく第2のサブ出力信号生成回路3により第2のサブ出力信号3Sを生成する。この第1のサブ出力信号2S、第2のサブ出力信号3Sは出力信号生成回路4に入力される。
一方、入力信号5のビット配列の上位2ビットは出力信号生成回路4に入力される。この入力に基づき、出力信号生成回路4は、第1のサブ出力信号2S、第2のサブ出力信号3Sの組み合わせ順次を決定し、この決定された順次に従い第1のサブ出力信号2S及び第2のサブ出力信号3SをDAC用デコード回路1の出力信号6として出力する。
このように、実施の形態1によれば、繰り返しの基本単位となるビット配列を有する第1のサブ出力信号2Sと第2のサブ出力信号3Sとを生成し、この第1のサブ出力信号2Sと第2のサブ出力信号3Sとの組み合わせ順序を決定し出力することで、一定の周期構造を有する出力信号6を生成することができる。この結果、第1のサブ出力信号生成回路2を共用化し、かつ第2のサブ出力信号生成回路3を共用化することができるので、第1のサブ出力信号生成回路2と第2のサブ出力信号生成回路3と出力信号生成回路4とを有する簡素な回路構成においてDAC用デコード回路1を構築することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、4ビットの入力信号の入力に対して16ビットの出力信号が得られる、抵抗マトリックス型DAC用デコード回路及びデコード方法を説明する。
図3に示すように、実施の形態2に係るDAC用デコード回路1は、4ビットの入力信号5の一部のビット情報に基づき、繰り返しの基本単位となる第1のビット配列を有する第1のサブ出力信号2Sを出力する第1のサブ出力信号生成回路2と、入力信号5のビット情報に関係なく、繰り返しの基本単位となる第2のビット配列を有する第2のサブ出力信号3Sを出力する第2のサブ出力信号生成回路3と、更に入力信号5のビット情報に関係なく、繰り返しの基本単位となる第3のビット配列を有する第3のサブ出力信号7Sを出力する第3のサブ出力信号生成回路7と、入力信号5のうち前記一部のビットを除く、一部のビット情報に基づき、第1のサブ出力信号2Sと第2のサブ出力信号3Sと第3のサブ出力信号7Sとの組み合わせ順序を決定し、出力信号6を生成する出力信号生成回路4とを備えている。
入力信号5は、図2(A)に示す入力信号5と同様に、図4(A)に示すように、4ビット配列で構成され、1周期における入力信号5のビット配列は合計16通り存在する。
出力信号6は16ビット配列で構成されている。図4(B)に示すように、入力信号5の1周期の昇順に対応して、出力信号6のビット配列は「1111…1111」、「0111…1111」、…、「0000…0001」と順次降順する。出力信号6は、入力信号5と同様に合計16通りのビット配列を有し、入力信号5の昇順(又は降順)に対応して、一定の周期構造を有する。
ここで、図4(B)に示す出力信号6の一定の周期構造(16ビット×16段)に着目してみると、破線で囲んで示すように、例えば、16ビット×16段のビット配列を横方向に4ビット毎に縦方向に4段毎に分割し、4ビットのビット配列を4段有する領域A、領域B及び領域Cを抽出することができる。領域Aは、ビット配列「1111」、「0111」、「0011」及び「0001」を備え、情報「0」と情報「1」とが混在する、繰り返しの基本単位となるビット配列の領域である。領域Bは、ビット配列「0000」、「0000」、「0000」及び「0000」を備え、すべて情報「0」で、繰り返しの基本単位となるビット配列の領域である。領域Cは、ビット配列「1111」、「1111」、「1111」及び「1111」を備え、すべて情報「1」で、繰り返しの基本単位となるビット配列の領域である。領域Aは、図4(B)中、左上から右下に向かって斜めに4個存在し、領域Bは左下部分に6個存在し、領域Cは右上部分に6個存在する。
第1のサブ出力信号生成回路2は入力信号5の入力に基づき領域Aのいずれかのビット配列を有する第1のサブ出力信号2Sを生成し出力する。図4(A)に示す入力信号5のビット配列に着目してみると、図4(C)に示すように、入力信号5の上位2ビットに関係なく下位2ビットの組み合わせにより、第1のサブ出力信号2Sは4通りのビット配列が得られる。すなわち、入力信号5の下位2ビット「00」に対して「1111」のビット配列を有する第1のサブ出力信号2S(1)が得られ、以下同様に「01」に対して「0111」のビット配列を有する第1のサブ出力信号2S(2)、「10」に対して「0011」のビット配列を有する第1のサブ出力信号2S(3)、「11」に対して「0001」のビット配列を有する第1のサブ出力信号2S(4)が得られる。第1のサブ出力信号2Sは、出力信号6の一定の周期変化(第1の周期)に対して、4分の1の短い周期(第2の周期)で変化する。従って、2ビットの入力信号に対して4ビットの第1のサブ出力信号2Sが得られる論理回路構成により、第1のサブ出力信号生成回路2を構築することができる。
第2のサブ出力信号生成回路3は入力信号5のビット情報に関係なく領域Bのビット配列を有する第2のサブ出力信号3Sを生成し出力する。つまり、図4(D)に示すように、入力信号5のビット数やビット情報に関係なく、第2のサブ出力信号3Sは1通りの「0000」のビット配列である。従って、1〜4ビットのいずれかの入力信号に対して4ビットの第2のサブ出力信号3Sが得られる論理回路構成により、第2のサブ出力信号生成回路3を構築することができる。
第3のサブ出力信号生成回路7は入力信号5のビット情報に関係なく領域Cのビット配列を有する第3のサブ出力信号7Sを生成し出力する。つまり、図4(E)に示すように、入力信号5のビット数やビット情報に関係なく、第3のサブ出力信号7Sは1通りの「1111」のビット配列である。従って、1〜4ビットのいずれかの入力信号に対して4ビットの第3のサブ出力信号7Sが得られる論理回路構成により、第3のサブ出力信号生成回路7を構築することができる。
図3に示す出力信号生成回路4は、入力信号5のビット配列の上位2ビットに基づき、第1のサブ出力信号2S、第2のサブ出力信号3S、第3のサブ出力信号7Sのいずれかの組み合わせ順序を決定し、この決定された順序に従って第1のサブ出力信号2S、第2のサブ出力信号3S及び第3のサブ出力信号7SをDAC用デコード回路1の出力信号6として出力する。図4(F)に示すように、入力信号5の上位2ビットが「00」の場合、「第1のサブ出力信号2S」、「第3のサブ出力信号7S」、「第3のサブ出力信号7S」、「第3のサブ出力信号7S」の順序において、出力信号生成回路4は出力信号6を出力する。この場合、領域A、領域B及び領域Cで表現すれば、「領域A」、「領域C」、「領域C」、「領域C」のそれぞれの、入力信号5に対応する第1のサブ出力信号2S、第3のサブ出力信号7Sが順次出力される。以下同様に、入力信号5の上位2ビットが「01」の場合、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第1のサブ出力信号2S(領域A)」、「第3のサブ出力信号7S(領域C)」、「第3のサブ出力信号7S(領域C)」の順序において、出力信号生成回路4は出力信号6を出力する。上位2ビットが「10」の場合は「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第1のサブ出力信号2S(領域A)」、「第3のサブ出力信号7S(領域C)」の順序、上位2ビットが「11」の場合は「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第2のサブ出力信号3S(領域B)」、「第1のサブ出力信号2S(領域A)」の順序において、出力信号6を出力することができる。
次に、実施の形態2に係るDAC用デコード回路1のデコード方法を説明する。
まず、図4(A)に示す入力信号5が、図3に示すDAC用デコード回路1に入力される。DAC用デコード回路1においては、入力信号5のビット配列の下位2ビットに基づき第1のサブ出力信号生成回路2により第1のサブ出力信号2Sを生成し、この生成に併せて入力信号5のビット配列に関係なく第2のサブ出力信号生成回路3により第2のサブ出力信号3S及び第3のサブ出力信号生成回路7により第3のサブ出力信号7Sを生成する。この第1のサブ出力信号2S、第2のサブ出力信号3S、第3のサブ出力信号7Sは出力信号生成回路4に入力される。
一方、入力信号5のビット配列の上位2ビットは出力信号生成回路4に入力される。この入力に基づき、出力信号生成回路4は、第1のサブ出力信号2S、第2のサブ出力信号3S、第3のサブ出力信号7Sの組み合わせ順次を決定し、この決定された順次に従い第1のサブ出力信号2S、第2のサブ出力信号3S、第3のサブ出力信号7SをDAC用デコード回路1の出力信号6として出力する。
このように、実施の形態2によれば、繰り返しの基本単位となるビット配列を有する第1のサブ出力信号2Sと第2のサブ出力信号3Sと第3のサブ出力信号7Sとを生成し、この第1のサブ出力信号2Sと第2のサブ出力信号3Sと第3のサブ出力信号7Sとの組み合わせ順序を決定することで、一定の周期構造を有する出力信号6を生成することができる。この結果、第1のサブ出力信号生成回路2を共用化し、第2のサブ出力信号生成回路3を共用化し、第3のサブ出力信号生成回路7を共用化することができるので、第1のサブ出力信号生成回路2と第2のサブ出力信号生成回路3と第3のサブ出力信号生成回路7と出力信号生成回路4とを有する簡素な回路構成においてDAC用デコード回路1を構築することができる。
なお、本発明は上記複数の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記実施の形態1及び実施の形態2は、4ビットの入力信号の入力に対して16ビットの出力信号を出力するDAC用デコード回路1に本発明を適用した例を説明したが、本発明はこの入力信号のビット配列数並びに出力信号のビット配列数に限定されない。
例えば、本発明は、7ビットのビット配列の入力信号が入力される抵抗マトリックス型DAC用デコード回路及びデコード方法にも適用することができる。この場合、DAC用デコード回路は、一定の周期構造を有し、128ビットの出力信号を有する。出力信号の一定の周期構造を縦方向に64段毎に2分割して繰り返しの基本単位となるビット配列の領域を生成した場合、32段毎に4分割して繰り返しの基本単位となるビット配列の領域を生成した場合、16段毎に8分割して繰り返しの基本単位となるビット配列の領域を生成した場合、8段毎に16分割して繰り返しの基本単位となるビット配列の領域を生成した場合、各々、DAC用デコード回路の面積比は1387:920:967:1133になる。つまり、繰り返しの基本単位となるビット配列の領域の規模(分割数)によってDAC用デコード回路の面積比は変動し、この場合には32段毎に4分割して繰り返しの基本単位となるビット配列の領域を生成した場合が、DAC用デコード回路の回路規模を最も小型にすることができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明に係るデコード回路及びデコード方法は、回路規模を小型にすることができる効果を有し、DAC用デコード回路及びデコード方法に有用である。
本発明の実施の形態1に係るDAC用デコード回路のブロック図 図1に示すDAC用デコード回路の信号のビット配列を示す図 本発明の実施の形態2に係るDAC用デコード回路のブロック図 図3に示すDAC用デコード回路の信号のビット配列を示す図 従来技術に係る抵抗ストリング型DAC用デコード回路の信号のビット配列を示す図 従来技術に係る抵抗マトリックス型DAC用デコード回路の信号のビット配列を示す図
符号の説明
1 DAC用デコード回路
2 第1のサブ出力信号生成回路
2S 第1のサブ出力信号群
3 第2のサブ出力信号生成回路
3S 第2のサブ出力信号群
4 出力信号生成回路
5 入力信号
6 出力信号
7 第3のサブ出力信号生成回路
7S 第3のサブ出力信号群

Claims (6)

  1. 複数ビットの入力信号の一部のビット情報に基づき、繰り返しの基本単位となる第1のビット配列を有する第1のサブ出力信号を出力する第1のサブ出力信号生成回路と、
    前記入力信号のビット情報に関係なく、繰り返しの基本単位となる第2のビット配列を有する第2のサブ出力信号を出力する第2のサブ出力信号生成回路と、
    前記複数ビットの入力信号のうち前記一部のビットを除く、一部のビット情報に基づき、前記第1のサブ出力信号と第2のサブ出力信号との組み合わせ順序を決定し、出力信号を生成する出力信号生成回路と
    を備えたことを特徴とするデコード回路。
  2. 前記入力信号の昇順若しくは降順に対応して前記出力信号は一定の第1の周期で変化し、前記第1の周期よりも短い一定の第2の周期において、前記第1のサブ出力信号の第1のビット配列は、前記入力信号の昇順又は降順に対応して、変化することを特徴とする請求項1記載のデコード回路。
  3. 前記第1のサブ出力信号は情報「0」と情報「1」とを混在させたビット配列であり、前記第2のサブ出力信号はすべて情報「0」のビット配列であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデコード回路。
  4. 前記入力信号のビット情報に関係なく、繰り返しの基本単位となる第3のビット配列を有する第3のサブ出力信号を出力する第3のサブ出力信号生成回路を更に備え、
    前記出力信号生成回路は、前記複数ビットの入力信号のうち前記一部のビットを除く、一部のビット情報に基づき、前記第1のサブ出力信号と第2のサブ出力信号と第3のサブ出力信号との組み合わせ順序を決定し、出力信号を生成することを特徴とする請求項1記載のデコード回路。
  5. 前記第1のサブ出力信号は情報「0」と情報「1」とを混在させたビット配列であり、前記第2のサブ出力信号はすべて情報「0」のビット配列であり、前記第3のサブ出力信号はすべて情報「1」のビット配列であることを特徴とする請求項4記載のデコード回路。
  6. 複数ビットの入力信号の一部のビット情報に基づき、繰り返しの基本単位となる第1のビット配列を有する第1のサブ出力信号を生成する段階と、
    前記入力信号のビット情報に関係なく、繰り返しの基本単位となる第2のビット配列を有する第2のサブ出力信号を生成する段階と、
    前記複数ビットの入力信号のうち前記一部のビットを除く、一部のビット情報に基づき、前記第1のサブ出力信号と第2のサブ出力信号との組み合わせ順序を決定し、出力信号を生成する段階と
    を備えたことを特徴とするデコード方法。
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