JP4262323B2 - 受信装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衛星放送受信機等の受信装置に係り、特に、予測信号を用いたダイナミック・トラッキング・フィルタ(DTF)において発生したトラッキングエラーを検出するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ダイナミック・トラッキング・フィルタ(DTF)は、通過帯域の中心周波数が可変のフィルタに予測信号を与えることによって、そのフィルタの中心周波数を、送信されてくるFM変調された放送波の瞬時的な周波数と一致させるように構成されたフィルタである。このフィルタの帯域幅をカーソン則帯域幅より狭くすれば、このフィルタを通る雑音の電力は帯域幅を狭めた分だけ減少し、そのためにFM波のCN比が向上することでFM復調のスレッショルドレベルを伸張することができる。衛星放送において、この予測信号としては、例えば1フレーム前の信号が用いられる。
【0003】
図3は、このようなDTFを用いた回路の構成を示している。この図3に示すように、第2中間周波数信号(2nd IF信号)1をDTF31に通して帯域外の信号を除去した後、復調回路32によって復調し、復調信号9を得る。そして、この復調信号9に基づいて予測信号発生回路33により予測信号12を発生し、この予測信号12をDTF31に与えることによって、このDTF31の中心周波数を、送信されてくるFM変調された放送波の瞬時的な周波数と一致させる。
【0004】
また、図4は、従来の一般的な衛星放送受信機において使用されている一般的な復調回路の構成を示している。この図4に示すように、第2中間周波数信号(2nd IF)1を、PLL(Phase Locked Loop )6によって復調し、ディエンファシス回路7によってその高周波成分を元の状態に戻した後、LPF8を通すことにより、復調信号9が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、DTFにおいて、フィルタの通過帯域幅を狭くすればするほどスレッショルドレベルは改善されるが、逆に予測信号が誤っていることが原因の歪みが増大する。そのため、実際には、フィルタの帯域幅は、歪みが目立たない程度に、ある程度予測誤差を許容するように広めに選択されており、スレッショルド伸張における改善効果には限界がある。
【0006】
また、DTFにおいては、第2中間周波数信号1の周波数が変換されることから、図4に示すような従来の復調回路をそのままDTF後段に適用することはできない。
【0007】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものである。すなわち、本発明の主な目的は、DTF部において発生したトラッキングエラーを検出して、得られた誤り検出信号を映像の補間に利用可能とするようなトラッキングエラー検出回路を備えることにより、予測誤りによる画像の歪みを低減することができ、DTF部に用いるフィルタの帯域幅を狭めてスレッショルド伸張における改善効果を増大可能な受信装置を提供することである。
【0008】
また、本発明の別の目的は、前述したようなトラッキングエラー検出回路に加えて、前記誤り検出信号を利用して映像の補間を効率よく行うことが可能な簡略な構成の映像補間回路を備えた受信装置を提供することである。さらに、本発明の別の目的は、前述したようなトラッキングエラー検出回路を備えると共に、従来の復調回路をそのままDTF部の後段に適用可能な受信装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、放送受信機における第2中間周波数信号を入力信号とし、一方の入力で受け取るとともに、予測信号を他方の入力で受け取る乗算手段と、前記乗算手段の出力信号中の所定周波数帯域を通過帯域とする第1のフィルタ手段と、を備えたフィルタ部と、このフィルタ部の出力信号を復調して復調信号を出力する復調手段と、前記予測信号として前記復調信号に基づく周波数変調信号を生成して前記フィルタ部に与える予測信号発生手段とを備えた受信装置において、次のような構成を有することを特徴としている。
【0010】
請求項1に記載の受信装置は、トラッキングエラーを検出するために、次のような特徴を有する。すなわち、この受信装置において、前記乗算手段の出力信号中の前記所定周波数帯域を阻止帯域とする第2のフィルタ手段を利用して前記予測信号の誤りを検出し、誤り検出信号を出力する検出手段と、前記誤り検出信号に基づいて前記復調信号を補間する補間手段と、を備え、この補間手段は、前記復調信号を遅延させて遅延復調信号を出力する信号遅延手段と、前記復調信号と前記遅延復調信号との入力を受け、前記誤り検出信号がトラッキングエラーの発生を示す場合には前記遅延復調信号を選択し、前記誤り検出信号がトラッキングエラーの発生を示さない場合には復調信号を選択する選択手段と、を備える。
【0011】
この構成によれば、トラッキングエラーが発生した場合に、このトラッキングエラーを容易に検出することができる。また、フィルタ部でトラッキングエラーが発生した場合には、誤り検出信号に基づいて、補間手段で復調信号を自動的に補間し、補間信号を得ることができる。すなわち、トラッキングエラーが発生した場合には、復調信号を遅延復調信号で補間し、その結果得られた補間信号を予測信号発生手段に与えることができるため、より誤差の少ない予測信号を生成することができる。したがって、予測信号の誤りに起因する歪みを低減することができるため、フィルタ部に用いるフィルタの帯域幅を狭めてスレッショルド伸張における改善効果を増大することができる。また、以上のようなフィルタ部および検出手段に加えて、誤り検出信号に基づいて復調信号を補間する補間手段を設けることにより、誤り検出信号を利用して映像の補間を効率よく行うことができる。
【0012】
請求項に記載の受信装置は、請求項に記載の受信装置において、前記検出手段が、前記第2のフィルタ手段の出力信号と基準値との比較に基づいて前記誤り検出信号を生成するように構成されたことを特徴としている。この構成によれば、第2のフィルタ手段の出力信号と基準値との比較により、トラッキングエラーを容易に検出することができる。
【0015】
請求項に記載の受信装置は、請求項1または2に記載の受信装置において、前記復調手段が前記入力信号の周波数に対応する場合に、前記フィルタ部において変換された周波数を前記入力信号の周波数に戻すための調整手段が設けられ、前記調整手段は、前記第1のフィルタ手段の出力信号を一方の入力で受け取る調整用の乗算手段と、前記周波数変調手段の前記周波数変調信号を遅延させて遅延信号を生成し、この遅延信号を前記調整用の乗算手段の他方の入力に与える調整用の信号遅延手段を備えたことを特徴とする。以上のような請求項に記載の構成によれば、従来の復調回路をそのままDTF後段に適用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下には、本発明を適用した受信装置の代表的な実施の形態について、図1と図2を参照して具体的に説明する。ここで、図1は、受信装置を示すブロック図であり、図2は、図1のBPF3の通過帯域とトラップフィルタ17の阻止帯域を示す説明図である。なお、図3と図4に示した従来技術と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
【0017】
[1.構成]
図1に示すように、この受信装置において、ダイナミック・トラッキング・フィルタ(DTF)部、すなわち、入力信号である第2中間周波数信号(2nd IF)1を通過させる通過帯域を予測信号に応じて変化させるフィルタ部は、乗算器(乗算手段)2とBPF(第1のフィルタ手段)3によって構成されている。ここで、乗算器2は、その一方の入力で第2中間周波数信号(中心周波数402.7MHz)1を受け取るとともに、他方の入力で、後述する電圧制御発振器14からの変調予測信号(中心周波数302.7MHz、周波数偏移17MHzp−p)15を受け取るようになっている。また、BPF3は、乗算器2の出力信号の差成分を取り出すために、図2の斜線部に示すように、100MHz付近と100MHz±5.7MHz付近に通過帯域を持つように設定されている。
【0018】
そして、このフィルタ部の後段に、乗算器(調整用の乗算手段)4とBPF5を介して、図4に示した従来の一般的な復調回路(復調手段)、すなわち、PLL6、ディエンファシス回路7、およびLPF8からなる復調回路が接続されており、この復調回路によって、復調信号9が得られるようになっている。ここで、乗算器4の他方の入力には、電圧制御発振器14からの変調予測信号15が、遅延線(調整用の遅延手段)10で遅延した後に与えられるようになっている。なお、これらの乗算器4と遅延線10は、DTF部において変換された周波数を元の周波数(第2中間周波数)に戻すために設けられている。このうち、遅延線10は、DTF部のBPF3で生じる信号遅延の影響を補償するために設けられている。
【0019】
また、この受信装置において、予測信号発生回路(予測信号発生手段)は、後述するマルチプレクサ24からの補間信号25を入力して予測信号12を生成する予測信号発生器11、この予測信号発生器11によって生成された予測信号12にエンファシスをかけるプリエンファシス回路13、およびこのプリエンファシス回路13からの出力信号をFM変調する電圧制御発振器14によって構成されている。そして、この電圧制御発信器14から出力された変調予測信号15が、前述したように、DTF部の乗算器2に入力されるとともに、遅延線10を介して乗算器4に入力されるようになっている。
【0020】
一方、この受信装置においては、以上の構成に加え、DTF部のトラッキングエラーを検出するためのトラッキングエラー検出回路(検出手段)と、エラーの検出に基づいて映像の補間を行う映像補間回路を備えている。
【0021】
このうち、トラッキングエラー検出回路は、乗算器2の出力信号の差成分のみを取り出すためのLPF16、DTF部のBPF3とは逆に図2の斜線部を阻止帯域とするように設定されたトラップフィルタ(第2のフィルタ手段)17、およびこのトラップフィルタ17の出力信号と比較電圧(基準値)18とを比較する電圧比較器19を備えている。そして、電圧比較器19から出力された誤り検出信号20は、遅延線21を通って遅延するようになっている。
【0022】
また、映像補間回路は、前述した復調回路によって得られた復調信号9を遅延させる1H遅延線(信号遅延手段)22と、この1H遅延線22によって1ライン分だけ遅延した遅延復調信号23と復調信号9を入力し、遅延線21で遅延した誤り検出信号20に基づいて信号9,23の一方を選択的に出力するマルチプレクサ(選択手段)24を備える。そして、マルチプレクサ24から出力された補間信号25は、この受信装置の出力として取り出される一方で、前述した予測信号発生器11に入力されるようになっている。
【0023】
[2.作用]
以上のような構成を有する受信装置の作用は次の通りである。
まず、入力信号である第2中間周波数信号(2nd IF、中心周波数402.7MHz)1を、DTF部の乗算器2の一方の入力に与えるとともに、乗算器2の他方の入力に、予測信号のFM変調波である変調予測信号(中心周波数302.7MHz、周波数偏移17MHzp−p)15を与える。この場合、乗算器2の出力信号の差成分は時間に関わらず、100MHz付近と音声サブキャリアの側波帯である100MHz±5.7MHz付近に集中する。
【0024】
この乗算器2の出力信号を、図2の斜線部を通過帯域とするBPF3に通過させて、その差成分を取り出す。このBPF3を通過した差成分を、乗算器4に入力することで、電圧制御発振器14からの変調予測信号15を遅延線10で遅延させた信号と掛け合わせ、後段のBPF5によって乗算による和成分のみを取り出せば、DTFを用いたことと等価である。さらに、BPF5の出力信号を復調回路のPLL6によって復調し、ディエンファシス回路7によってその高周波成分を元の状態に戻した後、LPF8を通すことにより、復調信号9が得られる。
【0025】
この受信装置においては、乗算器2の出力信号を、BPF3に通過させるだけでなく、トラッキングエラー検出回路のLPF16にも通過させて、その差成分のみを取り出す。このLPF16の出力信号を、DTF部のBPF3とは逆に図2の斜線部を阻止帯域とするトラップフィルタ17に入力する。このトラップフィルタ17の出力信号は、DTF部でトラッキングエラーを生じた場合に大きな振幅を持つ。この出力信号を、電圧比較器19において比較電圧と比較して、トラップフィルタ17の出力信号の振幅が大きいか否かを検出する。そして、この電圧比較器19の出力信号を誤り検出信号20として、遅延線21で遅延させた後に映像補間回路のマルチプレクサ24に入力する。
【0026】
一方、映像補間回路においては、復調信号9を1H遅延線22に入力して1ライン分遅延させ、この結果得られた遅延復調信号23と復調信号9とをマルチプレクサ24に入力する。マルチプレクサ24は、遅延線21で遅延した誤り検出信号20に基づいて、復調信号9と遅延復調信号23のどちらを出力するかを決定する。すなわち、誤り検出信号20が、トラッキングエラーの発生を示す場合には、遅延復調信号23を選択して、1ライン前の信号で補間する。逆に、誤り検出信号20が、トラッキングエラーの発生を示さない場合には、復調信号9を選択する。
【0027】
マルチプレクサ24から出力した補間信号25を、受信装置の出力として取り出す一方で、予測信号発生回路の予測信号発生器11に入力する。予測信号発生器11は、補間信号25の色信号を反転させ、約1フレーム遅延させて、予測信号12を生成する。この予測信号12に、プリエンファシス回路13によってエンファシスをかけ、電圧制御発振器14に入力してFM変調し、変調予測信号15を得る。
【0028】
[3.効果]
以上説明したように、本実施の形態に係る受信装置においては、乗算器2とBPF3からなるDTF部でトラッキングエラーが発生した場合に、このトラッキングエラーをトラッキングエラー回路で容易に検出することができる。すなわち、トラップフィルタ17の出力信号の振幅が大きくなることを利用して、電圧比較器19において、トラップフィルタ17の出力信号の電圧と比較電圧とを比較し、トラッキングエラーの発生の有無を誤り検出信号20に確実に反映させることができる。
【0029】
また、DTF部でトラッキングエラーが発生した場合には、誤り検出信号20に基づいて、映像補間回路で復調信号9を自動的に補間し、補間信号25を得ることができる。すなわち、トラッキングエラーが発生した場合には、復調信号9を1ライン前の信号で補間し、その結果得られた補間信号25を予測信号発生回路に与えることができるため、より誤差の少ない予測信号を生成することができる。したがって、予測信号の誤りに起因する歪みを低減することができるため、DTF部に用いるフィルタの帯域幅を狭めてスレッショルド伸張における改善効果を増大することができる。
【0030】
さらに、この受信装置においては、DTF部と復調回路との間に乗算器4と遅延線10を設けることにより、DTF部において変換された周波数を元の周波数(第2中間周波数)に戻すことができるため、PLL6、ディエンファシス回路7、およびLPF8からなる従来の復調回路を利用できるという効果もある。
【0031】
[4.他の実施の形態]
なお、本発明は、図1に示した形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で他にも多種多様な形態を実施可能である。例えば、DTF部、復調回路、予測信号発生回路、トラッキングエラー回路、映像補間回路等の各部の具体的な構成は適宜変更可能である。
【0032】
また、前記形態においては、従来の復調回路を利用するために、乗算器4と遅延線10を設けているが、本発明では、必ずしも従来の復調回路を利用する必要はない。すなわち、本発明では、従来の復調回路の代わりに、DTF部で変換された周波数に対応する新規の復調回路を設ける構成も可能であり、この場合には、乗算器4と遅延線10およびこれらに対応する構成は不要となる。
【0033】
一方、前記形態の映像補間回路においては、1H遅延線22を使用し、トラッキングエラーの検出時に1ライン前の信号(画素)で補間するようにしているが、1H遅延線22の代わりにフレームメモリを使用し、1フレーム前の対応部分の画素で補間するようにすることも考えられる。さらに、受信装置内にはトラッキングエラー回路のみを組み込み、別に装置構成された映像補間手段を利用して、映像信号を補間するように構成することも可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、入力信号と予測信号を入力する乗算手段とその出力信号中の所定周波帯域を通過帯域とする第1のフィルタ手段とによってフィルタ部を構成するとともに、同じ所定周波数帯域を逆に阻止帯域とする第2のフィルタ手段を利用して予測信号の誤りを検出する検出手段を設けることにより、DTFにおいて発生したトラッキングエラーを検出して、得られた誤り検出信号を映像の補間に利用することができる。その結果、DTFに用いるフィルタの帯域幅を狭めてスレッショルド伸張における改善効果を増大することができる。
【0035】
また、以上のようなフィルタ部および検出手段に加えて、誤り検出信号に基づいて復調信号を補間する補間手段を設けることにより、誤り検出信号を利用して映像の補間を効率よく行うことができる。
【0036】
さらに、以上のようなフィルタ部および検出手段に加えて、フィルタ部において変換された周波数を入力信号の周波数に戻すための調整手段を設けることにより、従来の復調回路をそのままDTF部の後段に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態に係る受信装置を示すブロック図である。
【図2】図1のBPF3の通過帯域とトラップフィルタ17の阻止帯域を示す説明図である。
【図3】DTFを用いた回路の基本的な構成を示すブロック図である。
【図4】従来の一般的な衛星放送受信機において使用されている一般的な復調回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…第2中間周波数信号
2,4…乗算器
3,5…BPF
6…PLL
7…ディエンファシス回路
8,16…LPF
9…復調信号
10,21…遅延線
11…予測信号発生器
12…予測信号
13…プリエンファシス回路
14…電圧制御発振器
15…変調予測信号
17…トラップフィルタ
18…基準値
19…電圧比較器
20…誤り検出信号
22…1H遅延線
23…遅延復調信号
24…マルチプレクサ
25…補間信号

Claims (3)

  1. 放送受信機における第2中間周波数信号を入力信号とし、一方の入力で受け取るとともに、予測信号を他方の入力で受け取る乗算手段と、前記乗算手段の出力信号中の所定周波数帯域を通過帯域とする第1のフィルタ手段と、を備えたフィルタ部と、このフィルタ部の出力信号を復調して復調信号を出力する復調手段と、前記予測信号として前記復調信号に基づく周波数変調信号を生成して前記フィルタ部に与える予測信号発生手段とを備えた受信装置において、
    前記乗算手段の出力信号中の前記所定周波数帯域を阻止帯域とする第2のフィルタ手段を利用して前記予測信号の誤りを検出し、誤り検出信号を出力する検出手段と、
    前記誤り検出信号に基づいて前記復調信号を補間する補間手段と、を備え、
    この補間手段は、
    前記復調信号を遅延させて遅延復調信号を出力する信号遅延手段と、
    前記復調信号と前記遅延復調信号との入力を受け、前記誤り検出信号がトラッキングエラーの発生を示す場合には前記遅延復調信号を選択し、前記誤り検出信号がトラッキングエラーの発生を示さない場合には復調信号を選択する選択手段と、を備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 前記検出手段は、前記第2のフィルタ手段の出力信号と基準値との比較に基づいて前記誤り検出信号を生成するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記復調手段が前記入力信号の周波数に対応する場合に、前記フィルタ部において変換された周波数を前記入力信号の周波数に戻すための調整手段が設けられ、
    前記調整手段は、
    前記第1のフィルタ手段の出力信号を一方の入力で受け取る調整用の乗算手段と、
    前記周波数変調手段の前記周波数変調信号を遅延させて遅延信号を生成し、この遅延信号を前記調整用の乗算手段の他方の入力に与える調整用の信号遅延手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
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