JP4261643B2 - 画像データ処理装置及び画像データ処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶手段から画像データを消去する画像データ処理装置及び画像データ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、大容量のハードディスク(HD)を備えたデジタル複写機がある。この大容量のハードディスクは主に電子ソート機能を行うために利用されている。
【0003】
電子ソート機能は、コピーを行うすべての原稿の画像を読み取ってそれらの画像データをハードディスクに記憶し、この画像データを頁順に読み出す制御を繰り返し行ってプリントアウトするものである。これにより複数のビンを持つソータ装置を持たなくても、コピー紙をソートした状態で排紙することが可能になる。
【0004】
またホストコンピュータからPDL(ページ記述言語)データをネットワークを介してデジタル複写機が受け取り、PDLからビットマップ画像に展開し、上述と同様にハードディスクに一旦記憶し、そのメモリから画像を読み出してプリントアウトすることが可能である。
【0005】
また、ハードディスクの記憶領域を個人別に分け、ホストコンピュータから受け取った画像をホストコンピュータにより指定された領域(パーソナルボックス)に一旦格納し、パーソナルボックスから画像をプリントすることが提案されている。
【0006】
パーソナルボックスに記憶された画像は、複写機の操作部から自分の領域にアクセスするためのパスワードを入力することによってプリントさせる。これにより、パーソナルボックスの所有者の画像は複写機から勝手にプリントアウトされることがないので、パーソナルボックスの所有者以外の人にデータを見られるという心配はない。
【0007】
また、最近では、メモリを効率良く使用する為に、パーソナルボックスに画像データを記憶してから予め決められた期間が経過したことに応じて、パーソナルボックスに記憶された画像データをハードディスクから自動消去するようパーソナルボックスに対して自動消去機能を持たせることが提案されている。
【0008】
また、パーソナルボックスの画像データをプリントアウトさせる場合には、操作部からユーザによりパスワードが入力されることに応じて、操作部の操作パネル上にパーソナルボックスに記憶された画像データのリストを表示する。そして、ユーザは、そのなかから所望する画像データを選択し、選択した画像データに対するプリント処理を実行するようキー入力を行うことで所望する画像データをプリントアウトさせる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パーソナルボックス内の画像データをプリントアウトする為に、ユーザが操作パネル上にリスト表示されたパーソナルボックス内の画像データのなかから所望する画像データを選択し、選択した画像データに対するプリント処理を行うようキー入力を行い、複写機がユーザにより選択された画像データの画像形成処理を行なっている最中に、該画像データがパーソナルボックスに記憶してから予め決められた期間を経過してしまった場合は、該画像データに対する画像形成処理中であっても、自動消去機能により該画像データはハードディスクから自動消去されてしまうので、ユーザは所望するプリントデータを得ることが出来ない。従って、ユーザは操作部にてパーソナルボックスに記憶されている画像データを確認したのにも関わらず、所望する画像データをプリントアウトすることが出来ないので、困惑してしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、画像データを記憶領域に記憶するものであって、前記記憶領域に前記画像データを記憶してから前記予め決められた期間が経過したことに応じて、前記記憶領域に記憶されている前記画像データを自動消去するよう前記画像データの自動消去処理を行う記憶手段を有する画像記憶装置において、前記画像記憶装置に対する操作を行うための操作手段と、前記操作手段により前記操作手段により前記画像記憶装置に対する所定の操作が行われることに応じて、前記記憶領域に記憶された画像データに対する画像形成処理を行う画像形成手段と、所定時間内に前記操作手段より前記画像記憶装置に対する操作が行われたか判定する判定手段と、前記判定手段によって前記所定時間内に前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われたと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された画像データの前記自動消去処理を遅延させるよう制御する制御手段とを有することを特徴とする画像記憶装置を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置1000における画像制御部(以下、本体制御部)100を中心とした装置の回路構成を示すブロック図である。
【0012】
本体制御部100は、画像形成装置1000の装置制御や装置内部における画像データの入出力の制御及び原稿読み取り部120や画像形成部106等の駆動制御を行う。
【0013】
具体的には、本体制御部100は、画像データ管理部122を有し、CCD102により読み取られた画像データを所望する形式の画像データに変換する処理を行う画像処理部103の制御を行う。また、画像処理部103にて変換された画像データを画像データセレクタ104による決定に基づき、レーザユニット105あるいは画像データ圧縮/伸長部108または画像メモリ109に出力するよう制御し、さらに、スキャン画像変換部115またはプリント画像変換部116に画像データを出力するようファンクション制御部110を制御する。
【0014】
また、本体制御部100は、原稿送り装置118に対して原稿給送の命令を出し、更に後処理装置119に対してとのようなモードで後処理を行うかを指示する。
【0015】
本体メモリ101は、本体制御部100にて使用するための装置の制御情報や、ハードディスク113(以下HD113)に記憶した個々の画像データを関連付けるための画像データ管理情報を記憶する。
【0016】
CCD102は、原稿台及び原稿照射部及び光学系等を有する原稿読み取り部120からの原稿に対して光を照射することで得られる原稿画像の反射光をとらえて光電変換し、原稿画像に対する画像データを画像処理部103に出力する。
【0017】
画像処理部103では、CCD102からの画像データに対して、操作部121で設定された画像処理設定に対応した画像処理を行う。
【0018】
本体制御部100からの制御情報に基づいて、画像データの入力及び出力を選択する画像データセレクタ104には画像データバスを介し、レーザユニット105、画像データ圧縮/伸長部108、画像メモリ109、スキャン画像変換部115、プリント画像変換部116が接続されている。
【0019】
レーザユニット105は、画像形成部106に対してレーザ露光を行い、画像形成部106は、レーザユニット105により露光された画像データに基づいて記録紙上に画像形成を行う。
【0020】
CPU間通信I/Fは、本体制御部100とファンクション制御部110との間で制御情報の通信を行うためのインターフェースである。
【0021】
画像データ圧縮/伸長部108は、画像データセレクタ104からの画像データを大容量の不揮発性メモリであるHD113に蓄積する際に、多くの枚数に相当する画像データを記憶するよう画像データの圧縮を行う。また、HD113内の圧縮された画像データを画像データセレクタ104へ出力する際に、圧縮データに対する伸長処理を行う。
【0022】
不揮発性メモリからなる画像メモリ109は、画像データセレクタ104からの画像データを一時的に記憶したり、画像データセレクタ104への画像データの出力を行う為のバッファメモリである。
【0023】
ファンクション制御部110は、CPU間通信I/F107を介して本体制御部100と画像データ制御情報に関するデータ通信を行い、本体制御部100からの画像データ制御情報に基づき、画像データセレクタ104からの画像データをスキャン画像変換部114へ出力するよう制御する。
【0024】
ネットワーク通信I/F117を介して送られてきたプリント画像データは、プリント画像変換部115において画像形成可能な画像データに変換される。ファンクション制御部110は、画像変換部115にて変換された画像データを画像データセレクタ104に出力するよう制御する。また、ファンクション制御部110は、CPU間通信I/F107を介し本体制御部100と操作部121からの画像形成装置の制御情報に関する通信を行う。
【0025】
CPU間通信I/F111は、HD制御部112と本体制御部100との間における制御(HD113への画像データの書き込み制御、本体メモリ101内の画像データに関する管理情報をHD113へ書き込むための制御、HD113からの画像データの読み出し制御、HD113内にある画像データに関する管理情報の読み出し制御)を行うためのインターフェースである。
【0026】
HD制御部112は、CPU間通信I/F111を介して送られてくる本体制御部100からの制御情報に基づいて、画像データ圧縮/伸長部108から出力された画像データをHD113に書き込む制御、HD113内の圧縮された画像データを読み出して画像データ圧縮/伸長部108に出力する制御、本体メモリ101内の画像データに関する管理情報をHD113に書き込む制御、HD113から本体メモリ101へ画像データの管理情報を読み出す制御を行う。また、HD制御部112は、HD113の着脱の検知及びHD113へのアクセスが可能な状態であるか否かの判別を行うHD着脱検知部114を有する。
【0027】
HD113は、HD制御部112からの制御情報に基づき、画像データ圧縮/伸長部108からの圧縮画像データの書き込み、画像データ圧縮/伸長部108に対する圧縮データの読み出し、本体メモリ101からの画像データに関する管理情報の書き込み、本体メモリ101へ出力すべき画像データの管理情報の読み出しを行う為の不揮発性メモリであり、ホストコンピュータ2000からの画像データを記憶する為のメモリである。
【0028】
スキャン画像変換部115は、本体制御部100の制御に基づき、画像データセレクタ104から出力された画像データをネットワーク通信I/F117を介してネットワーク接続されたホストコンピュータ2000のアプリケーションソフトにおいて読み込みが可能になるようデータ変換を行う。
【0029】
プリント画像変換部116は、ネットワーク通信I/F117を介してネットワーク接続されたホストコンピュータ2000上のアプリケーションソフトからのページ記述言語(PDL)により記述された画像データを画像形成部106にて印字出力可能な画像データに変換する。
【0030】
ネットワーク通信I/F117は、画像形成装置1000をネットワークに接続するための通信I/Fであり、特定の通信規約(プロトコル)に基づいて、ホストコンピュータ2000等のネットワーク上の機器と画像データや制御情報に関する通信を行う。
【0031】
原稿送り装置118は、本体制御部100からの制御情報に基づき、原稿台上の原稿束の中から給送すべき原稿を画像読み取り位置まで給送し、画像読み取り後に再び原稿台上に戻すための装置である。後処理装置119は、本体制御部100からの制御情報に基づいて出力済みの記録紙に対する後処理を行う装置である。
【0032】
原稿照射部及び光学系等の光学ユニット及び光学ユニットを駆動する光学ユニット駆動部(不図示)を有する原稿読み取り部120は、本体制御部100からの制御情報に基づいて、原稿照射及び光学ユニットの駆動を行い、CCD102に原稿画像の反射光を与える。
【0033】
121は、画像形成装置1000の操作部であり、プリントモードの設定、画像形成装置1000の状態の確認、HD113に記憶された画像データに関する情報のリスト表示を行う為の装置である。
【0034】
操作部121から入力されたキー情報は、ファンクション制御部110に出力される。ファンクション制御部110では、操作部121からのキー情報の解析を行い、CPU間通信I/F107を介して、キー情報を装置の動作制御情報として本体制御部100に通知する。
【0035】
尚、画像形成装置1000は、オートクリア機能を有する。オートクリア機能とは、ユーザにより操作部121にて画像形成装置1000に対する操作が行なわれてから、或いは画像形成動作を終了してから一定時間(例えば1分)経過してもユーザによる操作が操作部121にて行なわれないことに応じて、デフォルトのプリントモードに設定する為の機能である。
【0036】
画像データ管理部122は、画像データの管理に関する制御(画像メモリ109からHD113への画像データの書き込み、HD113から画像メモリ109への画像データの読み出し、本体メモリ101からHD113への画像データに関する管理データの書き込み、HD113から本体メモリへの画像データに関する管理データの読み出し、画像データを画像管理データとして登録するための画像管理データへの登録、画像データを画像管理データから削除するための画像管理データからの削除、HD113の使用状況の監視等)を行う。
【0037】
尚、本体制御部100は、現時刻を認識する時計装置(不図示)及び、上述したようなオートクリア処理を行う為に計時装置(不図示)を備えている。
【0038】
計時装置は、ユーザにより操作部121にて画像形成装置1000に対する操作が行なわれてから所定時間(例えば1分)を計時する為の装置である。
【0039】
本体制御部100は、操作部121にてユーザにより画像形成装置1000に対する操作が行われてことに応じて計時装置をセットする。また、計時装置をセットしてから所定時間を計時する前に、ユーザにより操作部121にて画像形成装置1000に対する操作が行われた場合は、計時装置をリセットするよう制御する。そして、計時装置が所定時間を計時した場合は、オートクリア処理を実行するよう制御する。
【0040】
図1を用いて、操作部121にてユーザによりコピーモードが設定された際の画像形成処理について説明する。例えば、原稿3枚の50%の縮小コピーをプリント部数(置数)5部作成する場合について説明する。
【0041】
まず、操作部121にて、ユーザにより縮小50%にする為のキーが押下されると、ファンクション制御部110にその旨が通知される。ファンクション制御部110では、コマンドの解析を行い50%縮小が設定されたことを認識し、その情報を記憶する。
【0042】
次に、操作部121のテンキー(不図示)の「5」がユーザにより押下されると、ファンクション制御部110にその旨が通知され、ファンクション制御部110ではこの情報を置数として認識し記憶する。
【0043】
続いて、操作部121のスタートキー(不図示)がユーザにより押下されると、その旨がファンクション制御部110に通知される。ファンクション制御部110は、コマンドの解析を行い、コピースタート要求であることを認識したら、CPU間通信I/F107を介して本体制御部100にコピーモードであることと、縮小50%、置数(プリント部数)5部等のプリント情報及びコピースタートするよう通知する。
【0044】
本体制御部100では、ファンクション制御部110からの通知を受けたら、原稿送り装置118及び後処理装置119の状態を監視し、同様にCPU間通信I/F111を介してHD制御部112の状態を監視し、コピースタートが可能であるか否か判断する。
【0045】
そして本体制御部100は、縮小50%にするよう画像処理部103に画像データを50%にする為の設定を行う。また、該処理はコピーモードであるから画像データセレクタ104に対して、画像データが画像データ圧縮/伸長部108、画像メモリ109、レーザユニット105へと出力されるよう画像バスを設定する。
【0046】
更に本体制御部100では、コピーモードのプリントスタートであることから、原稿送り装置118の状態を確認し、原稿台に原稿が存在する場合には原稿を給送するよう原稿送り装置118に指示すると共に、原稿読み取り部120に対して原稿を読み取る為の指定位置に移動するよう指示を出す。また同時に、後処理装置119に対し、画像形成部106にて印字出力され装置本体より排出される記録紙を受け入れ可能な状態にするよう指示を出す。
【0047】
複数枚の原稿で且つ置数(プリント部数)が複数部である場合、もしくは、プリントモードのように画像データを一度HD113へ書き込む処理が必要な場合、読み取った原稿画像を画像データセレクタ104、画像データ圧縮/伸長部108を介してHD113に書き込む処理またはHD113からの読み出し処理が必要な為、本体制御部100は、HD113への書き込み制御または読み出し制御を行うようCPU間通信I/F111を介してHD制御部112に指示を出す。
【0048】
また、本体制御部100は、プリント動作を行う為にCCD102、レーザユニット105、画像形成部106に対して初期設定を行い、原稿送り装置118が原稿を原稿読み取り部120へ給送したか、原稿読み取り部120が所定の原稿読み取り位置まで原稿を移動したか、後処理装置119が印字出力され本体より排出される記録紙の受け入れ準備ができたかを確認し、画像形成部106にて印字可能かどうかを確認する。
【0049】
その後、原稿読み取り部120において画像データの取り込み処理を開始する。そして、CCD102にて原稿画像からの反射光が光電変換された画像データは画像処理部103に出力され、画像処理部103にて50%縮小するよう画像処理が行われる。
【0050】
原稿読み取り後、本体制御部100は、原稿送り装置118に対して次に読み取るべき原稿との原稿交換を行うよう指示する。この処理は、未処理原稿がなくなるまで繰り返し実行される。
【0051】
画像処理部103において処理された画像データは、画像データセレクタ104を介し、画像メモリ109及び画像データ圧縮/伸長部108に送られ、画像データ圧縮/伸長部108にて画像データの圧縮処理が行われる。
【0052】
本体制御部100は、複写すべき原稿画像(3枚)の画像データのHD113への書き込み処理が終了後、本体メモリ101内の画像データ管理情報もまたHD113に書き込むようCPU間通信I/F111介しHD制御部112と通信する。また、画像メモリ109に画像データを書き込む際、画像メモリ109に書き込むべき画像データのサイズ(データ量)が印字開始すべきサイズ(データ量)になるまでの時間を計測する。そして、本体制御部100は、計測した時間に達したこと応じて画像形成部106に対して画像印字出力開始を発行し、画像メモリ109内の画像データを画像データセレクタ104、レーザユニット105を介して画像形成部106に出力し、画像形成部106にて印字出力を行う。
【0053】
置数5部における1部目のプリントに関しては、画像処理部103から画像メモリ109へ出力された画像データに対して処理が行なわれ、2部目以降に関してはHD制御部112に要求し、HD113から記録順序に従いページ順を入れ替えて圧縮画像データを読み出す。そして、画像データ圧縮/伸長部108にて読み出した画像データに対する圧縮データの伸長処理を行い、画像メモリ109に展開する。画像メモリ109への展開以降の処理は1部目のプリントと同様に制御する。
【0054】
図2を用いて、本発明に関わるパーソナルボックスについて説明する。HD113は、テンポラリ領域900とパーソナルボックス領域901で構成されている。テンポラリ領域900は、電子ソートを行うために画像データを一時的に記憶させる領域であり、ジョブ終了後に、それらの画像データは消去される。
【0055】
パーソナルボックス領域901は、ホストコンピュータ2000からのPDL画像が展開された画像データを、ホストコンピュータ2000から受信したパーソナルボックス番号に対応するパーソナルボックス領域901内のパーソナルボックスに格納する領域である。
【0056】
例えば図2に示されるように、1GBのハードディスクの場合、300MBをテンポラリ領域900、700MBをパーソナルボックス領域901に分けて使用する。また、パーソナルボックス数が10であるとき、各個人が持つ事ができるボックスの領域は、各70MBとなる。そして各パーソナルボックスには番号がついており、例えばボックス902,903,904,905は、それぞれパーソナルボックス番号0,1,2,9となる。
【0057】
ユーザは操作部121にて、パーソナルボックス領域901のなかから印刷すべき画像データが格納されているパーソナルボックスを選択する。この時、選択したパーソナルボックスに対応したパスワードを入力することによりパーソナルボックスに格納されている画像データを印刷することが出来る。
【0058】
パスワードは各パーソナルボックスごとによって異なっている。よって、パスワードをパーソナルボックスを割り当てれられた人だけが知っているようにすれば、パスワードを入力しないかぎり自分の所有するパーソナルボックスに格納されている画像データはプリントされないので、他の人に見られるという心配はない。
【0059】
図2を用いて、ホストコンピュータ2000からパーソナルボックスに画像データを格納する際について説明する。例えば、田中さんが自分のボックス903に画像データを格納する場合は、ホストコンピュータ2000にてボックス番号1を指定する。
【0060】
また、例えば、田中さんがその他の人のボックス、例えば加藤さんのボックス905に画像データを格納する場合は、画像データを送りたいボックスのボックス番号、即ちボックス番号9をホストコンピュータ2000から指定する。これにより自分で作成した画像データをその他の人のボックスに格納することが出来る。
【0061】
パーソナルボックスの画像データをプリントアウトする方法について説明する。操作部121からユーザによりパスワードが入力されることに応じて、操作部の操作パネル(不図示)上にパーソナルボックスに記憶された画像データのリストが表示される。ユーザは、そのなかから所望する画像データを選択し、選択した画像データに対するプリント処理を実行するようキー入力を行うことで所望する画像データをプリントアウトさせる。
【0062】
図3は、操作部121の操作パネル(不図示)に表示される画面300であり、操作部121にて選択されたパーソナルボックスに格納されている情報(格納された日付、時刻、文書名、プリント済みか否か)をリスト表示する為の画面である。
【0063】
画面300は、操作部121にてボックスに対応したパスワードが入力されることに応じて表示される。尚、画面300はタッチパネルとなっており、それぞれ表示される機能の枠内を触れることにより、その機能が実行される。
【0064】
例えば、図3の画面300では、ボックス番号1の所有者である田中さんのボックスに格納されている画像データに関する情報がリスト表示されている。
【0065】
画面300にてユーザが所望する画像データを選択し、プリントキー301を押下することにより該画面にて選択した画像データがプリントされる。また、ユーザが消去キー302を押下することにより該画面にて選択された画像データがHD113から消去される。
【0066】
また、各パーソナルボックスは、ボックス毎に自動消去機能を設定することが出来る。自動消去機能とは、パーソナルボックスに画像データを格納してから予め決められた期間が経過したことに応じてパーソナルボックスに格納された画像データをHD113から自動消去するよう画像データの自動消去処理を行う為の機能である。
【0067】
尚、予め決められた期間は自動消去時間としてユーザにより設定することが出来る。
【0068】
パーソナルボックスに対して自動消去機能を設定することで、ホストコンピュータ2000から任意に送られてくる画像データによって、HD113がメモリフルとなり、所望する画像データを格納することが出来ないという問題を回避することが出来る。尚、パーソナルボックス内の画像データは、パーソナルボックスに画像データを格納した時刻によりそれぞれ自動消去される時刻が異なる。
【0069】
そして、本形態は、パーソナルボックスに対して自動消去機能が設定されている場合、パーソナルボックスに格納してから予め決められた期間が経過した自動消去すべき画像データがパーソナルボックスに格納されていても、所定時間内に操作部121にて画像形成装置1000に対する操作(例えば、キー入力)がユーザにより行われた場合は、本体制御部100により画像データの自動消去処理を遅延させる。
【0070】
即ち、例えば、パーソナルボックス内の画像データをプリントアウトする為に、ユーザが操作パネル上にリスト表示されたパーソナルボックス内の画像データのなかから所望する画像データを選択し、選択した画像データに対するプリント処理を行うよう操作部121にてキー入力を行い、画像形成装置1000がユーザにより選択された画像データの画像形成処理を行なっている最中に、該画像データがパーソナルボックスに記憶してから予め決められた期間を経過してしまった場合でも、該画像データをHD113から自動消去せずに、該画像データに対する画像形成処理を続行させる。
【0071】
また、本体制御部100は、所定時間内に操作部121にてユーザにより画像形成装置1000に対する操作が行われなかった場合は、パーソナルボックスに画像データを記憶してから予め決められた期間が経過した自動消去すべき画像データをを消去するよう画像データの自動消去処理を行う。
【0072】
従って、ユーザは操作部121にて確認したパーソナルボックスに記憶されている画像データのなかから所望する画像データをプリントアウトすることが出来るので、困惑せずにパーソナルボックスを使用できる。
【0073】
図4のフローチャートを用いて、画像形成装置1000が非稼働中で、且つ、操作部121上で所定時間以上画像形成装置1000に対する操作(以下キー入力)が行なわれなかった場合における本体制御部100が行う処理について説明する。
【0074】
まず、HD113内に登録されている全てのパーソナルボックスに対するサーチを行う為に用いる変数nを初期化する(ステップS401)。そして、HD113にn番目に登録されたパーソナルボックス内に格納された全ての画像データに対するサーチを行う為に用いる変数mを初期化する(ステップS402)。
【0075】
n番目のパーソナルボックスにm番目に記憶された画像データが格納された時刻と現時刻とを比較し、n番目のパーソナルボックスにm番目に記憶された画像データは、自動消去時間、即ちパーソナルボックスに記憶してから予め決められた期間が経過している画像データであるか否か判断する(ステップS403)。
【0076】
ステップS403にて、n番目のパーソナルボックスにm番目に記憶された画像データは自動消去時間が経過している画像データであると判断した場合は、該画像データをHD113から自動消去する(ステップS404)。
【0077】
ステップS403にて、n番目のパーソナルボックスにm番目に記憶された画像データは自動消去時間が経過していない画像データであると判断した場合は、HD113から消去せず、該画像データは、n番目のパーソナルボックスに最後に格納された画像データであるか否かを判断する(ステップS405)。
【0078】
ステップS405にて、該画像データは、n番目のパーソナルボックスに最後に格納された画像データではないと判断した場合は、変数mをインクリメントし(ステップS406)、n番目のパーソナルボックスに格納されているその他の画像データに対するサーチを行う為にステップS403へ戻る。
【0079】
ステップS405にて、該画像データは、n番目のパーソナルボックスに最後に格納された画像データであると判断した場合は、該パーソナルボックスは、HD113に最後に登録されたパーソナルボックスであるか否かを判断する(ステップ407)。
【0080】
ステップS407にて、該パーソナルボックスはHD113に最後に登録されたパーソナルボックスではないと判断した場合は、変数nをインクリメントし(ステップS408)、HD113に登録されているその他のパーソナルボックスに対するサーチを行う為にステップS402に戻る。
【0081】
ステップS407にて、該パーソナルボックスはHD113に最後に登録されたパーソナルボックスであると判断した場合は、所定時間、例えば1分間ウエイトを行い(ステップS408)、所定時間内に操作部121上でキー入力が行われたか否か判断する(ステップS409)。
【0082】
ステップS409にて、所定時間内に操作部121上でキー入力が行われなかったと判断した場合は、ステップS401に戻り、再びこの処理を繰り返す。ステップS409にて、所定時間内に操作部121上でキー入力が行われたと判断した場合は、この処理を終了する。
【0083】
その他の形態として、自動消去設定が行われているパーソナルボックスに関し、オートクリア処理に同期したタイミングでパーソナルボックスに格納してから予め決められた期間が経過した消去すべき画像データをHD113から自動消去する。
【0084】
オートクリア処理とは、上述したように、ユーザにより操作部121にて画像形成装置1000に対する操作が行なわれてから、或いは画像形成動作を終了してから一定時間経過してもユーザによる操作が操作部121にて行なわれないことに応じて、デフォルトのプリントモードに設定する為の機能である。
【0085】
図5のフローチャートを用いて、操作部121上で所定時間キー入力が行われないことに応じて行われるオートクリア処理と同期して行われるパーソナルボックスに記憶された画像データに対する自動消去処理について説明する。尚、この処理は本体制御部100により行われる。
【0086】
まず、HD113内に登録されている全てのパーソナルボックスに対するサーチを行う為に用いる変数nを初期化する(ステップS501)。そして、HD113にn番目に登録されたパーソナルボックス内に格納された全ての画像データに対するサーチを行う為に用いる変数mを初期化する(ステップS502)。
【0087】
n番目のパーソナルボックスにm番目に記憶された画像データが格納された時刻と現時刻とを比較し、n番目のパーソナルボックスにm番目に記憶された画像データは、自動消去時間、即ちパーソナルボックスに記憶してから予め決められた期間が経過している画像データであるか否か判断する(ステップS503)。
【0088】
ステップS503にて、n番目のパーソナルボックスにm番目に記憶された画像データは自動消去時間が経過している画像データであると判断した場合は、該画像データをHD113から自動消去する(ステップS504)。
【0089】
ステップS503にて、n番目のパーソナルボックスにm番目に記憶された画像データは自動消去時間が経過していない画像データであると判断した場合は、HD113から消去せず、該画像データは、n番目のパーソナルボックスに最後に格納された画像データであるか否かを判断する(ステップS505)。
【0090】
ステップS505にて、該画像データは、n番目のパーソナルボックスに最後に格納された画像データではないと判断した場合は、変数mをインクリメントし(ステップS506)、n番目のパーソナルボックスに格納されているその他の画像データに対するサーチを行う為にステップS503へ戻る。
【0091】
ステップS505にて、該画像データは、n番目のパーソナルボックスに最後に格納された画像データであると判断した場合は、該パーソナルボックスは、HD113に最後に登録されたパーソナルボックスであるか否かを判断する(ステップ507)。
【0092】
ステップS507にて、該パーソナルボックスは、HD113に最後に登録されたパーソナルボックスではないと判断した場合は、変数nをインクリメントし(ステップS508)、HD113に登録されているその他のパーソナルボックスに対するサーチを行う為にステップS502に戻る。
【0093】
ステップS507にて、該パーソナルボックスは、HD113に最後に登録されたパーソナルボックスであると判断した場合は、この処理を終了する。
【0094】
尚、図5の処理は、オートクリア処理に同期して行われる。従って、操作部121にてユーザにより操作が行なわれている間に画像データの自動消去時間に達しても図5の処理は開始されない。
【0095】
また、図4及び図5で述べた処理とは異なる方法で、パーソナルボックスに記憶された画像データに対する自動消去処理を行っても良い。図6のフローチャートを用いて説明する。この処理は、本体制御部100により行なわれ一定時間毎に行われる。
【0096】
まず、操作部121にて所定時間内(例えば1分間)にユーザによるキー入力が行われたか否か調べる(ステップS601)。ステップS601の処理において、操作部121にて所定時間内(例えば1分間)にユーザによるキー入力が行われたと判断した場合は、画像データの自動消去処理を遅延する為にステップS601に戻る。
【0097】
ステップS601の処理において、操作部121にて所定時間内(例えば1分間)にユーザによるキー入力が行われていないと判断した場合は、画像データの自動消去処理を行う為に、HD113に登録されているパーソナルボックスに対して自動消去処理が設定されているか否か調べる(ステップS602)。
【0098】
ステップS602にて、パーソナルボックスに対して自動消去処理が設定されていないと判断した場合は、HD113に登録されているパーソナルボックスのなかでステップS602にて確認していないパーソナルボックスがあるか否か調べる(ステップS606)。
【0099】
ステップS606にて、HD113に登録されているパーソナルボックスのなかでステップS602にて確認していないパーソナルボックスが有ると判断した場合は、ステップS601に戻る。また、HD113に登録されているパーソナルボックスのなかでステップS602にて確認していないパーソナルボックスが無しと判断した場合は、この処理を終了する。
【0100】
ステップS602にて、パーソナルボックスに対して自動消去処理が設定されていると判断した場合は、現時刻を認識し(ステップS603)、該パーソナルボックスに記憶された画像データのなかでパーソナルボックスに記憶してから予め決められた期間が経過した自動消去すべき画像データが有るか否か調べる(ステップS604)。
【0101】
ステップS604にて、該パーソナルボックスに記憶された画像データのなかでパーソナルボックスに記憶してから予め決められた期間が経過した自動消去すべき画像データが有ると判断した場合は、パーソナルボックス内の自動消去すべき画像データを全てHD113から消去する(ステップS605)。
【0102】
ステップS604にて、該パーソナルボックスに記憶された画像データのなかでパーソナルボックスに記憶してから予め決められた期間が経過した自動消去すべき画像データが無しと判断した場合は、ステップS606に移行する。
【0103】
尚、上述したように図6の処理は一定時間毎に繰り返し行われる。従って、例えば、ユーザがプリントアウトしたい画像データが予め決められた期間が経過した自動消去すべき画像データの場合は、ユーザが所望する該画像データをプリントアウトさせる為に該画像データの自動消去処理を遅延し、該画像データをプリントアウトする。そして、この処理が再び行われた際に、操作部121にて所定時間内にキー入力が行われないことに応じて自動消去する。
【0104】
以上、図4、図5、図6を用いて説明したように、自動消去処理が設定されているパーソナルボックスに関し、所定時間内に操作部121にて画像形成装置1000に対する操作が行われたことに応じて、画像データの自動消去処理即ち、パーソナルボックスに画像データを記憶してから予め決められた期間が経過したことに応じて、パーソナルボックスに記憶されている画像データを自動消去する為の処理を遅延させるよう制御するので、ユーザがパーソナルボックス内の画像データをプリントアウトする為に、操作部の操作パネル上にリスト表示されたパーソナルボックス内の画像データのなかから所望する画像データを選択し、選択した画像データに対するプリント処理を行うよう操作部121からキー入力を行い、画像形成装置1000がユーザにより選択された画像データの画像形成処理を行なっている最中に、該画像データがパーソナルボックスに記憶してから予め決められた期間を経過してしまった場合でも、ユーザは所望するプリントデータを得ることが出来る。
【0105】
従って、ユーザは操作部121にて確認したパーソナルボックスに記憶されている画像データのなかから所望する画像データをプリントアウトすることが出来るので、困惑すること無くパーソナルボックスを使用出来る。
【0106】
尚、その他の形態として、パーソナルボックスに記憶された画像データをプリントしてから予め決められた期間が経過したことに応じて、パーソナルボックスに記憶されている画像データを自動消去するよう画像データの自動消去処理を行う画像形成装置に本発明を適用しても良い。
【0107】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の本発明によれば、画像データを記憶領域に記憶するものであって、前記記憶領域に前記画像データを記憶してから前記予め決められた期間が経過したことに応じて、前記記憶領域に記憶されている前記画像データを自動消去するよう前記画像データの自動消去処理を行う記憶手段を有する画像記憶装置において、前記画像記憶装置に対する操作を行うための操作手段と、前記操作手段により前記操作手段により前記画像記憶装置に対する所定の操作が行われることに応じて、前記記憶領域に記憶された画像データに対する画像形成処理を行う画像形成手段と、所定時間内に前記操作手段より前記画像記憶装置に対する操作が行われたか判定する判定手段と、前記判定手段によって前記所定時間内に前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われたと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された画像データの前記自動消去処理を遅延させるよう制御するので、ユーザは困惑すること無く記憶領域を使用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置のブロック図である。
【図2】パーソナルボックスを説明する為の図である。
【図3】画像形成装置の操作部を示す図である。
【図4】画像データの自動消去処理のフローチャートである。
【図5】オートクリア処理と同期して行われる画像データの自動消去処理のフローチャートである。
【図6】画像データの自動消去処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100 本体制御部
101 本体メモリ
106 画像形成部
109 画像メモリ
113 HD
121 操作部
1000 画像形成装置
2000 ホストコンピュータ
Claims (8)
- 画像データを記憶領域に記憶するものであって、前記記憶領域に前記画像データを記憶してから予め決められた期間が経過したことに応じて、前記記憶領域に記憶されている前記画像データを自動消去するよう前記画像データの自動消去処理を行う記憶手段を有する画像記憶装置において、
前記画像記憶装置に対する操作を行うための操作手段と、
前記操作手段により前記画像記憶装置に対する所定の操作が行われることに応じて、前記記憶領域に記憶された画像データに対する画像形成処理を行う画像形成手段と、
所定時間内に前記操作手段より前記画像記憶装置に対する操作が行われたか判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記所定時間内に前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われたと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された画像データの前記自動消去処理を遅延させるよう制御する制御手段とを有することを特徴とする画像記憶装置。 - 前記制御手段は、
前記所定時間内に前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われなかった場合は、前記画像データの前記自動消去処理を行うよう制御することを特徴とする請求項1記載の画像記憶装置。 - 前記制御手段は、前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われてから前記所定時間を計時する計時手段を含み、前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われたことに応じて前記計時手段をセットし、前記計時手段をセットしてから前記所定時間を計時する前に前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われた場合は、前記計時手段をリセットするよう制御し、前記計時手段により前記所定時間を計時した場合は、前記画像データの前記自動消去処理を行うよう制御することを特徴とする請求項2記載の画像記憶装置。
- 前記制御手段は、前記画像記憶装置のオートクリア処理に同期して前記画像データの前記自動消去処理を行うよう制御することを特徴とする請求項1記載の画像記憶装置。
- 画像データを記憶領域に記憶するものであって、前記記憶領域に前記画像データを記憶してから予め決められた期間が経過したことに応じて、前記記憶領域に記憶されている前記画像データを自動消去するよう前記画像データの自動消去処理を行う記憶手段と、操作を行うための操作手段と、前記操作手段により前記画像記憶装置に対する所定の操作が行われることに応じて、前記記憶領域に記憶された画像データに対する画像形成処理を行う画像形成手段とを有する画像記憶装置における画像データ処理方法であって、
所定時間内に前記操作手段より前記画像記憶装置に対する操作が行われたか判定する判定ステップと、
前記判定ステップで前記所定時間内に前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われたと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された画像データの前記自動消去処理を遅延させるよう制御する制御ステップと、
を有することを特徴とする画像データ処理方法。 - 前記制御ステップでは、
前記所定時間内に前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われなかった場合は、前記画像データの前記自動消去処理を行うよう制御することを特徴とする請求項5記載の画像データ処理方法。 - 前記制御ステップは、前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われてから前記所定時間を計時手段によって計時する計時ステップを含み、前記制御ステップでは、前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われたことに応じて前記計時手段をセットし、前記計時手段をセットしてから前記所定時間を計時する前に前記操作手段により前記画像記憶装置に対する操作が行われた場合は、前記計時手段をリセットするよう制御し、前記計時手段により前記所定時間を計時した場合は、前記画 像データの前記自動消去処理を行うよう制御することを特徴とする請求項6記載の画像データ処理方法。
- 前記制御ステップでは、前記画像記憶装置のオートクリア処理に同期して前記画像データの前記自動消去処理を行うよう制御することを特徴とする請求項5記載の画像データ処理方法。
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