以下に本発明の実施例について、図面とともに説明する。図1は、本発明が適用された視聴行動に関する情報収集分析システム1の構成を表す説明図である。
本実施例の情報収集分析システム1は、録画再生機能及び、利用者(視聴者)の視聴行動に関する視聴情報DAT1を送信する機能(視聴情報送信機能)を備えたTV(テレビジョン)受信装置100と、標準時刻情報を配信するタイムサーバ3と、各放送局から放送されるTV番組についての情報が格納されたEPGデータをTV受信装置100に提供するEPGサービスセンタ装置5と、上記各TV受信装置100から視聴情報DAT1を収集して分析する分析センタ装置200と、が広域ネットワーク(具体的にはインターネット7)を通じて互いに通信可能に接続された構成にされている。
また、この情報収集分析システム1には、各放送局(放送チャネル)毎に各時刻にて放送されるTV番組の情報(番組名称等)を備える放送番組情報DAT0、を記憶する放送番組データベース(DB)210が設けられている。この放送番組データベース210は、分析センタ装置200に接続されている。
図2は、上記TV受信装置100の概略構成を表すブロック図である。本実施例のTV受信装置100は、装置各部を統括制御するCPU101と、プログラム等を記憶するROM103と、CPU101による演算処理時に各種情報が格納されるRAM105と、大容量記憶媒体としてのハードディスク装置(HDD)107と、上記広域ネットワークとしてのインターネット7に接続されインターネット7内の装置と通信を行う通信制御部109と、録画再生部110と、TV受信部120と、操作部130と、を備える。
録画再生部110は、TV番組の録画及び再生を行うためのものであり、TVチューナ111と、録画再生制御部115と、を備える。録画再生制御部115は、TVチューナ111が受信したTV放送信号(TV番組)を、所定の形式(例えばMPEG形式)の映像データに変換して、そのTV番組のデータファイル(以下、「録画ファイル」とする。)を生成し、ハードディスク装置107に保存する。また、この録画再生制御部115は、ハードディスク装置107に保存された録画ファイルを読み出し、再生して、その再生信号を表示制御部125に入力する。
一方、TV受信部120は、TV番組等をモニタ出力するためのものであり、TVチューナ121と、表示制御部125と、モニタ装置127と、を備える。このTV受信部120は、リアルタイム視聴指令がCPU101より入力されると、TVチューナ121が受信したTV番組をモニタ装置127に表示する。モニタ装置127を用いたTV番組の表示制御は、表示制御部125で行われる。また、表示制御部125は、録画再生制御部115から録画ファイルの再生信号が入力されると、その再生信号に基づくTV番組のモニタ出力を行う構成にされている。
また、操作部130は、利用者による各種操作情報を取得するためのものであり、各種操作キー131と、リモートコントローラ133からの送信信号を受信するリモコン受信部135と、を備える。即ち、当該TV受信装置100は、リモートコントローラ133又は装置備え付けの操作キー131を用いて操作可能な構成にされている。
このように構成されたTV受信装置100のCPU101は、当該装置のメイン電源が投入されると、図3に示す起動処理を実行する。図3は、CPU101が実行する起動処理を表すフローチャートである。
起動処理を実行すると、CPU101は、通信制御部109を用いて当該TV受信装置100をインターネット7に接続する(S110)。この接続処理が終了すると、CPU101は、図4に示す時刻調整処理の実行を開始すると共に(S120)、EPGデータ取得処理の実行を開始する(S130)。その後、メインルーチンの実行を開始する(S140)。これらの処理は並列実行される。
図4(a)は、CPU101が実行する時刻調整処理を表すフローチャートであり、図4(b)は、CPU101が実行するEPGデータ取得処理を表すフローチャートである。
時刻調整処理を実行すると、CPU101は、通信制御部109を用いてタイムサーバ3にアクセスし(S121)、タイムサーバ3から現在の標準時刻を表す標準時刻情報を取得する(S122)。その後、図示しない当該TV受信装置100の内部時計を調整して、内部時計の時刻をタイムサーバ3が刻む標準時刻に同期させる(S123)。
この処理後、CPU101は、所定期間(例えば1日)が経過したか否か判断し(S124)、所定期間が経過していれば(S124でYes)、S121に移行して再びタイムサーバ3にアクセスし内部時計の調整を行う。また、所定期間が経過していないと判断すると(S124でNo)、メイン電源のオフ操作等によって外部から終了指令が入力されていないかどうか判断し(S125)、終了指令が入力されていないと判断すると(S125でNo)、S124に移行して所定期間が経過するまで待機する。一方、終了指令が入力されていると判断すると(S125でYes)、当該時刻調整処理を終了する。
一方、EPGデータ取得処理を実行すると、CPU101は、通信制御部109を用いてEPGサービスセンタ装置5にアクセスし(S131)、EPGサービスセンタ装置5からEPGデータを取得して(S132)、そのEPGデータをハードディスク装置107に保存する(S133)。その後、所定期間(例えば1日)経過したか否か判断し(S134)、所定期間が経過していれば(S134でYes)、S131に移行して再び最新のEPGデータの取得を試みる。
また、所定期間が経過していないと判断すると(S134でNo)、CPU101は、メイン電源のオフ操作等によって外部から終了指令が入力されていないかどうか判断し(S135)、終了指令が入力されていないと判断すると(S135でNo)、S134に移行して所定期間が経過するまで待機する。一方、終了指令が入力されていると判断すると(S135でYes)、当該EPGデータ取得処理を終了する。
次に、上述したメインルーチンの構成について説明する。図5は、CPU101が実行するメインルーチンを表すフローチャートである。メインルーチンを実行すると、CPU101は、操作キー131又はリモートコントローラ133により当該装置が操作され操作部130から指令入力を受けたか否か判断する(S210)。そして、指令入力を受けていないと判断すると(S210でNo)、指令入力を受けるまで待機する。尚、操作部130は、利用者の操作により操作キー131又はリモートコントローラ133が操作されると、その操作に対応する指令をCPU101に入力する構成にされている。
操作部130から指令入力を受けたと判断すると(S210でYes)、CPU101は、内部時計を用いて現在時刻を確認し、その時刻をRAM105に一時記憶させる(S215)。この後、CPU101は、操作部130から入力された指令がリアルタイム(RT)視聴操作に関する指令であるか否か判断し(S220)、リアルタイム視聴操作に関する指令であると判断すると(S220でYes)、図6に示すTV番組出力処理を実行する(S225)。尚、図6は、CPU101が実行するTV番組出力処理を表すフローチャートである。
TV番組出力処理を実行すると、CPU101は、TV受信部120の表示制御部125にリアルタイム視聴指令を入力して、表示制御部125に、TV受信部120のTVチューナ121が受信するTV番組をモニタ出力させる(S310)。その後、リアルタイム視聴開始操作に関する視聴情報DAT1を、ハードディスク装置107内の履歴ファイルに書き込む(S320)。尚、図7は、ハードディスク装置107に格納された履歴ファイルの構成を表す説明図である。
履歴ファイルは、リアルタイム視聴に関する操作がなされる度若しくは、再生操作がなされる度に作成される視聴情報DAT1の一群から構成される。視聴情報DAT1は、受信録画情報と、操作情報と、からなる。
受信録画情報は、TV受信部120により受信されモニタ出力されたTV番組のチャネル番号若しくは録画再生部110により録画されたTV番組のチャネル番号を表すチャネル情報と、録画されたTV番組(録画番組)の録画開始時刻及び録画終了時刻を表す録画時刻情報と、EPGデータから抽出した録画番組の情報を含むEPG番組情報と、からなる。
一方、操作情報は、操作された時点から継続される視聴者の視聴態様(換言すると操作された時点から開始される当該TV受信装置100の動作態様)を表す視聴種別情報(「Realtime」、「PlayBack」及び「Trick」のいずれか)と、視聴情報DAT1を作成する契機となった操作の種別を表す開始時操作種別情報と、その操作の入力時刻を表す動作開始時刻情報と、その操作の次に操作部130に入力された次操作の種別を表す終了時操作種別情報と、次操作の入力時刻を表す動作終了時刻情報と、動作開始時刻(又は録画開始時刻)から動作終了時刻(又は録画終了時刻)までの時間を表す継続時間情報と、からなる。尚、本実施例のシステムで取り扱われる時刻情報は、少なくとも日・時・分・秒に関する情報を含む。
即ち、S320においてCPU101は、モニタ装置127に出力されたTV番組のチャネル番号を上記チャネル情報とし、S215にて確認した時刻を動作開始時刻情報とし、「Realtime」コードを視聴種別情報とし、「Start」コードを開始時操作種別情報として、視聴情報DAT1を作成し、履歴ファイルに書き込む。この際、録画時刻情報、EPG番組情報、動作終了時刻情報、終了時操作種別情報及び継続時間情報の書込欄は空欄にされる。
この後、CPU101は、S330に移行して、操作部130からチャネル(CH)切替操作に関する指令入力を受けたか否か判断する。そして、チャネル切替操作に関する指令入力を受けていないと判断すると(S330でNo)、リアルタイム視聴を終了する旨の指令入力を操作部130から受けたか否か判断する(S360)。尚、リアルタイム視聴を終了する旨の指令は、当該TV受信装置100のメイン電源がオフ操作された場合や、録画操作、再生操作などがなされた場合に操作部130から入力される。
S360にて、リアルタイム視聴を終了する旨の指令入力を受けていないと判断すると、CPU101は、S330に移行して、チャネル切替操作に関する指令入力を受けていないかどうか再び判断する。そして、チャネル切替操作に関する指令入力を受けていると判断すると(S330でYes)、内部時計を用いて現在時刻を確認すると共に(S335)、操作部130から入力された指令に従って、TVチューナ121の受信チャネルを切り替えるようにTV受信部120の表示制御部125に対して指令入力を行う(S340)。
この後、CPU101は、今回のチャネル切替操作に関する視聴情報DAT1を書き込む(S350)。即ち、前回作成した視聴情報DAT1に、動作終了時刻情報、終了時操作種別情報及び継続時間情報を追加して、前回の視聴情報DAT1を完成させると共に、今回のチャネル切替操作に関する新しい視聴情報DAT1を作成し、履歴ファイルに書き込む。
具体的に説明すると、CPU101は、切替後にモニタ出力されるTV番組のチャネル番号をチャネル情報とし、S335で確認した時刻を動作開始時刻情報とし、「Realtime」コードを視聴種別情報とし、「Channel」コードを開始時操作種別情報として、新しい視聴情報DAT1を作成し、これを履歴ファイルに書き込む。また、前回の視聴情報DAT1における動作終了時刻情報の書込欄に、S335で確認した時刻を書き込み、終了時操作種別情報の書込欄に、「Channel」コードを書き込み、継続時間情報の書込欄に、動作終了時刻から動作開始時刻を引いた時間を書き込んで、前回の視聴情報DAT1を完成させる。
尚、本実施例で用いられる「Realtime」コードは、視聴情報DAT1が当該TV番組出力処理で作成された情報であることを示すものであり、「Channel」コードは、チャネルの切替操作を示すものである。
S350での処理後、CPU101は、リアルタイム視聴を終了する旨の指令入力を操作部130から受けたか否か判断し(S360)、指令入力を受けていると判断すると(S360でYes)、当該TV番組出力処理を終了し、S210に移行する。
一方、S220においてCPU101は、操作部130から入力された指令がリアルタイム視聴操作に関する指令ではないと判断すると(S220でNo)、S230に処理を移して、操作部130から入力された指令が、録画操作に関する指令であるか否か判断する。そして、録画操作に関する指令であると判断すると(S230でYes)、図8に示す録画番組登録処理を実行する(S235)。尚、図8は、CPU101が実行する録画番組登録処理を表すフローチャートである。
録画番組登録処理を実行すると、CPU101は、その録画操作の種類を判別する。(S410)。そして、今回の操作が録画予約操作であると判断すると、録画予約操作に関する操作情報を、前回作成した視聴情報DAT1の空欄(終了時操作種別情報、動作終了時刻情報、継続時間情報の書込欄)に書込する(S415)。具体的には、終了時操作種別情報として「Reserv」コードを書き込むと共に、S215で確認した時刻を動作終了時刻情報として書き込み、更に継続時間情報を書き込む(但し、前回の視聴情報DAT1が完成しているケースの場合には、S415の処理を行わない)。
その後、CPU101は、S420に移行して、EPGデータを使用する必要があるか否か判断する。ここでは、録画予約操作が電子番組表の表示を指示するものであるか否か判断し、そうであれば、EPGデータを使用する必要があると判断する。
CPU101は、EPGデータの使用が必要であると判断すると(S420でYes)、電子番組表をモニタ装置127に表示させるように表示制御部125に対して指令入力を行う(S421)。その後、操作部130からの入力信号に基づいて、録画予約する番組が当該装置の利用者により決定されたか否か判断し(S423)、決定されていないと判断すると、その決定がなされるまで待機する。一方、録画予約する番組が決定されたと判断すると(S423でYes)、CPU101は、S440に移行する。
また、CPU101は、S420において、EPGデータが不要であると判断すると、S425に移行して、録画開始時刻、録画終了時刻、及び、録画するTV番組のチャネル番号(録画チャネル)等を利用者に入力させるための入力画面をモニタ装置127に表示させ(S425)、録画開始時刻、録画終了時刻及び録画チャネルの入力が完了するまで待機する(S427)。そして入力が完了したと判断すると(S427でYes)、S440に移行する。
S440において、CPU101は、決定された録画予約する番組についての録画開始時刻及び録画終了時刻に関する情報を取得すると共に(S440)、録画するTV番組のチャネル(録画チャネル)に関する情報を取得する(S450)。具体的に、電子番組表に基づいて録画する番組が決定された場合には、EPGデータから録画開始時刻及び録画終了時刻並びに録画チャネルに関する情報を取得する。一方、入力画面を表示した場合には、利用者の操作内容から、録画開始時刻及び録画終了時刻並びに録画チャネルに関する情報を取得する。
その後、CPU101は、EPGデータが使用され電子番組表により録画予約する番組が決定されているか否か判断し(S460)、そうであれば(S460でYes)、EPGデータから録画予約する番組についての番組情報(番組名、番組コード等)を取得し(S465)、その後に、番組を記録する録画ファイルの名称(録画ファイル名)を決定する(S470)。一方、CPU101は、S460において、EPGデータが使用されていないと判断すると、S465をスキップして、録画ファイル名を決定する(S470)。
S470での処理後、CPU101は、録画予約をする(S480)。即ち、CPU101は、図9(a)に示すように、録画ファイル名と、録画チャネルと、録画開始時刻と、録画終了時刻と、EPGデータから取得したEPG番組情報と、録画予約及び録画済のいずれのステータスであるかを表すステータス情報(S480では録画予約を表すステータス情報)と、からなる録画番組情報を管理用録画番組リストに登録し、この後、当該録画番組登録処理を終了して、S210に移行する。尚、図9(a)は、ハードディスク装置107が記憶する管理用録画番組リストの構成を表す説明図である。ここで録画予約された番組は後述する予約番組録画処理(図10参照)によって処理される。
一方、CPU101は、S410にて、今回の録画操作が即時録画操作であると判断すると、S500に処理を移し、その即時録画操作が、録画開始操作及び録画終了操作のいずれの操作であるかを判別する。そして録画開始操作であると判断すると、S510に処理を移して、録画ファイル名を決定する。
その後、S215で確認した時刻を録画開始時刻とし、現在TVチューナ111に設定されているチャネルを録画チャネルとして、録画開始時刻及び録画チャネルに関する情報をRAM105に一時記憶させると共に、S510で決定された録画ファイル名をRAM105に一時記憶させる(S520)。その後、録画再生制御部115に、録画指令を入力して、録画再生部110にTVチューナ111が受信するTV番組を録画させる(S530)。
一方、S500にて録画終了操作であると判断すると、CPU101は、S540に移行して、S530で録画再生制御部115に開始させた録画動作を終了させた後、内部時計にアクセスして録画終了時刻を確認し(S550)、管理用録画番組リストに録画番組情報を書き込む(S560)。即ち、CPU101は、S520でRAM105に一時記憶させた録画ファイル名及び録画チャネル及び録画開始時刻と、S550で確認した録画終了時刻と、録画済であることを示すステータス情報と、を関連付けて管理用録画番組リストに登録する。その後、CPU101は、当該録画番組登録処理を終了して、S210に移行する。
次に、CPU101が繰り返し実行する予約番組録画処理について説明する。図10は、予約番組録画処理を表すフローチャートである。予約番組録画処理を実行すると、CPU101は、S610にて録画予約された番組(録画予約番組)があるか否か判断する。具体的には、管理用録画番組リストに、録画予約を表すステータス情報を含む録画番組情報があるか否か判断する。
ここで、録画予約番組が存在しないと判断すると、CPU101は、管理用録画番組リストに録画予約番組が登録されるまで待機する。一方、録画予約番組が存在すると判断すると(S610でYes)、CPU101は、S620に移行し、録画予約番組について、その番組の録画開始時刻が到来したか否か判断する。ここで録画開始時刻が到来していないと判断すると(S620でNo)、処理をS610に戻し、録画開始時刻が到来したと判断すると(S620でYes)、その録画開始時刻が到来した番組について、録画を開始する(S630)。即ち、CPU101は、録画再生制御部115に対して、管理用録画番組リストに登録されている録画終了時刻まで、管理用録画番組リストに登録されている録画チャネルで放送されるTV番組を録画するように指示する。この際、録画ファイルは、管理用録画番組リストに登録されているファイル名で作成される。
録画終了時刻が到来し録画再生制御部115がTV番組の録画を終えると、CPU101は、録画が終了した番組に関する録画番組情報を書き込む(S640)。この際には、既に録画予約番組に関する録画番組情報が管理用録画番組リストに登録されているため、CPU101は、対応する録画番組情報のステータス情報を、録画予約ステータスから、録画済ステータスに変更することで、録画予約番組に関する録画番組情報を、録画済の番組に関する録画番組情報とする。このようにして録画番組情報の書込が完了すると、CPU101は、当該予約番組録画処理を一旦終了し、再度、予約番組録画処理をS610から開始する。
また、CPU101は、S230でNoと判断すると、操作部130から入力された指令が録画番組の再生操作に関する指令であるか否か判断し(S240)、再生操作に関する指令であると判断すると(S240でYes)、図11(a)に示す番組再生処理の実行を開始する(S243)と共に、それと並行して図11(b)に示す再生操作収集処理を実行する(S247)。尚、図11(a)は、CPU101が実行する番組再生処理を表すフローチャートであり、図11(b)は、CPU101が実行する再生操作収集処理を表すフローチャートである。
番組再生処理を実行すると、CPU101は、ハードディスク装置107に登録された録画ファイルのリストを表示し(S710)、録画ファイルのリストの中から再生対象のファイルが選択されるまで待機する。録画ファイルのリスト表示は、ハードディスク装置107に記憶された管理用録画番組リストに基づいて行われる。
CPU101は、録画ファイルのリストの中から再生対象のファイルが選択されたと判断すると(S715でYes)、選択された録画ファイルの再生指令を録画再生制御部115に入力して、録画再生制御部115に、選択された録画ファイルの再生を開始させる(S720)。
録画ファイルの再生開始後、CPU101は、視聴者の操作により操作部130からスキップ指令が入力されたか否か判断する(S730)。そして、スキップ指令が入力されたと判断すると(S730でYes)、現在の再生位置からスキップ指令にて指定された位置まで再生位置を移動(スキップ)し、その指定された位置から再生を開始するように、録画再生制御部115に対して指令入力を行い(S735)、その後、S740に移行する。一方、スキップ指令が入力されていないと判断すると(S730でNo)、CPU101は、S735の処理を実行せずに、S740に移行する。
S740において、CPU101は、視聴者の操作により操作部130から再生モード変更指令が入力されているか否か判断する。そして、再生モード変更指令が入力されていると判断すると(S740でYes)、再生モード変更指令にて指定された再生モードに変更して録画ファイルを再生するように、録画再生制御部115に対して指令入力を行う(S745)。
尚、本実施例における録画再生制御部115は、通常再生モードの他に、その通常再生モードの倍の速度で録画ファイルを再生する倍速再生モード、通常再生モードの4倍の速度で録画ファイルを再生する4倍速再生モード、通常再生モードの8倍の速度で録画ファイルを再生する8倍速再生モード、通常再生モードの32倍の速度で録画ファイルを再生する32倍速再生モード、通常再生モードの64倍の速度で録画ファイルを再生する64倍速再生モードなどを備え、その再生モードに応じた速度で録画ファイルを再生する構成にされている。その他、録画再生制御部115は、録画ファイルを過去方向に再生する巻戻し再生モード、通常再生モードより遅い速度で録画ファイルを再生するスロー再生モード、などを備え、これらの再生モードは、操作部130から指定可能にされている。
S745での処理後、CPU101は、S750に移行して、録画ファイルの再生が終了したか否か判断する。具体的に、CPU101は、録画ファイルの再生位置が録画終了位置まで移動している、若しくは、再生停止指令が外部から入力されていると判断すると、S750でYesと判断する。S750でYesと判断すると、CPU101は、当該番組再生処理を終了する。また、CPU101は、録画ファイルの再生が終了していないと判断すると(S750でNo)、処理をS730に戻して、上述と同様の判断を行う。
一方、S740で、再生モード変更指令が入力されていないと判断すると(S740でNo)、CPU101は、S750に移行して、上述のように録画ファイルの再生が終了したか否か判断し、終了していると判断すると、当該番組再生処理を終了する。
次に、この番組再生処理と並列実行される再生操作収集処理について説明する。再生操作収集処理を実行すると、CPU101は、再生操作に関する操作情報を、前回の視聴情報DAT1に追記する(S810)。即ち、動作終了時刻情報の書込欄に、S215で確認した内部時計の時刻を書き込むと共に、終了時操作種別情報として「HDD_List」コードを書き込み、その前動作の継続時間情報を書き込む(但し、前回の視聴情報DAT1が完成しているケースの場合には、S810の処理を行わない)。
その後、CPU101は、録画ファイルが選択された(S715にてYesと判断された)か否か判断し(S815)、録画ファイルが選択されたと判断すると(S815でYes)、内部時計の現在時刻を確認すると共に(S820)、選択された録画ファイルに対応する録画番組情報を、管理用録画番組リストから読み出す(S823)。
この読み出し後、CPU101は、録画番組情報に基づいて、再生開始操作に関する視聴情報DAT1を履歴ファイルに書き込む(S827)。具体的には、管理録画番組リストに記載された録画ファイルの録画開始時刻及び録画チャネル及びEPG番組情報に基づいて、受信録画情報を作成すると共に、S820で確認した時刻を動作開始時刻とし、視聴種別を「Playback」とし、開始時操作種別情報を「Start」として操作情報を作成し、その作成した受信録画情報及び操作情報からなる視聴情報DAT1を履歴ファイルに書き込む。
その後、CPU101は、操作部130よりスキップ指令が入力されたか否か判断し(S830)、スキップ指令が入力されていないと判断すると、S840に移行する。一方、スキップ指令が入力されていると判断すると(S830でYes)、スキップ開始直前の時刻とスキップ終了直後の時刻とを内部時計により確認した後(S833)、スキップ開始操作に関する視聴情報DAT1を書き込む(S837)。
具体的には、前回作成された視聴情報DAT1の空欄に、録画終了時刻情報、動作終了時刻情報、終了時操作種別情報、及び継続時間情報を書き込む。この際、録画終了時刻情報としては、再生位置が移動される直前の録画ファイルの再生位置(録画時刻)が書き込まれ、動作終了時刻情報としては、S833で確認したスキップ開始直前の時刻が書き込まれ、終了時操作種別情報としては、「Skip」コードが書き込まれ、継続時間情報として、その録画終了時刻から録画開始時刻を引いた時間が書き込まれる。
また、CPU101は、再生位置が移動される直前の録画ファイルの再生位置(録画時刻)を録画開始時刻情報とし、その録画ファイルに対応する録画番組情報に記載されたチャネル番号をチャネル情報とし、録画番組情報に記載された番組情報をEPG番組情報とし、S833で確認したスキップ開始直前の時刻を動作開始時刻情報とし、視聴種別を「Playback」とし、開始時操作種別情報を「Skip」コードとして、新規に視聴情報DAT1を作成し、これを履歴ファイルに書き込む。
S837での処理後、CPU101は、S839に移行して、スキップ終了操作に関する視聴情報DAT1を書き込む(S839)。具体的には、前回作成された視聴情報DAT1の空欄に、録画終了時刻情報、動作終了時刻情報、終了時操作種別情報、及び継続時間情報を書き込む。この際、録画終了時刻情報として、再生位置が移動された直後の録画ファイルの再生位置(録画時刻)が書き込まれ、動作終了時刻情報として、S833で確認したスキップ終了直後の時刻が書き込まれ、継続時間情報として、録画終了時刻から録画開始時刻を引いた時間が書き込まれる。更に、再生位置が移動された直後の録画ファイルの再生位置(録画時刻)を録画開始時刻情報とし、その録画ファイルに対応する録画番組情報に記載されたチャネル番号をチャネル情報とし、録画番組情報に記載された番組情報をEPG番組情報とし、S833で確認したスキップ終了直後の時刻を動作開始時刻とし、視聴種別を「Playback」とし、開始時操作種別情報を「Play」コードとして、新規に視聴情報DAT1を作成し、これを履歴ファイルに書き込む。このS839での処理が完了すると、CPU101は、S840に移行する。
S840において、CPU101は、再生モード変更指令が操作部130から入力されていないかどうか判断する。そして、再生モード変更指令が入力されていると判断すると(S840でYes)、内部時計を用いて現在時刻を確認し(S843)、その後、再生モード変更操作に関する視聴情報DAT1を書き込む(S847)。
具体的には、前回作成された視聴情報DAT1の空欄に、録画終了時刻情報、動作終了時刻情報、終了時操作種別情報、及び継続時間情報を書き込む。この際、録画終了時刻情報としては、再生モードが変更される直前の録画ファイルの再生位置(録画時刻)が書き込まれ、動作終了時刻情報としては、S843で確認した時刻が書き込まれ、終了時操作種別情報としては変更後の再生モードを表すコード(4倍速再生モードを表す「Forwardx4」コードや、通常再生モードを表す「Play」コード等)が書き込まれる。
更に、CPU101は、再生モードが変更される直前の録画ファイルの再生位置(録画時刻)を録画開始時刻情報とし、その録画ファイルに対応する録画番組情報に記載されたチャネル番号をチャネル情報とし、録画番組情報に記載された番組情報をEPG番組情報とし、S843で確認した時刻を動作開始時刻とし、視聴種別を「Trick」(但し、通常再生モードへの変更の場合には「PlayBack」)とし、開始時操作種別情報を、変更後の再生モードを表すコード(4倍速再生モードを表す「Forwardx4」コード等。但し通常再生モードへの変更の場合には「Start」コード。)として、新規に視聴情報DAT1を作成し、それを履歴ファイルに書き込む。
このようにして視聴情報DAT1の書込(S847)が完了するか、S840で再生モード変更指令が入力されていないと判断すると(S840でNo)、CPU101は、処理をS850に移行して、録画ファイルの再生が終了しているか否か判断する。そして、終了していないと判断すると(S850でNo)、処理をS830に戻し、終了していると判断すると(S850でYes)、内部時計を用いて再生終了時刻を確認した後(S860)、前回作成した視聴情報の空欄に、録画終了時刻情報として、再生終了時点での録画ファイルの再生位置(録画時刻)を書き込み、動作終了時刻情報として、S860で確認した時刻を書き込み、終了時操作種別情報として「Stop」コードを書き込み、継続時間情報として、録画終了時刻から録画開始時刻を引いた時間を、書き込む(S870)。この後、当該再生操作収集処理を終了して、S210に移行する。
また、CPU101は、S240において、操作部130から入力された指令が録画番組の再生操作に関する指令ではないと判断すると(S240でNo)、処理をS250に移して、操作部130から入力された指令がメイン電源のオフ操作により発せられるオフ指令であるか否か判断する。そしてオフ指令であると判断すると(S250でYes)、そのメイン電源のオフ操作に関する操作情報を、前回作成した視聴情報DAT1の空欄に書き込む(S260)。具体的には、S215で確認した時刻を動作終了時刻とし、終了時操作種別情報を「OFF」コードとし、継続時間情報を動作終了時刻から動作開始時刻を引いた時間として操作情報を履歴ファイルに書き込む(但し、前回の視聴情報DAT1が完成しているケースの場合には、S260の処理を行わない)。その後、当該メインルーチンを終了する。
一方、オフ指令ではないと判断すると(S250でNo)、CPU101は、その指令(操作)に対応した処理を実行する(S255)。この際、前回作成された視聴情報DAT1が完成していない場合には、その視聴情報DAT1の空欄に、動作終了時刻として、S215で確認した時刻を書き込み、終了時操作種別情報として、その指令に対応するコードを書き込み、継続時間情報として、動作終了時刻から動作開始時刻を引いた時間を書き込む。また、S255における処理が終了すると、S210に移行して、上述の動作を繰り返し実行する。
以上、メインルーチンの構成について説明したが、このメインルーチン実行時に履歴ファイルに書き込まれる視聴情報DAT1及び録画番組リストに書き込まれる録画番組情報は、所定期間毎にまとめられて、分析センタ装置200に送信される。図12は、CPU101が繰り返し実行するデータ送信処理を表すフローチャートである。
データ送信処理を実行すると、CPU101は、前回のデータ送信時点(S940)から所定期間(例えば1日)が経過したか否か判断する(S910)。所定期間が経過していないと判断すると、CPU101は、その期間が経過するまで待機し、所定期間が経過したと判断すると(S910でYes)、S920に移行して、前回のデータ送信時点から現在までの期間に履歴ファイルに書き込まれた未送信の視聴情報DAT1(終了時操作種別情報が書き込まれておらず視聴情報DAT1が完成していないものを除く)を、ハードディスク装置107内の履歴ファイルから読み出し、それを格納した送信用履歴ファイルを作成する(S920)。
その後、CPU101は、ハードディスク装置107内の管理用録画番組リストから、その管理用録画番組リストに登録されている録画予約番組についての録画番組情報、及び、前回の送信時点から現在までの期間に「録画済」とのステータス情報が書き込まれた録画番組情報、を読み出して、それらを格納した送信用録画番組リストを作成する(S930)。
尚、図9(b)は、送信用録画番組リストを表す説明図である。図9(b)に示すように、送信用録画番組リストは、録画予約番組リストと、録画済番組リストと、からなる。録画予約番組リストを構成する各録画予約番組情報及び録画済番組リストを構成する各録画済番組情報は、録画チャネルに関する情報、録画開始時刻及び録画終了時刻に関する情報、及び、EPGデータから抽出したEPG番組情報、からなる。
送信用履歴ファイルの作成(S920)及び送信用録画番組リストの作成(S930)が完了すると、CPU101は、S940に移行して、その送信用履歴ファイル及び送信用録画番組リストを、分析センタ装置200に送信する。送信後、CPU101は、当該データ送信処理を一旦終了し、その後、再度S910から処理を実行する。
以上、本発明の情報提供システムが適用されたTV受信装置100の構成及び動作について説明したが、続いてこのTV受信装置100から送信される履歴ファイル及び録画番組リストを受信して分析する分析センタ装置200について説明する。
図13は、分析センタ装置200の構成を表すブロック図である。分析センタ装置200は、各種演算処理を行うCPU201と、プログラム等を記憶するROM203と、CPU201による演算処理時に必要な情報を一時記憶するRAM205と、インターネットに接続されTV受信装置100から送信される履歴ファイル及び録画番組リストを受信する通信制御部209と、TV受信装置100から受信した履歴ファイル及び録画番組リストを、各TV受信装置100毎に分類して記憶するデータ蓄積部207(ハードディスク装置等)と、を備える。
この分析センタ装置200のCPU201は、受信蓄積処理を実行して、TV受信装置100から受信した履歴ファイル及び録画番組リストをデータ蓄積部207に保存する。具体的には、図14(a)に示すように、通信制御部209を介して履歴ファイル及び録画番組リストをTV受信装置100から受信したか否か判断し(S1010)、受信したと判断すると(S1010でYes)、その履歴ファイル及び録画番組リストの送信元のTV受信装置を判別し(S1020)、その送り主に割り当てられたデータ蓄積部207の領域(フォルダ等)に、受信した履歴ファイル及び録画番組リストを保存する(S1030)。これにより、受信データは、各TV受信装置毎に分類されてデータ蓄積部207に蓄積される。尚、図14(a)は、分析センタ装置200のCPU201が実行する受信蓄積処理を表すフローチャートである。
また、分析センタ装置200のCPU201は、分析処理を実行して、データ蓄積部207に蓄積されたデータに基づく視聴行動の分析を行う。図14(b)は、分析センタ装置200のCPU201が実行する分析処理を表すフローチャートである。
分析処理の実行を開始すると、CPU201は、まず分析対象とする期間(例えば、分析対象とする日。以下分析対象期間とする。)を選択する(S1110)。ここでは現在までに分析対象とされていない期間のうち最も過去の所定期間を分析対象期間として選択する。
分析対象期間を選択すると、CPU201は、分析対象期間に作成された視聴情報DAT1を含む各分析対象のTV受信装置100の履歴ファイルをデータ蓄積部207から読み出すと共に(S1120)、分析対象期間迄に録画予約された番組についての録画予約番組情報及び分析対象期間に録画された番組についての録画済番組情報を含む各分析対象のTV受信装置100の録画番組リストをデータ蓄積部207から読み出す(S1125)。尚、分析対象(標本)とするTV受信装置の数(即ち標本数)は、予め定められており、S1120及びS1125では、その標本数分のTV受信装置100についての履歴ファイル及び録画番組リストが読み出される。
S1120及びS1125での処理を終えると、CPU201は、データ蓄積部207に記憶された図15に示す構成の第二分析テーブルの録画予約数を表すパラメータPcをゼロにリセットする(S1127)。
尚、図15(a)は、データ蓄積部207に記憶された第一分析テーブルの構成を表す説明図であり、図15(b)は、第二分析テーブルの構成を表す説明図である。第一分析テーブルは、放送局毎に放送された各TV番組について、単位時間毎に、リアルタイム視聴数、録画数、再生数、スキップ数、及び、各再生モードによる再生数、の夫々を表すパラメータPa1〜Pa4,Pb1〜Pbnを有し、第二分析テーブルは、放送局毎に放送された各TV番組について、単位時間毎に、録画予約数を表すパラメータPcを有する。各パラメータ(Pa1〜Pa4,Pb1〜Pbn,Pc)の初期値は、ゼロに設定されている。
S1127での処理後、CPU201は、各分析対象のTV受信装置100(以下、分析対象装置ともいう。)について、その分析対象装置から受信した分析対象の履歴ファイル及び録画番組リストを装置毎に分析する(S1130〜S1500)。
具体的に、CPU201は、分析対象装置の一つを選択し(S1130)、その後、S1200に移行して、図16に示す履歴ファイル分析処理を実行する。尚、図16及び図17は、CPU201が実行する履歴ファイル分析処理を表すフローチャートである。
履歴ファイル分析処理の実行を開始すると、CPU201は、履歴ファイルに登録されている視聴情報DAT1のうち、当該履歴ファイル分析処理において未処理の視聴情報DAT1を一つ選択し(S1210)、その選択した視聴情報DAT1の視聴種別が「Realtime」であるか否か判断する(S1220)。そして「Realtime」であると判断すると、視聴情報DAT1に含まれるチャネル情報及び動作開始時刻情報並びに動作終了時刻情報と、放送番組データベース210に記憶されている放送番組情報と、に基づいて、動作開始時刻から動作終了時刻の間に視聴されたTV番組を特定する(S1223)。
その後、CPU201は、S1223で動作開始時刻から動作終了時刻までに視聴されたと特定したTV番組の各時刻に対応するリアルタイム視聴数を表すパラメータPa1を1加算する。尚、動作開始時刻から動作終了時刻までの間に複数のTV番組が連続的に視聴されている場合、CPU201は、各TV番組の該当時刻に対応するリアルタイム視聴数を表すパラメータPa1を夫々1加算する(S1227)。その後、CPU201は、S1290に移行して、分析対象の全視聴情報DAT1をS1210で選択し処理したか否か判断し、選択していないと判断すると(S1290でNo)、S1210に移行して、前回までに未選択の視聴情報DAT1を一つ選択し、S1220での判断を行う。
S1220において、視聴情報DAT1の視聴種別が「Realtime」ではないと判断すると、CPU201は、処理をS1230に移行して、視聴種別が「Playback」であるか否か判断する。尚、視聴種別が「Playback」にされている視聴情報DAT1は、通常再生モードによる再生若しくはスキップ操作がなされたときに作成されるものである。
ここで、視聴種別が「Playback」であると判断すると(S1230でYes)、CPU201は、S1240に移行して、視聴情報DAT1にEPG番組情報が含まれているか否か判断する。そして、EPG番組情報が含まれていると判断すると(S1240でYes)、CPU201は、そのEPG番組情報に基づいて、再生された番組(再生番組)を特定する(S1243)。一方、EPG番組情報が含まれていないと判断すると(S1240でNo)、CPU201は、視聴情報DAT1に含まれるチャネル情報及び録画開始時刻情報並びに録画終了時刻情報と、放送番組データベース210の放送番組情報と、に基づいて、再生番組を特定する(S1247)。
その後、CPU201は、視聴情報DAT1に含まれる開始時操作種別情報が「Play」コード及び「Start」コード及び「Skip」コードのいずれであるか判断し(S1250)、「Skip」コードであると判断すると、S1253に移行して、再生番組におけるスキップされた区間に対応する時刻のスキップ数を表すパラメータPa4を1加算すると共に、再生番組におけるスキップされた区間に対応する時刻の再生数を表すパラメータPa3を1加算する(S1253)。一方、S1250において、開始時操作種別情報が「Play」コード及び「Start」コードのいずれかであると判断すると、S1257に移行して、再生番組における再生された区間に該当する時刻の再生数を表すパラメータPa3を1加算する(S1257)。
このようにしてS1253及びS1257のいずれかの処理が完了すると、CPU201は、S1290に移行して、分析対象の全視聴情報DAT1をS1210で選択し処理したか否か判断し、選択していないと判断すると(S1290でNo)、S1210に移行して、前回までに未選択の視聴情報DAT1を一つ選択する。
また、CPU201は、選択した視聴情報DAT1の視聴種別が「Realtime」及び「Playback」のいずれでもないと判断すると(S1230でNo)、S1260に移行して、視聴種別が「Trick」であるか否か判断する。そして、「Trick」であると判断すると(S1260でYes)、その視聴情報DAT1にEPG番組情報が含まれているか否か判断する(S1270)。
そして、EPG番組情報が含まれていると判断すると(S1270でYes)、そのEPG番組情報に基づいて、再生番組を特定する(S1273)。一方、EPG番組情報が存在しないと判断すると(S1270でNo)、視聴情報DAT1に含まれるチャネル情報及び録画開始時刻情報並びに録画終了時刻情報と、放送番組データベースが記憶する放送番組情報に基づいて、再生番組を特定する(S1277)。
このようにしてS1273及びS1277のいずれかの処理が終了すると、CPU201は、S1280にて、視聴情報DAT1に含まれる開始時操作種別情報に基づき、当該視聴情報DAT1に記載されている動作開始時刻から動作終了時刻までの間に再生された番組の再生モードを判別する。そして、録画開始時刻から録画終了時刻までの各時刻に対応する再生番組の再生数を表すパラメータPa3を1加算すると共に、該当する再生モードn(n:自然数)による再生数を表すパラメータPbn(n:自然数)を1加算する(S1285)。
その後、CPU201は、S1290で、分析対象の全視聴情報DAT1がS1210で選択されたか否か判断し、選択されていないと判断すると(S1290でNo)、S1210に移行して、未選択の視聴情報DAT1を選択する。一方、分析対象の全視聴情報をS1210で選択したと判断すると、CPU201は、S1290でYesと判断して、当該履歴ファイル分析処理を終了する。
この履歴ファイル分析処理を終えると、CPU201は、S1300にて録画済番組分析処理を実行する。図18はCPU201が実行する録画済番組分析処理を表すフローチャートである。
録画済番組分析処理を開始すると、CPU201は、まず分析対象の録画済番組情報を一つ録画済番組リストから選択して(S1310)、その選択した録画済番組情報にEPG番組情報が含まれているか否か判断する(S1320)。ここでEPG番組情報が含まれていると判断すると(S1320でYes)、CPU201は、S1323に移行し、EPG番組情報に基づいて、録画された番組を特定する。
一方、録画済番組情報にEPG番組情報が含まれていないと判断すると、CPU201は、録画済番組情報に含まれる録画チャネルに関する情報及び録画開始時刻に関する情報並びに録画終了時刻に関する情報と、放送番組データベース210が記憶する放送番組情報と、に基づいて、録画された番組を特定する(S1327)。
このようにしてS1323又はS1327で録画された番組を特定すると次に、CPU201は、録画済番組情報に記載の録画開始時刻から録画終了時刻までの各時刻について、録画された番組の該当時刻における録画数を表すパラメータPa2を1加算する(S1330)。この後、CPU201は、処理をS1340に移し、分析対象の全録画済番組情報をS1310で選択したか否か判断し、選択したと判断すると(S1340でYes)、当該録画済番組分析処理を終了し、全録画済番組情報を選択してないと判断すると(S1340でNo)、処理をS1310に戻して未選択の録画済番組情報を一つ選択し、S1320からS1330までの処理を行う。
このようにして録画済番組分析処理が終了すると、CPU201は、S1400にて録画予約番組分析処理を実行する。図19は、CPU201が実行する録画予約番組分析処理を表すフローチャートである。録画予約番組分析処理の実行を開始すると、CPU201は、録画予約番組リストの中から分析対象の録画予約番組情報を一つ選択して(S1410)、その録画予約番組情報がEPG番組情報を備えるものであるか否か判断する(S1420)。
そして、録画予約番組情報がEPG番組情報を備えるものであると判断すると(S1420でYes)、そのEPG番組情報に基づいて録画予約番組を特定する(S1423)。一方、録画予約番組情報にEPG番組情報が含まれていないと判断すると(S1420でNo)、S1427に移行し、録画予約番組情報に含まれる録画チャネルに関する情報及び録画開始時刻に関する情報並びに録画終了時刻に関する情報と、放送番組データベース210内の放送番組情報と、に基づいて、録画予約番組を特定する。
このようにしてS1423又はS1427で録画予約番組を特定すると、CPU201は、録画予約番組情報に記載の録画開始時刻から録画終了時刻までの各時刻について、録画予約された番組の該当時刻における録画予約数を表すパラメータPcを1加算する(S1430)。
この後、CPU201は、S1440に移行し、分析対象の全録画予約番組情報をS1410にて選択したか否か判断し、選択したと判断すると(S1440でYes)、当該録画予約番組分析処理を終了する。一方、全録画予約番組情報を選択してないと判断すると(S1440でNo)、CPU201は、処理をS1410に戻して未選択の録画予約番組情報を一つ選択し、S1420からS1430までの処理を行う。
そして、この録画予約番組分析処理が終了すると、CPU201は、全分析対象装置に関して、視聴情報DAT1及び録画予約番組情報並びに録画済番組情報の分析が終了したか否か判断し(S1500)、終了していないと判断すると(S1500でNo)、S1130に移行して、分析対象装置の中から未選択のTV受信装置100を一つ選択し、そのTV受信装置100から受信した履歴ファイル及び録画番組リストに基づいて、上述したS1200〜S1500までの処理を行う。
その後、全分析対象装置を選択し分析が完了したと判断すると(S1500でYes)、CPU201は、S1510に移行して、分析結果が反映された第一分析テーブルのパラメータPa1が示すリアルタイム視聴数と、標本数と、に基づき、各TV番組における各時刻の視聴率を算出する(S1510)。具体的には、次式に従って各TV番組における各時刻毎の視聴率を算出する。
視聴率=リアルタイム視聴数/標本数×100(%)
また、S1510での処理を終えると、CPU201は、第一分析テーブルのパラメータPa2が示す録画数と、標本数と、に基づいて、各TV番組における各時刻の録画率を算出する(S1520)。具体的には、次式に従って各TV番組における各時刻毎の録画率を算出する。
録画率=録画数/標本数×100(%)
S1520での処理を終えると、CPU201は、第一分析テーブルのパラメータPa3が示す再生数と、第一分析テーブルのパラメータPa2が示す録画数と、に基づいて、今回までに分析対象とされた期間に再生された各TV番組の各時刻における再生率を算出する。また同時に、第一分析テーブルのパラメータPa3が示す再生数と、第一分析テーブルのパラメータPa4が示すスキップ数と、に基づいて、今回までに分析対象とされた期間に再生された各TV番組の各時刻におけるスキップ率を算出する。更に、CPU201は、第一分析テーブルのパラメータPa3が示す再生数と、第一分析テーブルのパラメータPbn(n:自然数)が示す再生モードnによる再生数と、に基づいて、今回までに分析対象とされた期間に再生された各TV番組の各時刻における再生モードnでの再生率を算出する(S1530)。具体的には、次式に従って各TV番組における各時刻の再生率及びスキップ率並びに再生モードnでの再生率を算出する。
再生率=再生数/録画数×100(%)
スキップ率=スキップ数/再生数×100(%)
再生モードnでの再生率=再生モードnによる再生数/再生数×100(%)
この後、CPU201は、第二分析テーブルのパラメータPcが示す録画予約数と、標本数と、に基づいて、今回選択された分析対象期間において録画予約中の各TV番組について、各時刻の録画予約率を算出する(S1540)。具体的には、次式に従って各TV番組の各時刻における録画予約率を算出する。
録画予約率=録画予約数/標本数×100(%)
上述のようにして、視聴率、録画率、再生率、各再生モードによる再生率、スキップ率、及び、録画予約率を、各TV番組・各時刻毎に算出すると、CPU201は、その結果を出力する(S1550)。具体的には、データ蓄積部207に計算結果を書き込んで保存する。尚、同時に、計算結果を、図示しないプリンタ装置等に出力しても構わない。この後、CPU201は、当該分析処理を終了する。
以上、本実施例の情報収集分析システム1について説明したが、本発明の情報提供システムの各手段としての機能は、TV受信装置100に内蔵されたCPU101が、上述した各種処理(プログラム)を実行することにより実現される。
このTV受信装置100によれば、CPU101が、TV番組出力処理にて、当該装置に対して行われた操作の内容を表す図7に示す構成の操作情報と、TV受信部120が受信しモニタ出力したTV番組の放送チャネルに関するチャネル情報を含む受信録画情報と、を関連付けて視聴情報を作成し、これを履歴ファイルに登録して視聴情報の時系列データを作成する。また、その履歴ファイルを、通信制御部109を介して分析センタ装置200(本発明の外部センタに相当)に定期的に送信する(データ送信処理)。
一方、本実施例の分析センタ装置200は、受信蓄積処理にて、各TV受信装置100から送信された履歴ファイルを収集し、分析処理にて、各放送局毎に各TV番組についての放送時刻を表す情報を含む放送番組情報DAT0と、収集した履歴ファイルの視聴情報に含まれるチャネルの切替時刻を表す動作開始時刻情報及び動作終了時刻情報と、その視聴情報に含まれるチャネル情報と、に基づき、放送された各TV番組の各時刻におけるリアルタイム視聴数をカウント(S1227)し、各TV番組の各時刻毎の視聴率を算出する(S1510)。
従って、情報収集分析システム1における分析センタ装置200では、履歴ファイルに基づいて、視聴者の視聴率を詳細に分析することができる。特に、本実施例のTV受信装置100は、タイムサーバ3にアクセスして内部時計を正確に調整する構成(図4(a)参照)にされ、そのチャネル切替操作がなされた時刻を秒単位で履歴ファイルに書き込む構成にされている。従って、この分析センタ装置200では、秒単位で視聴者の視聴率を詳細に分析することができ、例えば、各コマーシャルの視聴率等を算出することができる。
また、本実施例のTV受信装置100によれば、操作手段としての操作部130(リモートコントローラ133を含む。)から即時録画操作に関する指令(本発明の録画指令に相当)が入力されると、CPU101が、録画番組登録処理にて、録画再生部110にTV番組を録画させる(S530)。また、CPU101は、録画予約操作に関する指令(本発明の録画指令に相当)が入力されると、録画予約し(S480)、予約番組録画処理にて、録画予約番組を録画再生部110に録画させる(S630)。
一方で、CPU101は、録画予約番組に関する録画番組情報、及び、録画再生部110にて録画が完了した番組に関する録画番組情報を作成し、これを管理用録画番組リストに登録する(S480)。作成される録画番組情報は、分析センタ装置200側でTV番組を特定できるよう、録画対象の番組の放送チャネル(録画チャネル)に関する情報と、録画開始時刻及び録画終了時刻に関する時刻情報と、を最低限備える構成にされる。
また、EPGデータ取得処理にて取得したEPGデータがある場合、CPU101は、上記録画対象の番組の放送チャネル(録画チャネル)及び録画開始時刻並びに録画終了時刻に関する情報に加えて、そのEPGデータに基づいて作成したEPG番組情報を、上記録画番組情報に付加する。また、録画ファイルと録画番組情報との対応関係が把握できるよう、録画番組情報には、録画ファイル名が付加される。これにより録画番組情報及び録画ファイルは、互いに関連付けられてハードディスク装置107(本発明の記憶手段に相当)に記憶される。
また、CPU101は、録画予約番組の録画が完了すると、S480にて作成した録画予約番組に関する録画番組情報のステータス情報を、録画が完了したことを示すステータス情報に変更する(S640)。その他、CPU101は、定期的に、管理用録画番組リストに基づいて、送信用の録画番組リストを作成し(S930)、これを分析センタ装置200に送信する。
一方、分析センタ装置200は、録画番組リストを収集し、これに含まれる録画番組情報(録画予約番組情報、録画済番組情報)と、放送番組データベース210の放送番組情報と、に基づき、録画予約番組又は録画済の番組を特定し、録画予約数又は録画数をカウントして(S1330,S1430)、放送される各TV番組の各時刻毎の録画予約率及び、放送された各TV番組の各時刻毎の録画率を計算する(S1520,S1540)。
従って、この情報収集分析システム1によれば、各TV受信装置100でリアルタイム視聴されなかったが録画された番組についての統計をとることができ、視聴者の視聴行動を詳細に分析することができる。また、録画予約率も算出することもできるので、各放送局はTV番組の放送前に、各TV番組に対する視聴者の関心度を評価することができる。
また、本実施例のTV受信装置100は、EPGデータに基づいて録画番組情報を作成する構成にされているので、分析センタ装置200は、簡単に、録画番組、録画予約番組を特定することができる。
この他、本実施例のTV受信装置100では、操作部130から再生操作に関する指令(本発明の再生指令に相当)が入力されると、CPU101が、番組再生処理にて、録画再生部110に録画されたTV番組を再生させる(S720)。同時に、CPU101は、再生操作収集処理にて、当該装置に対して行われた再生操作の内容を表す図7に示す構成の操作情報(本発明の再生指令内容情報に相当)を作成すると共に、管理用録画番組リストから再生された番組に対応する録画番組情報を読み出して、これに基づき、録画チャネルに関するチャネル情報、録画開始時刻及び録画終了時刻に関する時刻情報、及び、EPG番組情報からなる受信録画情報を作成し、この受信録画情報に操作情報を付加して視聴情報(本発明の再生番組情報に相当)を作成する。そして、この視聴情報を履歴ファイルに登録する。
具体的に、本実施例のTV受信装置100は、複数の再生モードを備え、再生モードの変更操作で指定された再生モードにて、録画された番組を再生する構成にされており、CPU101は、この再生モードの変更操作によって再生モードが変更される度に、その再生モードを表すコードを、開始時操作種別情報として記述した上記操作情報を作成する。
また、本実施例のTV受信装置100は、スキップ操作がなされると、それに基づいて再生番組の所定区間を飛ばし(即ち、再生対象から外し)、その区間を除く残りの区間を選択的に再生する構成にされており、CPU101は、スキップ操作がなされる度に、スキップ操作を表す「Skip」コードを、開始時操作種別情報として記述し、上記操作情報を作成する。この際、受信録画情報には、スキップ指令に基づいて再生対象から外した再生番組の区間を表す情報が、録画開始時刻情報及び録画終了時刻情報として記載される。
一方、本実施例の分析センタ装置200は、受信蓄積処理にて、各TV受信装置100から送信される履歴ファイルを収集し、分析処理にて、各放送局毎に各TV番組についての放送時刻を表す情報を含む放送番組情報DAT0と、収集した履歴ファイルの視聴情報に含まれる再生番組の録画時刻を表す録画開始時刻情報及び録画終了時刻情報と、その視聴情報に含まれるチャネル情報と、に基づき、再生されたTV番組を特定し、TV番組の該当時刻における再生数をカウントする(S1253,S1257,S1285)。
また、スキップ操作がなされている場合には、スキップ数をカウントし(S1253)、再生モードの変更操作がなされている場合(但し、通常再生モードへの変更時は除く)には、変更後の再生モードによる再生数をカウントする(S1285)。そして、TV番組の各時刻の再生率、及び、再生番組の各時刻のスキップ率(本発明でいうスキップ操作に関する統計値に相当)及び各再生モードによる再生率を計算する(S1530)。
従って、本実施例の情報収集分析システム1によれば、TV受信装置100で録画され再生されたTV番組に関する情報を、分析センタ装置200で詳細に分析することができ、分析センタ装置200は、各TV番組の再生操作に関する各種統計をとることができる。
特に、本実施例の情報収集分析システム1では、各再生モードによるTV番組の再生率や、スキップ操作によりスキップされたTV番組についての統計値であるスキップ率を算出することができるから、TV番組における各シーンや、コマーシャルの視聴態様を、詳細に分析することができ、各TV番組の各シーンにおける視聴者の関心度や、各コマーシャルに対する視聴者の関心度を、その統計データに基づいて、適切に評価することができる。
尚、本発明の情報提供システムにおける再生情報送信手段は、データ送信処理にて実現され、EPGデータ取得手段は、EPGデータ取得処理にて実現されている。その他、録画情報作成手段は、録画番組登録処理及び予約番組録画処理にて実現されており、再生情報作成手段は、再生操作収集処理にて実現されている。
また、本発明の視聴行動分析システムは、再生番組情報収集手段としての機能を受信蓄積処理にて実現し、スキップ統計値算出手段としての機能を分析処理のS1530にて実現する分析センタ装置200と、放送番組情報記憶手段としての放送番組データベース210と、から構成されている。
ところで、本発明の情報提供システム及び視聴行動分析システムは、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、地上波ディジタルテレビジョン放送では、TV番組と同時に、そのTV番組と連動した付加情報が放送され、テレビジョン受信装置100のモニタ装置127にて付加情報が表示可能となるが、この場合には、視聴者がモニタ装置127にて付加情報を確認したか否か判断するための操作情報を含む視聴情報を履歴ファイルに登録するようにTV受信装置100を構成し、これを分析センタ装置200で分析するようにするとよい。このように情報収集分析システム1を構成すれば、更に詳細に視聴者の視聴行動を分析することができる。
また、上記実施例ではTV受信装置100に、本発明の情報提供システムを適用したが、例えば、モニタ出力機能、録画再生機能を備えるホームサーバ装置等に、本発明の情報提供システムを適用しても構わない。
1…情報収集分析システム、3…タイムサーバ、5…EPGサービスセンタ装置、7…インターネット、100…TV受信装置、101,201…CPU、103,203…ROM、105,205…RAM、107…ハードディスク装置、109,209…通信制御部、110…録画再生部、111,121…TVチューナ、115…録画再生制御部、120…TV受信部、125…表示制御部、127…モニタ装置、130…操作部、131…操作キー、133…リモートコントローラ、135…リモコン受信部、200…分析センタ装置、207…データ蓄積部、210…放送番組データベース、DAT0…放送番組情報、DAT1…視聴情報