JP4261300B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、例えばコピー機、ファクシミリ機及びプリンタ、或いはこれらの機能を併せ持ついわゆる複合機等の画像形成装置の技術分野に属する。
従来、例えば複数のパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」ということがある。)及び複数の印刷機等の画像形成装置が、ネットワークを構成し、ある一つのパソコンから、ある一つの画像形成装置に対して、文書・図画等の情報を含む印刷ジョブ及び印刷命令を送信することで、当該文書・当該図画等の印刷が可能な画像形成システムが知られている。このような構成によれば、具体的には例えば、ある一つの画像形成装置に、ある一つのパソコン(以下、便宜上、「ホストパソコン」という。)から送信されてくる前記印刷ジョブを記憶・保存させるとともに、当該印刷ジョブに基づく印刷を、当該画像情報を送信したホストパソコン以外のパソコンから送られてくる印刷命令に従って実施する、などといった運用が可能となる。これによれば、複数のパソコンのユーザが同一の画像情報に基づくドキュメントを手にすることができ、会議などで複数人が同じ資料を必要とする場合などに非常に有効である。このような画像形成装置としては、例えば特許文献1に掲げるようなものが知られている。
特開平11−331466号公報
しかしながら、従来における画像形成装置には次のような問題点がある。すなわち、画像形成装置に記憶・保存された印刷ジョブは複数のユーザにより実行可能であるが、印刷を実行させたユーザ情報の収集は行っていない。このため、ホストパソコンのユーザ、或いは言い換えれば印刷ジョブの保存者は、いずれのユーザが印刷を行ったのかを管理することができないといった問題点があった。また、特定のユーザが印刷ジョブを何度実行したかも把握することができないといった問題点があった。
さらに、従来においては、当該印刷ジョブに基づく印刷の態様、例えば印刷を実行すべき用紙のサイズ、カラー印刷・モノクロ印刷の別、パンチング処理、ステープリング処理等の実施又は不実施等は、ホストパソコンのユーザが当初に送った印刷ジョブの内容如何で既定されていた。つまり、他のパソコンのユーザは、自身の好みの印刷態様によって印刷を実行することができなかったのである。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、複数のユーザに共通の印刷ジョブに基づく印刷を実行するにあたり、ホストパソコンのユーザが当該印刷管理を容易になし得るとともに、前記複数のユーザが好みの印刷態様による印刷を実行しえる画像形成システムを提供することを課題とする。
本発明の画像形成装置は、上記課題を解決するため、原始印刷態様情報を含む印刷ジョブを記憶する記憶手段と、前記印刷ジョブを実行して画像を形成する画像形成手段と、外部入力された印刷ジョブを前記記憶手段に記憶させるとともに、前記印刷ジョブを実行する実行指示が入力された場合に前記記憶手段から印刷ジョブを読み出して、この読み出した印刷ジョブを前記画像形成手段に実行させる制御手段とを備えており、前記制御手段は、前記印刷ジョブが外部入力されると、この印刷ジョブの入力元に対して実行指示入力者情報を通知する通知先情報の入力指示を出力し、入力された前記通知先情報を前記印刷ジョブと関連付けて前記記憶手段に記憶させ、前記印刷ジョブの実行指示が入力されると、この実行指示の入力元に対して前記実行指示入力者情報の入力指示を出力し、前記記憶手段から読み出した印刷ジョブに関連付けられた前記通知先情報の通知先に、入力された前記実行指示入力者情報を出力し、外部入力された変更用印刷態様情報に基づいて前記原始印刷態様情報を変更する。
本発明の画像形成装置によれば、まず、印刷ジョブを実行して用紙等の上に画像形成を行うことができる。ここで「印刷ジョブ」とは「画像情報」に基づいて作成されるが、この「画像情報」とは、例えば当該画像形成装置に付設され得るスキャナ部から読み取られた原稿面上の画像、或いは当該画像形成装置に接続されたパソコン等のユーザ端末から送信された画像、或いは更に、当該画像形成装置に搭載され得るファクシミリ機能によって外部から送信されてきた画像等を構成するために必要な情報をいう。印刷ジョブは、かかる画像情報を、画像形成装置における画像形成に使用するために適した形に加工したものである。なお、「画像」とは、文書、図画などのあらゆる象形を含む。
また、前記の印刷ジョブには、原始印刷態様情報が含まれる。ここでまず「印刷態様」とは、印刷すべき用紙の大きさをどうするか(例えば、A4にするかB5にするか等)、カラー印刷にするかモノクロ印刷にするか、またパンチング処理、ステープリング処理等の後処理を実施するかどうか、実施するとしてその具体的な態様(例えば、パンチング処理を実施するとして、用紙上のどの位置に幾つパンチ孔を形成するか等)をどうするか等の各種の態様をいう。よって、「印刷態様情報」とは、前記のような各種の態様を一義に定め得る情報をいう。具体的には例えば、いわゆるページ記述言語等によって表現されることになる。なお、「原始」とは、後述する「変更用」印刷態様情報との対比において意味をもつ。
そして、本発明では特に、外部入力された変更用印刷態様情報に基づいて前記原始印刷態様情報が変更されるようになっている。これによれば、例えば本発明に係る画像形成装置が複数のパソコンに接続されており、そのうちの一つのパソコン(ホストパソコン)から前記印刷ジョブが送信可能であるというように、当該画像形成装置がいわゆる画像形成システムの一部を構成する場合において、前記ホストパソコン以外のパソコンのユーザが、前記印刷ジョブに基づく印刷を画像形成装置に実行させるときに、その印刷態様を自由に設定することができることになる。例えば、原始印刷態様情報では、カラー印刷が指定されていたものを、他のパソコンのユーザは、モノクロ印刷に変更すること等が可能となるのである。
以上説明したように、本発明によれば、複数のユーザに共通の印刷ジョブに基づく印刷を実行する場合において、当該複数のユーザは、自身の好みの印刷態様でもって印刷を実行することができる。
本発明のこのような作用及び効果その他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
以下では、本発明の実施の形態について図1を参照しつつ説明する。ここに図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
画像形成装置10は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク(ネットワークケーブル30又はパラレルポート40)を介してプリンタドライバ21を有するパソコン20と接続されている。なお、図1には、1台のパソコン20しか記載されていないが、ネットワークを介して複数台のパソコン20が画像形成装置10に接続されている。
プリンタコントローラ11は、CPU(Central Processing Unit)などの制御手段からなり、パソコン20から入力された印刷ジョブを外部記憶装置12に記憶させるとともに、印刷ジョブを実行する実行指示が入力された場合に外部記憶装置12から印刷ジョブを読み出して、この読み出した印刷ジョブを画像形成手段13に実行させる。
また、プリンタコントローラ11は、印刷ジョブがパソコン20から入力されると、この印刷ジョブの入力のあったパソコン20に対して実行指示入力者情報を通知する通知先情報の入力指示を出力し、これに応じてパソコン20から通知先情報が入力されると、印刷ジョブと関連付けて外部記憶装置12に記憶させる。よって、プリンタコントローラ11は、パソコン20又はネットワークを介して接続されているその他の図示しない複数のパソコンから実行指示が入力されると、この実行指示のあったパソコンに対して実行指示入力者情報(画像形成装置10に対して印刷ジョブの実行指示を当該パソコンから操作しているユーザに係る情報)の入力指示を出力し、これに応じて入力された実行指示入力者情報を外部規則装置12から読み出した通知先情報の通知先へ出力する。
また、プリンタコントローラ11は、印刷ジョブを実行させた場合に、この実行した印刷ジョブ実行情報を外部記憶装置12に記憶させ、外部より印刷ジョブ実行情報の出力要求があると、外部記憶装置12から読み出した印刷ジョブ実行情報を出力する。
さらに、プリンタコントローラ11は、印刷ジョブを実行した場合に、実行した印刷ジョブの実行回数をカウントし、このカウント情報を外部記憶装置12に記憶させる。そして、印刷ジョブの実行指示が入力されると、外部記憶装置12から読み出した印刷ジョブに関連付けられた通知先情報の通知先に、カウント情報を出力する。また、外部よりカウント情報の出力要求があれば、外部記憶装置12から読み出したカウント情報を指定の応答先に出力する。
外部記憶装置12は、例えば磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリその他のコンピュータで読み取り可能な任意の記憶媒体からなり、プリンタコントローラ11により入力された印刷ジョブその他プリンタコントローラ11により実行のあった印刷ジョブの情報(印刷ジョブ実行情報)、印刷ジョブが実行された回数をカウントしたカウント情報などを印刷ジョブと関連付けて記憶している。また、本実施形態においては特に、外部記憶装置12は、印刷ジョブに含まれる印刷態様情報を、当該印刷ジョブと関連付けて記憶する。この印刷態様情報とは、例えば印刷すべき用紙のサイズはどうするか(例えば、「A4」サイズの用紙に印刷する等)、カラー印刷をするかモノクロ印刷をするか、拡大又は縮小印刷をするか(例えば、元のサイズの1.5倍又は0.5倍で印刷する等)、集約処理を行うか(例えば、一枚の用紙の上に複数ページ分(2ページ分、4ページ分等)の印刷を実行するかどうか等)、またパンチング処理、ステープリング処理等の後処理を実施するかどうか、また実施するとしてその具体的な態様をどうするか(例えば、パンチング処理を実施するとして、用紙上のどの位置に幾つパンチ孔を形成するか等)等の各種の態様に関する情報をいう。
画像形成手段13は、プリンタコントローラ11からの印刷ジョブの実行指示により、印刷ジョブを事項して画像を形成する。この際、画像形成手段13は、前記の印刷態様情報に従った印刷を実行する。すなわち、用紙のサイズが「A4」と指定されているのであれば、A4サイズの用紙の上に印刷を実行(換言すれば、A4サイズの用紙が収納されているトレイから当該用紙の供給を受けて、当該印刷を実行)し、また、拡大・縮小率が定められているのであれば、その具体値に従って印刷を実行する。操作パネル14は、画像形成装置10に直接に印刷ジョブ、その他の出力要求を入力することのできるパネルである。すなわち画像形成装置10への印刷ジョブの入力は、ネットワークを介したパソコン20、又は画像形成装置10の搭載する操作パネル14のいずれからも可能とされている。また、本実施形態においては特に、これらパソコン20又は操作パネル14からは、前記の印刷態様情報を変更するための情報を、画像形成装置10へ入力することが可能となっている。NIC(Network Interface Card)15は、いわゆるネットワークカードであり、パソコンやプリンタなどをLANに接続するための拡張カードである。ここでは、ネットワークケーブル30に接続されて印刷ジョブなどの情報を画像形成装置10に入出力可能としている。
かかる構成となる画像形成装置は、例えば図2及び図3に示すように運用され、その結果以下に記す作用効果を得ることができる。ここに、図2及び図3は、本実施形態の画像形成装置10の動作の様子を示すフローチャートである。
まず、プリンタコントローラ11は、パソコン20から印刷ジョブが入力されたか否かを判断する(図2のステップS201)。パソコン20から印刷ジョブが入力されたと判断した場合には、そのパソコン20に対して、この印刷ジョブが実行された場合に、その印刷ジョブを実行させた実行指示入力者情報を通知する通知先情報の入力指示を出力する(図2のステップS202)。次いで、プリンタコントローラ11は、パソコン20からの通知先情報が入力されたことを確認すると(図2のステップS201;YES)、印刷ジョブに関連付けて通知先情報を印刷ジョブとともに外部記憶装置12に記憶させる(図2のステップS204)。
そして、プリンタコントローラ11は、印刷ジョブの実行指示が入力されたか否かを判断する(図2のステップS205)。印刷ジョブの実行指示が入力されたと判断された場合には、実行指示の入力元に対して、ID/部門コードなどの印刷指示入力者を識別できる印刷指示入力者情報の入力指示を出力する(図2のステップS206)。ID/部門コードが入力されたと判断すると(図2のステップS207)、続いて変更用の印刷態様情報が入力されたか否かを判断する(図2のステップS301)。
ここで印刷態様情報とは、既に述べたように、印刷すべき用紙のサイズ、拡大・縮小、或いは後処理の実施の有無等の各種の態様に関する情報をいう。ステップS301では、このような印刷態様情報を変更するための情報、即ち変更用印刷態様情報の入力を待つようになっているのである。この操作は、具体的に例えば、次のように行われる。
まず、前記の実行指示を出力したパソコンのユーザは、例えば図4に示すような印刷設定画面を自身のパソコン上で確認する。この図4(a)においては、印刷ジョブに当初から含まれている印刷態様情報が表示されており、具体的には、印刷すべき用紙のサイズは「A4」で、「モノクロ印刷」を行うとともに、拡大・縮小処理は行わず(「100%」)、後処理として「ステープリング処理」という各値(以下、「初期設定値」という。)が設定されている例が示されている。前記ユーザは、この画面上において、例えばキーボード及びマウス等の公知の入力手段により、変更用印刷態様情報を入力することができる。例えば図4(b)に示すように、前記の初期設定値の中で、拡大・縮小処理の項目が「120%」に変更されつつあり、これが確定すると、「100%」から「120%」に変更される旨の変更用印刷態様情報が入力されたということが意味されることになる。そして、変更用印刷態様情報の入力があったときには、この変更に関する部分が当初の印刷態様情報と区別し得るように、外部記憶装置12に記憶される。言い換えれば、印刷ジョブに当初から含まれていた印刷態様情報と変更用印刷態様情報とは、外部記憶装置12において区別されて記憶されるのである。なお、実行指示を出したユーザが、初期設定値のままの印刷を希望するなら、図4に示す「OK」ボタンを押下すればよい。この場合には、変更用印刷態様情報の入力はないとされるものの、承認情報の入力があったもの判断される(図2のステップS301参照)。
このようにして、本実施形態では、印刷ジョブの実行指示を出したユーザが所望する印刷態様で、当該印刷ジョブを実行させることが可能となっている。なお、図4においては、プルダウンメニューの方式によって、変更用印刷態様情報が入力される例が示されているが、本発明は、このような形態に限定されない。また、図4に示されている印刷態様情報を構成する各項目は単なる一例に過ぎない。図示する以外にも、印刷態様に関する種々の項目が考えうる。
以上のようにして、印刷ジョブの実行指示を受け、且つ、ID/部門コード及び変更用印刷態様情報(又は承認情報)が入力されたと判断されると(図2のステップS301;YES)、プリンタコントローラ11は、画像形成手段13に印刷ジョブを実行させる(図2のステップS208)。この場合における印刷ジョブの実行は、当該印刷ジョブに含まれる印刷態様情報に従って行われる。また、前記の図4(a)から図4(b)に示すように変更用印刷態様情報の入力があった場合には、それに従った、即ち図4(a)ではなく図4(b)に従った印刷ジョブの実行が行われる。
次いで、プリンタコントローラ11は、入力されたID/部門コードが画像形成装置10に登録済みであるか否かを判断する(図3のステップS209)。ここで登録済みであると判断された場合には、該当する「ID/部門」のカウントデータをカウントアップし(図3のステップS210)、登録済みでないと判断された場合には、「その他」のカウントデータをカウントアップする(図3のステップS211)。そして、ステップS210又はS211のカウント情報を印刷ジョブとともに外部記憶装置12に記憶させる(図3のステップS212)。
また、あらかじめ入力されていた通知先情報の通知先へ印刷指示入力者情報及びカウント情報を出力する(図3のステップS213)。続いて、前記のステップS301で、変更用印刷態様情報の入力があった場合には、その旨も前記通知先へ出力する(図3のステップS303)。この場合における出力の対象は、変更された部分のみ(例えば図4(b)で言えば、拡大・縮小処理に関する情報「120%」のみ)とするのでもよいし、また印刷態様情報の全体(同じく図4(b)で言えば、前記「120%」だけでなく変更されていない用紙サイズ等々の情報も含む全体)であってもよい。
さらに、プリンタコントローラ11は、印刷ジョブ実行情報の出力要求がされているか否かを判断する(図3のステップS214)。印刷ジョブ実行情報の出力要求がされていなければステップS216へ進み、出力要求があれば指定応答先に対してカウント情報を出力してからステップS216へ進む(図3のステップS215)。次いで、プリンタコントローラ11は、カウント情報の出力要求がされているか否かを判断する(図3のステップS216)。カウント情報の出力要求がされていなければ処理を終了し、出力要求があれば指定応答先に対してカウント情報を出力し、処理を終了する(図3のステップS217)。なお、図3では省略されているが、これら印刷ジョブ実行情報及びカウント情報の場合と同様にして、前記の変更用印刷態様情報の出力要求がされているか否かの判断処理と、これが肯定される場合の指定応答先への当該変更用印刷態様情報の出力処理を併せて実施するようにしてもよい。
なお、前述した各処理、即ち変更用印刷態様情報に従った印刷ジョブの実行、並びに、当該変更用印刷態様情報の通知先への出力及び指定応答先への出力が完了したら、好ましくは外部記憶装置12に記憶されている当該変更用印刷態様情報を消去するとよい。この時点で、当該ユーザに固有の変更用印刷態様情報の使命は全うしたことになるからである。当該変更用印刷態様情報が消去されると、外部記憶装置12には、印刷ジョブの入力があった直後(図2のステップS201参照)と同様に、当該印刷ジョブに当初から含まれていた印刷態様情報のみが記憶されている状態になる。このように、当初の印刷態様情報を残し、ユーザごとに異なった内容となりうる変更用印刷態様情報を消去していけば、ホストパソコンのユーザの意思を尊重することができ、また無用となった情報を延々と残すことで外部記憶装置12が無駄に占拠されるということがない。ただし、場合によっては、変更用印刷態様情報が入力されたら、これを当初の印刷態様情報に上書きするかたち、即ち当初の印刷態様情報は消去し当該変更用印刷態様情報のみを残すようなかたちの処理を行ってもよい。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、プリンタコントローラ11は、入力された通知先情報を印刷ジョブと関連付けて外部記憶装置12に記憶させ、実行指示が入力されると外部記憶装置12から読み出した印刷ジョブに関連付けられた通知先情報の通知先に、入力された実行指示入力者情報を出力することができる。したがって、設定された通知先において、印刷者指示入力者情報を印刷ジョブが実行されるたびに取得することができ、誰により印刷が実行されたかといった印刷管理が可能となる。
また、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、当該画像形成装置10に接続されている複数のパソコンのユーザが印刷ジョブの実行指示をする場合、当該ユーザはその機会に当該印刷ジョブに当初から含まれている印刷態様情報を変更することが可能となっている。したがって、本実施形態によれば、複数のパソコンそれぞれのユーザは、自身の好みの印刷態様でもって当該印刷ジョブを実行させることができる。加えて、このように当初の印刷態様情報が変更された場合には、その旨も前記通知先情報の通知先に出力されるようになっている。したがって、誰により印刷態様情報の変更が行われたか、また、その変更内容はどのようなものであったかといった印刷管理もまた可能になる。
また、印刷ジョブ実行情報又はカウント情報の出力要求がされていれば、その指定応答先に対して印刷ジョブ実行情報又はカウント情報を出力するため、固定の出力先に限らず画像形成装置10とネットワーク接続されたパソコンに、所望の出力情報を提供することができる。このため印刷ジョブの管理を行う上での利便性を高めることができる。これは、前記の変更用印刷態様情報に関しても同様にいえる。
以上、本発明の画像形成装置について、好ましい実施形態を説明したが、本発明に係る画像形成装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではない。例えば、印刷ジョブの入力、印刷ジョブ実行情報又はカウント情報の出力要求が画像形成装置10にネットワークを介して接続されたパソコンからの入力に限らず、画像形成装置10の操作パネル14から直接入力することもできる。すなわち、パソコン20から印刷ジョブ情報提供要求(出力要求)を行う場合には、操作者は、パソコン20にて取得したい印刷ジョブ及びそのカウント情報を指定しコマンド形式で、画像形成装置10に送信する。プリンタコントローラ11では、パソコン20からのコマンドに基づいて外部記憶装置12から対応する印刷ジョブ情報とカウント情報を読み出して、これをパソコン20に出力する。よって、パソコン20の操作者は、所望の情報を得ることができる。一方、画像形成装置10の操作パネル14から印刷ジョブ情報表示要求(出力要求)を行う場合には、操作者は、操作パネル14にて取得したい印刷ジョブ及びそのカウント情報を指定する。プリンタコントローラ11では、操作パネル14からの入力情報に基づいて外部記憶装置12から対応する印刷ジョブ情報とカウント情報を読み出して、これを操作パネル14に表示させる。よって、操作パネル14の操作者は、所望の情報を得ることができる。
また、上記実施形態に係る画像形成装置は、制御プログラムに制御されるコンピュータにより実行することができる。画像形成装置の制御プログラムは、例えば記録媒体により提供される。記録媒体としては、例えば磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリその他のコンピュータで読み取り可能な任意の手段を使用することができる。また、記録媒体に記録された画像形成装置の制御プログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることができ、また、通信回線を介してコンピュータに読み込ませるようにしてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャート(その1)である。 本実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャート(その2)である。 変更用印刷態様情報の入力画面の例を示す図であって、(a)は初期設定値、(b)は当該初期設定値が変更されつつある状況が示されている。
符号の説明
10…画像形成装置
11…プリンタコントローラ
12…外部記憶装置
13…画像形成手段
14…操作パネル
20…パソコン
21…プリンタドライバ




Claims (4)

  1. 原始印刷態様情報を含む印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
    前記印刷ジョブを実行して画像を形成する画像形成手段と、
    外部入力された印刷ジョブを前記記憶手段に記憶させるとともに、前記印刷ジョブを 実行する実行指示が入力された場合に前記記憶手段から印刷ジョブを読み出して、こ の読み出した印刷ジョブを前記画像形成手段に実行させる制御手段と
    を備えており、
    前記制御手段は、
    前記印刷ジョブが外部入力されると、この印刷ジョブの入力元に対して実行指示入力者情報を通知する通知先情報の入力指示を出力し、入力された前記通知先情報を前記印刷ジョブと関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記印刷ジョブの実行指示が入力されると、この実行指示の入力元に対して前記実行指示入力者情報の入力指示を出力し、前記記憶手段から読み出した印刷ジョブに関連付けられた前記通知先情報の通知先に、入力された前記実行指示入力者情報を出力し、
    外部入力された変更用印刷態様情報に基づいて前記原始印刷態様情報を変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記憶手段は、
    前記原始印刷態様情報と前記変更用印刷態様情報を区別して記憶することを特徴と する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶手段は、所定期間経過後、前記変更用印刷態様情報を消去することを特徴 とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記変更用印刷態様情報が外部入力されると、前記通知先情報の通知先に、当該変 更用印刷態様情報及び前記原始印刷態様情報の差異情報を出力することを特徴とする 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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