JP4260758B2 - 還元剤容器の取付装置 - Google Patents

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本発明は、液体還元剤を用いて排気中の窒素酸化物(NOx)を還元浄化する排気浄化装置において、特に、液体還元剤を貯蔵する還元剤容器を保護しつつフレーム側面に強固に固定する技術に関する。
エンジン排気に含まれるNOxを除去する触媒浄化システムとして、特開2000−27627号公報(特許文献1)に開示された排気浄化装置が提案されている。かかる排気浄化装置は、エンジン排気系に配設された還元触媒の排気上流に、エンジン運転状態に応じた必要量の液体還元剤を噴射供給することで、排気中のNOxと液体還元剤とを触媒還元反応させて、NOxを無害成分に浄化処理するものである。ここで、還元反応は、NOxと反応性が良好なアンモニアを用いるもので、液体還元剤としては、排気熱及び排気中の水蒸気により加水分解してアンモニアを発生する尿素水溶液が用いられる。
特開2000−27627号公報
ところで、トラックなどの大型車両に排気浄化装置を搭載した場合、乗用車に比べて1日当たりの走行距離が長いことに加えエンジン排気量が大きいため、液体還元剤を貯蔵する還元剤容器の容量を大きくする必要がある。しかし、大型車両には、前後方向に延びる梯子型のフレームがあると共に、その周囲にプロペラシャフト,燃料容器,エア機器用リザーバタンクなどが配設されるため、大型化した還元剤容器を取り付ける場所を確保することが極めて困難である。このため、車両前後方向に短い縦長の還元剤容器をフレーム側面に取り付ける構成が考えられる。
しかしながら、縦長の還元剤容器は、車両の加減速などにより前後方向に揺られ易く、燃料容器,エア機器用リザーバタンクなどの取付装置をそのまま流用することができなかった。また、車両においては、タイヤからの石はねなどがあり、これから還元剤容器を守る必要もある。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、還元剤容器をフレームに固定する構造を見直し、還元剤容器を保護しつつフレーム側面に強固に固定可能な還元剤容器の取付装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の発明では、排気中の窒素酸化物を還元反応により浄化する排気浄化装置で使用する液体還元剤を貯蔵すると共に、高さ及び奥行きに対して幅が小さな略直方体形状の還元剤容器を、車両前後方向に延びるフレームの側面に、その奥行きが車幅方向に沿った状態で取り付ける還元剤容器の取付装置であって、前記フレームの側面に固定され、前記還元剤容器を車両前後方向から狭持しつつ受けるべく、鉛直上方及び車幅外方のみが開口する略直方体形状の容器受け部材と、車幅方向に対する前記還元剤容器の位置決めを行う位置決め部材と、前記容器受け部材に載置された還元剤容器を鉛直下方に押圧して固定するストラップと、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、車幅外方から見て、最奥部に位置する容器受け部材の上端には、前記還元剤容器との間に位置する空間の上部を閉塞すべく、板面が略水平面に延びる閉塞部材が取り付けられると共に、該閉塞部材には、前記還元剤容器の上部空間を大気開放するブリーザホースの先端部が略鉛直下方を向いた状態で挿入される切り欠きが形成されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記フレームと容器受け部材との間にスペーサが介在されたことを特徴とする。
請求項4記載の発明では、前記還元剤容器が載置される容器受け部材の上面には、弾性部材が配設されたことを特徴とする。
請求項5記載の発明では、前記容器受け部材には、前記還元剤容器の下面に配設されたドレンプラグとの干渉を避ける逃げ穴が形成されたことを特徴とする。
請求項6記載の発明では、前記容器受け部材には、前記還元剤容器の上面の少なくとも一部を覆うべく、該還元剤容器の上方において車両前後方向に傾斜した傾斜面を有するカバーが取り付けられたことを特徴とする。
請求項7記載の発明では、前記カバーの傾斜面には、前記還元剤容器の上面に取り付けられた機器との干渉を避ける逃げが形成されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明では、前記カバーは、前記容器受け部材の車両後方に位置する側面に取り付けられると共に、その傾斜面は、車両後方に向かうにつれて低位になる傾斜が付されていることを特徴とする。
請求項9記載の発明では、前記カバーは、前記ストラップと共締め固定されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、容器受け部材に還元剤容器を載置させた状態では、車幅内方,車両前後方向及び鉛直下方に位置する還元剤容器の側面及び下面は、容器受け部材により覆われているので、タイヤからの石はねなどがあっても、還元剤容器が破損することを防止できる。また、還元剤容器は、容器受け部材により車両前後方向から狭持されていると共に、位置決め部材により車幅方向に対する位置決めが行われているので、車両前後方向及び車幅方向への移動が規制される。さらに、容器受け部材に載置された還元剤容器は、ストラップにより鉛直下方に押圧されているので、鉛直方向への移動も規制される。このため、還元剤容器は、車両前後方向,車幅方向及び鉛直方向への移動が規制されることから、これをフレーム側面に強固に取り付けることができる。
請求項2記載の発明によれば、容器受け部材と還元剤容器との間に位置する空間は、閉塞部材によりその上部が閉塞されて閉塞空間となる。そして、閉塞空間にブリーザホースの先端部が略鉛直下方を向く状態で挿入されるため、走行風,風雪などに直接晒されることがなく、凍結を極力防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、容器受け部材はスペーサを介してフレーム側面に固定されるので、還元剤容器をフレームから離間させることが可能となり、その寸法を適切に設定することで、車両に備え付けられている各種機器との干渉を防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、還元剤容器が載置される容器受け部材の上面に弾性部材が配設されているので、これらが直接接触することがなく、擦れ音などの異音の発生を防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、容器受け部材には、還元剤容器の下面に配設されたドレンプラグとの干渉を避ける逃げ穴が形成されているので、容器受け部材に還元剤容器を載置したまま、ドレンプラグから液体還元剤を排出させることができる。
請求項6記載の発明によれば、例えば、ダンプトラックの荷台から還元剤容器へと土砂などがこぼれ落ちたとしても、これがカバーの傾斜面に沿って地上に落下する。このため、還元剤容器の上面に取り付けられた機器に土砂などが激突することがなく、その破損を防止することができる。
請求項7記載の発明によれば、カバーの傾斜面には、還元剤容器の上面に取り付けられた機器との干渉を避ける逃げが形成されているので、カバーと還元剤容器との間隔を狭めることが可能となり、これらの間から土砂などが入り込むことを抑制することができる。
請求項8記載の発明によれば、カバーは、容器受け部材の車両後方に位置する側面に取り付けられるため、その取付作業を容易に行うことができる。また、カバーの傾斜面に土砂などがこぼれ落ちたときに、カバーが撓んでその自由端がキャブに当接するので、あたかもカバーを両持ち状態で取り付けたような剛性を確保することができる。
請求項9記載の発明によれば、カバーを容器受け部材に取り付けるとき、ブラケットが不要となることから、部品点数削減,重量軽減などを図ることができる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、尿素水溶液を液体還元剤として使用し、エンジン排気中に含まれるNOxを還元触媒反応により浄化する排気浄化装置の全体構成を示す。
エンジン10の排気マニフォールド12に接続される排気管14には、排気流通方向に沿って、一酸化窒素(NO)を二酸化窒素(NO2)へと酸化させる酸化触媒16と、尿素水溶液を噴射供給する噴射ノズル18と、尿素水溶液を加水分解して得られるアンモニアによりNOxを還元浄化するNOx還元触媒20と、NOx還元触媒20を通過したアンモニアを酸化させるアンモニア酸化触媒22と、が夫々配設される。また、噴射ノズル18には、還元剤容器24に貯蔵される尿素水溶液が、還元剤供給装置26を経由して、空気と混合した噴霧状態で供給される。ここで、還元剤供給装置26は、コンピュータを内蔵したコントロールユニット28により制御され、エンジン運転状態に応じた必要量の尿素水溶液を、空気と混合しつつ噴射ノズル18に供給する。
かかる排気浄化装置において、噴射ノズル18から噴射供給された尿素水溶液は、排気熱及び排気中の水蒸気により加水分解され、アンモニアを発生する。発生したアンモニアは、NOx還元触媒20において排気中のNOxと反応し、水及び無害なガスに浄化されることは知られたことである。このとき、NOx還元触媒20によるNOx浄化率を向上させるべく、酸化触媒16によりNOがNO2へと酸化され、排気中のNOとNO2との割合が触媒還元反応に適したものに改善される。また、NOx還元触媒20を通過したアンモニアは、その排気下流に配設されたアンモニア酸化触媒22により酸化されるので、異臭を放つアンモニアがそのまま大気中に排出されることを防止できる。
還元剤容器24は、図2に示すように、高さH及び奥行きDに対して幅Wが小さな略直方体形状をなし、車幅方向にその奥行きDが配置されるものである。そして、車幅外方に位置する側面の上部には、尿素水溶液を補充するための補充口24Aが取り付けられる一方、車幅内方に位置する側面の上部には、還元剤容器24を搬送するときに把持する取手24Bが取り付けられる。また、還元剤容器24の上面には開口部が形成され、これを閉塞するように、ボルトなどの締結部材により天蓋24Cが着脱可能に取り付けられる。ここで、天蓋24Cには、少なくとも、尿素水溶液の供給口24D及び戻り口24E,冷却水を内部に循環させて凍結を防止するための冷却水の入口24F及び出口24G,内部の上部空間が負圧とならないように大気開放する開放口24Hなどが形成されると共に、尿素水溶液の濃度を検出する濃度センサ30の基部が固定される。開放口24Hには、ここから雨,埃などが入り込まないようにすべく、先端部が略鉛直下方を向くように配設されるブリーザホース32が接続される。さらに、車幅外方から目視可能な側面には、補充口24Aから尿素水溶液を補充するときに、その水位から補充状態を把握するための透明部を有する液面計24Iが取り付けられる。
次に、図3を参照して、車両のフレームを構成するサイドレール34の側面に、還元剤容器24を取り付けるための取付装置36について説明する。
サイドレール34の側面には、フレームと還元剤容器24との間隔を調整すべく、ボルトなどの締結部材により、その側面から車幅外方に離間した鉛直面を有するスペーサ36Aが取り付けられる。スペーサ36Aの鉛直面には、還元剤容器24を車両前後方向から狭持しつつ受けるべく、鉛直上方及び車幅外方のみが開口する略直方体形状の容器受け部材36Bが取り付けられる。車幅外方から見て、容器受け部材36Bの最奥部の下部及び中間部には、車幅内方に対する還元剤容器24の位置決めをすべく、板面が略鉛直面に延びる位置決め部材36C及び36Dが夫々取り付けられる。また、容器受け部材36Bの上部には、還元剤容器24の上面を鉛直下方に押圧して固定すべく、その上面に倣った形状に形成されると共に、車両前後方向に延びる一対のストラップ36Eが着脱又は開閉自由に取り付けられる。
さらに、車幅外方に位置する容器受け部材36Bの下部には、車幅外方に対する還元剤容器24の位置決めを行うと共に抜けを防止すべく、板面が略鉛直面に延びる位置決め部材36Fが取り付けられる。その他、還元剤容器24が載置される容器受け部材36Bの上面には、弾性部材としてのゴム36Gが貼り付けられると共に、還元剤容器24の下面に配設されたドレンプラグとの干渉を避ける逃げ穴36Hが形成される。
なお、車幅外方から見て、最奥部に位置する容器受け部材36Bの上端に、還元剤容器24との間に位置する空間の上部を閉塞すべく、板面が略水平面に延びる閉塞部材(図示せず)を取り付け、その一部を略半円形状に切り欠いてブリーザホース32の先端部が略鉛直下方を向いた状態で挿入できるようにすることが望ましい。このようにすれば、ブリーザホース32の先端部は、容器受け部材36Bと還元剤容器24との間に位置する閉塞空間内に挿入されているため、走行風,風雪などに直接晒されることがなく、凍結を極力防止することができる。
そして、このような取付装置36によれば、図4に示すように、容器受け部材36Bに還元剤容器24を載置させた状態では、車幅内方,車両前後方向及び鉛直下方に位置する還元剤容器24の側面及び下面は、容器受け部材36Bにより覆われているので、タイヤからの石はねなどがあっても、還元剤容器24が破損することを防止できる。
また、還元剤容器24は、容器受け部材36Bにより車両前後方向から狭持されていると共に、位置決め部材36C,36D及び36Fにより車幅方向の位置決めが行われているため、車両前後方向及び車幅方向への移動が規制される。そして、還元剤容器24の上面は、一対のストラップ36Eにより鉛直下方に押圧されているので、鉛直方向への移動も規制される。このため、還元剤容器24は、車両前後方向,車幅方向及び鉛直方向への移動が規制されることから、これをフレーム側面に強固に取り付けることができる。このとき、還元剤容器24が載置される容器受け部材36Bの上面には、ゴム36Gが貼り付けられているため、これらが直接接触して発生する擦れ音などの異音を防止できる。
さらに、容器受け部材36Bは、スペーサ36Aを介してサイドレール34に取り付けられているので、還元剤容器24をフレームから離間させることが可能となり、その寸法を適切に設定することで、車両に備え付けられてる各種機器との干渉を防止することができる。また、容器受け部材36Bには、還元剤容器24の下面に配設されたドレンプラグとの干渉を避ける逃げ穴36Hが形成されているので、容器受け部材36Bに還元剤容器24を載置したまま、ドレンプラグから液体還元剤を排出させることができる。
ところで、図5に示すように、土砂や砂利などを運搬するダンプトラック40では、その荷台40Aにホイールローダ42で土砂などを積み込むとき、荷台40Aとキャブ40Bとの間から土砂などがこぼれ落ちることがある。この場合、荷台40Aとキャブ40Bとの間の下方に還元剤容器24が取り付けられていると、荷台40Aからこぼれ落ちた土砂などが還元剤容器24の上面に激突し、そこに取り付けられている濃度センサ30などを破損してしまうおそれがある。
そこで、取付装置36の容器受け部材36Bには、図6に示すように、還元剤容器24の上面の少なくとも一部を覆うべく、その上方において車両前後方向に傾斜、具体的には、車両後方に向かうにつれて低位になる傾斜した傾斜面44Aを有するカバー44が取り付けられる。即ち、容器受け部材36Bの車両後方に位置する側面には、車幅方向に所定間隔隔てて配置される一対のブラケット46が固定され、ここにカバー44の基端部44Bがボルトなどの締結部材により片持ち状態で締結される。また、カバー44の傾斜面44Aには、還元剤容器24の上面に取り付けられた濃度センサ30などの機器との干渉を避ける逃げ44Cが形成されている。
かかるカバー44によれば、ダンプトラック40の荷台40Aから還元剤容器24へと土砂などがこぼれ落ちたとしても、これがカバー44の傾斜面44Aに沿って地上に落下するため、還元剤容器24の上面に取り付けられた濃度センサ30などの破損を防止することができる。このとき、カバー44の傾斜面44Aには、濃度センサ30などとの干渉を避ける逃げ44Cが形成されているので、カバー44と還元剤容器24との間隔を狭めることが可能となり、これらの間から土砂などが入り込むことを抑制することができる。
また、カバー44は、容器受け部材36Bの車両後方に位置する側面に取り付けられていると共に、その傾斜面44Aは、車両後方に向かうにつれて低位になる傾斜が付されているので、カバー44の取り付けに苦労をすることがない。即ち、ダンプトラック40においては、図5に示すように、そのキャブ40Bに近接した位置に還元剤容器24が取り付けられるため、還元剤容器24とキャブ40Bとの間の隙間は極少ないものとなる。この状態でカバー44を両持ち状態で取り付けることは、その作業性を極めて低下させるなどの不具合をもたらしてしまう。一方、カバー44の取付作業性を向上させるべく、カバー44を片持ち状態で取り付けると、土砂などがこぼれ落ちたときに、その衝撃に耐えることができなくなってしまう。このため、カバー44を車両後方において片持ち状態で取り付け、かつ、その傾斜面44Aを車両後方に向かうにつれて低位になる傾斜を付すことで、土砂などの衝撃によりカバー44が撓んだときにその自由端がキャブ40Bに当接して、あたかも両持ち状態で取り付けたような剛性を確保することができる。
なお、カバー44の取付構造としては、ストラップ36Eと共締め固定するようにしてもよい。このようにすれば、ブラケット46が不要となることから、部品点数削減,重量軽減などを図ることができる。
また、本発明は、尿素水溶液を液体還元剤として使用する排気浄化装置に限らず、炭化水素を主成分とするガソリン,軽油,アルコールなどを液体還元剤として使用するものにも適用可能であることはいうまでもない。
本発明の適用対象である排気浄化装置の全体構成図 還元剤容器の詳細を示す斜視図 取付装置の詳細を示す斜視図 取付装置により還元剤容器を取り付けた様子を示す斜視図 ダンプトラックに土砂などを積み込むときの不具合の説明図 取付装置に取り付けられるカバーの詳細を示す斜視図
符号の説明
10 エンジン
12 排気マニフォールド
14 排気管
18 噴射ノズル
20 NOx還元触媒
24 還元剤容器
26 還元剤供給装置
28 コントロールユニット
32 ブリーザホース
34 サイドレール
36 取付装置
36A スペーサ
36B 容器受け部材
36C 位置決め部材
36D 位置決め部材
36E ストラップ
36F 位置決め部材
36G ゴム
36H 逃げ穴
44 カバー
44A 傾斜面
44C 逃げ

Claims (9)

  1. 排気中の窒素酸化物を還元反応により浄化する排気浄化装置で使用する液体還元剤を貯蔵すると共に、高さ及び奥行きに対して幅が小さな略直方体形状の還元剤容器を、車両前後方向に延びるフレームの側面に、その奥行きが車幅方向に沿った状態で取り付ける還元剤容器の取付装置であって、
    前記フレームの側面に固定され、前記還元剤容器を車両前後方向から狭持しつつ受けるべく、鉛直上方及び車幅外方のみが開口する略直方体形状の容器受け部材と、車幅方向に対する前記還元剤容器の位置決めを行う位置決め部材と、前記容器受け部材に載置された還元剤容器を鉛直下方に押圧して固定するストラップと、を含んで構成されたことを特徴とする還元剤容器の取付装置。
  2. 車幅外方から見て、最奥部に位置する容器受け部材の上端には、前記還元剤容器との間に位置する空間の上部を閉塞すべく、板面が略水平面に延びる閉塞部材が取り付けられると共に、該閉塞部材には、前記還元剤容器の上部空間を大気開放するブリーザホースの先端部が略鉛直下方を向いた状態で挿入される切り欠きが形成されたことを特徴とする請求項1記載の還元剤容器の取付装置。
  3. 前記フレームと容器受け部材との間にスペーサが介在されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の還元剤容器の取付装置。
  4. 前記還元剤容器が載置される容器受け部材の上面には、弾性部材が配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の還元剤容器の取付装置。
  5. 前記容器受け部材には、前記還元剤容器の下面に配設されたドレンプラグとの干渉を避ける逃げ穴が形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の還元剤容器の取付装置。
  6. 前記容器受け部材には、前記還元剤容器の上面の少なくとも一部を覆うべく、該還元剤容器の上方において車両前後方向に傾斜した傾斜面を有するカバーが取り付けられたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の還元剤容器の取付装置。
  7. 前記カバーの傾斜面には、前記還元剤容器の上面に取り付けられた機器との干渉を避ける逃げが形成されていることを特徴とする請求項6記載の還元剤容器の取付装置。
  8. 前記カバーは、前記容器受け部材の車両後方に位置する側面に取り付けられると共に、その傾斜面は、車両後方に向かうにつれて低位になる傾斜が付されていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の還元剤容器の取付装置。
  9. 前記カバーは、前記ストラップと共締め固定されることを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれか1つに記載の還元剤容器の取付装置。
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