JP4260006B2 - 中間転写部材の寿命を増加させる添加剤を含む液体トナー - Google Patents

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Description

本発明は、液体トナーを用いた画像形成に係り、特に、前記画像形成に用いた中間転写部材の寿命を増加させる添加剤を含む液体トナーに関する。
中間転写媒体を用いる液体トナーによる画像形成(印刷及びコピー)システムは、周知である。代表的なシステムは米国特許第4,984,025号、第5,028,964号、第5,555,185号、第5,410,392号、第5,636,349号、及び本出願の譲受人に譲渡された多くの特許及び出願に記載されており、これらの記載は、引用により、本明細書に含まれるものとする。そのようなシステムは、一方の面(例えば、像が形成される面)から液体トナー像を受け取り、像を(例えば最終基体に)転写する中間転写部材(ITM)を備えている。
一般に、ITMへの転写は、像形成面からの帯電トナー粒子の電気的付着による。これの第1の転写は、熱により補助されてもよい。多くのシステムでは、第1の転写は、加圧下、ITMの面と像形成面との間の順応性を必要とする。多くのシステムでは、像は、凝集するように、ITM上で加熱される。この像は、一般に、熱及び圧力により最終基体に転写される(第2の転写)。
この作業を行うために、ITMは一般に多くの物理的要件に適合する必要がある。これら物理的要件として、中間転写部材から最終基体(又は第2のITM)への像の剥離のためのITMの表面(以下、“剥離面”又は“剥離層”と呼ぶ)の剥離要件がある。適切な剥離層については、上述した文献に記載されており、一般に、特定の構成のシリコーン層を含む。
しかし、そのような剥離層の主要な制限の1つは、剥離特性が徐々に低下することであり、そのため、最終基体への像の不完全な転写を生じてしまう。画質を低下させることに加え、そのような不完全な転写は、それぞれの第2の転写サイクルの後に、ITMをクリーニングする必要があることであり、クリーニングプロセスはシステムを非常に複雑化してしまう。更に、そのような連続クリーニングは、更に転写面の寿命を減少させる。
代表的な中間転写部材は、上述の特許並びに出願、及び米国特許第5,754,931号、第5,592,269号、及び第5,745,829号に記載されており、これらの記載は、引用により、本明細書に含まれるものとする。
これらの及び多くの他の特許及び出願の少なくとも幾つかに記載された技術を組み込んだ代表的システムとして、本願の譲受人であるインジゴNVにより製造され、市販されている、EBONY、e−プリント プロ+;ターボストリーム(Turbostream)、ウルトラストリーム(Ultrastream)200及び400及びパブリッシャー2000及び4000、オムニウスウエブストリーム(Omnius Webstream)、ウエブストリーム200、ウエブストリーム400及びオムニウスマルチストリーム(Omnius Maltistream)がある。
その記載が引用により本明細書に含まれるものとされるPCT公報WO96/13760(米国特許出願08/809,419)は、2成分キャリア液体が使用される液体トナーについて記載している。キャリア液体は、剥離面により吸着又は溶媒和される。キャリア液体の多量成分は、キャリア液体の少量成分よりも比較的高い揮発性を有している。操作中、少ない揮発性成分は、特に層からの乾燥を減少させるように、剥離層に吸着されたままである。このことは、層の剥離、及び得られた像の光沢を改善する。それはまた、剥離層の寿命を増加させるに至る。
その記載が引用により本明細書に含まれるものとされる米国特許第5,300,390号は、改善された密着性を有する液体トナーについて記載している。この増加した密着性は、像の転写効率を改善する。特に、この特許は、不溶性の粉砕(ground)シリコーンゲル又はシリコーンオイルの使用について記載している。シリコーンゲルは、トナー粒子に対するゲルの1−30重量%の量、シリコーンオイルは、トナー粒子に関し、5重量%の量で存在する。
(発明の要旨)
本発明の幾つかの実施形態の態様は、キャリア液体に可溶なシリコーンコポリマー又はシリコーン流体を含む剥離寿命促進添加剤のキャリア液体への添加に関する。本発明の例示的態様では、添加剤は、非極性官能基を有するシリコーン系化合物である。一般に、剥離寿命促進添加剤は、キャリア液体に可溶であるか又は混和可能である。剥離寿命促進添加剤は、それらが高比率で存在するからではなく、増加したブランケット寿命の主要効果を有するためと考えられるので、そのように指定されている。
第1の例示的剥離寿命促進添加剤は、シリコーン流体、即ち25℃で約5,000〜2,500,000(入手可能ならば、それよりも高い)センチストークスの粘度、及び約50,000〜500,000(入手可能ならば、それよりも高い)分子量を有するポリジメチルシロキサン流体(ダウコーニング社、またはABCR GmbH)である。最も好ましくは、その粘度は250,000センチストークス以上である。一般に、より高い粘度及び分子量が好ましい。この物質は、シリコーンオイル、特に液状シリコーンオイルとみなすことが出来る。
この第1の例示的添加剤の例は、ABCRカタログN0.DMS−T63のトリメチルシロキシ末端のポリジメチルシロキサンである。この物質は、400,000〜500,000(約450,000)の分子量及び2,500,000センチストークスの粘度を有する。入手可能であるならば、それより高い粘度及び分子量を有する物質も使用可能である。この等級の他の物質も使用可能である。これらの物質として、5000の粘度及び50,000の分子量を有するDMS−T35、DMS−T51(V=100,000;MW=139,000)及びDMS−T35、DMS−T51(V=300,000;MW=204,000)がある。中間の粘度及び分子量を有する物質もまた、本発明の実施に有用である。
第2の例示的剥離寿命促進添加剤は、シロキサンガム、例えばミラシル(Mirasil)ポリジメチルジフェニルメチルビニルシロキサンガム(Rodia、CAS No.67762−99−6)のようなポリジメチルシロキサン鎖を有するガムである。出願人は、この特定のガムが発泡を生じないことを見出した。しかし、他の物質を用いてもよい。
第3の例示的剥離寿命促進添加剤は、酸化プロピレン官能基を有する側基型のシリコーンコポリマー界面活性剤である。そのような物質は、Witco社によりSilwet L−7510として製造され、13000の分子量を有する。他の側基型ポリマー界面活性剤もまた有用である。他の界面活性剤の型を使用し得るが、側基型は実質的に発泡を生じない。
第4の例示的物質は、アルキル−変性された非反応性シリコーン流体である。この物質は、信越化学社により製造され、KF−412として市販されている。この物質は、10,000〜20,000の分子量及び500センチストークスの粘度を有している。可能ならば、より低い分子量の材料を用いることが出来る。アルキル変性は発泡を減少させるが、他の非反応性シリコーン流体を使用することが出来る。
これらの物質のすべては、同様に動作するものと考えられる。即ち、それらは(中間転写ブランケットの温度において)実質的に不揮発性であり、中間転写部材のシリコーン剥離被覆に対する親和性を有する。使用に際し、それらはブランケット上の安定性を助ける、高粘度を有するものと考えられる。何らかの動作原理により本発明の範囲を制限することなく、これらの物質は、ブランケット上に、ブランケットの剥離特性を防御する薄い防御層を形成するものと考えられる。
本発明の幾つかの態様では、特に添加剤としてオイル(例えば、上述したように、ポリジメチルシロキサン流体)が使用される時に、オイルにより生ずる発泡を減少するために、追加の脱泡添加剤を添加してもよい。例示的物質は、シンエツ社により製造され、KSG15として市販されているゲル(キャリア液体中に微細に分散して可溶である)である。この物質は、シクロペンタシロキサンによるジメチコーン/ビニルジメチコーンの架橋重合体である。
なお、キャリア液体は、上で引用した、PCT公報WO96/13760に記載されているMarcol82(EXXON)又はDracol35(Penreco)のような低揮発性キャリア液体成分を含み得る。
従って、本発明の例示的態様によると、液体トナー又はトナー濃縮物は、
0.5〜20重量%の含顔料トナー粒子と、
液体炭化水素、シリコーン系添加剤及び電荷制御剤とを含み、
前記シリコーン添加剤は、少なくとも5,000センチストークスの粘度を有する液体シリコーン物質、シリコーンガム、シリコーン界面活性剤、及び非反応性シリコーン流体からなる群から選ばれた剥離寿命促進添加剤を含む。
本発明の一態様では、シリコーン添加剤は、少なくとも5,000センチストークス、或いは少なくとも10,000、50,000、100,000、350,000、1,000,000、2,000,000、或いは約2,500,000センチストークスの粘度を有する液体シリコーン物質を含む。
任意に、液体シリコーン物質は、約50,000又はそれ以上、或いは約200,000又はそれ以上、或いは約400,000又はそれ以上の平均分子量を有する。
本発明の一態様では、液体シリコーン物質は、シリコーンオイル、例えばシロキサンオイルである。本発明の一態様では、液体シリコーン物質は、トリメチシロキシ基を末端基とするトリジメチルシロキサンである。任意に、シリコーン系添加剤は、キャリア液体に対し、0.001重量%〜0.1重量%の割合で存在し、或いはその割合は、0.002%〜0.05%又は0.005%〜0.01%である。
本発明の一態様では、シリコーン添加剤は、シリコーンガムを含む。任意に、シリコーンガムは、ポリジメチルシロキサン鎖を含む。任意に、シリコーンガムは、ポリジメチルジフェニルメチルビニルシロキサンガムを含む。任意に、添加剤は、キャリア液体中に、0.001重量%〜0.1重量%の割合で存在する。
本発明の一態様では、添加剤は、シリコーン界面活性剤を含む。任意に、界面活性剤は、側基型である。任意に、界面活性剤は、酸化プロピレン官能基とのシリコーン共重合体である。任意に、界面活性剤は、炭化水素液体の0.01〜2重量%の濃度で存在する。
本発明の一態様では、添加剤は、非反応性シリコーン流体を含む。任意に、添加剤は、アルキル変性非反応性シリコーン流体である。任意に、非反応性流体は、10,000〜20,000の分子量を有する。任意に、シリコーン流体は、約500センチストークスの粘度を有する。任意に、添加剤は、キャリア液体の0.01〜2重量%の濃度で存在する。
本発明の一態様では、トナーは、更に脱泡剤を含む。任意に、脱泡剤は、キャリア液体に関し、脱泡剤中の不揮発性固体の重量で0.0002〜0.002重量%の割合で存在する。任意に、脱泡剤は、シクロペンタシリコーンとのジメチコーン/ビニルジメチコーン架橋ポリマーを含む。
本発明の一態様では、液体炭化水素は、多量部の第1の液体炭化水素と少量部の第2の炭化水素とを含み、第2の炭化水素は、第1の炭化水素の10%未満の蒸発速度を有している。任意に、第2の炭化水素は、第1の炭化水素の2%はそれ以下の割合で、又は0.2〜1%の割合で存在する。
トナー像が第1の面に形成され、シリコーン剥離層を有する中間転写部材を介して最終基体に転写される印刷方法であって、トナーが本発明のトナーであることを特徴とする方法が更に提供される。任意に、剥離寿命促進添加剤は、上記印刷中に剥離防御層で剥離層を被覆し、像が転写された後に剥離層上に残留する。
本発明の一態様によると、トナー像が第1の面に形成され、シリコーン剥離層を有する中間転写部材を介して最終基体に転写される印刷方法であって、像が転写された後に中間転写層上に残留し、被覆する剥離寿命促進添加剤を含む不揮発性を有するトナーにより特徴づけられる方法が更に提供される。
任意に、剥離寿命促進添加剤は、印刷プロセス中に遭遇する温度において実質的に不揮発性である。
本発明の一態様によると、液体炭化水素とシリコーン添加剤の混合物を含み、前記シリコーン添加剤は、少なくとも5,000の粘度を有する液体シリコーン物質、シリコーンガム、シリコーン界面活性剤、及び非反応性シリコーン流体からなる群から選ばれた剥離寿命促進添加剤を含む、組成物が提供される。
本発明の一態様では、シリコーン添加剤は、少なくとも5,000センチストークス、或いは少なくとも10,000、50,000、100,000、350,000、1,000,000、2,000,000、或いは約2,500,000センチストークスの粘度を有する液体シリコーン物質を含む。
任意に、液体シリコーン物質は、約50,000又はそれ以上、或いは約200,000又はそれ以上、或いは約400,000又はそれ以上の平均分子量を有する。
本発明の一態様では、液体シリコーン物質は、シリコーンオイル、例えばシロキサンオイルである。本発明の一態様では、液体シリコーン物質は、トリメチシロキシ基を末端基とするトリジメチルシロキサンである。任意に、シリコーン系添加剤は、キャリア液体に対し、0.001重量%〜0.1重量%の割合で存在し、或いはその割合は、0.002%〜0.05%又は0.005%〜0.01%である。
本発明の一態様では、シリコーン添加剤は、シリコーンガムを含む。任意に、シリコーンガムは、ポリジメチルシロキサン鎖を含む。任意に、シリコーンガムは、ポリジメチルジフェニルメチルビニルシロキサンガムを含む。任意に、添加剤は、キャリア液体中に、0.001重量%〜0.1重量%の割合で存在する。
本発明の一態様では、添加剤は、シリコーン界面活性剤を含む。任意に、界面活性剤は、側基型である。任意に、界面活性剤は、酸化プロピレン官能基とのシリコーン共重合体である。任意に、界面活性剤は、炭化水素液体の0.01〜2重量%の濃度で存在する。
本発明の一態様では、添加剤は、非反応性シリコーン流体を含む。任意に、添加剤は、アルキル変性非反応性シリコーン流体である。任意に、非反応性流体は、10,000〜20,000の分子量を有する。任意に、シリコーン流体は、約500センチストークスの粘度を有する。任意に、添加剤は、キャリア液体の0.01〜2重量%の濃度で存在する。
本発明の一態様では、組成物は、更に脱泡剤を含む。任意に、脱泡剤は、キャリア液体に関し、脱泡剤中の不揮発性固体の重量で0.0002〜0.002重量%の割合で存在する。任意に、脱泡剤は、シクロペンタシリコーンとのジメチコーン/ビニルジメチコーン架橋ポリマーを含む。
本発明の一態様では、液体炭化水素は、多量部の第1の液体炭化水素と少量部の第2の炭化水素とを含み、第2の炭化水素は、第1の炭化水素の10%未満の蒸発速度を有している。任意に、第2の炭化水素は、第1の炭化水素の2%はそれ以下の割合で、又は0.2〜1%の割合で存在する。
本発明の一態様によると、更に、貯槽中の液体トナーの容量を決定すること、及び容量の決定に応じて、液体トナーに本発明の組成物を添加することを含む、液体トナー印刷機中のトナーを補充する方法が提供される。
本発明の例示的態様では、トナーは以下の方法により製造される。
1)剥離寿命促進添加剤を液体キャリアと混合する。
2)最初の添加剤の選択に応じて、1で生成された混合物に任意の脱泡添加剤を加える。
3)任意の低揮発性キャリア液体成分を加え、結果物を、主キャリア液体成分の添加により所望の濃度に希釈する。しかし、剥離寿命促進添加剤の析出が、高濃度で生じることがわかった。この潜在的問題は、一般い、以下に示す別の製造技術が使用されるときに、避けられる。
4)キャリア液体及び荷電指示剤中におけるトナー粒子の分散液又は混合物に、3の結果物が加えられる。
或いは、任意の低揮発性液体成分が、剥離寿命促進添加剤混合物に加えられる。次いで、所望の添加剤の濃度を達成するために、剥離寿命促進添加剤混合物及び脱泡剤は、生成されたキャリア液体及び荷電指示剤中におけるトナー粒子の分散液又は混合物に、別々に加えられる。もちろん、任意の脱泡剤が使用されなければ、プロセスはより簡単である。
添加剤の製造
以下は、これらの作用のそれぞれを記載し、4で使用するための例示的液体トナーの記載を含む。このトナーは、例示的なものに過ぎず、本発明の添加剤及び特に剥離寿命促進添加剤を広範な液体トナーに用いることが出来ることを理解すべきである。
剥離寿命促進添加剤は、4において添加剤溶液が加えられるべき液体トナーに使用されるキャリア液体に加えられる。
例示的剥離寿命促進添加剤は、約5,000〜2,500,000(又は入手できるならばそれ以上)センチストークスの室温(約25℃)粘度、及び約50,000〜500,000(又は入手できるならばそれ以上)の分子量を有するポリジメチルシロキサン流体(ダウコーニング又はABCR GmbH社)のようなシリコーン流体である。最も好ましくは、粘度は約250,000である。一般に、より高い粘度及び分子量が好ましい。
例示的物質は、ABCRカタログNo.DMS−T63のトリメチシロキシ基を末端基とするポリジメチルシロキサンである。この物質は、400,000−500,000(約450,000)の分子量及び2,500,000センチストークスの粘度を有する。この物質は、イソパラフィン系炭化水素留分であるイソパール−L(エクソン社)に加えられ、これは以下のトナー例の主要なキャリア液体成分である。イソパール−Lに対する添加剤の割合は、好ましくは2−15重量%である。これらの割合は、液体トナー中の添加剤が所望の割合に到達するように選択される。一般に、液体トナー中のキャリア液体に対する添加剤の(不揮発性)割合は、0.001%〜0.1重量%である。添加剤のこれらの小さな割合(この添加剤の場合、0.002−0.05%が例示的値である)は、ITMからのトナーの剥離特性の劣化を防止する、非極性官能基を有する保護シリコーン物質の表面保護層の形成により、驚異的に有効であるものと考えられている。これは動作の理論であるのみであり、その解説は発明の範囲を制限することを意味しない。この最初の混合物におけるより大きい又はより小さい割合を用いてもよい。混合の際の温度は、例えばロスダブル遊星ミキサーにおける混合を促進するために、100〜120℃に増加させることが出来る。物質が高粘度であるため、加熱するのが望ましい。加熱は粘度を減少させ、混合をより容易にする。しかし、本発明の例示的態様では、キャリア液体(例えばイソパールL)及び添加剤は、30〜50℃で混合器内で1−3時間混合される。
入手出来るならば、より高い粘度及び分子量を有する物質を用いることも出来る。この等級の他の物質を用いることも出来る。このようなものとして、5000の粘度及び約50、000の分子量を有するDMS−T35、DMS−T51(V=100,000、MW=139,000)及びDMS−T53(V=300,000、MW=204,000)がある。中間の粘度及び分子量を有するものもまた、本発明の実施に有用である。
第2の例示的剥離寿命促進添加剤は、シリコーンガム、例えばミラシル(Mirasil)ポリジメチルジフェニルメチルビフェニルシロキサン(Rodia,CAS No.67762−99−6)のようなポリジメチルシロキサン鎖である。この物質は、トリメチシロキシ基を末端基とするポリジメチルシロキサンの場合と同様に、キャリア液体に加えられる(及びそれに溶解される)。液体トナーのキャリア液体中のこの物質の最終濃度は、キャリア液体に対し0.001−0.1重量%である。本発明者らは、この特定のガムが発泡を生じないことを見出した。しかし、他のガムを用いてもよい。
第3の例示的剥離寿命促進添加剤は、酸化プロピレン官能基を有する側基型の液体シリコーンコポリマー界面活性剤である。そのような物質は、Silwet L−7510としてWitco社により製造され、13000の分子量を有している。この物質は、一般に加熱が用いられないことを除いて、トリメチシロキシ基を末端基とするポリジメチルシロキサンの場合と同様に、キャリア液体に加えられる。液体トナーのキャリア液体中のこの物質の最終濃度は、キャリア液体に対し0.01−2重量%である。この物質は、トリメチシロキシ基を末端基とするポリジメチルシロキサンの場合と同様に、キャリア液体に加えられる。本発明者らは、この特定のガムが発泡を生じないことを見出した。しかし、他のガムを用いてもよい。他の側基型ポリマー界面活性剤もまた有用である。他の界面活性剤型もまた有用であるが、側基型は実質的に発泡を生じない。
第4の例示的剥離寿命促進添加剤は、アルキル変性された非反応性シリコーン流体である。この物質は、Silwet L−7510としてWitco社により製造される。この物質は、10,000〜20,000の分子量及び500センチストークスの粘度を有している。この物質は、トリメチシロキシ基を末端基とするポリジメチルシロキサンの場合と同様に、キャリア液体に加えられる。液体トナーのキャリア液体中のこの物質の最終濃度は、キャリア液体に対し0.01−2重量%である。
ポリジメチルシロキサンの場合、特により高濃度では、上記混合プロセスにおいて生成物溶液に脱泡剤を添加してもよい。例示的脱泡剤は、シンエツ社により製造され、KSG15として市販されているキャリア液体に分散可能なゲルである。この物質は、シクロペンタシリコーンとのジメチコーン/ビニル/ジメチコーン架橋ポリマーを含む。(存在する場合には)この成分の濃度は、キャリア液体に関し、一般に不揮発性固形物の約0.0002−0.0015%又は0.02重量%(ゲルのトータル量の0.001〜0.1%にほぼ相当する)である。この物質は、恐らく、トナーの表面張力を増加させ、発泡を減少させる。開示された特定の他の剥離寿命促進添加剤の場合、脱泡剤の必要性があるとは思われないが、他の類似の物質はそのような脱泡剤を必要とするかも知れない。
脱泡剤は、20−40℃で2−5時間、不揮発性物質の4−8%(より大きな及び小さな%を用いることが出来る)で、ゲルを粉砕器で粉砕することにより、トナーに使用のため製造され得る。粉砕量及び正確な条件は、厳密ではない。粉砕は、非常に低い濃度で再現可能な脱泡作用を提供することを助ける。
トナーの製造
例示的トナーは、1020gのNucrel699樹脂( デュポン社によるエチレンメタクリル酸コポリマー)、60gのLotadar8200(アトケム社によるマレイン酸無水物ターポリマー)とともに、120gのAC5120樹脂(アライドシグナル社によるエチレンアクリル酸コポリマー)、及び1800gのイソパラフィン系炭化水素留分であるイソパールL(エクソン社)を、加熱浴により1500℃に予熱されたロス(Ross)二重遊星ミキサーに充填することにより製造することが出来る。成分は、速度制御設定値3で約1.5時間混合される。速度を30分で速度設定値6に増加し、加熱を停止し、混合を続行しつつ、ファンでミキサーを冷却する。その結果がペースト状物質である。
836.30gのペースト状物質が、3/16インチのクロム鋼の粉砕媒体を備える1S粉砕機(ユニオンプロセス社)内に、67.07gのHelliogen青色顔料7080(BASF社)、7.45gのHelliogen緑色顔料(BASF社)、4.14gのステアリン酸アルミニウム(Riedel de Haen社)及び1384.07gのイソパールLとともに充填れるる。この物質は、40℃で20時間、粉砕される。結果物は粉砕機から排出され、所定量のイソパールLと混合されて、実施用分散液が形成される。トナーは、電荷制御剤、好ましくは米国特許第5,346,796号(その記載はここに引用することにより本明細書に含まれるものとする)に記載され、安定化剤として、30重量部のレシチン、30重量部の塩基性バリウムペトロネート(BBP)及び6重量部のイソプロピルアミン ドデシルベンズスルホネート(ICI G3300B)を含む電荷制御剤を用いて帯電される。イソパール−Lに溶解した電荷制御剤は、トナー固形物1g当り約30−40mgの電荷制御剤の固形物の量で添加される。
上述した添加剤溶液は、液体トナー内に上述した比率を有する添加剤を提供するに十分な量、混合物に添加される。本発明の例示的態様では、例えば最終トナー中2%のキャリア液体のような、Marcol82のような低揮発性キャリア液体(鉱油)の少量が、他の添加剤を加える前にキャリア液体に加えられ、上述の文献に示すように、混合キャリア液体が形成される。実施に際しては、0.2〜1%(任意に0.8%)のような少量を用いることが出来る。一般に、様々な添加剤の所望の濃度に達するため、低揮発性オイルを高分子量シリコーンオイル混合物に、次いでこの混合物に加え、そして脱泡剤混合物をトナーに加えることが便利である。
本発明の例示的態様では、高分子量シリコーンオイルは、キャリア液体に対するオイルの重量比で0.001〜0.1重量%存在する。すべての意図及び目的に対し、液体トナーによる印刷では、液体トナー印刷に通常用いられる温度(少なくとも200℃まで)において、オイルは無視し得る蒸気圧を有するので、オイルはキャリア液体に比べて揮発性ではない。任意には、上記割合は0.005〜0.01%である。特定の態様では、上記割合は0.007%である。特に、この添加剤の作用は化学的であるよりも主として物理的性質であると考えられることを考慮すると、これらの量は非常に少ないことがわかる。
本発明の例示的態様では、キャリア液体の重量に対する発泡剤中の非揮発性物質は、0.0002〜0.1%である。任意には、この範囲は0.001〜0.1%である。しかし、例えば、0.0002〜0.0015%の非常に少量の脱泡剤が存在することが見出された。特定の態様では、0.00051%が十分であることがわかった。
他の剥離寿命促進添加剤の場合は、脱泡剤は必要ない。しかし、異なる量及び型の剥離寿命促進添加剤については異なる比率が適切であるが、上述したように、キャリア液体の混合物をやはり用いてもよい。
その結果は、比較的高顔料濃度を有するシアントナーである。
第2の例示的トナーは、960gのNucrel699樹脂(デュポン社によるエチレンメタクリル酸コポリマー)240gのAC5120樹脂Allied Signal社によるエチレンアクリル酸コポリマー)、1800gのイソパール(Isopar)−L(エクソン社)を、150℃に設定された加熱浴により予熱されたロス(Ross)二重遊星ミキサーに充填することにより製造することが出来る。成分は、スピード制御設定3で約1.5時間混合される。スピードは30分間スピード設定6に増加され、加熱は停止され、混合物は、混合を続行しつつファンで冷却される。その結果はペースト状物質である。
971.75gのペースト状物質は、55.66gのヘリオゲン(Helliogen)ブルー顔料、4.14gのヘリオゲン(Helliogen)グリーン顔料、11.5gのステアリン酸アルミニウム(Riedel de Haen社)及び1257gのイソパール−Lとともに、3/16インチのクロム鋼からなる研磨媒体を備える1S研磨機(ユニオンプロセス社)に充填される。この物質は、58℃で約1.5時間粉砕され、次いで45℃で10.5時間粉砕が続行される。その結果物は研磨機から排出され、一定量のイソパールLと混合され、約2%の固形物の作動分散体が形成される。トナーは、電荷制御剤、好ましくは、上で引用した米国特許第5,346,796号に記載され、30重量部のレシチン、30重量部のBBP、及び安定化剤としての15重量部のG3300を含む電荷制御剤を用いて帯電される。イソパール−Lに溶解された電荷制御剤は、トナーの固形分1g当たり約30−40mgの電荷制御剤の固形物の量で溶解される。
上述したように、剥離寿命促進添加剤及び任意の他の添加剤は、液体トナー中の上述の比率を有する添加剤を提供するに充分な量、この混合物に添加される。
その結果物は、高スピード印刷のため、比較的高電圧安定性を有するシアントナーである。他の色については、上述の顔料の代りに適切な顔料が添加される。ブラックトナーの場合、追加の2.5mg/gの安定化剤が添加される。
本発明の一態様では、上述の添加剤を含む液体トナーが添加剤の無いトナーの代わりに使用される。永久静電マスターを提供する感光体の放電又は公知の他の手段のいずれかにより、画像形成面に潜像が形成される。この像は、本発明による液体トナーにより現像され、現像された像を形成する。この像は、従来公知の方法により、この分野で知られているように中間転写媒体に転写され、この中間転写媒体から最終基体に転写される。
本発明の一態様では、トナー分散体の補給のためのキャリア液体もまた提供される。この分野で知られているように、トナー粒子及びキャリア液体は、種々の割合でトナー分散体から除去される。本発明の好ましい態様では、トナー粒子と組み合わされたそれぞれの添加剤の量、及びキャリア液体と組合されたそれぞれの添加剤の量が決定される。この組合せは、トナー分散体から除去される粒子及び液体の割合として定義される。液体について除去される量は、添加剤の主要部であるように思われる。このように、一般に、添加剤の多くは補給キャリア液体についてであろう。トナー濃縮物に存在する添加剤の量は、濃縮物中の液体の量に依存するであろう。このように電荷制御剤を分割するシステムが、米国特許第4,980,259号に示されており、その記載は引用することにより本明細書に含まれるものとする。このように、補給キャリア液体における添加剤の範囲は、それぞれの添加剤の範囲の下端の約80%とその範囲の上端の間である。ある場合には、そり高い値が存在していてもよいが。一般に、その濃度は上述の範囲とほぼ同一の比率である。
本発明の一態様では、補給液体はまた、米国特許第4,980,259号に記載されているように、電荷制御剤を含む。
本発明の一態様では、トナー貯槽中のトナー量がある設定値以下となる時には常に、補給液がトナーに加えられる。トナー濃縮物(キャリア液体及び添加剤を有するトナー粒子、高濃度の粒子)は、貯槽内のトナー中のトナー粒子がある所定のレベル以下になる時に加えられる。
ブランケット故障は、典型的には3つの故障メカニズムにより生ずる。これらは、例えば、縮合又は付加型シリコーン剥離層が使用されるならば、シリコーン剥離層の剥離能力の喪失である。第2は、光沢メモリー(画像の局部的光沢は、その量域が前の印刷における画像であるか又は背景であるかに依存する)であり、第3は剥離層の粘着性により生じたペーパージャムである。本発明者らは、添加剤を含まないトナーに比較して、上述の比率で第1の剥離寿命促進添加剤、第2の剥離寿命促進添加剤及び第3の剥離寿命促進添加剤を含むトナーが使用される時に、50%のブランケット寿命の増加があることを見出した。従来技術において知られているように、第3の添加剤のみの使用は、ブランケット寿命をわずか20%だけ増加させるものと考えられる。
本発明は、実施例により提供され、本発明の範囲を制限することを意図しない、例示的態様の非限定的詳細な説明を用いて説明された。様々な態様からの特徴の組み合わせ、他のトナー物質の使用等を含む、本発明の態様の変形が、当業者において行われるであろう。このように、本発明の範囲は、請求の範囲によってのみ限定される。「備える」、「含む」、「有する」なる語は、包含する意味であって、必ずしもそれらに限定されないことを意味する。

Claims (33)

  1. 0.5〜20重量%の含顔料トナー粒子と、
    液体炭化水素、シリコーン系添加剤、及び電荷制御剤を含むキャリア液体とを含み、
    前記シリコーン系添加剤は、350,000センチストークス以上の粘度を有する液体シリコーン物質、シリコーンガム、酸化プロピレン官能基を有する側基型のシリコーンコポリマー界面活性剤、及び500センチストークス以上の粘度を有するアルキル変性された非反応性シリコーン流体からなる群から選ばれた剥離寿命促進添加剤を含み、前記シリコーン系添加剤は、キャリア液体に対する添加剤の重量で0.001%〜0.1%の割合で存在する液体トナー組成物又はトナー濃縮物。
  2. 液体炭化水素、及びシリコーン系添加剤の混合物を含み、前記シリコーン系添加剤は、350,000センチストークス以上の粘度を有する液体シリコーン物質、シリコーンガム、及び前記炭化水素に対し0.01重量%〜2重量%の割合で存在するアルキル変性された非反応性シリコーン流体をからなる剥離寿命促進添加剤を含む、液体トナーに用いるための組成物。
  3. 液体トナーのための電荷制御剤を更に含む請求項2に記載の組成物。
  4. 前記シリコーン系添加剤は、350,000センチストークス以上の粘度を有する液体シリコーン物質からなる剥離寿命促進添加剤を含む請求項1に記載の組成物。
  5. 前記液体シリコーン物質の粘度は、少なくとも500,000センチストークスである請求項4に記載の組成物。
  6. 前記粘度は、少なくとも1,000,000センチストークスである請求項5に記載の組成物。
  7. 前記粘度は、少なくとも2,000,000センチストークスである請求項6に記載の組成物。
  8. 前記粘度は、2,500,000センチストークスである請求項7に記載の組成物。
  9. 前記液体シリコーン物質は、50,000以上の平均分子量を有する請求項4〜8のいずれかに記載の組成物。
  10. 前記液体シリコーン物質は、130,000以上の平均分子量を有する請求項4〜9のいずれかに記載の組成物。
  11. 前記液体シリコーン物質は、200,000以上の平均分子量を有する請求項5〜10のいずれかに記載の組成物。
  12. 前記液体シリコーン物質は、400,000を越える平均分子量を有する請求項7又は8に記載の組成物。
  13. 前記割合は、0.002%〜0.05%である請求項1、4〜12のいずれかに記載の組成物。
  14. 前記割合は、0.005%〜0.01%である請求項1に記載の組成物。
  15. 前記シリコーン添加剤は、シリコーンガムを含む請求項1に記載の組成物。
  16. 前記シリコーンガムは、ポリジメチルシロキサン鎖を含む請求項15に記載の組成物。
  17. 前記シリコーンガムは、ポリジメチルジフェニルメチルビニルシロキサンガムを含む請求項15又は16に記載の組成物。
  18. 前記シリコーン系添加剤は、10,000〜20,000の分子量、及び500センチストークスの粘度の少なくとも一方を有するアルキル変性された非反応性シリコーン流体からなる剥離寿命促進添加剤を含む請求項1に記載の組成物。
  19. 前記シリコーン系添加剤は、キャリア液体に対し0.01重量%〜2重量%の割合で存在する請求項18に記載の組成物。
  20. 前記非反応性シリコーン流体は、10,000〜20,000の分子量を有する請求項請求項18又は19に記載の組成物。
  21. 前記非反応性シリコーン流体は、500センチストークスの粘度を有する請求項18〜20のいずれかに記載の組成物。
  22. 0.5〜20重量%の含顔料トナー粒子と、
    液体炭化水素、シリコーン系添加剤、電荷制御剤、及び脱泡剤を含むキャリア液体とを含み、
    前記シリコーン系添加剤は、5,000センチストークス以上の粘度を有する液体シリコーン物質、シリコーンガム、酸化プロピレン官能基を有する側基型のシリコーンコポリマー界面活性剤、及び500センチストークス以上の粘度を有するアルキル変性された非反応性シリコーン流体からなる群から選ばれた剥離寿命促進添加剤を含む液体トナー組成物又はトナー濃縮物。
  23. 前記脱泡剤は、キャリア液体に対する脱泡剤中の非揮発性固形分の重量で0.0002〜0.002%の割合で存在する請求項22に記載の組成物。
  24. 前記脱泡剤はゲルを含む請求項22又は23に記載の組成物。
  25. 前記ゲルは微細に粉砕されたゲルである請求項24に記載の組成物。
  26. 前記脱泡剤は、シクロペンタシリコーンとのジメチコーン/ビニルジメチコーン架橋ポリマーを含む請求項22〜25のいずれかに記載の組成物。
  27. 0.5〜20重量%の含顔料トナー粒子と、
    液体炭化水素、シリコーン系添加剤、及び電荷制御剤を含むキャリア液体とを含み、
    前記液体炭化水素は、多量部の第1の液体炭化水素と少量部の第2の炭化水素とを含み、第2の炭化水素は、第1の炭化水素の10%未満の蒸発速度を有し、
    前記シリコーン系添加剤は、5,000センチストークス以上の粘度を有する液体シリコーン物質、シリコーンガム、酸化プロピレン官能基を有する側基型のシリコーンコポリマー界面活性剤、及び500センチストークス以上の粘度を有するアルキル変性された非反応性シリコーン流体からなる群から選ばれた剥離寿命促進添加剤を含む液体トナー組成物又はトナー濃縮物。
  28. 前記第2の液体炭化水素は、第1の炭化水素の2%はそれ以下の割合で存在する請求項27に記載の組成物。
  29. 前記第2の炭化水素は、0.2〜1%の割合で存在する請求項27に記載の組成物。
  30. トナー像が第1の面に形成され、シリコーン剥離層を有する中間転写部材を介して最終基体に転写される印刷方法であって、トナーが請求項1又は請求項4〜29のいずれかに記載の液体トナー組成物であることを特徴とする印刷方法。
  31. 前記剥離寿命促進添加剤が上記印刷中に剥離防御層で剥離層を被覆し、像が転写された後に剥離層上に残留する請求項30に記載の印刷方法。
  32. 前記剥離寿命促進添加剤は、印刷プロセス中に遭遇する温度において実質的に不揮発性である請求項30又は31に記載の印刷方法。
  33. 貯槽中の、請求項1又は請求項4〜29のいずれかに記載の液体トナー組成物の容量を決定すること、及び容量の決定に応じて、液体トナー組成物に請求項2又は3に記載の物質の組成物を添加することを含む、液体トナー印刷機中のトナーを補充する方法。
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