JP4259267B2 - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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本発明は、壁掛けテレビや大型モニターに用いられるプラズマディスプレイパネルに関する。
AC型として代表的な交流面放電型プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと呼ぶ)は、面放電を行う走査電極および維持電極を配列して形成したガラス基板からなる前面板と、データ電極を配列して形成したガラス基板からなる背面板とを、両電極がマトリックスを組むように、しかも間隙に放電空間を形成するように平行に対向配置し、その外周部をガラスフリットなどの封着材によって封着することにより構成されている(例えば、特許文献1)。そして、基板間には、隔壁によって区画された放電セルを設け、この隔壁間の放電セル空間に蛍光体層を形成し、ガス放電によって紫外線を発生させ、この紫外線でR、G、Bの各色の蛍光体を励起して発光させることによりカラー表示を行っている。
このPDPは、1フィールド期間を複数のサブフィールドに分割し、発光させるサブフィールドの組み合わせによって駆動し階調表示を行っている。各サブフィールドは少なくとも初期化期間、アドレス期間および維持期間からなり、画像データを表示するために、初期化期間、アドレス期間および維持期間でそれぞれ異なる信号波形を各電極に印加している。
初期化期間には、例えば、正のパルス電圧をすべての走査電極に印加し、走査電極および維持電極を覆う誘電体層上の保護膜および蛍光体層上に必要な壁電荷を蓄積する。
アドレス期間では、すべての走査電極に、順次負の走査パルスを印加することにより走査し、表示データがある場合、走査電極を走査している間に、データ電極に正のデータパルスを印加すると、走査電極とデータ電極との間で放電が起こり、走査電極上の保護膜の表面に壁電荷が形成される。
続く維持期間では、一定の期間、走査電極と維持電極との間に放電を維持するのに十分な電圧を印加する。これにより、走査電極と維持電極との間に放電プラズマが生成され、一定の期間、蛍光体層を励起発光させる。アドレス期間においてデータパルスが印加されなかった放電空間では、放電は発生せず蛍光体層の励起発光は起こらない。
このようなPDPでは、アドレス期間の放電に大きな放電遅れが発生するためアドレス動作が不安定になる課題や、あるいはアドレス動作を完全に行うためにアドレス時間を長く設定しアドレス期間に費やす時間が大きくなりすぎるといった課題があった。これら課題を解決するために、前面板に補助放電電極を設け前面板側の面内補助放電によって生じたプライミング放電によって放電遅れを小さくするPDPとその駆動方法が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2001−195990号公報 特開2002−297091号公報
しかしながら、これらPDPにおいて、画面を高精細化すると走査電極の数が増加し、1フィールド期間中にアドレス時間に費やす時間が長くなる。そのため、相対的に維持期間に費やすことのできる時間を減らさなければならず、輝度が低くなるといった課題が生じる。さらに、高輝度・高効率化を達成するために、放電ガスであるキセノン(Xe)分圧を上げた場合においても放電開始電圧が上昇するとともに放電遅れが大きくなり、アドレス動作の特性が悪化してしまうという課題があった。したがって、アドレス動作時の放電遅れを小さくしてアドレス時間を短くすることが求められている。
このような要求に対し、従来の前面板面内でプライミング放電を行うPDPは、個々の補助放電セルのサイズが大きくなるため、画像表示を行うための放電セルの距離を縮めることができず、その結果、高精細化が困難であるという課題を有している。また、プライミング放電が前面板の面内で行われるために、隣接する放電セルへ必要以上のプライミング粒子が供給されてクロストークを生じるなどの課題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みなされたものであり、高精細化に好適で、さらにアドレス時の放電遅れを短くして放電特性を安定化させることができ、さらにプライミング放電を安定化させるとともに、PDP構成要素の形状精度を確保し、画像表示品質に優れたPDPを提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明のPDPは、走査電極および維持電極を互いに平行でかつ走査電極−走査電極−維持電極−維持電極となるように2本ずつ交互に配列して配置した第1の基板と、この第1の基板に放電空間を挟んで対向配置されかつ前記走査電極および前記維持電極と交差する方向にデータ電極を配置した第2の基板とを有し、前記第1の基板は、前記走査電極間および前記維持電極間に光吸収層を形成するとともに、前記走査電極間の光吸収層上に一方の走査電極に接続された補助電極を設けた構成とし、前記第2の基板は、前記データ電極を覆うように誘電体層を形成するとともにその誘電体層上に前記走査電極と平行で前記補助電極に対向するようにプライミング電極を形成しかつ前記走査電極および前記維持電極と前記データ電極とで形成される複数の主放電セルおよび前記補助電極と前記プライミング電極とで形成される複数のプライミング放電セルを区画するように隔壁を設けた構成とし、かつ前記隔壁は、下層部の第1層目隔壁と上層部の第2層目隔壁とにより構成するとともに、前記第1層目隔壁により前記プライミング電極を覆うように構成したことを特徴としている。
このような構成によればアドレス時の放電遅れを短くして放電特性を安定化させるとともに、プライミング電極と放電空間との絶縁性を確保してプライミング放電を安定化させるとともに形状精度に優れた隔壁を有するPDPを実現できる。
さらに、隔壁は、データ電極と平行な方向に延びる縦隔壁と、この縦隔壁に交差しプライミング電極と平行な方向に延びる横隔壁とで構成し、プライミング放電セルは相隣り合う前記横隔壁によって構成したことを特徴とする。このような構成によれば、プライミング放電セルを連続した放電セルとしプライミング(放電のための起爆剤=励起粒子)の拡散を促進することができ、さらに隔壁形成時に隔壁の形状精度を保つことができる。
さらに、隔壁は、下層部の第1層目隔壁と上層部の第2層目隔壁とが同一材料であることを特徴とする。このような構成によれば、隔壁形成時の焼成プロセスなどを簡易化できる。
本発明によれば、高精細化に好適で、さらにアドレス時の放電遅れを短くして放電特性を安定化させることができ、さらにプライミング放電を安定化させ画像表示品質に優れたPDPを実現できる。
以下、本発明の実施の形態におけるPDPについて図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるPDPを示す断面図、図2は前面板と背面板とを分解して模式的に示す分解斜視図である。図1に示すように、第1の基板であるガラス製の前面基板1などより構成された前面板50と、第2の基板であるガラス製の背面基板2などより構成された背面板60とが放電空間3を挟んで対向して配置され、その放電空間3には放電によって紫外線を放射するガスとして、ネオン(Ne)およびキセノン(Xe)などが封入されている。
図1、図2に示すように、前面板50の前面基板1上には、走査電極6と維持電極7とで対をなす帯状の電極群が互いに平行となるように配置されている。走査電極6および維持電極7は、それぞれITOからなる透明電極部6a、7aと、この透明電極部6a、7a上に重なるように形成され、かつ導電性を高めるための銀(Ag)などからなる金属電極部6b、7bとから構成されている。また、走査電極6と維持電極7とは、走査電極6−走査電極6−維持電極7−維持電極7・・・となるように2本ずつ交互に配列されている。隣り合う2つの維持電極7の間と走査電極6の間には発光時のコントラストを高めるための光吸収層8が設けられている。走査電極6間の光吸収層8上には補助電極9が設けられており、その補助電極9はPDPの非表示部(端部)で隣り合う走査電極6のうちの一方の走査電極6と接続されている。これら走査電極6、維持電極7、光吸収層8、補助電極9を覆うように前面基板1上にはPb−B系ガラスなどからなる前面板誘電体層4が形成され、さらにその上にMgOなどからなる保護層5が形成されている。
一方、背面板60の背面基板2上には、走査電極6および維持電極7と直交する方向に、複数の帯状のデータ電極10が互いに平行となるように配置され、データ電極10を覆うように誘電体層17が形成されている。誘電体層17上には、走査電極6と平行で前記補助電極9と対向するようにプライミング電極15が形成されている。また、誘電体層17上には、走査電極6および維持電極7とデータ電極10とで形成される複数の主放電セル12および前記補助電極9と前記プライミング電極15とで形成される複数のプライミング放電セル16を区画するためのPb−B系ガラスなどからなる隔壁が形成されている。隔壁は、前面基板1に設けられた走査電極6および維持電極7と直交する方向、すなわちデータ電極10と平行な方向に延びる縦隔壁と、この縦隔壁に交差するように設けて主放電セル12およびプライミング放電セル16を形成する横隔壁とで構成されている。
隔壁は2層の隔壁部材によって構成され、隔壁の下層部である第1層目隔壁111と隔壁の上層部である第2層目隔壁112とにより構成されている。第1層目隔壁111はプライミング電極15を覆ってプライミング放電セル16の下部に設けられた第1横隔壁111bと、第2縦隔壁112aの下部に位置する第1縦隔壁111aとで構成されている
さらに第2層目隔壁112は第1層目隔壁111の上に形成され、第1横隔壁111b上に走査電極6あるいは維持電極7と平行に形成された第2横隔壁112bと、第1縦隔壁111a上に形成された第2縦隔壁112aとで構成されている。つまり、主放電セル12内では第1層目隔壁111がくり抜かれた構成となり、プライミング放電セル16では第1層目隔壁111によってプライミング電極15と放電空間3とが絶縁された構成となっている。
また、プライミング電極15はデータ電極10よりも走査電極6に近い位置に設けられており、主放電セル12の走査電極6とデータ電極10間の放電距離よりも、誘電体層17の厚み分だけ放電距離が短くなるように構成されている。ここで、プライミング放電セル16は、走査電極6−走査電極6−維持電極7−維持電極7・・・の配列となる走査電極6に接続された補助電極9に対向する位置に設けられ、維持電極7に対向する部分は単なる空隙部13となっている。
また、少なくとも主放電セル12の誘電体層17上、および第1層目隔壁111と第2層目隔壁112によって形成される側面部とには希土類蛍光体などからなる蛍光体層14が形成されている。
次に、PDPに画像データを表示させる方法について説明する。PDPを駆動する方法としては、1フィールド期間を発光期間の重みを持った複数のサブフィールドに分割し、発光させるサブフィールドの組み合わせによって階調表示を行っている。各サブフィールドは少なくとも初期化期間、アドレス期間および維持期間からなる。
図3は、本発明におけるPDPを駆動するための駆動波形の一例を示す波形図である。まず、初期化期間において、プライミング電極Pr(図1のプライミング電極15)が形成されたプライミング放電セル(図1のプライミング放電セル16)では、正のパルス電圧をすべての走査電極Y(図1の走査電極6)に印加し、走査電極Yとプライミング電極Prとの間で初期化が行われる。次のアドレス期間においては、プライミング電極Prには正の電位が常に印加される。このため、走査電極Ynに走査パルスSPnが印加されたとき、プライミング電極Prと走査電極Ynとの間でプライミング放電が発生し、主放電セル(図1の主放電セル12)にプライミング粒子が供給される。次に、n+1番目の主放電セルの走査電極Yn+1に走査パルスSPn+1が印加されるが、このときには既にプライミング放電が起こり、プライミング粒子が供給されているため次のアドレス時の放電遅れを小さくできる。なお、ここでは、ある1フィールドの駆動シーケンスのみの説明を行ったが、他のサブフィールドにおける動作原理も同様である。
図3に示す駆動波形において、アドレス期間にプライミング電極Prへ正の電圧Vprを印加することによって、上述した動作をより確実に起こすことができる。なお、アドレス期間にプライミング電極Prへ印加する電圧Vprは、データ電極D(図1のデータ電極10)に印加するデータ電圧Vdの値よりも大きな値に設定するのが望ましい。
このように、プライミング放電セル16においてはプライミング電極15が誘電体層17上に形成されている。したがって、データ電極10とプライミング電極15とは誘電体層17によって絶縁が確保され、プライミング放電とアドレス放電とがお互いに影響を受けずに安定して行える。また、プライミング電極15を誘電体層17上に設け、主放電セル12の放電空間3の高さよりもプライミング放電セル16の放電空間3の高さを小さくしている。そのため、走査電極6に対応する主放電セル12におけるプライミング放電を、アドレス放電の前に確実に安定して発生させることができ、主放電セル12での放電遅れをさらに小さくすることができる。
図1、図2に示すように、プライミング電極15上は、主放電セル12を形成する隔壁の一部を形成する第1層目隔壁111により覆われており、そのため、第1層目隔壁111の厚みは放電空間3の高さの範囲内で自由に設定することが可能である。すなわち、プライミング放電セル16においては、第1層目隔壁111に発生する亀裂や気泡などにより絶縁破壊が起きる場合があり、このような絶縁破壊が発生すると画像表示の際に巨大な輝点を発生し画質を大きく損なってしまうが、一般にこのようなPDPにおいては、放電空間3の高さは100μm前後であり、実施の形態に示すような構成とすれば、第1層目隔壁111の厚みを50μm程度に厚く形成することが可能となるため、プライミング電極15とプライミング放電セル16の放電空間3との間に十分な絶縁性を確保して第1層目隔壁111を形成することが可能であるとともに、第1層目隔壁111の絶縁破壊を確実に防止することが可能となり、高品質な画像表示を実現することができる。
また、さらに、本発明の実施の形態では、主放電セル12においては、データ電極10上の誘電体層17のみとし、データ電極10とプライミング電極15との絶縁性を確保するだけの厚みであればよいため、アドレス放電の放電電圧上昇を抑制して低電圧のアドレス放電を実現することができる。
また、本発明の実施の形態では、プライミング電極15は、主放電セル12を形成する隔壁のうちの第1層目隔壁111により覆う構成であり、そのため第2層目隔壁112の第2縦隔壁112aと第2横隔壁112bの高さが小さくても放電空間3の高さを確保することが可能となる。
図4は比較例としてのPDPを示す断面図であり、縦隔壁と横隔壁の高さが比較的大きく、さらに隣接する横隔壁間に連結部材がない場合の隔壁形成工程において、隔壁形状が変化する様子を模式的に示した図である。図4に示す比較例では、プライミング電極15を覆う誘電体層30が全面に形成されて、隔壁はその誘電体層30上に別部材として構成され、プライミング放電セル16において隣接する比較的高さの高い横隔壁40を連結する部材がなく、主放電セル12が縦隔壁41によって格子状に連結されている。これらの隔壁部材を固化する過程では、特に縦隔壁41の収縮によって、矢印42に示すような応力が発生する。したがって、横隔壁40が倒れこむことによってその形状が維持できなくなり、隣接する放電セル間で放電のクロストークが発生する。
一方、本発明の実施の形態によれば、第2層目隔壁112によって形成される第2横隔壁112bはその高さを小さくすることができるとともに、第1層目隔壁111の第1横隔壁111bがプライミング放電セル16領域で収縮応力に対する補強部材の役割を果たす。そのため、隔壁の固化過程で発生する応力によって隔壁の形状精度が損なわれるなどの課題を解決することが可能となる。したがって、プライミング放電セル16では、形状精度を確保するために隣接する第2横隔壁112bを連結する縦隔壁を設ける必要がないため、プライミング粒子の連続通路を形成することができ、大画面サイズでも画面全領域にわたって安定したプライミング粒子の供給が可能となる。
なお、本発明の実施の形態におけるPDPは、次のような方法によって製造可能である。すなわち、隔壁を形成する材料としてガラス粉末と感光性有機物とを混合した感光性ペースト材料を用い、誘電体層17上にプライミング電極15を形成した上に、第1層目隔壁111の材料を塗布乾燥して所定形状のパターン露光をする。次に、第2層目隔壁112の材料を塗布乾燥して所定形状のパターン露光をする。その後、第1層目隔壁111と第2層目隔壁112とを同時に現像し、その後同時に焼成固化する。このように本発明の実施の形態によれば、第1層目隔壁111と第2層目隔壁112とを同じ材料を用いることによって、同時現像、同時焼成などが可能となり工数を短縮化した製造方法で形状精度に優れたPDPを実現することが可能となる。
本発明に係わるPDPは、高精細化に好適で、さらにアドレス時の放電遅れを短くして放電特性を安定化させることができ、さらにプライミング放電を安定化させ画像表示品質に優れ、壁掛けテレビや大型モニターなどのディスプレイ装置に有用である。
本発明の実施の形態におけるPDPを示す断面図 同PDPを模式的に示す分解斜視図 同PDPを駆動するための駆動波形の一例を示す波形図 本発明との比較例としてのPDPを示す断面図
符号の説明
1 前面基板
2 背面基板
3 放電空間
4 前面板誘電体層
5 保護層
6 走査電極
6a,7a 透明電極部
6b,7b 金属電極部
7 維持電極
8 光吸収層
9 補助電極
10 データ電極
12 主放電セル
13 空隙部
14 蛍光体層
15 プライミング電極
16 プライミング放電セル
17 誘電体層
30 誘電体層
40 横隔壁
41 縦隔壁
50 前面板
60 背面板
111 第1層目隔壁
111a 第1縦隔壁
111b 第1横隔壁
112 第2層目隔壁
112a 第2縦隔壁
112b 第2横隔壁

Claims (3)

  1. 走査電極および維持電極を互いに平行でかつ走査電極−走査電極−維持電極−維持電極となるように2本ずつ交互に配列して配置した第1の基板と、この第1の基板に放電空間を挟んで対向配置されかつ前記走査電極および前記維持電極と交差する方向にデータ電極を配置した第2の基板とを有し、前記第1の基板は、前記走査電極間および前記維持電極間に光吸収層を形成するとともに、前記走査電極間の光吸収層上に一方の走査電極に接続された補助電極を設けた構成とし、前記第2の基板は、前記データ電極を覆うように誘電体層を形成するとともにその誘電体層上に前記走査電極と平行で前記補助電極に対向するようにプライミング電極を形成しかつ前記走査電極および前記維持電極と前記データ電極とで形成される複数の主放電セルおよび前記補助電極と前記プライミング電極とで形成される複数のプライミング放電セルを区画するように隔壁を設けた構成とし、かつ前記隔壁は、下層部の第1層目隔壁と上層部の第2層目隔壁とにより構成するとともに、前記第1層目隔壁により前記プライミング電極を覆うように構成したことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 隔壁は、データ電極と平行な方向に延びる縦隔壁と、この縦隔壁に交差しプライミング電極と平行な方向に延びる横隔壁とで構成し、プライミング放電セルは相隣り合う前記横隔壁によって構成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 隔壁は、下層部の第1層目隔壁と上層部の第2層目隔壁とが同一材料であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
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