JP4259206B2 - 缶基体成形装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、有底筒状のカップに絞り加工及びしごき加工を施し、缶基体を形成する缶基体成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、飲料用の缶は、純Al,またはAl合金からなる素板を円形状に打ち抜き、これを絞り加工して有底筒状のカップを形成した後、このカップに再絞り、しごき加工を施すことにより、有底筒状の缶基体を形成し、その後、この缶基体の開口部に、トリミング加工、ネッキング加工、及びフランジ加工等を施し、肩部及びフランジ部を形成し、そして、このフランジ部に缶蓋を巻締めて形成されている。
【0003】
ここで、カップに再絞り、しごき加工を施し、缶基体を形成する缶基体成形装置として従来から下記特許文献1に開示されている構成が知られている。
このような缶基体成形装置100は、図2に示すように、円形の貫通孔101aを有する1枚の再絞りダイ101と、この再絞りダイ101と同軸上に配設され、円形の貫通孔103a、105a、107aを有する3枚のしごきダイ(アイオニングダイ)103、105、107と、各貫通孔101a〜107aに嵌合可能で、かつ、軸線方向に進退可能に支持された円筒状のパンチ部109と、このパンチ部109が嵌合された円筒状のカップホルダスリーブ111とを備えている。各アイオニングダイ103〜107の後方(図2の左方)には、パイロットリング113が配設され、缶が各ダイから外れたときの衝撃によって、パンチ部109が各ダイに接触することを防止している。
【0004】
この装置100による再絞り、しごき加工は、まず、前工程で形成された有底筒状のカップ115を、パンチ部109と再絞りダイ101との間に、これらパンチ部109及びダイ101と同軸上に配置し、その後、カップホルダスリーブ111及びパンチ部109を前進させる。これにより、図2に2点鎖線で示すように、カップ115の外面側底面が、カップホルダスリーブ111により再絞りダイ101の一方の端面101b上に押付けられ、さらに、パンチ部109を前進させることにより、カップ115が再絞りダイ101の貫通孔101a内に押込まれる。これにより、カップ115に再絞り加工が施され、その後、さらに、パンチ部109を前進させることにより、各アイオニングダイ103〜107により、しごき加工を順次施し、カップ115を有底筒状の缶基体に成形する。
【0005】
ところで、この缶基体成形装置100は、一般に横置き型とされているため、パンチ部109が前進移動した際、パンチ部109は自重により撓み易くなっている。従って、各ダイ101,103,105,107とパンチ部109とが同軸上に配設されているにも拘わらず、缶基体を高精度に成形することが困難であるという問題があった。例えば、缶基体の肉厚が周方向で異なったり、ときには、缶基体の胴体部に破れが生ずる場合もあった。
【0006】
このような問題を解決するための手段として、パンチ部109の軽量化を図ることが考えられ、このような構成として、図3に示すようなものが考えられる。すなわち、パンチ部109を、円筒状に形成されたスリーブ120と、このスリーブ120の内部に配設されるとともに、パンチ部109を軸線方向に進退駆動させる図示しない駆動手段と連結されたシャンク121とを備えた構成である。そして、シャンク121の先端部に形成された雄ねじ部に、固定ナット123を螺着することにより、固定ナット123の一方の端面123aを、スリーブ120の内部における先端部に形成されたナット取付座面120aに押圧し、かつ、シャンク部121の軸線方向後方側に配設され、この後端が図示しない駆動手段と連結された大径部124の先端面124aを、スリーブ120の後端面120bに押圧し、これにより、シャンク121がスリーブ120の内部に固定状態で配設されるものである。
【0007】
このようなパンチ部109においては、スリーブ120の内部に、シャンク121の外表面を支持する支持部120bの他に、この支持部120bより大径の空隙部122を形成することができるので、この空隙部122の体積分だけ、パンチ部109の軽量化を図ることができるようになっている。
【0008】
しかしながら、このようなスリーブ120においては、図3に示すように、各空隙部122の軸線方向端部122a及びナット取付座面120aの周縁部が応力集中部となり、また、この応力集中部としての前記端部122a及びナット取付座面120aの周縁部は、肉厚が薄くなっているので、この端部122aに破損が生じ易いという強度上の問題が考えられる。
また、シャンク121とスリーブ120との同軸度を高精度とするための、組立て調整工数の増大を招来するという問題が考えられる。
さらに、前記同軸度を確保できていない状態で、缶基体を成形すると、前述したパンチ部109の撓みが発生した場合と同様に、缶基体を高精度に成形することが困難になるという問題と、スリーブ120に偏荷重、すなわち周方向における所定位置に異常に大きな負荷が作用し、前記端部122a及びナット取付座面120aの周縁部に、破損がさらに容易に発生するという問題が考えられる。
さらにまた、シャンク121は、固定ナット123が取付座面120aを押圧することにより、スリーブ120の内部に固定状態で配設されるので、この取付座面120aの周縁部には、前記端部122aより大きな負荷が作用することになり、特に、破損が生じ易くなることが考えられる。
【0009】
【特許文献1】
特開平11−226684号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、パンチ部の軽量化を図ることにより、缶基体を高精度に形成することが可能になるとともに、このような構成においても、パンチ部の破損発生を抑制することができる缶基体成形装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
軸線方向に進退可能に支持されたパンチ部と、該パンチ部と同軸上に配設されたリング状のダイスとを備え、前記パンチ部が、同軸上に配置された有底筒状のカップ内部に挿入され、軸線方向に前進することにより、前記カップの外表面を前記ダイスによりしごくとともに、当該カップを絞り、缶基体を成形する缶基体成形装置であって、前記パンチ部は、円筒状のスリーブと、該スリーブの内部に挿入されたシャンクとを備え、前記スリーブは、その内部に、前記シャンクの外表面を支持する複数の支持部を備えるとともに、先端部に前記支持部より大径の第1の空隙部と、前記支持部同士の間に、当該支持部より大径とされた第2の空隙部とを備え、前記シャンクは先端部に雄ねじ部を備え、前記スリーブの第1の空隙部内で、該雄ねじ部に固定ナットを螺着することにより、該固定ナットの一方の端面を、前記第1の空隙部に形成されたナット取付座面に当接させて、前記シャンクが前記スリーブの内部に固定される構成とされ、前記固定ナットの一方の端面における少なくとも周縁部は、当該固定ナットの厚さが、径方向内方位置から周縁に向かうに従い漸次薄くなるテーパ面とされ、前記ナット取付座面は、前記固定ナットの前記テーパ面と略一様に当接するように、当該スリーブの内表面から、前記スリーブの後方に向かうに従い漸次離間するテーパ面とされ、前記第2の空隙部は、軸線方向の端部における当該スリーブの肉厚が、この端面に向かうに従い漸次厚くなるように、該スリーブの内表面から、この端面に向かうに従い漸次離間するテーパ面とされていることを特徴とする。
【0012】
この発明に係る缶基体成形装置によれば、スリーブが第1の空隙部を備えているので、パンチ部の軽量化を図ることが可能になるとともに、このような構成においても、ナット取付座面における周縁部の肉厚を十分に確保することが可能になり、これにより、前記周縁部における破損発生を抑制することができるようになる。すなわち、第1の空隙部のナット取付座面には、固定ナットにより押圧力が作用し、かつ、前記周縁部は応力が集中する構成となっているので、この周縁部は破損し易くなっているが、この周縁部における肉厚を十分に限確保することが可能になるので、この破損発生を抑制することが可能になる。
【0013】
また、ナット取付座面及び固定ナットの一方の端面がテーパ面となっているので、シャンクをスリーブの内部に挿入した状態で、シャンク先端部の雄ねじ部に固定ナットをねじ込むと、この過程において、シャンクの軸線をスリーブの軸線に徐々に一致させるように、固定ナットの前記テーパ面をナット取付座面により案内させることが可能になり、従って、シャンクとスリーブとを高精度な同軸度で容易に組立てることができるようになる。
さらに、ナット取付座面及び固定ナットの一方の端面の周縁部がテーパ面となっていることから、固定ナットをシャンクの雄ねじ部に螺着した際、固定ナットのテーパ面には、スリーブのナット取付座面から径方向内方の力が作用することになるとともに、このナット取付座面には、固定ナットのテーパ面から径方向外方の力が作用することになり、これにより、固定ナットの緩みに対する摩擦力の増大を図ることができ、固定ナットの緩みを防止することも可能になる。
【0015】
そして、第2の空隙部を備えているので、パンチ部のさらなる軽量化を図ることができ、また、この空隙部の端部が前記テーパ面とされているので、この端部における肉厚を十分に確保することが可能になり、これにより、第2の空隙部における破損発生を抑制することができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る缶基体成形装置の実施形態を図面を参照しながら説明するが、この装置の全体構成は前述と略同一であるので、当該同一部分については説明を省略し、異なる点、すなわちパンチ部について詳細に説明する。
このパンチ部1は、図1に示すように、スチールまたは超硬合金等により円筒状に形成されたスリーブ2と、このスリーブ2の内部に配設された円柱状のシャンク3と、このシャンク3をスリーブ2の内部に固定する固定ナット4とを備えている。
【0017】
スリーブ2は、その内部に、シャンク3の外表面を支持する支持部5と、この支持部5より大径とされた空隙部6,7とを備え、これら支持部5及び空隙部6,7は、パンチ部1の軸線O上に同軸的に形成されるとともに、この軸線O方向に連通状態で形成されている。空隙部6,7のうち、第1の空隙部6は、スリーブ2の先端部に形成され、軸線O方向後方側、すなわち図1における右方に向かって、3個の第2の空隙部7が各々、支持部5を介して連設されている。そして、このスリーブ2の軸線O方向前方側端面、すなわち、先端面2aに第1の空隙部6が開口し、軸線O方向後方側端面、すなわち、後端面2bに支持部5が開口している。
【0018】
第1の空隙部6は、軸線O方向後方側の端面6aが、この軸線O方向後方に向かうに従い径方向内方に延びるテーパ面とされ、換言すれば、この端面6aは、軸線O方向後方側に向かうに従い漸次、スリーブ2の内表面から離間し、この肉厚が増加するテーパ面とされている(以下、この端面6aを「ナット取付座面6a」という)。
【0019】
第2の空隙部7は、軸線O方向前方側の端面7aが、この前方に向かうに従い径方向内方に延びるテーパ面とされ、また、軸線O方向後方側の端面7bが、この後方に向かうに従い径方向内方に延びるテーパ面とされている。すなわち、これらの端面7aまたは7bは、軸線O方向前方または後方に向かうに従い漸次、スリーブ2の肉厚が増加するようにスリーブ2の外表面から離間するテーパ面とされている。
【0020】
シャンク3は、図示しない駆動手段と連結されて軸線O回りに回転可能に支持される後端部3bから、軸線O方向前方に向かって順次小径となる多段円柱状に形成され、最も小径とされた軸線O方向前方側端部,すなわち先端部に雄ねじ部3aが形成されている。
この雄ねじ部3aに螺着された固定ナット4は、一方の端面4aにおける周縁部が、径方向内方位置からこの周縁に向かうに従い漸次このナット4の厚さが薄くなるテーパ面4bとされている。
【0021】
以上のように構成されたスリーブ2,シャンク3,及び固定ナット4は、次のようにして組立てられパンチ部1が構成される。
すなわち、まず、スリーブ2の後端面2bに開口している支持部5から、シャンク3の先端部を挿入し、その後、このシャンク3の先端部を支持部5,及び第2の空隙部7を通過させて、第1の空隙部6に至らせるとともに、シャンク後端部3bの先端面3cをスリーブ2の後端面2bと当接させる。
【0022】
その後、スリーブ2の先端面2aに開口している第1の空隙部6から固定ナット4を、このナット4の一方の端面4aから挿入するとともに、この表面4aに開口している図示しない雌ねじ部を、シャンク3の雄ねじ部3aの先端から螺着する。
この際、固定ナット4のテーパ面4b、及び第1の空隙部6のナット取付座面6aは、前述のように傾斜して形成されているので、固定ナット4をシャンク3の雄ねじ部3aにねじ込んでいくと、この過程において、シャンク3の軸線をスリーブ2の軸線に徐々に一致させるように、固定ナット4のテーパ面4bがナット取付座面6aにより案内される。
【0023】
また、固定ナット4の前記ねじ込みの過程において、固定ナット4は、テーパ面4bがスリーブ2のナット取付座面6aにより軸線O方向後方側への移動が拘束されているので、シャンク3は軸線O方向前方側に移動しようとするが、シャンク後端部3bの先端面3cがスリーブ2の後端面2bと当接しているので、シャンク3の前記移動は、スリーブ2の後端面2bにより拘束されることになる。従って、シャンク3は、後端部3bの先端面3cから軸線O方向前方側が引張された状態で、スリーブ2の内部に固定されることになる。
【0024】
以上のように構成されたパンチ部1において、スリーブ2を軸対称四辺形1次要素としてモデル化し、このモデル化されたパンチ部に軸線O方向に静荷重を加え、この際に、ナット取付座面6aの周縁部に発生する応力値をシミュレートした。比較例として、図3に示すパンチ部109において、スリーブ120を同様にしてモデル化し、このナット取付座面120aの周縁部に発生する応力値を同様にシミュレートした。その結果、本実施形態によるスリーブ2に発生する応力値が、比較例によるスリーブ120に発生する応力値と比べて約15%削減できたことが確認できた。
【0025】
以上説明したように、本実施形態による缶基体成形装置によれば、スリーブ2が空隙部6,7を備えているので、パンチ部1の軽量化を図ることが可能になるとともに、このような構成においても、ナット取付座面6aにおける周縁部の肉厚を十分に確保することが可能になり、これにより、この周縁部における破損発生を抑制することができるようになる。すなわち、第1の空隙部6のナット取付座面6aには、固定ナット4により押圧力が作用し、かつ、前記周縁部は応力が集中する構成となっているので、この周縁部は破損し易くなっているが、この周縁部における肉厚を十分に確保することが可能になるので、この破損発生を抑制することが可能になる。
【0026】
また、ナット取付座面6a及び固定ナット4の一方の端面4aの周縁部がテーパ面4bとなっているので、シャンク3をスリーブ2の内部に挿入した状態で、シャンク先端部の雄ねじ部3aに固定ナット4をねじ込んでいくと、この過程において、スリーブ2の軸線をシャンク3の軸線に徐々に一致させるように、固定ナット4のテーパ面4bをナット取付座面6aにより案内させることが可能になり、従って、シャンク3とスリーブ2とを高精度な同軸度で容易に組立てることができるようになる。
【0027】
さらに、ナット取付座面6a及び固定ナット4の一方の端面4aの周縁部がテーパ面形状となっていることから、固定ナット4をシャンク3の雄ねじ部3aに螺着した際、固定ナット4のテーパ面4bには、スリーブ2のナット取付座面6aから径方向内方の力が作用することになるとともに、ナット取付座面6aには、固定ナットのテーパ面4bから径方向外方の力が作用することになり、これにより、固定ナット4の緩みに対する摩擦力の増大を図ることができ、固定ナット4の緩みを防止することも可能になる。
【0028】
また、スリーブ2は、第2の空隙部7を備えているのでパンチ部1のさらなる軽量化を図ることができ、また、この空隙部7の軸線O方向における両端部がテーパ面7a,7bとされているので、この端部における肉厚を十分に確保することが可能になり、これにより、第2の空隙部7における破損発生を抑制することができるようになる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る缶基体成形装置によれば、スリーブが第1,第2の空隙部を備えているので、パンチ部の軽量化を図ることが可能になるとともに、このような構成においても、第1の空隙部に形成されたナット取付座面における周縁部の肉厚を十分に確保することが可能になり、これにより、前記周縁部における破損発生を抑制することができるようになる。
【0030】
また、取付座面及び固定ナットの一方の端面がテーパ面となっているので、シャンクとスリーブとを高精度な同軸度で容易に組立てることができるようになる。さらに、取付座面及び固定ナットの一方の端面がテーパ面となっていることから、固定ナットの緩みを防止することも可能になる。そして、第2の空隙部を備えているので、パンチ部のさらなる軽量化を図ることができ、また、この空隙部の端部がテーパ面とされているので、第2の空隙部における破損発生を抑制することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態において、缶基体成形装置のパンチ部の拡大断面図である。
【図2】 本発明に係る一実施形態、及び本発明に係る従来例において、缶基体成形装置を示す概略構成図である。
【図3】 本発明に係る従来例において、缶基体成形装置のパンチ部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 パンチ部
2 スリーブ
3 シャンク
3a 雄ねじ部
4 固定ナット
4a 固定ナットの一方の端面
4b 固定ナットのテーパ面
5 支持部
6 第1の空隙部
6a ナット取付座面
7 第2の空隙部
7a,7b 第2の空隙部の軸線方向における端面
100 缶基体成形装置
101,103,105,107 ダイス
115 カップ
O 軸線
Claims (1)
- 軸線方向に進退可能に支持されたパンチ部と、該パンチ部と同軸上に配設されたリング状のダイスとを備え、
前記パンチ部が、同軸上に配置された有底筒状のカップ内部に挿入され、軸線方向に前進することにより、前記カップの外表面を前記ダイスによりしごくとともに、当該カップを絞り、缶基体を成形する缶基体成形装置であって、
前記パンチ部は、円筒状のスリーブと、該スリーブの内部に挿入されたシャンクとを備え、
前記スリーブは、その内部に、前記シャンクの外表面を支持する複数の支持部を備えるとともに、先端部に前記支持部より大径の第1の空隙部と、前記支持部同士の間に、当該支持部より大径とされた第2の空隙部とを備え、
前記シャンクは先端部に雄ねじ部を備え、前記スリーブの第1の空隙部内で、該雄ねじ部に固定ナットを螺着することにより、該固定ナットの一方の端面を、前記第1の空隙部に形成されたナット取付座面に当接させて、前記シャンクが前記スリーブの内部に固定される構成とされ、
前記固定ナットの一方の端面における少なくとも周縁部は、当該固定ナットの厚さが、径方向内方位置から周縁に向かうに従い漸次薄くなるテーパ面とされ、
前記ナット取付座面は、前記固定ナットの前記テーパ面と略一様に当接するように、当該スリーブの内表面から、前記スリーブの後方に向かうに従い漸次離間するテーパ面とされ、
前記第2の空隙部は、軸線方向の端部における当該スリーブの肉厚が、この端面に向かうに従い漸次厚くなるように、該スリーブの内表面から、この端面に向かうに従い漸次離間するテーパ面とされていることを特徴とする缶基体成形装置。
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