JP4259137B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車、オートバイ、農機、建機、船舶等の移動体に搭載され、様々な情報を利用者に表示する表示装置に関し、特にバックライトが不要な自発光型の表示パネル(自発光型表示素子)を用いた表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の表示装置に搭載される表示素子として、液晶パネルが用いられてきたが、最近ではELパネル、特に有機ELパネルが注目されている。有機ELパネルは、例えば下記特許文献1に記載されているように、ドットマトリクス式の発光部によって画素を形成するものと、下記特許文献2に記載されているように、セグメント式の発光部によって画素を構成するものがあり、両タイプとも有機層をITO(indium tin oxide)等からなる透明電極とアルミニウム等からなる金属性の不透明電極で挟持して画素を構成している。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−142432号公報
【0004】
【特許文献2】
特開2001−093665号公報
【0005】
これら有機ELパネルは、バックライトが不要で消費電極が小さく、薄型化や軽量化が可能なこと、自発光であるため視野角が広い等のメリットを有している。
【0006】
一方、前記移動体に搭載される表示装置にあっては、限られたサイズの表示パネルに多種多様な情報を並列または切換表示することが要求されており、例えば重要もしくは緊急度の高い情報を表示するに際して、利用者の注意を引きつけるため、表示情報の発光色を変更させる要望も強い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、有機、無機に限らずELパネルの発光色調は、有機層によって決まり、画素の発光色を変更するのは容易とは言えない。フルカラーあるいはマルチカラー発光が可能なELパネルも開発されているが、高価であり、技術的な問題点も多い。
【0008】
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、安価でありながら、色による注意喚起力を向上させることが可能な表示パネルを提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、単一色で発光する画素にて表示画面上に所定情報を表示する自発光型表示素子と、この自発光型表示素子の前記画素の発光色とは異なる色で発光する光源と、この光源からの光を受けて発光し前記表示画面の周囲に前記画素の発光色とは異なる色の付加発光部を形成する透光部材とを備え、この透光部材が前記表示画面上を覆う第1の透光部と前記付加発光部を形成する第2の透光部とを備えており、前記第2の透光部に透光部材内に導入された光を反射することにより前記付加発光部を形成する微細な凹凸からなる乱反射部を形成したことを特徴とする。
【0011】
また本発明は、前記光源が前記自発光型表示素子を作動させる回路基板上に搭載されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明による表示装置を自動車用計器の一部に組み込んだ例を説明する。図1から図6は本発明の実施形態を示し、図1は自動車用計器の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は有機ELパネルの正面図、図4は図2の要部を拡大して示す断面図、図5は本実施形態による表示装置のブロック図、図6は本実施形態による表示装置の表示内容を示す正面図である。
【0013】
本実施形態による自動車用計器は、図1に示すように、速度計SP、回転計TA、燃料計FU、水温計TEでなる指針式表示装置と、速度計SPと回転計TAとの間に配置された表示装置DPとで構成されている。
【0014】
表示装置DPは、図2に示すように、有機ELパネル(自発光型表示素子)1と、この有機ELパネル1の表示動作を制御する制御回路素子2及び後述する光源を搭載した回路基板3と、有機ELパネル1の前方に配置された透光部材4と、この透光部材4を発光させる例えば発光ダイオードからなる光源5とで構成され、その表示面が速度計SP、回転計TA、燃料計FU、水温計TEを露出する遮光性の計器盤Pの窓部Wに臨むむように配置されている。なお自発光型表示素子としては、有機ELパネル1の他、無機ELパネルや蛍光表示管(VFD)等を適用できる。
【0015】
有機ELパネル1は、図3,図4に示すように、一対の透光性基板11と、透光性の第1電極ライン(第1の電極)12と、絶縁層13と、リブ(隔壁)14と、有機層(有機EL層)15と、金属膜からなる第2電極ライン(第2の電極)16とから主に構成される。
【0016】
透光性基板11は、長方形形状の透明ガラス材からなり、電気絶縁性の支持基板(図中、上側)と、封止基板(図中、下側)とで構成される。
【0017】
第1電極ライン12は、ITO等の透光性導電材料によって形成され、蒸着法やスパッタリング法等の手段によって透光性基板1上に電極膜を形成した後、フォトリソグラフィー法等によって陽極ライン(第1の電極ライン)12aと陽極端子12bとを形成するものである。陽極ライン12aは、表示画面17内において、透光性基板11の長手方向に対して所定間隔で、かつ列状に複数形成されている。陽極端子12bは、各陽極ライン12aに連続して設けられるもので、透光性基板11の1辺に集中して配列される。
【0018】
絶縁層13は、例えばポリイミド系の電気絶縁性材料から構成され、第1電極ライン12と第2電極ライン16との間に位置するように第1電極ライン12上に形成され、両電極ライン12,16の短絡を防止するとともに、発光部分(後述する画素)の輪郭を明確にするものである。
【0019】
リブ14は、例えばフェノール系の電気絶縁性材料からなり、絶縁層13上に形成される。リブ14は、その断面が逆台形形状等のオーバーハング形状となるようにフォトリソグラフィー法等の手段によって形成されてなるものである。また、リブ14は、陽極ライン12aと直交する方向に等間隔にて複数形成される。リブ14は、その上方から蒸着法やスパッタリング法等によって有機層15及び第2電極ライン16となる金属膜を形成する場合にオーバーハング形状によって有機層15及び前記金属膜が段切れを起こす構造を得るものである。
【0020】
有機層15は、陽極ライン12a上に正孔注入層,正孔輸送層,有機層及び電子輸送層を蒸着法やスパッタリング法等の手段によって順次積層形成してなるものである。なお、有機層15は、陽極ライン12a及びリブ14上に形成されるものであるが、リブ14によって段切れが生じリブ14の上面に積層されるものがある。
【0021】
第2電極ライン16は、アルミニウム(AL)やマグネシウム銀(Mg:Ag)等の金属性導電性材料を用い、これら材料をスパッタリング法や蒸着法等の手段により形成することで得られるものであり、前記材料にて形成される金属膜が有機層15と同様にリブ14によって段切れが生じ、有機層15上に積層されるものとリブ14上に積層されるものとに区分けされ、有機層15上に積層されたものが第2電極ライン16となる。なお、第2電極ライン16は、第1電極ライン12よりも導電率が高い。また第2電極ライン16は、表示領域17内において第1電極ライン12の陽極ライン12aに直交(交差)しマトリクス状の発光部分を得るための陰極ライン16aと、陰極ライン16aと電気的に接続し、第1電極ライン12と同材料にて形成される陰極端子16bとを備えている。陰極端子16bは、透光性基板1の一辺(陽極ライン12aが引き出し形成された辺とは異なる辺)に集中して配列される。
【0022】
また陽極端子12b及び陰極端子16bは、異方性導電膜等の接続部材を介してフレキシブルプリント配線FPCの一端と電気的に接続され、フレキシブルプリント配線FPCの他端は、回路基板3に電気接続される。この回路基板3には、発光部分の発光・消灯状態を制御・駆動する前記の制御回路素子2が実装されている。そしてマトリクス状を呈する陽極ラインと12aと陰極ライン16aとに有機層15が挟持されてなる発光部分は、制御回路素子2を通じてそれぞれのライン12a,16aへ電気供給が選択的に行われることによって、その選択された発光部分がドット状の画素18として発光し、自動車用表示装置として必要な所定情報(表示内容)、例えば計測情報としては、走行距離、車間距離、外気温を表示し、警報情報としては、シートベルト警報、水温警報、給油警報を発光表示する。
【0023】
なお画素18の発光色は、本実施形態では単一色(例えば青緑色)に固定され、走行距離、車間距離、外気温からなる計測情報(所定情報)を数値にて表示(一例として図6中、左上の「ODO」「456789」参照)できるようにそれらの発光状態が制御されると共に、シートベルト警報、水温警報、車間距離警報、給油警報、外気温警報からなる警報情報を絵柄マークMにて表示(一例として図6中、絵柄マークM参照)できるように発光状態が制御され、このような計測情報、警報情報を形成する画素18は、透光部材4及び窓部Wを通じてそのままの色で利用者に視認される。なお、計測情報は後述するスイッチにより切換(選択)可能に構成され、また警報情報は、利用者に注意力を喚起すべき状況(警報状態)が生じたときのみ表示される。また表示画面17内において発光しない画素18は、黒色に視認されるが、所定情報を発光表示できれば、ネガ・ポジは反転してもよい。
【0024】
透光部材4は、例えば無色透明な合成樹脂からなり、有機ELパネル1の表示画面18上を覆う第1の透光部41と、この第1の透光部の周囲に位置する第2の透光部42と、光源5からの光を受光する受光部43と、この受光部43に導入した光を第2の透光部42側に反射する第1の反射部44とを備える。
【0025】
第1の透光部41は、有機ELパネル1の表示画面18に沿って延びる板状部分からなり、その表面は僅かに突状に湾曲しており、また背面側は、表示画面18と平行に延びており、ELパネル1によって計測情報及び警報情報を形成する光を透過するようになっている。
【0026】
この第1の透光部41は、有機ELパネル1を保護する機能に加えて、その厚みによって計測情報及び警報情報の見え方に透明な奥行き感を付与する機能も有している。
【0027】
第2の透光部42は、第1の透光部41と連続しその周縁部を形成するもので、その背面には、第1の反射面44に対向する第2の反射面45が形成され、この第2の反射面45には、マット加工またはシボ付け加工等の適宜手段により形成される微細な凹凸部でなる乱反射部46が形成されている。そして受光部43を通じて透光部材4内に導入された光は、第2の反射面45(乱反射部46)で前方側(利用者側)に反射され、これにより表示画面18の周囲に、ここでは枠状の付加発光部47(図6参照)を形成するものである。
【0028】
ここで、光源5の発光色は、画素18の発光色とは異なる例えば赤色に設定され、表示画面18の周囲を取り巻く付加発光部47を形成する。なお、光源5の光は、透光部材4の全体に導入されるが、第2の反射面45(乱反射部46)部分が集中的に光輝し、光源5の赤色光と画素18の青緑光との色干渉は目立たない。特に本実施形態では、乱反射部第1の透光部41と表示画面17との間に空間部Sを設けており、この空間部Sによっても色干渉を抑制するようにしている。
【0029】
次に図5に従って本例によるシステム構成を説明する。図5においてセンサ群100は、具体的には走行距離センサ(速度センサ)、車間距離センサ、外気温センサ、シートベルトセンサ、水温センサ、車間距離センサ、給油センサからなり、それぞれの計測対象に応じた検出信号をマイクロコンピュータ110に出力する。
【0030】
マイクロコンピュータ110は、CPU(演算処理部)、RAM,ROM等の記憶部とを含み、CPUはセンサ群100からの信号を記憶部に格納されたプログラムに従って処理し、後段のドライバ120に、有機ELパネル1に各検出対象に応じて表示を行わせるための制御信号を出力する。なお本例の場合、マイクロコンピュータ110とドライバ120とで制御回路素子2が構成されるものとしたが、ドライバ120だけで制御回路素子2を構成してもよい。またマイクロコンピュータ110は、専用のものを用いなくとも、自動車用計器を制御するマイクロコンピュータ(図示しない)と兼用してもよい。
【0031】
ドライバ120は、マイクロコンピュータ110からの制御信号に応じて、画素18を駆動し、各検出対象に応じた表示動作(計測情報及び警報情報の表示)を有機ELパネル1に行わせる。
【0032】
またマイクロコンピュータ110は、利用者がスイッチSWを操作することにより、計測情報の種別を切換表示可能とし、さらにセンサ群100からの検出信号に基づいて警報条件が成立したと判断すると、有機ELパネル1に警報情報を表示させると共に、光源5を発光させ、付加発光部47を形成させる。
【0033】
次に図6に基づいて絵柄マークMからなる警報情報と共に付加発光部47が発光表示される場合を例として、表示例を説明する。
【0034】
マイクロコンピュータ110は、センサ群100のうち、前記シートベルトセンサの検出信号に基いて警報条件が成立した場合(図示しないシートベルトを利用者が締め忘れた場合)有機ELパネル1の表示画面17内に絵柄マークMからなる警報情報を表示させる。この絵柄マークMの発光色は本実施形態では、有機層5を通じて出射される光の色と同じ青緑色である。なおこの状態において表示領域7の左上には、「ODO」「456789」からなる走行距離情報も表示されており、走行距離情報も絵柄マークMと同様に発光色は青緑色である。
【0035】
またマイクロコンピュータ110は、前記警報条件が成立した場合、絵柄マークMの表示と同時に光源5を発光させて表示画面17の周囲に付加発光部47を形成させる。この付加発光部47の発光色は、前記のように画素18の発光色とは異なる赤色であり、且つ警報条件が成立した場合にだけ発光表示されるため、利用者の注意力を喚起するものである。
【0036】
なお、この際、光源5を断続的に点灯(点滅)させることにより、付加発光部47を断続的に発光させてもよく、このようにすることで、より一層、注意喚起性を高めることができる。また本例では、輪郭パターンRを破断することなく連続して表示画面17を取り巻く四角帯形状に設定したが、表示画面17に隣接して利用者の注意力を喚起することができれば、その形状は任意であり、例えば表示画面17の一辺に隣接する単なる直線や波線、破線形状であってもよい。
【0037】
以上のように、本実施形態によれば、単一色で発光する画素18にて表示画面17上に計測情報及び警報情報(所定情報)を表示する有機ELパネル(自発光型表示素子)1と、この有機ELパネル1の画素18の発光色とは異なる色で発光する光源5と、この光源5からの光を受けて発光し有機ELパネル1(表示画面17)の周囲に画素18の発光色とは異なる色の付加発光部47を形成する透光部材4とを備えることにより、フルカラーあるいはマルチカラー発光が可能な素子(有機ELパネル1)を用いることなく、安価でありながら、色による注意喚起力を向上させることができる。
【0038】
また本実施形態によれば、透光部材4が表示画面17上を覆う第1の透光部41を備えることにより、計測情報及び警報情報の見え方に透明な奥行き感を付与することができ、商品性を向上させることができる。
【0039】
また本実施形態によれば、光源5が有機ELパネル1を作動させる回路基板3上に搭載されることにより、回路基板3を共用化でき、専用の光源基板が不要となるので、コストダウンを達成することができる。
【0040】
また本実施形態ではELパネルとして、有機ELパネルEを用いたが、無機ELパネルを用いてもよく、さらに本実施形態では、マトリクス表示形式のELパネルを用いたが、セグメント表示形式のELパネルを用いてもよい。
【0041】
また本実施形態では、光源5の発光色を赤色の単一色としたが、例えば発光色の異なる複数の光源5を設けるか、複数色発光(例えばRGB発光)が可能なマルチカラー光源5を用い、付加発光部47を複数色発光可能に構成してもよい。
【0042】
また本実施形態では、透光部材4の第2の発光部42を有機ELパネル1において画素18を有さない表示画面17の外周エリアに対応させたことで、有機ELパネル1の縁部となるデッドエリア(非表示領域)を有効活用することができる。
【0043】
また透光部材4の構造やその照明構成は、付加発光部47を形成できれば、任意であり、例えば透光部材4を枠状または帯状または線状として、その側方に光源5を配置し、計器盤Pと平行な方向から光を取り入れて透光部材4を発光させてもよい。
【0044】
また透光部材4に表示画面17を覆う第1の透光部41を設ける場合、第1の透光部41有機ELパネル1への入射光を抑制する円偏光板を設けてもよい。
【0045】
また本実施形態では、透光部材47の第2の透光部42を計器盤Pから露出させて付加表示部47を形成する例を示したが、必ずしも透光部材47の一部(透光部材47そのもの)で付加表示部47を形成しなくともよく、透光部材47の前方に着色材や保護材を配置してもよい。
【0046】
図7は本発明の他の実施形態を示す要部断面図であり、本実施形態では、第2の透光部42となる箇所に突出部48を設け、この突出部48の先端を曲面部48aを設定し、この曲面部48aに乱反射部46を形成したものである。
【0047】
突出部48は、有機ELパネル1の表示画面17の全周を取り巻くように四角型環状形状に設けられている。
【0048】
光源5は、突出部48の側方(外方)に設けられた受光部43の側面に対向するように配置されている。
【0049】
そして光源5が点灯すると、その光を受光部43を通じて透光部材4の略全体に導入されるが、突出部48の乱反射部46にて乱反射が利用者に視認され、これにより付加発光部47が形成される。
【0050】
かかる実施形態によっても前記実施形態と同様の効果を期待できると共に、突出部48によって付加発光部47を形成させる構成であるため、表示画面17の全周または比較的広範囲に取り巻く付加発光部47を形成する場合に特に有利である。また突出部48によって自ずと空間部Sが形成されるというメリットもある。
【0051】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、初期の目的を達成することができ、コスト上昇を抑えながら、色による注意喚起力を向上させることが可能な表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による表示装置が組み込まれる自動車用計器の正面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】同上実施形態による有機ELパネルの正面図。
【図4】図2の要部を拡大して示す断面図。
【図5】同上実施形態による表示装置のシステム構成を示すブロック図。
【図6】同上実施形態による表示装置の表示内容を示す正面図。
【図7】本発明の他の実施形態による表示装置の要部断面図。
【符号の説明】
1 有機ELパネル(自発光型表示素子)
2 制御回路素子
3 回路基板
4 透光部材
5 光源
11 透光性基板
11a 円偏光板
12 第1電極ライン(第1の電極)
12a 陽極ライン(第1の電極ライン)
12b 陽極端子
13 絶縁層
14 リブ(隔壁)
15 有機層(有機EL層)
16 第2電極ライン(第2の電極)
16a 陰極ライン
16b 陰極端子
17 表示画面
18 画素
41 第1の透光部
42 第2の透光部
43 受光部
44 第1の反射面
45 第2の反射面
46 乱反射部
47 付加発光部
100 センサ群
110 マイクロコンピュータ
120 ドライバ
DP 表示装置
FU 燃料計
FPC フレキシブルプリント配線
M 絵柄マーク
P 計器盤
S 空間部
SP 速度計
SW スイッチ
TA 回転計
TE 水温計
W 窓部

Claims (2)

  1. 単一色で発光する画素にて表示画面上に所定情報を表示する自発光型表示素子と、
    この自発光型表示素子の前記画素の発光色とは異なる色で発光する光源と、
    この光源からの光を受けて発光し前記表示画面の周囲に前記画素の発光色とは異なる色の付加発光部を形成する透光部材とを備え
    この透光部材が前記表示画面上を覆う第1の透光部と前記付加発光部を形成する第2の透光部とを備えており、
    前記第2の透光部に透光部材内に導入された光を反射することにより前記付加発光部を形成する微細な凹凸からなる乱反射部を形成したことを特徴とする表示装置。
  2. 前記光源が前記自発光型表示素子を作動させる回路基板上に搭載されることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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