JP4256983B2 - 粘着式ねずみ取り - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は粘着式のねずみ取りに関する。
【0002】
【従来のねずみ取りとその問題点】
粘着式のねずみ取りには各種のタイプのものがある。
そのひとつのタイプに、底板部の各左右辺部に形成した左右の腰板部に左右の屋根板部を連接し、一方の屋根板部の遊端辺に形成した差込片を他方の屋根板部の遊端辺部の孔へ挿入して筒形トンネル状に組み立てて使用するものがある。
【0003】
このタイプのものは、腰板部を90°折り曲げてからさらに屋根板部を90°重ね折りした薄い矩形筒状に組み立てて梱包している。
【0004】
しかし、底板部の内面(上面)に粘着材層を設けてあるので、組み立てたものを倉庫や店頭で積み重ねておくと、上部のものの荷重により屋根板部が下方に撓み、下側の屋根板部下面が粘着層にへばり付く。
【0005】
これを防止するために底板部の粘着層上に腰板部の高さに相当する厚さのスペーサを設けて、屋根板部が粘着層にへばり付かないようにしているが、スペーサを設けることは材料費、組み立てコストが高くつく。
【0006】
【本発明の目的】
本発明は従来のスペーサが不要で、屋根板部が底板部の粘着層にへばり付くことはなく、しかも製造コストを安くできるねずみ取りを提供できるようした。
【0007】
本発明に係る粘着式ねずみ取りは、上面に粘着層を形成した底板部の各左右辺部にそれぞれ左右の腰板部を形成し、左右の腰板部には左右の屋根板部を連接し、左右いずれか一方の屋根板部の遊端辺には差込片を形成し、他方の屋根板部遊端辺部には前記差込片に対応する孔をあけ、底板部の前後の両端辺部には切り起こしの支持片を形成し、この支持片の小幅遊端部を挿入する孔を左右の屋根板部の前後両端部にあけてなり、かつ、切り起こし支持片が大幅部と小幅遊端部とよりなり、大幅部の切り起こした状態における縦の長さが腰板部の縦の長さとほぼ等しく、小幅遊端部の突出量が屋根板部の厚さのほぼ2倍のものとしてある。
【0008】
また、前記差込片は、小幅首部に続いて大幅の頭部を有し、頭部は先細りとなっているが、最大幅部を差込片用の孔と同じかわずかに大としてなるものとしてある。
【0009】
【実施例】
以下に本発明に係るねずみ取りを添付図面に示す実施例により説明する。
図において、底板部1の各左右辺部にそれぞれ左右の腰板部2、2を形成し、各腰板部2、2には右屋根板部3、3を連設してある。
【0010】
一方の屋根板部の遊端辺には差込片4を形成し、他方の屋根板部遊端辺部には前記差込片に対応する孔5をあけ、底板部の前後の両端辺部には切り起こしの支持片6を形成し、この支持片の遊端部6bを挿入する孔7、8を左右の屋根板部の前後両端部にあけてある。
【0011】
しかして前記切り起こし支持片6は大幅部6aと小幅の遊端部6bとよりなり、大幅部6aの切り起こした状態における縦の長さh1 が腰板部の縦の長さhとほぼ等しく、また、遊端部6bの突出量(高さ)h2 が屋根板部の板厚のほぼ2倍となるようにしてある。
【0012】
また、差込片4は小幅首部4aに続いて大幅の頭部4bがあり、頭部は先細りとなっているが、最大幅部は差込片用の孔5と同じかわずかに大となっている。
【0013】
さらに、屋根板部3は傾斜屋根部3aに続いて平屋根部3bがあり、三角筒状や台形筒状に組み立てできるようにしてある。
なお、図中の符号9は両屋根板の各遊端辺に形成した摘み片、10は底板の上面に形成した粘着層である。
【0014】
【作用】
[使用方法1]
左右の腰板部2、2を約90°曲げてから屋根板部3、3を合掌状に折り曲げ、一方の屋根板部の差込片4を他方の屋根板部の孔5に挿入して、腰板部と屋根板部を有する略三角形のトンネル状筒体のねずみ取りに組立てる。
なお、支持片6は底板と同一面となるよう倒しておくか、あるいは切り取る。
【0015】
[使用方法2]
左右の腰板部2、2を約90°曲げてから屋根板部3a、3aを折り曲げ、さらに平屋根部3b,3bをほぼ水平に折り曲げて、一方の屋根板部の差込片4を他方の屋根板部の孔5に挿入し、腰板部と傾斜屋根板部と平屋根部からなる略六角形のトンネル状筒体のねずみ取りに組立てる。
この場合も支持片6は底板と同一面となるよう倒しておくか、あるいは切り取る。
【0016】
このようにして組立てられたねずみ取りをねずみの出そうな場所(部屋の隅など)に置き、底板部の粘着層にはねずみの好きそうな餌でも載せておく。
【0017】
ねずみは、部屋の隅やあるいは溝やトンネル状の通路を通りたがる習性があるので、部屋の隅に設置してある本発明のトンネル筒状ねずみ取りの中へ餌を食べるために入り込み、底板部の粘着層の箇所まで入ると、粘着層に足を取られ、身動きができなくなって捕獲される。
【0018】
本発明のねずみ取りは上述のようにして使用するが、本発明のねずみ取りは梱包・包装用に組み立てる作業を容易に行なえる。
【0019】
すなわち、梱包・包装用の組み立ては左右の腰板部を90°折り曲げてからさらに屋根板部を90°重ね折りした薄い矩形筒状に組み立てるが、その際、大幅部6aと小幅遊端片6bよりなる支持片6を90°起こして、その小幅遊端片6bに、重ね折りされている屋根板部3、3の一致している孔7、8を嵌める。
【0020】
かくすることにより、重ね折りされている屋根板部3、3は支持片6の大幅部の左右の肩部によって支持されるので、下側屋根板が底板部の粘着層10に接することはなく、下側屋根板が底板部の粘着層に接するのを防止するための従来のスペーサは不要となる。
【0021】
このようにして浅い矩形状に組んだ後、粘着テープ11で上側屋根板部の遊端片と下側屋根板部とを止めておく。
【0022】
【発明の効果】
本発明のねずみ取りは、ねずみが通りやすいトンネル筒状に組み立てて使用するので、ねずみが誘導され易く、捕獲率が大である利点がある。
【0023】
また、梱包・包装用に組み立てた状態では、重ね折りされている屋根板部は支持片の大幅部の左右の肩部によって支持されているので、矩形筒状にしっかりと保形されていて、下側屋根板が底板部の粘着層に接することはなく、段積で保管、展示しても下側屋根板が底板部の粘着層に癒着することはなく、したがって従来のスペーサは不要で、製造コストの低減を期せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粘着式ねずみ取りの展開平面図。
【図2】梱包・包装用に組み立てた状態の正面図。
【図3】図2のIII-III 線縦断面図。
【図4】梱包・包装用に組み立てた状態の平面図。
【図5】使用用に組み立てた状態の斜視図。
【図6】使用用に他の状態に組み立てた斜視図。
【符号の説明】
1・・・底板部
2・・・腰板部
3・・・屋根板部
3a・・・傾斜屋根板部
3b・・・平屋根板部
4・・・差込片
5・・・孔
6・・・支持片
6a・・・大幅部
6b・・・小幅遊端片
7・・・孔
8・・・孔
9・・・摘み片
10・・・粘着層
11・・・粘着テープ

Claims (2)

  1. 上面に粘着層を形成した底板部の各左右辺部にそれぞれ左右の腰板部を形成し、左右の腰板部には左右の屋根板部を連接し、左右いずれか一方の屋根板部の遊端辺には差込片を形成し、他方の屋根板部遊端辺部には前記差込片に対応する孔をあけ、底板部の前後の両端辺部には切り起こしの支持片を形成し、この支持片の小幅遊端部を挿入する孔を左右の屋根板部の前後両端部にあけてなり、かつ、切り起こし支持片が大幅部と小幅遊端部とよりなり、大幅部の切り起こした状態における縦の長さが腰板部の縦の長さとほぼ等しく、小幅遊端部の突出量が屋根板部の厚さのほぼ2倍である粘着式ねずみ取り。
  2. 前記差込片は、小幅首部に続いて大幅の頭部を有し、頭部は先細りとなっているが、最大幅部を差込片用の孔と同じかわずかに大としてなる請求項1に記載の粘着式ねずみ取り。
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