JP4255629B2 - 微粉末可溶性レギュラーコーヒーおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、微粉末可溶性レギュラーコーヒーおよびその製造方法に関する。詳しくは、ろ過抽出することなく、そのまま溶解してコーヒー飲料となるレギュラーコーヒーおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
レギュラーコーヒーは、生豆コーヒーを焙煎機で焙煎し、焙煎したコーヒー豆をロール状の粉砕機で粉砕して粉末コーヒーとなる。通常、この粉末コーヒーに熱水を注いで抽出することによって飲用する。抽出器具としては、ペーパーフィルターやサイフォン、パーコレーターなどが用いられるが、どの器具もろ過した抽出液を飲むためのものである。
【0003】
また、コーヒー味を付加する目的で他の食品へ添加する際には、コーヒーの抽出液や濃縮液を利用することが多い。
【0004】
従来、コーヒー豆を微粉末にする方法は、インスタントコーヒーの製造方法に関して、特開昭55−26887 号公報に記載のように凍結コーヒー豆を粉砕し、抽出液に添加して乾燥させる方法がある。
【0005】
さらに、特開平11−169079号公報では、チョコレートやココア製品を得るためのセラミックビーズを用いた湿式粉砕機によるカカオの微粉末処理方法が開示されているが、これらはどちらも新しい飲用方法を提供するものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来のレギュラーコーヒーとは異なり、そのまま溶解して飲むことのできるレギュラーコーヒーおよびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、コーヒー豆の微粉末化について鋭意研究したところ、一定条件下でコーヒー豆の粉砕および乾燥を行うことにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明の微粉末可溶性レギュラーコーヒーの製造方法は、焙煎コーヒー豆と水とを粉砕機に入れて粉砕する工程、および前記粉砕工程で得られたコーヒー懸濁液を噴霧乾燥機で乾燥する工程を含むことを特徴とする。
【0009】
前記粉砕工程において、焙煎コーヒー豆と水との重量比が1:8〜1:14であることが好ましい。
【0010】
焙煎コーヒー豆に対する水の比率が8未満であると噴霧乾燥機のノズルが閉塞し易くなり、14を超えると水の量が多くなりすぎて乾燥にコストがかかりすぎる結果となる。
【0011】
前記粉砕工程で使用する粉砕機は、一般的に焙煎コーヒーの粉砕に使用される粉砕機のうち、水が共存する状態で粉砕可能なものは限定なく使用可能であるが、短時間で湿式粉砕でき、洗浄が容易であるという観点からディスクミル、とりわけセラミックスを素材としたディスクミルが好ましい。また、粉砕時の温度上昇を抑止するため、水冷式のディスクミルを使用するのもより好ましい方法である。
【0012】
ディスクミルのディスクの形状としては、中心から周方向に複数の放射状の溝が形成された一対の円盤状が例示されるが、ディスク間のクリアランスとの関係で所望の粒子径に粉砕できればこれに限定されるものではない。
【0013】
ディスクミルを使用する際のディスク間のクリアランスは、コーヒー豆を溶解および/または分散可能な粒子径に粉砕するためには5〜75μmであることが好ましく、10〜40μmがより好ましい。
【0014】
ディスクミルを使用することにより、水と焙煎コーヒー豆の混合物を連続的に微粉末に粉砕することが容易となる。さらに、水冷式のディスクミルを使用することにより粉砕時の温度上昇を抑止した状態で粉砕し、粉砕豆の品質の劣化を防止することができる。
【0015】
前記乾燥工程においては、噴霧乾燥機を用いる。微細な粒子にして乾燥するという観点から圧力ノズルまたは高速回転式アトマイザをもつ噴霧乾燥機が好ましい。噴霧乾燥は、凍結真空乾燥に比べ乾燥コストが安価なメリットがある。
【0016】
また、本発明は、前記方法により製造された微粉末可溶性レギュラーコーヒーに関する。
【0017】
本発明の微粉末可溶性レギュラーコーヒーは、温水または冷水に溶解・分散させたコーヒー飲料として供する場合に、飲用時にざらつき感のない舌触りを考慮し、粒子径が100μm以下の微粉末を少なくとも75%含有することが好ましく、80〜85%含有することがより好ましい。加えて、前記レギュラーコーヒーは、粒子径が50μm以下の微粉末を少なくとも40%含有することが好ましく、45〜50%含有することがより好ましい。
【0018】
ここで、粒子径とは、レーザー回折法により測定した値をいう。
【0019】
[作用効果]
本発明の微粉末可溶性レギュラーコーヒーの製造方法によると、そのまま溶解・懸濁可能なレギュラーコーヒーの製造が可能になり、新規なコーヒーの飲用方法を提供することができる。
【0020】
本発明の微粉末可溶性レギュラーコーヒーは、微粉末状であるのでコーヒーを100%利用でき、温水または冷水に溶解するだけで手軽なコーヒー飲料となるばかりでなく、抽出粕の発生もない。また、本発明の微粉末可溶性レギュラーコーヒーは、インスタントコーヒーのように抽出工程や濃縮工程を必要としないため、インスタントコーヒーよりもコーヒー本来の香ばしさを有し、飲用時の舌触りも抹茶様の独特な飲用感がある。さらに、菓子などの食品のコーヒー風味添加物としても使用可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
【0022】
コーヒー豆の種類は、特に制限されるものではなく、アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種等のものが挙げられる。複数の種類をブレンドした豆を用いてもよい。
【0023】
本発明においては、コーヒー豆を全量飲用に供するため、コーヒーのパーチメント、シルバースキン等の夾雑物を豆の表面から十分に除去することが好ましい。
【0024】
除去方法は、水洗い、超音波洗浄、ポリシィング(表皮の研磨)等の公知の方法で行えばよい。
【0025】
コーヒー豆の焙煎は、公知の方法及び装置で行えばよく、焙煎の程度は、目的に応じて適宜選択することができる。
【0026】
次いで、焙煎コーヒー豆と水とを粉砕機に送りこむ。
【0027】
ここで用いる水は、イオン交換水、蒸留水、ショ糖溶液等が挙げられる。水温は、加温による風味劣化を抑制するという観点から、0〜50℃であることが好ましく、5〜30℃であることがより好ましい。
【0028】
コーヒー豆の粉砕機は、前記したように湿式粉砕が可能であれば特に制限されるものではないが、ディスクミル、とりわけセラミックスを素材とした水冷式のディスクミルが好ましい。そのようなディスクミルとしては、商品名セレンディピターミニ(増幸産業(株)製)等の市販品が使用可能である。ディスク間のクリアランスは、上下に据えつけているディスクを接触状態(クリアランスゼロ)の位置に移動してゼロポイントを決め、ディスク位置調整ハンドルにて希望するクリアランスに広げて調整を終了する。
【0029】
コーヒー豆の粉砕方法は、前記ディスクミル内にコーヒー豆と所定量の水を投入し、コーヒー豆の粉砕が絶えず水存在下で行われるように、装置に応じた方法で行えばよい。例えば、増幸産業(株)製の粉砕機(セレンディピターミニ)を用いた方法が実施例に記載されている。粉砕環境は、前記水温を一定に保つことができるように適宜冷却することが好ましい。
【0030】
次いで、粉砕工程で得られたコーヒー懸濁液を噴霧乾燥機に投入し、乾燥させる。乾燥方法は、噴霧乾燥機の装置規模と形式に応じた条件で行えばよいが、含水率2〜3%まで乾燥させる。
【0031】
乾燥後の微粉末レギュラーコーヒーは、ざらつき感を除くため、ふるい目の開きが100μmの篩にかけることにより100μmを越える粒子を取り除くことが好ましい。
【0032】
このようにして製造された微粉末可溶性レギュラーコーヒーは、密封包装されて市場に供給される。コーヒーの風味を保持するためには、アルミ層を含むフィルムにて、真空包装または不活性ガス充填包装が好ましい。包装形態は、50g〜500g程度のバルク包装でもよく、コーヒーカップ1杯分に相当する分量の個別包装であってもよい。
【0033】
本発明のレギュラーコーヒーをコーヒー飲料として供するには、通常のコーヒーカップ1杯当たり2g〜6g程度入れ、温水または冷水を加えて適宜撹拌すればよい。好みにより、砂糖、ミルク等を添加してもよい。
【0034】
【実施例】
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。
【0035】
[実施例1]
焙煎コーヒー豆1kgを12倍重量の水と共にディスクミル(商品名セレンディピターミニ、増幸産業(株)製)に送り込み、クリアランス40μm、ディスク回転数2000rpm、焙煎コーヒー豆供給スピード0.2kg/分、水の供給量2.4L/分の条件で粉砕し、コーヒー懸濁液を得た。
【0036】
得られたコーヒー懸濁液を、高速回転式アトマイザを有する噴霧乾燥機(MOBILE MINOR 2000、NIRO A/S製)に入れ、下記の噴霧乾燥条件を用いることにより噴霧乾燥した。
【0037】
懸濁液スラリー固形濃度 7.7重量%
導入温度 280±5℃
排出口温度 110±5℃
アトマイザ供給圧 4bar。
【0038】
得られた微粉末可溶性レギュラーコーヒーの粒子径をレーザー回折法(直接吸引法:機種/LA−920乾式 堀場製作所製)により測定し、分布範囲を以下に示す。
【0039】
【0040】
また、得られた微粉末可溶性レギュラーコーヒーを温水または冷水に溶解させると、抹茶状のコーヒー飲料が得られた。5名のパネラーにより官能試験を行ったところ、従来のレギュラーコーヒーとは異なる、ざらつき感のない抹茶様の舌触りを有するコーヒーであるという評価が得られた。
Claims (7)
- 焙煎コーヒー豆と水とを粉砕機に入れて豆を微粉砕し、コーヒー懸濁液を調製する工程、および前記コーヒー懸濁液をそのまま噴霧乾燥機で乾燥することで、微粉末可溶性物を得る工程を含むことを特徴とする微粉末可溶性レギュラーコーヒーの製造方法。
- 前記コーヒー豆と水との重量比が1:8〜1:14である請求項1に記載の方法。
- 前記粉砕機がディスクミルであり、ディスク間のクリアランスが5〜75μmである請求項1または2に記載の方法。
- 前記噴霧乾燥機が圧力ノズルまたは高速回転式アトマイザを有する噴霧乾燥機である請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の方法により製造された微粉末可溶性レギュラーコーヒー。
- 粒子径が100μm以下の微粉末を少なくとも75%含有する請求項5に記載のレギュラーコーヒー。
- 粒子径が50μm以下の微粉末を少なくとも40%含有する請求項5または6に記載のレギュラーコーヒー。
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