JP2019520838A - コーヒー豆粒子 - Google Patents

コーヒー豆粒子 Download PDF

Info

Publication number
JP2019520838A
JP2019520838A JP2019501950A JP2019501950A JP2019520838A JP 2019520838 A JP2019520838 A JP 2019520838A JP 2019501950 A JP2019501950 A JP 2019501950A JP 2019501950 A JP2019501950 A JP 2019501950A JP 2019520838 A JP2019520838 A JP 2019520838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coffee
particles
beans
coffee beans
soluble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019501950A
Other languages
English (en)
Inventor
クリストフ トーマス レー,
クリストフ トーマス レー,
レンナルト フライ,
レンナルト フライ,
ゲルハルト ニーダーライター,
ゲルハルト ニーダーライター,
ステファン パルサー,
ステファン パルサー,
フェデリコ モラ,
フェデリコ モラ,
ウィリアム ロバート ミッチェル,
ウィリアム ロバート ミッチェル,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nestec SA
Original Assignee
Nestec SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nestec SA filed Critical Nestec SA
Publication of JP2019520838A publication Critical patent/JP2019520838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/02Treating green coffee; Preparations produced thereby
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/04Methods of roasting coffee
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/08Methods of grinding coffee
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/10Treating roasted coffee; Preparations produced thereby
    • A23F5/14Treating roasted coffee; Preparations produced thereby using additives, e.g. milk, sugar; Coating, e.g. for preserving
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/16Removing unwanted substances
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/24Extraction of coffee; Coffee extracts; Making instant coffee
    • A23F5/36Further treatment of dried coffee extract; Preparations produced thereby, e.g. instant coffee
    • A23F5/40Further treatment of dried coffee extract; Preparations produced thereby, e.g. instant coffee using organic additives, e.g. milk, sugar
    • A23F5/405Further treatment of dried coffee extract; Preparations produced thereby, e.g. instant coffee using organic additives, e.g. milk, sugar comprising ground coffee or ground coffee substitute particles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/46Coffee flavour; Coffee oil; Flavouring of coffee or coffee extract
    • A23F5/48Isolation or recuperation of coffee flavour or coffee oil

Abstract

本発明は、50μm以下のD90粒子径及び8(重量/重量)%以下の油含有量のコーヒー豆粒子、コーヒー豆の脱油及び製粉によるコーヒー豆粒子の製造方法、並びにコーヒー豆粒子の使用に関する。【選択図】 図1

Description

本発明は、コーヒー豆粒子、コーヒー豆の脱油及び製粉によるコーヒー豆粒子の製造方法、並びにコーヒー豆粒子の使用に関する。
アロマ保存技術の進展にもかかわらず、可溶性(又はインスタント)コーヒー製品について、一部の消費者は、自分で淹れたコーヒー(home brewed coffee)と比較して、淹れたて感及び淹れたてのコーヒーアロマを欠くものと認識している。このアロマの欠落を克服するため、微粉砕(微細化)焙煎コーヒーを可溶性コーヒーに組み込み、味わい及びアロマを強めた製品が、上市されている。可溶性コーヒーから調製した飲料中のコーヒー粒子は、飲用中に不快なザラザラする感覚をもたらす恐れがある。粒子の知覚は、粒子径を小さくすることによって低減することができ、かつ約50μm未満の粒子径の粒子は口中で知覚されにくいことから、この粒子径未満を達成することが望ましい。
しかし、コーヒー粒子は、その元々の油含有量により、粉砕中に液状のコーヒー油が細孔から絞り出され、粒子表面に移動するため、べたついてくる。結果として、粉砕機内でこれらの粒子に加えられたエネルギーが、可塑性変形及び油中での粘性流動により広範囲に吸収される一方、べたつきのある粒子が塊を形成し、装置の壁に沿って堆積する。したがって、周囲温度での乾式粉砕技術は、得られる粒子径の小径化という観点では制限され、かつ通常、50μm未満の粒子径を得ることができない。
油中での製粉は、米国特許第1716323号、欧州特許第0560609号、及び特開2005−312319号に開示されている。連続式ビーズミル中のキャリア媒体として油を使用することは、付着性がある粒子の相互作用を克服するのに効率的であり、粒子径を目標とする50μm未満に十分に小径化させることが示された。しかし、油中でコーヒー粒子の懸濁液を処理するためには、固形分粒子含有量は約50%に制限される。コーヒー粒子量がより多くなると、懸濁液は粘稠すぎるものになり、もはや確かな方法でポンプ送りできなくなる。したがって、大量の油が必要となり、後で微細化したコーヒー粒子から分離するのが複雑になる。
低温製粉は、米国特許第3261689号、英国特許第2022394号、及びカナダ特許第1110104号に開示されている。この技術は、コーヒー油がおよそ−20℃未満の温度で完全に固形になるという事実を用いている。固形の油は、焙煎コーヒー粒子の機械的特性及び破砕条件に負の影響を及ぼさない。対照的に、凍結した油は脆く硬質である。しかし、処理の面では、低温製粉における液体窒素の処理量が多いことは、処理の経済性の観点から不利である。用いるミルの種類に応じて、大量の粗大粒子を、低温分級し、粉砕機内に再循環させることが必要となる。更に、低温製粉したコーヒーは、消費者がコーヒー飲料によって再構成した時点でカップの底に凝集及び沈殿しやすいことが認められた。この効果もまた、微細化粒子の温度が周囲の水準まで上昇した時点で放出される、コーヒー油によるものと考えられる。遊離油はコーヒー粒子から漏出し、飲料の上部に目障りな「フィッシュアイ(fish eyes」を形成する。
精製可溶性コーヒー(PSC)製造に則して実施する、微細化焙煎コーヒー(MRC)の水性媒体中での湿式処理は、米国特許第3652292号、同第3697288号、英国特許第1489166号、及び独国特許第3130346号に開示されている。水相中での連続式ビーズ製粉により、コーヒー粒子を50μm未満の径に微細化することが提案されている。得られた製品により、最終的にカップ中で示されるコーヒー粒子の凝集及び沈殿はより少なくなるものの、疎水性のコーヒー粒子が相互作用して浮遊コロイド状構造を形成することから、多くの場合、MRC粒子のフロック形成が認められる。この効果は、安定化添加剤又はpH調整の寄与により、許容されるものとなるか、又は対処する対象となるかの、いずれかになり得る。このような添加剤によりコストが増し、消費者は否定的に認識する場合がある。
純粋可溶性コーヒー粉末をキャリアとして使用してジェットミルで焙煎コーヒー粒子を同時粉砕することが、米国特許第1214875号及び欧州特許第2659783号に開示されている。粒子表面からコーヒー油を吸収するキャリア(精製可溶性コーヒー粉末)の添加により、ミル内の製品のべたつきが回避され、非常に細かいコーヒー粒子が得られる。最終的なカップ内での凝集は少なくなる。ただし、カップ内での沈殿は、依然として重要な問題である。ジェットミルの安定した操作を可能にするのに必要なキャリアの質量分率は大きなものである(50重量%程度であり、処理量及び処理の効率、並びに再構成した最終的なコーヒーの官能プロファイルに負の影響を及ぼす)。
したがって、処理中にべたつかず、またかかる粒子を用い調製した食品又は飲料中に沈殿しない、又は不快な官能的感覚を生じない、小さなコーヒー豆粒子を得るための改善された方法が必要とされている。
本発明者らは、コーヒー豆の脱油により、コーヒーの小さな粒子径への製粉で、従来技術の欠点のいくつかが回避可能になることを見出し、それにより、本発明は、50μm以下のD90粒子径及び8(重量/重量)%以下の油含有量を有するコーヒー豆粒子に関する。更に、本発明は、a)コーヒー豆から油を除去して、脱油コーヒー豆を製造するステップと、b)コーヒー豆を50μm以下のD90粒子径に粉砕するステップと、を含む、コーヒー豆粒子の製造方法に関する。なおも更なる態様では、本発明は、本発明のコーヒー豆粒子を含む製品、及び本発明のコーヒー豆粒子の使用に関する。
組成物1による粉末で詰まったジェットミルの製粉チャンバを示す。焦げた顆粒(暗い色)が製粉チャンバ内部に見られる一方、出口は凝集力により詰まっている(中央にて、より明るい色)。詳細については実施例1で述べる。 4時間の安定した操作後の、組成物3による粉末が入っているジェットミルの製粉チャンバを示す。ゆるいホールドアップ(明るい色)のみが、製粉チャンバ及び詰まっていない出口管内に見られる。詳細については実施例1で述べる。 機械的圧搾により2回通しにて脱油した焙煎粉砕コーヒー(組成物3)の製粉前後(黒色線)、及び焙煎粉砕コーヒーと精製可溶性コーヒーとの50/50混合物(組成物4)の製粉前後(灰色線)の粒度分布を示す。詳細については実施例1で述べる。 超臨界COでの抽出により脱油した焙煎粉砕コーヒー(組成物6)の製粉前後(黒色線)、及び焙煎粉砕コーヒーと精製可溶性コーヒーとの50/50混合物(組成物7)の製粉前後(灰色線)の粒度分布を示す。詳細については実施例2で述べる。 ヘキサンでの抽出により脱油した焙煎粉砕コーヒー(組成物9)の製粉前後(黒色線)、及び焙煎粉砕コーヒーと精製可溶性コーヒーとの50/50混合物(組成物10)の製粉前後(灰色線)の粒度分布を示す。詳細については実施例3で述べる。
本発明は、50μm以下のD90粒子径及び8(重量/重量)%以下の油含有量を有するコーヒー豆粒子に関する。
コーヒー豆とは、任意の多様なコーヒーの木、例えばアラビカコーヒーノキ(Coffea Arabica)及び/又はロブスタコーヒーノキ(Coffea canephora)からの、豆又は種子を意味する。コーヒー豆は、未成熟であっても生であってもよく、又は焙煎したものであってもよい。未成熟のコーヒー豆の任意の好適な方法での焙煎により、焙煎コーヒー豆を製造し、焙煎コーヒーに付随するアロマの揮発速度を得ることができる。好適な焙煎方法は当該技術分野において公知である。コーヒー豆粒子とは、任意の好適な方法、例えば、破砕、製粉、粉砕などで、コーヒー豆をより小さな片に割り砕くことによってコーヒー豆から製造した、粒子を意味する。
アラビカコーヒー豆粒子とは、アラビカコーヒーとも呼ばれる品種アラビカコーヒーノキの豆の粒子を意味し、ロブスタコーヒー豆粒子とは、ロブスタコーヒーとも呼ばれる品種ロブスタコーヒーコーヒーノキの豆の粒子を意味する。
本発明のコーヒー豆粒子は、それらの粒度分布によって特徴付けることができる。粒子径は、例えば、レーザー回折法によって測定することができ、例えばその体積分布によって、例えばパラメータD50(体積中間径)、すなわち、粒子の集合体の50体積%がそれ未満となる径、及び/又はD90、すなわち、粒子の集合体の90体積%がそれ未満となる径を用い、特徴付けることができる。本発明のコーヒー豆粒子は、50μm以下、好ましくは40μm以下、より好ましくは30μm以下のD90粒子径を有することを特徴とする。
コーヒー豆は、元々、油を含み、焙煎アラビカコーヒー豆では、通常約15重量%のコーヒー油、焙煎ロブスタコーヒー豆では、約10重量%のコーヒー油が含まれる。本発明のコーヒー豆粒子の油含有量は、コーヒー豆の天然油含有量と比較して低減されている。本発明のコーヒー豆粒子は、8重量%以下、好ましくは7重量%以下、より好ましくは6重量%以下の油含有量を有することを特徴とする。コーヒー豆粒子は、アラビカコーヒー豆粒子である場合、好ましくは7%以下、より好ましくは6%以下の油含有量を有する。コーヒー豆粒子は、ロブスタコーヒー豆粒子である場合、好ましくは6%以下、より好ましくは5%以下の油含有量を有する。
好ましい実施形態では、本発明は、50μm以下のD90粒子径及び8(重量/重量)%以下の油含有量を有するアラビカコーヒー豆粒子に関する。好ましい実施形態では、本発明は、50μm以下のD90粒子径及び6(重量/重量)%以下の油含有量を有するロブスタコーヒー豆粒子に関する。更なる好ましい実施形態では、本発明は、i)50μm以下のD90粒子径及び8(重量/重量)%以下の油含有量を有するアラビカコーヒー豆粒子と、ii)50μm以下のD90粒子径及び6(重量/重量)%以下の油含有量を有するロブスタコーヒー豆粒子との、混合物に関する。例えば、混合物は、10(重量/重量)%〜90(重量/重量)%のアラビカコーヒー豆粒子と、10(重量/重量)%〜90(重量/重量)%のロブスタコーヒー豆粒子とを、含んでもよい。
本発明のコーヒー豆粒子は、未成熟のコーヒー豆粒子であっても生のコーヒー豆粒子であってもよく、又は焙煎コーヒー豆粒子であってもよい。未成熟のコーヒー豆粒子は、未成熟のコーヒー豆から製造した粒子である。焙煎コーヒー粒子は、焙煎コーヒー豆から、任意の好適な方法、例えば、破砕、製粉、粉砕などによって製造することができ、又は未成熟のコーヒー豆をより小さな片に割り砕き、得られた未成熟のコーヒー豆粒子を焙煎し、焙煎コーヒー豆粒子を製造することによって、製造することができる。
本発明は更に、本発明のコーヒー豆粒子と可溶性コーヒー固形分とを含み、コーヒー豆粒子が可溶性コーヒー固形分の量の1〜100(重量/重量)%の量、好ましくは可溶性コーヒー固形分の量の2〜50(重量/重量)%の量、例えば可溶性コーヒー固形分の量の3〜20(重量/重量)%の量で存在する、コーヒー組成物に関する。可溶性コーヒー固形分とは、コーヒー豆から、例えば水及び/又は水蒸気を用いて抽出した、水を含まない水溶性コーヒー調合物を意味する。コーヒー豆からの可溶性固形分の抽出のための方法は可溶性コーヒー製造の技術分野において公知であり、任意の好適な方法を用い得る。可溶性コーヒー固形分を、未成熟のコーヒー豆から抽出しても、焙煎コーヒー豆から抽出してもよい。
本発明のコーヒー組成物は、例えば、可溶性コーヒー固形分を水中に溶解し、コーヒー豆粒子をその中に分散させた、液状組成物の形態であってもよく、及び例えば粉末、錠剤などとして、コーヒー豆粒子を乾燥可溶性コーヒー固形分と混合した乾燥形態であってもよい。液状コーヒー組成物は、コーヒー飲料、例えばいわゆるRTDの(そのまま飲める)コーヒー飲料として直接消費するのに好適な形態であってもよく、又は、液状コーヒー組成物は、例えば、水、ミルク、若しくは任意の他の好適な液体での希釈によってコーヒー飲料を調製するために用いることができる濃縮液の形態であってもよい。本発明による乾燥コーヒー組成物は、例えば、水、ミルク、又は任意の他の好適な液体中に乾燥組成物を溶解させることによるコーヒー飲料の調製に好適な、インスタントコーヒー製品の形態であってもよい。また、本発明によるコーヒー組成物は、原料としても有用な場合があり、例えば味わい又はフレーバーを与えるためコーヒー固形分を存在させることが望ましいその他の食品又は飲料製品の製造の原料としても、有用な場合がある。
別の実施形態では、本発明は、本発明によるコーヒー豆粒子と、可溶性コーヒー固形分とを含み、コーヒー豆粒子が可溶性コーヒー固形分の量の1〜100(重量/重量)%の量、好ましくは可溶性コーヒー固形分の量の2〜50(重量/重量)%の量で存在する、食品又は飲料組成物に関する。本発明による食品又は飲料組成物は、タンパク質、例えば乳タンパク質及び/又は植物性タンパク質を、乾燥固形分の2〜50重量%の量で更に含んでよい。本発明による食品又は飲料組成物は、例えば、コーヒー固形分、クリーマー成分、及び任意選択的に糖及び/又は甘味料を含む、いわゆるコーヒーミックス製品であってもよい。このような製品は、液状形態、例えば、RTDのコーヒー飲料として消費するのに直接的に好適な液状形態であってもよく、例えば、ミルク入りコーヒー、カフェラテ、カプチーノ、若しくはカフェマキアートなどであってよく、又は水若しくは任意の他の好適な液体での希釈によるコーヒー飲料の調製に好適な液状濃縮液であってもよい。また、このような製品は、乾燥形態であってもよく、例えば、乾燥製品を水又は任意の他の好適な液体に溶解させることによる、ミルク入りコーヒー、カフェラテ、カプチーノ、カフェマキアートなどのコーヒー飲料の調製に好適なインスタントコーヒーミックス製品であってもよい。
また、本発明は、本発明によるコーヒー豆粒子の製造方法にも関し、それによると、本発明は、a)コーヒー豆から油を除去して、脱油コーヒー豆を製造するステップと、b)コーヒー豆を50μm以下のD90粒子径に粉砕するステップと、を含む、コーヒー豆粒子の製造方法に関する。
本発明の一実施形態では、ステップa)を実施した後で、ステップb)を実施し、すなわち、コーヒー豆から油を除去した後、かかる豆を粉砕し、コーヒー豆粒子を製造する。別の実施形態では、ステップb)を実施した後、ステップa)を実施し、すなわち、コーヒー豆を粉砕し、コーヒー豆粒子を製造した後、コーヒー豆粒子から油を除去する。本発明の更なる実施形態では、ステップa)とステップb)とを、少なくとも部分的に同時に実施し、すなわち、油除去及び粉砕を、1工程で実施する。本発明の好ましい実施形態では、例えばコーヒー豆の粉砕のための従来からの方法を用い、コーヒー豆を予備粉砕に供した後、ステップa)で油除去し、次いでその後、ステップb)の粉砕に供し、更に粒子径を小径化させ、所望の粒子径のコーヒー豆粒子を得る。
油除去は、任意の好適な方法、例えば、液体二酸化炭素及び/又は有機溶媒による、例えば圧搾又は抽出によって実施することができる。好ましい実施形態では、油含有量のうち30重量%、例えば好ましくは50重量%を、ステップa)で除去する。別の好ましい実施形態では、油を除去し、所望の油含有量に達することにより、例えば、ステップa)での油除去後の油含有量は、8重量%以下、好ましくは7重量%以下、より好ましくは6重量%以下になる。コーヒー豆粒子がアラビカコーヒー豆粒子である場合、油を除去し達する油含有量は、好ましくは7%以下、より好ましくは6%以下である。コーヒー豆粒子がロブスタコーヒー豆粒子である場合、油を除去し達する油含有量は、好ましくは6%以下、より好ましくは5%以下である。
粉砕とは、任意の好適な方法でコーヒー豆をより小さな片にする、任意の種類の割り砕きを意味し、例えば破砕及び製粉が挙げられる。粉砕は、例えば、ジェットミル処理、低温製粉などによって実施することができる。粉砕は、例えば分級によって、粗大粒子を除去し、所望の粒度分布を得ることを含んでもよい。
本発明の方法に供するコーヒー豆は、未成熟のコーヒー豆であっても、焙煎コーヒー豆であってもよい。焙煎を実施する場合、ステップa)での油除去の前後に実施することができ、及び/若しくはステップa)での油除去の際に実施することができ、並びに/又は、ステップb)での粉砕の前後に実施することができ、及び/若しくはステップb)での粉砕の際に実施することができる。一実施形態では、未成熟のコーヒー豆を焙煎した後、本発明の方法のステップa)とステップb)とに供する。別の実施形態では、未成熟のコーヒー豆をステップa)の油除去に供し、次に焙煎した後、ステップb)の粉砕に供する。更なる実施形態では、未成熟のコーヒー豆をステップa)とステップb)とに供し、その後、得られた未成熟のコーヒー豆粒子を焙煎に供する。
本発明は更に、可溶性コーヒー製品の調製における、本発明のコーヒー豆粒子の使用に関する。可溶性コーヒー製品とは、水、ミルク、又は任意の他の好適な液体で製品を再構成することによりコーヒー飲料を調製するのに有用な、可溶性コーヒー抽出物に基づく製品を意味する。可溶性コーヒー製品は、例えば粉末の形態であってもよく、例えばコーヒー抽出物の凍結乾燥粉末又は噴霧乾燥粉末の形態であってもよい。可溶性コーヒー製品を製造するための方法は、当該技術分野において公知である。本発明のコーヒー豆粒子を、コーヒー豆粒子とコーヒー抽出物との混合による可溶性コーヒー製品の調製に用いることができる。コーヒー豆粒子を、例えば、液状コーヒー抽出物と混合することができ、次いで混合物を、例えば、凍結乾燥又は噴霧乾燥によって乾燥し、本発明のコーヒー豆粒子が入っている可溶性コーヒー粉末を製造することができる。好ましい実施形態では、本発明のコーヒー豆粒子を可溶性コーヒー粉末と凝集させ、コーヒー豆粒子が入っている可溶性コーヒー製品を製造する。可溶性コーヒー粉末(例えば、噴霧乾燥コーヒー粉末)を凝集させるための方法は、当該技術分野において公知であり、従来からの凝集処理にコーヒー豆粒子を導入することによって、本発明のコーヒー豆粒子を可溶性コーヒー粉末と凝集させることができる。例えば、本発明のコーヒー豆粒子を、コーヒー抽出物の乾燥中に、噴霧乾燥塔の凝集ゾーン内に導入することができる。好ましい実施形態では、本発明のコーヒー豆粒子を、例えばジェットミル内で実施する粉砕処理から、噴霧乾燥塔の凝集ゾーン内に直接移す。
以下の実施例で記載した全ての粒子径及び分布は、レーザー回折((Malvern Mastersizer2000、Fraunhoferアルゴリズム、MCT(中鎖トリグリセリド)油中に分散))によって測定した。
実施例1
微細化焙煎粉砕コーヒー粒子が15%入っている可溶性コーヒー飲料粉末を、機械的圧搾によって脱油した。
アラビカコーヒー(コロンビア産)を、115のCTNに焙煎し、粉砕した。15%の油含有量を特徴としたこのコーヒーを、以下、組成物1と呼称する。この組成物を、連続圧搾機(KOMET、DD85G)に6kg/時の速度で供給した。圧搾機による1回の圧搾の後、部分的に脱油した、9%の残留油含有量を有するコーヒー粉末(組成物2)を得た。粉末の一部を、2回目の圧搾において同じ圧搾機によって、6kg/時の処理量で処理し、更なる脱油とした。2回の処理の後、粉末の残留油含有量は6%になる(組成物3)。比較のため、組成物1による粉末を、精製可溶性コーヒー粉末(PSC、コーヒー豆の水抽出によって得た可溶性コーヒー固形分)(種類は100%がロブスタ)と、1:1の重量比で混合した。得た混合物を、組成物4と呼称する。
組成物1及び2による粉末を、ジェットミル(Technologia Meccanica Fluid Jet Mill J−70)で更に処理した。処理量を振動フィーダーによって1kg/時に調整し、ジェット圧を9バールに設定した。30分の操作後、ジェットミルの生産量の減少が認められた。製粉チャンバを開けると、出口管では、粉末が詰まり、管の壁に付着しているのが見られた。更に、製粉チャンバは、部分的に黒色の丸いコーヒー顆粒が詰まっていた(図1)。ジェットミル内部での粒子の衝突の際、油性コーヒー粒子が遊離液状コーヒー油を放出したものと推測される。これらのべたつきのある粒子間の付着力に打ち勝つには衝突エネルギーが不十分であることから、それらは、割り砕けて散るのではなく、大きくなり、丸い顆粒を形成した。経時的に、これらの顆粒は大きくなり、より高密度になった。それらは、製品出口管を通って製粉チャンバから離れることが不可能であり、製粉チャンバ内部に蓄積した。壁の摩擦及び粒子同士の摩擦により、これらの顆粒の温度が上昇した。強い焦げ臭が認められ、顆粒は暗黒色によって特徴付けられた。
組成物3及び4による粉末を、上記と同じ方法にて、ジェットミル(Technologia Meccanica Fluid Jet Mill J−70)で更に処理した。処理量を振動フィーダーによって1kg/時に調整し、ジェット圧を9バールに設定した。ミルの安定した連続操作を、4時間にわたって実施した。ゆるい粉末のホールドアップのみがミル内に見られ、粉末の色は、粒子径小径化効果により、それぞれの供給組成物と比較して、より暗いものではなく、むしろより明るいものになった(図2)。組成物1及び2について、上記の過熱又は顆粒形成現象のいずれも認められなかった。
組成物3及び4から作製したジェットミル処理物をレーザー回折によって分析し、これらの粒度分布を測定した。結果を図3に示す。脱油により、ジェットミル処理の効率が高まったことを知り得る。同等の処理条件で、組成物3のジェットミル処理の場合には44μmのD90が得られ、比較として組成物4については114μmが得られた。キャリアとしての精製可溶性コーヒー粉末(組成物4)の使用により、焙煎コーヒー粒子のジェットミル処理が上首尾にて可能になったが、この処理は、精製脱油焙煎コーヒーを使用する場合、より効果的になる。
a)組成物3から作製した微細化コーヒー粉末を、噴霧乾燥したNescafeの粉末と15重量%の比率で乾式混合し、MRCが15%入っている小売り用コーヒー飲料粉末を得た。再構成したコーヒーには滑らかな口当たりがあり、沈殿のないことが、技術的試飲の実践において見出された。
b)組成物3から作製した、64gの微細化コーヒー粉末を、900gの濃縮コーヒー抽出物中に混合した(総固形分含有量40重量%)。得られたコーヒー豆粒子のコーヒー抽出物中懸濁液(総固形分含有量44重量%)を、実験室用凍結乾燥機内で凍結乾燥した。25℃で12時間の乾燥後、MRCが15重量%入っている、430gの乾燥インスタントコーヒー飲料粉末を得た。再構成したコーヒーには滑らかな口当たりがあり、沈殿のないことが、技術的試飲の実践において見出された。
c)上記実施例b)と同様に、コーヒー抽出物中の脱油コーヒー豆粒子(組成物3)懸濁液を製造し、実験室規模の噴霧塔(Niro Minor)を用いて噴霧乾燥した。MRCが15重量%入っている、得た乾燥インスタントコーヒー飲料粉末を技術的試飲会において評価すると、再構成したコーヒーには滑らかな口当たりがあり、沈殿がないとのことであった。
実施例2
超臨界二酸化炭素での抽出によって脱油した、微細化焙煎及び粉砕コーヒー粒子が15%入っている、可溶性コーヒー飲料粉末。
アラビカコーヒー(コロンビア産)を、75のCTNに焙煎し、粉砕した。15%の油含有量を特徴としたこのコーヒーを、以下、組成物5と呼称する。二酸化炭素入口、最大1000バールに達する高圧ポンプ、2つの熱交換器、コーヒーが入っている抽出容器、及び残留物を回収する2つの分離器から構成された、5Lの超臨界二酸化炭素抽出器内に、これを供給した。50℃で280バールの圧力にて、31kg/時の二酸化炭素流量として、3.5時間かけてコーヒーを抽出した。このようにして得たコーヒーには、3.1%の含有量の残留油が入っていた(組成物6)。比較のため、組成物6によるコーヒー豆粒子を、精製可溶性コーヒー粉末(種類は100%がロブスタ)と、1:1の重量比で混合した。得た混合物を、組成物7と呼称する。
組成物6及び7による粉末を、ジェットミル(Technologia Meccanica Fluid Jet Mill J−70)で更に処理した。処理量を振動フィーダーによって1kg/時に調整し、ジェット圧を9バールに設定した。ミルの安定した連続操作を、4時間にわたって実施した。ゆるい粉末のホールドアップのみがミル内に見られ、粉末の色は、粒子径小径化効果により、それぞれの供給組成物と比較して、より暗いものではなく、むしろより明るいものになった。組成物1及び2について、上記の過熱又は顆粒形成現象のいずれも認められなかった。
組成物6及び7から作製したコーヒー豆粒子をレーザー回折によって分析し、これらの粒度分布を測定した。結果を図4に示す。脱油により、ジェットミル処理の効率が高まったことを知り得る。同等の処理条件で、組成物6のジェットミル処理の場合には15.5μmのD90が得られ、比較として組成物7については27.2μmが得られた。キャリアとしてのPSC(組成物7)の使用により、焙煎コーヒー粒子のジェットミル処理が上首尾にて可能になったが、この処理は、精製脱油焙煎コーヒーを使用する場合、より効果的になった。
実施例3
ヘキサンでの抽出によって脱油した、微細化焙煎及び粉砕コーヒー粒子が15%入っている、可溶性コーヒー飲料粉末。
アラビカコーヒー(コロンビア産)を、75のCTNに焙煎し、粉砕した。15%の油含有量を特徴としたこのコーヒーを、以下、組成物8と呼称する。これを、ソックスレーカートリッジ内に供給し、ソックスレー抽出容器内に入れた。コーヒーを、その還流温度で2時間、石油エーテルで抽出した。このようにして得たコーヒーには、3%の含有量の残留油が入っていた(組成物9)。比較のため、組成物8による粉末を、精製可溶性コーヒー粉末(種類は100%がロブスタ)と、1:1の重量比で混合した。得た混合物を、組成物10と呼称する。
組成物9及び10によるコーヒー豆粒子を、ジェットミル(Technologia Meccanica Fluid Jet Mill J−70)で更に処理した。処理量を振動フィーダーによって1kg/時に調整し、ジェット圧を9バールに設定した。ミルの安定した連続操作を、4時間にわたって実施した。ゆるい粉末のホールドアップのみがミル内に見られ、粉末の色は、粒子径小径化効果により、それぞれの供給組成物と比較して、より暗いものではなく、むしろより明るいものになった。組成物1及び2について、上記の過熱又は顆粒形成現象のいずれも認められなかった。
組成物9及び10から作製したコーヒー豆粒子をレーザー回折によって分析し、これらの粒度分布を測定した。結果を図5に示す。脱油により、ジェットミル処理の効率が高まったことを知り得る。同等の処理条件で、組成物9のジェットミル処理の場合には17.1μmのD90が得られ、比較として組成物10については27.2μmが得られた。キャリアとしてのPSCの使用により、焙煎コーヒー粒子(組成物10)のジェットミル処理が上首尾にて可能になったが、この処理は、精製脱油焙煎コーヒーを使用する場合、より効果的になった。

Claims (15)

  1. 50μm以下のD90粒子径及び8(重量/重量)%以下の油含有量を有する、コーヒー豆粒子。
  2. 30μm未満のD90粒子径を有する、請求項1に記載のコーヒー豆粒子。
  3. 7(重量/重量)%以下の油含有量を有する、請求項1又は2に記載のコーヒー豆粒子。
  4. 未焙煎及び焙煎コーヒー豆粒子から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコーヒー豆粒子。
  5. 乾燥固形分の1〜50(重量/重量)%の量の請求項1〜4のいずれか一項に記載のコーヒー豆粒子と、乾燥固形分の50〜99(重量/重量)%の量の可溶性コーヒー固形分(重量/重量)とを含む、コーヒー組成物。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のコーヒー豆粒子と、可溶性コーヒー固形分とを含み、前記コーヒー豆粒子が、可溶性コーヒー固形分の量の1〜100(重量/重量)%の量で存在する、食品又は飲料組成物。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のコーヒー豆粒子を含み、前記コーヒー豆粒子が、可溶性コーヒー固形分の量の2〜50(重量/重量)%の量で存在する、食品又は飲料組成物。
  8. 乳タンパク質及び/又は植物性タンパク質を、乾燥固形分の2〜50(重量/重量)%の量で更に含む、請求項6又は7に記載の、食品又は飲料組成物。
  9. コーヒー豆粒子の製造方法であって、
    a)コーヒー豆から油を除去して、脱油コーヒー豆を製造するステップと、
    b)前記コーヒー豆を50μm以下のD90粒子径に粉砕するステップと、
    を含む、方法。
  10. ステップa)を実施した後、ステップb)を実施する、請求項9に記載の方法。
  11. ステップb)を実施した後、ステップa)を実施する、及び/又は、ステップa)の際にステップb)を実施する、請求項9に記載の方法。
  12. ステップa)での油除去を、前記コーヒー豆の圧搾により実施する、請求項9〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. ステップa)の前及び/又は後、前記コーヒー豆を焙煎する、請求項9〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 可溶性コーヒー製品の調製における、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコーヒー豆粒子の使用。
  15. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のコーヒー豆粒子を、可溶性コーヒー粉末と凝集させる、請求項15に記載の使用。
JP2019501950A 2016-07-19 2017-07-18 コーヒー豆粒子 Pending JP2019520838A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16180070 2016-07-19
EP16180070.1 2016-07-19
PCT/EP2017/068079 WO2018015360A1 (en) 2016-07-19 2017-07-18 Coffee bean particles

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019520838A true JP2019520838A (ja) 2019-07-25

Family

ID=56497604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019501950A Pending JP2019520838A (ja) 2016-07-19 2017-07-18 コーヒー豆粒子

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP3487311A1 (ja)
JP (1) JP2019520838A (ja)
KR (1) KR20190040968A (ja)
CN (1) CN109414032A (ja)
AU (1) AU2017299962B2 (ja)
CA (1) CA3035612A1 (ja)
PH (1) PH12019500314A1 (ja)
RU (1) RU2759606C2 (ja)
WO (1) WO2018015360A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4312577A1 (en) * 2021-03-25 2024-02-07 Eric Wright Shaved coffee beans and coffee shaving methods

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4103113B2 (ja) * 2003-04-21 2008-06-18 ユーシーシー上島珈琲株式会社 微粉砕コーヒーの製造方法
WO2015197340A1 (en) * 2014-06-27 2015-12-30 Nestec S.A. Coffee beverage composition and method of producing it

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1214875A (en) 1916-02-02 1917-02-06 Knut Aaslund Aromatizing dry coffee extract.
US1716323A (en) 1925-08-01 1929-06-04 Vitapack Corp Coffee preparation
US3261689A (en) 1963-06-07 1966-07-19 Gen Foods Corp Soluble coffee process
DE1692260C3 (de) 1967-03-08 1978-11-02 General Foods Corp., White Plains, N.Y. (V.St.A.) Verfahren zum Herstellen eines schnell löslichen Kaffeeprodukts aus Röstkaffee
US3697288A (en) 1970-03-27 1972-10-10 Procter & Gamble Vibration energy milling of ground coffee slurries
GB1489166A (en) 1976-05-07 1977-10-19 Gen Foods Ltd Soluble coffee
CA1110104A (en) 1977-11-01 1981-10-06 Paul Morgan Coffee product and process
CA1099579A (en) 1978-06-12 1981-04-21 General Foods, Limited Process for producing soluble coffee
DE3130346A1 (de) 1981-07-31 1983-02-17 Mittex AG, 9490 Vaduz Verfahren zur herstellung einer grundsubstanz fuer tuerkischen kaffee
CA2090169A1 (en) 1992-03-12 1993-09-13 Jerome F. Trumbetas Colloidal roasted coffee as aromatizer
JP4490158B2 (ja) 2004-04-27 2010-06-23 ユーシーシー上島珈琲株式会社 芳香食品の製造方法および芳香食品
JP2005318812A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Ucc Ueshima Coffee Co Ltd コーヒー飲料の製造方法
ES2315801T5 (es) * 2005-07-18 2019-04-04 Douwe Egberts Bv Producción de café soluble asistida por enzimas
GB2482032B (en) * 2010-07-16 2013-04-10 Kraft Foods R & D Inc Coffee products and related processes

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4103113B2 (ja) * 2003-04-21 2008-06-18 ユーシーシー上島珈琲株式会社 微粉砕コーヒーの製造方法
WO2015197340A1 (en) * 2014-06-27 2015-12-30 Nestec S.A. Coffee beverage composition and method of producing it

Also Published As

Publication number Publication date
AU2017299962A1 (en) 2018-12-06
CN109414032A (zh) 2019-03-01
RU2019104375A (ru) 2020-08-20
RU2759606C2 (ru) 2021-11-16
WO2018015360A1 (en) 2018-01-25
EP3487311A1 (en) 2019-05-29
RU2019104375A3 (ja) 2020-12-30
CA3035612A1 (en) 2018-01-25
KR20190040968A (ko) 2019-04-19
PH12019500314A1 (en) 2020-01-20
AU2017299962B2 (en) 2021-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7154263B2 (ja) コーヒー製品および関連する方法
US3652292A (en) Instant coffee product and a process for its manufacture
KR102411228B1 (ko) 커피 음료 조성물 및 그를 생성하는 방법
KR101920979B1 (ko) 커피 제품
JP2022183261A (ja) コーヒー抽出プロセス及びコーヒー製品
JP2003164261A (ja) 可食飲食物の抽出液および/または搾汁液の製造法
JP7014712B2 (ja) コーヒー粒子の微細化方法
JP2019520838A (ja) コーヒー豆粒子
JPH09121770A (ja) ペースト茶および粉末茶の製造方法
AU2021298166A1 (en) Spray-dried coffee product and production method
CN106858000A (zh) 酥油咖啡食用饮品或速溶酥油咖啡及其制备方法
RU2747852C2 (ru) Кофейные продукты и связанные с ними способы
JP4490158B2 (ja) 芳香食品の製造方法および芳香食品
JP2022087552A (ja) コーヒー製品及びその製造方法
GB2607790A (en) Spray-dried coffee product and production method

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20190614

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220802