JP4255237B2 - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CVD装置等、基板を処理する基板処理装置及び基板処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
一般的に、原料ガスを含む複数のガスを用いるCVD装置においては、原料供給の観点からは、(1)ガスを均一に混合することと、(2)処理基板であるウエーハの表面全域にわたり原料ガスを均一に供給すること、が重要な課題となる。これら(1)、(2)の条件を満たさない場合は、ウエーハ処理層の膜厚や膜質の均一性の阻害要因となる。
【0003】
図12において、従来のCVD装置が示されている。原料供給源48は、2つの原料タンク50,52を有し、この原料タンク50,52は、配管44,46を介して装置本体部16に接続されている。配管44,46には、バルブ54,56及びマスフローコントローラ58,60が設けられている。装置本体部16は、サセプタ36上に基板88を載置した反応室32と、配管44,46が接続されたガス供給部42とを有し、このガス供給部42を介して反応室32にガスが供給されるようになっている。ガス供給部42は、ガスミキサとしての第1の分散板120、緩衝板としての第2の分散板84、及びシャワー板72を有し、これらには多数の小孔82,84,86がそれぞれ形成されている。したがって、配管44,46からガス供給部42から入った2つのガスは、第1の分散板120、第2の分散板84及びシャワー板の上部に形成された空間により混合され、かつ基板主面に対して平行な方向に分散されて、3段階で反応室32に供給されるようにしてある。
【0004】
しかしながら、上記従来例においては、3段階でガス混合、分散を意図しているに関わらず、多数の小孔82〜86が形成された分散板120,84及びシャワー板72により行うようにしているので、ガスは基板主面に対して垂直な方向(図においては縦方向)に流れ、基板主面に対して平行な方向へは拡がらず、混合及び分散のいずれの観点からも十分ではなかった。
【0005】
そのため、従来においても、種々の改善がなされている。例えば特許2533685号公報においては、複数の配管に対応して複数のセパレータを設けた構成が開示されている。セパレータには、円周方向に溝が複数形成され、この溝によりガスを基板主面に対して平行な方向端部に導く。しかしながら、ガスの混合は、前述した従来例と同様に、多数の小孔が形成された分散板の上部空間において行われるので、基板主面に対して平行な方向端部へのガス供給はできても、ガスの混合という観点からは不十分であった。
【0006】
また、特許3030280号公報においては、2つのガスを衝突させるように合流させてガスを混合する構成が開示されている。しかしながら、流入ガスを互いにぶつけ合うことのみによりガスを混合させるようにしているので、十分にガスを混合させることができないし、また、ガスを混合させた後は、前述した従来例と同様に、多数の小孔が形成された分散板の上部空間において分散させるようにしているので、均一分散という観点からも不十分であった。
【0007】
さらに、特開平6−124903号公報においては、複数のガスを渦巻状または蛇行するガス通路を有する混合器で混合させる構成が開示されている。しかしながら、このような混合器においては、渦巻状または蛇行するガス通路にガスの入口を直列に形成してあり、それぞれのガス入口からガス出口までの距離が異なるので、ガス通路を長く形成しなければ十分なガスの混合はなし得ず、一方、ガス通路を長くすれば複雑な構造となるという欠点があった。
【0008】
本発明は、上述した従来の欠点を解消し、ガスの均一混合と、ガスの均一分散とを同時に行うことができる基板処理装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するため、本発明の特徴とするところは、基板を反応室内に配置し、少なくとも2種のガスをガス供給部から前記反応室に導入して基板を処理する基板処理装置において、前記ガス供給部は、少なくとも2種のガスが導入される混合室と、前記反応室に接続された拡散室と、前記混合室と前記拡散室とを連通する少なくとも1つの連通部とを有し、前記連通部は、基板主面に対して平行な方向に延在し、さらに前記混合室で混合されたガスの流れを絞って該ガスを前記拡散室に導くスリットを有する基板処理装置にある。したがって、少なくとも2種のガスは、混合室内で互いに混合され、基板主面に対して平行な方向に延在する連通部を介して拡散室に導入されるので、ガスの混合と分散が同時に行うことができる。
【0010】
混合室に2つのガスを導入する導入部は、スリット状に形成し、導入されるガスを絞って流速を高めて混合室内で衝突させることができる。また、連通部もスリット状に形成し、2つのガスが衝突して十分混合された混合ガスをスリット状の連通部により抽出し、かつ混合されたガスの流速を増大し、ガス拡散室の周辺へ向けて分散させることができる。この連通部のスリット幅は、混合室内外の圧力差を規定しない場合は、狭い方が好ましく、例えば2mm以下にすることが好ましく、さらに1mm以下にすればより好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図7において、本発明の第1の実施形態が示されている。図1に示すように、基板処理装置10は、カセット部12、基板移載部14及び基板処理本体部16とを有する。カセット部12は、カセット室18を有し、このカセット室18に図示しないカセットが搬入、搬送されるようになっている。基板移載部14は、移載室20と移載ロボット22とを有し、移載室20に移載ロボット22のアーム24が配置されている。この移載ロボット22は、アーム24の先端には図示しないツィーザが設けられ、このツィーザを上下、左右、進退自在に動かすことによって、カセット室18のカセットから基板を取り出し、後述する基板処理本体部16の反応室32に搬送するようになっている。なお、カセット室12と移載室20、及び移載室20と反応室32との間にはそれぞれゲートバルブ26,28が設けられ、このゲートバルブ26,28を開閉制御することにより真空を保ちながら基板を搬送できるようにしてある。
【0012】
基板処理本体部16は、例えば枚葉式熱CVD装置からなり、装置本体30内に反応室32が形成されている。この反応室32には、ヒータユニット34が昇降自在に設けられている。このヒータユニット34は、上部に基板が載置するためのサセプタ36が設けられていると共に、内部に図示しないヒータが配置されている。また、装置本体30には、基板を投入するための基板投入口38と、反応室32を減圧するための排気口40が形成されている。さらに、装置本体30の上部には後述するガス供給部42が設けられている。
【0013】
図2に詳しく示すように、ガス供給部42は、ガスAが供給される第1の配管44と、ガスBが供給される第2の配管46とが接続されている。ガスAは例えばOであり、ガスBは例えば原料ガスを含むNであり、2つの原料タンク50,52を有する原料供給源48から供給される。配管44,46には、バルブ54,56及びマスフローコントローラ58,60が設けられており、ガス供給部48へ供給するガスの流量を制御するようにしてある。
【0014】
ガス供給部42は、前述した装置本体30の上部に固定されたフランジ62及びこのフランジ62に固定された蓋体64に囲まれて構成されている。このフランジ62及び蓋体64の内側には、ミキサ板66、スペーサ68、分散板70及びシャワー板72が上下方向に重ねられて配置されている。そして、蓋体64及びミキサ板66により後述する混合室74と拡散室76が形成され、ミキサ板66、スペーサ68及び分散板70により第1の緩衝室78が形成され、分散板70及びシャワー板72により第2の緩衝室80が形成されている。また、拡散室76と第1の緩衝室78とは、ミキサ板66に多数形成された形成された第1の小孔82により、第1の緩衝室78と第2の緩衝室80とは、分散板70に多数形成された第2の小孔84により、第2の緩衝室80と反応室32とは、シャワー板72に多数形成された小孔86により、それぞれ連通されている。シャワー板72の下方には、上昇したサセプタ36に載置された基板88が第3の小孔86に対向し、第3の小孔86から混合されたガスが基板88上に吹き付けられるようになっている。
【0015】
図3乃至図5にも示すように、ミキサ板66は円板状に形成され、このミキサ板66の中心付近に隔壁部90が形成されている。この隔壁部90により、中心で円形に形成された混合室74と、周囲で同心円状に形成された拡散室76とに分けられている。拡散室76は、混合室74より広い空間容積を持っており、この拡散室76の下部に前述した第1の小孔82が多数形成されている。また、この隔壁部90は、図3の左右方向に2つの導入部92,94が形成されている。この導入部92,94は、前述した配管44,46が接続される円形溝96,98と、この円形溝96,98から基板主面に対して平行な方向で混合室74へ向けて延在する第1のスリット100,102を有し、この第1のスリット100,102が混合室74内で対向している。また、隔壁部90は、図3の上下方向、即ち、第1のスリット100,102を結ぶ対角線と直交する方向に2つの連通部104,106が形成されている。この連通部104,106は、基板主面に対して平行な方向に延在し、混合室74と拡散室76とを連通している。また、この連通部104,106は、混合室74に開口する第2のスリット108,110と、この第2のスリット108,110に接続されて拡散室76に開口する幅広の案内部112,114とを有する。この連通部104,106の形成位置は、導入部92,94から混合室74に入ったガスAとガスBが互いに衝突する位置であり、この実施形態においては、導入部92,94から等距離位置になっている。
【0016】
次に上記第1の実施形態の作用について説明する。カセット室18にカセットが投入されると、ゲートバルブ26が開き、移載ロボット22によりカセットから基板を取り出し、ゲートバルブ26を閉じる。移載ロボット22により基板が取り出されると、ゲートバルブ28が開き、移載ロボット22により基板投入口38から反応室32内に基板が投入され、ヒータユニット36が上昇し、サセプタ36上に基板を載置する。次に移載ロボット22のツィーザが後退し、ゲートバルブ28が閉じられる。次に排気口40から図示しない排気ラインを介して反応室32の排気を実施して反応室40を減圧状態にする。次にヒータユニット36のヒータに通電して基板88を所定温度まで加熱する。続いてバルブ54,56を開き、マスフローコントローラ58,60により流量を調節して原料供給源48の原料タンク50,52から配管44,46を介してガスAとガスBを供給する。
【0017】
ガスAとガスBとは、まずガス供給部42の導入部92,94に基板主面に対して垂直な方向から導入される。この導入部92, 94においては、ガスAとガスBとは、円形溝96,98によりそれぞれ基板主面に対して平行な方向に方向変換され、次に第1のスリット100,102によって絞られ、混合室74に導入される。この混合室74においては、ガスAとガスBとは、拡散しながら互いに衝突し、衝突した部分で混合される。このように混合されたガスは、衝突した部分に集中し、次に連通部104,106の第2のスリット108,110により再び絞られて拡散室76に導かれる。
【0018】
図6において、ガスAとガスBとのモル比を数値シュミレーションした結果が示されている。ガスAとガスBとの流量はともに750sccmであり、第2のスリットの出口付近の圧力は1000Paとした。ガスAとガスBとは、領域A又は領域Kでは10:0又は0:10であったものが、混合室74で互いに衝突することにより混合され、混合割合が高い領域が第2のスリット108に向けて形成される。第2のスリット108においては、両者は5:5となり、ほぼ完全に混合されたガスが拡散室に供給されることになる。第2のスリット108は、2mm以下であれば、両者のモル比をほぼ5:5にすることができる。
【0019】
連通部104,106から出た混合ガスは、拡散室76の周辺方向に向けて勢い付けられると共に、拡散室76において分散する。この分散された混合ガスは、第1の小孔82を介して第1の緩衝室78に至り、この第1の緩衝室78おいてさらに分散混合され、次に第2の小孔84を介して第2の緩衝室80に至り、この第2の緩衝室80においてさらに混合され、次に第3の小孔86を介して反応室32に至り、基板88に向けて均等に吹き付けられる。この混合ガスを吹き付けられた基板の表面に膜が形成されるものである。
【0020】
その後、ヒータユニット36のへの通電を停止し、排気口40から反応室32の排気をし、ヒータユニット36を下方に移動させ、ゲートバルブ28を開き、移載ロボット22により基板を取り出し、必要に応じて冷却し、ゲートバルブ26を開き、カセット室18のカセットに基板を移載することにより処理を終了する。
【0021】
なお、上記第1の実施形態においては、拡散室76と反応室32とは、第1の緩衝室78と第2の緩衝室80を介して接続しているが、この第1の緩衝室78及び第2の緩衝室80のいずれか一方又は双方を省略し、構成を簡略化することができる。
【0022】
図7において、本発明の第2の実施形態が示されている。この第2の実施形態は、前述した第1の実施形態と比較すると、隔壁部90の構成を異にしている。即ち、第1の実施形態においては、隔壁部90をほぼ円形とし、連通部104,106には案内部112,114を延在させていたが、この第2の実施形態においては、幅広部を含む部分を削除し、混合室74と導入部92,94に沿って曲面部116,118を形成し、連通部104,106は第2のスリット108,110のみで形成したものである。したがって、隔壁部90の占める面積を小さくした分、拡散室76の空間容積を増大し、混合と分散をより進めることができると共に、第1の小孔82の数を増やすことができるものである。なお、第1の実施形態と同一部分については、図面に同一番号を付してその説明を省略する。
【0023】
図8において、本発明の第3の実施形態が示されている。この第3の実施形態は、前述した第1及び第2の実施形態と比較すると、導入部を省略し、混合室74にガスAとガスBとを直接導入するようにした点が異なる。即ち、この第3の実施形態においては、配管44,46は、混合室74に直接接続され、ガスAとガスBとは、混合室74においてその方向を基板主面に対して平行な方向に変えて衝突するようになっている。
そして、この衝突した位置に連通部104,106が形成されている。この連通部104,106は、第2の実施形態と同様に、第2のスリット108,110のみから構成されている。したがって、ガス供給部42の構成を簡略化することができ、安価に製造できると共に、定期的清掃等のメンテナンスを行う場合に有利となる。なお、第1及び第2の実施形態と同一部分については、図面に同一番号を付してその説明を省略する。
【0024】
図9乃至図11において、第2のスリット108,110の幅をそれぞれ1mm、2mm、4mmとした場合のガスAとガスBとのモル比を数値シュミレーションした結果が示されている。この結果によれば、スリット幅が狭い程、ガスAとガスBとの混合が促進されることが分かり、スリット幅が2mm以下であればほぼ完全に混合させることができる。ただし、スリット幅が狭くなると、混合室と拡散室との圧力差とが大きくなるため、この圧力差との関係を含めてスリット幅を決めることができる。なお、この数値シュミレーションの条件は、第1の実施形態と同様に、ガスAとガスBとの流量はともに750sccmであり、第2のスリットの出口付近の圧力は1000Paとした。
【0025】
なお、上記3つの実施形態においては、2つの連通部を設けているが、連通部は少なくとも1つあれば足り、3つ以上設けることもできる。また、導入されるガスは2種に限ることなく、3種以上であってもよい。
【0026】
以上のように、本発明は、特許請求の範囲に記載した事項を特徴とするが、さらに次のような実施形態が含まれる。
(1)基板を反応室内に配置し、少なくとも2種のガスをガス供給部から前記反応室に導入して基板を処理する基板処理装置において、前記ガス供給部は、少なくとも2種のガスが導入される混合室と、前記反応室に接続された拡散室と、前記混合室と前記拡散室とを連通する少なくとも1つの連通部とを有し、前記連通部は、基板主面に対して平行な方向にスリット状に形成されて延在し、前記混合室内に導入された少なくとも2種のガスが衝突する付近に形成されてなる基板処理装置(2)基板を反応室内に配置し、少なくとも2種のガスをガス供給部から前記反応室に導入して基板を処理する基板処理装置において、前記ガス供給部は、少なくとも2種のガスが導入される混合室と、前記反応室に接続された拡散室と、前記混合室と前記拡散室とを連通する少なくとも1つの連通部とを有し、前記連通部は、基板主面に対して平行な方向に延在し、かつ2つのガスが混合室に導入される部分からほぼ等距離位置に形成されてなることを特徴とする基板処理装置。
(3)基板を反応室内に配置し、少なくとも2種のガスをガス供給部から前記反応室に導入して基板を処理する基板処理装置において、前記ガス供給部は、少なくとも2種のガスを導入する導入部と、この導入部に接続された混合室と、前記反応室に接続された拡散室と、前記混合室と前記拡散室とを連通する少なくとも1つの連通部とを有し、前記連通部は、基板主面に対して平行な方向に延在し、かつ前記導入部からほぼ等距離位置に形成されてなることを特徴とする基板処理装置。
(4)前記導入部は、それぞれスリットを有し、該スリットにより2つのガスを絞って衝突させるようにしたことを特徴とする(3)記載の基板処理装置。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、混合室で衝突したガスを基板主面に対して平行な方向に延在する連通部を介して拡散室に導くようにしたので、ガスの混合と分散とを同時に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る基板処理装置を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る基板処理装置に用いた装置本体部を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る基板処理装置に用いたミキサ板を示す平面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る基板処理装置に用いたミキサ板を示し、図3のA−A線断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る基板処理装置に用いたミキサ板を示し、図3のB−B線断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る基板処理装置のガス供給部におけるガスの混合状態を数値シュミレーションした結果を示すシュミレーション図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る基板処理装置に用いたガス供給部を示す半分透視斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る基板処理装置に用いたガス供給部を示す半分透視斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る基板処理装置のガス供給部におけるガスの混合状態を数値シュミレーションした結果を示し、連通部のスリット幅を1mmとしたときのシュミレーション図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る基板処理装置のガス供給部におけるガスの混合状態を数値シュミレーションした結果を示し、連通部のスリット幅を2mmとしたときのシュミレーション図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る基板処理装置のガス供給部におけるガスの混合状態を数値シュミレーションした結果を示し、連通部のスリット幅を4mmとしたときのシュミレーション図である。
【図12】従来の基板処理装置における装置本体部を示す断面図である。
10 基板処理装置
12 カセット部
14 基板移載部
16 装置本体部
18 カセット室
22 移載ロボット
32 反応室
34 ヒータユニット
36 サセプタ
42 ガス供給部
44,46 配管
48 原料供給源
50,52 原料タンク
66 ミキサ板
70 分散板
72 シャワー板
74 混合室
76 拡散室
82,84,86 小孔
88 基板
90 隔壁部
92,94 導入部
100,102 第1のスリット
104,106 連通部
108,110 第2のスリット

Claims (5)

  1. 基板を反応室内に配置し、少なくとも2種のガスをガス供給部から前記反応室に導入して基板を処理する基板処理装置において、前記ガス供給部は、少なくとも2種のガスが導入される混合室と、前記反応室に接続された拡散室と、前記混合室と前記拡散室とを連通する少なくとも1つの連通部とを有し、前記連通部は、基板主面に対して平行な方向に延在し、さらに前記混合室で混合されたガスの流れを絞って該ガスを前記拡散室に導くスリットを有することを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記連通部は、少なくとも2種のガスが前記混合室に導入される部分それぞれから等距離位置に形成されていることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 基板を反応室内に配置し、少なくとも2種のガスをガス供給部から前記反応室に導入して基板を処理する基板処理装置において、前記ガス供給部は、少なくとも2種のガスを導入する導入部と、この導入部に接続された混合室と、前記反応室に接続された拡散室と、前記混合室と前記拡散室とを連通する少なくとも1つの連通部とを有し、前記導入部は、導入されたガスの流れを絞る第1のスリットを有し、前記連通部は、基板主面に対して平行な方向に延在し、さらに前記混合室で混合されたガスの流れを絞って該ガスを前記拡散室に導く第2のスリットを有することを特徴とする基板処理装置。
  4. 基板を反応室内に配置する工程と、
    少なくとも2種のガスをガス供給部から前記反応室に導入して基板を処理する工程とを有し、
    前記基板処理工程は、
    前記ガス供給部にある混合室に少なくとも2種のガスが導入され、
    この少なくとも2種のガスが前記混合室で混合され、
    この混合室で混合されたガスが、前記ガス供給部にある前記基板主面に対して平行な方向に延在し、さらに前記混合室で混合されたガスの流れを絞って該ガスを前記拡散室に導くスリットを有する連通部を通り、前記ガス供給部にある拡散室に導かれる工程を有することを特徴とする基板処理方法。
  5. 基板を反応室内に配置する工程と、
    少なくとも2種のガスをガス供給部から前記反応室に導入して基板を処理する工程とを有し、
    前記基板処理工程は、
    前記ガス供給部にある混合室に少なくとも2種のガスの流れを絞って該ガスを導く第1のスリットを有する導入部を通って前記少なくとも2種のガスが前記混合室に導入され、
    この少なくとも2種のガスが前記混合室で混合され、
    この混合室で混合されたガスが、前記ガス供給部にある前記基板主面に対して平行な方向に延在し、さらに前記混合室で混合されたガスの流れを絞って該ガスを前記拡散室に導く第2のスリットを有する連通部を通り、前記ガス供給部にある拡散室に導かれる工程を有することを特徴とする基板処理方法。
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