JP4254818B2 - 二次元コードデータ変換用記録媒体,二次元コードデータ変換装置およびプリンタ - Google Patents

二次元コードデータ変換用記録媒体,二次元コードデータ変換装置およびプリンタ Download PDF

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Description

本発明は、キャラクタの集合で表される一つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データを二次元コードデータに変換する技術の改良に関するものである。
特許文献1には、キャラクタの集合で表される1つのまとまった変換前情報等を二次元コードで表すことが記載されている。
また、変換前情報が2つ以上の二次元コードで表される場合には、二次元コード各々で表される変換前情報が連結されて1つのまとまった変換前情報が表されることになる。二次元コードのコードシンボルは、複数のセル(画素)が平面状に(マトリックス状に)並べられて形成されるものであり、1つのセルによって1ビットの情報が表される。セルの大きさが一定であれば、コードシンボルの大きさが大きいほど1つのコードシンボルで表される情報量が多くなり、コードシンボルの大きさが一定であれば、セルが小さいほど情報量が多くなる。また、2つ以上の二次元コードを用いれば、1つの二次元コードでは表すことができない多量の情報を表すことが可能となる。出力媒体の決められた出力領域、例えば、一方向の寸法が小さい細長い領域に、二次元コードを出力することも可能となる。1つの変換前情報を1つの二次元コードで表す場合には、二次元コードのコードシンボルが大きくなり、許容される出力領域を一方向において超えてしまうことがあるが、2つ以上の二次元コードを用いれば、二次元コードのコードシンボル各々を小さくすることができるため、領域内に出力することが可能となるのである。
特開平10−3509号公報
このような事情の下で、従来は、2つ以上の二次元コードで表すべき変換前情報をオペレータが分割し、その分割した分割変換前情報に対応する分割変換前情報データをコンピュータに二次元コードデータに変換させることが行われていた。そのため、面倒であるとともに、変換された二次元コードデータ各々で表される二次元コードのコードシンボルの大きさが大き過ぎ、分割し直すことが必要になる場合があった。
そこで、本発明の課題は、キャラクタの集合で表される1つのまとまった変換前情報を2つ以上の二次元コードで表す場合におけるオペレータの作業を容易にすることであり、具体的には、二次元コード各々のコードシンボルの大きさが予め定められた大きさを越えないように、変換前情報データが自動で分割されるようにすることである。
課題を解決するための手段および効果
請求項1の発明に係る記録媒体は、(i)キャラクタの集合で表される1つのまとまった
変換前情報を2つ以上の二次元コードで表す場合に、それら2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさが、テーププリンタによって印字されるテープの幅に応じて決まる最大の大きさを越えないように、前記1つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割処理と、(ii)その情報データ分割処理によって分割された分割変換前情報データ毎に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換処理とをコンピュータに実行させるための二次元コードデータ変換プログラムが、コンピュータにより読み取り可能な状態で記録されていることを特徴とする二次元コードデータ変換用記録媒体とされる。
請求項1に記載の記録媒体に記録された二次元コードデータ変換プログラムがコンピュ
ータにより読み取られ、実行されれば、1つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データが、二次元コード各々のコードシンボルの大きさが予め定められた大きさ(以下、設定最大値と称する)を超えないように、自動で分割され、二次元コードデータに変換される。オペレータが変換前情報を分割する必要がなくなり、その分、二次元コードデータへの変換の際の作業を容易にし得る。しかも、変換された二次元コードデータ各々で表される二次元コードのコードシンボルの大きさが設定最大値を超えないようにすることができるため、例えば、出力媒体の二次元コードを出力する出力領域に制限がある場合等に、その出力領域内に二次元コードを出力させることが可能となる。
設定最大値が、テーププリンタにおいて二次元コードが印字されるテープの幅に応じて決定され、コードシンボルがこの設定最大値を越えないように、変換前情報データが分割される。この意味において、情報データ分割処理は、テープ幅対応設定最大値決定処理を含むものと考えることができる。テープ幅は、オペレータによって入力されるようにしても、テーププリンタから供給されるようにしてもよい。テーププリンタにおいてテープ幅が検出され、そのテープ幅を表すテープ幅データがコンピュータに送信される場合には、コンピュータにおいて、テーププリンタから供給されたテープ幅データに基づいて設定最大値が決定されるようにすることができる。各テーププリンタにおいては使用されるテープの幅が一定に決まっているが、二次元コードデータ変換用プログラムが複数種類のテーププリンタに共用である場合には、各テーププリンタから供給されるテープ幅のデータに基づいて設定最大値が決定されるようにすることができる。設定最大値はテープ幅と同じ値に決定されても、テープ幅より小さい値に決定されてもよいが、マージン等を考慮してテープ幅より小さい値に決定されるようにすることが望ましい。
テーププリンタにおいて二次元コードが印字されるテープが、粘着層を有するものである場合には、テープを対象物に容易に貼付することができ、便利である。例えば、部品管理等に利用することができるのである。
また、二次元コードデータに変換される場合には、1つのセルの大きさが一定に保たれた状態で変換されるようにしても、セルの大きさが可変な状態で変換されるようにしてもよい。コードシンボルの大きさが設定最大値を越えないようにセルを小さくすることも可能なのである。このように、変換前情報データが二次元コードデータに変換される場合には、セルの大きさが一定に保たれた状態で変換されるセル一定変換処理が行われる場合や、可変な状態で変換されるセル可変変換処理が行われる場合等がある。セル一定変換処理とセル可変変換処理との予め定められたいずれか一方が行われるようにしても、セル一定変換処理とセル可変変換処理とのいずれか一方が、コードシンボルの大きさや設定最大値等に基づいて選択的に行われるようにしてもよい。
セル一定変換処理が行われる場合には、コードシンボルの大きさは、そのコードシンボルが表す情報量に基づいて決まり、1つのコードシンボルが表す情報量は、二次元コードに変換される分割変換前情報データが表す情報量に基づいて決まる。そのため、コードシンボルが設定最大値を越えないようにすることは、1つのコードシンボルが表す情報量がその設定最大値に対応する情報量の上限値(シンボル用上限情報量と称する)を越えないようにすることに対応し、同様に、分割変換前情報データが表す情報量が変換前情報用上限情報量を越えないようにすることに対応する。二次元コードのコードシンボルが表す情報には、後述するように、分割変換前情報データが表す変換前情報に加えて、連結数や連結する順番を表す情報,誤り訂正用の情報等が含まれるため、分割変換前情報データが表す情報より多くなる。
なお、記録媒体としては、CDROM,FD,ROMカード等のコンピュータから取り外し可能なものであっても、ROMチップ,EPROMチップ,ハードディスク等コンピュータに固定的に設けられるものであってもよい。また、光学的,磁気的に書き込み可能なものであっても、書き込み不能なものであってもよい。
特許請求可能な発明
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、少なくとも、請求の範囲に記載された発明である「本発明」ないし「本願発明」を含むが、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組を、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
(1)キャラクタの集合で表される1つのまとまった変換前情報を2つ以上の二次元コード
で表す場合に、それら2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさが、テーププリンタによって印字されるテープの幅に応じて決まる最大の大きさを越えないように、前記1つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割処理と、
その情報データ分割処理によって分割された分割変換前情報データ毎に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換処理と
をコンピュータに実行させるための二次元コードデータ変換プログラムが、コンピュータにより読み取り可能な状態で記録された二次元コードデータ変換用記録媒体(請求項1)。
(2)前記コードシンボルが、二次元コードの最小単位であり、少なくとも、前記キャラクタの変換前情報を表すセルと、複数のコードシンボルの連結数や連結する順番を表すセルと、位置決めを表すセルとを含む(1)項に記載の二次元コードデータ変換用記録媒体(請求項2)。
(3)前記情報データ分割処理が、前記2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさの差が、予め定められた設定差を越えないように、前記1つのまとまった変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する処理を含む(1)項または(2)項に記載の二次元コードデータ変換用記録媒体(請求項3)。
(4)前記情報データ分割処理が、
前記2つ以上のコードシンボル間の寸法差が設定差より大きいか否かを判定するコードシンボル寸法差判定処理と、
そのコードシンボル寸法差判定処理によって寸法差が設定差より大きいと判定された場合に、前記変換前情報データの分割位置を変更して、分割する再分割処理と
を含む(1)項ないし(3)項に記載の二次元コードデータ変換用記録媒体(請求項)。
変換前情報データの分割位置が変更されれば、各コードシンボルで表される情報量が変わる。そのため、分割位置を、コードシンボル間の寸法差が小さくなるように変更すれば、2つ以上のコードシンボルの大きさをほぼ同じにすることができる。2つ以上のコードシンボルの大きさをほぼ同じにすることは不可欠ではないが、二次元コードを読み取る際に都合がよい。また、二次元コードを出力媒体に出力する際の見栄えをよくしたり、二次元コードが出力される領域を小さくしたりすることも可能となる。
2つ以上のコードシンボル間の寸法差は、上記設定差の大きさに応じて決まる。設定差が小さいほど寸法差が小さくなり、0とされた場合に寸法差が0となり、2つ以上のコー
ドシンボルの大きさが均一とされる。この場合には、再分割処理を寸法均一化処理と称することができる。
また、前述のように、セル一定変換処理が行われる場合には、コードシンボルの大きさは、コードシンボルが表す情報量や、分割変換前情報データが表す情報量に基づいて求めることが可能であるため、これら情報量差が各々に応じて設定された設定情報量差より大きいか否かに基づいて判定することもできる。コードシンボル寸法差判定処理には、シンボル情報量差判定処理,変換前情報量差判定処理が含まれるのであり、この場合の再分割処理をシンボル情報量均一化処理,分割変換前情報量均一化処理と称することができる。さらに、これら情報量均一化処理と寸法均一化処理とを合わせてコードシンボル均一化処理と総称することも可能である。
(5)前記情報データ分割処理が、
前記コードシンボルの大きさが、予め定められた大きさを超えるか否かを判定するコードシンボル寸法判定処理と、
そのコードシンボル寸法判定処理によって前記予め定められた大きさを越えると判定された場合に、前記変換前情報データの分割数を増す分割数増加処理と
を含む(1)項ないし(4)項のいずれか1つに記載の二次元コードデータ変換用記録媒体。
本項に記載の記録媒体に記録された二次元コードデータ変換プログラムがコンピュータにより読み取られ、実行されれば、コードシンボルの大きさが設定最大値を超えるか否かが判定され、超えると判定された場合には、分割数が増加させられる。分割数が増加させられれば、コードシンボル1つが表す情報量が少なくなるため、1つのコードシンボルを小さくすることができる。その意味で、分割数増加処理は、コードシンボル小形化処理と称することができる。
前述のように、セル一定変換処理が行われる場合には、1つのコードシンボルで表される情報量や分割変換前情報データで表わされる情報量に基づいてコードシンボルの大きさを求めることができる。そのため、コードシンボルが設定最大値を越えるか否かは、コードシンボルが表す情報量,分割変換前情報データが表す情報量等に基づいて判定することも可能である。したがって、コードシンボル寸法判定処理には、コードシンボルが表す情報量が上述のシンボル用上限情報量を越えるか否かを判定するシンボル情報量判定処理や変換前の分割変換前情報データが表す情報量が変換前情報用上限情報量を越えるか否かを判定する変換前情報量判定処理等が含まれることになる。変換前情報量判定処理は、二次元コードデータに変換される以前に行うことができる。このように、コードシンボル寸法判定処理は、コードシンボルの実際の大きさに基づいて判定する直接判定処理を含むものであっても、コードシンボルが表す情報量や分割変換前情報データが表す情報量に基づいて判定する間接判定処理を含むものであってもよいのである。 なお、本項に記載の「分割」の分割数の初期値は1である。1つのまとまった変換前情報データが分割数1で分割され、その分割された分割変換前情報データ(1つのまとまった変換前情報データと同じ)が二次元コードデータに変換されるが、その変換された二次元コードデータで表される二次元コードのコードシンボルの大きさが設定最大値より大きいと判定された場合には、分割数が2とされる。1つのまとまった変換前情報データが分割数2で分割され(2つに分割され)、以下、同様の実行が繰り返し行われる。
(6)キャラクタの集合で表される1つのまとまった変換前情報を2つ以上の二次元コードで表す場合に、前記2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさの差が、予め定められた設定差を越えないように、前記1つのまとまった変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割処理と、
その情報データ分割処理によって分割された分割変換前情報データ毎に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換処理と
をコンピュータに実行させるための二次元コードデータ変換プログラムが、コンピュータにより読み取り可能な状態で記録されている二次元コードデータ変換用記録媒体。
(7)キャラクタの集合により表される1つのまとまった変換前情報を2つ以上の二次元コードで表す場合に、前記2つ以上の二次元コードが出力媒体の予め定められた領域内に配置されるように、前記1つのまとまった変換前情報を表す情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割処理と、
その情報データ分割手段によって分割された分割変換前情報データ毎に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換処理と
をコンピュータに実行させるための二次元コードデータ変換プログラムが、コンピュータにより読み取り可能な状態で記録されている二次元コードデータ変換用記録媒体。
本項に記載の記録媒体に記録された二次元コードデータ変換用プログラムが、コンピュータにより読み取られ、実行された場合には、二次元コードが出力される出力媒体の予め定められた領域(以下、設定出力領域と称する)に応じて設定最大値が決定され、コードシンボルが設定最大値を越えないように変換される。オペレータが設定最大値を入力する必要がなくなり、作業を容易にし得る。設定出力領域はオペレータによって入力されるようにしたり、後述するように、テーププリンタ等の外部装置から供給されるようにしたりすることができる。オペレータが設定出力領域を入力する場合であっても、設定出力領域は設定最大値より容易に決定できるため、オペレータの負担を軽くすることができる。
(8)キャラクタの集合により表される1つのまとまった変換前情報を2つ以上の二次元コードで表す場合に、それら2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさが予め定められた大きさを越えないように、前記1つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割手段と、
その情報データ分割手段によって分割された分割変換前情報データ毎に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換手段と
を含む二次元コードデータ変換装置であって、
前記情報データ分割手段が、前記コードシンボルの最大の大きさを、テーププリンタによって印字されるテープの幅に応じて決定して分割するテープ幅対応制限付き分割手段を含む二次元コードデータ変換装置(請求項)。
本項に記載の二次元コードデータ変換装置においては、1つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データが、二次元コード各々のコードシンボルの大きさが設定最大値を越えないように自動で分割され、二次元コードデータに変換される。
本項に記載の二次元コードデータ変換装置の一例は、(1)項に記載の記録媒体から二次
元変換プログラムを読み取り、実行可能なコンピュータである。記録媒体は、コンピュータに固定的に設けられたものであっても、取り外し可能に設けられたものであってもよい。また、記録媒体は、(1)項に記載のものに限らず、(2)項ないし(7)項のいずれか1つに記載のものとすることができる。
(9)記録媒体と、
(a)その記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムを実行す
る主制御部と、(b)その主制御部における実行によって取得されたデータを供給するデー
タ供給部とを含むコンピュータと、
そのコンピュータに接続され、前記データ供給部から供給されたデータに対応する出力画像を出力媒体に出力する出力装置と
を含む出力システムであって、
前記記録媒体が、(c)キャラクタの集合により表される1つのまとまった変換前情報を
2つ以上の二次元コードで表す場合に、それら2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさが予め定められた大きさを越えないように、前記1つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割処理と、(d)その情報データ分割処理において分割された分割変換前情報データ毎
に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換処理とをコンピュータに実行させるための二次元コードデータ変換プログラムが、コンピュータにより読み取り可能な状態で記録されている二次元コードデータ変換用記録媒体であり、
前記データ供給部が、前記主制御部において取得された二次元コードデータを前記出力装置に供給する二次元コードデータ供給部を含み、
前記出力装置が、前記二次元コードデータに対応する二次元コードを出力媒体に出力する二次元コード出力装置を含む出力システム。
コンピュータにおいて、二次元コードデータ変換プログラムが記録媒体から読み取られ、実行されることにより、変換前情報データが二次元コードデータに変換されて、その二次元コードデータが出力装置に供給される。出力装置においては、そのコンピュータから供給された二次元コードデータに対応する二次元コードが出力媒体に出力される。コンピュータは、二次元コード変換装置の一態様とすることができる。
出力装置は、出力媒体としてのCRTディスプレイ,液晶ディスプレイ等の画面に二次元コードを表示する表示装置としたり、出力媒体としてのプリント媒体に二次元コードをプリントアウトするプリンタ等としたりすることができる。プリンタは、通常の記録紙に二次元コードをプリントアウトするシートプリンタとしたり、テープ状のプリント媒体にプリントアウトするテーププリンタとしたりすることができる。本項の態様は、出力装置が記録媒体からプログラムを読み取り、実行可能な制御部を有しないものである場合に有効である。
なお、上記記録媒体は、(1)項に記載のものに限らず、(2)項ないし(7)項のいずれか1
つに記載の記録媒体とすることができる。
(10)キャラクタの集合で表される1つのまとまった変換前情報を2つ以上の二次元コードで表す場合に、それら2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさが予め定められた大きさを越えないように、前記1つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割手段と、
その情報データ分割手段によって分割された分割変換前情報データ毎に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換手段と、
その二次元コードデータ変換手段によって変換された二次元コードデータに対応する二次元コードを、テープに前記二次元コードを前記テープの長手方向に並べてプリントアウトするプリント部と
を含むプリンタにおいて、
前記情報データ分割手段が、前記コードシンボルの最大の大きさを、前記テープの幅に応じて決定して、分割するテープ幅制限付き分割手段を含むことを特徴とするプリンタ(請求項)。
本項に記載のプリンタは、情報データ分割手段と二次元コードデータ変換手段とを含む制御部を有するものである。プリンタの制御部は、(1)項に記載の記録媒体からプログラ
ムを読み取り、実行可能なものとすることができる。記録媒体は、制御部に固定的に設けられたものであっても、取り外し可能なものであってもよい。また、(2)項ないし(7)項のいずれか1つに記載の記録媒体であってもよい。
プリント部は、通常の記録紙に二次元コードをプリントアウトするものであっても、テープ状のプリント媒体にプリントアウトするものであってもよい。二次元コードを、そのコードシンボルの大きさに対して大きい記録紙の任意の位置(領域)にプリントアウトする場合には、コードシンボルの大きさが問題となることは少ないが、記録紙の決められた部分(設定出力領域)にプリントアウトする場合や、テープ状等幅方向に制限があるプリント媒体にプリントアウトする場合には問題となることが多く、これらの場合に本発明の効果を特に有効に享受し得る。
また、プリント媒体が、テープ状の粘着層を有したものである場合には、二次元コードがプリントアウトされたテープを対象物に容易に貼付することができ、便利である。
(11)前記情報データ分割手段が、
前記コードシンボルの大きさが、予め定められた大きさを越えるか否かを判定するコードシンボル寸法判定手段と、
そのコードシンボル寸法判定手段において前記予め定められた大きさを越えると判定された場合に、前記情報データの分割数を増す分割数増加手段と
を含む(10)項に記載のプリンタ。
(12)二次元コードをプリント媒体にプリントアウトするプリンタと、
そのプリンタに、前記二次元コードに対応する二次元コードデータを供給するコンピュータに実行させるための二次元コードデータ変換プログラムがコンピュータにより読み取り可能な状態で記録された記録媒体であって、前記二次元コードデータ変換プログラムが、(a)キャラクタの集合により表される1つのまとまった変換前情報を2つ以上の二次元コードで表す場合に、それら2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさが予め定められた大きさを越えない状態で、前記1つのまとまった変換前情報を表す情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割処理と、(b)その情報データ分割処理において分割された分割変換前情報データ毎に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換処理とを含むプログラムである記録媒体と
を含むプリンタおよび記録媒体。
本項に記載の態様は、プリンタが記録媒体に記録されたプログラムを読み取り、実行可能な制御部を有しないものである場合に有効である。記録媒体があれば、記録媒体からプログラムを読取り,実行可能なコンピュータに二次元コードデータ変換プログラムを実行させ、その結果取得された二次元コードデータがプリンタに供給されるようにすればよい。コンピュータは、二次元コード変換装置の一態様のものとすることができる。記録媒体は、(1)項に記載のものに限らず、(2)項ないし(7)項のいずれか1つに記載のものとすることができる。
以下、本発明の一実施例としてのプリンタについて図面に基づいて詳細に説明する。このプリンタはコンピュータを備えたものであり、コンピュータは、本発明の一実施例としての記録媒体に記録されたプログラムを読み取り、実行可能なものであり、本発明の一実施例としての二次元コード変換装置である。
図2において、10はパーソナルコンピュータ(以下、コンピュータと略称する)であり、12はプリント部としてのテーププリンタである。コンピュータ10は、テーププリンタ12の制御部とされる。コンピュータ10は、制御部14(図1参照)を備えた本体16と、入力装置としてのキーボード18,マウス20と、出力装置としての表示装置22とを備えたものである。コンピュータ10には、接続線24を介してテーププリンタ12が接続されている。テーププリンタ12はコンピュータ10の出力装置の一態様でもある。
テーププリンタ12は、テープ状のプリント媒体に出力画像を印刷する装置であるが、テープは図3に示すカセット28に備えられており、カセット28がテーププリンタ12に装着されることにより、供給されることになる。
カセット28は、カセット本体30と、透明なラミネートフィルム32が巻装されたテープスプール34と、インクリボン36が巻装されたリボン供給スプール38と、インクリボン36を巻き取る巻取りスプール40と、両面粘着テープ42が巻装されたテープ供給スプール44とを含むものであり、各スプール34,38,40,44は、カセット本体30に対して相対回転可能に取り付けられている。また、両面粘着テープ42は剥離紙が外周側に位置する状態で巻装されている。
インクリボン36は、リボン供給スプール38から供給されて、複数の送りローラを経て巻取りスプール40によって巻き取られるが、その一部においてラミネートフィルム32と重ねられ、その重なる部分に対応する位置(インクリボン側)に、サーマルヘッド50が設けられている。また、サーマルヘッド50に対向する位置(ラミネートフィルム側)にはプラテンローラ52が設けられ、ラミネートフィルム32とインクリボン36とがサーマルヘッド50に押し付けられる。サーマルヘッド50には多数個の発熱素子が上下方向に並べて配設されている。発熱素子が加熱されることにより、インクイボン36のインクがラミネートフィルム32に転写され、出力画像が形成される。
ラミネートフィルム32のサーマルヘッド50の下流側に、両面粘着テープ42が供給され、一対の接合ローラ54,56が、これらの両側に設けられている。一対の接合ローラ54,56によって、ラミネートフィルム32と両面粘着テープ42とが押し付けられ、合わせられて、印字テープ58とされる。接合ローラ56は、印字テープ58をテーププリンタ12の外部に排出する送りローラでもある。上記プラテンローラ52,接合ローラ54は、図示しないテーププリンタ本体に回動可能に設けられたローラ支持部60に相対回転可能に支持される。
前述の接合ローラ56,リボン巻き取りスプール40は、送りモータ64(図1参照)の駆動により回転させられる。これら接合ローラ56,リボン巻き取りスプール40が同期して回転させられるとともに、サーマルヘッド50が制御されれば、ラミネートフィルム32上に、出力画像が形成され、両面粘着テープ42が合わせられた状態で、印字テープ58が送り出されることになる。
テーププリンタ12には図示しないが、一対の固定刃と可動刃とが設けられ、可動刃が一往復させられることにより印字テープ58が切断されるようにされている。可動刃は、カッタ駆動モータ66により移動させられる。
このカセット28は、印字テープ58の幅,色,型等の種類によって決まる複数種類のものがある。幅に関して、6mm, 9mm,12mm,18mm,24mm,36mmのものがあり、色に関して、赤色,青色,緑色・・等合計13色のものがある。また、型に関しては、上述のラミネートフィルム32と両面粘着テープ42とが合わされたものの他に、ラミネートフィルムを有しないノンラミネートテープ,感熱用テープ,インスタントレタリング用テープがある。ノンラミネートテープの場合には、出力画像が片面粘着テープの剥離紙とは反対側の面に直接印字されることになる。
本実施例においては、テープの種類、すなわち、カセット28の種類が、テープ幅センサ70,テープ色センサ72,テープ型センサ74によってそれぞれ検出される。これらセンサ70〜74は、テーププリンタ12の本体側に設けられた複数の凹部を含む凹部群を有するものであり、これら凹部各々における突部の嵌合状態に基づいてテープの種類が検出される。テープ幅センサ70は、図4に示すように、3つの凹部を含む凹部群76を含むものであり、カセット本体30の外側のカセット28が装着された場合に凹部群76に対向する位置に、幅に応じた突部群78(図に示す場合においては、突部群78には2つの突部が含まれるが、突部が1つも含まれない場合もある。)が設けられる。3つの凹部各々に対する突部の嵌合状態が光学的に検出されることにより、8通りの嵌合状態が検出可能とされ、これら嵌合状態に対応してテープ幅が検出されるのである。同様に、テープ色センサ72は4つの凹部を含む凹部群を有するものであり、16通りの嵌合状態が検出可能とされ、テープ型センサ78は2つの凹部を含む凹部群を有するものであり、4通りの嵌合状態が検出可能とされている。
テーププリンタ本体には、その他、カセット28が装着されているか否かを検出するカセットスイッチ80、テープがエンド状態になったことを検出するテープエンドセンサ82が設けられている。テープエンドセンサ82は、前記ローラ支持体60のカセット28に設けられた開口部に対向する位置に設けられており、ラミネートフィルム32のテープエンドあるいはエンド付近に設けられたエンドマークが検出される。
前記コンピュータ10の制御部14は、図1に示すように、CPU89,RAM90,ROM91,入出力用I/F92,送受信用I/F93,ハードディスク(HD)ドライブ装置94,シーディーロム(CDROM)ドライブ装置95,フロッピィディスク(FD)ドライブ装置96等を含むものである。入出力用I/F92には、前述のキーボード18、マウス20、表示装置22が接続されるとともに、上記CDROMドライブ装置95、FDドライブ装置96等が接続されている。表示装置22は、表示画面としてのCRTディスプレイ(CRTD)96とCRTコントローラ(CRTC)97とを含むものであり、CDROMドライブ装置95は、記録媒体としてのCDROM99に記録された情報を読み取るCDROMドライブ(CDD)100とそれを制御するCDROMドライブコントローラ(CDC)101とを含むものである。CDROMドライブ装置95にCDROM99が差し込まれ、予め定められた手順に従ってインストールされると、CDROM99に記録された種々のプログラムやデータ等が読み取られ、ハードディスク102に記録される。同様に、FDドライブ装置96には、記録媒体としての図示しないフロッピディスクに記録された情報を読み取るFDドライブ(FDD)103とそれを制御するFDドライブコントローラ(DFC)104とが含まれる。
なお、コンピュータ12は、CDROMドライブ装置95とFDドライブ装置96との両方を有するものとする必要は必ずしもなく、いずれか一方のみを有するものとしてもよい。また、表示装置22はCRTD96でなく、液晶ディスプレイを有するものとすることもできる。CRTD96には、キャラクタや、後述するテンプレート,二次元コード,選択画像等が表示されるため、表示装置22等によって、コンピュータの出力画像出力装置、二次元コード出力装置、選択画像出力装置等が構成されると考えることができる。
キーボード18は、主として、キャラクタデータを入力する場合に操作されるが、その他、テーププリンタ12におけるカセット28の種類,自動カットの有無の設定等の印刷条件の設定、印刷指示(印刷開始指示)、コンピュータ12における種々の作動の指示等を行う場合にも操作されることがある。これら印刷条件の設定、印刷指示、コンピュータ12における種々の作動の指示等はマウス20の操作によって行われることが多い。キーボード18の操作により入力されたキャラクタデータで表される文字,英数字,記号等のキャラクタを1つ以上含み、1つの意味を有するものがキャラクタ列である。キャラクタ列を表すデータを、キャラクタ列データと称するが、複数のキャラクタの集合により1つのまとまった情報を表す場合に文書データ(変換前情報データ)と称することもある。また、印刷条件を表す情報には、カセットの種類を表すカセット情報や、テーププリンタ12におけるカッタ駆動モータ66等の作動条件等を表す作動条件情報等が含まれ、印刷条件情報と印刷指示情報とを合わせてテーププリンタ制御情報(以下、印刷情報と略称する)と称する。印刷指示に応じて送りモータ64の駆動が開始されたり、サーマルヘッド50が作動状態とされたりするため、印刷指示情報を印刷情報に含ませることができるのである。
前記送受信用I/F93には、接続線24を介してテーププリンタ12が接続される。
RAM90には、キャラクタデータを記憶するキャラクタデータメモリ110、テーププリンタ12に送信するための印刷用ドットデータを記憶するドットデータメモリ111、印刷情報を記憶する印刷情報メモリ112、テーププリンタ12から供給された情報であって、テーププリンタ12の状態を表す情報を記憶するプリンタ側情報メモリ113、コンピュータ10におけるエラー情報を記憶するエラー情報メモリ114、オペレータによって選択(作成)された画像データを記憶する画像データメモリ115等が設けられるとともに、テープ印字等に使用される複数のメモリが設けられている。複数のメモリには、オペレータによって選択されたテンプレートデータを記憶する選択テンプレートデータメモリ116,出力用のテンプレートデータを記憶する出力用テンプレートデータメモリ117,二次元コードデータを記憶する二次元コードデータメモリ118等が含まれる。テンプレートデータは、図形データ,キャラクタ列データ,出力用書式データを含むものであり、出力用書式データは、キャラクタの大きさ,書体等の属性を表すデータである。
前記HDドライブ装置94は、ハードディスク102に記録されたプログラムやデータ等の情報を読み取るハードディスクドライブ(HDD)121と、そのハードディスクドライブ121を制御するハードディズクドライブコントローラ(HDC)122とを含むものである。ハードディスク102には、複数の画像データを記憶する画像データメモリ(イメージファイル)125,キャラクタデータをドットデータに変換する際のパターンデータを記憶するパターンデータメモリ126等の多数のデータを記憶するデータメモリが設けられている。イメージファイル125には、複数の画像データ(ドットデータ)がそれを特定する画像データ名と対応付けて記憶され、パターンデータメモリ126には、キャラクタを表すアウトラインデータが、ゴシック系書体,明朝体系書体等の書体毎に、各キャラクタデータに対応して記憶されている。イメージファイル125に記憶される画像データは、ベクトルデータとして記憶されていてもよい。
また、印刷制御を行う印刷制御プログラムを記憶する印刷制御プログラムメモリ129,キャラクタデータや画像データ等をCRTD96に表示するために表示用ドットデータに変換してCRTC97を制御する表示駆動制御プログラムを記憶する表示駆動プログラムメモリ130,キャラクタデータを印刷用ドットデータに変換するドットデータ変換プログラムを記憶するドットデータ変換プログラムメモリ131,印刷用ドットデータや印刷情報等のテーププリンタ12への送信を制御するデータ送信制御プログラムを記憶する送信制御プログラムメモリ132等の多数のプログラムを記憶するプログラムメモリが設けられている。
RAM90の出力用テンプレートデータメモリ117に記憶された出力テンプレートデータは、それに含まれるキャラクタ列データが出力用書式データに従って印刷用ドットデータに変換され、図形データと組み合わされて、ドットデータメモリ111に格納される。また、本実施例においては、インストールされることにより、CDROM99等から読み取られたプログラムやデータ等は、CDROM情報メモリ133に記録されている。これらハードディスク102に記憶されたプログラムを実行する場合には、読み取られて、RAM90に格納される。
前述のCDROM99には、データメモリとプログラムメモリとが設けられている。データメモリには、複数のテンプレートデータが記録されたテンプレートデータメモリ140、複数の画像データ(ドットデータ)が記録された画像データメモリ(クリップアート)141、キャラクタ列の種類を特定するための分類用データが記録された分類用データメモリ142等が含まれ、プログラムメモリには、分類用データに基づいてキャラクタ列データに対応するキャラクタ列を種別する種別プログラムが記録された種別プログラムメモリ146,キャラクタ列データ(変換前情報データ)を二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換プログラムが記録された二次元コードデータ変換プログラムメモリ147、変換された二次元コードデータをドットデータに変換するプログラムが記録されたコード用ドットデータ変換プログラムメモリ148、テンプレートデータを利用して出力画像データを作成する出力画像データ作成プログラムが記録された出力画像作成プログラムメモリ149、選択画像データを処理する選択画像データ処理プログラムが記録された選択画像データ処理プログラムメモリ150,選択画像データを変更する選択画像変更プログラムが記録された選択画像データ変更プログラムメモリ151等が含まれる。選択画像データ処理プログラムには、クリップアート用のクリップアート用選択画像データ処理プログラムとイメージファイル用のイメージファイル用選択画像データ処理プログラムとがある。
前記送受信用I/F93、接続線24,ドットデータメモリ111、送信制御プログラムメモリ133、CPU89の送信制御プログラムを実行する部分等によってデータ供給部が構成される。また、CDROMドライブ装置95,CPU89等によってコンピュータ10の主制御部が構成されることになる。
なお、コンピュータ10のハードディスク102には、印刷に関する多数のプログラムやデータが記憶されているが、これら印刷に関するプログラムやデータは、CDROM99に記録されていてもよい。通常、コンピュータに固定的に設けられたハードディスク102等の記録媒体には、印刷に関するプログラムやデータが記録されているため、これらを利用して、CDROM99に記録されているプログラムが実行されるようにすることもできるが、ハードディスク102に記録されているプログラムやデータとは別個に、専用の印刷用のプログラムやデータをCDROM99に記録させることも可能なのである。また、プリンタ12側に記憶させておくこともできる。さらに、ハードディスク102に記憶された種々のプログラムやデータ等はROM91に記憶しておくこともできる。
テーププリンタ12も、同様に、コンピュータを主体とする制御部160を有するものである。制御部160は、CPU161,RAM162,ROM163,入出力用I/F164,送受信用I/F165等が含まれる。入出力用I/F164には、前述のテープ幅センサ70,テープ色センサ72,テープ型センサ74,カセットスイッチ80,テープエンドセンサ82等の各センサが接続されるとともに、サーマルヘッド50,送りモータ64,カッタを駆動するカッタ駆動用モータ66が、それぞれ駆動回路167,168,169を介して接続されている。
上記RAM162には、コンピュータ10から供給されたデータを記憶する受信バッファ、サーマルヘッド50の発熱素子の制御用の発熱素子制御用データを記憶する印字バッファ,テーププリンタ12におけるカセット28の種類,装着状態等を表す情報を記憶するカセット状態情報メモリ,エラーを記憶するエラー情報メモリ等が設けられている。コンピュータ10から供給され、受信バッファに記憶されるデータには、ドットデータと印刷情報とが含まれる。また、カセット状態情報とエラー情報とを合わせてテーププリンタ12の状態を表すステータス情報と称し、コンピュータ10に供給される。前述のプリンタ側情報がこれである。
また、ROM163には、コンピュータ10との間のデータの送受信を制御する送受信制御プログラム、コンピュータ10から供給されたドットデータを発熱素子制御用データに変換するヘッド制御プログラム、印刷情報に基づいてサーマルヘッド50の作動状態,送りモータ64等の駆動状態等を制御する印刷駆動制御プログラム等多数のプログラムが記憶されている。
コンピュータ10とテーププリンタ12との間においては、情報の通信が行われる。これらの間の情報の通信については特開平7─89196号公報に記載されているため、詳細な説明を省略する。コンピュータ10からテーププリンタ12へ、印刷情報が供給されるとともにドットデータが1バイドずつ供給され、テーププリンタ12において、これら印刷情報,ドットデータに基づいてサーマルヘッド50等が制御され、印字テープ58に印字が行われる。印字テープ58は粘着層を有したものであるため、出力画像が印字された印字テープ58を、オペレータの所望の物に容易に貼付することが可能である。
コンピュータ10においては、図5のフローチャートで表される印刷制御プログラムが常時実行される。ステップ1(以下、S1と略称する。他のステップについても同様とする)において、キー入力あるいはマウス20の操作(以下、単に入力と略称する)があったか否かが判定される。入力がない場合には、入力があるまで待機される。入力があった場合には、判定がYESとなり、S2において、入力されたデータがキャラクタデータか否かが判定される。キャラクタデータである場合には、判定がYESとなり、S3において、キャラクタデータメモリ110に格納されるとともに、CRTD96に表示される。キャラクタデータでない場合には、判定がNOとなり、S4において、印刷指示か否かが判定される。印刷指示である場合には、S5において、キャラクタデータメモリ110,出力用テンプレートメモリ117に記憶されたデータが印刷用ドットデータに変換されて、ドットデータメモリ111に格納され、S6において、印刷情報とともに、テーププリンタ12に送信される。選択画像データメモリ116に記憶された選択画像データは、そのままドットデータメモリ111に格納されて送信され、二次元コードデータは、コード用ドットデータ変換プログラムの実行に従って印刷用ドットデータに変換されて、同様に送信される。それに対して、印刷指示入力でない場合には、それに応じた処理がS7において行われる。例えば、入力が、印刷情報である場合には印刷情報メモリ112に格納され、コンピュータ10における作動を指示する情報である場合には、それに応じた処理が行われる。例えば、オペレータのマウスの操作により、プログラムメニューから「テープ印字用データ作成(Ptouch)」の実行が選択された場合には、CRTD96に図6に表す画面が表示される。
図6に示す表示画面において、バーコードがクリックされるか、挿入,バーコードがクリックされるかのいずれかの操作が行われると、図7のフローチャートで表されるバーコード変換プログラムが実行される。バーコード変換プログラムの実行により、変換前情報データが、二次元コードとしてのQRコードのQRコードデータに変換されるが、まず、QRコードについて説明する。
QRコードは、連結機能を有するものであり、複数のQRコードシンボル180(図12参照)が表す情報を連結して、多くの情報を表すことが可能である。QRコードシンボル180が表す情報には、キャラクタデータの他に、情報を連結することを表す情報、連結数を表す情報、連結の順番を表す情報等が含まれる。そのため、複数のQRコードシンボル180が表す情報を合わせて1つのまとまった情報を表すことが可能となるのである。また、誤り訂正情報も含まれているため、QRコードシンボル180の一部が破損しても、修正可能とされている。
QRコードシンボル180は、正方形をなしたものであり、多数のセル182を含むものである。セル182には白セルと黒セルとがあり、1つのセル182によって1ビットの情報を表すことが可能である。QRコードシンボル180においては、これらセル182がマトリックス状(平面状)に配設され、多くの情報が表される。
1つのQRコードシンボル180に含まれるセル182の数は、モデルに応じて複数段階で決められているが、1つのセル182の大きさは、オペレータによって設定することが可能である。セル182の大きさが一定とされれば、QRコードシンボル180の大きさが大きいほど、1つのQRコードシンボル180が表す情報量が多くなる。それに対して、セル182の大きさが可変とされ、QRコードシンボル180の1つの大きさが一定とされた場合には、セル182の大きさが小さいほど情報量が多くなる。
本実施例においては、変換前情報データがQRコードデータに変換される際には、QRコードシンボル180の大きさがテープ幅に応じて決定された設定最大値を越えないように、かつ、QRコードシンボル180の大きさが均一になるように、分割される。
QRコードシンボル180がテーププリンタ12において印字テープ58にプリントアウトされるため、印字テープ58の幅によって大きさが制限されるのである。設定最大値は、テープ幅からQRコードの読み取りのために必要なマージンを引いた大きさとされる。QRコードシンボル180が設定最大値より大きい場合には、変換前情報データの分割数が増加させられる。QRコードシンボル1つで表す情報量が少なくなり、QRコードシンボル180を小さくすることが可能となる。
また、複数のQRコードシンボル180の大きさを均一にすることは不可欠ではないが、均一の方が、読み取る場合に望ましい。また、見栄えがよくなるという利点や、印字テープ58を有効に使用し得るという利点もある。そこで、2つ以上のQRコードシンボル180の大きさが均一でない場合には、変換前情報データの分割位置が変更される。そして、変更された後の分割位置で分割され、その分割変換前情報データがQRコードシンボル180に変換されるのである。
S11において、QRコードデータへの変換の際の条件が設定され、変換される変換前情報データが入力される。条件の設定は、図9,10に示す表示画面において、マウス20の操作に応じて行われ、変換前情報データの入力は、図11に示す表示画面においてキーボード18の操作により行われる。図9,10において、変換されるバーコードをQRコードとし、QRコードのモデル,誤り訂正レベル,大きさレベル等が設定されるとともに、最大連結数が16に設定される。また、変換前情報データはキャラクタデータの集合であるが、一般的には、キャラクタデータのうちの英数字は、1バイト(8ビット)で表され、漢字は2バイトで表される。入力された変換前情報データは、RAM90のキャラクタデータメモリ110に格納される。
S12において、テーププリンタ12に装着されたカセット28に備えられた印字テープ58の幅が検出される。テープ幅を表す情報が、コンピュータ10のRAM90の印刷装置側情報メモリ113に格納されていれば、その情報が読み込まれるが、ない場合には、テーププリンタ12にステータス情報を要求するステータス要求情報が送信される。それに応じてテーププリンタ12からテープ幅情報を含むステータス情報が供給され、テープ幅を取得することができる。S13において、キャラクタデータメモリ110に格納された変換前情報データに含まれるキャラクタデータの数(文字,英数字の数に対応する。以下、文字数と略称する)がカウントされ、文字数が最大連結数(16)より小さいか否かが判定される。最大連結数より小さい場合には、文字数が最大連結数とされて、S15において、連結数が初期化される。本実施例においては、連結数Rの初期値は1である。連結数Rは分割数に対応する数であり、変換されるQRコードデータで表されるQRコードシンボルの個数に対応する。文字数が最大連結数より大きい場合には、そのまま、連結数Rが初期化される。
文字数が最大連結数より小さい場合に、文字数を最大連結数とするのは、S16〜19が無限に繰り返されることを回避するためである。たとえば、QRコードシンボルが設定最大値より大きい場合において、文字数が最大連結数より小さい場合には、S16における判定も、S18における判定も、NOとなることがなくなってしまう。それに対して、文字数を最大連結数とすれば、QRコードシンボルが設定最大値より大きくても、S16における判定がNOとなり、プログラムの実行を終了させることが可能となる。
S16〜19において、QRコードシンボル180の大きさが設定最大値を越えないように、変換前情報データが分割され、変換される。また、QRコードシンボル180の大きさが均一にされる。
S16において、連結数Rが最大連結数以下であるか否かが判定され、最大連結数以下である場合には判定がYESとなり、S17において、変換前情報データが連結数Rに対応する数に分割されて分割変換前情報データの各々がQRコードデータに変換される。変換されたQRコードデータに含まれるQRコードシンボル180が設定最大値より大きいか否かがS18において判定され(寸法判定)、大きい場合には、S19において、連結数Rが1増加させられて(分割数増加処理)、同様の実行が繰り返し行われる(小形化処理)。S17においては、図8のフローチャートで表されるように、QRコードシンボル180の大きさを均一にする均一化処理が行われる。最初は、S31において、変換前情報データが均等に分割され、S32において、各々の分割変換前情報データがQRコードに変換されるが、QRコードシンボル180の大きさが均一か否かが判定され(寸法差判定)、均一でない場合には、S33における判定がNOとなり、S34において分割位置が変更されて(分割位置変更処理)、再分割される。QRコードシンボル180の大きさが均一となるように分割位置が変更されるのである。そして、再分割された分割変換前情報データがQRコードデータに変換され、QRコードシンボル180の大きさが均一か否かが判定される。S32〜34は、大きさが均一になるまで繰り返し行われる。
S16が最初に実行される場合には、連結数Rの初期値は1であるため、変換前情報データがQRコードデータに変換されることになる。この場合には、変換前情報データと分割変換前情報データとが同じになり、変換されるQRコードデータで表されるQRコードシンボル180は1つである。そのため、S33における判定は必ずYESとなり、均一化処理は実質的には行われないことになる。変換前情報データの表す情報量が多い場合には、S18における判定がYESとなるため、S19において連結数Rが増加させられて2とされ、変換前情報データが2つに分割される。以下、S16〜19が繰り返し実行され、QRコードシンボル180の大きさが設定最大値より小さくなれば、S18における判定が、NOとなり、S20において、図12に示すように、QRコードシンボル180がCRTD96に表示され、RAM90の二次元コードデータメモリ118に記憶される。印刷指示に応じて、二次元コードデータメモリ118に記憶されたQRコードシンボル180が印刷用ドットデータに変換され、ドットデータメモリ111に格納され、テーププリンタ12に送信される。テーププリンタ12において、印字テープ58にQRコードシンボル180が印字される。
それに対して、連結数Rが最大連結数16になっても、QRコードシンボル180の大きさが設定最大値より小さくならない場合には、S16における判定がNOとなり、S20において、QRコードシンボル180がDRTD96に表示される。
このように、本実施例においては、1つのまとまった変換前情報を2つ以上のQRコードで表す場合に、変換前情報をオペレータが分割しなくても、自動で分割される。そのため、二次元コード変換時のオペレータの操作を容易にし得る。また、コードシンボルの大きさが設定最大値を越えないように、QRコードデータに変換されるため、二次元コードを出力する出力媒体の大きさに制限があっても、その制限の範囲内に配置されるように変換することができる。特に、テープ状等幅方向の大きさに制限があるプリント媒体に印字する場合には有効である。さらに、均一の大きさになるように変換されるため、QRコードを読み取る際に好都合である。また、見栄えよく、印字テープ58を有効に利用し得るという利点もある。さらに、設定最大値が印字テープ58の幅に応じてコンピュータによって決定されるため、オペレータが設定最大値を入力する必要がなく、操作を容易にし得る。
以上のように、本実施例においては、テーププリンタ12等によってプリント部が構成され、コンピュータ10等によってプリント部を制御する制御部が構成される。この制御部は、二次元コードデータ変換装置でもある。そして、記録媒体としてのCDROM99の二次元コードデータ変換プログラムメモリ147,CPU89の二次元コードデータ変換プログラムのS12,S16〜19(S32を除く)を実行する部分等により変換前情報データ分割手段が構成され、二次元コードデータ変換プログラムのS32を実行する部分等により二次元コードデータ変換手段が構成される。また、二次元コードデータ変換プログラムのS12,S16〜19(S32を除く)の実行が変換前情報データ分割処理に対応し、S32の実行が二次元コードデータ変換処理に対応する。さらに、S18の実行がコードシンボル寸法判定処理に対応し、S19の実行が分割数増加処理に対応する。S12,S16〜19(S32を除く)の実行は、テープ幅対応制限付き分割処理でもある。また、CDROM99は、二次元コードデータ変換プログラムが記録された記録媒体の一態様であるが、CDROM99に記録されたプログラムは、インストールされることにより、ハードディスク102に記録されるため、ハードディスク102が本発明に係る記録媒体であると考えることもできる。
なお、記録媒体としては、図示しないフロッピィディスクとすることもできる。フロッピィディスクに記録された二次元コードデータ変換プログラムは、FDドライブ装置96によって読み取られ、CPU89において実行される。また、記録媒体を、フロッピティディスクのように読み書き可能な記録媒体とした場合には、コンピュータ12のRAM90に設けられていたキャラクタデータメモリ110,ドットメモリ111等を、二次元コードデータ変換プログラムが記録された記録媒体と同じ記録媒体に設けることも可能となる。記録媒体を、光学的に書き込み可能なコンパクトディスク(CDRAM)とすることもできる。いずれにしても、記録媒体は、データを書き込み可能なものであっても、書き込み不能なものであってもよく、コンピュータ12に固定的に設けられたものであって、取り外し可能なものであってもよいのである。
また、上記実施例においては、変換前情報データが二次元コードデータに変換された後に、その変換された二次元コードデータが表すコードシンボルの大きさが設定最大値を越えるか否かが判定(寸法判定)されるようにされていたが、変換される以前に判定することもできる。前述のように、コードシンボルの大きさは、それが表す情報量に応じて推定することができるため、分割変換前情報データが表す情報量に応じてコードシンボルの大きさを推定することができるのである。また、均一か否かの判定(寸法差判定)も同様に、実際に変換される以前に行うことも可能である。
さらに、上記実施例においては、寸法差判定が行われた後に寸法判定が行われるようにされていたが、寸法判定が先に行われるようにしてもよい。例えば、2つ以上のコードシンボルの最小のものが設定最大値より大きいか否かを判定し、設定最大値を越えると判定された場合には、寸法差判定を行わないで、分割数増加処理が行われるようにすることができる。最小のコードシンボルが設定最大値を越える場合には、分割位置を変更しても、コードシンボルの大きさが設定最大値以下になることはないからである。逆に、最大のものが設定最大値を越える場合には、寸法差判定が行われることなく分割数増加処理が行われるようにしたり、大きさの平均値が設定最大値を越える場合に分割数増加処理が行われるようにしたりすることができる。
いずれにしても、(i)寸法判定と寸法差判定との前後関係、(ii)寸法判定と寸法差判定との少なくとも一方と二次元コードデータへの変換との前後関係は、問わない。
また、セル一定変換処理でなく、セル可変変換処理が行われるようにしたり、セル一定変換処理とセル可変変換処理とが選択的に行われるようにしたりすることができる。
さらに、上記実施例においては、印字テープ58の幅に応じて設定最大値がコンピュータによって決定されていたが、設定最大値がオペレータによって入力されるようにすることもできる。また、テープでなく、通常の用紙の予め定められた領域に二次元コードを印字する場合にも、適用することが可能である。オペレータは、その領域を入力しても、設定最大値を入力してもよい。領域を入力した場合には、その領域からマージン等を考慮して、コンピュータによって設定最大値が決定されることになる。
また、バーコードとしては、QRコードに限らず、他のバーコードへの変換に適用することもできる。
さらに、上記実施例においては、コンピュータ10がテーププリンタ12の制御部とされていたが、テーププリンタ12自体が、記録媒体からプログラムを読み取り、実行可能な制御部を有する場合には、コンピュータ10に接続する必要はなく、テーププリンタ12において、変換前情報データを二次元コードデータに変換することが可能となる。この場合には、サーマルヘッド50等によりプリント部が構成されることになる。しかし、テーププリンタ12が、上述の制御部を有しない場合であっても、二次元コードデータ変換用記録媒体があれば、コンピュータに接続し、二次元コードデータ変換プログラムを実行させれば、二次元コードをプリントアウトすることが可能となる。
また、テーププリンタに限らず、通常の記録用紙にプリントアウト可能なシートプリンタに接続することも可能である等いちいち例示することはしないが、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明を実施することができる。
本発明の一実施例であるプリンタの制御部としてのコンピュータの回路図である。 上記プリンタの全体外観図である。 上記プリンタのプリント部としてのテーププリンタに装着されたテープカセットの内部を表す図である。 上記テーププリンタに設けられたテープ幅センサの断面図である。 上記コンピュータのハードディスクに格納された印刷制御プログラムを表すフローチャートである。 上記コンピュータによって記録媒体に記録されたプログラムが読み取られ、実行が指示された場合のCRTディスプレィの表示画面を示す図である。 上記記録媒体に記録された二次元コードデータ変換プログラムを表すフローチャートである。 上記二次元コードデータ変換プログラムのS17の内容を表すフローチャートである。 上記コンピュータによって二次元コードデータ変換プログラムが実行された場合のCRTDの表示画面を示す図であり、二次元コードに変換される場合の条件を設定する場合の表示画面を示す図である。 上記条件を設定する場合の別の表示画面を示す図である。 上記二次元コードデータに変換する変換前情報データを入力する際の表示画面を示す図である。 上記変換前情報データが変換されたQRコードデータのQRコードシンボルがCRTDに出力された場合の表示画面を示す図である。
符号の説明
10:コンピュータ、12:テーププリンタ、14:制御部、18:キーボード、20:マウス、22:表示装置、24:接続線、58:印刷テープ、70:テープ幅センサ、89:CPU、90:RAM、93,165:送受信用I/F、94:HDドライブ装置、95:CDROMドライブ装置、99:CDROM、100:CDD、101:CDC、102:ハードディスク、110:キャラクタデータメモリ、111:ドットデータメモリ、118:二次元コードデータメモリ、132:送信制御プログラムメモリ、133:CDROM情報メモリ、147:二次元コードデータ変換プログラムメモリ、147:コード用ドットデータ変換プログラムメモリ

Claims (6)

  1. キャラクタの集合で表される1つのまとまった変換前情報を2つ以上の二次元コードで表す場合に、それら2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさが、テーププリンタによって印字されるテープの幅に応じて決まる最大の大きさを越えないように、前記1つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割処理と、
    その情報データ分割処理によって分割された分割変換前情報データ毎に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換処理と
    をコンピュータに実行させるための二次元コードデータ変換プログラムが、コンピュータにより読み取り可能な状態で記録されていることを特徴とする二次元コードデータ変換用記録媒体。
  2. 前記コードシンボルが、二次元コードの最小単位であり、少なくとも、前記キャラクタの変換前情報を表すセルと、複数のコードシンボルの連結数や連結する順番を表すセルと、位置決めを表すセルとを含む請求項1に記載の二次元コードデータ変換用記録媒体。
  3. 前記情報データ分割処理が、前記2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさの差が、予め定められた設定差を越えないように、前記1つのまとまった変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する処理を含む請求項1または2に記載の二次元コードデータ変換用記録媒体。
  4. 前記情報データ分割処理が、(a)前記2つ以上のコードシンボル間の寸法差が設定差より大きいか否かを判定するコードシンボル寸法差判定処理と、(b)そのコードシンボル寸法差判定処理によって寸法差が設定差より大きいと判定された場合に、前記変換前情報データの分割位置を変更して、分割する再分割処理とを含む請求項1ないし3のいずれか1つに記載の二次元コードデータ変換用記録媒体。
  5. キャラクタの集合で表される1つのまとまった変換前情報を2つ以上の二次元コードで表す場合に、それら2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさが予め定められた大きさを越えないように、前記1つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割手段と、
    その情報データ分割手段によって分割された分割変換前情報データ毎に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換手段と
    を含む二次元コードデータ変換装置であって、
    前記情報データ分割手段が、前記コードシンボルの最大の大きさを、テーププリンタによって印字されるテープの幅に応じて決定して分割するテープ幅対応制限付き分割手段を含む二次元コードデータ変換装置。
  6. キャラクタの集合で表される1つのまとまった変換前情報を2つ以上の二次元コードで表す場合に、それら2つ以上の二次元コード各々のコードシンボルの大きさが予め定められた大きさを越えないように、前記1つのまとまった変換前情報を表す変換前情報データを2つ以上の分割変換前情報データに自動で分割する情報データ分割手段と、
    その情報データ分割手段によって分割された分割変換前情報データ毎に1つの二次元コードデータに変換する二次元コードデータ変換手段と、
    その二次元コードデータ変換手段によって変換された二次元コードデータに対応する二次元コードを、テープに前記二次元コードを前記テープの長手方向に並べてプリントアウトするプリント部と
    を含むプリンタにおいて、
    前記情報データ分割手段が、前記コードシンボルの最大の大きさを、前記テープの幅に応じて決定して、分割するテープ幅制限付き分割手段を含むことを特徴とするプリンタ。
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