JP4254237B2 - アドレス情報を有する光学的データ担体における位置制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データ担体のトラック上で光学式スキャナの位置制御を行うための装置および方法に関する。詳細には、本発明は、情報項目をアドレスすることによって情報トラックが中断される光記憶媒体でのトラック・ジャンプ動作に関する。
光記憶媒体から読出しおよび書込みを行うためのドライブは、通常、光学式スキャナを備え、この光学式スキャナの走査ビームは対物レンズによって光記憶媒体に向けられる。この対物レンズは、アクチュエータを用いて記憶媒体のトラックに対して細かく位置づけされる。光学式スキャナはアクチュエータと共に駆動モータによって粗く位置づけされる。次いで、駆動モータによるスキャナの粗い移動によって、仮に予め決められたパルスを利用してスキャナを細かに移動させるための交差トラックのカウントダウンおよびアクチュエータの加速または減速によって、一般にトラック・ジャンプが行われる。このことは、トラックに対して横にオフセットしたプレピットの形でアドレス情報項目を有しない、情報が凹部(溝)だけに格納されている光記憶媒体にも当てはまる。しかし、情報が凹部(溝)と凸部(ランド)の両方に格納されている光記憶媒体の存在する場合に、このようなトラック・ジャンプはもはや直接的には可能でない。
例えば、CD、CD−ROM、CD−VIDEO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RおよびDVD−RWのような溝トラックにだけ情報項目が格納されている光学データ担体では、信号TZCおよびMZCは、トラックに対する走査ビームの位置を検出するために使用される。この場合、例えば、信号TZC(トラック・ゼロ交差)およびMZC(ミラー・ゼロ交差)は、トラック誤り信号およびミラー信号から得ることができる。TZCは、比較器を使用してトラック誤り信号TEをゼロと比較することで生成される。トラック誤り信号自体は、様々なトラック誤差形成方法(例えば、プッシュプル、DPP、DPD、3ビーム、...)を使って導き出すことができる。溝の中心またはランドの中心に達したときにいつでも、TZC信号の出力信号(エッジ)に変化が現れる。有用なデータは溝だけに格納されているので、情報トラックの中心を見出すために、追加としてMZC信号を評価することができる。MZC信号は、同様に、比較器を使って形成される。格納された情報項目(ピット)の高周波信号成分をフィルタ除去し、さらに平均反射率に比例する信号を得るために、選ばれた検出器の和信号が低域フィルタ処理される。この信号はミラー信号と呼ばれることが多い。上述のディスク・フォーマットの場合、平均反射率は書き込まれたトラック(一般に、溝、一連のピット)と間にある書き込まれない領域(一般に、ランド)とで異なる。比較器は、ミラー信号を一般にゼロである比較器レベルCLと比較して、信号MZCを生成する。これの代替え方法では、図2を参照して、HF変調はトラック中心で最も大きく、かつHF信号の下側の包絡線は低反射率を表すのに対して、正確にトラックの間では、HF変調は小さく、かつ下側の包絡線は高い反射率を表すという特性が利用される。これを検出するために、下側の包絡線(HFE)は、ピーク値検出によって直流結合HF信号から形成される。このピーク値検出器の出力信号は、直接または低域フィルタを通過した後で比較器に供給され、この比較器が入力信号を閾値(比較器レベル)と比較し、2値化信号MZCを生成する。
信号TZCは、一般に、溝またはランドの中心にゼロ交差を有するのに対して、信号MZCは、一般に、溝とランドの間またはランドと溝の間の縁端部に正確にゼロ交差を有する。この関係によって、結果として、信号TZCとMZCの間に±90°の位相シフトが生じる。この位相シフトによって、現在トラック位置に対して光学ユニットの走査ビームの移動方向を曖昧さなしに検出することができるようになる。この移動方向検出は、図2の状態「Cond」から導き出すことができ、この状態「Cond」は0から3の間にあるかもしれない。
上述の光記憶媒体の大部分では、トラック誤差信号を時々無効化するかまたは中断する形で、アドレス情報項目が与えられることはない。有用な情報項目の記憶は凹部、いわゆる溝だけに考えられるので、MZC信号は、溝のトラック中心に達したときに常に特定の値を持つ。このように、これらの記憶媒体では、トラック調整器をオンにするために、必要なことは、TZC信号がエッジを持ち、そのとき同時にMZC信号が情報トラックの中心を示すのを待つだけである。しかし、さらに他の条件として、上で述べたように、走査ビームとディスク上のトラックの間の相対速度を検出すべきであり、その結果として、トラック調整器は残りの運動エネルギーを減らすことができるようになる。調整器がオンされる直前に、通常、調整器をオンするのに成功することができるように相対速度が実際に十分に小さいかどうかということが、トラック交差の周波数を評価して検出される。
DVD−RAMディスクでは、上述の方法で信号MZCを生成することができない。この種の記録媒体が使用されるとき、半径方向にトラックを横断している最中に、光ビームが記録媒体のトラックを横断する方向についての情報を得ることはできない。従来のデータ担体でこの目的のために生成され、データ・マーキングのない領域いわゆるミラー領域を検出するいわゆるミラー信号MZCは、ランドと溝の記録媒体の周波数の2倍の周波数を有する。トラックおよび中間トラックは、データ・マーキングがそこに存在するために、トラックと中間トラックの間にありかつミラー信号が最大を有する領域よりも反射率が小さい。したがって、方向識別のためにトラック誤差信号とミラー信号の位相角を比較することは、ミラー信号の周波数が2倍になっているためにもはや意味がない。
本発明の目的は、トラックがヘッダ領域で中断される光記憶媒体においても、トラック・ジャンプの後で、走査ビームをトラックに結合させることを確実かつ迅速に保証する方法および装置を提案することにある。好ましくは、この確実かつ迅速なトラック結合は、溝トラックとランド・トラックの両方が情報項目を含んでいるDVD−RAMディスクでも保証されることが意図されている。
本発明によれば、この目的は請求項1に記載の方法および請求項に記載の装置によって達成される。好ましい展開は、従属クレームに定義されている。
添付の図面は、より詳細に本発明を説明するのに役立つ。
次に、好ましい例示の実施形態を使用して本発明を説明する。
トラック・ジャンプは、一般に、いくつかのステップで行われる。先ず最初に、既に説明したように、光学式スキャナ全体を駆動モータで動かすことで、移動先トラックの方向に粗いジャンプが行われる。粗いジャンプの後で、一般に、スキャナをトラック上で一時的に安定させるために、トラック調整回路が閉じられる。その後で、必要であれば、スキャナの細かな位置づけを行うアクチュエータで走査ビームを動かして、1つまたは複数の修正ジャンプが行われる。
DVD−RAM記憶媒体または同様な媒体ではトラック調整回路を閉じる前に、光学式走査システムおよび特に走査ビームの様々な状態および条件を検査することが必要である。特に、トラック誤り信号が有効でない瞬間に、調整器が閉じられることがないようにしなければならない。走査ビームがトラック中心に配列されていないアドレス情報項目(ヘッダのプレピット)上を現在掃引しているときが、主にそうである。さらに、トラック調整器がオンされる前に、選ばれたトラック極性がジャンプ先のものと一致していることが保証されなければならない。というのは、移動先情報は溝とランドの両方にあるかもしれないし、さらに選ばれたトラック極性は移動先トラックの型と一致していなければならいからである。さらに他の困難さは、格納されたアドレス情報項目が比較的高速に続発することによって生じる。
結合すなわちトラック・ジャンプ動作は、2つのアドレス情報項目間の時間間隔内で終了するべきである。トラック中心の近く、すなわちトラック誤り信号TEがほとんどゼロであるときにだけ、トラック調整器が閉じられるのが有利である。さらに、トラック中心近くでの結合の瞬間に、走査ビームとディスク上のトラックの間の相対的な速度は、トラック調整器が残っている運動エネルギーを減らすことができるような程度まで減少されるべきである。原則的には、偏心しているディスクでは、ディスク上のトラックとアクチュエータの間のトラック横断方向での相対的な移動が現在方向を変えているときだけがそうである。現在および将来の高密度記憶媒体の絶えず小さくなるトラック間隔および絶えず上がる回転速度のために、この問題はさらに深刻になる。というのは、回転速度が高くなるほどアドレス情報項目はますます高速に次々と続くが、トラック調整器をオンにするための安定化時間は任意に短くすることができないからである。本発明の一態様は、正確に移動先トラック上にあるのではなくて移動先トラックの近傍に既にある調整器を活動化し、次いで修正ジャンプによって移動先に達することにある。この場合、留意すべきことであるが、実際の移動先トラックとトラック調整器が瞬間的に活動化されるトラックとは、ことによると、異なった型のものであり、したがって、異なったトラック極性を持つかもしれない。
また、有用な情報は明らかに溝だけに格納されているが、アドレス情報項目が同様に時々トラック誤り情報TEを無効化する媒体の場合にも、この境界条件は類似して存在している。しかし、DVD−RAMとは異なり、この場合には、情報は、結局、ランド・トラックから読み出されることはなく、またはランド・トラックに書き込まれることはないので、トラック誤り信号TEの極性は常に同じである。
比較的長いジャンプ距離にわたるトラック・ジャンプが開始される場合、トラック調整回路は開かれ、スキャナは、モータでジャンプ距離だけ変位される。いわゆる、トラック・モータによる粗いジャンプである。これは、横断すべきトラックの数を逆に数えて行われる。適切であれば単に仮の移動先にすぎないジャンプ先に達したとき、粗いジャンプは終り、移動先位置でトラック調整回路を閉じようとする試みが行われる。移動先位置は溝またはランドにあるかもしれないので、調整回路を閉じるための全ての上述の条件すなわち基準が同時に満たされるべきである。これらの基準は、
a)トラック誤り信号TEが有効である。すなわち、アドレス情報項目は読み出されないし、ヘッダ領域が掃引されることはない。
b)走査ビームはトラック中心の近傍にあり、TEはほとんどゼロである。
c)相対的な速度は小さい。すなわち、例えば、TZC周波数が十分に低い。
d)予め設定されたトラック極性(溝/ランド)はジャンプ先のものと同一である。
e)次のアドレス情報項目を横切るまでの時間間隔は、調整器安定化に必要な時間よりも長い。
溝トラックに情報項目を含むだけの光記憶媒体では、基準d)を基準d’)に置き換えるべきである。
d’)現在トラックが移動先トラックと同一である。
ある程度、基準c)およびd)は、反対の特性を有している。このことは、十分に低いTZC周波数では、対応する極性信号の周波数も低いということから生じている。したがって、原則的に、基準a)からc)は満たされるが、走査ビームの位置調整のためのトラック極性の所定の調整パラメータが、移動先トラックのトラック極性すなわち調整回路が閉じられるべき溝またはランドに現在一致していない、という確率が50%ある。各場合にアドレス情報項目間の時間間隔だけがトラック調整器を閉じるために使用できるので、極性の変化はあまりにもゆっくりと起こるために、連続するアドレス情報項目の間で、探されている極性を有する移動先トラックすなわち基準d)が他の基準と時間的に決して一致しないという理論的可能性が存在する。そのうえ、現在相対速度が小さいために、2つのアドレス情報項目の間の時間間隔内に走査ビームが移動先トラックに達する可能性は高くない。
同様に、溝トラックに情報項目を含むだけの光記憶媒体の場合、ある程度、基準c)およびd)は反対の特性を持つかもしれない。このことは、十分に低いTZC周波数では、基準a)からc)は満たされるが、走査ビームが移動先トラック上に現在ない確率が50%あるということから生じる。各場合に、アドレス情報項目間の時間間隔だけがトラック調整器を閉じるために使用できるので、連続するアドレス情報項目の間で、移動先トラック(基準4a)が他の基準と時間的に決して一致しないという理論的な可能性が存在する。そのうえ、現在相対速度が小さいために、2つのアドレス情報項目間の時間間隔内に走査ビームが移動先トラックに達する可能性は高くない。
問題を解決するために、本発明に従って、2つの解決策が提案される。
基準a)からc)までが同時に満たされるが、基準d)移動先トラック極性またはd’)移動先トラックが満たされない場合、最初に調整回路は二次トラックのうちの1つで閉じられる。そのために、トラック調整器が二次トラックの1つでオンされる前に、スキャナから得られる溝/ランド信号(G/L信号)からそれぞれ整合トラック極性が決定され、かつ適正に設定される。情報項目が溝だけに格納されている媒体の場合には、これは必要でない。次のアドレス情報項目(ヘッダ)を横切った後で、必要であれば、トラック極性の同時切替えと共に、1つまたは複数の修正ジャンプが行われる。次のアドレス情報項目の位置が依然として十分遠く離れている場合は、次のアドレス情報項目の前にさらに修正ジャンプが行われるのが有利である。そのために、トラック調整器の安定化時間および次のアドレス情報項目に達する前の時間を知ることが重要である。予想される安定化時間が次のアドレス情報項目の前に残っている時間より長ければ、次のアドレス情報項目が通り過ぎるまで、修正ジャンプが遅らされる。
第2の解決法に従って、修正ジャンプが開始される前にトラック調整器は閉じられないし、スキャナは二次トラック上で安定されないで、とにかく走査ビームが所望のトラック型に安定される。この場合にも、修正ジャンプの開始にとって極めて重要なことは、次のアドレス情報項目を読み出す前に修正ジャンプを確実に終らせることができるかどうかである。
両方の場合に、時間的に制御された方法で、またはTE信号の評価を用いて、修正ジャンプを行うことができる。時間制御の場合には、所定のパルス長の加速パルスまたは制動パルスが使用され、このパルス長によって、溝からランドまでまたはその逆の距離だけ、アクチュエータが変位される。
1つの例示的な実施形態では、そのような修正ジャンプ中に、TE信号のゼロ交差および最大値を評価することで、トラックに対するアクチュエータの瞬時位置が得られる。代替えとして、TE信号の最大値を得る代わりに、G/L信号を使用することも可能である。
走査ビームが溝からランドに、またはその逆に変位した場合、TE信号はこのジャンプ中に一度最大値になる。走査ビームが溝とランドの間に正確に位置しているときに、このTE振幅のこの最大値が生じる。言い換えると、この最大振幅は、溝中心とランド中心の間の距離の正確に半分を特定する。したがって、例えば溝からランドへの修正ジャンプを行う目的であれば、第1の解決法に従って、トラック調整回路が開かれ、アクチュエータはTE信号が最大値になるまで加速パルスによって加速される。最大値から、アクチュエータは同じ長さの制動パルスによって減速される。次いで、再び、トラック調整器をオンすることができる。代替えとして、既に言及したように、加速パルスを終らせるために、または制動パルスを開始させるために、信号G/Lの切換えエッジを使用することができる。というのは、この切換えエッジは、トラック誤り信号TEの最大値と同じ位置のトラックに対する走査ビームに現れるからである。
第2の解決法に従って、トラック調整回路を瞬間的に閉じなくても、二次トラックからのTE信号のゼロ交差を待ち、次いで手順は上述の通りである。しかし、両方の場合に、修正ジャンプを実行する時間は、次のアドレス情報項目が掃引されるまでに残っている時間よりも長くないことが保証されなければならない。
代替えとして、移動先トラックのTE信号のゼロ交差に達するまで、アクチュエータの減速パルスは続くこともできる。その後で、トラック調整器を再び活動化することができる。
図1は、説明したジャンプ機能を実現するための、本発明に従った例示の実施形態を示す。図3から6は実施例を使用して、最も重要な信号分布図を有するトラック探索動作を示す。
光学式スキャナ1は、垂直および水平方向に動くことができるように吊るされたアクチュエータ2、およびアクチュエータに取り付けられた対物レンズ19も含む。スキャナ1は、それの光検出器の個々の検出器信号を信号マトリックス3に供給し、この信号マトリックス3は、加算および減算によって個々の信号から、信号のデータ信号HF、トラック誤り信号TE、および溝/ランド信号G/L’を形成する。アドレス復号器4は、スキャナ1で読み取られたデータの流れHFからアドレスADRを抜き出し、それをCPU5に供給する。G/L検出器6は、スキャナ1から供給された信号G/L’から信号G/Lを抜き出し、この信号G/Lは、トラックの計数のため、トラックに対する走査ビームの位置を決定するため、およびジャンプ・プロセスを制御するために使用される。トラック誤り信号TEの最大値が見つかったときに、最大値検出器7が信号を出力する。最大値検出器7は、例えば、微分器および比較器を含み、トラックに対して走査ビームの位置を決定するために同様に使用することができる。トラック誤り信号TEが符号を変えるたびに、トラック・ゼロ交差検出器8は出力レベルを変える。トラック・ゼロ交差検出器8からの信号TZCおよび最大値検出器7からの信号TEMAXまたはG/L検出器6からの信号G/Lがジャンプ時間制御器9に流れ込む。このジャンプ時間制御器9は、CPU5によって動作可能にされて、上で説明したように修正ジャンプを引き起こす。
トラック調整ループが閉じられることになっている場合、このことは調整器10を活動化して行われる。トラック調整器が活動化されるべきトラック(溝またはランド)に応じて、CPU5は、信号G/Lに問い合わせ、それに応じて、調整器10の活動化前に極性スイッチ11でトラック極性を適正に設定する。
次の機能がプログラムによってCPU5で一般に処理されるが、ある特定の費用では、これらの機能は、順序制御としてハードウェアで、例えば、いわゆる状態機械などの形で実現することもできる。
アドレス順序時間制御器12は、特定の時間間隔内でのみトラック・ジャンプを動作可能にする。信号TEは、この目的のために有効でなければならず、アドレス復号器4から次のアドレス情報項目を掃引する前に、調整器過渡回復時間がアンダー・シュートしないように、および/または修正ジャンプが確実に実行されるように、十分な時間が残っていなければならない。トラック・ジャンプが動作可能にされると、アドレス順序時間制御器12は「HIGH」レベルの信号JAを送り、そうでなければ、信号JAは「LOW」レベルを有する。トラック・ジャンプ計算器13は、走査ビームの瞬時位置を使用し、この瞬時位置をアドレス復号器4および移動先位置から得て、横断すべきトラックの数を計算する。比較器14は、トラック計数器15によって計数されたトラックの数をトラック・ジャンプ計算器13で計算された値と比較し、横断されたトラックの数が計算値に達するとトラック・ジャンプ・スーパバイザ16に正常終了信号を出力する。入力信号として、トラック計数器15は、トラック・ゼロ交差検出器8からのTZC信号およびG/L検出器6からのG/L信号を受け取る。トラック・ジャンプ・スーパバイザ16は、TZC信号を用いてトラック横断速度測定ユニット17で測定されたトラック横断速度VTCが十分に小さいかどうか、G/L信号に従って移動先トラック(溝またはランド)に達したかどうか、ウィンドウ比較器18によって決定されたトラック信号誤り値TEが所定値(トラック中心が近いはずである)を超えていないかどうか、およびアドレス順序時間制御器12からの信号JAに従って、次のアドレス情報項目を読み出す前に調整器を閉じ安定させるために十分な時間が残っているかどうかを問い合わせる。トラック・ジャンプ・スーパバイザ16は、追跡動作可能信号ENTを調整器10に供給し、さらに、仮のジャンプ先の決定されたトラック型(G/L)に従って、トラック極性信号TPOLを極性スイッチ11に供給する。さらに、トラック・ジャンプ・スーパバイザ16は、ジャンプ許可信号ENJおよび対応するジャンプ方向JDをジャンプ時間制御器9に供給する。
トラック・ジャンプの終りを3つの実施例を使用して以下で説明する。実施例では、仮のジャンプ先に達し、スキャナの粗い前進は既にオフにされており、そしてアクチュエータのトラック横断速度が既に小さくされている。
図3〜6の各々の右上部分に、光学データ担体のトラックのいくつかを図示する。トラックは左から右に走る。これらのトラックはそれぞれ、トラック型、溝GまたはランドLによって識別される。トラックはそれぞれヘッダ領域Hによって中断されている。3つのヘッダ領域Hが図3〜6の各々に示されている。移動先トラックは、ハッチングして識別する。データ担体の移動方向は矢印DRによって示す。走査ビームの光点LSは、トラック上の経路(LSTで示す)の数点で象徴的に示す。光点LSは、図の各場合で左から右に向かって動く。トラックの左に、トラック誤り信号TEをトラックに垂直な位置xの関数として示す。トラックの下に、複数の信号分布図を、時間またはトラック方向の位置yの関数として示す。上から下に向かって、追跡動作可能信号ENT、トラック誤り信号TE、調整器10からスキャナ1に送られるアクチュエータ信号TAKT、トラック極性信号TPOL、溝/ランド信号G/L、トラック横断信号TZC、および、ジャンプは特定の瞬間または対応する位置で開始でき、次のヘッダ領域に達する前に終ることができるか、またはそうでない場合かどうかを示す信号JAである。
図3は、移動先領域がランド・トラック上にある例を示す。
a)トラック誤り信号TEが有効であり、アドレス情報項目(ヘッダ)が現在掃引されていない、
b)トラック中心が近い(TEがほぼゼロ)、および
c)相対速度が小さい(TZC周波数は十分に低い)という前提条件は、移動先トラックに達する直ぐ前に既に満たされているので、調整器10は最終移動先トラックの前の溝トラック上で既に活動化されている。CPU5は、情報G/Lに問い合わせ、適切なトラック極性でトラック調整器10を活動化する。
e)次のアドレス情報項目を横切るまでの時間間隔が調整器安定化時間よりも長いという条件はもはや満たされないので、次の修正ジャンプの前に、アドレス情報項目の掃引が依然として待たれる。その後、
d)トラック極性(溝/ランド)がジャンプ先と同一であるという条件も修正ジャンプによって満たされる。そのために、加速パルスおよび制動パルスがアクチュエータに加えられる。同時に、トラック極性が移動先トラックに従って設定される。アクチュエータ2の加速パルスの長さΔt1は、信号G/LまたはTE最大値検出器7によって定められる。制動パルスの長さΔt3は、TZCのエッジに適応される。このようにして、トラック・ジャンプは終る。
5つの条件全てが同時に満たされる機会が50%ある。この場合、修正ジャンプなしに直接ジャンプ先に達する。
図4は、同様に、移動先領域がランド・トラック上にある例を示す。
a)トラック誤り信号TEが有効であり、アドレス情報項目(ヘッダ)が現在掃引されていない、
b)トラック中心が近い(TEがほぼゼロ)、および
c)相対速度が小さい(TZC周波数は十分に低い)という前提条件は、この場合にも移動先トラックに達する直ぐ前に既に満たされているので、調整器10は移動先トラックの前の溝トラックで既に活動化されている。CPU5は、情報G/Lに問い合わせ、適切なトラック極性でトラック調整器10を活動化する。トラック調整回路は、安定化のために閉じられる。
e)次のアドレス情報項目を横切るまでの時間間隔が調整器安定化時間よりも長いという条件も満たされているので、修正ジャンプの前にアドレス情報項目の掃引が依然として待たれない。それどころか、
d)トラック極性(溝/ランド)がジャンプ先と同一であるという条件も、次のアドレス情報項目の前にやはり修正ジャンプによって満たされている。そのために、加速パルスおよび制動パルスがアクチュエータに加えられる。同時に、トラック極性TPOLが移動先トラックに従って設定される。アクチュエータ2の加速パルスの長さΔt1は、信号G/LまたはTE最大値検出器7によって定められる。制動パルスの長さΔt2は、この場合、長さΔt1と同じであるように選ばれる。このようにして、トラック・ジャンプは終る。
図5は、同様に、移動先領域がランド・トラック上にある例を示す。
a)トラック誤り信号TEが有効であり、アドレス情報項目(ヘッダ)が現在掃引されていない、
b)トラック中心が近い(TEがほぼゼロ)、および
c)相対速度が小さい(TZC周波数は十分に低い)という前提条件は、移動先トラックに達した直ぐ後にだけ満たされるので、トラック位置は、トラック誤り信号TEのゼロ交差から確かめられる。CPU5は、情報G/Lに問い合わせ、現在トラックの型が移動先トラックの型に一致しているかどうかを検査する。ここではそうでないが、
e)次のアドレス情報項目を横切るまでの時間間隔が調整器安定化時間よりも長いという条件が満たされているので、すなわち信号JAは「HIGH」に設定されているので、修正ジャンプの前にアドレス情報項目の掃引が依然として待たれない。この場合には、トラック調整器10が事前に閉じられることなしに、修正ジャンプが開始される。その結果、
d)トラック極性(溝/ランド)がジャンプ先と同一であるという条件も、次のアドレス情報項目に達する前に満たされる。そのために、加速パルスおよび制動パルスがアクチュエータに加えられる。同時に、トラック極性が移動先トラックに従って設定される。アクチュエータ2の加速パルスの長さΔt1は、信号G/LまたはTE最大値検出器7によって定められる。制動パルスの長さΔt3は、TZCのエッジに適応される。
図5の場合、アクチュエータ2の運動エネルギーは、修正ジャンプの開始前にトラック調整器10を瞬間的に閉じることで減少されなかったので、一般に、アクチュエータ2を移動先トラックまで動かすために、異なるパルス長の加速パルスおよび制動パルスが必要である。したがって、最初にトラック調整器を活動化してトラックに対する走査ビームの残留相対速度を減らし、次いで、修正ジャンプを起動するために、図4に略図を示した方法を使用することが有利であるかもしれない。
上の説明は、有用な情報が溝だけに明らかに格納されているが、アドレス情報が同様に時々トラック誤り情報を無効化する媒体に、類似的に適用することができる。トラックに対するアクチュエータ2の瞬時位置は、TE信号のゼロ交差を評価することで検出することができる。走査ビームの位置を監視し、かつTZCのエッジの曖昧さを回避するために、MZC信号を使用することがさらに有利である。走査ビームが1つの書き込まれたトラックから次の書き込まれたトラックに、またはその逆に、変位する場合、TE信号は、このジャンプの間に一度ゼロ交差を有する。走査ビームが2つの書き込まれたトラックの間に正確に位置しているときに、TE振幅のこのゼロ交差が起こる。したがって、ゼロ交差は、トラック中心と次のトラック中心の間の距離の半分を正確に特定する。同時に、信号MZCは、走査ビームが読み出し可能なトラックの中心に位置していないことを示す。言い換えると、1トラックだけの修正ジャンプが行われる場合、第1の場合には、トラック調整回路は開かれ、さらにアクチュエータ2は、TE信号がゼロ交差を通過するまで、加速パルスによって加速される。ゼロ交差から、加速パルスが持続している間は、アクチュエータ2は制動パルスによって減速される。次いで、トラック調整器10を再びオンにすることができる。第2の場合には、トラック調整回路を瞬間的に閉じることなしでも、第2のトラックのTE信号の最初のゼロ交差を待つことができ、次いで、手順は上で述べた通りである。しかし、両方の場合に、修正ジャンプを実行する時間が、次のアドレス情報項目が掃引される前に残っている時間よりも長くないことが保証されるべきである。代替えとして、移動先トラックのTE信号のゼロ交差に達するまで、アクチュエータ2の減速パルスは持続することもできる。次いで、トラック調整器10を再び活動化することができる。
トラック・ジャンプが以下の有用なデータ領域のうちの次のものまたはそのうちの1つでヘッダ領域の掃引後だけに確実に終り、さらに、ヘッダ領域で中断される情報項目がジャンプ制御のために必要とされないことが保証されるならば、ヘッダ領域の前でもトラック・ジャンプを始めることは同様に有利に可能である。データ担体と走査ビームの間の相対速度が非常に高い場合、すなわち、例えば、光ディスクの回転速度が速い場合、またはヘッダ領域が非常に短くおよび/または2つのヘッダ領域間の距離が非常に短い場合がそうである。この場合、ジャンプが有用なデータ領域で始まり、かつ次の有用なデータ領域で確実に終ることができる限り、単一JAは「HIGH」に設定すべきである。条件はこの点で選ばれるか、またはそれに応じて適応されるべきである。
図6は、データが溝トラックだけに存在し、かつ移動先トラックに直ぐに到達されないデータ担体の例を示す。Lトラックは情報を含まないので、溝トラックGだけがここでは識別される。
a)トラック誤り信号TEが有効であり、アドレス情報項目(ヘッダ)が現在掃引されていない、
b)トラック中心が近い(TEがほぼゼロ)、および
c)相対速度が小さいという前提条件は、移動先トラックに達する直ぐ前に既に満たされているので、調整器10は移動先トラックの前のトラックで既に活動化されている。
e)次のアドレス情報項目を横切るまでの時間間隔が調整器安定化時間よりも長いという条件はもはや満たされないので、修正ジャンプの前にアドレス情報項目の掃引が依然として待たれる。その後で、
d’)現在トラックがジャンプ先と同一であるという条件も、修正ジャンプによる前に満たされる。そのために、加速パルスおよび制動パルスがアクチュエータ2に加えられる。アクチュエータ2の加速パルスの長さΔt1は、信号TZCから得られる。制動パルスの長さΔt2は、加速パルスの長さΔt1と同じである。このようにして、トラック・ジャンプは終る。
しかし、この場合にも、全ての5つの条件が同時に満たされる確率が50%ある。そのとき、修正ジャンプなしに直接にジャンプ先に到達することができる。
アドレス情報によってトラック誤り信号TEまたはトラック・ジャンプに必要な他の信号が時々無効化される光学記憶媒体でのトラック・ジャンプは、概説した方法によってより安全に、かつより確実になる。
本発明に従った装置のブロック図を示す図である。 誤り信号TEに対するTZC信号およびMZC信号の位相角の非曖昧性を示す図である。 万一のトラック・ジャンプの場合の信号分布を示す図である。 万一の別のトラック・ジャンプの場合の信号分布を示す図である。 さらに他のトラック・ジャンプの信号分布を示す図である。 まだ別のトラック・ジャンプの信号分布の図である。
符号の説明
1 光学式スキャナ
2 アクチュエータ
3 信号マトリックス
4 アドレス復号器
5 CPU
6 G/L検出器
7 最大値検出器
8 トラック・ゼロ交差検出器
9 ジャンプ時間制御器
10 調整器
11 極性スイッチ
12 アドレス順序時間制御デバイス
13 トラック・ジャンプ計算器
14 比較器
15 トラック計数器
16 トラック・ジャンプ・スーパバイザ
17 トラック横断速度測定デバイス
18 ウィンドウ比較器
TE トラック誤り測定信号
HF データ信号
HFE 下側包絡線
TZC トラック横断信号
MZC ミラー・ゼロ交差信号
G 溝
L ランド
LS 光点

Claims (11)

  1. 一連のアドレス情報項目を含むデータ担体のトラックの走査および/またはデータ担体のトラックへの書込みを行う光学式走査デバイスの位置制御を行う方法であって、
    前記光学式走査デバイスが有用なデータ領域を掃引し、かつアドレス・データ領域を掃引しない場合に、許可信号を与えるステップと、
    前記走査デバイスの光軸と現在掃引されているトラックのトラック中心との間の距離が所定の値よりも小さい場合に、トラック近接信号を与えるステップと、
    前記許可信号および前記トラック近接信号が与えられ、かつ現在掃引されている時点から次のアドレス情報項目が読み出されるまでの時間間隔が、トラック上で前記光学式走査デバイスを安定させるための調整回路における安定化のための所要時間よりも大きい場合にのみ調整回路を閉じるステップとを有する方法。
  2. 前記光学式走査デバイスのトラック横断速度が所定値より下回った場合にのみ、前記調整回路が閉じられる、請求項1に記載の方法。
  3. 現在掃引されているトラックのトラック型、すなわち溝またはランドが、所定の移動先トラックのトラック型と同一であるかどうかに関係なく、前記調整回路が閉じられる、請求項1または2に記載の方法。
  4. トラック・ジャンプを実行するための方法であって、請求項1からのいずれか一項に記載の光学式走査デバイスの位置制御が、トラック・ジャンプの前および/または後に行われる方法。
  5. 前記トラック・ジャンプが、前記光学式走査デバイスから得られた位置信号を使用して時間的に制御される、請求項に記載の方法。
  6. 一連のアドレス情報項目を含むデータ担体のトラックの走査および/またはデータ担体のトラックへの書込みを行う光学式走査デバイスの位置制御を行うための装置であって
    学式走査デバイスが有用なデータ領域またはアドレス・データ領域を掃引するかどうかを指定する許可信号を出力するためのアドレス順序時間制御デバイスと、
    記走査デバイスの光軸と現在掃引されているトラックのトラック中心の間の距離が所定値よりも小さいことを指定するトラック近接信号を出力するためのトラック近接決定デバイスと
    記許可信号及び前記トラック近接信号が与えられ、かつ前記アドレス順序時間制御デバイスが、次のアドレス情報項目が走査されるまでの時間間隔がトラック上で前記光学式走査デバイスを安定させるための調整回路における安定化のための所要時間よりも大きいことを確認した場合にのみ調整回路を閉じるトラック・ジャンプ・スーパバイザとを有する装置。
  7. さらに、前記光学式走査デバイスのトラック横断速度が所定値を超えるかどうかを指定する速度評価信号を出力するためのトラック横断速度測定デバイスの備えがされる、請求項に記載の装置。
  8. 前記トラック近接決定デバイスがウィンドウ比較器を有し、このウィンドウ比較器が、前記走査デバイスの光軸と現在掃引されているトラックのトラック中心との間の距離が所定値より小さいかどうかを確かめるために使用できる、請求項またはに記載の装置。
  9. 前記調整回路が、現在掃引されているトラックのトラック型、すなわち溝またはランドが所定の移動先トラックのトラック型と同一であるかどうかに無関係に閉じられ、さらに、適切であれば、遭遇したトラック型が前記所定の移動先トラックの型に一致しない場合に、前記移動先トラックへの修正ジャンプが行われる、請求項またはに記載の装置。
  10. 光学式走査デバイスおよび請求項からのいずれか一項に記載の位置制御を行うための装置を有してトラック・ジャンプを実行する装置であって、前記光学式走査デバイスの位置制御が、トラック・ジャンプの前および/または後に行われ得る装置。
  11. 前記トラック・ジャンプが、前記光学式走査デバイスから得られる位置信号を使用して時間的に制御される、請求項10に記載の装置。
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